JPS6061256A - 積層板用ガラス布および積層板 - Google Patents

積層板用ガラス布および積層板

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JPS6061256A
JPS6061256A JP17021683A JP17021683A JPS6061256A JP S6061256 A JPS6061256 A JP S6061256A JP 17021683 A JP17021683 A JP 17021683A JP 17021683 A JP17021683 A JP 17021683A JP S6061256 A JPS6061256 A JP S6061256A
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JP
Japan
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weight
glass cloth
laminate
less
cloth
Prior art date
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Pending
Application number
JP17021683A
Other languages
English (en)
Inventor
英人 三澤
吉光 時夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、産業機器、電子機器、電気機器等に用いら
れる印刷配線板用の積層板とその基材に関する。
〔背景技術〕
多層印刷配線板は、一般に表面に電気回路が形成された
内層(内装)用積層板と、外層(外装)用回路板との間
に、樹脂含浸基材(樹脂含浸ガラス布等の樹脂含浸布や
樹脂含浸紙)を介在させて積層成形することによりつく
られているが、多層印刷配線板の高多層化、高密度化に
伴い、リード線のハンダ付けが脱落するという事故が多
発するようになってきた。これは、熱負荷時における積
層板の寸法変化が大きいことが主要な原因である。他方
、積層板にリードレス部品を直接実装させる場合では、
積層板の寸法変化はできるだけ小さいのがよい。このた
め、寸法安定性に優れた積層板が強く要望されていた。
〔発明の目的〕
ここに開示する発明は、このような事情に鑑みなされた
もので寸法安定性に優れた積層板と、そのような積層板
をつくるのに適し寸法安定性に優れたガラス布を提供す
ることを目的としている。
〔発明の開示〕
前記のような目的を達成するため、第1の発明は、ガラ
ス布の補強値Kを下記の式で規定するとき、縦方向およ
び横方向の補強値が4.8以上であることを特徴とする
積層板用ガラス布をその要旨とし、第2の発明は、基材
としてガラス布が用いられている積層板であって、ガラ
ス布として、縦方向および横方向の補強値K(その定義
は下記のとおり)が4.8以上のものが用いられている
ことを特徴とする積層板をその要旨としている。
K= □ を 以下に、二つの発明の詳細な説明する。
従来、積層板用の基材として紙、ガラス布等様々なもの
が用いられているが、いずれも、熱膨張率が大きいため
、寸法安定性が劣っている。発明者らは、ガラス布に着
目し、寸法安定性の優れたものを得ようとして研究を重
ねた。そして、フィラメント径、セーフ1本当たりのフ
ィラメント数、クロス1インチ当たりの打込本数、クロ
ス厚みがガラス布の熱膨張率に影響を及ぼすのではない
かと着想し、これらの値が異なる様々なamのガラス布
について、それぞれの熱膨張率を調べたところ、これら
の間には密接な相関関係があることがわかり、その結果
、前記式で定義される縦方向および横方向の補強値Kが
4.8以上であれば、熱膨張率が充分小さいものとなる
ということがわかり、この発明を完成したのである。
ここに、補強値には、ガラス布を基材として用いた積層
体における、ガラス布の樹脂に対する補強効果をあられ
している。
縦方向の補強値に1 と横方向の補強値に2の比Kl/
に2は0.9以上、1.3以下が好ましい。より好まし
くは、K!の方かに2よりも大きく、1゜0を超え、1
.2以下となっていることである。このようにすれば、
ガラス布を基材として積層板をつくったとき、縦方向お
よび横方向の熱膨張率がいっそう小さくなるとともに、
170℃、30分(MIL法)による加熱処理後に熱サ
イクルを加えた時の寸法の縮み量が小さくなるからであ
る。
ガラス布を構成するガラスは、5i02.Al2O3,
MgOを、それぞれ、60重量%以上。
20宙量%以上、15宙量%以下含むものがよい。ただ
し、この場合、3者合計で97重量%以上含む、すなわ
ち、一般のガラスに含まれているCao、B203 、
に20.Na20.Fe2 o3等の他の酸化物が3重
量%未満しか含まないのがよい。あるいは、5i02.
MgOを、それぞれ、600重量%以上、15重量%以
下(ただし、両者合計で97重量%以上)含んでいるよ
うであってもよい。これらの組成からなるガラスは、そ
れ自体、熱膨張率が小さいものであるからである。
Cab、B203 、に20.Na20.Fe203等
の酸化物が3重量%を超えるようになると、ガラス布の
熱膨張率が大きくなる傾向にある。
第2の発明にかかる積層板は第1の発明にかかる積層板
用ガラス布を使用し、従来と同様の製法によりつくるこ
とができる。たとえば、第1の発明にかかる積層板用ガ
ラス布に樹脂ワニスを含浸させてなる樹脂含浸基材(プ
リプレグ)を少なくとも1枚用いるようにして、樹脂含
浸基材を所定枚重ね合わせ、必要に応じてその上面およ
び/または下面に金属箔を載置したのち積層成形すると
第2の発明にかかる積層板が得のれるのである。
樹脂ワニスとしては、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、
ポリエステル樹脂、ポリサルフォン樹脂等が用いられる
前記のようにして得られた積層板は、第1の発明にかか
る補強値Kが4.8以上のガラス布が用いられているの
で、熱膨張率を] OX ] O’mm”c以下、8 
X 10 ’ mm/mm”c程度まで小さくすること
が可能であって、寸法安定性を優れたものとすることが
できる。
〔発明の効果〕
第1の発明にかかる積層板用ガラス布は、ガラス布の縮
方向および横方向の補強値が4.8以上であるので、寸
法安定性に優れている。そのため、このようなガラス布
を基材として用いた第2の発明にかかる積層板は、寸法
安定性が向上し、熱負荷時にハンダ付けが脱落するなど
の問題を生じにくい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11ガラス布の補強値Kを下記の式で規定すると、き
    、縦方向および横方向の補強値が4.8以上であること
    を特徴とする積層板用ガラス布。 K= □ (2)縦方向補強値と横方向補強値の比が0.9以上、
    1.3以下である特許請求の範囲第1項記載の積層板用
    ガラス布。 (3) ガラス布を構成するガラスが、5j02゜A 
    I203 、MgOを、それぞれ、60重量%以上、2
    0宙量%以−F、15重量%以下(ただし、3者合計で
    97重量%以上)含んで・いる特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項記載の積層板用ガラス布。 (4) ガラス布を構成するガラスが、5i02゜Mg
    Oを、それぞれ、60重量%以上、15重量%以下(た
    だし、両者合計で97重量%以上)含んでいる特許請求
    の範囲第1項または第2項記載の積層板用ガラス布。 (5)基材としてガラス布が用いられている積層板であ
    って、ガラス布として、縦方向および横方向の補強値K
    (その定義は下記のとおり)が4.8以上のものが用い
    られていることを特徴とする積層板。 K= t;クロス厚み(nm) (6)ガラス布の縦方向補強値と横方向補強値の比が0
    .9以上、1.3以下である特許請求の範囲第5項記載
    の積層板。 (7)ガラス布が、5i02 、Al103 、MgO
    を、それぞれ、60重量%以上、20重量%以上、15
    宙量%以下(ただし、3者合計で97重量%以上)含ん
    でいる特許請求の範囲第5項または第6項記載の積層板
    。 (8)ガーyス布が、5i02.MgOを、それぞれ、
    60重量%以上、15%量%以下(ただし、両者合計で
    97重量%以上)含んでいる特許請求の範囲第5項また
    は第6項記載の積層板。
JP17021683A 1983-09-14 1983-09-14 積層板用ガラス布および積層板 Pending JPS6061256A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03112650A (ja) * 1989-09-27 1991-05-14 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd 熱硬化性樹脂積層板および積層板用ガラス織布基材

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5525055A (en) * 1978-08-10 1980-02-22 Canon Inc Electrophotographic photoreceptor

Patent Citations (1)

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