JPS606322Y2 - センタ−キャップの取付装置 - Google Patents

センタ−キャップの取付装置

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Publication number
JPS606322Y2
JPS606322Y2 JP18779780U JP18779780U JPS606322Y2 JP S606322 Y2 JPS606322 Y2 JP S606322Y2 JP 18779780 U JP18779780 U JP 18779780U JP 18779780 U JP18779780 U JP 18779780U JP S606322 Y2 JPS606322 Y2 JP S606322Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
center cap
wheel disc
claw
center
rising
Prior art date
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Expired
Application number
JP18779780U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57109901U (ja
Inventor
善明 林
洋美 野村
Original Assignee
太平洋工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 太平洋工業株式会社 filed Critical 太平洋工業株式会社
Priority to JP18779780U priority Critical patent/JPS606322Y2/ja
Publication of JPS57109901U publication Critical patent/JPS57109901U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS606322Y2 publication Critical patent/JPS606322Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はホイールディスクの中央部を被覆するセンター
キャップの取付装置に関するものである。
最近、省燃費及び居住性の向上を目的とする足回り部の
軽量化や安全公害対策費の増大を吸収する為のコスト低
減を目的として、第1図に示すようなセンターキャップ
の取付装置(特開昭5O−148754)が提案されて
いる。
しかし、この取付装置においては、センターキャップ取
付用爪■に設けられたセンターキャップ■の係合部■が
単にS字状に曲げ形成されているだけであるから、係合
部が内側にたわみやすくセンターキャップの装着はきわ
めて容易に行えても実車走行中の振動衝撃による離脱を
起しやすいという問題点があった。
また、取付用爪■の板厚を厚くして係合部■の強度を増
すと、センターキャップの装着がむつかしいという問題
点と、さらにはセンターキャップのみを外そうとするホ
イールディスク■を挟持しているフック状の弾性爪5が
湾曲し、センターキャップ取付用爪1が抜は落ちてしま
うという問題点があった。
本考案はこういった問題点に鑑み、走行中の振動衝撃に
よってもセンターキャップが離脱することなく、且つセ
ンターキャップのみの取外しを必要とするときには絶対
にセンターキャップ取付用爪が抜は落ちないようにした
センターキャップの取付装置を提供するものである。
以下、図面に基づき本考案の一実施例について説明する
本考案は、第3図に示す如き、弾性金属からなる帯状の
中央部に切曲げにより長手方向の断面すなわち縦断面A
状の弾性爪■を設け、この帯状の一端部をホイールディ
スクの立上り面■と平行させて上方に折曲げ、立上り片
■を形成すると共にこの立上り片■の両側を外側に折曲
げて回転止めの係止部■を設け、さらに前記立上り片の
先端部を内側に折り曲げてフック状の係合部[相]を設
けてなるセンターキャップ取付用爪■を第4図に示す如
き、ホイールディスク■の円周と平行して設けられた長
穴0に前記弾性爪■の張り出し方向と長穴0の長手方向
とが一致するごとく上方から差し込み、その後取付用爪
■をその立上り部■が外側になるように直角方向に回転
させ、回転止めの係止部■をホイールディスクの立上り
面■と圧接させて第2図に示す如くホイールディスクに
固定し、前記取付用爪に設けられたフック状係合部[相
]のホイールディスクの中心に面したくぼみ部に、セン
ターキャップ■に設けられたリング状ホルダー〇のふく
らみ部0をはめ込んでなるものである。
尚、■はセンターキャップ取付用爪の強度をあげるため
の補強フランジであり、必要に応じて設けられるもので
ある。
次に、本考案のセンターキャップ取付装置の装着順序に
ついて説明する。
まず始めに、センターキャップ取付用爪■はホイールデ
ィスク■の円周と平行して設けられた数個の長穴(3〜
5個)に丘状の弾性爪■の張出し方向と長穴0の長手方
向とが一致するごとく上方から差し込み、その後適宜な
工具を用いて前記取付用爪を直角方向に回転させる。
そうするとセンターキャップ取付用爪■に設けた弾性爪
■はホイールディスクの板厚を挟持し、さらに立上り片
■の両サイドに設けられた回転止めの係止部■がホイー
ルディスクの立上り面■に強く圧接され、この挟持と圧
接によりセンターキャップ取付用爪■はホイールディス
クに強固に取付けられる。
次に、リング状ホルダー0を有するセンターキャップ■
を上方からはめ込みセンターキャップ取付用爪■のフッ
ク状の係合部[相]に装着するものである。
尚、フック状の係合部[相]は、装着に際して容易に外
方へ広がり、又、センターキャップの離脱に際しては前
記保合部が上下方向に圧縮されて内側に広がるようなば
ね作用が働き、結局装着しやすく離脱しにくい形状にな
っている。
以上の如く本考案のセンターキャップ取付装置は、走行
中の振動衝撃に対してもセンターキャップが離脱するこ
とがなく、また、センターキャップ取付用爪はホイール
ディスクへ強固に取付が可能という特長を有し、産業利
用性の大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のセンターキャップ取付装置を示す半断面
図、第2図は本考案のセンターキャップ取付装置を示す
半断面図、第3図はセンターキャップ取付用爪の斜視図
、第4図はホイールディスクの一部分を示す斜視図。 ■・・・・・・センターキャップ取付用爪、■・・・・
・・センターキャップ、■・・・・・・ホイールディス
ク、■・・・・・・弾性爪、■・・・・・・ホイールデ
ィスクの立上り面、■・・・・・・立上り片、■・・・
・・・回転止めの係止部、[相]・・・・・・フック状
の係合部、0・・・・・・長穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両用ホイールディスクの適宜な位置に帯板状の取付用
    爪を設け、この爪にセンターキャップを装着するように
    したセンターキャップの取付装置において、弾性金属か
    らなる帯板の中央部に切曲げにより縦断面几状の弾性爪
    ■を設け、この帯板の一端部をホイールディスクの立上
    り面■と平行させて上方に折曲げ、立上り片■を形成す
    ると共にこの立上り片■の両側を外側に折曲げて回転止
    めの係止部■を設け、さらに前記立上り片の先端部を内
    側に折り曲げてフック状の係合部[相]を設けてなるセ
    ンターキャップ取付用爪■を、ホイールディスク■の円
    周と平行して設けられた長穴0に前記弾性爪■の張出し
    方向と長穴0の長手方向とが一致するごとく上方から差
    し込み、その後取付用爪■をその立上り部■が外側にな
    るように直角方向に回転させ、回転止めの係止部■をホ
    イールディスクの立上り面■と圧接させてホイールディ
    スクに固定し、前記取付用爪に設けられたフック状係合
    部[相]のホイールディスクの中心に面したくぼみ部に
    、センターキャップ■に設けられたリング状ホルダー0
    のふくらみ部[相]をはめ込んでなるセンターキャップ
    の取付装置。
JP18779780U 1980-12-27 1980-12-27 センタ−キャップの取付装置 Expired JPS606322Y2 (ja)

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JP18779780U JPS606322Y2 (ja) 1980-12-27 1980-12-27 センタ−キャップの取付装置

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Publication Number Publication Date
JPS57109901U JPS57109901U (ja) 1982-07-07
JPS606322Y2 true JPS606322Y2 (ja) 1985-02-28

Family

ID=29990902

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