JPS6071436A - 板材剥離機能を有する板材ロ−ダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は板材ローダにおける板材の剥離方法に関する
。昇降駆動される多数の吸着ヘッドを有し、多数枚の板
材から１枚の板材を吸着して持ち上げ、パンチプレス機
、シャー等を組合わせた板金の加工ラインへと該板金を
搬送する板材ローダが知られている５ 上記の板′材ローダにおいては、多数枚重ねられた板材
の最上位の１枚のみを分離して吸着持ち上げねばならな
いために、通常板材の載置台上に磁力を利用した板材の
剥離装置が備えられているが、１台の板材ローダによっ
て多数種類（大きさ、厚さ、材質等の違い）の載置板材
を扱う場合には、当該多数の板材載置台毎に全て上記剥
離装置を設けねばならず、コスト高となると共に設置場
所が余分に必要となる欠点がある。さらに、上記磁力を
利用した剥！２ｉｆＬ装置では非磁性材の板材を分離す
ることができないという根本的な欠点もある。

そこで、この発明は特別に剥離装置を設ける必要がなく
、磁性・非磁性の板材材質の相異に関わりなく、重ねら
れた板材の」二位の１枚を円滑に剥離して持ち上げうる
板材ロータにおける新規な板材の剥離方法を提供するも
のであり、要旨とするところは吸着段ノドを多数設けて
なる板材ローダにおいて、板材に吸着した吸着ヘッドの
うち板材の一隅の吸着ヘッドを独立して最初に持ち上げ
、以後残りの吸着ヘッドを持ち上げる点にある。

以下、図面に基づいて実施例を説明する。

すなわち、第１図はこの発明方法を実施する板材ローダ
（１）を備えた板金加工ラインへの板材供給設備の全体
側面図であり、当該板材ローダ（１）は多数の板材載置
台（２）に沿って延びるレール（３）上を走行する走行
トロリ（４）と、該走行トロリ（４）にパンタグラフ状
の連結リンク（５）を介して昇降自在に支持された板材
の吸着装置（６）と、走行トロリ（４）から垂設された
板材枚数検知装置（力とからなっており、走行トロリ（
４）上に搭載した巻揚機（８）を駆動して吊下げたチェ
ーン（９）を巻揚げ巻降ろしすることによって、吸着装
置（６）全体が重ねられた板４」Ｗ上で土昇したり下降
して接近したりするようになっている。〔１１）は図示
しない板金加工ラインへの板材の搬入コンベアである。

次に、第２．３図において板材吸着装置（６）について
説明すると、該板材吸着装置（６）は上記のように連結
リンク（５）下端の支持板（１２）に正面Ｖ字状の固定
枠（１３）を介して垂設されているが該吸着装置（６）
は固定枠（１３）下端に固設した水平パイプ（１４）と
、該水平パイプ（１４）に昇降自在に支（１５ａ）に若
干量上下摺動自在に支持さればねシリンダＣ１７）によ
って積極的に昇降駆動されるエアシリンダ（１８）によ
り積極的に駆動される３（１６）の支持シャフト、　（
１９）は該支持シャフト（１６ａ）上端と各エアシリン
ダ（１７）（１８）のロッド先端とを連結する連結板で
ある。

（１４）を囲む支持枠（２２）が固定してあり、該支蕗
枠（２２）内に立設した垂直なバー（２３）に、水平パ
（１４）に対し上下動自在になるようになしであるそし
て、支持枠（２２）上に設けたエアシリンダ（２５）の
ロッド（２５ａ）端を該水平パイプ（１４）上面し上下
動し、該上下動によって前記リニア軸受（２４）に固定
した切換バルブ（２６）が支持枠（２２）上の当接ポル
ト（２７）に当接、離反し、該切換パル降用のエアシリ
ンダ（２５）へのエア回路について説明する、 すなわち、（ＶＲ）は図示しない真空源に連結しけた各
吸着ヘッド（１６）については当該吸着へノド（１６）
の下降によって連通方向へ切換オつる切換バルブ（２８
）を介して連結しである。該切換／＼ルアシリンダ（１
８）との連結板（１９）に当接するようになしであるＣ
第２図）。（ＰＲＩ）は夫々、電磁切換バルブ（２９）
に連結した、」−記名吸着ヘッド（１６）の昇降エアシ
リンダ（１８）用圧空回路てあり、ノド（１６）を、下
方へ降りて吸着可能となった作用状態と、上方へ退避し
て吸着不能になった非作用状態とに切換えられるように
なってし）る。

つまり、吸着すべき板材の大きさ１こ合わせて第位置へ
退避させておくことができるようになつけた吸着ヘッド
（１６）の昇降用エアシリンダ（１８）の上昇側からパ
イロット回路（ト）をとった切換バゐると、大々の横Ｎ
妊呻用エアシソツク（’、ｔｂ）へオｔ゛ の圧空回路が遮断されて該当する横機Ｄ５ｄ）第４図下
側の吸着ヘッド（１６）の昇降用エアシリンダ（１７）
については、電磁切換バルブ（３３）ヲ介（１５ａ）の
最外側の吸着ヘッド（１６）のみが独立して昇降駆動で
きるようになっている。

この実施例の板材ローダ（１）は以上のようになってい
て、′次のようにして板材Ｈを吸着して持、辷 ち※げうろ。

支持した吸着ヘッド（１６）を、前記切換バルブ（２９
）を切換えることにより、上昇した退避位置または下降
した作用位置へと選択的に切換えておく。この際、上昇
した退避位置に持たらした各吸着ヘッド（１６）は付設
の切換バルブ（２８）が遮断方向へ切換えられて吸着作
用がなくなることは前述の通りである。

そして、次に、前記連結リンク（５）を伸ばして吸着装
置（６）全体を板材Ｗ上に下降せしめると、各吸着ヘッ
ド〔１６）は板材Ｗ面に吸着するが、次に各吸着ヘッド
Ｃ１６）を上昇せしめて持ち上げるに際しては次のよう
にする。　゛ （１５ａ）の最外側の吸着ヘッド（１６）つまり、吸着
した板材Ｗの一隅に最も近傍の吸着ヘッド（１６）を最
初に上昇せしめ、板材Ｗの一隅（Ｗａ　）を第５図のよ
うに反り返らせて、当該最上位の板材Ｗと以下の板材Ｗ
間に空気の進入する端緒を形成板材（イ）の−隅（Ｗａ
）に形成されていた反り返えりが前述のように支持枠（
２２）上の当接ボルト（２７）に当たって自動的に切換
えられ、それにより壬−のタイムラグをもって上昇され
、上記板材（ホ）に点で吸着された板材Ｗが完全に以下
の板材へＭとは分離される。なお、最初に持ち」二げる
部分が板材の角部であるので、板材の弾性抵抗が少く、
容易に持ち上げられ、しかも空気の進入範囲かはそれら
の吸着ヘッド（１６）が上昇した退避位置にあれば、前
記切換バルブ（３２）が遮断方向に切換えられて上昇動
作されないことは１）口述の通り（１５ａ）〜（１５ｅ
）が順次一定のタイムラグをもって上昇されるようにな
したが、例えば第１〜第（１６）についても、第７図の
ように夫々昇降用エアシリンダ（３５）に連精して全て
積極的に昇降駆動できるようになすと共に、連結板〔１
９）に切換バルブ（３６）を連動連結して、該切換バル
ブ（３６）の各吸着ヘッド（１６）は、板材Ｗの一隅に
吸着した最外側の吸着ヘッド（１６）を最初に上昇せし
めると、切換バルブ（３６）の切換作用により次々と隣
りの吸着ヘッド（１６）が、一定のタイムラグをもって
上昇されるようになしてもよい。

以上の説明で明らかなように、この発明の板材の剥離方
法は、吸着へ２・ドを多数設けてなる板材ローダにおい
て、板材に吸着した吸着ヘッドのうち、板材の一隅の吸
着ヘッドを独立して最初に持ち上げ、以後残りの吸着ヘ
ッドを持ちとげる方法であるので、最初に持ち上げた板
材の角部がら空気が縦横に広く板材間に進入し、磁性・
非磁性の板材の材質の相異に関わらず、重ねられた板材
の上位の１枚のみを確実に剥して吸着持上げることがで
きる。また、実施例で示したような板材載置台を多数設
ける場合にも、従来であれば載置台毎に剥離装置を設け
ていたものが、剥離装置として特別のものが要らなくな
るので装置全体のコストを低減でき、設置面積も減少で
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は板材ローダを備えた、板金加工ラインへの板材
供給設備の全体正面図、第２図は仮載断面図、第４図は
各吸着ヘッドの配置をＤｌせて示したエア回路図、第５
図は板材の一隅が持ち上げられた状態の斜視図、第６図
は板材の一付構造およびエア回路を示した図である。 （１）・・・・・・板材ローダ、（１６）・・・・吸着
ヘッドＷ・・・・・・板材、　（Ｗａ）・・・・−隅。 第　５　図 第　６　収 第　１　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 吸着ヘッドを多数設けてなる板材ローダにおいて、板材
   に吸着した吸着ヘッドのうち、板材の一隅の吸着ヘッド
   を独立して最初に持ち上げ、以後残りの吸着ヘッドを持
   ち上げることを特徴とする板材ローダにおける板材の剥
   離方法。