JPS6073855A - 文字サイズ可変印字装置 - Google Patents

文字サイズ可変印字装置

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JPS6073855A
JPS6073855A JP18428183A JP18428183A JPS6073855A JP S6073855 A JPS6073855 A JP S6073855A JP 18428183 A JP18428183 A JP 18428183A JP 18428183 A JP18428183 A JP 18428183A JP S6073855 A JPS6073855 A JP S6073855A
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JP
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recording
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Application number
JP18428183A
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English (en)
Inventor
Hideo Matsuda
松田 英男
Mikio Osaki
大崎 幹雄
Yoshiyuki Nakai
嘉之 中井
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Publication of JPS6073855A publication Critical patent/JPS6073855A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J25/00Actions or mechanisms not otherwise provided for
    • B41J25/001Mechanisms for bodily moving print heads or carriages parallel to the paper surface
    • B41J25/003Mechanisms for bodily moving print heads or carriages parallel to the paper surface for changing the angle between a print element array axis and the printing line, e.g. for dot density changes

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の技術分野〉 本発明は文字サイズ可変印字装置の改良に関するもので
あり、更に詳細には記録ヘッドを交換することなしに、
同一の記録ヘッドを傾斜させることによって文字サイズ
を可変にし得るようにしだ印字装置に関するものである
〈発明の技術的背景とその問題点〉 印字要素列を有する記録ヘッドを備えた印字装置におい
て、従来よシ文字サイズを可変にする方法として、例え
ば各文字サイズに応じた複数種類の記録ヘッドを用意し
ておいて、適宜交換するように成した装置が知られてい
る。
例えば、記録ヘッド交換式による文字サイズの変更を熱
転写シリアルプリンタに適用した例を第1図に示してい
る。
第1図は従来の記録ヘッド交換式による文字サイズ可変
の熱転写シリアルプリンタの構造を示す斜視図であり、
第2図は例えば特開昭56−154071号公報及び特
開昭55−158971号公報に示される従来の記録ヘ
ッド着脱機構を示す斜視図である。
上記第1図において、1は記録紙、2は該記録紙1を巻
き掛けて図示しない改行手段によって間欠的に回動され
るプラテン、3は該プラテン2と平行に設けられた一対
のガイド軸、4は該ガイド軸3に懸架されるキャリッジ
、5はタイミンクベルトまたはワイヤであシ、このタイ
ミンクベル1−またはワイヤ5を介して駆動装置(図示
せず)によシキャリッジ5が往復駆動される。
6は上記キャリッジ4に搭載された着脱可能な記録ヘッ
ド(サーマルヘッド)であシ、複数個の発熱素子を所定
間隔で設け、個々の発熱素子に選択的に通電する・こと
によってジュール熱を発生させて、熱転写インクリボン
12に塗布された溶融性インクを溶融させて普通紙1に
転写させて、所望の文字、図形等を普通紙1に印字する
10はインクリボン供給部であり、11はインクリボン
巻取部である。またインクリボン12はその間、普通紙
1と記録ヘッド6の間に導かれている。
キャリッジ4の往動時に記録ヘッド6はバネ(図示せず
)によって、プラテン2側にイ」勢されており、インク
リボン12と記録紙1を介してプラテン2に圧着しなが
ら、熱転写記録が行なわれる。
記録後の使用済みインクリボン12はインクリボン巻取
装置(図示せず)によりキャリッジリターン時(復動時
)にその行の記録した長さだけ巻取られる。従ってキャ
リッジリターン時には記録ヘッド6はプラテン2から記
録ヘッドリフト装置(図示せず)によシ離隔されている
以上のように構成された従来qシリアル印字方式の熱転
写記録装置(インクリボン据え置き型)において、文字
サイズを替える場合にはまず記録ヘッド6を記録ヘッド
ホルダ、7から引き抜く(第2図参照)。次に発熱素子
サイズ及びピッチの異なる他の記録ヘッド6を装着する
。記録ヘッド6には各発熱素子の共通端子及び各信号端
子の他に文字サイズ検出用端子が備えられておシ、この
検出用端子によって装着している記録ヘッド6の文字サ
イズを検出して、各文字サイズに対応したキャリッジ移
動速度によってキャリッジ4を往動させて記録を行なう
。この場合文字の縦の長さは記録ヘッド6の各発熱素子
のピッチで決まり、文字の横の長さはキャリッジ移動速
度で決捷ることになる。
しかしながら、従来のこの種の装置では、各文字サイズ
ごとに記録ヘッド6が異なるため、高価な各種記録ヘッ
ド6を備えておく必要があり、寸だ記録へyドロの交換
も煩わしく、取り扱いにも注意を要する等の問題があっ
た。
〈発明の目的〉 ′本発明は上記従来の問題点を解消し、記録ヘッドを交
換することなく同一の記録ヘッドにより各種文字サイズ
の記録を可能にしだ文字サイズ可変印字装置を提供する
ことを目的とするものであり、この目的を達成するため
、本発明は印字要素列を有する記録ヘッドを搭載したキ
ャリッジと平行に、紙送り方向と直角に往復動させ、前
記の記録ヘッドによシ記録紙に印字する印字装置におい
て、文字サイズを設定する文字サイズ設定手段と、この
文字サイズ設定手段に応じて前記の記録ヘッドを傾斜さ
せて前記の印字要素列を傾ける傾斜角選択手段と、前記
の設定された文字サイズに対応して印字動作のタイミン
クを制御する印字タイミンク制御手段とを備えて所望の
文字サイズを選択して印字せしめるように構成されてい
る。
〈発明の実施例〉 以下、本発明を熱転写シリアルプリンタに適用した例を
実施例に挙げて図面と共に詳細に説明する。
第3図は本発明を実施した文字サイズ可変熱転写シリ妄
ルプリンタの構成を示す部分斜視図であリ、第1図と同
一部分は同一符号で示している。
第3図において、1は記録紙(普通紙)、2はこの記録
紙(普通紙)1を巻き掛けて図示しない改行手段によっ
て間欠的に回動される紙送りローラを兼ねたプラテン、
3はこのプラテン2と平行に設けられた一対のガイド軸
、4はこの一対のガイド軸3に往復動可能に懸架される
キャリッジ、6はこのキャリッジ4に搭載された記録ヘ
ッド、7は記録ヘッドホルダーである。
また本装置はモータ15によって駆動される後述の如き
記録ヘッド傾斜角選択装置を備え、更に前記のギヤリッ
ジ4を往復動させる駆動装置(図示せず)と、インクリ
ボン送り装置とを備えている。
なお、記録ヘッド6は傾斜角可変に設けられており、任
意の文字サイズ設定に応じて、自動的に記録ヘッド6の
傾斜角が替わるように構成されている。 ・ 次にこの傾斜角選択装置について第4図(a)及び、(
b)を参照して説明する。
第4図(a)及び(b)はそれぞれ本発明の記録ヘッド
の傾斜角選択装置の構成を示す図である。
同図において、記録ヘッド6は記録ヘッドホルダ7に挿
通されており、第1のビン8により記録ヘッド7にキャ
リッジ移動方向に回転自在に取付けられている。第1の
ビン8は発熱素子列20(第5図)に出来るだけ近接し
て設けられている。これは記録ヘッド7を第1のビン8
を支点として回転させるため、第5図に示すように記録
ヘッド6を傾斜させたときに発熱素子列20が距離Δy
だけ初期位置から離れる。このΔyの値が大き過ぎると
、プラテン2と発熱素子20の位置が対応しなくなシ、
転写記録が出来なくなる為である。
また記録ヘッド6には、更に第2のビン9が発熱素子2
0から離れた位置に固定して設けられており、この第2
のビン9はキャリッジ4の移動方向と平行にスライド可
能にキャリッジ4に取イマ1けられたラックギア13と
連結されている。またラックギア13はキャリッジ4に
取付けられたモー久J5によって回転駆動されるピニオ
ンギア14とかみ合っており、モータ15によってラッ
クギア13をスライドさせて記録ヘッドを傾斜させるよ
うに構成されている。
また、本装置は後述するようにキーボードあるいは文字
サイズ選択スイッチ等の文字サイズ設定手段が設けられ
ておシ、この文字サイズ設定手段によって任意に選択し
た文字サイズから記録ヘッドの傾斜角を割出してモ〜り
15を所定数回転させて自動的に記録ヘッド6を傾斜さ
せる。
即ち、第5図に示すように傾斜角α0の場合、傾斜角O
0の時の標準文字高さ、換言すれば発熱素子列20の長
さをdとすると、文字高さlはd=acosα で表わされる。
例えば、発熱素子列20の長さく標準文字高さ)が12
ポイントとすると、文字サイズ設定手段によって次表の
ような文字サイズが選択されると、本装置はそれぞれ対
応した傾斜角αに近似した値までモータ15によって記
録ヘッドを回転して傾ける。
(注;1ポイント−0,3514朋) なお、記録ヘッド6の傾斜によって、第1番目の発熱素
子21と第N番目の発熱素子との間に、キャリッジ4の
移動方向、即ち図中X方向にも隔りX=dsinαが生
じる。したがって、このまま傾斜角α−00の時と同じ
印加タイミングで記録を行なうと、印字結果も傾いたも
のとなってし1う。
これを補正する為に本装置においては後述する如き印字
タイミング制御手段を備えている。また文字高さlの変
更に伴なって文字幅すを変更する必要があるが、この補
正は後述する如く2種類の方法があり、この他、位置ず
れ補正(X方向、Y方向)も必要となる。
これらの補正を行なうためには、記録ヘッド60傾斜角
の情報を必要とするが、この傾斜角情報は文字サイズ設
定手段によシ選択された文字サイズに対応して出力され
る信号にもとすいて得られる。
次にまず位置古・・れ補正から説明する。
第5図に示すように記録ヘッド6が傾斜すると、初期状
態、即ち傾斜角0°のときと比べてΔX、Δyだけ位置
計れが生じる。
全支点である第1のピン8から第N番目の発熱素子22
までの距離をSとし、支点と第N番目の発熱素子22を
結ぶ線の水平軸に対する角iν0とすると、ΔX、Δy
はそれぞれ次式のようになる。
Δx = S (cos(β−α)−cosβ) ・・
(1)ΔY=S(sinβ−5in(β−α] −=・
(2)ΔX補正については、記録開始タイミングをΔt
だけ遅らせて、キャリッジ4がΔXだけ行き過ぎてから
記録開始を行なえばよい。なお、この場合のΔtは次式
よシ算出される。
Δt−シく 一1’v [cos (β−α) −cosβ) ・・
・・(3)(但し、■はキャリッジ速度) まだΔy袖正については初期状態において、紙送り機構
(図示せず)によりΔyに近似した値だけ記録紙1をバ
ックさせれば良い。ただし、ΔX。
Δyともに値が小さいため位置ずれ補正は省略しても実
用的には差し支えない。
次に文字幅補正について説明する。
令弟6図において、キーボード61等の文字サイズ設定
手段より所望の文字サイズ情報(例えば文字サイズ)を
入力すると、この入力に応じてCPU62は記録ヘッド
6を傾斜すべき傾斜角αに対応した数の駆動ステップパ
ルスをヘット′モータドライバ63に与えてモータ15
を所定角度回転させて記録ヘッド6の傾斜角を文字サイ
ズに応じて変える。また上記CPU62からは選択され
た文字サイズ指定に応じた角度ステータス信号が出力さ
れる。
このように記録ヘッド6の傾斜角を変えることによって
文字高さlを変更しても、文字幅すが常に一定では文字
サイズ可変とは言いがたい。従って文字高さlに対応し
て文字幅すを変える必要が生じるが、この文字幅すを変
える方法には次の2種類の方法がある。
(I) キャリッジ速度コントロール法この方法はサー
マルヘッドの駆動周期Tを一定にして、キャリッジ4の
移動速度を変える方法であり、キャリッジ速度を遅くす
れば文字幅すは小さくなる。
第7図はキャリッジ速度コントロール法を実現する場合
のコントロール機能を備えた動作タイミング制御手段の
一例を示すブロック図である。
同図において、71は中火処理装置(CPU、第6図の
CPU62に対応)であシ、とのCP U 71には前
記した文字サイズ設定手段61(キーボード等)からの
文字サイズ指定信号が入力され、この文字サイズ指定信
号に応じてCPU71は上記表に示した傾斜角に対応し
た角度ステータス信号を周波数変換回路72に送る。
周波数変換回路72では各記録ヘッド傾斜角α(文字サ
イズ指定信号)に対応した駆動周波数がそれぞれ設定さ
れており、(:PU71がらの角度ステータヌ信号によ
り駆動周波数fが選択され、この駆動周波数fがキャリ
ッジモータドライバ73に与えられて、このキャリッジ
モータドライバ73によってキャリッジモータ74が駆
動される。
今、記録ヘッド6の傾斜角がσ0のとき、サーマルヘッ
ド駆動周期をT、文字幅をb、文字間スベ〜ヌをr(文
字ピッチP=b+r )とすると、キャリッジ移動速度
Vは次式(4)でめられる。
v−1/rIT −(b + r〆□ ・・・ (4) ただし、nはキャラクタを構成しているドツト7トリク
ヌ ある。
て縦長とする)、上記(4)式は次式のようになる。
v = ((J +rシ1□ −(dcos″+1〆T ・・・ ・・(5)従って、
駆動周波数fは (ただしDはプーリピッチ径) となシ、この(6)式に従って各傾斜角αの駆動周波数
fが周波数変換回路72よシ出力される。
このように、上記(6)式において変数はαのみであり
、後は定数であるため、文字サイズが指定されれば傾斜
角αが決定され、この傾斜角αの決定によって文字サイ
ズに対応したキャリッジ速度Vが上記(6)式から決定
される。
今、傾斜角αのキャリッジ速度Vを傾斜角0゜の時のキ
ャリッジ速度V。と比較すると次式のようになる。
そして、上記第7図に示したキャリッジ速度コントロー
ルのブロック構成によって、(7)式による速度比でも
ってキャリッジ4を駆動し、文字高さlに対応した文字
幅すを得る。
田)サーマルヘッド駆動周期コントロール法この方法は
、キャリッジ速度Vを一定にしてサーマルヘッド駆動周
期Tを変化させる方法であり、サーマルヘッドの駆動周
期Tを短くすれば文字幅すは小さくなる。
第8図はサーマルヘッド駆動周期コントロール法を実現
する場合のコントロール機能を備えた動作タイミング制
御手段の一例を示すブロック図である。
同図において、81は中央処理装置(CPU。
第6図のCPU62に対応)であり、このCPU81に
は前記した文字サイズ設定手段61(キーボード等)か
らの文字サイズ指定信号が入力され、この文字サイズ指
定信号に応じてCPU81は上記した表に示した傾斜角
に対応した角度ステータス信号を周波数選択回路82に
送る。
周波数選択回路82では、各記録ヘッド傾斜角α(文字
サイズ指定信号)に対応した駆動周波数Fが設定されて
おり、CPU81からの角度ステータス信号によシ駆動
周波数Fが選択され、この駆動周波数Fがヘッドドライ
バ83に与えられて、記録ヘッド6が駆動される。
今、記録ヘッド6の傾斜角がα0の時、キャリッジ速度
をVとし、文字幅b、文字間ヌベースをr(文字ピッチ
P=b+r )とすると、サーマルヘッド駆動周期Tは
次式のようになる。
T=(b+r/v (8) ただし、nはキャラクタを構成しているドットマトリク
ヌ(NXn)の横方向 の数である。
ここで文字幅すが文字高さlに等しいとすれば」−記の
(8)式は次式のようになる。
T = (1+ r〆9 =(dcosα+r/v ・・・・・・・・・・・(9
)従って、駆動周波数Fは F=− となり、との0()式に従って周波数選択回路82よシ
設定された文字サイズに対応した駆動周波数が出力され
る。
このように、上記の00式において、変数はαのみであ
り、文字サイズが指定されれば傾斜角αが決定され、こ
の傾斜角αの決定によって文字サイズに対応したサーマ
ルヘッド駆動周期Tが上記(10式から決定される。
今、傾斜角αのサーマルヘッド駆動周期Tを傾斜角0°
のときのサーマルヘッド駆動周期T。と比較すると次式
のようになる。
そして、」二記第8図に示しだサーマルへy l−駆動
周期コントロールのブロック構成により、(11)式に
よる周期比でもってサーマルヘッド駆動周期を短くし、
文字高さlに対応した文字幅すが得られる。
なお、サーマルヘッド駆動周期Tには限界値が存在し、
最小文字サイズとサーマルヘッド駆動周期Tの最小値を
対応させて、初期状態すなわち記録ヘッド6の傾斜角0
°のときの標準サーマルヘッド駆動周期T。を逆算して
決定する必要がある。
次に印字結果の傾き補正について説明する。
前述のように発熱素子列20が傾いているため、各発熱
素子に同一のタイミングで発熱信号を印加すれば、当然
印字結果も傾いてしまう。従って第N番目の発熱素子2
2から第1番目の発熱素子21までの印加タイミングを
順次ずらせるように成す。
各発熱素子への印加信号の遅延時間tiは設定された文
字サイズに対応した記録ヘッド6の傾斜角α0によって
決まる。即ち、記録ヘッド6の傾斜角α0の時、第N番
目の発熱素子22から第1番目の発熱素子までのX方向
の隔シは次式でめられる。
これをキャリッジ速度Vで割れば、第1番目の発熱素子
への印加信号の遅延時間tiがまる。
上式より各発熱素子への印加信号の遅延時間t1〜tN
を設定された文字サイズに対応した記録ヘッドの各傾斜
角ごとにめることができ、各発熱素子への印加信号を順
次tiだけづつ遅延させることによって傾きの補正が実
現される。
第9図は、この傾き補正を実現するだめのブロック構成
図である。
第9図において、91は中央処理装置(CP U。
第6図のCPU62に対応)、92はキャラクタジェネ
レータ(CG)、93は遅延時間の設定可能な遅延回路
手段、94はヘッドドライバーであり、キャラクタジェ
ネレータ92からは各発熱素子の印加信号がデータとし
て出力され、この信号が遅延回路手段93によって各々
tiづつ遅延せられる。即ち、遅延時間tl、は上記の
04式に示したように記録ヘッド6の傾斜角αによって
変化することになるが、遅延回路手段93はCPU91
から送られて来る設定された文字サイズに対応した決定
された傾斜角αを示す角度ステータス信号にもとすいて
基本となる遅延時間を決定する、そして入力されるデー
タ信号を各々遅延させてヘッドドライバー94に与えて
記録ヘッド6の各発熱素子を駆動して文字の傾き補正を
行なう。
第10図は各々の印加信号の遅延時間を示したタイミン
グ図である。
上記した式α東より明らかなようにN番目の発熱素子の
印加信号は遅延させる必要がない。まだN−1番目の発
熱素子の印加信号の遅延時間を1.とすると、式α躯よ
りN−2番目の発熱素子の印加信号の遅延時間は1. 
02倍となシ、同様にしてN−3番目の発熱素子の印加
信号の遅延時間はtlの3倍、N−4番目のそれは4倍
、N−1番目のそれはi倍、2香目のそれはN−2倍、
1番目のそれはN−1倍になる。このように各発熱素子
の印加信号の遅延時間は第10図に示すようにN−1番
目の発熱素子の遅延時間の整数倍となっている。
第11図は上記遅延回路手段93の具体的な構成例を示
すブロック図である。
第11図において、Cα1〜Cα、nはクロック発生回
路、Ml及びM2はマルチプレクサ、SR+〜S Rn
−1はシフトレシヌタであり、前記クロック発生回路c
ctl−cαmは各々CPC91(第9図)から送られ
て来る設定された文字サイズに対応したヘッド回転角(
角度ステータス信号)αに応じた周期のクロックを発生
する回路であり、この周期はN−1番目の発熱素子の印
加信号の遅延時間に設定されている。まだこのクロック
発生回路Cc1.1〜Cヶ□は各々印字同期信号で同期
がとられており、印字ラインが替わる毎にクロック発生
回路Cα1〜Cα□をリセットして、文字の水平方向の
ずれを無くするように成している。
またクロック発生回路Cα1〜Cα111から出力され
る各クロック信号は、マルチプレクサM1によって選択
されてシフトレジスタSRI〜S Rn−+の各々にク
ロック入力として送られる。マルチプレクサM1はCP
U91 (第9図)からのヘッド回転角(角度ステーク
ヌ信号)αによって設定された文字サイズに応じたクロ
ックを選択する。なお、上記各クロック発生回路Cct
l−CCtn1 の各々では各文字サイズに対応した傾
斜角αに応じたN−1番目の発熱素子の印加信号の遅延
時間t1を周期とするクロックが作成されている。
シフトレジスタS Rn−i はiピッ1−構成であり
、シフトレジスタSRIでは入力信号がn−1クロック
時間遅延して出力され、シフトレジスタSRn i で
は入力信号がiクロック時間遅延されて出力されること
になる。
第12図は第11図に示したシフトレジスタS R+〜
SRn 、のタイミング図である。
第12図において、クロック入力(a)が第11図のク
ロック発生回路CCt1〜C(:tmで作られてマルチ
プレクサM1によって選択されたクロックであり、第1
1図におけるCGからのデータが第12図におけるデー
タ入力(b)に対応しており、このCGからのデータが
発熱素子への印加信号として各々シフトレジスタSR+
〜SRn 、によって遅延されて出力される。
即ち、第12図においてデータ出力Q。−1はデータ入
力(b)よりクロックの周期t、たけ遅れておシ、また
データ出ノアQn−2はその2倍、Qn−3はその3倍
というように、各々クロック人力t1の整数倍だけ遅れ
ていることになる。
各発熱素子の印加信号の遅延時間はN−1@llの発熱
素子の印加信号の遅延時間の整数倍になっていることは
前述したilIりであるが、このことによりN−1番1
」の発熱素子の遅延入力をクロック人力に選択すること
により、各発熱素子の印加信、号を式(l→のf]nだ
け遅延させることがHf能となる。
なお、マルチプレクサM2は記録ヘッド6の傾斜角αが
10」の場合に、CGからのデータD1〜D、、を直接
ヘッドドライバー94に送出するためのものであり、マ
ルチプレクサM2に制御信号として入力されているヘッ
ド回転角αはマルチプレクサM+に入力されている角度
ヌデータヌ信号と同じものである。
また第11図において、CGからのデータD1は第1番
目の発熱素子の印加信号であり、またD2゜D3+・・
・Dnはそれぞれ2番目、3番目、・・・、N番目の発
熱素子の印加信号を示している。
なお、第11図においてt2は遅延時間の誤差を表わし
ている。この誤差はクロック入力の立上りで各シフトレ
ジスタSRI〜5Rn−,をシフ1−するために生ずる
ものであり、クロック人力の周波数を整数倍にしてその
数だけシフトシたデータ出力を用いるようにすれば誤差
は小さくなる。例えば第12図において、遅延させたい
周期の3分の1のクロックをクロック入力とすれば、デ
ータ出力Qn−1はクロック入力の周期の3倍、即ち遅
延させたい周期だけ遅れ、遅延時間の誤差を贋にするこ
とが出来る。なお、この場合シフトレジスタの使用ビッ
ト数は多くなる。
上記第11図に示した例においてはシフトレジスタを用
いているがフリップフロップ構成にしてもよい。。
このようにして、第9図及び第11図に示した印加タイ
ミングコントロール機能プロ・ツク構成により記録ヘッ
ド6の傾斜角を文字サイズの設定動作に応じて変更して
も、印字結果が傾くことなく、正常な字体が得られる。
なお、上記実施例においては、インクリボン据置型につ
いて説明したが、インクリボン搭載型(キャリッジ4上
にインクリボンを搭載する方式)の熱転写シリアルプリ
ンタに適用でき、まだ熱転写プリンタに限定されること
なく、通常のサーマルプリンタ、@庄プリンタ等印字要
素列を備えたプリンタにも適用できるのは言うまでもな
い。
まだ」二記実施例においては文字サイズ設定手段によっ
て文字サイズを設定することによりモータ駆動等によっ
て記録ヘッドを自動的に傾斜させるように成しているが
、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば実施
例におけるラックギアをスライドレバー等に代え、この
ヌライト゛レバーを手動でスライドさせて記録ヘッド6
の傾斜角を選択するように成してもよい。なお、この場
合記録ヘッド6の傾斜角を検知する傾斜角検知手段を設
けて該検知手段の検知信号を文字サイズ指定信号に代え
てCPU62等に入力する必要がある。
また上記実施例においては各印字タイミング制御手段を
ハード構成で実現した例について説明したが本発明はこ
れに限定されることなく、例えばマイクロコンピュータ
を用いて式(3)、式(6)、弐〇〇及び弐〇に示す如
き各補正をプログラム制御によって実現するように成し
ても良いことは言うまでもない。
更に、例えば文字サイズ設定手段を実施例の如く、キー
ボード入力等に限定することなく印字データに文字サイ
ズ指定信号を附加、挿入するようになしてもよい。この
場合には最近のように日本語ワードプロセッサの普及に
より、文字サイズ可変の要求が多いものにおいて、一つ
の文章(文書)中において異なる文字サイズが混在して
いる場合にも極めて容易に対応することが出来る。
〈発明の効果〉 以上のように本発明によれば、文字サイズを設定する文
字サイズ設定手段と、この文字サイズ設定手段に応じて
記録ヘッドを傾斜させて、印字要素列を傾ける傾斜角選
択手段と、設定された文字サイズに対応して印字動作の
タイミングを制御する印字タイミング制御手段とを備え
るように文字サイズ可変印字装置が構成されているため
、同一の記録ヘッドによって何種類もの文字サイズを印
字結果が傾くことなく得ることが出来る。また本発明に
よれば一文章中に異なる文字サイズが混在している場合
にも、従来のように記録ヘッドを交換する必要がないた
め極めて容易に対応することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の記録ヘッド交換式による文字ザイズ可変
の熱転写シリアルプリンタの構成を示す斜視図、第2図
は記録ヘッド交換のだめの着脱機構を示す斜視図、第3
図は本発明を実施した文字サイズ可変熱転写シリアルプ
リンタの部分構成を示す斜視図、第4図は本発明の記録
ヘッドの傾斜角選択装置の構成を示す図、第5図は本発
明により記録ヘッドを傾斜させた場合の発熱素子部分の
拡大図、第6図は文字サイズ指定のためのグロック構成
図、第7図はキャリッジ速度コントロール法を実現する
場合のブロック構成図、第8図はサーマルヘッド駆動周
期コントロール法を実現する場合のブロック構成図、第
9図は傾き補正を実施するだめのブロック構成図、第1
0図は各印加信号の遅延時間を示したタイミング図、第
11図は遅延回路手段の具体的な構成例を示すブロック
図、第12図はシフトレジスタの入出力信号のタイミン
グ図である。 1・記録紙、2・・・プラテン、4・・・キャリッジ、
6・・・記録ヘッド、7・・・記録ヘンドホルタ、13
・・・ラックギア、14・・・ビニオンギア、 15・
・・記録へνF傾斜角変更用モータ、20・・・発熱素
子列、 α・・・記録ヘッド傾斜角、61・・・キーボ
ード等文字サイズ設定手段、93・・・遅延回路。 一:′ −,)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l、 印字要素列を有する記録ヘッドを搭載したキャリ
    ッジと平行に、紙送り方向と直角に往復動させ、前記記
    録ヘッドによシ記録紙に印字する印字装置において、 文字サイズを設定する文字サイズ設定手段と、前記文字
    サイズ設定手段に応じて前記記録ヘッドを傾斜させて、
    前記印字要素列を傾ける傾斜角選択手段と、 前記設定された文字サイズに対応して印字動作のタイミ
    ングを制御する印字タイミング制御手段と を備えたことを特徴とする文字可変印字装置。 2 前記印字タイミング制御手段は前記印字要素列の各
    傾斜角に対応して個々の印字要素の動作タイミングを制
    御する手段を有してなる特許請求の範囲第1項記載の文
    字サイズ可変印字装置。 8、 前記印字タイミング制御手段は文字幅を制御する
    キャリッジ速度制御手段を有してなる特許請求の範囲第
    1項記載の文字サイズ可変印字装置。 生 前記印字タイミング制御手段は文字幅を制御する印
    加周期制御手段を有してなる特許請求の範囲第1項記載
    の文字サイズ可変印字装置。
JP18428183A 1983-09-30 1983-09-30 文字サイズ可変印字装置 Pending JPS6073855A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02269059A (ja) * 1989-04-11 1990-11-02 Nec Corp プリンタの印字ヘッド制御装置
JPH0640083A (ja) * 1992-07-23 1994-02-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 印字ヘッド制御装置
JPH08132678A (ja) * 1994-11-07 1996-05-28 Seikosha Co Ltd 印刷装置

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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