JPS606698A - 新規な3−(4′−アミノブチルアミノ)プロピルアミノブレオマイシン誘導体及びその製造法 - Google Patents
新規な3−(4′−アミノブチルアミノ)プロピルアミノブレオマイシン誘導体及びその製造法Info
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- JPS606698A JPS606698A JP58114257A JP11425783A JPS606698A JP S606698 A JPS606698 A JP S606698A JP 58114257 A JP58114257 A JP 58114257A JP 11425783 A JP11425783 A JP 11425783A JP S606698 A JPS606698 A JP S606698A
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K9/00—Peptides having up to 20 amino acids, containing saccharide radicals and having a fully defined sequence; Derivatives thereof
- C07K9/001—Peptides having up to 20 amino acids, containing saccharide radicals and having a fully defined sequence; Derivatives thereof the peptide sequence having less than 12 amino acids and not being part of a ring structure
- C07K9/003—Peptides being substituted by heterocyclic radicals, e.g. bleomycin, phleomycin
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- A61P31/04—Antibacterial agents
-
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P35/00—Antineoplastic agents
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規アミノプロピルアミノプレオマイシン誘導
体に関する。プレオマイシン&11966年本発明者の
一人である梅沢らにより発見された制癌性抗生物質で(
梅沢ら:ジャーナル・オプ・アンチビオチフス、200
頁1966年)放線菌ストレプトミセス・ノく−チシラ
スによシ生産される1原子の2価の銅を容易にキレート
する塩基性水溶性糖ペプチドで、通常の培養法では16
種の含銅体力−生産され、単離されている。(例えば、
梅沢ら:ジャーナル・オブ・アンチビオチフス19A、
210頁。
体に関する。プレオマイシン&11966年本発明者の
一人である梅沢らにより発見された制癌性抗生物質で(
梅沢ら:ジャーナル・オプ・アンチビオチフス、200
頁1966年)放線菌ストレプトミセス・ノく−チシラ
スによシ生産される1原子の2価の銅を容易にキレート
する塩基性水溶性糖ペプチドで、通常の培養法では16
種の含銅体力−生産され、単離されている。(例えば、
梅沢ら:ジャーナル・オブ・アンチビオチフス19A、
210頁。
・1966年)。これらプレオマイシンのうチ、A1゜
A2.A5.B2.デメチルA2等は、その混合物の脱
銅体(以下「プレオマイシン・コンプレックス」という
。)が現在すでに癌治療の臨床面で広(使用されておシ
、とくに偏平上皮癌を中心に、皮膚癌、頭頚部癌、肺癌
、悪性リンパ腫などに優れた成績をあげている。
A2.A5.B2.デメチルA2等は、その混合物の脱
銅体(以下「プレオマイシン・コンプレックス」という
。)が現在すでに癌治療の臨床面で広(使用されておシ
、とくに偏平上皮癌を中心に、皮膚癌、頭頚部癌、肺癌
、悪性リンパ腫などに優れた成績をあげている。
咬だ、米国特許第3922262号及び米国特許第RI
e30451号には種々のプレオマイシン類が開示され
ている。
e30451号には種々のプレオマイシン類が開示され
ている。
しかしながら、プレオマイシン類は使用法によっては肺
毒性などの副作用を生じるため、使用法等がいちじるし
く制限される。
毒性などの副作用を生じるため、使用法等がいちじるし
く制限される。
そこで本発明者らはプレオマイシン類の肺毒性などの副
作用をへらすために種々研究の結果アミノブチルアミノ
プロビルアミノプレオマイシン(以下!i B L M
A54と略す)のアミノ基を修飾することによf)
I3LMAsの肺毒性が著しるしく減することを見いだ
し本発明を完成した。
作用をへらすために種々研究の結果アミノブチルアミノ
プロビルアミノプレオマイシン(以下!i B L M
A54と略す)のアミノ基を修飾することによf)
I3LMAsの肺毒性が著しるしく減することを見いだ
し本発明を完成した。
本発明の新規アミノプロピルアミノプレオマイシン誘導
体は含銅体及び脱銅体の双方を含み一般式〔■〕 (DX) NH(CH2)3 A−(C1”12)4
B CD〔式中(BX)は次式 で表わせる(含銅体の場合はキレート銅を省略)プレオ
マイシン酸のカルボキシル基から水酸基を除いた残基な
示し、Aは式 で示される基(ここでRユは(1)水素原子、(21C
1〜CtOのアルキル、 (3)フェニル、シクロアル
キルで1つ以上置換されていても、よいアルキル基(こ
れらの置換基はさらに)・ロゲン原子、低級アルキル、
低級アルコキシ、ベンジルオキシから選ばれる1種又は
2種以上で置換していてもよい馬は低級アルキル、ベン
ジルを示しBは式で示される基(ここでR,3,R4は
それぞれ(1)水素原子、(2) C1〜CtOのアル
キル、(3)フェニル、シクロアルキルで1つ以上置換
されていてもよいアルキル(これらの置換基はさらに)
・ロゲン原子、低級アルキル、低級、アルコキシ、ベン
ジルオキシから選ばれる1種又は2種以上で置換してい
てもよい))を示す。但し、R,3,R4のどちらか少
なくとも一方は水素原子以外の基である。〕で表わされ
る。
体は含銅体及び脱銅体の双方を含み一般式〔■〕 (DX) NH(CH2)3 A−(C1”12)4
B CD〔式中(BX)は次式 で表わせる(含銅体の場合はキレート銅を省略)プレオ
マイシン酸のカルボキシル基から水酸基を除いた残基な
示し、Aは式 で示される基(ここでRユは(1)水素原子、(21C
1〜CtOのアルキル、 (3)フェニル、シクロアル
キルで1つ以上置換されていても、よいアルキル基(こ
れらの置換基はさらに)・ロゲン原子、低級アルキル、
低級アルコキシ、ベンジルオキシから選ばれる1種又は
2種以上で置換していてもよい馬は低級アルキル、ベン
ジルを示しBは式で示される基(ここでR,3,R4は
それぞれ(1)水素原子、(2) C1〜CtOのアル
キル、(3)フェニル、シクロアルキルで1つ以上置換
されていてもよいアルキル(これらの置換基はさらに)
・ロゲン原子、低級アルキル、低級、アルコキシ、ベン
ジルオキシから選ばれる1種又は2種以上で置換してい
てもよい))を示す。但し、R,3,R4のどちらか少
なくとも一方は水素原子以外の基である。〕で表わされ
る。
上記において、低級アルキルとしては、例えばメチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブ
チル等が、ハロゲンとしては、例えばフッ素、塩素、臭
素等が、シクロアルキルとしては、例えばシクロペンチ
ル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル
、シクロデカニル、シクロウンデカニル等が、低級アル
コキシとしては、例えばメトキシ、エト本発明化合物の
うち代表的なものとしては例えば第−表の化合物があげ
られる。
エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブ
チル等が、ハロゲンとしては、例えばフッ素、塩素、臭
素等が、シクロアルキルとしては、例えばシクロペンチ
ル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル
、シクロデカニル、シクロウンデカニル等が、低級アル
コキシとしては、例えばメトキシ、エト本発明化合物の
うち代表的なものとしては例えば第−表の化合物があげ
られる。
第1表
なお化合物老中のJBLMJは「プレオマイシン」の語
を示す。
を示す。
上記一般式〔I〕で示される本発明化合物は次のように
製造することができる。
製造することができる。
一般式(n)
(BX)−NH−(CH2)3−に−(”R2)4 N
Hz [[[]〔式中(BX)は前記と同じであり、X
は式2 で示される基(ここでWlは水素原子、低級アルキル、
R2は前記と同じ。)を示す〕で表わせるアミノプロピ
ルアミノプレオマイシンに、一般式〔叩 R5−Co−R6(几 〔式中R5,R,はそれぞれ(1)水素原子、(2)
Ca−C9のアルキル、 (31シクロアルキル、(4
)ハロゲン原子、低級アルキル、低級アルコキシ、ベン
ジルオキシ、の1種又は2種以上で置換されていてもよ
いフェニルを示す。〕で示されるカルボニル化合物を還
元的に縮合することにょシ、前記一般式〔I〕の化合物
を得ることが出来る。
Hz [[[]〔式中(BX)は前記と同じであり、X
は式2 で示される基(ここでWlは水素原子、低級アルキル、
R2は前記と同じ。)を示す〕で表わせるアミノプロピ
ルアミノプレオマイシンに、一般式〔叩 R5−Co−R6(几 〔式中R5,R,はそれぞれ(1)水素原子、(2)
Ca−C9のアルキル、 (31シクロアルキル、(4
)ハロゲン原子、低級アルキル、低級アルコキシ、ベン
ジルオキシ、の1種又は2種以上で置換されていてもよ
いフェニルを示す。〕で示されるカルボニル化合物を還
元的に縮合することにょシ、前記一般式〔I〕の化合物
を得ることが出来る。
縮合に用いる還元剤としては、シアノ水素化ホウ素ナト
リウムなどの水素化ホウ素化合物などがあげられる。ま
たパラジウム炭素などの触媒をもちいて接触還元をおこ
なってもよい。カルボニル化合物は1〜1.5モルを用
いれば、主として鳥が水素の誘導体、3モル以上用いれ
ば几3.几、が同じ誘導体が得られるが、望ましい添加
量はR4が水素の誘導体では1.2モル、Ra 、R4
が同じ誘導体では10モル、几□、ル、R3が同り誘導
体では15モルである。文武Cm)の化合物としてrn
、P〜ジベンジルオキシベンズアルデヒドのようにメタ
ノールに溶けにくい化合物をもちいる場合には反応時間
を増加させれば添加量を減じてもよい。
リウムなどの水素化ホウ素化合物などがあげられる。ま
たパラジウム炭素などの触媒をもちいて接触還元をおこ
なってもよい。カルボニル化合物は1〜1.5モルを用
いれば、主として鳥が水素の誘導体、3モル以上用いれ
ば几3.几、が同じ誘導体が得られるが、望ましい添加
量はR4が水素の誘導体では1.2モル、Ra 、R4
が同じ誘導体では10モル、几□、ル、R3が同り誘導
体では15モルである。文武Cm)の化合物としてrn
、P〜ジベンジルオキシベンズアルデヒドのようにメタ
ノールに溶けにくい化合物をもちいる場合には反応時間
を増加させれば添加量を減じてもよい。
反応は溶媒として、メタノール、水、ジメチルフォルム
アミド、アセトニトリル、それらの混合液が用いられる
。温度は0〜50’Cがよい。
アミド、アセトニトリル、それらの混合液が用いられる
。温度は0〜50’Cがよい。
よりくわしくは、几、が水素の誘導体では0℃がら25
℃、ケトンを用いる場合、R3,几4が同じ誘導体で特
に立体障害の大きいアルデヒド、又は溶解度の低いアル
デヒドを用いる場合は35〜50℃に暖めることが望ま
しい。反応時間は3時間〜70時間がよい。立体障害の
大きいアルデヒド、又は溶解度の低いアルデヒ1゛を用
いる場合は時間を長くすることが有効である。
℃、ケトンを用いる場合、R3,几4が同じ誘導体で特
に立体障害の大きいアルデヒド、又は溶解度の低いアル
デヒドを用いる場合は35〜50℃に暖めることが望ま
しい。反応時間は3時間〜70時間がよい。立体障害の
大きいアルデヒド、又は溶解度の低いアルデヒ1゛を用
いる場合は時間を長くすることが有効である。
以上のようにして得られた誘導体を単離するには、水素
化ホウ素化合物を用いた場合には、塩酸で反応液のpH
を1に合わせ室温で5〜10分攪拌し過剰の還元剤を分
解したのち中和し、メタノールを減圧で溜去した後、過
剰のアルデヒド、ケトンをエーテル又はブタノールで抽
出除去し、続いて次の脱塩操作を行った。即ち吸着樹脂
たとえば一アンバーライト XAD−2(ローム・アン
ド・ハース社製)を蒸留水を用いて充填したカラムに注
入して、目的物を吸着する。
化ホウ素化合物を用いた場合には、塩酸で反応液のpH
を1に合わせ室温で5〜10分攪拌し過剰の還元剤を分
解したのち中和し、メタノールを減圧で溜去した後、過
剰のアルデヒド、ケトンをエーテル又はブタノールで抽
出除去し、続いて次の脱塩操作を行った。即ち吸着樹脂
たとえば一アンバーライト XAD−2(ローム・アン
ド・ハース社製)を蒸留水を用いて充填したカラムに注
入して、目的物を吸着する。
蒸留水で塩類をあらい流した後、酸性の含水メタノール
、たとえば1150規定塩酸水溶液−メタノール(1:
4 v/v)で溶出し、青色のプレオマイシン誘導体
の分画を集め、必要ならば陰イオン交換樹脂、ダウシッ
クス■44 (011型;ザ・ダウ・ケミカル社製)で
中和したのち、減圧下で濃縮して凍結乾燥すると、誘導
体の青色粗粉末かえられる。
、たとえば1150規定塩酸水溶液−メタノール(1:
4 v/v)で溶出し、青色のプレオマイシン誘導体
の分画を集め、必要ならば陰イオン交換樹脂、ダウシッ
クス■44 (011型;ザ・ダウ・ケミカル社製)で
中和したのち、減圧下で濃縮して凍結乾燥すると、誘導
体の青色粗粉末かえられる。
さらに純度をあげるためつぎの操作を行う。
上記の粉末を蒸留水に溶解し、あらかじめpi−14,
5,1/20モル酢酸−酢酸ナトリウム緩衝液で平衡化
したCMセファデックス’!’ C−25(Na+型:
ファルマシア、ファインケミカル社製)を充填したカラ
ムに注入し吸着する。上記の緩衝液に連続的に塩化す)
IJウムを加えることによりナトリウム濃度を1.0
モルまで徐々に上昇させる直線一度勾配法により溶出す
る。もし目的物の分画に不純物の混入が認められれば、
上記のクロマトグラフィーにつづいて吸着樹脂たとえば
アンバーライト■XAD−2を用いるクロマトグラフィ
ーをおこなってもよい。樹脂を緩衝液、たとえば4%酢
酸アンモニウム水溶液、を用いて充填したカラムに粗物
質の水溶液を注大して、目的物を吸着する。緩衝液に連
続的にメタノールを加えることによりメタノール濃度を
徐々に上昇させる直線濃度勾配法によシ溶出する。この
時未反応の原料は最も早く、次いでR4が水素の誘導体
が溶出し、次いでR3,R,4が、そしてR1,R3,
R4が同じ誘導体が最後に溶出する性質があるので、紫
外線吸収モニターを用いることによシ分離することが可
能である。もし目的物の分画に不純物の混入が認められ
れば、上記のクロマトグラフィーを再度行い完全除去を
はかればよい。
5,1/20モル酢酸−酢酸ナトリウム緩衝液で平衡化
したCMセファデックス’!’ C−25(Na+型:
ファルマシア、ファインケミカル社製)を充填したカラ
ムに注入し吸着する。上記の緩衝液に連続的に塩化す)
IJウムを加えることによりナトリウム濃度を1.0
モルまで徐々に上昇させる直線一度勾配法により溶出す
る。もし目的物の分画に不純物の混入が認められれば、
上記のクロマトグラフィーにつづいて吸着樹脂たとえば
アンバーライト■XAD−2を用いるクロマトグラフィ
ーをおこなってもよい。樹脂を緩衝液、たとえば4%酢
酸アンモニウム水溶液、を用いて充填したカラムに粗物
質の水溶液を注大して、目的物を吸着する。緩衝液に連
続的にメタノールを加えることによりメタノール濃度を
徐々に上昇させる直線濃度勾配法によシ溶出する。この
時未反応の原料は最も早く、次いでR4が水素の誘導体
が溶出し、次いでR3,R,4が、そしてR1,R3,
R4が同じ誘導体が最後に溶出する性質があるので、紫
外線吸収モニターを用いることによシ分離することが可
能である。もし目的物の分画に不純物の混入が認められ
れば、上記のクロマトグラフィーを再度行い完全除去を
はかればよい。
このようにして得られる目的物の分画のメタノールを減
圧で溶去した後、先援用いたアンバーライ)XAD−2
脱塩法で脱塩したのち、凍結乾燥すると、アミノプロピ
ルアミノプレオマイシン誘導体の含銅体が青色の無定形
粉末で得られる。
圧で溶去した後、先援用いたアンバーライ)XAD−2
脱塩法で脱塩したのち、凍結乾燥すると、アミノプロピ
ルアミノプレオマイシン誘導体の含銅体が青色の無定形
粉末で得られる。
このようにして得られるアミノプロピルアミノプレオマ
イシン誘導体の含銅体を公知の方法たとえばED、TA
を用いる方法(特公昭52−31875)で脱銅すれば
脱銅体が得られる。
イシン誘導体の含銅体を公知の方法たとえばED、TA
を用いる方法(特公昭52−31875)で脱銅すれば
脱銅体が得られる。
その−例を説明すると、含銅体を蒸留水に溶解し、これ
を蒸留水で充填したアンバーライト0XAD−2のカラ
ムに注入し吸着する。樹脂を塩化ナトリウムと5%のエ
チレンジアミン四酢酸・2ナトリウム(以下[EDTA
・2NaJとりう)からなる水溶液でカラムを洗うと、
銅イオンはEDTA・2Naによシ運び去られ、アミノ
プロピルアミノプレオマイシン誘導体(脱銅体)が樹り 脂上に残る。塩化ナトリウムで洗いE母TA・2Naを
除去し、さらに蒸留水で洗浄する。最後に酸性含水メタ
ノール、たとえば1150規定塩酸水溶液−メタノール
(1:4V/V)で溶出し波長290ミリミクロン付近
に吸収極大を示す分画を集める。ダウエックス■44(
OH型;ザ會ダウ・ケミカル社製)でpI−16,0に
合わせた後減圧下で濃縮し、凍結乾燥するとアミノプロ
ピルアミノプレオマイシン誘導体の脱銅体・塩酸塩が白
色の無定型粉末で得られる。
を蒸留水で充填したアンバーライト0XAD−2のカラ
ムに注入し吸着する。樹脂を塩化ナトリウムと5%のエ
チレンジアミン四酢酸・2ナトリウム(以下[EDTA
・2NaJとりう)からなる水溶液でカラムを洗うと、
銅イオンはEDTA・2Naによシ運び去られ、アミノ
プロピルアミノプレオマイシン誘導体(脱銅体)が樹り 脂上に残る。塩化ナトリウムで洗いE母TA・2Naを
除去し、さらに蒸留水で洗浄する。最後に酸性含水メタ
ノール、たとえば1150規定塩酸水溶液−メタノール
(1:4V/V)で溶出し波長290ミリミクロン付近
に吸収極大を示す分画を集める。ダウエックス■44(
OH型;ザ會ダウ・ケミカル社製)でpI−16,0に
合わせた後減圧下で濃縮し、凍結乾燥するとアミノプロ
ピルアミノプレオマイシン誘導体の脱銅体・塩酸塩が白
色の無定型粉末で得られる。
もし、上記の塩酸水溶液のかわりに、硫酸水溶液を用い
れば硫酸塩が得られる。このように上記溶出工程で用い
られる酸の種類を選択することにより、所望の塩とする
ことができる。
れば硫酸塩が得られる。このように上記溶出工程で用い
られる酸の種類を選択することにより、所望の塩とする
ことができる。
以上Kq明した方法によシ製造されるアミノプロピルア
ミノプレオマイシン誘導体を6規定塩酸水中、150℃
、20時間加水分解にかけると、BLM類に共通する分
解生成物(’L−)レオニン、表−アミノ−β−(4−
アミノ−6−カルボキシ−5−メチル−ピリミジン−2
−イル)プロピオン酸、4−アミノ−3−オキシ−2−
メチル−ローペンタン酸、β−オキシ−L−ヒスチジン
、β−アミノ−L−アラニン、2′−(2−アミノエチ
ル) −2,4’−ビチテゾールー4−カルボン酸〕と
アミンが検出された。又アンバーリスト15を用いたメ
タツリシスではプレオマイシンと同じL−゛グロース、
3−0−カルバモイル−D−マンノースのメチルグリコ
シドがガスクロマトグラフィーで検出された。
ミノプレオマイシン誘導体を6規定塩酸水中、150℃
、20時間加水分解にかけると、BLM類に共通する分
解生成物(’L−)レオニン、表−アミノ−β−(4−
アミノ−6−カルボキシ−5−メチル−ピリミジン−2
−イル)プロピオン酸、4−アミノ−3−オキシ−2−
メチル−ローペンタン酸、β−オキシ−L−ヒスチジン
、β−アミノ−L−アラニン、2′−(2−アミノエチ
ル) −2,4’−ビチテゾールー4−カルボン酸〕と
アミンが検出された。又アンバーリスト15を用いたメ
タツリシスではプレオマイシンと同じL−゛グロース、
3−0−カルバモイル−D−マンノースのメチルグリコ
シドがガスクロマトグラフィーで検出された。
以上の事実は本発明の方法によって製造されタアミノブ
ロビルアミノプレオマイシン誘導体が前記式〔I〕で表
わされる化学構造を有することを裏づけている。
ロビルアミノプレオマイシン誘導体が前記式〔I〕で表
わされる化学構造を有することを裏づけている。
一般式[11)の化合物としては、
1)3−(4’−アミノブチルアミノ)プロピルアミノ
プレオマイシン(BLMA5) 2)3−1:N、N−ジメチル−N −(4’−アミノ
ブチル)アミノコプロピルアミノブレオマイシン(A
5MMHH) 3)3−(N−メチル−N−ベンジル−N−(4′−ア
ミノブチル)アミノ〕プロピルアミノプレオマイシン(
A5MBZ)IH)等が挙げられる。但しく )内は略
号を示す。
プレオマイシン(BLMA5) 2)3−1:N、N−ジメチル−N −(4’−アミノ
ブチル)アミノコプロピルアミノブレオマイシン(A
5MMHH) 3)3−(N−メチル−N−ベンジル−N−(4′−ア
ミノブチル)アミノ〕プロピルアミノプレオマイシン(
A5MBZ)IH)等が挙げられる。但しく )内は略
号を示す。
一般式CIII〕の化合物としては、
ベンズアルデヒド、p−クロロベンズアルデヒド、In
、p−シクロロベンズアルデーヒ)’、p−メチルベン
ズアルデヒド、p−メトキシベンズアルデヒド、 m、
p−ジベンジルオキシベンズアルデヒド、シクロ−オク
チル−アルデヒド、シクロウンデカノイルアルデヒド、
n−吉草アルデヒド、ローカプリンアルデヒド等が挙げ
られる。前記一般式Cm)の化合物は次のように合成さ
れる。
、p−シクロロベンズアルデーヒ)’、p−メチルベン
ズアルデヒド、p−メトキシベンズアルデヒド、 m、
p−ジベンジルオキシベンズアルデヒド、シクロ−オク
チル−アルデヒド、シクロウンデカノイルアルデヒド、
n−吉草アルデヒド、ローカプリンアルデヒド等が挙げ
られる。前記一般式Cm)の化合物は次のように合成さ
れる。
即ち、米国特許第Re 30451号に開示され〔式中
λは前記に同じ〕 で示されるアミンの共存下にストレプトミセス・バーチ
シラス(Streptomyces verticil
lus)に属するプレオマイシン生産菌例えばストレプ
トミセス・バーチシラスNK −68−144(Ame
ricanType Cu1ture Co11ecj
ion No、 31307 )を培養することによっ
て得る。この方法によシ得られる化合物としては例えば
BLM−A5が挙げられる。
λは前記に同じ〕 で示されるアミンの共存下にストレプトミセス・バーチ
シラス(Streptomyces verticil
lus)に属するプレオマイシン生産菌例えばストレプ
トミセス・バーチシラスNK −68−144(Ame
ricanType Cu1ture Co11ecj
ion No、 31307 )を培養することによっ
て得る。この方法によシ得られる化合物としては例えば
BLM−A5が挙げられる。
又、一般式(II)においてAが4級塩の場合は次のよ
うにしても合成することができる。即ち前記方法により
得られたBLM−A5の末端アミン部分の一級アミノ基
に公知の方法を用いて、例えばLerL−ブトキシカル
ボニル基などのアミノ保護基を導入し、一般式〔v〕 (BX )−Nu−(CHx )a Nu−(CH2)
4 NHZ (Vl〔式中[BX]は前記と同じ、Zは
保護基を示す〕の化合物を得る。
うにしても合成することができる。即ち前記方法により
得られたBLM−A5の末端アミン部分の一級アミノ基
に公知の方法を用いて、例えばLerL−ブトキシカル
ボニル基などのアミノ保護基を導入し、一般式〔v〕 (BX )−Nu−(CHx )a Nu−(CH2)
4 NHZ (Vl〔式中[BX]は前記と同じ、Zは
保護基を示す〕の化合物を得る。
次にIt、、、IL2が同じである場合は式〔v〕の化
合物に一般式(VD 編X (Vll 〔式中1イ:は低級アルキルを、Xは・・ロゲン原子を
示す。〕う で表わされるハライドを反応せしめて、一般式〔式中(
BX)、Iζ、Zは前記に同じ〕で表わされる四級塩と
し、次いで公知の方法を用いて、例えばZがLcrt−
ブトキシカルボニル基である場合には水冷下で6規定塩
酸を用いてLert−ブチルオキシカルボニル基を除去
し、一般式(II)の化合物を得ることができるこの方
法により得られる化合物としては例えばA 5 MMH
Hが挙げられる。
合物に一般式(VD 編X (Vll 〔式中1イ:は低級アルキルを、Xは・・ロゲン原子を
示す。〕う で表わされるハライドを反応せしめて、一般式〔式中(
BX)、Iζ、Zは前記に同じ〕で表わされる四級塩と
し、次いで公知の方法を用いて、例えばZがLcrt−
ブトキシカルボニル基である場合には水冷下で6規定塩
酸を用いてLert−ブチルオキシカルボニル基を除去
し、一般式(II)の化合物を得ることができるこの方
法により得られる化合物としては例えばA 5 MMH
Hが挙げられる。
次にR1と鳥が異なる場合は前記の式〔v〕の化金物に
一般式圃の化合物を還元的に縮合して一般式l〕 とし、この化合物に一般式〔田の化合物を反応〔式中托
□、R2,Zは前記に同じ〕 で示される四級塩とする。次いで前記の方法で保護基を
除去し一般式〔■〕の化合物を得ることができる。この
方法による得られる化合物としては例えばA5MBZI
−IHが挙げられる。
一般式圃の化合物を還元的に縮合して一般式l〕 とし、この化合物に一般式〔田の化合物を反応〔式中托
□、R2,Zは前記に同じ〕 で示される四級塩とする。次いで前記の方法で保護基を
除去し一般式〔■〕の化合物を得ることができる。この
方法による得られる化合物としては例えばA5MBZI
−IHが挙げられる。
次に本発明のアミノプロピルアミツブレオマイシン誘導
体の代表的な化合物につき、理化学的性質を第2表に示
す。
体の代表的な化合物につき、理化学的性質を第2表に示
す。
次に本発明の化合物の代表例によって調べた生物学的諸
性質を以下に説明する。
性質を以下に説明する。
1) ミコバクテリ、ラム・スメグマチス−ATCC6
97、及びバチルス・ズブチリスに対する抗菌活性 上記の検定菌を用いて、寒天平板円筒法により測定した
。ただし、標準物質プレオマイシンA2(脱銅体)を1
000 mcg力価力価/口た。
97、及びバチルス・ズブチリスに対する抗菌活性 上記の検定菌を用いて、寒天平板円筒法により測定した
。ただし、標準物質プレオマイシンA2(脱銅体)を1
000 mcg力価力価/口た。
2)培養I(e La S 3細胞に対する増殖阻害効
果プラスチック・シャーレの培養基(10%仔牛血清添
加MEM)にHaLa83細胞を接種し、2日後にプレ
オマイシン類を添加した。さらに3日間培養を続けた後
、細胞数を測定した。増殖阻害率は次式 %式%() 〔式中、Aは被験試料添加後3日目の最終細胞数、Bは
被験試料を添加しない対照における最終細胞数、Cは被
験試料添加時の細胞数を表わす。〕を用いて算出した。
果プラスチック・シャーレの培養基(10%仔牛血清添
加MEM)にHaLa83細胞を接種し、2日後にプレ
オマイシン類を添加した。さらに3日間培養を続けた後
、細胞数を測定した。増殖阻害率は次式 %式%() 〔式中、Aは被験試料添加後3日目の最終細胞数、Bは
被験試料を添加しない対照における最終細胞数、Cは被
験試料添加時の細胞数を表わす。〕を用いて算出した。
試料濃度と阻止率のグラフから、■D5o値(50%阻
害のための濃度)をめた。以上1)、2)の結果を第3
表に示す。
害のための濃度)をめた。以上1)、2)の結果を第3
表に示す。
3)マウスの肺毒性(肺繊維化)ICR系マウス(雄性
15週令)を一群9匹として用いた。
15週令)を一群9匹として用いた。
各薬剤の投与量は、5 mg/ kfとし、1日1回、
連続10日間、腹腔内注射し、投与終了後、5週間飼育
し、観察後、屠殺剖検し、肺の線維化の頻度、及び程度
を調べた。
連続10日間、腹腔内注射し、投与終了後、5週間飼育
し、観察後、屠殺剖検し、肺の線維化の頻度、及び程度
を調べた。
成績は、投与群の肺繊維化なもつマウス数の頻度(In
c 1dence ) 及び、の強弱の程度(Grad
e )について比較した。、その結果を第4表に示す。
c 1dence ) 及び、の強弱の程度(Grad
e )について比較した。、その結果を第4表に示す。
なお表中の点数は下記のとおシである。
0点二線維化を認めない。
1点:肺胞に浸出液の蓄積がみられ、肺胞中隔に線維化
様変化が見られる。
様変化が見られる。
2点二数か所にみられる線維化
4点:散在性にみられる線維化
6点:2/3以上の広範囲にみられる線維化また、表中
の比はプレオマイシンコンプレックスとの比率を示す。
の比はプレオマイシンコンプレックスとの比率を示す。
以上の結果から明らかなように、本発明化合物は培養H
e La S 3細胞に対する増殖阻害活性が強く、優
れた抗菌活性をも有している一方、肺毒性が全く認めら
れないものであることがわかり、臨床面での有用性を強
く示唆している。
e La S 3細胞に対する増殖阻害活性が強く、優
れた抗菌活性をも有している一方、肺毒性が全く認めら
れないものであることがわかり、臨床面での有用性を強
く示唆している。
次に本発明を実施例によシ具体的に説明する。
実施例1゜
Aステップ
3− (4’−アミノブチルアミノ)プロピルアミノプ
レオマイシン3塩酸塩(含銅体)1.0.9−を30r
nlのメタノールに溶解しベンズアルデヒド987、8
mgを添加し、ついで78.0〜のシアノ水素化ホウ
素ナトリウムを添加した。室温24時間反応した後、6
規定塩酸水溶液で反応液のpHを1.0に下げ、1o分
間放置して反応を止めた。、1規定水酸化ナトリウムで
中和したのち、減圧下でメタノールを溶去し、残渣に蒸
留水を加えて50m1とした。これを50m1のエーテ
ルで抽出し過剰のアルデヒドを除いた。予め4%酢酸ア
ンモニウム水溶液/2%酢酸水溶液(1: 1 v/v
)を用い■ て充填したアンバーライト XAD−2(ローム・アン
ド・ハース社M)のカラムに(100mJ容)に注入し
て、目的物を吸着した。上記緩衝液500m1にメタノ
ール500 mlを連続的に加える直線濃度勾配法によ
シ溶出した。メタノール濃度75%前後で溶出される波
長290ミリミクロン付近に吸収極大を示す目的の分画
200mA’をあっめた。
レオマイシン3塩酸塩(含銅体)1.0.9−を30r
nlのメタノールに溶解しベンズアルデヒド987、8
mgを添加し、ついで78.0〜のシアノ水素化ホウ
素ナトリウムを添加した。室温24時間反応した後、6
規定塩酸水溶液で反応液のpHを1.0に下げ、1o分
間放置して反応を止めた。、1規定水酸化ナトリウムで
中和したのち、減圧下でメタノールを溶去し、残渣に蒸
留水を加えて50m1とした。これを50m1のエーテ
ルで抽出し過剰のアルデヒドを除いた。予め4%酢酸ア
ンモニウム水溶液/2%酢酸水溶液(1: 1 v/v
)を用い■ て充填したアンバーライト XAD−2(ローム・アン
ド・ハース社M)のカラムに(100mJ容)に注入し
て、目的物を吸着した。上記緩衝液500m1にメタノ
ール500 mlを連続的に加える直線濃度勾配法によ
シ溶出した。メタノール濃度75%前後で溶出される波
長290ミリミクロン付近に吸収極大を示す目的の分画
200mA’をあっめた。
この分画からメタノールを減圧溶去して得た水溶液を予
め蒸留水で充填したアンバーライト■XAD−2(ロー
ム・アンド・ハース社製)のカラムニ(100ml容)
に注入して、目的物を吸着した。
め蒸留水で充填したアンバーライト■XAD−2(ロー
ム・アンド・ハース社製)のカラムニ(100ml容)
に注入して、目的物を吸着した。
蒸留水150m1でカラムをあらりた後、1150M塩
酸水溶液−メタノール(1: 4 v/v )で溶出し
た。プレオマイシン誘導体の青色の分画を集め、陰イオ
ン交換樹脂、ダウエックス!’ 44 (OH型;ザ・
ダウ・ケミカル社製)で中和したのち、減圧下で濃縮し
て凍結乾燥した。
酸水溶液−メタノール(1: 4 v/v )で溶出し
た。プレオマイシン誘導体の青色の分画を集め、陰イオ
ン交換樹脂、ダウエックス!’ 44 (OH型;ザ・
ダウ・ケミカル社製)で中和したのち、減圧下で濃縮し
て凍結乾燥した。
上記の粉末を蒸留水10m1に溶解し、あらかじめpH
4,5、1/20モル酢酸−酢酸ナトリウム緩衝液で平
衡化したCMセファデックス■C−25(Na+型:フ
ァルマシア、ファインケミカル社りを充填したカラム(
100nLl容)に注入し吸着した。
4,5、1/20モル酢酸−酢酸ナトリウム緩衝液で平
衡化したCMセファデックス■C−25(Na+型:フ
ァルマシア、ファインケミカル社りを充填したカラム(
100nLl容)に注入し吸着した。
上記の緩衝液に連続的に塩化ナトリウムを加えることに
よりナトリウム濃度を1.0モルまで徐々に上昇させる
直線濃度勾配法によシ、溶出した。550m1の溶出液
を流し、0.65モル前後で溶出する青色の分画120
mlを集め、先に用いたアンバーライ)’XAD−2
脱塩法で脱塩したのち、凍結乾燥すると3−〔N−ベン
ジル−N−(4’−ジベンジルアミノブチル)アミン〕
プロピルアミノプレオマイシンの含銅体680rn9が
青色の無定形粉末で得られた。(収率60.5%) Bステップ Aステレプで得た含銅体680mgを18rnlの蒸留
水に溶解し、脱銅のため蒸留水で充填したアンバーライ
トXAD−20カラム(100ml!容)に注入し吸着
する。樹脂を塩化ナトリウムと5%のEDTA−2Na
からなる水溶液300m6で洗い、2%塩化ナトリウム
!00iJ、蒸留水150m/!の順序で洗浄した後、
最後に1150規定塩酸水溶液−メタノール(1: 4
v/v )で溶出し波長290ミリミクロン付近に吸
収極大を示す分画を集めた。
よりナトリウム濃度を1.0モルまで徐々に上昇させる
直線濃度勾配法によシ、溶出した。550m1の溶出液
を流し、0.65モル前後で溶出する青色の分画120
mlを集め、先に用いたアンバーライ)’XAD−2
脱塩法で脱塩したのち、凍結乾燥すると3−〔N−ベン
ジル−N−(4’−ジベンジルアミノブチル)アミン〕
プロピルアミノプレオマイシンの含銅体680rn9が
青色の無定形粉末で得られた。(収率60.5%) Bステップ Aステレプで得た含銅体680mgを18rnlの蒸留
水に溶解し、脱銅のため蒸留水で充填したアンバーライ
トXAD−20カラム(100ml!容)に注入し吸着
する。樹脂を塩化ナトリウムと5%のEDTA−2Na
からなる水溶液300m6で洗い、2%塩化ナトリウム
!00iJ、蒸留水150m/!の順序で洗浄した後、
最後に1150規定塩酸水溶液−メタノール(1: 4
v/v )で溶出し波長290ミリミクロン付近に吸
収極大を示す分画を集めた。
ダウエックス44(OH型;ザΦダウ書ケミカル社製)
でp146.0に合わせた後、減圧下で濃縮し1、連結
乾燥して3−〔N−ベンジル−N−(4’−ジベンジル
アミノブチル)アミノコプロピルアミノブレオマイシン
(化合物111kL1)の含銅体、3塩酸塩645 m
9が白色の無形粉末で得られた。(収率98.2%) 水晶の蒸留水で測定した紫外吸収極大は292mμE1
%/ l cmは89であった。臭化カリ錠剤法で測定
した赤外吸収極大波数(dl) 3350.2950,1650.1550,1510゜
1455.1400,1320.1255,1130゜
1090.1050.970,910,805,740
゜95 であった。その他の理化学的性状は第2表に示した通シ
である。
でp146.0に合わせた後、減圧下で濃縮し1、連結
乾燥して3−〔N−ベンジル−N−(4’−ジベンジル
アミノブチル)アミノコプロピルアミノブレオマイシン
(化合物111kL1)の含銅体、3塩酸塩645 m
9が白色の無形粉末で得られた。(収率98.2%) 水晶の蒸留水で測定した紫外吸収極大は292mμE1
%/ l cmは89であった。臭化カリ錠剤法で測定
した赤外吸収極大波数(dl) 3350.2950,1650.1550,1510゜
1455.1400,1320.1255,1130゜
1090.1050.970,910,805,740
゜95 であった。その他の理化学的性状は第2表に示した通シ
である。
上記のアルデヒドとしてm、p−ジベンジルオキシベン
ズアルデヒド1185.4mgを用いて27℃70時間
反応した後上記の方法で精製及び脱銅し3−(N−m、
ρ−ジベンジルオキシベンジルーN−(4’−ビス(m
、p−ジベンジルオキシベンジル)アミノブチルコアミ
ノ)プロピルアミノブレオマイシン(化合物111kL
10)の脱銅体・3塩酸塩664.81n9を無色無定
型粉末として得た。(収率43.6%) 水晶の蒸留水で測定した紫外吸収極大は285mtx
E 1%/1mは88であった。臭化力IJ 錠剤法で
測定した赤外吸収極太波数(crn−1)は、3350
.2950,1650,1550.1510゜1460
.1430.1390.1270.1190゜1140
.1060.1020,910,850.sxo”L7
40.690 であった。
ズアルデヒド1185.4mgを用いて27℃70時間
反応した後上記の方法で精製及び脱銅し3−(N−m、
ρ−ジベンジルオキシベンジルーN−(4’−ビス(m
、p−ジベンジルオキシベンジル)アミノブチルコアミ
ノ)プロピルアミノブレオマイシン(化合物111kL
10)の脱銅体・3塩酸塩664.81n9を無色無定
型粉末として得た。(収率43.6%) 水晶の蒸留水で測定した紫外吸収極大は285mtx
E 1%/1mは88であった。臭化力IJ 錠剤法で
測定した赤外吸収極太波数(crn−1)は、3350
.2950,1650,1550.1510゜1460
.1430.1390.1270.1190゜1140
.1060.1020,910,850.sxo”L7
40.690 であった。
同様にアルデヒドとしてシクロオクタンカルボキサアル
デヒド1305.31ngを用い室温で16時間反応し
た後、精製脱銅して3−(N−シクロオクチルメチル−
N−(4’−ビス(シクロオクチルメチル)アミノブチ
ルコアミノ)プロピルアミノプレオマイシン(化合物N
16)の脱銅体・3塩酸塩876.9〜を無色無定型粉
末として得た。(収率73.5%) 水晶の蒸留水で測定した紫外吸収極太は292mμE1
%/Icmは97であった。臭化カリ錠剤法で測定した
赤外吸収極太波数(dl)は3350.2925. 1
650. 1550. 1520゜1450、 140
0. 1330. 1260. 1190゜1140.
1100. 1060,1020.980,910゜8
10であった。
デヒド1305.31ngを用い室温で16時間反応し
た後、精製脱銅して3−(N−シクロオクチルメチル−
N−(4’−ビス(シクロオクチルメチル)アミノブチ
ルコアミノ)プロピルアミノプレオマイシン(化合物N
16)の脱銅体・3塩酸塩876.9〜を無色無定型粉
末として得た。(収率73.5%) 水晶の蒸留水で測定した紫外吸収極太は292mμE1
%/Icmは97であった。臭化カリ錠剤法で測定した
赤外吸収極太波数(dl)は3350.2925. 1
650. 1550. 1520゜1450、 140
0. 1330. 1260. 1190゜1140.
1100. 1060,1020.980,910゜8
10であった。
本実施例と同様にして第5表の化合物が製造された。
第5表
実施例2゜
Aステップ
3−(N、N−ジメチル−N−(4’−アミノブチル)
アミノコプロピルアミノプレオマイシン3塩酸塩(含銅
体)2001111pを6 mlのメタノールに溶解し
、ベンズアルデヒド129.7m9を添加し、つ(・で
10.2mgのシアノ水素化ホウ素ナトリウムを添加し
た。室温16時間反応した後、実施例1と同様に塩酸処
理、エーテル抽出、アンノく−ライト■XA、D−2カ
ラムによるクロマトグラフィーを11なった後、先に用
いたアンノく−ライ)XAD−2脱塩法で脱塩したのち
、凍結乾燥すると、3 [N、N−ジメチル−N−(4
’−ジベンジルアミノ′〕゛チル)アミノコプロピルア
ミノブレオマイシンの含銅体が青色の無定型粉末で15
5.4m9得られた。
アミノコプロピルアミノプレオマイシン3塩酸塩(含銅
体)2001111pを6 mlのメタノールに溶解し
、ベンズアルデヒド129.7m9を添加し、つ(・で
10.2mgのシアノ水素化ホウ素ナトリウムを添加し
た。室温16時間反応した後、実施例1と同様に塩酸処
理、エーテル抽出、アンノく−ライト■XA、D−2カ
ラムによるクロマトグラフィーを11なった後、先に用
いたアンノく−ライ)XAD−2脱塩法で脱塩したのち
、凍結乾燥すると、3 [N、N−ジメチル−N−(4
’−ジベンジルアミノ′〕゛チル)アミノコプロピルア
ミノブレオマイシンの含銅体が青色の無定型粉末で15
5.4m9得られた。
(収率70%)
Bステップ
Aステップで得た含銅体155.41ngを10meの
蒸留水に溶解し、実施例IBステップと同様に1悦銅し
、減圧下で濃縮し、凍結乾燥して3 [N、N−ジメチ
ル−N−(4’−ジベンジルアミノブチル)アミノコプ
ロピルアミノブレオマイシン(化合物翫11)の脱銅体
・3塩酸塩が白色の無定型粉末として142.6mg得
られた。(収率95%)水晶の蒸留水で測定した紫外吸
収極太は292mμE1%/1crnは86であった。
蒸留水に溶解し、実施例IBステップと同様に1悦銅し
、減圧下で濃縮し、凍結乾燥して3 [N、N−ジメチ
ル−N−(4’−ジベンジルアミノブチル)アミノコプ
ロピルアミノブレオマイシン(化合物翫11)の脱銅体
・3塩酸塩が白色の無定型粉末として142.6mg得
られた。(収率95%)水晶の蒸留水で測定した紫外吸
収極太は292mμE1%/1crnは86であった。
臭化カリ錠剤法で測定した赤外吸収極大波数(dl)は
3325.2950.1660,1540.1490゜
1450.1400.1330,1260.1190゜
1100.1060,1020.980,800,74
0゜95 であった。
1450.1400.1330,1260.1190゜
1100.1060,1020.980,800,74
0゜95 であった。
又原料として3−〔N−メチル−N−ベンジル−N−(
4’−アミノブチル)アミノコプロピルアミノプレオマ
イシン・3塩酸塩(含銅体)200〜を用い、ベンズア
ルデヒド123.7ηを上記と同様に反応させ精製、脱
銅して3−(N−メチル−N−ベンジル−N−(4’−
ジベンジルアミノブチル)アミノコプロピルアミノプレ
オマイシン(化合物N12)の3塩酸塩の脱銅体132
〜を無色無定型粉末として得た。(収率61.8%)水
晶の蒸留水で測定した紫外吸収極大は292mμE1%
/ l cmは91であった。臭化カリ錠剤法で測定し
た赤外吸収極大波数(il)は 3375.2950.1640.1540,1500゜
1450.1390,1320.1250.1190゜
1130.1050.1020,970,900,80
0゜740.695 であった。
4’−アミノブチル)アミノコプロピルアミノプレオマ
イシン・3塩酸塩(含銅体)200〜を用い、ベンズア
ルデヒド123.7ηを上記と同様に反応させ精製、脱
銅して3−(N−メチル−N−ベンジル−N−(4’−
ジベンジルアミノブチル)アミノコプロピルアミノプレ
オマイシン(化合物N12)の3塩酸塩の脱銅体132
〜を無色無定型粉末として得た。(収率61.8%)水
晶の蒸留水で測定した紫外吸収極大は292mμE1%
/ l cmは91であった。臭化カリ錠剤法で測定し
た赤外吸収極大波数(il)は 3375.2950.1640.1540,1500゜
1450.1390,1320.1250.1190゜
1130.1050.1020,970,900,80
0゜740.695 であった。
実施例3゜
3−(4’ −Lert−ブトキルカルボニルアミノブ
チルアミノ)プロピルアミノプレオマイシン・2塩酸塩
(含銅体)300mgをメタノール15m1.に溶解し
、0℃で) +)−n−ブチルアミン414.9〜とヨ
ウ化メチル1271.3/l19を加え3日反応を続け
た。氷酢酸でp■−■を6に修正し過剰のヨウ化メチル
及びメタノールを減圧溶去し残液にアセトンヲ加えプレ
オマイシンを沈澱せしめた。この沈澱を戸数しアセトン
で洗浄したのち、2 mlの蒸留水に溶解し水冷下で濃
塩酸2 mlを添加しそのまま90分反応してtert
−ブチルオキシカルボニル基を脱離した。この反応液を
2規定の酢酸カリウム水溶液で中和し黒褐色の沈澱を炉
去しp液を予め4係酢酸アンモニウム水溶液72係酢酸
水溶液(1: 1 v/v )を用いて充填したアンバ
ーライト■XAD−2(ローム・アンド・)・−ス社製
)(7)カラム(100ml容)に注入し反応物を吸着
した。
チルアミノ)プロピルアミノプレオマイシン・2塩酸塩
(含銅体)300mgをメタノール15m1.に溶解し
、0℃で) +)−n−ブチルアミン414.9〜とヨ
ウ化メチル1271.3/l19を加え3日反応を続け
た。氷酢酸でp■−■を6に修正し過剰のヨウ化メチル
及びメタノールを減圧溶去し残液にアセトンヲ加えプレ
オマイシンを沈澱せしめた。この沈澱を戸数しアセトン
で洗浄したのち、2 mlの蒸留水に溶解し水冷下で濃
塩酸2 mlを添加しそのまま90分反応してtert
−ブチルオキシカルボニル基を脱離した。この反応液を
2規定の酢酸カリウム水溶液で中和し黒褐色の沈澱を炉
去しp液を予め4係酢酸アンモニウム水溶液72係酢酸
水溶液(1: 1 v/v )を用いて充填したアンバ
ーライト■XAD−2(ローム・アンド・)・−ス社製
)(7)カラム(100ml容)に注入し反応物を吸着
した。
上記緩衝液500 mlにメタノール500 mlを連
続的に加える直線濃度勾配法によシ溶出した。メタノー
ル濃度10%前後で溶出される波長290ミリミクロン
付近に吸収極太を示す目的の分画を集め、この分画より
メタノールを減圧留去して得た水溶液を予め蒸留水で充
填したアンバーライト■XAD−2(ローム・アンド・
ハース社製)のカラム(100ml容)に注入して目的
物を吸着後、蒸留水125 mlで脱塩し1150規定
塩酸水溶液−メタノール(1: 4 v/v )で溶出
した。目的物の青色の分画を集め必要ならば、陰イオン
交換樹脂ダウエックス■44(、OH型);ザ・ダウ・
ケミカル社製)で中和した後減圧下で濃縮し凍結乾燥し
3−(N、N−ジメチル−N−(4−アミノブチル)ア
ミノコプロピルアミノブレオマイシン・3塩酸塩(含銅
体)211.0mgを青色無定型粉末で得た。
続的に加える直線濃度勾配法によシ溶出した。メタノー
ル濃度10%前後で溶出される波長290ミリミクロン
付近に吸収極太を示す目的の分画を集め、この分画より
メタノールを減圧留去して得た水溶液を予め蒸留水で充
填したアンバーライト■XAD−2(ローム・アンド・
ハース社製)のカラム(100ml容)に注入して目的
物を吸着後、蒸留水125 mlで脱塩し1150規定
塩酸水溶液−メタノール(1: 4 v/v )で溶出
した。目的物の青色の分画を集め必要ならば、陰イオン
交換樹脂ダウエックス■44(、OH型);ザ・ダウ・
ケミカル社製)で中和した後減圧下で濃縮し凍結乾燥し
3−(N、N−ジメチル−N−(4−アミノブチル)ア
ミノコプロピルアミノブレオマイシン・3塩酸塩(含銅
体)211.0mgを青色無定型粉末で得た。
(収率72%)
水晶の夢留水で測定した紫外吸収極太は293゜243
mμで各E1%71Gは122.151であった。臭
化カリ錠剤法で測定した赤外吸収極大波数(crn)は
3300.2975.2950.2900.1715゜
1670.1580,1460.1400.1340.
1300゜1200.1140,1100,1080.
1020.920゜880.810,770,740
であった。その他の理化学的性質を第6表に示す。
mμで各E1%71Gは122.151であった。臭
化カリ錠剤法で測定した赤外吸収極大波数(crn)は
3300.2975.2950.2900.1715゜
1670.1580,1460.1400.1340.
1300゜1200.1140,1100,1080.
1020.920゜880.810,770,740
であった。その他の理化学的性質を第6表に示す。
実施例4゜
3 (4’ −tert−ブトキシカルボニルアミノブ
チルアミノ)プロピルアミノブレオマイシン塩酸塩(含
銅体) 3 0 0rn9を10mlのメタノールに溶
解し、これにベンズアルデヒド76mgとシ2アノ水素
化ホウ素ナトリウム7、 5 mgを添加した。室温で
24時間反応した後、エーテルを添加しプレオマイシン
を沈澱せしめた後この青色の沈澱をF取しエーテルで洗
浄した後予め蒸留水で充填したアンバーライト■XAD
−2(ローム・アンド・ハース社製)のカラム(100
ml容)に注入し反応物を吸着した。蒸留水を150+
l流した後1150規定塩酸水溶液−メタノール(1:
4 v/v )で溶出した。目的物の青色の分画を合
し必要ならば陰イオン交換樹脂ダウエックス■44 (
OI−1型):ザ・ダウ・ケミカル社製)で中和した後
減圧下で濃縮乾燥した。残漬にメタノール15m1を加
え、0℃に冷却後、これにトリーローブチルアミン20
7.5Ingとヨウ化メチ#635.7#19を添加し
て3日間反応した後、実施例4に準じて後処理を行い、
精製後、凍結乾燥し3−(N−メチル−N −205I
ngを青色無定型粉末で得た。(収率66.7%)水晶
の蒸留水で測定した紫外吸収極太は293゜243mμ
各E1%/1crnは120.j50 であった。臭化
カリ錠剤法で測定した赤外吸収極大波数(crn)は3
350.2950.1715.1660.1560゜−
1460,1400,1330,1300,1250,
1’200゜1140、1ioo、1060,1010
.920,880゜810.770,720,700
であった。
チルアミノ)プロピルアミノブレオマイシン塩酸塩(含
銅体) 3 0 0rn9を10mlのメタノールに溶
解し、これにベンズアルデヒド76mgとシ2アノ水素
化ホウ素ナトリウム7、 5 mgを添加した。室温で
24時間反応した後、エーテルを添加しプレオマイシン
を沈澱せしめた後この青色の沈澱をF取しエーテルで洗
浄した後予め蒸留水で充填したアンバーライト■XAD
−2(ローム・アンド・ハース社製)のカラム(100
ml容)に注入し反応物を吸着した。蒸留水を150+
l流した後1150規定塩酸水溶液−メタノール(1:
4 v/v )で溶出した。目的物の青色の分画を合
し必要ならば陰イオン交換樹脂ダウエックス■44 (
OI−1型):ザ・ダウ・ケミカル社製)で中和した後
減圧下で濃縮乾燥した。残漬にメタノール15m1を加
え、0℃に冷却後、これにトリーローブチルアミン20
7.5Ingとヨウ化メチ#635.7#19を添加し
て3日間反応した後、実施例4に準じて後処理を行い、
精製後、凍結乾燥し3−(N−メチル−N −205I
ngを青色無定型粉末で得た。(収率66.7%)水晶
の蒸留水で測定した紫外吸収極太は293゜243mμ
各E1%/1crnは120.j50 であった。臭化
カリ錠剤法で測定した赤外吸収極大波数(crn)は3
350.2950.1715.1660.1560゜−
1460,1400,1330,1300,1250,
1’200゜1140、1ioo、1060,1010
.920,880゜810.770,720,700
であった。
その他の理化学的性質を第6表に示す。
第6表
A5MMHH293(122)
243(15□) 0・8° 1・17A5MBZ■−
1■−I 293(120)243(150) 0・7
3 1・15B。、、293 (14°) 244(173) 0・62 0.90参考例1゜ 3− (4’−アミノブチルアミノ)プロピルアミノプ
レオマイシン・3塩酸塩(含銅体)1.5fi−をメタ
ノール60m1に溶解し、これにトリーローブチルアミ
ン690.1111gとジーterL−プチルージカル
ポネート203.2mgを水冷下に添加し4時間攪拌し
、反応を終了した。氷酢酸で中和しメタノールを減圧溶
去した。残渣に水20m1を加え溶解し予め4%酢酸ア
ンモニウム水溶液/2%酢酸水溶液(1: 1 v/v
)を用いて充填したアンバーライト■XAD−2(ロ
ーム・アンド・・・−ス社與)のカラム(100ml容
)に注入して反応物を吸着した。上記緩衝液500 m
lにメタノール500 m/!を連続的に加える直線濃
度勾配法によシ溶出した。
1■−I 293(120)243(150) 0・7
3 1・15B。、、293 (14°) 244(173) 0・62 0.90参考例1゜ 3− (4’−アミノブチルアミノ)プロピルアミノプ
レオマイシン・3塩酸塩(含銅体)1.5fi−をメタ
ノール60m1に溶解し、これにトリーローブチルアミ
ン690.1111gとジーterL−プチルージカル
ポネート203.2mgを水冷下に添加し4時間攪拌し
、反応を終了した。氷酢酸で中和しメタノールを減圧溶
去した。残渣に水20m1を加え溶解し予め4%酢酸ア
ンモニウム水溶液/2%酢酸水溶液(1: 1 v/v
)を用いて充填したアンバーライト■XAD−2(ロ
ーム・アンド・・・−ス社與)のカラム(100ml容
)に注入して反応物を吸着した。上記緩衝液500 m
lにメタノール500 m/!を連続的に加える直線濃
度勾配法によシ溶出した。
メタノール濃度35%前後で溶出される波長290ミリ
ミクロン付近に吸収極太を示す目的の分画200 ml
を集めた。この分画からメタノールを減圧溶去して得た
水溶液を予め蒸留水で充填したアンバーライト■XAD
−2(ローム・アンド・ハース社製)のカラム(100
iJ容)に注入して目的物を吸着した。蒸留水150r
nlでカラムをあらった後、1150規定塩酸水溶液−
メタノール(1: 4 v/v )で溶出した。プレオ
マイシン誘導体の青色の分画を集め陰イオン交換樹脂ダ
ウエックス’44(OI−1型);ザ・ダウ・ケミカル
社製)で中和した後、減圧下で濃縮し凍結乾燥し3−N
−(4−terL−ブチルオキシカルボニルアミノブチ
ル)アミノプロピルアミノプレオマイシンの含銅体2塩
酸塩(Boc −A 5と略称する) 687 m9が
青色の無定型粉末で得られた。(収率44%)水晶の蒸
留水で測定した紫外吸収極太は293゜244mμで各
E1%/1crnは140,173であった。臭化カリ
錠剤法で測定した赤外吸収極太波数(crn)は335
0.2950.1710.1670,1560゜146
0.1400.1360,1330.1290,125
0゜1170.1130,1100.1060.101
0,920゜880.800.760 であった。
ミクロン付近に吸収極太を示す目的の分画200 ml
を集めた。この分画からメタノールを減圧溶去して得た
水溶液を予め蒸留水で充填したアンバーライト■XAD
−2(ローム・アンド・ハース社製)のカラム(100
iJ容)に注入して目的物を吸着した。蒸留水150r
nlでカラムをあらった後、1150規定塩酸水溶液−
メタノール(1: 4 v/v )で溶出した。プレオ
マイシン誘導体の青色の分画を集め陰イオン交換樹脂ダ
ウエックス’44(OI−1型);ザ・ダウ・ケミカル
社製)で中和した後、減圧下で濃縮し凍結乾燥し3−N
−(4−terL−ブチルオキシカルボニルアミノブチ
ル)アミノプロピルアミノプレオマイシンの含銅体2塩
酸塩(Boc −A 5と略称する) 687 m9が
青色の無定型粉末で得られた。(収率44%)水晶の蒸
留水で測定した紫外吸収極太は293゜244mμで各
E1%/1crnは140,173であった。臭化カリ
錠剤法で測定した赤外吸収極太波数(crn)は335
0.2950.1710.1670,1560゜146
0.1400.1360,1330.1290,125
0゜1170.1130,1100.1060.101
0,920゜880.800.760 であった。
その他の理化学的性質を第6表に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)一般式 %式%) 〔式中[BX)はプレオマイシン酸のカルボキシル基か
ら水酸基を除いた残基な示し、A&ま式 で示される基(ここでR1は(1)水素原子、(2)0
1〜C1゜アルキル、 (3)フェニル、シクロアルキ
ルで1つ以上置換されて(・てもよ(・アルキ)L基(
これらの置換基はさらに)・ロゲン原子、低級アルキル
、低級アルコキシ、ベンジルオキシから選ばれる1種又
は2種以上で置換していてもよい)、R2は低級アルキ
ル、ベンジルである)を示しBは式 %式% で示される基(ここでR,8,R4はそれぞ−れ(1)
水素i 子、(2)C6〜CIOのアルキル、(3)フ
ェニル、シクロアルキルで1つ以上置換されていてもよ
いアルキル基(これらの置換基はさらにハロゲン原子、
低級アルキル、低級アルコキシ、ベンジルオキシから選
ばれる1種又は2種以上で置換していてもよい))を示
す。但し、几、、I(,4のどちらか少なくとも一方は
水素原子以外の基である〕で表わせるアミノプロピルア
ミノプレオマイシン、および、その塩(2)一般式 %式% 〔式中[BX]はプレオマイシン酸のカルボキシル基か
ら水酸基を除〜・た残基な示し、2 で示される基(ここでWlは水素原子、低級アルキル、
R2は低級アルキル、またはペンジルを示す〕で表わせ
るアミノプロピルアミノプレオマイシンを 一般式 R,−CO−Rs 〔式中Rs、 Rsはそれぞれ(1)水素原子、(2)
04〜C9のアルキル、 (3)シクロアルキル、
(4)ノI:I ケン原子、低級アルキル、低級アルコ
キシ、ベンジルオキシの1種又は2種以上で置換されて
いてもよいフェニルを示す。〕で表わせるカルボニル化
合物と、還元的に縮合させることを特徴とする [BX] NH(CH2)3 A (CFlz)4B〔
式中(BX)は前記と同じであり、Aは式几2 で示される基(ここでR□は(1)水素原子、(2)0
1〜CIGアルキル、(3)フェニル、シクロアルキル
で1つ以上置換されていてもよいアルキル基(これらの
置換基はさらに)・ロゲン原子、低級アルキル、低級ア
ルコキシ、ベンジルオキシから選ばれる1種又は2種以
上で置換していてもよい、鳥は前記と同じである。)、
Bは式 で示される基(ここでRa 、 R4はそれぞれ(1)
水素原子、(21Cs 〜Csoのアルキル、(3)
7 x = /I/、シクロアルキル、で1つ以上置換
されていてもよいアルキル基(これらの置換基はさらに
ハロゲン原子、低級アルキル、低級アルコキシ、ベンジ
ルオキシから選ばれる1種又は2種以上で置換していて
もよい))を示す。但し、R3+几、のどちらか少なく
とも一方は水素原子以外の基である〕で表わせる、アミ
ノプロピルアミノプレオマイシン誘導体およびその塩の
製造法。 (3)一般式 ル□ (BX)−NIL−(CH2)3 N−(CH2)4−
NH2〔式中〔BX〕はプレオマイシン酸のカルボキシ
ル基から水酸基を除いた残基な、R3ま低級7 /I/
# /I/ 、 R2は低級アルキル、ベンシルヲ示
す〕で表わせるアミノプロピルアミノプレオマイシンお
よびその塩。
Priority Applications (10)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58114257A JPS606698A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 新規な3−(4′−アミノブチルアミノ)プロピルアミノブレオマイシン誘導体及びその製造法 |
US06/622,884 US4808703A (en) | 1983-06-27 | 1984-06-21 | Novel 3-(4'-aminobutylamino) propylaminobleomycin derivatives |
EP84107138A EP0135675B1 (en) | 1983-06-27 | 1984-06-21 | Novel 3-(4'-aminobutylamino)-propylamino-bleomycin derivatives, a process for their preparation and their use as medicaments |
DE8484107138T DE3469358D1 (en) | 1983-06-27 | 1984-06-21 | Novel 3-(4'-aminobutylamino)-propylamino-bleomycin derivatives, a process for their preparation and their use as medicaments |
AT84107138T ATE32514T1 (de) | 1983-06-27 | 1984-06-21 | 3-(4'-aminobutylamino)-propylamino-bleomycinderivate, verfahren zur ihrer herstellung und diese enthaltende pharmazeutische zusammensetzungen. |
ES533688A ES8606375A1 (es) | 1983-06-27 | 1984-06-25 | Un procedimiento para preparar un derivado de aminoprpilaminobleomicina |
GR75112A GR81639B (ja) | 1983-06-27 | 1984-06-26 | |
CA000457427A CA1270600A (en) | 1983-06-27 | 1984-06-26 | 3-(4'-aminobutylamino)propylaminobleomycin derivatives, and processes of the preparation thereof |
DK311284A DK311284A (da) | 1983-06-27 | 1984-06-26 | 3-(4'-aminobutylamino)-propylamino-bleomycin-derivater, deres fremstilling og deres anvendelse som laegemidler |
ZA844850A ZA844850B (en) | 1983-06-27 | 1984-06-26 | Novel 3-(4'-aminobutylamino)-propylamino-bleomycin derivatives,a process for their preparation and their use as medicaments |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58114257A JPS606698A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 新規な3−(4′−アミノブチルアミノ)プロピルアミノブレオマイシン誘導体及びその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS606698A true JPS606698A (ja) | 1985-01-14 |
JPH03880B2 JPH03880B2 (ja) | 1991-01-09 |
Family
ID=14633251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58114257A Granted JPS606698A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 新規な3−(4′−アミノブチルアミノ)プロピルアミノブレオマイシン誘導体及びその製造法 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4808703A (ja) |
EP (1) | EP0135675B1 (ja) |
JP (1) | JPS606698A (ja) |
AT (1) | ATE32514T1 (ja) |
CA (1) | CA1270600A (ja) |
DE (1) | DE3469358D1 (ja) |
DK (1) | DK311284A (ja) |
ES (1) | ES8606375A1 (ja) |
GR (1) | GR81639B (ja) |
ZA (1) | ZA844850B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US30451A (en) * | 1860-10-23 | Clothes-squeezer | ||
GB1292081A (en) | 1969-02-15 | 1972-10-11 | Zaidan Hojin Biseibutsu | Process for producing bleomycin antibiotics |
US3922262A (en) * | 1971-04-28 | 1975-11-25 | Nippon Kayaku Kk | N-Substituted derivatives of bleomycins |
-
1983
- 1983-06-27 JP JP58114257A patent/JPS606698A/ja active Granted
-
1984
- 1984-06-21 US US06/622,884 patent/US4808703A/en not_active Expired - Fee Related
- 1984-06-21 EP EP84107138A patent/EP0135675B1/en not_active Expired
- 1984-06-21 AT AT84107138T patent/ATE32514T1/de not_active IP Right Cessation
- 1984-06-21 DE DE8484107138T patent/DE3469358D1/de not_active Expired
- 1984-06-25 ES ES533688A patent/ES8606375A1/es not_active Expired
- 1984-06-26 GR GR75112A patent/GR81639B/el unknown
- 1984-06-26 DK DK311284A patent/DK311284A/da not_active Application Discontinuation
- 1984-06-26 CA CA000457427A patent/CA1270600A/en not_active Expired - Fee Related
- 1984-06-26 ZA ZA844850A patent/ZA844850B/xx unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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DK311284A (da) | 1984-12-28 |
ATE32514T1 (de) | 1988-03-15 |
EP0135675A1 (en) | 1985-04-03 |
DE3469358D1 (en) | 1988-03-24 |
ZA844850B (en) | 1985-02-27 |
EP0135675B1 (en) | 1988-02-17 |
US4808703A (en) | 1989-02-28 |
CA1270600A (en) | 1990-06-19 |
ES8606375A1 (es) | 1986-04-01 |
ES533688A0 (es) | 1986-04-01 |
GR81639B (ja) | 1984-12-11 |
JPH03880B2 (ja) | 1991-01-09 |
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