JPS6335680A - 表面保護用接着フイルムもしくはシ−ト - Google Patents

表面保護用接着フイルムもしくはシ−ト

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JPS6335680A
JPS6335680A JP17942686A JP17942686A JPS6335680A JP S6335680 A JPS6335680 A JP S6335680A JP 17942686 A JP17942686 A JP 17942686A JP 17942686 A JP17942686 A JP 17942686A JP S6335680 A JPS6335680 A JP S6335680A
Authority
JP
Japan
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layer
sheet
film
adhesive
surface protection
Prior art date
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Pending
Application number
JP17942686A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Hori
堀 勝美
Kenjiro Hayashi
林 健二郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Electric Industrial Co Ltd filed Critical Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPS6335680A publication Critical patent/JPS6335680A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、表面保護用接着フィルムおよびシート(以下
、フィルムおよびシートをフィルムと総称することもあ
る)に関するものであり、さらに詳しくはステンレス板
、アルミニウム板、銅板などの薄層金属板に対する表面
保護効果、特に長期間屋外暴露される金属板への接着性
に優れた表面保護用フィルムおよびシートを提供するも
のであろ7 (従来技術・発明が解決しようとする問題点〕従来、ス
テンレス板、アルミニウム板、銅板の如き金属板あるい
は他の被保護面、例えばアルミサツシ、ガラス板などの
表面保護材料として、貼り合わせ作業の簡便さと剥離の
容易さからポリエチレン、ポリプロピレンの如きポリオ
レフィン系フィルムを支持体(即ち、表面保護フィルム
)とし、この面に感圧性接着剤(たとえば、合成ゴムな
どのゴム材を主体とするもの、あるいはアクリル系樹脂
を主体とするもの)を塗布して感圧性接着剤層を形成さ
せたものが使用されている。ところが、かかる構成とし
た場合、感圧性接着剤は、日光等によって短時間に劣化
して接着力が著しく上昇するという問題を有しており、
このような現象を生ずることは表面保護フィルムとして
は致命的な欠点である。けだし被保護材料面に該フィル
ムを貼り合わせた後、該フィルムを剥離する時、感圧性
接着剤が被保護面に残留し、その為この残留接着剤を取
り除く作業を必要とするからである。
上記の如き問題を解決したものとして、支持体として紫
外線阻止効果を有する黒色系着色フィルムを使用するこ
とが考えられるが、このような着色フィルムを被保護面
に貼り合わせた場合、金属板、ガラス仮等の保存、運搬
、加工などの途中の工程における表面の傷の発生の有無
、あるいはカラーサツシ等の色相を、着色フィルム面上
より確認することが容易でない。また、このような色黒
系のものを使用することは商品イメージを悪くするとい
う致命的な欠陥を有するという問題点がある。
他方、ポリエチレン、ポリプロピレンの如きポリオレフ
ィン系樹脂支持体に、公知の紫外線吸収剤及び/又は抗
酸化剤を混入することなどが検討されているが、やはり
該添加剤が経日によりブリードし、被着体を汚染する等
の表面保護用接着フィルムとして致命的な欠点となると
いう問題点がある。
本発明の目的は、着色支持体を用いることなく、紫外線
による感圧性接着剤の劣化が生起しない表面保護用接着
フィルムを提供することである。
c問題点を解決するための手段〕 本発明は、上記目的を達成すべく開発されたものである
。すなわち、本発明はL−LDPE樹脂層(以下、A層
ともいう)およびL−LDPE以外のポリオレフィン系
樹脂層(以下、BNともいう)を有する多層構造からな
るフィルムのL−LDPE層面上に感圧性接着剤層を設
けてなることを特徴とする表面保護用接着フィルムに関
する。
本発明によれば、上述の如く多層構造を有するフィルム
のL−LDPE樹脂層面上に感圧性接着剤層を設けるこ
とにより、従来のL−LDPE以外のポリオレフィン系
樹脂フィルムシートの片面に感圧性接着剤層を設けたも
のに比べ、著しく接着力(投錨力)が向上し、かつ被保
護材料面に該フィルムを貼り合わせた後該フィルムをf
f1l+離する際、日光等によって著しく接着力が上昇
しても、被保護材料面に感圧性接着剤が残留することが
極度に抑制される。
本発明で使用されるL−LDPE樹脂は、−FQに公知
のものであり、たとえば「高分子データーハンドブンク
応用編、培風館、1986年、第1〜10頁」にその開
示がある。本発明においては、当該刊行物に開示のもの
が好適に使用される。具体的には、例えばその密度が0
.9 (1−0,98g/c4、好ましくは、0.90
〜0.95 g/ad、より好ましくは、0.91〜0
.93 g /ct程度、Ml(メルトインデックス)
が0.5〜10、好ましくは、1〜8、より好ましくは
、1〜4程度、融点が100〜150°C1好ましくは
、110〜140℃、より好ましくは、120〜130
℃程度のものが好適である。
L−LDPE樹脂層は、さらに他樹脂を配合したもので
あってもよく、かかる樹脂としては、たとえばL−LD
PE樹脂以外のポリオレフィン樹脂〔たとえば、低密度
ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン酢酸ビニル共重合体(ビ
ニルアセテート=10%以下)、エチレンエチルアクリ
レートコポリマー等が好ましいものとして例示される。
その場合、L−LDPE樹脂too重量部に対して、L
−LDPE樹脂以外の樹脂成分は50〜100重量部、
好ましくは50〜80重量部、さらに好ましくは50〜
70重量部の量で配合される。
本発明のBJIで使用されるポリオレフィン系樹脂とし
ては、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密
度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン酢酸ビニル
共重合体(ビニルアセテート210%以下)等が好まし
いものとして例示される。
本発明に関する多層構造からなるフィルムは、たとえば
A層を構成するL−LDPE樹脂とB層を構成するポリ
オレフィン系樹脂それぞれを加熱溶融して共押出しする
か又は上記両樹脂を別々に造膜して溶融等の手段にて貼
り合わせて多層構造とした後、ポリオレフィン系樹脂層
面上に感圧性接着剤層を設けることによって製造される
感圧性接着剤層用の接着剤としては、従来この分野で既
知のものを使用すればよく、かかるものとしては、たと
えばゴム系、合成樹脂系(アクリル系等)のものが好ま
しいものとして使用される。
本発明に使用される多層構造のB層であるポリオレフィ
ン系樹脂層は1〜100P、好ましくは5〜80戸、よ
り好ましくは60−程度とされる。
11−未満の場合には表面保護テープとした際の加工時
のフィルム切れが発生しやすい傾向があり、また1oo
P、を越えると表面保護テープとした際の切断作業性が
悪くなる傾向がある。
また、A11JであるL−LDPE樹脂層は多層のうち
少なくとも一層あればよく、また核層の厚みは、好適に
は少なくとも1戸以上、好ましくは5〜30−1より好
ましくは10〜20戸の範囲である。l、1as未満の
場合には感圧性接着剤とL−LDPE樹脂層の接着力(
投錨力)が不十分であり、また30P、を越える場合、
感圧性接着剤とL−LDPE樹脂層の接着力(投錨力)
は十分であるが、表面保護用接着テープとした際の切断
作業性が悪くなる恐れもある。
本発明の表面保護用接着フィルムは通常板状物等の表面
保護用として使用されるものであるが、球面状、凸状、
凹状のものでもよい。また、その材質も特に限定されな
いが、好ましくはステンレス板、アルミニウム板、銅板
などの金属板の表面保護用として使用される。
〔作用・効果〕
以上の如く、本発明の表面保護用接着フィルムは、被保
護材料面に適用後、これを剥離する際に、感圧性接着剤
が被保護材料面に残留することが非常に少ないので、極
めて品質の高い表面保護用接着フィルムを提供しうるち
のである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を示し、更に詳しく説明する。
実施例1〜4 第1表に示した各組成及び厚みのL−LDPE以外のポ
リオレフィン系樹脂層(BJi)と、L−LDPE樹脂
層(A層)を熔融押出機によって共押出し、ポリオレフ
ィン系樹脂の二層フィルムを作製した。
得られた各二層フィルムのA層の片面にコロナ放電処理
を施し、該処理面に第1表に示した感圧性接着剤組成物
を塗布、乾燥して、表面保護用接着フィルムもしくはシ
ートを得た。
比較例1 第1表に示した如(、L−LDPE以外のポリオレフィ
ン系樹脂フィルムN (B層)のみを溶解押出機にて押
出し、ポリオレフィン系樹脂の単層フィルムを作製し、
片面にコロナ放電処理を施したのち、該処理面に第1表
に示した感圧性接着剤組成物を塗布、乾燥して、表面保
護用接着フィルムもしくはシートを得た。
各実施例及び比較例にて得られた表面保護用接着フィル
ムもしくはシートの接着剤の被保護材面への残留状態を
以下に説明する測定方法によって測定し、その結果を第
1表に示した。
(測定方法) 2QX200a+mの各試料をステンレス板(5us3
048A仕上げ)に貼り、■島津製作所製ウェザーメー
ターで照射して、該試料を50.100.150時間後
、表面保護材を30s/1llinの速度で剥離し、ス
テンレス板上の残留接着剤のを無を測定した。
第1表 Oニステンレス板上の残留接着剤 無 ×:有 注1:三菱油化社製 ユカロンLL3100F注2=三
井ポリケミカル社製 ミラフン6フ注3:ティサン化学
社製 ティサンゴム100注4:日本ポリウレタン社製
 コロネートし
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す表面保護用接着フィルム
もしくはシートの断面図である。 1 : L−LDPE以外のポリオレフィン系樹脂層 2 : L−LDPE樹脂層 3:感圧性接着剤層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 直鎖型低密度ポリエチレン(L−LDPE)樹脂層およ
    びL−LDPE以外のポリオレフィン系樹脂層を有する
    多層構造からなるフィルムもしくはシートのL−LDP
    E層面上に感圧性接着剤層を設けてなることを特徴とす
    る表面保護用接着フィルムもしくはシート。
JP17942686A 1986-07-30 1986-07-30 表面保護用接着フイルムもしくはシ−ト Pending JPS6335680A (ja)

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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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