JP2563509Y2 - 電動ファンの取付け構造 - Google Patents
電動ファンの取付け構造Info
- Publication number
- JP2563509Y2 JP2563509Y2 JP2177293U JP2177293U JP2563509Y2 JP 2563509 Y2 JP2563509 Y2 JP 2563509Y2 JP 2177293 U JP2177293 U JP 2177293U JP 2177293 U JP2177293 U JP 2177293U JP 2563509 Y2 JP2563509 Y2 JP 2563509Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric fan
- bolt
- hole
- mounting
- shroud
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は例えば自動車のインター
クーラーに冷却風を送通する電動ファンの取付け構造に
関するものである。
クーラーに冷却風を送通する電動ファンの取付け構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように電動ファン(1) はシュ
ラウド(2) から差出されている取付けブラケット(3,4,
5,6) のボルト孔(7) を介して、車体側の例えばサイド
メンバー(8) から差出されている支持枠(9,10)に支持さ
れているインタークーラーの両端枠(11,12) のボルト取
付孔(13)にボルト(14)を螺着して締付けることにより取
付けられるが、従来は作業者が一方の手Hで電動ファン
(1) を支持し、他方の手H’でボルト(14)を支持した工
具(15)を持ち、電動ファン(1) 側のボルト孔(7) と車体
側のボルト取付孔(13)との位置を合わせてボルト(14)を
螺着し締付けていた。
ラウド(2) から差出されている取付けブラケット(3,4,
5,6) のボルト孔(7) を介して、車体側の例えばサイド
メンバー(8) から差出されている支持枠(9,10)に支持さ
れているインタークーラーの両端枠(11,12) のボルト取
付孔(13)にボルト(14)を螺着して締付けることにより取
付けられるが、従来は作業者が一方の手Hで電動ファン
(1) を支持し、他方の手H’でボルト(14)を支持した工
具(15)を持ち、電動ファン(1) 側のボルト孔(7) と車体
側のボルト取付孔(13)との位置を合わせてボルト(14)を
螺着し締付けていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにして作業者が一方の手Hで電動ファン(1) を支持し
て位置合わせを行ないながら他方の手H’で車体側にボ
ルト(14)によって締付固定する作業は非常に困難であ
り、作業者の大きな労力を必要としていた。
うにして作業者が一方の手Hで電動ファン(1) を支持し
て位置合わせを行ないながら他方の手H’で車体側にボ
ルト(14)によって締付固定する作業は非常に困難であ
り、作業者の大きな労力を必要としていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記従来の課題
を解決するための手段として、電動ファン(1) のシュラ
ウド(2) から夫々取付けブラケット(16,17,18,19) を差
出し、該取付けブラケット(16,17,18,19) のうちの一個
(18)にはボルト(14)の軸部(14B) が貫通する丸孔(21)を
設け、他(16,17,19)にはボルト(14)の軸部貫通孔(20B)
と頭部貫通孔(20A) とが一体化した長孔(20)を設け、該
丸孔(21)および長孔(20)を介して車体側取付け部品(11,
12) にボルト(14)によって止着した電動ファンの取付け
構造を提供するものである。
を解決するための手段として、電動ファン(1) のシュラ
ウド(2) から夫々取付けブラケット(16,17,18,19) を差
出し、該取付けブラケット(16,17,18,19) のうちの一個
(18)にはボルト(14)の軸部(14B) が貫通する丸孔(21)を
設け、他(16,17,19)にはボルト(14)の軸部貫通孔(20B)
と頭部貫通孔(20A) とが一体化した長孔(20)を設け、該
丸孔(21)および長孔(20)を介して車体側取付け部品(11,
12) にボルト(14)によって止着した電動ファンの取付け
構造を提供するものである。
【0005】
【作用】車体側取付け部品(11,12) おいて、電動ファン
(1) のシュラウド(2) から差出した取付けブラケット(1
6,17,19)の長孔(20)対応位置のボルト取付孔(13A,13B,1
3D) に予じめボルト(14)を仮止めしておき、該ボルト(1
4)の頭部(14A) を該シュラウド(2) の取付けブラケット
(16,17,19)の長孔(20)の頭部貫通孔(20A) に貫通させ、
次いで電動ファン(1) を移動させて、該ボルト(14)の軸
部(14B) が該長孔(20)の軸部貫通孔(20B) を貫通する位
置にして該電動ファン(1) を仮支持する。このような電
動ファン(1) を仮支持状態では作業者は電動ファン(1)
を手で支持する必要なく、仮止めしてあるボルト(14)を
締付け、かつ電動ファン(1) のシュラウド(2) の取付け
ブラケット(18)の丸孔(21)を介してボルト(14)を車体側
取付け部品(11,12) のボルト取付孔(13C) に螺着締付け
する。
(1) のシュラウド(2) から差出した取付けブラケット(1
6,17,19)の長孔(20)対応位置のボルト取付孔(13A,13B,1
3D) に予じめボルト(14)を仮止めしておき、該ボルト(1
4)の頭部(14A) を該シュラウド(2) の取付けブラケット
(16,17,19)の長孔(20)の頭部貫通孔(20A) に貫通させ、
次いで電動ファン(1) を移動させて、該ボルト(14)の軸
部(14B) が該長孔(20)の軸部貫通孔(20B) を貫通する位
置にして該電動ファン(1) を仮支持する。このような電
動ファン(1) を仮支持状態では作業者は電動ファン(1)
を手で支持する必要なく、仮止めしてあるボルト(14)を
締付け、かつ電動ファン(1) のシュラウド(2) の取付け
ブラケット(18)の丸孔(21)を介してボルト(14)を車体側
取付け部品(11,12) のボルト取付孔(13C) に螺着締付け
する。
【0006】
【実施例】本考案を図1〜図4に示す一実施例によって
説明すれば、電動ファン(1) はシュラウド(2) と、該シ
ュラウド(2) 内に収納されているファン(22)と、該ファ
ン(22)を回転させるモーター(23)とからなり、該シュラ
ウド(2) からは4個の取付けブラケット(16,17,18,19)
が差出され、そのうち3個の取付けブラケット(16,17,1
9)にはボルト(14)の頭部(14A) が貫通出来る径の頭部貫
通孔(20A) と、ボルト(14)の軸部(14B) が貫通出来、頭
部(14A) は貫通出来ないような径の軸部貫通孔(20B) と
が一体化した長孔(20)が設けられ、1個の取付けブラケ
ット(18)にはボルト(14)の軸部(14B) が貫通する丸孔(2
1)が設けられている。
説明すれば、電動ファン(1) はシュラウド(2) と、該シ
ュラウド(2) 内に収納されているファン(22)と、該ファ
ン(22)を回転させるモーター(23)とからなり、該シュラ
ウド(2) からは4個の取付けブラケット(16,17,18,19)
が差出され、そのうち3個の取付けブラケット(16,17,1
9)にはボルト(14)の頭部(14A) が貫通出来る径の頭部貫
通孔(20A) と、ボルト(14)の軸部(14B) が貫通出来、頭
部(14A) は貫通出来ないような径の軸部貫通孔(20B) と
が一体化した長孔(20)が設けられ、1個の取付けブラケ
ット(18)にはボルト(14)の軸部(14B) が貫通する丸孔(2
1)が設けられている。
【0007】一方車体側のサイドメンバー(8) からは支
持枠(9,10)が差出されており、該支持枠(9,10)にはイン
タークーラー(24)の車体側取付け部品である両端枠(11,
12)が取付けられ、該両端枠(11,12) の下面には4個の
ボルト取付孔(13A,13B,13C,13D) が設けられており、そ
のうち3個のボルト取付孔(13A,13B,13D) の雌ねじブロ
ック(25)には図2に示すように予めボルト(14)が仮止め
され、シュラウド(2)の取付けブラケット(18)の丸孔(2
1)に対応するボルト取付孔(13C) にはボルト(14)を仮
止めしないでおく。
持枠(9,10)が差出されており、該支持枠(9,10)にはイン
タークーラー(24)の車体側取付け部品である両端枠(11,
12)が取付けられ、該両端枠(11,12) の下面には4個の
ボルト取付孔(13A,13B,13C,13D) が設けられており、そ
のうち3個のボルト取付孔(13A,13B,13D) の雌ねじブロ
ック(25)には図2に示すように予めボルト(14)が仮止め
され、シュラウド(2)の取付けブラケット(18)の丸孔(2
1)に対応するボルト取付孔(13C) にはボルト(14)を仮
止めしないでおく。
【0008】上記構成において、電動ファン(1) をイン
タークーラー(24)の両端枠(11,12)に取付けるには、図
3に示すように作業者は両手H,H’で電動ファン(1)
を支持して位置合わせを行ない、該両端枠(11,12) に仮
止めされているボルト(14)の頭部(14A) を該電動ファン
(1) のシュラウド(2) の取付けブラケット(16,17,19)の
長孔(20)の頭部貫通孔(20A) に貫通し、次いで図3矢印
に示す方向へ該電動ファン(1) を移動すると、図4に示
すように該ボルト(14)の軸部(14B) が該シュラウド(2)
の取付けブラケット(16,17,19)の長孔(20)の軸部貫通孔
(20B) に位置する。
タークーラー(24)の両端枠(11,12)に取付けるには、図
3に示すように作業者は両手H,H’で電動ファン(1)
を支持して位置合わせを行ない、該両端枠(11,12) に仮
止めされているボルト(14)の頭部(14A) を該電動ファン
(1) のシュラウド(2) の取付けブラケット(16,17,19)の
長孔(20)の頭部貫通孔(20A) に貫通し、次いで図3矢印
に示す方向へ該電動ファン(1) を移動すると、図4に示
すように該ボルト(14)の軸部(14B) が該シュラウド(2)
の取付けブラケット(16,17,19)の長孔(20)の軸部貫通孔
(20B) に位置する。
【0009】この状態では作業者が電動ファン(1) から
両手を離しても、該電動ファン(1)のシュラウド(2) の
取付けブラケット(16,17,19)の長孔(20)の軸部貫通孔(2
0B)にボルト(14)の頭部(14A) が係合した状態になって
いるから、電動ファン(1) は仮止めされた状態となって
いる。
両手を離しても、該電動ファン(1)のシュラウド(2) の
取付けブラケット(16,17,19)の長孔(20)の軸部貫通孔(2
0B)にボルト(14)の頭部(14A) が係合した状態になって
いるから、電動ファン(1) は仮止めされた状態となって
いる。
【0010】上記仮止め状態から作業者が工具によって
ボルト(14)をシュラウド(2) の取付けブラケット(18)の
丸孔(21)を介してインタークーラー(24)の両端枠(12)の
ボルト取付孔(13C) の雌ねじブロック(25)に螺着し締付
け、その後仮止めされているボルト(14)を締付ける。
ボルト(14)をシュラウド(2) の取付けブラケット(18)の
丸孔(21)を介してインタークーラー(24)の両端枠(12)の
ボルト取付孔(13C) の雌ねじブロック(25)に螺着し締付
け、その後仮止めされているボルト(14)を締付ける。
【0011】
【考案の効果】したがって本考案では、電動ファンを車
体へ取付ける作業が極めて容易になる。
体へ取付ける作業が極めて容易になる。
図1〜図4は本考案の一実施例を示すものである。
【図1】電動ファン取付け準備状態の説明斜視図
【図2】電動ファン取付け準備状態の説明断面図
【図3】電動ファン取付け作業説明下面図
【図4】電動ファン仮止め状態説明下面図
【図5】従来の電動ファン取付け作業説明図
1 電動ファン 2 シュラウド 8 サイドメンバー 9,10 支持枠 11,12 両端枠(車体側取付け部品) 13A,13B,13C,13D ボルト取付孔 14 ボルト 14A 頭部 14B 軸部 16,17,18,19 取付けブラケット 20 長孔 20A 頭部貫通孔 20B 軸部貫通孔 21 丸孔 24 インタークーラー 25 雌ねじブロック
Claims (1)
- 【請求項1】電動ファンのシュラウドから夫々取付けブ
ラケットを差出し、該取付けブラケットのうちの一個に
はボルトの軸部が貫通する丸孔を設け、他にはボルトの
軸部貫通孔と頭部貫通孔とが一体化した長孔を設け、該
丸孔および長孔を介して車体側取付け部品にボルトによ
って止着したことを特徴とする電動ファンの取付け構造
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2177293U JP2563509Y2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 電動ファンの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2177293U JP2563509Y2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 電動ファンの取付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0675850U JPH0675850U (ja) | 1994-10-25 |
JP2563509Y2 true JP2563509Y2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=12064370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2177293U Expired - Lifetime JP2563509Y2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 電動ファンの取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2563509Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP2177293U patent/JP2563509Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0675850U (ja) | 1994-10-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19971007 |