JPS6075249A - 退色した枯渇状態の植物を緑色に発色させる方法 - Google Patents

退色した枯渇状態の植物を緑色に発色させる方法

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JPS6075249A
JPS6075249A JP58179383A JP17938383A JPS6075249A JP S6075249 A JPS6075249 A JP S6075249A JP 58179383 A JP58179383 A JP 58179383A JP 17938383 A JP17938383 A JP 17938383A JP S6075249 A JPS6075249 A JP S6075249A
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Masao Tanuma
田沼 政雄
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  • Confectionery (AREA)
  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、緑色の状態で採集後に退色し、枯渇状態にな
った植物を、採集時の鮮明な緑色に再生させるための植
物の発色方法に関する。
従来、たとえば柏餅、桜餅、笹餌などの餅菓子の包み材
として使用される柏葉、桜葉、笹の葉は、採集後洗浄し
た後、餅菓子の包み材として使用されるが、この処理工
程において退色して枯渇状態となり、採集時の緑色を保
ったままで使用することは不可能であった。
本発明は、この点に鑑み、退色し枯渇状態の植物に特定
の発色剤を使用した発色方法を適用することによシ、使
用時においても採集時の緑色を保った植物を得ることを
目的とする。
この方法によれば、従来のように退色した枯渇状態の葉
を使用することなく、採集時の鮮明な緑色の葉かえられ
るので、餅菓子としての商品価値を著しく高め、購買意
欲を起こさせるというすぐれた効果を奏しうるものであ
る。
すなわち、本発明は、クエン酸と酒石酸の混合物に、少
量の酸化第一鉄を混合してなる発色剤を銅製容器中にて
水に溶解せしめて十分に加熱沸騰させた後、枯渇状態の
植物を浸漬せしめ、さらに沸騰しない程度に加熱を続行
することを特徴とする、退色した枯渇状態の植物を緑色
に発色させる方法である。
クエン酸と酒石酸の混合比率は、クエン酸1に対して酒
石酸1〜3の割合が好ましく、酸化第一鉄は、該混合物
の約O0■%以上であれば十分な発色効果かえられる。
できる。
本発明において適用される枯渇状態の植物とは、自然に
生育している緑の状態で採集したものを指し、自然に枯
れ落ちたものは全く発色せず、本発明でいう枯渇状態の
植物には含まれない。
本発明の重要な特徴は、発色反応を銅製容器中において
行なうことである。 他の容器中ではほとんど発色しな
い。 寸だ、銅製容器中で反応させる代りに、発色剤中
に少量の銅粉末を添加しても、鮮明な発色はえられない
さらに本発明のも1ンン一つの重要な特徴は、水に溶解
させた発色剤を十分加熱沸騰させ、20〜30分後に枯
渇状態の植物を浸漬させ、さらに沸騰しない程度(いわ
ゆるとろ火程度)に加熱を続行することである。
沸騰後すぐに枯渇状態の植物を浸漬したり、浸漬後も?
11i腸状態を続けると発色が斑になったシ鮮明な発色
かえられないなどの整置がある。
次に、実施例によυ本発明の発色方法を詳細に説明する
実施例1゜ クエン酸0.5 q、酒石酸i、5g、酸化第一鉄0.
03gを500ccの水に溶解させ、銅鍋にて20分間
加熱沸騰させた。 これに枯渇状態の柏葉100枚を浸
漬せしめ、とろ火にしてさらに20分間加熱状態を続け
たところ、鮮明な緑色に発色し/ヒ柏葉かえられた。 
これを水洗して、5日間経過しても発色した緑は全く退
色しなかった。
実施例2゜ クエン酸1g、酒石酸1g、酸化第一鉄0.01gを、
300ccの水に溶解させ、銅鍋中にて25分間加熱沸
騰させた。 これに枯渇状態の笹の葉150枚を浸漬せ
しめ、とろ火にしてさらに20分間加熱したところ、鮮
明な緑色に発色した笹の葉かえられた。 これも実施例
1.の柏葉同様、全く退色しなかった。
上記実施例1.で得られた柏葉を、財団法人 日本食品
分析センターに分析依頼し、食品包装材としての安全性
が確かめられた。
(昭和58年7月8日発行 第16061588号 分
析試験成績1) 比較例1゜ クエン酸0.58、酒石酸1.5g、酸化第一鉄0.0
3[!、を、500 ccの水中に溶解させ、銅鍋中に
て加熱した。 沸騰したらただちに枯渇状態の柏葉30
枚を浸漬させ、芒らに20分間沸騰状態を継続し/こと
ころ、柏葉は刺状に発色し、十分々効果かえられなかっ
た。
比較例2゜ クエン酸0.5.、酒石酸1.5g、銅粉0.03gを
500 ccの水に溶解させ、ステンレススチール製の
容器で20分間加熱沸騰させた。 これに枯渇状態の柏
葉を浸漬し、とろ火でさらに20分間加熱を続行したが
、極めて薄い緑色に発色したにとど1す、商品価値とし
ては全く乏しいものであった。
以上、実施例、比較例からも明らかなように、本発明方
法によれば、枯渇状態の植物を採集時の鮮明な緑色に再
生することができる。
特許出願人 田沼政雄 代理人弁理士 土 屋 豊

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. クエン酸と酒石酸の混合物に、少量の酸化第一鉄を混合
    してなる発色剤を、銅製容器中にて水に溶解せしめて十
    分に加熱沸騰させた後、枯渇状態の植物を浸漬せしめ、
    さらに沸騰しない程度に加熱を続行することを特徴とす
    る、退色した枯渇状態の植物を緑色に発色させる方法。
JP58179383A 1983-09-29 1983-09-29 退色した枯渇状態の植物を緑色に発色させる方法 Granted JPS6075249A (ja)

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JPS6075249A true JPS6075249A (ja) 1985-04-27
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007013217A1 (ja) * 2005-07-29 2007-02-01 Aichi Steel Corporation 酸化第一鉄含有組成物及びこれを含有する植物成長促進剤
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JP2008307008A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Toyohiko Sato 植物の緑色を復元しあるいは緑色に保存する方法
JP2011239761A (ja) * 2010-05-15 2011-12-01 Koumura Techno:Kk 緑色植物の熱変色防止の方法及び熱変色しないレトルト食品。

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JP2011239761A (ja) * 2010-05-15 2011-12-01 Koumura Techno:Kk 緑色植物の熱変色防止の方法及び熱変色しないレトルト食品。

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JPH0312867B2 (ja) 1991-02-21

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