JPS605621B2 - 水溶性銅錯体染料の製法 - Google Patents

水溶性銅錯体染料の製法

Info

Publication number
JPS605621B2
JPS605621B2 JP51087752A JP8775276A JPS605621B2 JP S605621 B2 JPS605621 B2 JP S605621B2 JP 51087752 A JP51087752 A JP 51087752A JP 8775276 A JP8775276 A JP 8775276A JP S605621 B2 JPS605621 B2 JP S605621B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
weight
dye
water
dyeing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51087752A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5215524A (en
Inventor
エルンスト・ホイエル
ルートウイツヒ・シユレーフエル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoechst AG filed Critical Hoechst AG
Publication of JPS5215524A publication Critical patent/JPS5215524A/ja
Publication of JPS605621B2 publication Critical patent/JPS605621B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B45/00Complex metal compounds of azo dyes
    • C09B45/02Preparation from dyes containing in o-position a hydroxy group and in o'-position hydroxy, alkoxy, carboxyl, amino or keto groups
    • C09B45/14Monoazo compounds
    • C09B45/18Monoazo compounds containing copper
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B45/00Complex metal compounds of azo dyes
    • C09B45/34Preparation from o-monohydroxy azo compounds having in the o'-position an atom or functional group other than hydroxyl, alkoxy, carboxyl, amino or keto groups
    • C09B45/36Preparation from o-monohydroxy azo compounds having in the o'-position an atom or functional group other than hydroxyl, alkoxy, carboxyl, amino or keto groups by oxidation of hydrogen in o'-position
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B62/00Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves
    • C09B62/44Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring
    • C09B62/503Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring the reactive group being an esterified or non-esterified hydroxyalkyl sulfonyl or mercaptoalkyl sulfonyl group, a quaternised or non-quaternised aminoalkyl sulfonyl group, a heterylmercapto alkyl sulfonyl group, a vinyl sulfonyl or a substituted vinyl sulfonyl group, or a thiophene-dioxide group
    • C09B62/507Azo dyes
    • C09B62/515Metal complex azo dyes

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Coloring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は遊離酸の形で一般式‘11 (式中、Aは水素原子、塩素原子あるいは低級脂肪族カ
ルボン酸のアシルアミノ基、好ましくはアセチルアミノ
ー又はペンゾィルアミノー基を意味し、Bはメチル基、
カルボキシ基又は炭素原子を2ないし5個有するカルボ
アルコキシ基、好ましくはカルボメトキシ−又はカルボ
ェトキシー基を意味する。
Xはビニル基又は8−スルフアトェチル基であり、nは
1又は2の数である。)で表わされる価値ある黄−ない
し赤−褐色を有する銅錯体染料の製造方法に関するもの
である。
本発明による方法は、遊離酸の形で一般式{21(式中
A及びnは一般式{1}‘こ於けると同一の意義を有す
る。Rは水素原子又は水酸基を意味する。)で表わされ
るアミンをジアゾ化し、これを一般式‘3’(式中×及
びBは一般式{1}に於けると同一の意義を有する。
)で表わされるカップリング成分とカップリングして、
次いで一般式■(式中A、R、n、X及びBは一般式{
2’及び脚に於けると同一の意義を有する。
)で表わされる形成されたモノアゾ化合物を銅供与体と
反応させる。
この際、Rが水素原子を意味する場合は酸化的鋼化によ
って又はRが水酸基の場合は、直接銅化によって鋼化す
る。一般式(11の化合物については、遊離酸の他に、
殊にアルカリ金属−及びアルカリ士類金属−塩、好まし
くはナトリウム−及びカリウム‐塩が最も興味深い。
この銅化法は一般に知られており、 「MethodenderorganischenCh
emie」〔ホウベンーヴィール(Hou戊n−Wey
1)著、第4版(1965)、10/3巻、452〜
461頁〕に記載されている。
たとえば酸化的鋼化の場合は、一般式{4)(式中Rは
水素原子であり、A、B、×及びnは一般式【1}‘こ
於けると同一の意義を有する。
)で表わされる化合物を酸化剤、たとえば過酸化水素又
は過棚酸ナトリウムによって、好ましくは弱酸性媒体中
少なくとも化学量論量の鋼塩、たとえば塩化鋼(D)、
硫酸鋼(ロ)、酢酸鋼(ロ)及びフッ化鋼(0)の存在
下、0ないし10ぴ0、好ましくは20〜7000の温
度で銅錆化合物に変える。Xが8ースルフアトェチル基
である一般式糊のカップリング成分の製造はXが8ーハ
イドロキシェチル基である一般式‘3’の化合物をスル
フヱート化することにより、たとえばピリジン中アミド
スルホン酸と反応させるか(独乙国特許第144387
7号明細書例1参照)あるいはせいぜい7倍のモル過剰
で硫酸又はクロルスルホン酸と反応させることにより行
われる。
このェステル化に引続いて8ースルフアトェチル基を1
1から12のpH値で公知方法で(たとえば水酸化ナト
リ.ウム又は炭酸ナトリウム)を用いてピニル基に変え
ることができる。
染料へのカップリングは公知の方法で水蒸性アルカリ、
たとえば炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム又は重炭酸
カリウム又は酢酸ナトリウムの使用下、あるいは水に鍵
溶なアルカリ、たとえば炭酸カルシウムを用いて4〜7
のpH一値で行われる。
但し後者の場合は形成された硫酸カルシウムを染料を単
離する前に分離する。本発明により得られた染料は銅化
後染料溶液の蒸発又は頃霧一乾燥によって単離されるの
が最も好ましい。
この処理によって塩−及び銅イオン−含有廃液は銅錨体
染料の製造に際し出ない。それ故本発明による方法は独
乙国特許第1126542号明細書に又は特公昭44一
10907号明細書に記載された方法に比して優れてい
る。本発明により製造された染料−遊離酸の形で一般式
(1;‘こ相当する一は価値ある染料であることが判っ
た。これらは窒素含有繊維材料、たとえば羊毛、絹、皮
革、ポリウレタン−及びポリアミドー繊維材料の染色又
は捺染に殊に極めて良好で、天然−又は再生−セルロー
ス繊維材料、たとえば木綿、ステーブルフアイバー、ビ
スコース人絹及び麻の染色又は捺染に極めて良く適して
いる。一般式‘1}で示される本発明による染料は黄褐
色ないし赤褐色の染色物又は捺染物を生じる。染色すべ
き又は捺染すべき材料上への本発明による化合物の付与
及び固着は、酸性及び反応性基を含有する類似のアゾ染
料に対して工業的に知られた方法で行われる。この染料
はこれに対して顧慮される工業上一般に慣用のすべての
染色一又は捺染一方法により、殊に反応性染料用染色−
又は捺染一方法により適用することができる。したがっ
て窒素含有繊維の染色は中性又は酸性格から実施される
。アルカリ性後処理又は梁液のpH−値の増加は染色に
引き続き行うことができる。セルロース材料については
本発明による生成物を反応性染料に対して慣用の、公知
方法に従って適用する。
染料を固着するための酸結合剤としては、殊に無機の、
アルカリ性に反応する化合物、好ましくはアルカリ−及
びアルカリ士類−金属の塩及び水酸化物、たとえばナト
リウム−又はカリウムーカーボネート、一ビカルボネー
ト、一ホスフエート、ーシリケート、一ハイドロオキシ
ド、カルシウムハイドロオキシド及び加熱作用下アルカ
リ性に反応する化合物、たとえばナトリウム−又はカリ
ウム−トリクロルアセテート、一ホルミェート、ーフル
オラィド及びーアセテートが適当である。染料は捺染法
、消尽法及びパジング法に従って繊維上に施され、黍熱
により又は乾燥処理により固着されうる。しかしながら
驚くべきことにとりわけ本発明による染料はバジングー
巻き上げ(K1oz−A町d比k)法に適している。と
いうのはまたこの染料は10〜50℃好ましくは15〜
40午○の温度で短時間放置することによって最大の染
料収率で固着するからである。殊にセルロース繊維上に
この染料は前述のアルカリ性剤の存在下常に同等の色調
、良好な染料収率、良好なビルドアップ能及び高い濃色
性を有する濃厚な染色物又は捺染物を生じる。更に本発
明による染料をアルカリシリケートを用いて操作する最
新の染色−又は捺染一法 nTe刈lpraxis l
nにrMtjonal」(1972、6−10号)及び
「lnにrMtionaITe丸ilb山letin」
(染色業界誌197入 4号)参照〕に従って使用する
のが好都合である。というのはその水性梁液及び捺染ペ
ーストがアルカリシリケートの存在に於て高い溶解性、
安定性及び反応性を示し、また20〜40q0の温度で
長期間放置した後でも均一な染色物、高い染料収率、濃
色性及び良好なビルドアップ能が生じるからである。こ
の最新パジング法は装置の点で殊に簡単で好都合である
。この方法はパジング液の比較的多量の調製を可能にす
る。というのは全染料の固着のために必要とするアルカ
リ量をアルカリシリケートの形でパジング液に添加する
ことができるからである。その他のアルカリ類、たとえ
ば水酸化ナトリウム及び水酸化カリウムを染料の固着の
ために使用する場合、アルカリ性パジング液の僅かな安
定性のために上述のことは下可能である。
この場合付加的な配量装置一これはアルカリ及び中性パ
ジング液を直接パジング工程の前に混和し、配量するも
のである−を使用せねばならない。本発明による染料を
用いて得られる捺染物及び染色物は良好ないし極めて良
好な堅牢性質を示す。
これらのうちで殊に良好な耐水性、耐洗濯性(60〜9
尊○)、耐ソーダ煮沸性、耐廃ガス性、アルカリ性及び
酸性の汗堅牢性、耐縦充性、クロス染め堅牢性、耐アル
カリ性、バーオキシド−及びハィポクロリツトー洗濯堅
牢性、塩素化水堅牢性(Chior舷dewasser
ech伍eit)、塩素漂白堅牢性並びに乾‘性及び湿
性織物材料上の耐光性が優れている。本発明による染料
を用いて得られた捺染物及び染色物は酸化剤の存在下鋼
及び銅供与物質に対して敏感ではない。この染料を用い
て得られた捺染物は卓越した白地の清澄性を示し、しみ
がなく、添布に惨み出ない。ドイツ国特許第11265
42号明細書に記載されている最も類似した比較しうる
金属含有染料に比して本発明による染料はカラー・ビル
ドアップ性、染料収率及び濃色性、上記の堅牢性及び反
応性染料に対するすべて慣用の染色−及び捺染一方法に
よる使用性に於て優れている。この際殊に反応性染料に
対する通常の消尽法による高い染料収率、濃色性及びカ
ラー・ビルドアップ性、パジングー巻き上げ一法による
高い染料収率及び急速な固着、並びにアルカリシリケー
ト含有パジング液中で該染料を使用することが好都合で
あることなどが挙げられる。次の例は本発明を説明する
ものである。
重量部と容量部との比はキログラム対リットルである。
例12ーアミノフェノールー4−スルホン酸18.9重
量部を33%苛性ソーダ溶液1蟹容量部及び氷9の重量
部と共に水7破き量部中に溶解し、次いで96%硫酸7
.鰭容量部を添加し、40%亜硝酸ナトリウム溶液14
容量部と共に8〜l5ooで1時間鷹拝した。
次いで過剰の亜硝酸塩をアミドスルホン酸を用いて分解
した。かくして得られたジアゾニウム塩溶液に氷14の
重量部及び96%硫酸36.群容量部中に3ーメチルー
1一(4′一8ーハイドロキシヱチルスルホニル)ーフ
ェニルー5ーピラゾロン28.な重量部を含有する溶液
を加えた。カップリング混合物を炭酸カルシウム8の重
量部を用いて中和し、数時間後鷹拝した。カップリング
混合物に結晶化した硫酸鋼(n)22.5重量部を添加
し、5〜6の軸−値及び室温で30分間後蝿拝した。次
いで鮒一値を稀硫酸を用いて4.5なし、し5に変え、
硫酸カルシウムを吸引炉取し、炉液−鋼鍔化合物の染料
を含有する−を曙霧乾燥するか又は真空蒸発させる。か
くして65%の塩含有染料72.5重量部が得られ、こ
れは遊離の形で下記式で表わされる染料(入m枇=45
触れ)である。
すべての工業上慣用の使用法に従い染色又は捺染を行っ
た場合、該染料はセルロ−ス−及びセルロース含有−繊
維、天然又は合成ポリアミド繊維並びにポリウレタン繊
維上に高い濃色性、良好なヒールドアッブ能、及び良好
ないし極めて良好な堅牢性を有する染色物又は捺染物を
生ずる。堅牢性のうちで殊に極めて良好な洗濯堅牢性、
乾性及び滋性織物上の耐光堅牢性、塩素及び他の酸化剤
に対する安定性、廃ガス堅牢性、汗堅牢性、酸化剤及び
空中酸素の存在下鋼放出物質に対する安定性が顕著であ
る。この染料を用いて得られた捺染物は卓越した白地の
清澄性を示し、しみがなく、添布に惨み出ない。この染
料のナトリウムシリケート含有水性パジング液は高い安
定性及び一様の反応性を示し、最新の、簡単なパジング
ー巻き上げ一方法に従って使用するのに極めて好適であ
る。というのは該染料は染色物を室温に放置した場合短
時間で、高い収率及び良好などルドアップ能を以て固着
するからである。例2 1ーアミノベンゾール−3−スルホン酸17.3重量部
を氷10筋容量部及び水100重量部中に懸濁化し、こ
れに96%硫酸7.5容量部及び4.0%亜硝酸ナトリ
ウム溶液14容量部を添加した。
2時間5〜8℃で後鷹拝し、次いで過剰の亜硝酸塩をア
ミドスルホン酸を用いて分解した。
氷140重量部及び96%硫酸36.3容量部中に3ー
メチル−1一(4′ー3ーハイドロキシエチルスルホニ
ル)−フエニルー5−ピラゾロン28.2重量部を含有
する溶液を添加し、カップリング混合物を炭酸カルシウ
ム7亀重量部を用いて中和した。4時間後燈拝し、次い
で反応混合物に結晶水含有硫酸鋼(ロ)22.5夕を添
加し、4び0に加熱した。
1時間かけてこの温度で十分に額拝された混合物に9%
過酸化水素10舷容量部を滴下し、その際解−値を重炭
酸ナトリウムの添加によって常に4.5なし、し5.5
に保った。
2時間、4000で後濯梓した。
反応混合物のペーパークロマトグラフィーに於てまだ鋼
不含染料が存在する場合は更に過酸化水素を後添加しな
ければならない。次いで反応混合物を澄明化し、硫酸カ
ルシウムを含有する炉過ケーキを水洗した。
炉液を贋霧乾燥するか又は真空蒸発させる。かくして7
0%塩含有染料65重量部が得られた。これは遊離酸の
形で例1に記載した式に相当し、例1に記載したすべて
の明確な堅牢性を示す。得られた染料の入maxは45
飢mである。例3 例1に記載したのと全く同様に2−アミノフェノール−
4−スルホン酸18.溝重量部をジアゾ化した。
得られたジアゾニウム塩溶液を水50泣き量部中で3−
カルボメトキシ−1−(4′ー8−スルフアトエチルス
ルフオニル)ーフエニルー5ーピラゾロン40.館重量
部と混合し、炭酸ナトリウムを用いて5〜6のpH−値
に調整した。ジアゾ反応が終了するまで数時間蝿拝した
。反応の終了はアルカリ性Pーナフトールに対し反応溶
液がまだらになる際には染料形成は起らないことで容易
に認められる。次いで反応混合物に塩基性炭酸鋼(0)
(孔雀右)11重量部を添加し、反応混合物を60℃に
加熱し、この温度で蝿拝し、5なし、し5.5のpH一
値一重炭酸ナトリウムを用いて調整する−で、1時間保
った。反応溶液を澄明化し80〜90qoで梁料含有溶
液を真空下蒸発した。かくして塩含有、赤褐色の65%
染料75重量部が得られ、これは遊離酸の形で下記式で
表わされる染料(入肌=47節の)である。
この染料はセルロース−及び窒素含有−繊維上にすべて
の工業上通常の使用法に従い染色又は捺染に使用した場
合、高い濃色‘性、良好なビルドアップ性及び良好ない
し極めて良好な堅牢性を有する黄褐色の染色物又は捺染
物を生じる。これらの堅牢性のうちで殊に極めて良好な
耐洗濯性、乾性及び緑性織物上の耐光性、塩素及び他の
酸化剤に対する安定性、耐廃ガス性、汗堅牢性及び空中
酸素の存在下銅を放出する物質に対する安定性が顕著で
ある。この染料を用いて得られた捺染物は卓越した白地
の清澄性を示し、しみがなく、添加に惨み出ない。例4 2−ァミノフェノールー5ースルホン酸18.9重量部
を氷10&容量部及び水200容量部中に懸濁化し、4
0%亜硝酸ナトリウム溶液14容量部を添加し、31%
塩酸3蟹容量部を用いて酸性化し、8〜10℃で2時間
鷹拝した。
水50解答量部中に3ーカルボキシ−1一(4′−8−
スルフアトエチルスルフオニル)−5−ピラゾロン39
.2重量部を含有する溶液とカップリングし、5なし、
し6のPH一値一重炭酸ナトリウムを用いて調整する−
で保った。5時間後ジアゾニゥム塩が全く反応混合物中
に認められない場合、硫酸鋤く0)(結晶水を含有する
)22.5重量部を添加し、肘−値を重炭酸ナトリウム
を用いて再び5〜5.5に調整し、更に1時間後凝拝し
た。染料溶液を澄明化し、80〜9ぴ0で真空蒸発した
。かくして塩含有赤褐色の53%染料82重量%が得ら
れ、これは遊離酸の形で下記式で表わされる染料(^m
ax=477nの)である。セルロース−及び窒素含有
一繊維に対するこの染料の染色物又は捺染物は例3に記
載した良好な性質を示す。例5 3ーメチル−1一(4′ー8ーハイドロキシエチルスル
ホニル)ーフエニル−5ピラゾロン28.8重量部をピ
リジン13弦容量部に導入した。
この混合物を75℃に加熱した。次いでアミドスルホン
酸35重量部を添加し、混合物の温度を95〜10ぴ0
に高め、3び分間この温度を保つた。次いでピリジソを
減圧下留去し、残笹を水に溶解した。この様に得られた
溶液にジアゾニウム塩溶液−これは2−アミノフェノ−
ルー4ースルホン酸18.鑓重量部から得られた−を加
えた。カップリング混合物を水不含炭酸ナトリウムを用
いて中和し、数時間後濃伴した。次いでこの反応混合物
に結晶化した硫酸銅(ロ)22.5重量部を加え、5な
し、し6の軸−値、室温で3庇ふ間後燈拝した。
反応混合物を贋※乾燥するか又は蒸発させる。かくして
47%の塩含有染料10の重量部が得られ、これは遊離
酸の形で例1に記載した式に相当する。例6 100の容量部につき例1の染料25重量部及び水ガラ
ス(58〜600皮′)(ナトリウムシリケート)85
重量部から成るパジング液を調整し、これを用いて木綿
織物を20なし、し35℃でフーラ−ド機により合浸し
、次いで60〜70%の染液含量になるまで圧搾した。
次いでパジングされた織物を巻き上げ、30なし・し3
500の温度で数時間、たとえば6時間貯蔵した。その
後織物を徹底的に冷水、次いで50なし、し60oCの
熱水で洗浄し、煮沸して石鹸で洗い、再び洗浄し乾燥し
た。かくして一様の、濃厚な黄褐色の染色物が得られた
。これは極めて良好な堅牢性を有し、このうちで殊に極
めて良好な洗濯堅牢性、敵性及び緑性織物上の耐光性、
塩素及びその他の酸化剤に対する安定性、耐廃ガス性、
汗堅牢性及び空中酸素の存在下銅供与体に対する安定性
が顕著である。例7 パジング液一これは100の容量部につき例1の染料2
の重量部及び水ガラス(58〜60o民′)(ナトリウ
ムシリケート)13の重量部を含有する一を用いてセル
ース織物を例6に記載した様に20〜2ず○で含浸した
。次いで織物を数時間20〜2ぷ0で貯蔵し、例6に記
載した様に仕上げをした。かくして良好な堅牢性を有す
る一様の、濃厚な蓑褐色染色物が得られた。例8 木綿をパジング液−これは100咳容量部中例1の染料
2の重量部、水ガラス(37〜40o氏′)20低重量
部及び苛性ソ−ダ溶液(38oBe′)2畔容量部を有
する−により例6に記載した様にバジングした。
次いで織物を数時間、20〜25ooで貯蔵し、例6に
記載した様に仕上げをした。かくして例6に記載した良
好な堅牢性を有する一様の、濃厚なパジング染色物が得
られた。この場合パジング液もまた数時間安定である。
例9 パジソグ液−これは水100解き量部中例1又は5で製
造された染料3の重量部、硫酸ナトリウム3の重量部及
び苛性ソーダ溶液(滋o 茂′)14容量部を含有する
一を調整し、これを用いて染液舎量が80重量%でセル
ロース繊維から成る織物を合浸した。
次いでパジングされた織物を20〜25℃で貯蔵した。
一定の貯蔵期間後これを取り出し、例6に記載した様に
仕上げをした。この方法で行った場合に、すでに1〜2
時間の貯蔵後染色物はその最大の色合いの深さに達して
いる、すなわち染料が完全に固着していることを示す。
このことは通常の貯蔵時間及び2岬時間の固着期間を著
しく短縮することができることを意味する。当然のこと
ながらこの有利な固着挙動によって適用の際に速かな操
作が可能になる。
得られた染色物は高い−様性、高い濃色性及び例6に示
した良好な堅牢性を示す。例 10セルロース繊維から
成る織物を水性捺染ペースト−1キログラムにつき例5
で製造された染料15重量部、尿素6の重量部及び中性
の捺染糊(たとえばァルギン酸塩又はセルロースエーテ
ルを基体としたもの)4の重量部を含有する−を用いて
捺染した。
捺染された織物を乾燥し、次いで梁液−1000容量部
中苛性ソーダ溶液(斑o控′)50重量部、水不含炭酸
ナトリウム150重量部及び炭酸カリウム5の重量部を
含有する−を用いてバジングし、1時間の固着時間及び
20〜2yoで貯蔵した。この期間の後染料の固着は実
際上完了した。次いで繊維材料を冷水及び熱水で洗浄し
、通常の、炭酸ナトリウム不含の洗剤を用いて洗総し、
乾燥した。かくして例6に記載した高い堅牢性を有する
濃色性で均一の捺染物が得られた。これは輪郭のはっき
りした、白地の清澄性の点で優れている。更にこれはし
みがなく添布に惨み出ない。例11 染液−表の例1に記載した染料2重量部を冷水に溶解し
、水不含硫酸ナトリウム5の重量部、32.5%苛性ソ
ーダ溶液1容量部及び水不含炭酸ナトリウム5重量部を
加え、水を用いて100畔容量部にする一を調整した。
この梁液中に木綿糸の紐又はセルロース繊維から成る織
物の一片のそれぞれ4の重量部を加え、俗を20〜30
分間6ぴ0に加溢し、この温度で60分間染色した。次
いで糸又は織物を熱時洗浄し、乾燥した。かくして例6
に示した良好な堅牢性を有する黄褐色の濃厚な染色物が
得られた。この例に示した染液中の苛性ソーダ溶液の量
を4容量部に増加した場合染色温度を20〜30℃に減
少させることができる。
この場合染色時間は120分となる。例 12 セルロース繊維から成る織物を梁液−これは100披容
量部につき表の例1に示した染料3の重量部を含有する
−を用いて染液吸収が7の重量%になるまでパジングし
、製品を通常の又は60qoまでの温度で乾燥し、次い
で染色物を下記の水性染液を用いて二番目のフーラード
機で20〜2yoの温度で合浸した。
この染液は100破き量部中塩化ナトリウム25の重量
部及び苛性ソーダ溶液(38o技′)2鉾容量部を含有
する。ついで直ちに染料を100〜105午0で2現砂
間スチーミングして固着した。染色物を通常の如く熱時
洗浄し、次いで洗浄し乾燥して仕上げをした。かくして
高い堅牢性質を有する均一な、濃色性の染色物が得られ
た。次の表にその他の黄−ないし赤−褐色の銅−鈴体モ
ノアゾ染料を示す。
これは上述の例に従って製造され、染色又は捺染のため
に使用され、この銅化は直接鋼化(1)又は酸化的鋼化
(ロ)のどちらかで行われる。また次表にセルロース−
又は窒素含有−繊維を染色した際の色調を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式(4) ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Aは水素原子、塩素原子あるいは低級脂肪族カ
    ルボン酸のアシルアミノ基を意味し、Bはメチル−、カ
    ルボキシ−又は2ないし5個の炭素原子を有するカルボ
    アルコキシ−基であり、Xはビニル基又はβ−スルフア
    トエチル基であり、nは1又は2の数である。 Rは水素原子又は水酸基である。 〕で表わされる化合物を、場合により酸化剤の存在下、
    銅供与体と反応させ、生成染料がβ−スルフアトエチル
    基を有する場合、この基を場合によりアルカリ性に作用
    する剤を用いてビニル基に変えることを特徴とする、遊
    離酸の形で下記式(1)▲数式、化学式、表等がありま
    す▼〔式中A、B、Y及びnは式(4)に於けると同一
    の意義を有する。 〕で表わされる水溶性銅錯体染料の製法。 2 一般式(1)の化合物を銅化後反応溶液の噴霧乾操
    又は蒸発によって単離することよりなる特許請求の範囲
    第1項記載の方法。
JP51087752A 1975-07-25 1976-07-24 水溶性銅錯体染料の製法 Expired JPS605621B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE2533250A DE2533250C3 (de) 1975-07-25 1975-07-25 Verfahren zur Herstellung von wasserlöslichen Kupferkomplex-Azofarbstoffen und ihre Verwendung zum Färben von CeUulosefasermaterialien
DE2533250.7 1975-07-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5215524A JPS5215524A (en) 1977-02-05
JPS605621B2 true JPS605621B2 (ja) 1985-02-13

Family

ID=5952432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51087752A Expired JPS605621B2 (ja) 1975-07-25 1976-07-24 水溶性銅錯体染料の製法

Country Status (11)

Country Link
JP (1) JPS605621B2 (ja)
AU (1) AU501564B2 (ja)
BE (1) BE844527A (ja)
BR (1) BR7604745A (ja)
CH (1) CH630214GA3 (ja)
CS (1) CS186742B2 (ja)
DE (1) DE2533250C3 (ja)
FR (1) FR2318906A1 (ja)
GB (1) GB1508700A (ja)
IN (1) IN144645B (ja)
IT (1) IT1064732B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6247314U (ja) * 1985-09-12 1987-03-24
JPH01127512U (ja) * 1988-02-17 1989-08-31

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2599526B2 (ja) * 1992-02-03 1997-04-09 新日本製鐵株式会社 特性異方性の小さいバネ限界値と強度に優れた銅−鉄系金属薄板およびその製造方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1285552A (fr) * 1961-03-11 1962-02-23 Ici Ltd Nouveaux colorants azoïques métallisés
DE2016862C3 (de) * 1970-04-09 1980-02-07 Hoechst Ag, 6000 Frankfurt Verfahren zur Herstellung von I zu 1- und I zu 2-Metailkomplexazofarbstoffen

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6247314U (ja) * 1985-09-12 1987-03-24
JPH01127512U (ja) * 1988-02-17 1989-08-31

Also Published As

Publication number Publication date
FR2318906A1 (fr) 1977-02-18
IN144645B (ja) 1978-05-27
CS186742B2 (en) 1978-12-29
DE2533250C3 (de) 1979-07-26
BR7604745A (pt) 1977-08-02
DE2533250B2 (de) 1978-11-23
IT1064732B (it) 1985-02-25
JPS5215524A (en) 1977-02-05
AU1618576A (en) 1978-01-26
GB1508700A (en) 1978-04-26
BE844527A (fr) 1977-01-26
CH630214B (de)
CH630214GA3 (en) 1982-06-15
AU501564B2 (en) 1979-06-21
DE2533250A1 (de) 1977-01-27
FR2318906B1 (ja) 1981-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5848672B2 (ja) セルロ−ズ系繊維の染色法
JPS605621B2 (ja) 水溶性銅錯体染料の製法
JPS61272269A (ja) ジスアゾ系染料
JPS60130652A (ja) トリスアゾ反応染料
JPH01308460A (ja) 反応性染料及びそれを用いる染色法
JPH07166085A (ja) 水溶性アゾ化合物、その製法及び該化合物の染料としての用途
JPS5848589B2 (ja) 水溶性モノアゾ化合物の製法
JPH0619047B2 (ja) ジスアゾ系色素及びこれを用いる染色方法
US3362949A (en) Reactive copper complex monoazo dyes containing pyrazolone and polyhalo-pyrimidylamino groups
JPS6047395B2 (ja) セルロ−ズ系繊維の染色法
JPH0420949B2 (ja)
JPS6344868B2 (ja)
EP0013996A2 (en) Reactive azo compounds, processes for their preparation and their use for dyeing fibers and textiles
JPS58168660A (ja) ビスアゾ化合物およびそれを用いる繊維の染色方法
JPS6224559B2 (ja)
JPH0332584B2 (ja)
JPH0118190B2 (ja)
JP3915131B2 (ja) 反応染料の液状水性組成物およびそれを用いる染色または捺染法
JPH0257826B2 (ja)
US3198782A (en) Metallised azo halopyrimidine dyestuffs
JPS5818471B2 (ja) セルロ−ズ系繊維の染色法
US4224024A (en) Process for the reactive dyeing and printing of fibrous materials containing hydroxy groups with a water-soluble organic dyestuff containing at least one phosphonic acid-monofluoride group and at least one ionic water-solubilizing group
AT229447B (de) Verfahren zur Herstellung von neuen reaktiven, mindestens eine ionogene wasserlöslichmachende Gruppe enthaltenden Azofarbstoffen
KR840001858B1 (ko) 반응성 디스아조 화합물의 제조방법
US2753239A (en) Process for fixing dyestuffs