JPS6059185A - ポリエステル繊維材料の染色法 - Google Patents

ポリエステル繊維材料の染色法

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JPS6059185A
JPS6059185A JP16469483A JP16469483A JPS6059185A JP S6059185 A JPS6059185 A JP S6059185A JP 16469483 A JP16469483 A JP 16469483A JP 16469483 A JP16469483 A JP 16469483A JP S6059185 A JPS6059185 A JP S6059185A
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JP
Japan
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alkyl group
lower alkyl
lower alkoxy
alkoxy
dyeing
Prior art date
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Pending
Application number
JP16469483A
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English (en)
Inventor
松尾 義和
安部田 貞治
敏夫 仲松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリエステル繊維材料の染色法に関するもので
ある。
更に詳しくは、本発明はポリエステル繊維材料を耐光性
の良好な橙〜赤色に染色する方法に関するものである。
近年、ポリエステル繊維材料はその優れた耐熱性及び耐
光性から自動車用内装素材と17での用途が増加してき
ている。それにつれて、その着色剤である分散染料に対
しても一段と優れた耐光堅ろう度、特に高い温度におけ
る優れた耐光堅ろう度がめられるようになった。耐光堅
ろう度は、従来JIS−L 0842 に規定する温度
63:辷3℃で露光を行なっCいるが、自動車内装用途
では83±3℃の高温下でしかも400時間ないし60
0時間の露光に耐える堅ろう度が要求されている。更に
自動車シートの用途では蓄熱性を有するウレタンフォー
ノ・上にポリエステル繊維素材を張って使用しているこ
とから83±3℃以上の高温になることが少なくなく更
に苛酷な条件に耐える染料がめられている。
本発明者らは、上述のような苛酷な条件に耐え得るポリ
エステル繊維材料の染色方法について鋭意検討した結果
、本発明に到達した。すなわち、本発明は一般式(1) (式中、Xは塩素原子または臭素原子を表わし、Yは水
素原子、低級アルキル基、塩六原子、臭素原子、低級ア
ルキルカルボニルアミノ基、低級アルキルスルホニルア
ミノ基またはベンゾイルアミノ基を表わし、R1,R2
は同−又は異なっ°Cいてもよい低級アルキル基、ヒド
ロキシ低級アルキル基、低級アルキルカルボニルオキシ
低級アルキル基、低級アルキルカルボニル低級アルキル
基、シアノ低級アルキル基、シアノ低級アルコキシ低級
アルキル基、低級アルコキシカルボ′ニル低級アルコキ
シ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル低級アル
キルチオ低級アルキル基、低級アルコキシ低級アルキル
基、低級アルコキシ低級アルコキシカルボニル低級アル
キル基、ヒドロキシ低級アルコキシ低級アルコキシ低級
アルキル基、低級アルコキシカルボニルオキシ低級アル
キル基、低級アルコキシ低級アルコキシ低級アルコキシ
カルボニル低級アルキル基、フェニル低級アルキル基ま
たはシアノ低級アルコキシカルボニル低級アルキル基を
表わす。) で示されるモノアゾ分散染料と一般式(2)(式中、R
3,R4は水素原子、ヒドロキシル、低級アルキルまた
は低級アルコキシ基を表わす。) で示される化合物を併用して染色することを特徴とする
ポリエステル繊維材料の染色法である。
通常、ポリエステル自動車シートの染色にはアントラキ
ノン系染料が使用され、アゾ系染料はほとんど使用され
ていない。本発明の一般式(1)の染料のみで染色した
ポリエステル染色物の耐光堅ろう度は自動車内装用途に
用いた場合、実用に耐え得る耐光性を得ることは困難で
ある。
しかし本発明の一般式(1)で示されるようにシアノ成
分に4−二トロー2−ハロゲノアニリンを使用したアゾ
分散染料と一般式(2)で示される化合物を染色時に併
用することにより従来のアゾ分散染料では得られない極
めて優れた耐光堅ろう度を得ることは驚くべきことであ
る。
一般式(1)のモノアゾ染料としては、従来公知の染料
を使用することができる。
本発明において使用する一般式(2)の化合物は紫外線
吸収剤として知られているものであり、たとえば次のも
のをあげることができる。
2− (2’−ヒ゛ドロキシフェニル)−5−クロロ−
ベンゾトリアゾール 2− (2’−ヒドロキシ−4′−メチルフェニル)−
5−クロロ−ベンゾトリアゾール 2− (2’−ヒドロキシ−4′−エチルフェニル)−
5−クロロ−ベンゾトリアゾール 2− (2’−ヒドロキシ−3′−ターシャルブチル−
51−メチルフェニル)−5−クロロ−ベンゾトリアゾ
ール 2− (2’−ヒドロキシ−31sl−ジターシャルブ
チルフェニル)−5−クロロ−ペンツトリアゾール 2− (2’ 、 4’−ジ−ヒドロキシフェニル)−
5−クロロ−ベンゾトリアゾール 2−(2’−ヒドロキシ−4−プロピルフェニル)−5
−クロロ−ベンゾトリアゾール2− (2’−ヒドロキ
シ−4−メトキシフヱニ/I/ ) −5−クロロ−ベ
ンゾトリアゾール2− (2’−ヒドロキシ−4−エト
キシフェニル)−5−クロロ−ベンゾトリアゾール2−
 (2’−ヒドロキシ−4−プロポキシフェニル)−5
−クロロ−ベンゾトリアゾール2−(2’−INFNキ
ロー5′−メチルフェニル)−5−クロロ−ペンツトリ
アゾール 2− (2’−ヒドロキシ−5′−エチルフェニル)−
5−クロロ−ベンゾトリアゾール 2− (2’−ヒドロキシ−5′−プロピルフェニル)
−5−クロロ−ベンゾトリアゾールこれら化合物は1種
または2種以上混合して使用することができる。添加量
は特に制限ないが、好ましくは被染物の重量に対し7て
0.5−5チである。
本発明の方法について更に詳細に説明する。
先ず一般式(1)に示すモノアゾ分散染料と一般式(2
)の化合物からなる染色浴に酢酸または酢酸と酢酸ナト
リウムからなるpH緩衝水溶液で染浴のPHを4−5に
調整する。必要に応じて若干量の金属イオン封鎖剤、均
染剤などを染浴に加えた後に、被染物を投入し、攪拌し
ながら染浴の温度を徐々に昇温しくたとえば1分間に1
−3℃)、100℃以上の所定の温度(たとえば35 110−4=28℃)で30−60分間染色する。
この染色時間は染着の状態により短縮することができる
。染色終了後、冷却し、水洗し、必要に応じて還元洗浄
し、水洗、乾燥して仕上げる。
一般式(2)の化合物は、微粒子に分散化して使用する
ことが好ましく、分散化は一般式(2)の化合物のケー
キ、液状または乾燥された粉末にナフタレンスルホン酸
のホルマリン縮合物、リグニンスルホン酸系などの分散
剤、および水を加えてスラリーとし、これをサンドミル
などで微粒子に分散化することにより行なう。
得られた分散液(ペースト)は、そのまま染色に加えて
使用できるが、グリセリンなど乾燥防止剤を加えて一般
式(2)の化合物が25−50重量%含有する濃度に調
整して使用することが好ましい。また、分散化後、スプ
レードライヤーなどで乾燥して粉末状に製品化したもの
を染浴に加えてもよい。
料に一般式(2)の化合物を予め混合した状態で、また
は同時に′微粒化分散し製品化された染料組成物の状態
で染浴に加えて使用することもできる。
本発明の方法は特に浸染染色に効果的である。
以下、参考例、実施例、比較例1こよって本発明を具体
的に説明する。文中、部、チは重量部、重量%を意味す
る。
参考例 表−1に記載の割合の混合物を微粒化分散して、分散化
されたペーストAおよびBを各実施例1 下式(3) で示されるアゾ系橙色分散染料1部(染料原体30%と
アニオン活性剤70チからなる混合物を微粒化乾燥して
調m)および参考例のペーストA2部を含有する100
0部の染料分散液の染浴を作り、酢酸と酢酸ナトリウム
により染浴のpHを5に調整する。
染浴にポリエステル繊維起毛織物100部を投入し、6
0℃から1分間毎に1℃の割合で昇温し、130℃で6
0分間染色し、通常の方法で還元洗浄し乾燥する。
比較のため式(4) で示されるアゾ系橙色分散染料1部(染料原体30チと
アニオン活性剤70チからなる混合物を微粒化乾燥して
調整)および参集色する。更に式(3)、式(4)の染
料を参考例の化合物を加えずそれぞれ単独で染色する。
各染色物にウレタンフオームを裏打ちしたものをフェー
ドメーター(ブラックパネル温度83°C)で600時
間照射し変退色用グレースケールで判定する。
表−2に示す様に式(3)の染料に参考例の化合物を併
用した本発明の染色物は極めて優れた耐光堅ろう度を示
した。
表 −2 実施例2 下式(5)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式(1) (式中、Xは塩素原子または臭素原子を表わし、Yは水
    素原子、低級アルキル基、塩素原子、臭素原子、低級ア
    ルキルカルボニルアミノ基、低級アルキルスルホニルア
    ミノ基マタはベンゾイルアミノ基を表わし、艮0.R3
    は同−又は異なっていてもよい低級アルキル基、ヒドロ
    キシ低級アルキル基、低級アルキルカルボニルオキシ低
    級アルキル基、低級アルキルカルボニル低級アルキル基
    、シアノ低級アルキル基、シアノ低級アルコキシ低級ア
    ルキル基、低級アルコキシカルボニル低級アルコキシ低
    級アルキル基、低級アルコキシカルボニル低級アルキル
    チオ低級アルキル基、低級アルコキシ低級アルキル基、
    低級アルコキシ低級アルコキシカルボニル低級アルキル
    基、ヒドロキシ低級アルコキシ低級アルコキシ低級アル
    キル基、低級アルコキシカルボニルオキシ低級アルキル
    基、低級アルコキシ低級アルコキシ低級アルコキシカル
    ボニル低級アルキル基、フェニル低級アルキル基または
    シアノ低級アルコキシカルボニル低級アルキル基を表わ
    寓) で示されるモノアゾ分散染料と一般式(2)(式中、R
    ,@ R,は水素原子、ヒドロキシル基、低級アルキル
    基または低級アルコキシ基を表わす。) で示される化合物を併用して染色することを特徴とする
    ポリエステル繊維材料の染色法。
JP16469483A 1983-09-06 1983-09-06 ポリエステル繊維材料の染色法 Pending JPS6059185A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5516436A (en) * 1993-12-28 1996-05-14 Nicca Chemical Co., Ltd. Agent for treating textile materials
US5803929A (en) * 1995-09-29 1998-09-08 Nicca Chemical Co., Ltd. Ultraviolet absorber containing a benzotriazole compound

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5516436A (en) * 1993-12-28 1996-05-14 Nicca Chemical Co., Ltd. Agent for treating textile materials
US5803929A (en) * 1995-09-29 1998-09-08 Nicca Chemical Co., Ltd. Ultraviolet absorber containing a benzotriazole compound

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