JPS605723Y2 - 輸送用振れ止め装置 - Google Patents
輸送用振れ止め装置Info
- Publication number
- JPS605723Y2 JPS605723Y2 JP16838976U JP16838976U JPS605723Y2 JP S605723 Y2 JPS605723 Y2 JP S605723Y2 JP 16838976 U JP16838976 U JP 16838976U JP 16838976 U JP16838976 U JP 16838976U JP S605723 Y2 JPS605723 Y2 JP S605723Y2
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- JP
- Japan
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- steady rest
- stud
- rotor
- motor
- metal fitting
- Prior art date
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、輸送用振れ止め装置に係り、特に鉄道車輌の
車輪を駆動する電動機を台車上に組立てた状態で輸送さ
れる場合に、回転子が振動しないよう、これを押えてお
く回転子振れ止め装置に関する。
車輪を駆動する電動機を台車上に組立てた状態で輸送さ
れる場合に、回転子が振動しないよう、これを押えてお
く回転子振れ止め装置に関する。
鉄道車輌に使用される主電動機は、台車に支持された車
輪に接続された状態で輸送されることが多い。
輪に接続された状態で輸送されることが多い。
ところで、鉄道車輌用の主電動機は、図に示されるよう
に、台車(図示しない)に固着されたフレーム1内に組
込まれ、ボルト2で固定されたベアリング支持用ハウジ
ング3内のベアリング4によって回転可能に支持されて
いる。
に、台車(図示しない)に固着されたフレーム1内に組
込まれ、ボルト2で固定されたベアリング支持用ハウジ
ング3内のベアリング4によって回転可能に支持されて
いる。
この主電動機が輸送される場合には、振動によってベア
リング4が損傷されるおそれがあるから、輸送に際して
は、通常、回転子6が振れ動かないように押えつけてお
かれる。
リング4が損傷されるおそれがあるから、輸送に際して
は、通常、回転子6が振れ動かないように押えつけてお
かれる。
この回転子の振れ止め手段としては、従来、複数本使用
されているボルト2の一部を抜いて、第1図に示される
ように振れ止めボルト7を代りにねじ込み、回転子6を
軸方向に押圧腰振れないようにしていた。
されているボルト2の一部を抜いて、第1図に示される
ように振れ止めボルト7を代りにねじ込み、回転子6を
軸方向に押圧腰振れないようにしていた。
なお振れ止めボルト7にはゆるみ止めナツト8を螺合さ
せておくなど輸送中の安全を図っている。
せておくなど輸送中の安全を図っている。
このようにボルト2を振れ止めボルト7に代えるだけで
、回転子6の振れ止めを行なうことができる便利さはあ
るが、第2図示のように、車輪9とフレーム1の端面と
の間の隙間gが非常に狭い場合には、ボルト2を抜くこ
とができないし、まして、ボルト2よりも長い振れ止め
ボルト7を代りに螺着することなどできないことになり
、隙間gが充分に広い場合のみ利用できるに止まる。
、回転子6の振れ止めを行なうことができる便利さはあ
るが、第2図示のように、車輪9とフレーム1の端面と
の間の隙間gが非常に狭い場合には、ボルト2を抜くこ
とができないし、まして、ボルト2よりも長い振れ止め
ボルト7を代りに螺着することなどできないことになり
、隙間gが充分に広い場合のみ利用できるに止まる。
しかし、この手段では、仮りに充分な広さの隙間gがあ
るとしても、作業は車輪の下に入っての作業となり、極
めて非能率となる。
るとしても、作業は車輪の下に入っての作業となり、極
めて非能率となる。
本考案は、このような事情に鑑み、輸送時の回転子振れ
止めをできるだけ容易に行なえるようにした鉄道車輌用
主電動機に好適な輸送用振れ止め装置を提供しようとす
るものであり、主電動機のフレームには点検口が設けら
れている点に着目し、この点検口を利用して振れ止めの
手段が構じられるように、点検口蓋をはずせば上方から
の作業で振れ止め機能を発揮できるようにセット可能な
振れ止め用金具を、点検口内に設けておくスタッドに取
付けて構成されている点に特徴を有する。
止めをできるだけ容易に行なえるようにした鉄道車輌用
主電動機に好適な輸送用振れ止め装置を提供しようとす
るものであり、主電動機のフレームには点検口が設けら
れている点に着目し、この点検口を利用して振れ止めの
手段が構じられるように、点検口蓋をはずせば上方から
の作業で振れ止め機能を発揮できるようにセット可能な
振れ止め用金具を、点検口内に設けておくスタッドに取
付けて構成されている点に特徴を有する。
以下図面を参照しつつ本考案を実施例により説明する。
第4図には本考案の一実施例が使用状態の側面図で示さ
れている。
れている。
第5図には本考案の装置におりる主要部材の1つである
振れ止め用の金具の1例が斜視図で示されている。
振れ止め用の金具の1例が斜視図で示されている。
さらに第6図には振れ止め用金具の変形例が斜視図で示
されている。
されている。
第4図において、主電動機10のフレーム1の上部に形
成されている点検口11の内部には、電動機軸5に軸線
方向が平行するスタッド13が取付けられている。
成されている点検口11の内部には、電動機軸5に軸線
方向が平行するスタッド13が取付けられている。
スタッド13は少なくとも両端部に所定の範囲にわたっ
ておねじが形成されたものであって、このおねじの所定
位置にはあらかじめナツト16とナツト20.21がね
じ込まれている。
ておねじが形成されたものであって、このおねじの所定
位置にはあらかじめナツト16とナツト20.21がね
じ込まれている。
二のスタッド13は点検口11の一方の内側面に設けら
れた穴14と、相対向する内側面に設けられためねじ穴
15との間に次の述べる手順にしたがって掛は渡されて
いる。
れた穴14と、相対向する内側面に設けられためねじ穴
15との間に次の述べる手順にしたがって掛は渡されて
いる。
すなわち、スタッド13を架設するには、スタッド13
の図の左端を一方の穴14の大底に当接するまでいった
ん差し込み、次いでスタッド13の図の右端をめねじ穴
15にねじ込み、次いでナツト16を締め付けれはよい
。
の図の左端を一方の穴14の大底に当接するまでいった
ん差し込み、次いでスタッド13の図の右端をめねじ穴
15にねじ込み、次いでナツト16を締め付けれはよい
。
ちなみに第4図中の寸法りはスタッド13の全長lより
も若干大きく設定されている。
も若干大きく設定されている。
上記スタッド13には第5図に示されるような振れ止め
用金具17が取付けられている。
用金具17が取付けられている。
金具17の上端部17aにはスタッド13へ遊嵌させる
ための孔18が設けられたものであって、下端部17b
は屈折され、背面には突起19が設けられている。
ための孔18が設けられたものであって、下端部17b
は屈折され、背面には突起19が設けられている。
上記金具17はスタッド13に螺合させであるナツト2
0を穴14に近づける方向に移動させることによって突
起19を支点として下端部が回転子6に接近し、やがて
回転子6に圧接されるものである。
0を穴14に近づける方向に移動させることによって突
起19を支点として下端部が回転子6に接近し、やがて
回転子6に圧接されるものである。
回転子6が取付けられている電動機軸5がフレーム1に
対しポルト2て固定されるハウジング3により支持され
たベアリング4によって支承されている点においては従
来のものと同様である。
対しポルト2て固定されるハウジング3により支持され
たベアリング4によって支承されている点においては従
来のものと同様である。
なお、本実施例では突起19が金具17の背面に設けら
れているが、フレーム1側に設けれていても同じ結果が
得られる。
れているが、フレーム1側に設けれていても同じ結果が
得られる。
ナツト20締付後はゆるみ止めポルト21が締付けられ
るものとする。
るものとする。
本考案は上述のように構成されているので、台車に主電
動機10や車輪9を組付けたのち、これを輸送するに際
して、点検口11を開き、金具17を吊下げ′、ナツト
16,20.21をあらかじめ螺合したスタッド13を
前述して手順にしたがって穴14とめねじ穴15との間
に架設−スタッド13の固定を了えたのち、ナツト20
.21の締付けによって、金具17の下端部17bを回
転子6に圧接させると、回転子6は振れ止めされること
になる。
動機10や車輪9を組付けたのち、これを輸送するに際
して、点検口11を開き、金具17を吊下げ′、ナツト
16,20.21をあらかじめ螺合したスタッド13を
前述して手順にしたがって穴14とめねじ穴15との間
に架設−スタッド13の固定を了えたのち、ナツト20
.21の締付けによって、金具17の下端部17bを回
転子6に圧接させると、回転子6は振れ止めされること
になる。
第6図に示される金具22は金具17における孔18に
代えて切込23に続く孔24を設けた点において前記金
具17と異る。
代えて切込23に続く孔24を設けた点において前記金
具17と異る。
この金具22はスタッド13とは別に着脱できる便利さ
があるが、スタッド13上のナツト20によって下端部
が回転子6に当接させられる点においては全く同様であ
る。
があるが、スタッド13上のナツト20によって下端部
が回転子6に当接させられる点においては全く同様であ
る。
以上の説明から明らかなように、本考案装置は、台車へ
の主電動機組付後に、車輪と主電動機との間の隙間の大
小に関係なく、上方に向いた点検口から組込むことがで
き、使用目的を果したのちは、同じ点検口から取りはず
すことができるなど、作業を極めて容易に行なえる利点
がある。
の主電動機組付後に、車輪と主電動機との間の隙間の大
小に関係なく、上方に向いた点検口から組込むことがで
き、使用目的を果したのちは、同じ点検口から取りはず
すことができるなど、作業を極めて容易に行なえる利点
がある。
第1図は従来の振れ止め手段を施した主電動機の一部分
の縦断側面図、第2図は同上主電動機の一部分を示す外
観側面図、第3図は同上主電動機の外観正面図、第4図
は本考案装置を使用状態で示した側面図、第5図は振れ
止め用金具の斜視図、第6図は振れ止め用金具の変形例
の斜視図である。 1・・・・・・フレーム、2・・・・・・ポルト、3・
・・・・・ハウジング、4・・・・・・ベアリング、5
・・・・・・電動機軸、6・・・・・・回転子、9・・
・・・・車輪、10・・・・・・主電動機、11・・・
・・・点検口、12・・・・・・点検口蓋、13・・・
・・・スタッド、16・・・・・・ナツト、17・・・
・・・金具、17a・・・・・・上端部、17b・・・
・・・下端部、18・・・・・・孔、19・・・・・・
突起、20.21・・・・・・ナツト、22・・・・・
・金具、23・・・・・・切込、24・・・・・・孔。
の縦断側面図、第2図は同上主電動機の一部分を示す外
観側面図、第3図は同上主電動機の外観正面図、第4図
は本考案装置を使用状態で示した側面図、第5図は振れ
止め用金具の斜視図、第6図は振れ止め用金具の変形例
の斜視図である。 1・・・・・・フレーム、2・・・・・・ポルト、3・
・・・・・ハウジング、4・・・・・・ベアリング、5
・・・・・・電動機軸、6・・・・・・回転子、9・・
・・・・車輪、10・・・・・・主電動機、11・・・
・・・点検口、12・・・・・・点検口蓋、13・・・
・・・スタッド、16・・・・・・ナツト、17・・・
・・・金具、17a・・・・・・上端部、17b・・・
・・・下端部、18・・・・・・孔、19・・・・・・
突起、20.21・・・・・・ナツト、22・・・・・
・金具、23・・・・・・切込、24・・・・・・孔。
Claims (1)
- 電動機軸に対してほぼ平行となるように配置されたスタ
ッドポルトの一端を主電動機フレームの点検口の壁に植
設する一方、中央部を揺動支点として傾動可能な振れ止
用金具の一端と上記スタッドボルトの反対端とを押し上
げ可能に結合し、上記振れ止用金具の他端を電動機回転
子に圧接させて振れ止めを図るようにしたことを特徴と
する輸送用振れ止め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16838976U JPS605723Y2 (ja) | 1976-12-16 | 1976-12-16 | 輸送用振れ止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16838976U JPS605723Y2 (ja) | 1976-12-16 | 1976-12-16 | 輸送用振れ止め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5385501U JPS5385501U (ja) | 1978-07-14 |
JPS605723Y2 true JPS605723Y2 (ja) | 1985-02-22 |
Family
ID=28776018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16838976U Expired JPS605723Y2 (ja) | 1976-12-16 | 1976-12-16 | 輸送用振れ止め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605723Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6559503B2 (ja) * | 2015-08-26 | 2019-08-14 | 株式会社東芝 | 電動機 |
-
1976
- 1976-12-16 JP JP16838976U patent/JPS605723Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5385501U (ja) | 1978-07-14 |
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