JPS606232B2 - 平滑表面の保護方法 - Google Patents

平滑表面の保護方法

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Publication number
JPS606232B2
JPS606232B2 JP899282A JP899282A JPS606232B2 JP S606232 B2 JPS606232 B2 JP S606232B2 JP 899282 A JP899282 A JP 899282A JP 899282 A JP899282 A JP 899282A JP S606232 B2 JPS606232 B2 JP S606232B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
self
adhesive
synthetic resin
adhesive sheet
resin film
Prior art date
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Expired
Application number
JP899282A
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English (en)
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JPS58126148A (ja
Inventor
敏男 落合
史郎 鶴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kakoh Seishi KK
Original Assignee
Nippon Kakoh Seishi KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kakoh Seishi KK filed Critical Nippon Kakoh Seishi KK
Priority to JP899282A priority Critical patent/JPS606232B2/ja
Publication of JPS58126148A publication Critical patent/JPS58126148A/ja
Publication of JPS606232B2 publication Critical patent/JPS606232B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ステンレス板、アルミ板などの金属板、化粧
板あるいは各種合成樹脂板など平滑表面を有する素材の
成型加工時あるいは運搬、保管時に入る傷や汚れを防止
する平滑表面の保護方法に関するものである。
特に、剥離性合成樹脂フィルムと自己貼着性シートとか
らなる二重構造の自己貼着性表面保護シートの剥離性合
成樹脂フィルムと自己貼着性シートにそれぞれに保護機
能をもたせて平滑表面を保護すると同時に表面保護シー
トの貼着作業の能率向上を目的としたものである。従来
、平滑表面の保護には紙またはポリエチレン、ポリプロ
ピレン、欧質ポリ塩化ビニル等の合成樹脂シートの基材
に天然ゴム、合成ゴムなどのェラストマー、天然樹脂、
合成樹脂あるいはこれらに粘着付与剤を配合した高分子
物質を主成分とした感圧性粘着剤層を設けた保護用粘着
シートが広く供されている。この保護用粘着シートは、
金属板、化粧板あるいは合成樹脂板等の平滑表面に予め
貼付して曲げ、絞り等の成型加工や打抜き、断裁さらに
は組立て等の工程で入る陽や汚れを防止している。そし
て、出荷に際しては保護用粘着シートの表面が汚損され
ているために剥がして再度新しい保護用粘着シートを貼
付し直している。しかるに、この保護用粘着シートの貼
り替え作業は、資材的にもまた、貼付作業に手間がか)
り改善が強く要望されている。しかし、この貼り替え作
業によって出硫、保管時、運搬さらには店頭で製品が陳
列されている時に積み重ねられたり、静電気等によって
入る傷や汚れは防止されている。本発明者は、上記の従
来法にみられる欠点に鑑み鋭意研究の結果、剥離性合成
樹脂フィルムと自己貼着性シートからなる二重構造の自
己貼着性表面保護シートを利用することにより従釆法の
欠点を解消することに成功し本発明を完成させた。すな
わち、本発明は、剥離性合成樹脂フィルムに自己貼着性
シートを配設した自己貼着性表面保護シートを平滑表面
に貼着して保護し、成型加工後剥離性合成樹脂フィルム
を剥離して平滑表面に自己貼着性シートを残置すること
を特徴とする平滑表面の保護方法である。以下、本発明
の技術的事項について詳述する。
先づ、本発明に供される自己貼着性表面保護シートを構
成する剥離性合成樹脂フィルムは、保護対象の平滑表面
を有する被貼着体への密着性が要求され、柔軟で耐寒性
を有するものが望ましい。そして、被貼着体に貼着され
た状態で成型加工、保管あるいは運搬されるので自己貼
着性シートから剥離脱落することがなく、しかも成型加
工後あるいは保管、運搬後には自己貼着性シートから剥
がれ易いものでなければならない。具体的には、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリエチレンとポリプロピレ
ンの混合物、塩素化ポリエチレン等ポリオレフィン系樹
脂、ポリスチレンおよびポリアミド等のフィルムが好適
である。さらに、これらの剥離性合成樹脂フィルムは自
己貼着性シートを配設した自己貼着性表面保護シートを
製造する際二層で巻き取る時にはその表面を剥離処理す
ることもあり、ジメチルポリシロキサン等の表面処理剤
で表面処理することが出来る。このような剥離性合成樹
脂フィルムに配段される目己貼着性シートは、剥離性合
成樹脂フィルムと同様に被貼着体への密着性が要求され
、柔軟で耐寒性を有するものが望ましい。
そして、被貼着体への貼着および剥離性合成樹脂フィル
ムを貼着保持する必要から適度の貼着性を有すると共に
、被貼着体から容易に剥離することが出来る再剥離性を
有するものでなければならない。しかも、被貼着体の平
滑表面から剥離後平滑表面を汚損させない自己貼着性を
有するものでなければならない。具体的には、エチレン
−酢酸ビニルの共重合体に塩化ビニルモノマーをグラフ
ト重合させたグラフトマーもしくはこのグラフトマーに
可塑剤を配合した組成物から形成したフィルムおよび塩
化ビニル樹脂10の重量部に可塑剤を50〜15の重量
部を配合して形成した敏質塩化ビニル樹脂フィルム等の
自己貼着性を有するフィルムである。可塑剤としてはフ
タル酸系、ポリエステル系、ェポキシ系等通常使用され
ているものを単独あるいは混合して使用することが出来
る。かくしてなる自己鮎着性シ−トは、剥離性合成樹脂
フィルム上に配設されて、自己貼着性表面保護シートに
なり「そのま)で被貼着体の平滑表面を保護するために
砧着使用される。また、時として剥離性合成樹脂フィル
ム上に配談された自己貼着性シートを剥離紙で保護し、
平滑表面に貼着するにあたっては剥離紙を剥離してから
同様に貼着使用することも出来る。本発明に供される自
己貼着性表面保護シートは、自己貼着性シートの自己貼
着性により接着剤や粘着剤等を全く使用することもなく
被貼着体の平滑表面に粘着することが出釆、成型加工時
に平滑表面を保護することが出来る。
そして、成型加工後あるいは保管、運搬等で表面が汚損
されても剥離性合成樹脂フィルムを剥離するだけで平滑
表面に自己貼着性シートが残置されて継続して平滑表面
を保護することが出来、改めて新しい保護シートを貼着
することな〈貼着作業を簡略化することが出来る。さら
に、平滑表面の保護の役目が終り被貼着体から自己貼着
性シートを剥離しても接着剤、粘着剤等を全く使用して
いないために容易に剥離することが出来ると同時に接着
剤、粘着剤等の糊残りによる平滑表面の汚染が全くみら
れない特徴をも有する。以下、本発明を実施例にもとづ
いて具体的に説明する。
実施例エチレン−酢酸ビニル共重合体に塩化ビニルモノ
マ−をグラフト重合させて得られるグラフトマ−10の
重量部に可塑剤ジオクチルフタレートを20重量部を配
合しカレンダーロールで厚さ70Aにシール化した自己
貼着陣シートを厚さ60いのポリプロピレンフィルムに
配設し自己貼着性表面保護シートを作製し、さらに自己
貼着性シートを剥離紙で保護した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 剥離性合成樹脂フイルムに自己貼着性シートを配設
    した自己貼着性表面保護シートを平滑表面に貼着して保
    護し、成型加工後剥離性合成樹脂フイルムを剥離して平
    滑表面に自己貼着性シートを残置することを特徴とする
    平滑表面の保護方法。
JP899282A 1982-01-25 1982-01-25 平滑表面の保護方法 Expired JPS606232B2 (ja)

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JPS58126148A JPS58126148A (ja) 1983-07-27
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JPS60169865U (ja) * 1984-04-19 1985-11-11 株式会社フジクラ プリント回路用の離型用シ−トを付したオ−バ−レイフイルム

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JPS58126148A (ja) 1983-07-27

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