JPS606615B2 - 即席赤飯の製造法 - Google Patents

即席赤飯の製造法

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JPS606615B2
JPS606615B2 JP57105546A JP10554682A JPS606615B2 JP S606615 B2 JPS606615 B2 JP S606615B2 JP 57105546 A JP57105546 A JP 57105546A JP 10554682 A JP10554682 A JP 10554682A JP S606615 B2 JPS606615 B2 JP S606615B2
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JP
Japan
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sekihan
rice
water
glutinous rice
red
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JP57105546A
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English (en)
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JPS58224650A (ja
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隆 篠崎
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ARUFUAA SHOKUHIN KK
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ARUFUAA SHOKUHIN KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、即席赤飯を製造する方法に関するが、更に詳
細には、蒸龍で蒸して製造したのと同じ風味を有するす
ぐれた赤飯を簡便に製造する方法に関する。
古来、赤飯すなわち強飯は、その美味なこと、腹持ちが
良いこと等の理由で非常に親しまれてきた食品であるが
、もち米を蒸す工程、小豆を煮る工程のいずれもが非常
に時間がかかるのみでなく、繁雑な手数が必要であると
いう欠点がある。
そのためのプラスチック容器毎湯に浸糟すれば食するこ
とができるいわゆる即席赤飯が開発されたのであるが、
その製造には時間がかかるのみでなく、得られた赤飯は
、米粒子が接着して糊化し、しかも多量の水分を吸収し
てべチャベチャの状態になっており、そのうえ風味も劣
るという決定的な欠陥がある。本発明は、このような欠
陥を解決して、蒸龍で蒸して製造した赤飯と同様に吸水
量が少なくしかも風味のすぐれた赤飯をきわめて短時間
に製造する目的でなされたものである。
そして、この目的達成のために鋭意研究を重ねた結果、
もち米を出来る限り多量に且つ短時間で吸水させる一方
、蒸煮した赤飯製品に殺菌性を付与し、すみやかに水切
りをしておいて、食する寸前に再度蒸煮することによっ
て解決されたものである。すなわち本発明は、小豆の色
素抽出液を含有した水にもち米を浸潰し、そしてこのも
ち米を蒸煮した後、次亜塩素酸ソーダ、次亜塩素酸又は
さらし粉を含有する溶液或はこれに更にエタノールを含
有させた溶液に短時間、好ましくは10〜3硯砂、間浸
潰し、その間、これとは別に充分に蒸煮しておいた小豆
を上記溶液に更に添加し、直ちに水切りしてもち米と小
豆の混合物を容器に収容すること、を特徴とする即席赤
飯の製造法である。
本発明においては、先ずもち米を水に浸債するのである
が、長時間浸積を続けても吸水量は増加するものではな
いので、3〜5時間の浸債時間が適当である。この浸債
工程の結果、もち米の吸水量は約37〜38%になる。
そしてこの浸債工程は小豆の色素抽出液含有水中でこれ
を実施する。小豆の色素抽出液含有水としては、水、湯
のほかエタノールその他の有機溶媒等で色素を抽出した
液等を水に加えたものが使用できる。しかし通常の場合
は、小豆を煮た煮汁を、そのまま色素抽出液含有水とし
て用いるのがよく、また、煮た小豆は後の工程で使用す
ることができる。小豆の代りにササゲを用いることも可
能である。着色した浸債もち米は、脱水した後蒸煮機、
大型蒸し器、蒸館等にかけて蒸煮する。
常法によれば、この蒸し工程には長時間を必要とするの
であるが、本発明においては約30分間で充分であり「
もち米の吸水量は約37〜40%となる。このようにし
て得た粗製おこわともいうべき蒸煮もち米は、これに殺
菌性を付与しなければならない。
本発明においては、次亜塩素酸ソーダ、次亜塩素酸又は
さらし粉、或は、これらとエタノールの混合物を用いて
赤飯に殺菌性を付与して長時間冷蔵保存を可能とするも
のである。
次亜塩素酸ソーダ、次亜塩素酸又はさらし粉、或はエタ
ノールは保蔵中に赤飯に残存し菌による汚染を防止して
いるが、食する直前に再び蒸煮されたとき蒸気によって
気散させられ、残留することがないので、呈味性をそこ
なうとこがない。次亜塩素酸ソーダ、次亜塩素酸又はさ
らし粉は水に50〜100■m、好ましくは100〜5
0の伽程度の濃度に添加されて使用される。
また、場合によってこれと併用するエタノールは5〜2
0%、好ましくは10〜15%の濃度とするのが良い。
そして浸債時間はいずれの溶液を使用する場合でも、1
0〜3硯砂程度で十分である。エタノールを添加した場
合は、投入した赤飯がさらさらとなって取扱いが楽にな
るのである。
殺菌性溶液に浸債するのは蒸煮もち米のみでなく、別途
常法によって充分加熱処理した小豆又はササゲも同時に
浸債する。この小豆又はササゲとしては、先に色素抽出
液を製造するのに使用したものを利用してもよい。この
ようにして殺菌性が付与された赤飯は、直ちに溶液から
取り出し、水切りして容器に収容した後、冷蔵保存する
冷凍すると赤飯製品の品質が劣化することがあるため、
好ましくない。容器としては、ポリエチレン、塩ビ、ポ
リセルロース等レトルト包装用プラスチック、同フィル
ム、アルミ箔、及びこれらを組み合わせたもの等を適宜
使用する。これを食用に供するにはt業務用としては大
型蒸煮機中で蒸煮すればよいし、家庭では単に蒸し器で
蒸すだけで長時間蒸館で蒸して製造した従来法による赤
飯と同様に、ほどよく吸水し且つもち米粒子が固着せず
、きわめて風味、食感ともにすぐれた赤飯を容易に得る
ことができる。
以下本発明の実施例について述べる。
実施例 もち米1500夕を用意し、これを洗縦しておく。
一方、これとは別に小豆300夕を2.5k9の水に入
れて15分間加熱し、煮汁を分離し、冷却して得た小豆
色素抽出液含有水中に上記もち米を、4時間浸債する。
次いでこのもち米を蒸煮機で3び分間蒸煮する。上記に
より小豆煮汁を分離した小豆には更に所しい水を加えて
15分間煮て、4・豆が充分やわらかくなり可食性とな
るまで加熱処理しておく。
この加熱処理した小豆と、上記により蒸気処理したもち
米とを、30の柳次亜塩素酸ソーダ水溶液中に30秒間
浸債する。浸債終了後、もち米と小豆との混合物をすく
い上げ、200タ宛秤量し、これをレトルト包装用プラ
スチックフィルムで包装密封し、冷蔵保存する。
このようにして製造した包装即席赤飯は、容器毎蒸煮機
で蒸した後、1人前1袋宛盛りつけ、ごま塩を適量ふり
かけ、給食用赤飯として食膳に供した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 小豆の色素抽出液を含有した水にもち米を浸漬し、
    そしてこのもち米を蒸煮した後、次亜塩素酸ソーダ、次
    亜塩素酸又はさらし粉を含有する溶液、或は、次亜塩素
    酸ソーダ、次亜塩素酸又はさらし粉とエタノールを含有
    する溶液に短時間浸漬し、その間、これとは別に充分に
    蒸煮しておいた小豆を上記溶液に更に添加し、次いでも
    ち米と小豆の混合物を容器に収容すること、を特徴とす
    る即席赤飯の製造法。
JP57105546A 1982-06-21 1982-06-21 即席赤飯の製造法 Expired JPS606615B2 (ja)

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JPS58224650A JPS58224650A (ja) 1983-12-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0248213A (ja) * 1988-08-09 1990-02-19 Nippon Denso Co Ltd 車両用空気調和装置

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JPS6188858A (ja) * 1984-10-04 1986-05-07 Horiuchi:Kk 抗肥満食品

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JPH0248213A (ja) * 1988-08-09 1990-02-19 Nippon Denso Co Ltd 車両用空気調和装置

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JPS58224650A (ja) 1983-12-27

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