JPS607252Y2 - 自動車用バンパの取付構造 - Google Patents

自動車用バンパの取付構造

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Publication number
JPS607252Y2
JPS607252Y2 JP9865479U JP9865479U JPS607252Y2 JP S607252 Y2 JPS607252 Y2 JP S607252Y2 JP 9865479 U JP9865479 U JP 9865479U JP 9865479 U JP9865479 U JP 9865479U JP S607252 Y2 JPS607252 Y2 JP S607252Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damper
rear end
bumper
slit
vehicle body
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Expired
Application number
JP9865479U
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English (en)
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JPS5616556U (ja
Inventor
順人 内田
明 大桃
Original Assignee
富士重工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用バンパの取付構造に関するものである
バンパの車体への取付腕をダンパにて構成し、衝突降等
バンパにかかる衝撃を該ダンパにより吸収するようにし
た衝撃吸収式バンパ装置は既に一般に用いられている(
例えば実開昭51−156141号公報、実開昭52−
20633号公報等参照)。
上記のような衝撃吸収式バンパ装置において、第1図に
示すように先端部をバンパ1に取付けたダンパ2の中間
部を車体3にラバー等の弾性材4を介してフローティン
グ支持しダンパ2の後端取付部2aをボルトにて締付固
定して取付ける方策を採っているもので、ダンパ2の後
端取付部2aに設けられるボルト挿通孔を該ダンパ2の
軸方向にほぼ平行で且つ後方が開放したスリット2bと
すると、車体への組付時ダンパ1を車体に挿し込むだけ
の操作にて車体側に設けたボルトが該スリン)2bに嵌
入係合するので、組付作業の大幅な簡易化をはかること
ができる。
しかし、このようにしてダンパ2を取付けたバンパ装置
においては該ダンパ2に衝突荷重とは逆方向の荷重が作
用したとき、例えば車両の故障等により他の車両にて、
牽引される場合、バンパ1に索条をかけて引張るとボル
トによるダンパ2の固定部が後方が開放したスリットで
ある為にダンパ2自体が抜は出てしまう虞れがあり極め
て不都合である。
本考案は上記のような問題に対処することを目的とする
もので、以下第2図及び第3図の実施例につき説明する
第2図は本考案の一実施例を示すもので、この例ではダ
ンパ2後端取付部2aの後端部を屈曲して該取付部2a
のスリット2bに挿通締付けられるボルトの頭部又は締
付ナツト5が係合しスリット2bから相対的に抜は出す
方向の動きを拘止する係合部2cを構成している。
このように取付部2aの後端を上下方向に屈曲形成して
係止部2cを構成するだけの極めて簡単なる構造によっ
てダンパ2に牽引方向の力Pが作用した場合、該ダンパ
2を車体に固定しているボルトはその頭部又はナツト5
が係止部2cに係合しスリットから抜は出すようなこと
は全く無(、従来の不具合は完全に解消され得る。
第3図は本考案の他の例を示すもので、ダンパ2の後端
取付部2aのボルト頭部或はナツト5が圧接する面にざ
ぐりを設は該ざぐり部をボルト頭部或はナツト5の係止
部2C′とした例を示すており、この構造によってもダ
ンパ2の抜は出しは完全に防止され得る。
以上のように本考案によれば極めて簡単なる構成によっ
てダンパ取付等に何ら影響を与えることなくバンパに牽
引方向の荷重が作用した場合のダンパの抜は出しを完全
に防止することができるもので、フローティング支持タ
イプの衝撃吸収式バンパ装置の実用化に多大の効果をは
たし得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフローティング支持タイプの衝撃吸収式
バンパ装置におけるダンパ取付構造を示す平面説明図、
第2図イ9口は本考案の実施例を示す側面説明図及び要
部の斜視図、第3図イ9口は本考案の他の実施例を示す
要部側面図及びその下面図である。 1・・・・・・バンパ、2・・・・・・ダンパ、2a・
・−−−−後端取付部、2b・・・・・・スリット、2
c、2c’・・・・・・係止部、3・・・・・・車体、
4・・・・・・弾性材、5・・・・・・ボルト頭部又は
ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端部をバンパに取付けたダンパの後端取付部に、該ダ
    ンパの軸方向にほぼ平行で且つ後方が開放したスリット
    を設け、該ダンパの一部を車体に弾性材を介してフロー
    ティング支持すると共にダンパ後端取付部に設けたスリ
    ットにボルトを挿通して車体に締付固定し、衝突時バン
    パにかかる衝撃を上記ダンパにて吸収するようにした衝
    撃吸収式バンパ装置において、上記衝突時の荷重方向と
    は逆方向荷重の作用時、ダンパ後端取付部に締付圧接し
    たボルト頭部又はナツトの上記スリットより抜は出す方
    向の相対移動を拘止する係止部を上記ダンパ後端取付部
    に構成したことをを特徴とする自動車用バンパの取付構
    造。
JP9865479U 1979-07-17 1979-07-17 自動車用バンパの取付構造 Expired JPS607252Y2 (ja)

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JPS5616556U JPS5616556U (ja) 1981-02-13
JPS607252Y2 true JPS607252Y2 (ja) 1985-03-11

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