JPS606225B2 - 装飾材の製造方法 - Google Patents

装飾材の製造方法

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Publication number
JPS606225B2
JPS606225B2 JP53068067A JP6806778A JPS606225B2 JP S606225 B2 JPS606225 B2 JP S606225B2 JP 53068067 A JP53068067 A JP 53068067A JP 6806778 A JP6806778 A JP 6806778A JP S606225 B2 JPS606225 B2 JP S606225B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
vinyl chloride
printing
ink
paper
Prior art date
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Expired
Application number
JP53068067A
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English (en)
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JPS54159461A (en
Inventor
和夫 松永
茂知 榊原
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は表裏両面に絵柄を有する塩化ビニル系装飾材の
製造方法に関するものである。
従来、発泡又は非発泡の塩化ビニルプラスチゾルを用い
て表裏両面に絵柄を有する装飾材を製造する方法は、■
ゲル化したシートの表裏に各々直接印刷する。
■ゲル化したシートの表裏に各々転写印刷する。■ゲル
化したシートの表裏の内一方を直後印刷し他方を転写印
刷する。■印刷したシートを2枚貼り合わせる。等があ
るが、■の方法は、ゲル化したシートは伸縮性を有する
ため印刷中のテンションによる流れ方向の伸びと中方向
の縮み及び加熱乾燥時の伸縮によって多色印刷の際の見
当合わせが困難、寸法表示を目的としたスケールを印刷
する場合スケールが寸法通りに印刷されない。■の方法
は、支持体がないので転写時の熱の影響で転写後の絵柄
の伸縮が大きい。転写紙を2枚必要とするので製品がコ
スト高になる。■の方法は■の方法と■の方法の欠点を
合わせ持つ。■の方法は各々のシートの印刷時及び貼り
合わせ時にシートが伸縮する。接着する工程が加わり、
接着剤の使用と共に製品のコスト高につながる。等の欠
点を有していた。本発明は以上の欠点を解消すべ〈なさ
れたものであって、剥離性を有する基材に絵柄を施し、
次いで、その上に発泡性又は非発泡性の塩化ビニルプラ
スチゾル皮膜層を形成し、その表面に絵柄を施し必要に
応じて表面保護層を設けた後談皮膜層を加熱発泡又は加
熱ゲル化させ、しかる後剥離性を有する基材を剥離する
ことを特徴とする表裏両面に絵柄を有する塩化ビニル系
装飾材の製造方法を提供しようとするものである。
次に図面に従って本発明を詳細に説明する。
まず、剥離性を有する基村3にグラビア印刷方式、グラ
ビアオフセット印刷方式、ロータリースクリーン印刷方
式等によって絵柄4を施す。剥離性を有する基材3とし
ては、ポリエステルフイルム、ポリプロンフイルム、ナ
イロンフイルム等の伸縮性の小さい合成樹脂フィルム、
薄紙、クラフト紙、コート紙、上質紙等の紙1にポリエ
チレンフイルム、ポリプロピレンフイルム、ポリエステ
ルフィルム等を接着剤を介して貼り合わせるか、エキス
トルーダーラミネーシヨンによって鏡層したもの、前出
の紙にグラビアコート、ロールコート、ナイフコート等
によってアミノアルキッド系、不飽和ポリエステル系、
ウレタン系、アクリル系その他の樹脂からなる剥離ニス
2をコートした離型紙等が使用できる。インキは塩化ビ
ニル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマー、塩化
ビニルーアクリルコポリマー、アクリル系樹脂、ウレタ
ン系樹脂等をバインダーとしたインキを使用し、絵柄4
は木目模様、抽象柄模様等任意の絵柄が選べる他、装飾
材として使用する際の裁断時に寸法の目安となるような
スケールを印刷することができる。
又透明インキでべタ刷層5を設けてから絵柄4を施せば
、剥離性を有する基材3を剥離した後べタ刷層5が絵柄
4を保護する表面保護層となる。次に、前記絵柄4を施
した剥離性を有する基材3の表面に発泡性又は非発泡性
の塩化ビニルプラスチゾル皮膜層6を形成する。
塩化ビニルプラスチゾル皮膜層はナイフコート、リバー
スロールコート等で施し、110〜150qoで3鼠砂
〜2分間加熱して半ゲル化する。塩化ビニルプラスチゾ
ルは、ペースト用塩化ビニル樹脂、可塑剤、安定剤、顔
料その他を所定量混合した従来公知の配合で良くト必要
に応じてブレンド用の塩化ビニル樹脂を配合することも
できる。
又、発泡性のゾルの場合には、アゾジカルボンアミド、
ジニトロソベンタメチレンテトラミン、4・4オキシビ
スベンゼンスルホニルヒドラジッド、その他の従釆公知
の発泡剤を含んでいる。次に半ゲル化した塩化ビニルプ
ラスチゾル皮膜層の表面にグラビア印刷方式、グラビア
オフセット印刷方式、ロータリースクリ−ン印刷方式、
転写印刷方式等で絵柄9を施し、必要に応じて表面保護
層10を設けた後加熱して前記皮膜層を発泡又は完全ゲ
ル化させる。インキは、前記剥離性を有する基材3に絵
柄4を施するのに用いることができるインキの内から任
意に選択できる。
又、従来公知の抑制インキ7、発泡インキ、発泡性又は
非発泡性の塩ビゾルィンキを使用することもできる。
絵柄9は木目模様、抽象柄模様、大理石模様等任意の絵
柄を選択することができ、剥離性を有する基材3に施し
た絵柄4と異なった絵柄でも良いし同一の絵柄でも良い
表面保護層10は透明塩化ビニルプラスチゾル、塩化ビ
ニル系塗料、アクリル系塗料、ウレタン系塗料等によっ
て設けることができるが、インキの性能や用途によって
は設けなくても良い。
加熱条件は使用する塩化ビニル樹脂や発泡性の種類によ
って決定される。例えば発泡性にアゾジカルボンアミド
を使用した場合の加熱条件は200℃で2分間である。
次に発泡又は完全ゲル化の終った後剥離性を有する基材
3を剥離して装飾材を得る。
以上の様にして製造された本発明の装飾材は、■ 絵柄
は剥離性を有する基材3の表面及び剥離性を有する基材
3の上に形成した半ゲル化状態の塩化ビニルプラスチゾ
ル皮膜層の上に施すので印刷時の伸縮がなく、多色印刷
時の見当合わせやスケール等の絵柄の寸法精度が良好で
ある。
■ 得られる製品は塩化ビニル単体となるので眉間剥離
の心配がなく、耐水性その他の性能も良好である。
■ 両面に絵柄を有するのでアコーデオンカーテン等特
殊な用途がある。
■ 裁断する際に片面に印刷されているスケールを利用
することによって作業が簡便になる。
等の効果を有するものである。本発明の装飾材は、床材
、玄関マット等のクッション性を要求される用途、台所
マット、風呂場マット、テーブルクロス等の耐水性を要
求される用途、アコーデオンカーテン等の両面に絵柄を
必要とする用途に使用される他、合板、無機質板、その
他の板状基材に貼り合わせて使用することもできる。
実施例 1 坪量80夕/従のコート紙にグラビアコータ−を用いて
下記配合の樹脂を7タ′で(dry)塗布し130oo
で、3町軸乾燥して滋型紙を作成した。
配合次に上記離型紙の塗布面に塩化ビニルー酢酸ビニル
系のインキを用いてグラビア印刷機で1肌単位のスケー
ルを印刷し、その上に下記配合の発泡性塩化ビニルプラ
スチゾルをナイフコーターを用いて0.5側の厚さに塗
布し、15000で1分間加熱して半ゲル化させ印刷用
麻反を作った。
配合 次に上記印刷用原反に塩化ビニル系のインキを用いてグ
ラビア印刷機で幾可学模様を印刷し、その上に、ナイフ
コーターを用いて透明塩化ビニルプラスチゾルを0.3
肋の厚さに塗布し200午0で2分間加熱発泡させた後
冷却し、剥離紙を剥離して装飾材を得る。
実施例 2 坪量80夕/あの上質紙にグラビアコータ−を用いてァ
ミノァルキッド系の剥離ニスを5夕/〆(dry)塗布
し15000で3硯砂乾燥して雛型紙を作成した。
次に上記雛型紙の塗布面に塩化ビニル系のインキでグラ
ビア印刷機を用いて5脇単位のスケールを印刷し、その
上に下記配合の発泡性塩化ビニルプラスチゾルをリバー
スロールコーターを用いて300タ′わ(dひ)塗布し
、15000で1分間加熱して半ゲル化させ印刷用原反
を作成した。
配合 次に上記印刷用原反に塩化ビニル系のインキ及び発泡抑
制剤を含んだ塩化ビニル系のインキを用し、てグラビア
印刷機で抽象柄模様を印刷し、その上にリバースロール
コーターを用いて透明塩化ビニルプラスチゾルを200
多′力塗布し200qoで2分間加熱発泡させた後冷却
し、隣型紙を剥離して、片面に寸法表示のスケール、他
の片面に抽象柄の凹凸模様を有する装飾材を得た。
実施例 3 坪量40タ′〆の薄紙にポリプロピレンを20仏の厚さ
にェクストルーターラミネーションし、その上にグラビ
ア印刷機を用いてウレタン系の透明インキを5の力(d
ry)べ夕刷りしその上に塩化ビニル系のインキで抽象
柄模様を印刷した。
次に下記配合の非発泡性塩化ビニルプラスチゾルをナイ
フコーターで2009′め(dry)塗布し150℃で
6現妙間加熱して半ゲル化させ印刷原反を作成した。配
合 次に上記印刷用原反に塩化ビニルプラスチゾルを主体と
した発泡インキと塩化ビニル系の通常インキとを用いて
グラビア印刷機で抽象柄模様を印刷し、遠赤外ランプで
乾燥した後その上にウレタン系の透明インキでべタ刷印
刷し、200qoで60硯砂間加熱させた後冷却し雛型
紙を剥離して、装飾材を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装飾材の製造方法の一例を示す断面図
である。 1・・・・・・紙、2・・・・・・剥離ニス、3・・・
・・・剥離性を有する基材、4・・・・・・絵柄、5・
・・・・・ベタ刷層、6・・・・・・塩化ビニルプラス
チゾル皮膜層、7・・・・・・抑制インキ、8・・・・
・・通常インキ、9・・・・・・絵柄、10・・…・表
面保護層。 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 剥離性を有する基材に絵柄を施し、次いでその上に
    発泡性又は非発泡性の塩化ビニルプラスチゾル皮膜層を
    形成し、その表面に絵柄を施し必要に応じて表面保護層
    を設けた後該皮膜層を加熱発泡又は加熱ゲル化させ、し
    かる後剥離性を有する基材を剥離することを特徴とする
    表裏両面に絵柄を有する塩化ビニル系装飾材の製造方法
    。 2 剥離性を有する基材に施す絵柄が寸法表示を目的と
    するスケールであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の方法。
JP53068067A 1978-06-06 1978-06-06 装飾材の製造方法 Expired JPS606225B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP53068067A JPS606225B2 (ja) 1978-06-06 1978-06-06 装飾材の製造方法

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JP53068067A JPS606225B2 (ja) 1978-06-06 1978-06-06 装飾材の製造方法

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Publication Number Publication Date
JPS54159461A JPS54159461A (en) 1979-12-17
JPS606225B2 true JPS606225B2 (ja) 1985-02-16

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ID=13363051

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JPS58173254A (ja) * 1982-03-31 1983-10-12 松下電工株式会社 床材
JP7416401B2 (ja) * 2019-10-23 2024-01-17 株式会社ウェーブロック・アドバンスト・テクノロジー 表皮基材、発泡表皮基材、発泡表皮材、表皮基材の製造方法、発泡表皮基材の製造方法、発泡表皮材の製造方法、加飾成形体、および、加飾成形体の製造方法

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