JPS605598Y2 - 開閉蓋の取付構造 - Google Patents

開閉蓋の取付構造

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Publication number
JPS605598Y2
JPS605598Y2 JP242780U JP242780U JPS605598Y2 JP S605598 Y2 JPS605598 Y2 JP S605598Y2 JP 242780 U JP242780 U JP 242780U JP 242780 U JP242780 U JP 242780U JP S605598 Y2 JPS605598 Y2 JP S605598Y2
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JP
Japan
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opening
closing lid
fulcrum shaft
notch
support
Prior art date
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Expired
Application number
JP242780U
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English (en)
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JPS56106477U (ja
Inventor
勉 伊大知
Original Assignee
日立電子株式会社
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Publication date
Application filed by 日立電子株式会社 filed Critical 日立電子株式会社
Priority to JP242780U priority Critical patent/JPS605598Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ドライバ、スパナ等の工具を用いずに着脱を
自在に行なうことのできる開閉蓋の取付構造に関するも
のである。
各種電子機器の筐体においては、その開口部に設けた開
閉蓋を取外しのうえ、代りにオプション機能を備えたパ
ネル類を装着する場合があり、特にテレビジョンカメラ
(以下、カメラ)においては、遠隔制御、自動調整等の
機能を付与する場合、側方の開閉蓋を取外して、代りに
電子回路および外部接続用のコネクタ等を搭載したオプ
ションパネルを装着する必要が生じている。
しかし、従来の開閉蓋は、その−側辺が蝶番等により筐
体へ軸着されていると共に、他側辺の近傍内面には、開
閉蓋の過剰な展開を阻止するため、曲折自在な支持金具
がその一端を回動自在として軸着されており、開閉蓋を
取外してオプションパネルを装着する際、ドライバ、ス
パナ等の工具を用いて、蝶番および軸着部の着脱を行な
わねばならず、作業が煩雑であると共に、迅速な着脱を
行なうことのできない欠点を生じていた。
本考案は、従来のか)る欠点を根本的に解消する目的を
有し、平常の開閉状態とは異なる方向へ支持金具を曲折
することにより着脱自在となる支持金具の軸着部と、支
持金具の取外し後に開閉蓋を更に展開することにより着
脱自在となる開閉蓋の軸支部とを設け、工具を用いずに
極めて容易に着脱の行なえる開閉蓋の取付構造を提供す
るものである。
以下、実施例を示す図によって本考案の詳細を説明する
第1図は、要部破断側面図、第2図は軸支部の拡大側面
図、第3図は軸着部の拡大側面図であり、筐体1の開口
部IAにおける下方には、突出した軸受2が固定され、
この軸受2の軸受穴2Aから外方へ約45度斜め下方の
切欠部3が形成されており、開閉蓋4の一側辺4Aには
、支点軸圧5が固定され、これから突出して軸受穴2A
へ嵌入する支点軸6が設けられていると共に、支点軸6
には軸受2の切欠部3と対応する平行面7が形成されて
いる。
また、開閉蓋4の他側辺4B近傍を内面側から支持する
支持金具8,9が、筐体側支点軸11、中間支点軸12
および開閉蓋側支点軸13により、連結されたうえ筐体
1と開閉蓋4との間へ張架されており、支持金具9には
、開閉蓋4を矢印Aの方向へ閉じる際に、中間支点軸1
2が常に矢印Bの方向へ移動する様、ベクトル変換用の
長穴14が穿設されていると共に、開閉蓋側支点軸13
の上方側へ突出して設けた抜は止めフランジ15と対応
する鍵穴状切込部16を有する透孔17が穿設され、こ
れへ開閉蓋側支点軸13が嵌入している。
なお、開閉蓋側支点軸13は取付金具18により開閉蓋
4の内面に固着されている。
したがって、軸受2、支点軸圧5および支点軸6により
、開閉蓋4を開閉自在に軸支する軸支部19が構成され
ると共に、開閉蓋側支点軸13および透孔17により、
支持金具9の一端を回動自在に軸着する軸着部20が構
成されており、支持金具8,9は、中間支点軸12およ
び長穴14により曲折自在となっている。
たS゛シ、第1図に示す正常の開閉状態では、長穴14
の作用により支持金具8,9が矢印Bの方向へ曲折する
ため、開閉蓋支点軸13の抜は止めフランジ15と支持
金具9の鍵穴状切込部16とは一致することなく、開閉
蓋側支点軸13から支持金具9が脱去せず、開閉蓋側支
点軸13を中心として支持金具9が回転するものとなっ
ている。
また、軸支部19も、支持金具8,9による開閉蓋4の
展開に対する制約がある限り、軸受2の切欠部3と支点
軸6の平行面7とが一致せず、軸支部19を中心として
開閉蓋4が自在に開閉するものとなっている。
第4図は、開閉蓋4を取外す場合の第1図と同様な側面
図であり、支持金具8,9を矢印Cにより示す外方へ曲
折し、開閉蓋4を矢印りの方向へ持上げれば、開閉蓋側
支点軸13の抜は止めフランジ15と、支持金具9の鍵
穴状切込部16とが一致するため、支持金具9を開閉蓋
側支点軸13から容易に脱去することができる。
また、支持金具9を開閉蓋4から分離の後、開閉蓋4を
矢印Eによって示す外方へ展開すれば、軸受2の切欠部
3と、支点軸6の平行面7とが一致するため、矢印Fの
方向へ開閉蓋4を容易に脱去することができる。
なお、開閉蓋4を取外した後のオプションパネル装着は
、同パネルへ開閉蓋4と同様の支点軸6および開閉蓋側
支点軸13を設けたうえ、前述の操作と反対の手順によ
り装着操作を行なえばよく、開閉蓋4の再装着も同様で
ある。
このほか、軸受2を開閉蓋4側へ設け、支点軸6を筐体
側へ設けてもよく、開閉蓋側支点軸13と鍵穴状切込部
16を有する透孔17との関係を反対としても同様であ
り、切欠部3をより下方向へ設け、あるいは、抜は止め
フランジ15を三角状等としたうえ、鍵穴状切込部16
をこれと対応した形状としてもよい等、種々の変形が自
在である。
以上の説明により明らかなとおり本考案によれば、開閉
蓋の着脱が工具を用いずに容易かつ迅速に行なえると共
に、オプションパネル等との交換も同様となり、筐体内
部の保守、点検および特殊機能の付与が簡単となるため
、各種電子機器の筐体用として多大の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は要部破断側面図、
第2図は軸支部の拡大側面図、第3図は軸着部の拡大側
面図、第4図は開閉蓋を取外す場合の第1図と同様な側
面図である。 1・・・・・・筐体、IA・・・・・・開口部、2・・
・・・・軸受、2A・・・・・・軸受穴、3・・・・・
・切欠部、4・・・・・・開閉蓋、4A・・・・・・−
側辺、4B・・・・・・他側辺、5・・・・・・支点軸
圧、6・・・・・・支点軸、7・・・・・・平行面、8
,9・・・・・・支持金具、12・・・・・・中間支点
軸、13・・・・・・開閉蓋側支点軸、15・・・・・
・抜は止めフランジ、16・・・・・・鍵穴状切込部、
17・・・・・・透孔、19・・・・・・軸支部、20
・・・・・・軸着部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筐体の開口部へ一側辺が回動自在に軸支され、かつ、他
    側辺の近傍内面に曲折自在の支持金具がその一端を回動
    自在に軸着された開閉蓋において、前記支持金具の一端
    および前記開閉蓋の他側辺近傍内面中のいずれか一方に
    設けられ突出した抜は止めフランジを有する支点軸と、
    前記支持金具の一端および前記開閉蓋の他側辺近傍内面
    中のいずれか他方に設けられた前記支持金具を外方へ曲
    折したときに前記抜は止めフランジと一致しかつ該フラ
    ンジと対応する形状の切込部を有すると共に前記支点軸
    の嵌入する透孔とからなり前記抜は止めフランジと切込
    部との一致により着脱自在となる軸着部、ならびに、前
    記筐体の開口部および前記開閉蓋の一側辺中のいずれか
    一方に突出して設けられた軸受穴から外方へかつ下方側
    に形成された切欠部を有する軸受と、前記筐体の開口部
    および前記開閉蓋の一側辺中のいずれか他方に設けられ
    た前記軸受穴へ嵌入すると共に前記開閉蓋を外方へ展開
    したときに前記切欠部と一致しかつ該切欠部と対応する
    平行面を有する支点軸とからなり前記切欠部と平行面と
    の一致により着脱自在となる軸支部を備えたことを特徴
    とする開閉蓋の取付構造。
JP242780U 1980-01-16 1980-01-16 開閉蓋の取付構造 Expired JPS605598Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS56106477U JPS56106477U (ja) 1981-08-19
JPS605598Y2 true JPS605598Y2 (ja) 1985-02-21

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ID=29599266

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