JPS6072885A - トリフルオロベンゾイル化合物類 - Google Patents

トリフルオロベンゾイル化合物類

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JPS6072885A
JPS6072885A JP17977483A JP17977483A JPS6072885A JP S6072885 A JPS6072885 A JP S6072885A JP 17977483 A JP17977483 A JP 17977483A JP 17977483 A JP17977483 A JP 17977483A JP S6072885 A JPS6072885 A JP S6072885A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規かつ極めて優れた抗菌活性を示す一般式
(I) (式中ではハロゲン原子を Blは水素または低級アル
キル基を B2は低級アルキル基、アセチル基、カルバ
モイル基またはシアノ基を意味する)で表わされる化合
物に関するものである。
1−シクロプロピル−6−フルオロ−7−(1−ピペラ
ジニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−8
−カルボン酸はBay09867のコード名で知られ、
広範かつ非常に強力な抗菌活性を有する化合物である(
特開昭58−74667号公報参照)。しかし、この化
合物はヒトにおいてバイオアベイラビリティ−が若干悪
く、血中濃度が低い欠点がある。
本発明者は、さらに優れた化合物を見出すべく鋭意検討
した結果この発明を完成した。
本発明の化合物(I)は次の反応式で例示する方法で製
造される。
(X’、R1およびR2は前記に同じ。rはハロゲン原
子を意味する) スナワち、1−シクロプロピル−6,7−ジハpゲノー
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−8−カルボン
酸(n)に2−置換ピペラジン(Jl)を反応させると
収率良く目的化合物(I)が得られる。
反応は、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド
、ピリジン、トルエンの如き溶媒中で行なうことができ
、50〜150°C好ましくは80〜120℃の温度範
囲で反応を行なうと80分乃至5時間9適常は80分乃
至2時間で化合物(I)が生成する。
化合物(1)の塩としては、メタンスルホン酸。
酢酸、グルコン酸、グルタミン酸の如き有機酸との塩、
もしくは塩酸、硫酸の如き無機酸との塩およびナトリウ
ム、カリウム、カルシウム。
バリウムの如きアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属
との塩が具体例として挙げられる。化合物(1)は、ま
た水和物としても存在し得る。従がって、この様な塩も
当然本発明に包含され。
又、吸収されて代謝的に(1)を生ずる様な形態の化合
物(例えばプロドラッグ)も当然包含される。
本発明の化合物は医薬のみならず動物および魚類薬2食
品防腐剤、さらには外用殺、画側および消毒剤として有
用であり1種々の形態により使用し得る。
本発明化合物の合成に原料として使用する化合物(It
)の製法の一例を反応式で示して説明する。
(1) (2) (B) (4) (哲) (7) (η′ン (8) (4) (IQ) (式中Xはハロゲン原子例えばBr、Fを意味する。以
下はX−Fについて説明する) すなわち、1−プロモー2.4.5−)リフルオロベン
ゼン(1)を、少過剰のシアン化第−銅とN−メチルピ
ロリドンあるいはジメチルホルムアミドの如き極性溶媒
中で2乃至5時間加熱反応させ、無色液体の2.4.5
−)リフルオロベンゾニトリル(2)を得る。これを濃
硫酸中で加熱攪拌してアミド体(8)とし、これを精製
することなく濃硫酸−亜硝酸ソーダ水溶液と加熱処理す
ると 5− 2.4.5−)リフルオロ安息香酸(4)が生成する。
このものを塩化チオニルで処理して2,4.5−)リフ
ルオロベンゾイルクロリド(5)となす。マグネシウム
エトキシドとマロン酸ジエチルから合成した試薬(6)
にクロリド(5)を加えて反応させて2.4.5−)リ
フルオロベンゾイルマリン酸ジエチルエステル(7)を
製する。これを、触媒量のp−トルエンスルホン酸と、
ジオキサンの如き溶媒中で20乃至80時間還流すると
2.4.5−)リフルオpベンゾイル酢酸エチルエステ
ル(ケト−エノールの混合物)(8)が得られる。これ
を。
オルトギ酸エチルと無水酢酸中で反応させて8−エ)キ
シ−2−(2,4,5−)リフルオリベンゾイル)アク
リル酸エチルエステル(9)とした後単離することなく
、これにシクロプロピルアミンを室温下で加えて攪拌反
応させる。生成した8−シクロプロピルアミノ−2−(
2,4,5−トリフルオロベンゾイル)アクリル酸エチ
ルエステル00)を無水ジオキサン等の溶媒に溶解し、
水素化ナトリウムを加えて80分乃至2時間加熱 6− 還流すると1−シクロプロピル−6,7−ジフルオロ−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸エチルエステル01)が得られる。
これを加水分解し、目的とした原料化合物(TI)が製
造される。
本発明の化合物の抗菌活性を特開昭58−74667号
公報の化合物を対照として示す。
なお、試験方法は日本化学療法学会指定の方法に準じた
表:最小発育阻止濃度(MI a > (n/vd )
化合物(A):実施例1の化合物 化合物g3):特開昭58−74667の実施例8の化
合物 化合物(C);特開昭58−74667の実施例1の化
合物 本発明化合物の抗菌活性は、対照化合物とほぼ同等で、
極めて優れたものである。さらに。
本発明の化合物のクロロホルムと燐酸緩衝液(pH7,
4)に対する分配係数をめると、好ましい範囲の値であ
り、脂溶性と水溶性のバランスが良いことが認められる
。従って、これらの化合物は腸管からの吸収が良く、良
好な血中濃度が期待でき対照化合物に比較しても極めて
優れた化合物である。
次に参考例および実施例により本発明を説明する。
参考例 (1)1−ブロモ−2,4,5−)リフルオロベンゼン
(1) 119およびシアン化第−銅69のN−メチル
ピロリドン懸濁液を封管中、浴温170〜190℃で4
時間反応させる。懸濁液は黒褐色に着色し、溶液となる
。反応液にベンゼン500−を加えて析出物を濾去し、
濾液にさらにベンゼン5001t/を加え、水11(8
00゜800.400m)と分配し、N−メチルビ四リ
ドンを除去する。ベンゼン層を乾燥後、ベンゼンを減圧
情夫して得た油状残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーに付し、ベンゼン溶出物として透明液体の2.4
.5−)リフルオロベンゾニトリル5,8gを得る。
7.05〜7.85 (In、 m、 0a−H)−〇
 − 7,40〜7.66 (IL m、 0a−H)元素分
析値 ωH2F3Nとして 計算値 0 54.55. H1,80,N 9.09
分析値 Q 54.41. H1,84,N 8.1)
1(2)このものの5.89を80%硫酸20−に溶解
し、80分加熱還流する。冷後反応液を氷水中に注ぎ、
酢酸エチルで抽出する。芒硝乾燥後溶媒を留去すると2
.4.5−)リフルオロベンズ−rミド5.829(x
nνCHC”(cm−’) : 8540゜ntkK 8410(Na)、1675(0−0)、融点118〜
115℃)が得られる。これを精製することなく濃硫酸
8.1艷に溶解し、氷水冷下亜硝酸ソーダ8.8gの水
溶液18−をゆっくり滴下する。滴下後水浴にて80分
加熱し、冷後りロpホルムで抽出し、芒硝乾燥後溶媒を
留去すると2.4.5−トリフルオロ安息香酸5.16
g(融点95.5〜96.5℃)が得られる。
I Ru、O?O,′a (cmカニ 8450〜25
00(OI()。
1705(0−0) IO− 6.90〜”7−25 (IL m、 Oa H)7.
71〜8.00 (LH,m、 Os −H)11.0
5 (LH2s + OOOH)元素分析値 C比F3
ωとして 計算値 0 47.75. H1,72分析値 047
.70. H1,64 (3) 2.4.5−トリフルオロ安息香酸8.49お
よび塩化チオニル10−を無水ベンゼン20−に加え2
時間還流する。溶媒留去後、8回ベンゼンを加え過剰の
塩化チオニルを共沸にで留去し。
2.4.5−トリフルオロベンゾイルクuIJドとする
。一方、マグネシウムエトキシド2.2gおよびマロン
酸ジエチル8.19の無水エーテル8〇−の懸濁液を1
時間還流し、冷後この懸濁液を攪拌しつつこれに先に得
られた酸りpリドの無水エーテル溶液15−を滴下し、
室温で1時間攪拌する。反応後着塩酸酸性とし、酢酸エ
チル15(la/(50X8)で抽出し、芒硝乾燥し。
溶媒を留去する。得られた残渣をジオキサン5 otn
tニ溶%L、、 触s量のp−)ルエンスルボン酸を加
え、24時間還流する。冷後反応液を炭酸水素ナトリウ
ム水溶液で中和し、クロロホルム200−で抽出する。
クロロホルム抽出液を芒硝乾燥後溶媒留去し、残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ベンゼン溶
出物として2,4.5−)リフルオロベンゾイル酢酸エ
チルエステルg、19t−得ル。
IRp:”、’、”cm−’ : 1785and16
90(0−0)NMRδ0DOh 。
ppm ’ 1.27 (4x 8H,t、 J−6,5Hz、 +
xOHOHa )1.86 (4X8H,t、 J−6
,5Hz、 −)XOH20Hs )8.95 (4x
 2H,d、 J−8,2Hz、 COOHgOCoo
H)4.22 (4x 2H,q、 J−6,5Hz、
 4x −0H20H3)4.28 (4x2H,q、
 J−6,5Hz、 4X−OH2c迅)6.88〜7
.20 (LH,m、 0a−H)7.55〜7.90
 (IH,m、 0s−H)12.69 (4H,s、
−〇旦) 元素分析値 011Hζハ3として 計算値 C58,67、H8,69 分析値 0 53.91. H8,77(4)前段階で
得たケトエステル体1.86gおよびオルトギ酸エチル
l−の無水酢酸溶液5.1−を1時間加熱還流する。溶
媒を減圧留去後、残渣を減圧にて充分乾燥した後、無水
ジクロルメタン10−に溶解し、室温でシクロプロピル
アミン0.4−を加え、1時間攪拌する。溶媒留去後減
圧にて乾燥し、得られた残渣を無水ジオキサン3Qw+
tに溶解し、50%水素化ナトリウム270119を加
え、1時間加熱還流する。冷後反応液を希壇酸酸性とし
、り四ロホルムで抽出する。芒硝乾燥後クロロホルムを
留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、
クロロホルム−アセトン(2%)溶出物として1−シク
ロプルピル−6,7−ジフルオロ−1,4−ジヒドロ−
4−オキソキノリン−8−カルボン酸エチルエステル8
20■(融点281〜288℃)を得る。
18− 0HO7a −1 ■几!n1ax cm :1720and1685(G
!−0)1.20 (2H,m、 N−/3=、 )1
.40 (8H,t、 J−6,5Hz、 −CHxO
Hs )4.86 (2H,q、 J−6,5Hz、 
−GEaOHa )6、70(In、 dd、 J−5
,5andIO,5Hz、 0s−H)8.16 (I
H,dd、 J”5.5andIO,5Hz、 Os 
−H)8.51 (IH,s、 02−H) 元素分析値 Q 5H15PINQ3として計算値 C
61,48,H4,47,N 4.78分析値 0 6
1.66、H481,N 4.72(5)このものの5
80m4のエタノ−A/2o−懸濁液に水酸化カリウム
120119の水溶液8−を加え、60℃にて20分間
攪拌する。溶液にクエン酸170m9の水溶液101+
17を加えると結晶が析出する。これを濾取し、1−シ
クロプルピル−6,7−ジフルオロ−1,4−ジヒド0
−4−オキソキノリン−8−カルボン酸4001+19
(融点284〜286℃)を得る。
14− 8.08〜8.86 (2Hr m、α−Hand O
s H)8.66 (IH,a、 02−H) 14.58 (IH,!l、 −002H)元素分析値
 Q 3E9F2NOIとして計算値 0 58.87
. H8,+2. N 5.28分析値 0 58.8
0. H8,88,N 5.09実施例1 1−シクロプロピル−6,7−シフルオロー1.4−ジ
ヒドロ−4−オキソキノリン−8−カルボン酸130■
および2−メチルピペラジン150■をジメチルスルホ
キシド5−に溶解し。
浴温100〜110℃で1時間攪拌する。反応後溶媒を
減圧留去し、残渣をエーテルで8回。
少量の水で2回2次いでエーテル−エタノール(4:1
)の混液で洗浄し、淡黄褐色粉末を得る。エタノール5
−に溶解(一部懸濁)シ、濃アンモニア水1tntを加
え、活性炭処理した後濃縮すると無色の結晶として1−
シクロプロピル−6−フルオロ−7−(8−メチル−1
−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノ
リン−3−カルボン酸95■(融点282〜288°C
)が得られる。
NMRδDMSO−ds 。
91m 7.94 (IN(、d、 J−11,5’Hz、 0
s−H)8、71(IH,s、 02−H) 元素分析値 0111庄oFNsQa・+(転)として
計算値 0 61.01. H5,9フ、N 11.8
6分析値 CJ 60.88. H5,67、N 11
.82実施例2 1−シクロプロピル−6,7−ジフルオ四−1,4−ジ
ヒドロ−4−オキソキノリン−8−カルボン酸80■を
ジメチルスルホキシド1.5−に溶解し、これを110
〜120’Cに加温(2〜8分)する。これに、2,2
−ジメチルピペラジン140$II9をジメチルスルホ
キシド1.0−に溶かした溶液を加え20分間攪拌する
。溶媒を減圧留去後、エーテルを加えて過剰の2,2−
ジメチルピペラジンを除き、残液をエタノールとクロロ
ホルムで洗浄する。これにエタノールを加え、濃アンモ
ニア数滴を加えて溶解し、活性炭処理する。濾液を濃縮
して析出晶を濾取すると1−シクロプロピル−6−フル
オロ−7−(8,8−ジメチル−1−ピペラジニル)−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−8−カルボン
酸が得られる。融点217°CO NMR(NILOD)ppm 1−10〜1−20 (2H+ m+ N<= )1.
25 (6H,s、 2 xOHa )8.06 (2
H,s、 −N−OHz )8.08〜8.15 (2
H,m、 −N−OH2)3.17〜8.80 (2H
,m、−N−OH2−)8.60〜21.75 (IH
,m、 −N−c@ )旦 17− 7.60 (IH,d、 J−4,8Hz、 (!s−
H)7.94 (1,H,d、 J−8,8Hz、 C
5−H)8.52 (IBI、 s、 02−H)元素
分析 019H22N303Fとして計算値 0 68
.50. H6,1?、N 11.70実験値 OL3
.88. H6,01,N IL5518−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 (XIはハロゲンを Hlは水素または低級アルキル基
    を、謬は低級アルキル基、アセチル基、カルバモイル基
    またはシアノ基を表わす)で表わされるキノリン誘導体
    およびその塩
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS617220A (ja) * 1984-06-04 1986-01-13 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト 2,3,4,5―テトラハロゲノベンゼン誘導体
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