JPS6056961A - イミダゾ−ル類の製造法 - Google Patents

イミダゾ−ル類の製造法

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JPS6056961A
JPS6056961A JP16261383A JP16261383A JPS6056961A JP S6056961 A JPS6056961 A JP S6056961A JP 16261383 A JP16261383 A JP 16261383A JP 16261383 A JP16261383 A JP 16261383A JP S6056961 A JPS6056961 A JP S6056961A
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中山 重信
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野口 良昭
Isamu Yamamoto
勇 山本
Noboru Kawasaki
登 川崎
Kenichi Fujii
謙一 藤井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、イミダゾール類の製造方法に関するものであ
る。イミダゾール類は、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹
脂等の樹脂硬化剤、または種々の医薬、農薬、染料等の
製造中間体として有用な化合物である。
イミダゾール類を、ホルムアルデヒドの存在下もしくは
非存在下に、グリオキザール類とアンモニア水溶液とを
反応させて合成することは古くから知られている( P
、FLツNL 41 al、、 1−IJ!+y、cJ
LLm。
A cfa、、ユ2.362〔1929); A、Ph
u* 、腟、、上。
4131(1902:); J、M、G−ム一、 J、
F、M、c、−、、J。
CJLe、m 、 5a−r、、 1933 、662
: Ba、、FLatl)LyケAAi、 Bza、、
」互、1493.2707〔1882) 、1亙、4F
17.747(181’13))。
しかしながら、これらの方法は得られるグリオキザール
類の収率が低く、工業的製造法とはなり得ない。
D、Dayitlatn 等は、氷酢酸中で、酢酸アン
モニウムとグリオキザール類とアルデヒド類とを反応さ
せることにより、上記方法に比べ、イミダゾール類の収
率が向上すると報告している( 1)、 DayLdA
tnz−t R4,J 、 Oa−g、 Cムfi、、
 2.319 (1937))。しかし、この方法は、
工業的製造法としてまだ満足し得る収率とは言い難く、
さらに溶剤として氷酢酸を使用しているため、溶剤回収
、回収溶剤中の水分除去等の操作を必要とし、工程も繁
雑となり経済的な製造法とは言い難い。
グリオキザール類を水溶液中で、強酸のアンモニウム塩
およびアルデヒド類と、7以下のPHで反応させて、イ
ミダゾール類を59〜69%の収率で製造する方法も公
知である( U、S、P、3,715.365)。しか
しながら、この方法は反応中のPHが7以下であるため
、反応釜の腐食という問題点があり、また収率的にも不
満足であり、工業的製造法とは言い難い。
以上の公知技術の改良法として、水溶液中7より太きい
PH価で、アンモニア、アルデヒド類およびメチルグリ
オキザールの三者を同時に相互に接触させるか、あるい
は先に用意したアンモニア水溶液にアルデヒドなメチル
グリオキザールと同時に添加することにより、4−メチ
ルイミダゾール類を収率72.0〜79.2%で得る方
法が提案されている(特開昭57−9766)。しかし
ながら、この方法は、その実施例中にも示されているよ
うに、かなり希薄な水溶液中(生成物であるイミダゾー
ル類の反応水溶液中の濃度が1.9〜4.3 wt%で
ある)で実施する必要がある。実際、本明細書の比較例
にも示したように、濃度を上げると、ヘキサメチレンテ
トラミン等の副生成物の量が増加し、収率低下をもたら
し、イミダゾール類の生産効率が悪い。さらにこの方法
は反応水溶液中からイミダゾール類を抽出分離するため
の抽出溶剤もかなり大量に使用する必要があり、溶剤回
収のための用役費および溶剤回収時の溶剤ロス量等を考
慮すると、工業的製造法としてはまだ不満足なものであ
る。
本発明者等は、前記公知技術の有する種々の問H点を解
決すべく、特に1ヘキサメチレンテトラミン等の副生を
抑制し、イミダゾール類の収率、ならびに水溶液中の原
料濃度および生成物イミダゾール類の濃度アップ等の生
産効率向上を目標に、より経済的に、より高収率でイミ
ダゾール類を得る方法について鋭意検討した。その結果
、アンモニア源として、これまで使用されていなかった
アンモニア炭酸塩類を用いることにより、意外にもアン
モニア水溶液を用いるよりも、より高濃度の反応条件下
でも、ヘキサメチレンテトラミン等の副生を抑制でき、
80%以上の高収率でイミダゾール類が得られることを
見出し、本発明を完成するに到った。
すなわち、本発明は、一般式(I) (式中、R′およびl(+1はそれぞれ独立に水素原子
またはメチル基な示す)で表わされるグリオキザール類
と、一般式(n) Ra−C−H(II) (式中、R3は直鎖状もしくは分枝状の低級アルキル基
またはフェニル基を示す)で表わされるアルデヒド類と
、アンモニア炭酸塩類とを水溶液中で反応させることを
特徴とする、一般式(1■)3 (式中、l(l 、 R2は一般式(I)の場合と同じ
意味を示し、R3は一般式(n)の場合と同じ意味を示
す)で表わされるイミダゾール類の製造方法である。
本発明の方法によれば、従来技術に比べより高濃度条件
下でも、ヘキサメチレンテトラミン等の副生を抑制し高
収率でイミダゾール類を得ることができる。さらに、従
来技術が有していた反応釜の腐食−という問題点をも解
決できる。この様に本発明の方法は高純度のイミダゾー
ル類を安価な製造設備で高収率かつ効率良く、工業的に
経済的なプロセスである。
本発明の方法に用いられる一般式(I)で表わされるグ
リオキザール類としては、例えば、グリオキザール、メ
チルグリオキザール、ビアセチル等であり、さらにこれ
らのアセタール類、ケタール類も使用可能である。
また、一般式(II)で表わされるアルデヒド類として
は、例えば、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プ
ロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒドまたはベンゾア
ルデヒド等である。さらに、アンモニア炭酸塩類として
は、例えば、炭酸アンモニア、炭酸水素アンモニウム等
である。さらに、反応に際し、アンモニア水溶液中洗炭
酸ガスを吹き込んで調製したアンモニア炭酸塩の水溶液
でもよい。
本発明の方法では、反応は常圧系でも加圧系でも実施可
能であり、反応温度は150℃までの任意の温度で実施
可能であり、とくに20〜1oo’cが好ましい。
本発明の方法に用いられる原料の仕込みモル比は、本質
的には反応当量、すなわち一般式(I)で表わされるグ
リオキザール類対一般式(■)で表わされるアルデヒド
類対アンモニア炭酸塩類中のアンモニア根のモル比が1
:1:2であるが、通常は、1:1:2〜4のようにア
ンモニア炭酸塩類を過剰に使う方がより好ましい。アン
モニア炭酸塩類をさらに過剰に使用しても、その効果は
小さ〜)。
反応は、通常、水溶液中で実施される。すなわち、原料
成分を水媒体中に溶解して反応を行なうが、この場合、
反応系中のグリオキザール類の濃度は、従来法にくらべ
、かなり高い濃度でも良い。
本発明の方法における各成分の添加順序は、(1)各成
分を同時に相互に接触させる方法、(2)予め調製され
たアンモニア炭酸塩類水溶液中に、一般式(I)で表わ
されるグリオキザール類と一般式(II)で表わされる
アルデヒド類とを同時に添加する方法が好ましい。
反応時間は、反応温度、反応原料の種類または使用する
各成分の濃度等によって異なるが、通常は0.5時間〜
10時間である。
反応終了後は、反応液をそのまま、または濃縮後、例え
ば、n−ブチルアルコール、5ec−ブチルアルコール
、イソブチルアルコール、tert−ブチルアルコール
、アミルアルコールiz、5ec−アミルアルコール、
3−ペンタノール、2−メチル−1−ブタノール、イン
アミルアルコール、tert−7ミルアルコール、5e
C−インアミルアルコール、ネオペンチルアルコール、
ヘキサノール類、ヘプタツール類、オクタツール類等の
脂肪族アルコール類、シクロヘキサノール、1−メチル
シクロヘキサノール、2−メチルシクロヘキサノ−)ぺ
 3−メチルシクロヘキサノール、4−メチルシクロヘ
キサノール等の脂環式アルコール類、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素系溶剤、エチルエーテ
ル、ジイソプロピルエーテル等の脂肪族エーテル類、四
塩化炭素、クロロホルム、ジクロルエタン、トリクロル
エタン、クロルベンゼン、ジクロルベンゼン等のハロゲ
ン化炭化水素系溶剤、あるいは酢酸エチノペ酢酸ブチル
等の低級脂肪酸エステル類等の溶剤で抽出、脱溶剤後、
減圧蒸留することにより、一般式(III)で表わされ
るイミダゾール類を単離精製することが可能である。
以下、 本発明を実施例により説明する。
実施例−1 攪拌機、温度計、滴下ロート、還流冷却器、窒素導入管
を取り付けた300−の5つロフラスコ中に、炭酸アン
モニウム36.02(0,375モル)と水85りを仕
込んだ。一方、滴下ロート中には、40%メチルグリオ
キザール水溶液45.09 (0,250モル)および
35%ホルムアルデヒド水溶液21.5’;1(0,2
50モル)を仕込みよく振り混ぜ均一溶液とした。窒素
を反応フラスコ内に僅かに流しながら加熱攪拌を開始し
た。内温な40℃に保ちながら、メチルグリオキザール
とホルムアルデヒドとの混合水溶液を滴下ロートかも1
時間かけて滴下した。
滴下終了後、40℃でさらに2時間加熱攪拌を続は熟成
を行なった。室温まで冷却後、各100−のイソブタノ
ールを用いて6回抽出した。−諸にした抽出液から減圧
下インブタノールを回収した後、さらに減圧度を上げ蒸
留することにより、沸点97〜105°C/1.5朋H
りおよび融点54〜56℃の4−メチルイミダゾールを
17.89 (0,217モル)得た。これは使用した
メチルグリオキザールに対し、86.8%の収率に相当
する。なお、反応液中の4−メチルイミダゾールの濃度
は9.5wt%であり、主たる副生成物はへキサメチレ
ンテトラミンであった。
実施例−2 攪拌機、温度計、滴下ロート2本、還流冷却器、窒素導
入管を取り付けた300−の5つロフラスコ中に、水1
9gを仕込んだ。さらに滴下ロートの一方には、炭酸ア
ンモニウム36.09 (0,375モル)を水150
9に溶かした液を仕込み、他方には、40% メチルグ
リオキザール水溶液45.09(0,250モル)およ
び35%ホルムアルデヒド水溶液21.59(0,25
0モル)の均一混合液を仕込んだ。
窒素を反応フラスコ内に僅かに流しながら加熱攪拌を開
始した。内温を40℃に保ちながら、メチルグリオキザ
ールとホルムアルデヒドとの混合水溶液および炭酸アン
モニウム水溶液を同時に、1時間かけて滴下した。滴下
終了後、40°Cでさらに2時間加熱攪拌を続は熟成し
た。室温まで冷却後、各100fnlのn−ブタノール
を用いて6回抽出した。−諸にした抽出液から減圧下n
−ブタノールな回収した後、さらに減圧度を上げ蒸留す
ることにより、沸点97〜105°C/1.5朋I(り
および融点54〜56℃の4−メチルイミダゾールを1
1’!、49(0,224モル)得た。これは使用した
メチルグリオキザールに対し、89.6%の収率に相当
する。
なお、反応液中の4−メチルイミダゾールの濃度は6.
8wt%であり、主たる副生成物はへキサメチレンテト
ラミンであった。
実施例−3 実施例−1に示したと同じ装置を備えたフラスコ中に、
炭酸水素アンモニウム61.89(0,750モル)と
水40りを仕込み、窒素気流下、内温を40℃に保ちな
がら、40%メチルグリオキザール水溶液45.09 
(0,25Qモル)と35%ホルムアルデヒド水溶液2
1.59 (0,250モル)の均一混合液を滴下ロー
トから2時間かけて滴下した。滴下終了後、40℃でさ
らに2時間加熱攪拌を続は熟成を行なった。減圧工大部
分の水を留去後、トルエンで抽出した。トルエンを留去
することにより、融点53〜56℃の4−メチルイミダ
ゾールを16.59 (0,201モル)得た。これは
使用したメチルグリオキザール眞対し、80.4%の収
率に相当する。なお、反応液中の4−メチルイミダゾー
ルの濃度は9.8wt%であり、主たる副生成物はへキ
サメチレンテトラミンであった。
実施例−4 実施例−1に示したと同じ装置を備えたフラスコ中ニ、
炭酸アンモニウム36.09 (0,375モル)と水
859を仕込み、窒素気流下、内温を50’Cに保ちな
がら、40%グリオキザール水溶液36.39(0,2
50モル)と35%ホルムアルデヒド水溶液21.57
(0,250モル)の均一混合液を滴下ロートから0.
5時間かけて滴下した。滴下終了後、5゜℃でさらに2
時間加熱攪拌を続は熟成を行なった。
減圧工大部分の水を留去後、ジイソプロピルエーテルで
抽出した。ジイソプロピルエーテルな留去後減圧蒸留す
ることにより、沸点75〜85℃4m、 I−[9およ
び融点88〜90℃のイミダゾールを14.59(0,
213モル)得た。これは使用したグリオキザールに対
し、85.2%の収率に相当する。
なお、反応液中のイミダゾールの濃度は8.1w1%で
あり、主たる副生成物はへキサメチレンテトラミンであ
った。
実施例−5 実施例−1に示したと同じ装置を備えたフラスコ中に、
炭酸水素アンモニウム82.49 (j、oo。
モル)と水100りを仕込み、窒素気流下、内温を30
℃に保ちながら、40%グリオキザール水溶液36.3
9(0,250モル)とアセトアルデヒド11.0り(
0,250モル)の均一混合液を滴下ロートから3時間
かけて滴下した。滴下終了後、30°Cでさらに4時間
加熱攪拌を続は熟成を行なった。減圧工大部分の水を留
去後、ベンゼンで抽出した。ベンゼンを留去することに
より、融点135〜137℃の2−メチルイミダゾール
を17.29 (0,209モル)得た。これは使用し
たグリオキザールに対し、83.6%の収率に相当する
。なお、反応液中の2−メチルイミダゾールの濃度は7
.5wt%であり、主たる副生成物はへキサメチレンテ
トラミンであった。
実施例−6 実施例−2に示したと同じ装置を備えたフラスコ中に、
炭酸アンモニウム2F!、89(0,300モル)ト水
1009を仕込んだ。さらに滴下ロートの一方には、4
0%グリオキザール水溶液36.37(0,250モル
)を仕込み、他方には、ベンズアルデヒド26.59(
0,250モル)を仕込んだ。窒素気流下、内温を70
℃に保ちながら、グリオキザール水溶液とベンズアルデ
ヒドとを同時に、1時間かけて滴下した。滴下終了後7
0℃でさらに1時間加熱攪拌を続は熟成を行なった。減
圧工大部分の水を留去後、クロルベンゼンで抽出した。
クロルベンゼンを留去することにより、融点144〜1
47℃の2−フェニルイミダゾールを29.29 (0
,203モル)得た。これは使用したグリオキザールに
対し、81.2%の収率に相当する。なお、反応液中の
2−フェニルイミダゾールの濃度は15.2wt%であ
り、主たる副生成物はへキサメチレンテトラミンであっ
た。
実施例−7 実施例−1に示したと同じ装置を備えたフラスコ中ニ、
炭酸水素アンモニウム47.49 (0,575モル)
と水1007を仕込み、窒素気流下、内温を40℃に保
ちながら、40%メチルグリオキザール水溶液45.0
9 (0,250モル)とアセトアルデヒド11.07
(0,250モル)の均一混合液を滴下ロートから3時
間かけて滴下した。滴下終了後40℃でさらに3時間加
熱攪拌を続は熟成な行なった。
減圧下約半量の水を留去後、シクロヘキサノニルで抽出
を行なった。シクロヘキサノールを留去後、減圧蒸留す
ることにより、沸点95〜103°C/l mm1−1
9、融点90〜92℃の2,4−ジメチルイミダゾール
を19.39(0,201モル)得た。これは使用した
メチルグリオキザールに対し、80.4%の収率に相当
する。なお、反応液中の2,4−ジメチルイミダゾール
の濃度は9.5wt%であり、主たる副生成物はへキサ
メチレンテトラミンであった。
実施例−8 実施例−1に示したと同じ装置を備えたフラスコ中K、
炭酸アンモニウム36.09(0:375モル)と水8
59を仕込み、窒素気流下、内温を40℃に保ちながら
、ビアセチル21.59(0,250モル)35%ホル
ムアルデヒド水溶液21.59 (0,250モル)お
よび水809の均一混合液を滴下ロートから2時間かけ
て滴下した。滴下終了後、40℃でさらに2時間加熱攪
拌を続は熟成を行なった。
減圧工大部分の水を留去後酢酸エチルで抽出した。
酢酸エチルを留去後蒸留することにより、沸点113〜
117℃の4.5−ジメチルイミダゾールを20.29
(0,210モル)得た。これは使用したビアセチルに
対し、84.0%の収率に相当する。なお、反応液中の
4.5−ジメチルイミダゾールの濃度は12.3wt%
であり、主たる副生成物はへキサメチレンテトラミンで
あった。
実施例−9 実施例−1に示したと同じ装置を備えたフラスコ中に、
炭酸アンモニウム36.0gC0,3フ5と水509を
仕込み、窒素気流下、内温を40℃に保ちながら、ビア
セチル21.59(0.250モル)、アセトアルデヒ
ド11.09(0.250モル)および水80gの均一
混合液を滴下ロートから3時間かけて滴下した。滴下終
了後、40℃でさらに2時間加熱攪拌を続は熟成を行な
った。減圧工大部分の水を留去後クロロホルムで抽出し
た。クロロホルムを留去することにより、融点131〜
133℃の2、4.5 − )ジメチルイミダゾールを
22.79(0、206モル)得た。これは使用したビ
アセチルに対し、82.4%の収率に相当する。なお、
反応液中の2.4.5−)ジメチルイミダゾールの濃度
は11、4wt%であり、主たる副生成物はへキサメチ
レンテトラミンであった。
実施例−10 実施例−2に示したと同じ装置を備えたフラスコ中ニ、
炭酸アンモニウム36.0り(0.375モル)と水8
5りな仕込んだ。さらに滴下ロートの一方には、40%
メチルグリオキザール水溶液45.09(0,250モ
ル)を仕込み、他方には、ベンズアルデヒド26.59
(0,250モル)を仕込んだ。窒素気流下、内温を6
0°Cに保ちながら、メチルグリオキザール水溶液とベ
ンズアルデヒドとを同時に、2時間かけて滴下した。滴
下終了後、60℃でさらに2時間加熱攪拌な続は熟成を
行なった。
室温まで冷却後n−ブタノールで抽出した。n −ブタ
ノールを留去後減圧蒸留することにより、沸点58〜6
2°C710朋H9の2−フェニル−4(5)−メチル
イミダゾールな32.9g(0,208モル)得た。こ
れは使用したメチルグリオキザールに対し、83.2%
の収率に相当する。なお、反応液中の2−フェニル−4
(5)−メチルイミダゾールの濃度は17.1wt%で
あり、主たる副生成物はへキサメチレンテトラミンであ
った。
実施例−11 実施例−2に示したと同じ装置を備えたフラスコ中に、
炭酸アンモニウム36.09<0.375モル)と水1
00りを仕込んだ。さらに滴下ロートの一方には、40
%グリオキザール水溶液36.39(0゜250モル)
を仕込み、他方にはブチルアルデヒド18.07(0,
250モル)を仕込んだ。窒素気流下、内温を50℃に
保ちながら、グリオキザール水溶液とブチルアルデヒド
とを同時に、2時間か杆て滴下した。滴下終了後50℃
でさらに3時間加熱攪拌を続は熟成を行なった。減圧下
、約半量の水を留去後、アミルアルコールで抽出した。
減圧下アミルアルコールを留去後、さらに減圧蒸留する
ことにより、沸点90〜b 58℃の2− n−プロピルイミダゾールを23.29
((1,211モル)得た。これは使用したグリオキザ
ールに対し、84.4%の収率に相当する。なお、反応
液中の2− n−プロピルイミダゾールの濃度は12.
2wt%であり、主たる副生成物はへキサメチレンテト
ラミンであった。
比較例 実施例−1に示したと同じ装置を備えたフラスコ中に、
29%アンモニア水溶液44.09C0,751モル)
と水34りを仕込み、窒素気流下、内温を40℃に保ち
ながら、40%メチルグリオキザール水溶液45.09
<0.250モル)と35%ホルムアルデヒド水溶液2
1.59 (0,250モル)の均一混合液を滴下ロー
トから1時間かけて滴下した。滴下終了後、40℃でさ
らに2時間加熱攪拌を続は熟成を行った。室温まで冷却
後、各100−のイソブタノールを用いて10回抽出し
た。抽出液からインブタノールを回収した後、さらに減
圧蒸留することにより、沸点97〜1(15°C71,
5朋I(りおよび融点53〜56℃の4−メチルイミダ
ゾールを13.0(0,158モル)得た。これは使用
したメチルグリオキザールに対し、63.2%の収率に
相当する。
なお、反応液中の4−メチルイミダゾールの濃度は9,
0wt%であり、主たる副生成物はへキサメチレンテト
ラミンであった。
特許出願人 三井東圧化学株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l)一般式(I) (式中、R′およびR2はそれぞれ独立に水素原子また
    はメチル基を示す)で表わされるグリオキザール類と、
    一般式(n) R5−C−H(11) (式中、R3は直鎖状もしくは分枝状の低級アルキル基
    またはフェニル基を示す)で表わされるアルデヒド類と
    、アンモニア炭酸塩類とを反応させることを特徴とする
    、一般式(1,11)(式中、1ljl 、 R2は一
    般式(I)の場合と同じ意味を示し、R3は一般式(I
    F) の場合と同じ意味を示す。 )で表わされるイミダゾール類の製造法。
JP16261383A 1983-09-06 1983-09-06 イミダゾ−ル類の製造法 Granted JPS6056961A (ja)

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