JPS6059123A - キトサン繊維の製造方法 - Google Patents
キトサン繊維の製造方法Info
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- JPS6059123A JPS6059123A JP16800183A JP16800183A JPS6059123A JP S6059123 A JPS6059123 A JP S6059123A JP 16800183 A JP16800183 A JP 16800183A JP 16800183 A JP16800183 A JP 16800183A JP S6059123 A JPS6059123 A JP S6059123A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はキトサン又はキトサン酸塩を出発原料とした新
規なキトサン繊維の製造方法に関するものである。更に
詳しくは、本発明は湿式成形によシキトサン繊維を製造
する際、キトサン又はキトサン酸塩から繊維を紡出する
紡出原液を製造するための薬品及び該原液を凝固成形さ
せる溶媒に特定の組成のものを使用することによシ、高
品質のキトサン繊維を製造する方法に関する。
規なキトサン繊維の製造方法に関するものである。更に
詳しくは、本発明は湿式成形によシキトサン繊維を製造
する際、キトサン又はキトサン酸塩から繊維を紡出する
紡出原液を製造するための薬品及び該原液を凝固成形さ
せる溶媒に特定の組成のものを使用することによシ、高
品質のキトサン繊維を製造する方法に関する。
キトサンはエビ、カニ等の甲殻類、バッタ、カプトムシ
等の昆虫類等に含まれ自然界に広く分布し存在している
N−アセチル−D−グルコサミンβ−14−グルコシド
結合した多糖類のキチンを濃苛性アルカリで熱処理し、
アセチル基を加水分解し脱アセチル化キチンとしたもの
であることは知られている。そして、キトサンは水や低
分子物質を透過する性質を具備し、抗凝血性にも勝れて
生体組織との親和性も良好であシ組織反応を生ぜず、バ
イオマテリアルとしての性能があシ、マイクロカプセル
材料、透析膜、人造臓器、手術用材料、血管補綴材等へ
の応用が計ら扛ている。従来、キトサンを出発原料とし
て成形用溶液とするのにキトサンを酢酸水溶液に溶解し
て原液とし、アルコールと水の混合凝固浴中に紡出し繊
維に成形する方法が特開昭56−26049に記載さ扛
ているが、キトサンを酢酸水溶液に溶解させた時、キト
サン分子間の水素結合が強固であるために該原液の粘度
が極端に高くなシ紡糸の際の可紡性に欠点として現れ、
又水/メタノール混合溶媒の凝固浴中では凝固再生させ
るのにかなシの時間を必要とし凝固浴槽を長くしなけれ
ばならない欠点がある。この諸欠点を改善するために本
発明者等は特願昭57−232464でキトサンを水−
ジクロル酢酸混合液に溶解して原液とし、キトサン酸塩
を原料とする時は水又は水−ジクロル酢酸混合溶液で溶
解し原液とし、諸原液を金属塩水溶液中で凝固成形させ
、その後キレート試薬を用いて処理する方法を提案し、
原液の曳糸性及び凝固促進等の改善を計った。
等の昆虫類等に含まれ自然界に広く分布し存在している
N−アセチル−D−グルコサミンβ−14−グルコシド
結合した多糖類のキチンを濃苛性アルカリで熱処理し、
アセチル基を加水分解し脱アセチル化キチンとしたもの
であることは知られている。そして、キトサンは水や低
分子物質を透過する性質を具備し、抗凝血性にも勝れて
生体組織との親和性も良好であシ組織反応を生ぜず、バ
イオマテリアルとしての性能があシ、マイクロカプセル
材料、透析膜、人造臓器、手術用材料、血管補綴材等へ
の応用が計ら扛ている。従来、キトサンを出発原料とし
て成形用溶液とするのにキトサンを酢酸水溶液に溶解し
て原液とし、アルコールと水の混合凝固浴中に紡出し繊
維に成形する方法が特開昭56−26049に記載さ扛
ているが、キトサンを酢酸水溶液に溶解させた時、キト
サン分子間の水素結合が強固であるために該原液の粘度
が極端に高くなシ紡糸の際の可紡性に欠点として現れ、
又水/メタノール混合溶媒の凝固浴中では凝固再生させ
るのにかなシの時間を必要とし凝固浴槽を長くしなけれ
ばならない欠点がある。この諸欠点を改善するために本
発明者等は特願昭57−232464でキトサンを水−
ジクロル酢酸混合液に溶解して原液とし、キトサン酸塩
を原料とする時は水又は水−ジクロル酢酸混合溶液で溶
解し原液とし、諸原液を金属塩水溶液中で凝固成形させ
、その後キレート試薬を用いて処理する方法を提案し、
原液の曳糸性及び凝固促進等の改善を計った。
しかし、上述の薬品の中には皮膚に対する刺戟性が強く
、実技的に取扱いの上で危険性を伴うものがあるため、
本薬品と同−又は更に効果があり安全性の高い薬品を選
択使用することについて鋭意検討の結果、キトサン又は
キトサン酸塩を酢酸水溶液と尿素の混合液中に溶解させ
ることによシ、良好な曳糸性を具備した紡出に適した粘
度の原液が得られることを見出した。
、実技的に取扱いの上で危険性を伴うものがあるため、
本薬品と同−又は更に効果があり安全性の高い薬品を選
択使用することについて鋭意検討の結果、キトサン又は
キトサン酸塩を酢酸水溶液と尿素の混合液中に溶解させ
ることによシ、良好な曳糸性を具備した紡出に適した粘
度の原液が得られることを見出した。
一方、キトサン繊維の製造において、凝固浴として塩基
性物質を含む水溶液を用いることは、特開昭56−10
6901に開示されているが、本発明の方法によシ得た
紡糸原液を塩基性物質のみを含む凝固浴を用いて紡出す
ると凝固浴中での凝固速度が早過ぎ、成形される繊維表
面に於ける凝固のみが進行してしまい、内部に於ける原
液の凝固再生が遅扛てマイグレーションを起し、キトサ
ン原液溶媒が表面に浸出し、折角紡出した単繊維の合着
を生じ易い欠点がある。本発明においてはか\る欠点を
解決するため、凝固浴中にアルコールを添加し、アルコ
ールの凝固に対する緩衝効果によシ、繊維全体に均一な
凝固速度を生じさせ得ることを見出した。また、アルコ
ールの添加により、次工程である洗浄工程でも過剰の塩
基性物質の除去が容易となる利点もある。
性物質を含む水溶液を用いることは、特開昭56−10
6901に開示されているが、本発明の方法によシ得た
紡糸原液を塩基性物質のみを含む凝固浴を用いて紡出す
ると凝固浴中での凝固速度が早過ぎ、成形される繊維表
面に於ける凝固のみが進行してしまい、内部に於ける原
液の凝固再生が遅扛てマイグレーションを起し、キトサ
ン原液溶媒が表面に浸出し、折角紡出した単繊維の合着
を生じ易い欠点がある。本発明においてはか\る欠点を
解決するため、凝固浴中にアルコールを添加し、アルコ
ールの凝固に対する緩衝効果によシ、繊維全体に均一な
凝固速度を生じさせ得ることを見出した。また、アルコ
ールの添加により、次工程である洗浄工程でも過剰の塩
基性物質の除去が容易となる利点もある。
上記のように、本発明はキトサン又はキトサン酸塩を酢
酸水溶液と尿素の混合溶液に溶解して紡糸原液とし、該
原液を塩基性水溶液とアルコールの混合液中で成形して
キトサン繊維を製造するものである。
酸水溶液と尿素の混合溶液に溶解して紡糸原液とし、該
原液を塩基性水溶液とアルコールの混合液中で成形して
キトサン繊維を製造するものである。
キトサンはキチンを濃厚アルカリで熱処理し・脱アセチ
ル化した白色無定形粉末で、キトサン酸塩としては、例
えばキトサン酢酸塩はキトサンを希酢酸に溶解し、イソ
プロピルアルコールさせて水洗、乾燥して得られる白色
無定形粉末であシ、その他、酢酸以外の蟻酸等の有機酸
や鉱酸からも同様の処理を行って得ることができる。キ
トサン及びキトサン酸塩は酢酸水溶液と尿素の混合溶液
に溶解する。尿素を全く添加しない場合は、キトサンを
溶解した酢酸水溶液は、キトサン濃度が3重量%程度で
あっても通常はゲル化状態であシ、紡出が困難である。
ル化した白色無定形粉末で、キトサン酸塩としては、例
えばキトサン酢酸塩はキトサンを希酢酸に溶解し、イソ
プロピルアルコールさせて水洗、乾燥して得られる白色
無定形粉末であシ、その他、酢酸以外の蟻酸等の有機酸
や鉱酸からも同様の処理を行って得ることができる。キ
トサン及びキトサン酸塩は酢酸水溶液と尿素の混合溶液
に溶解する。尿素を全く添加しない場合は、キトサンを
溶解した酢酸水溶液は、キトサン濃度が3重量%程度で
あっても通常はゲル化状態であシ、紡出が困難である。
尿素を添加することによシ紡出液の粘度を低下せしめ、
良好な紡出液とすることができるが尿素の添加量は必要
以上に増加せしめても、その効果はあまシ顕著ではない
。また、酢酸水溶液の濃度が増加する時には凝固浴の塩
基性水溶液濃度を高くする必要があるので、あt,b高
くすることは好ましくない。酢酸と尿素は、それぞれ混
合水溶液中の濃度が115〜20重量%と0.1−10
重量%、好ましくはl−10重量%とα1〜5重量%と
なるような範囲で適宜組合せ使用する。
良好な紡出液とすることができるが尿素の添加量は必要
以上に増加せしめても、その効果はあまシ顕著ではない
。また、酢酸水溶液の濃度が増加する時には凝固浴の塩
基性水溶液濃度を高くする必要があるので、あt,b高
くすることは好ましくない。酢酸と尿素は、それぞれ混
合水溶液中の濃度が115〜20重量%と0.1−10
重量%、好ましくはl−10重量%とα1〜5重量%と
なるような範囲で適宜組合せ使用する。
上記のようにして調製された紡糸原液は塩基性水溶液と
アルコールの混合液中に紡糸される。塩基性物質として
は、NaOH w KOH s NH40H tNaH
CO a等のアルカリ性物質が用いられ、アルコールと
しては、CHsOH 、 C2H50H 等が好ましく
、塩基性物質を分離してしまう性質のある、例えばイン
プロピルアルコール等が除去さ扛ることは言うまでもな
い。塩基性水溶液の濃度は1〜50重量係、好ましくは
1〜20重量係であシ、塩基性水溶液とアルコールの混
合比率は、容量比で塩基性水溶液/アルコールが951
5〜3 0/7 0、好ましくは9515〜50150
である。
アルコールの混合液中に紡糸される。塩基性物質として
は、NaOH w KOH s NH40H tNaH
CO a等のアルカリ性物質が用いられ、アルコールと
しては、CHsOH 、 C2H50H 等が好ましく
、塩基性物質を分離してしまう性質のある、例えばイン
プロピルアルコール等が除去さ扛ることは言うまでもな
い。塩基性水溶液の濃度は1〜50重量係、好ましくは
1〜20重量係であシ、塩基性水溶液とアルコールの混
合比率は、容量比で塩基性水溶液/アルコールが951
5〜3 0/7 0、好ましくは9515〜50150
である。
本発明によれば、作業環境が良好であり、紡糸に要する
時間も比較的短く、得られる繊維は充分な強度を有する
良好なものであって、各方面に利用可能である。同、上
記記載は繊維についてなさ牡ているが、同様にして良好
なフィルム、その他の成形物が得られることは勿論であ
る。
時間も比較的短く、得られる繊維は充分な強度を有する
良好なものであって、各方面に利用可能である。同、上
記記載は繊維についてなさ牡ているが、同様にして良好
なフィルム、その他の成形物が得られることは勿論であ
る。
以下、本発明を実施例を挙げて説明するが、本発明はこ
れらの範囲に限定されるものではない。
れらの範囲に限定されるものではない。
伺、実施例中に記載の係は、特に規定しない限シ重量%
を示すものとする。
を示すものとする。
実施例10 紅ずわいガニの外殻から得られた30〜4
0メしシュ粒のキトサンを5多酢酸水溶液と尿素1%を
含む混合溶液に攪拌溶解し、濾過脱泡を行って濃゛度a
5弘粘度152ポイズの原液を得た。この原液をNa
OH濃度5%%IO%、20% (03水準テ、NaO
H水溶液/エタノール混合比率(Vo4/Vot)を9
0/10 、70/30 j 50150゜30/70
.10/90と変更して調製した常温の夫々の紡浴中に
α14%φ×18oHノズルを用い押出し、1mの凝固
浴中で繊維形成させ、温水で後処理し125倍の延伸倍
率で捲き取シ、緊張状態のま\80℃で30分乾燥させ
た。
0メしシュ粒のキトサンを5多酢酸水溶液と尿素1%を
含む混合溶液に攪拌溶解し、濾過脱泡を行って濃゛度a
5弘粘度152ポイズの原液を得た。この原液をNa
OH濃度5%%IO%、20% (03水準テ、NaO
H水溶液/エタノール混合比率(Vo4/Vot)を9
0/10 、70/30 j 50150゜30/70
.10/90と変更して調製した常温の夫々の紡浴中に
α14%φ×18oHノズルを用い押出し、1mの凝固
浴中で繊維形成させ、温水で後処理し125倍の延伸倍
率で捲き取シ、緊張状態のま\80℃で30分乾燥させ
た。
夫々の得られた繊維につき糸試験を行った結果を第1表
に示した。第1表から明かな如く同一原液では凝固浴中
のNaOH水溶液/エタノール混合比率が50150よ
、DIO/90の如く変ると紡糸困難であることが明か
で、それ以外の条件で得られた繊維の糸質は夫々良質な
ものであった。
に示した。第1表から明かな如く同一原液では凝固浴中
のNaOH水溶液/エタノール混合比率が50150よ
、DIO/90の如く変ると紡糸困難であることが明か
で、それ以外の条件で得られた繊維の糸質は夫々良質な
ものであった。
表中の紡糸状態を示す◎、○、△、x印は、紡糸の容易
性、状態を夫々優、良、可、不可の4段階として示した
ものであシ、以下の各表においても同様である。
性、状態を夫々優、良、可、不可の4段階として示した
ものであシ、以下の各表においても同様である。
第 1 表
実施例2゜ キトサシを5チ酢酸水溶液と尿素を0.2
%、1%、5%、10%と変化させた混合溶液にそれぞ
れ攪拌溶解し、濾過、脱泡をし、濃度a5%の原液を夫
々調製し実施例1と同様の方法で凝固浴組成NaOHi
o%水溶液/エタノールで混合比率50150(■Ot
/VOt)の凝固浴中に紡糸し繊維を得て、夫々の得ら
れた繊維について糸試験を行った結果を第2表に示した
、表中の紡糸状態の判定は実施例1.と同様で、酢酸水
濃度が同一の時には尿素の添加量による物性の差異は大
きくなく良好で、原液の粘度は尿素を添加することによ
って著しく減少し、また尿素の添加量が増えると低下す
る傾向のあることが明かである。
%、1%、5%、10%と変化させた混合溶液にそれぞ
れ攪拌溶解し、濾過、脱泡をし、濃度a5%の原液を夫
々調製し実施例1と同様の方法で凝固浴組成NaOHi
o%水溶液/エタノールで混合比率50150(■Ot
/VOt)の凝固浴中に紡糸し繊維を得て、夫々の得ら
れた繊維について糸試験を行った結果を第2表に示した
、表中の紡糸状態の判定は実施例1.と同様で、酢酸水
濃度が同一の時には尿素の添加量による物性の差異は大
きくなく良好で、原液の粘度は尿素を添加することによ
って著しく減少し、また尿素の添加量が増えると低下す
る傾向のあることが明かである。
第 2 表
実施例3゜ キトサンをそれぞれ1%、5%、10チの
酢酸水溶液と尿素i%の混合溶液に攪拌溶解し濾過脱泡
を行い夫々濃度&5%、粘度152ポイズの原液を調製
し、実施例1と同様に凝固浴としてNa OH濃度5%
、* l 0% 120%で夫々NaOH水溶液/エタ
ノール混合比率50150(VotAIoζり凝固浴中
に夫々紡出し得た繊維につき夫々繊維試験を行った結果
を第3表に示す。この結果から酢酸水溶液の濃度が増加
した時凝固浴中のNaOHの濃度が成る程度以上ないと
凝固しにくいことが明かである。
酢酸水溶液と尿素i%の混合溶液に攪拌溶解し濾過脱泡
を行い夫々濃度&5%、粘度152ポイズの原液を調製
し、実施例1と同様に凝固浴としてNa OH濃度5%
、* l 0% 120%で夫々NaOH水溶液/エタ
ノール混合比率50150(VotAIoζり凝固浴中
に夫々紡出し得た繊維につき夫々繊維試験を行った結果
を第3表に示す。この結果から酢酸水溶液の濃度が増加
した時凝固浴中のNaOHの濃度が成る程度以上ないと
凝固しにくいことが明かである。
以下余白
実施例4゜ 紅ずわいガニの外殻から得られた30〜4
0メツシュ粒のキトサン酢酸塩を濃度1%。
0メツシュ粒のキトサン酢酸塩を濃度1%。
5% 、10%の酢酸水溶液3水準と尿素1%の混合溶
液に夫々攪拌、溶解し、濾過、脱胞を行って濃度&5%
で粘度が夫々146ポイズ、122ポイズ%llOポイ
ズの原液を得た。
液に夫々攪拌、溶解し、濾過、脱胞を行って濃度&5%
で粘度が夫々146ポイズ、122ポイズ%llOポイ
ズの原液を得た。
この原液をNaOH濃度5%、10チ、20チの3水準
で、NaOH水溶液/エタノール混合比率(Vow/V
ot)を50150に調整した常温の夫々の紡浴中に実
施例1と同様に紡出し夫々繊維を得た。
で、NaOH水溶液/エタノール混合比率(Vow/V
ot)を50150に調整した常温の夫々の紡浴中に実
施例1と同様に紡出し夫々繊維を得た。
夫々の得られた繊維の物性質を第4表に示した。
この結果はキトサンを原料とした実施例と同様に良質の
繊維が得られた。
繊維が得られた。
以下余白
実施例5゜ キトサン酢酸塩を原料とし酢酸水溶液5%
と尿素1%の混合溶液中に溶解し濃度a5チの原液を得
て凝固浴組成としてNaOH濃度5%でNaOH水溶液
/エタノール混合比率(Vot/Vot)を90/10
、70/30 、50150 、30/70 、10
/90と変更し実施例4と同様に紡出し繊維を得た。夫
々の物性値を第5表に示したが、キトサンを原料とした
時と同様にNaOH水溶液/エタノール混合比率が変る
と紡糸が困難となる。
と尿素1%の混合溶液中に溶解し濃度a5チの原液を得
て凝固浴組成としてNaOH濃度5%でNaOH水溶液
/エタノール混合比率(Vot/Vot)を90/10
、70/30 、50150 、30/70 、10
/90と変更し実施例4と同様に紡出し繊維を得た。夫
々の物性値を第5表に示したが、キトサンを原料とした
時と同様にNaOH水溶液/エタノール混合比率が変る
と紡糸が困難となる。
第 5 表
Claims (1)
- キトサン又はキトサン酸塩を酢酸水溶液と尿素の混合溶
液に溶解して紡糸原液とし、該原液を塩基性水溶液とア
ルコールの混合溶液中で成形することを特徴とするキト
サン繊維の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16800183A JPS6059123A (ja) | 1983-09-12 | 1983-09-12 | キトサン繊維の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16800183A JPS6059123A (ja) | 1983-09-12 | 1983-09-12 | キトサン繊維の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6059123A true JPS6059123A (ja) | 1985-04-05 |
JPS6146565B2 JPS6146565B2 (ja) | 1986-10-15 |
Family
ID=15859958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16800183A Granted JPS6059123A (ja) | 1983-09-12 | 1983-09-12 | キトサン繊維の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6059123A (ja) |
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Families Citing this family (1)
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-
1983
- 1983-09-12 JP JP16800183A patent/JPS6059123A/ja active Granted
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