JPS605545A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

半導体装置とその製造方法

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JPS605545A
JPS605545A JP59087928A JP8792884A JPS605545A JP S605545 A JPS605545 A JP S605545A JP 59087928 A JP59087928 A JP 59087928A JP 8792884 A JP8792884 A JP 8792884A JP S605545 A JPS605545 A JP S605545A
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conductor track
layer
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体本体を具え、その表面を第1の絶縁層で
覆い、この第1の絶縁層の上に第1の導体トラックを設
け、この第1の導体トラックの上を第1の絶縁層上にも
延在する第2の絶縁層で覆い、この第2の絶縁層の上に
第2の導体トラックを設け、第2の絶縁層に窓を設け、
この窓を介して@2の導体トラックが第1の導体トラッ
クとコンタクトし、第2の導体トラックの下にタングス
テン層を設けた半導体装置に関するものである。
本発明はまたこのような半導体装置の製造方法に関する
ものである。
日本国特開昭52−110990号は冒頭に述べられて
いる種類の半導体装置を開示しているが、そこでは第2
の導体トラックの下全面にタングステンが存在している
。この半導体装置は半導体本体上″!多してその表面に
第1の絶縁層を設(づ、引続いてこの第1の絶縁層の上
に第1の導体トラックを設け、その上に第2の絶縁層を
設(づ、この第2の絶縁層に窓を設け、この窓を通して
第1の導体トラックの一部が露出しており、次にこの全
面をタングステン層でお\い、その上に導電層ヲ設け、
この導電層をエツチングして第2の導体トラックを設け
、この第2の導体トラックが第2の絶縁層に設けた窓を
通して第1の導体トラックとコンタクトするようになっ
ている。この時、タングステン層はエツチングストップ
として働らき、この結果第1の導体トラックがエツチン
グ中に損傷されることから防がれる。第2の導体トラッ
クがエツチングされた後、この第2の導体トラックの外
に露出しているタングステンを取り除く。こうしてタン
グステン層は第2の導体トラックの下全面に存在し、と
りわけ第2の導体トラックが第1の導体トラックとコン
タクトする区域に存在する。
しかし、こ\に述べたこの既知の半導体装置は欠点を有
しており、それは半導体装置の動作中に、最初相互に絶
縁された2個の導体トラックの間に窓部以外で短絡が生
ずることがあることである。
本発明の目的は第2の導電層をエツチングしてバターニ
ングする際タングステン層をエツチングストップとして
用いつつ、最初相互に絶縁した導体トラックどうしの間
で短絡が生ずるのを大幅に避けた半導体装置を提供する
にある。
このような本発明は上述した短絡は瞬接してタングステ
ン層が存在すると第2の導電層から単結晶のひげが成長
することにより生ずることを認識したことに基づいてい
る。これは特に第2の導電層がアルミニウムから成る場
合に生ずる。
本発明によれば、前述した目的を達成するため、冒頭に
述べた種類の半導体装置において、タングステンを第2
の絶縁層の窓内の第1の導体トラフ、りの区域にしか存
在しないようにしたことを特徴とする。
こうすると第2の絶縁層に設けた窓内でしかひげが成長
せず、最初相互に絶縁した導体トラック間で短絡が生ず
ることはもはやない。
本発明はまた冒頭に述べた種類の半導体装置の製造方法
に関するもので、半導体本体の表面上に第1の絶縁層を
設け、引続いて第1の導体トラックを設け、第2の絶縁
層を設け、この第2の絶縁層に窓を設け、この窓を介し
て第1の導体トラックの一部を露出させ、タングステン
層を設け、第2の導電層を設け、その後でこの第2の導
電層をエツチングして第1の導体トラックとコンタクト
する第2の導体トラックを形成する半導体装置の製造方
法において、タングステン層を第1の導体トラックの露
出している部分の上に選択的にデポジットすることを特
徴とする。こうすると非常に実際的な方法でタングステ
ンを第2の絶縁層の窓内の第1の導体トラックの区域に
しか存在しないようにすることができる。また、タング
ステンは、エツチングにより第2の導電層をパターニン
グする時はエツチングストップとして働らくことができ
、この結果第1の導体トラックが保護される。
更に、残存しているタングステンを除去する必要はない
。蓋し、タングステンは第2の絶縁層の窓内にしか存在
しないからである。
本発明製造方法の好適な実施例は、第1と第2の絶縁層
を酸化シリコン又は窒化シリコンで作り、第1の導体ト
ラックを4重量パーセント以下の銅及び/又は4重量パ
ーセント以下のシリコンを含むアルミニウム又はドーパ
ントを加えることができる多結晶シリコンで作ることを
特徴とする。この材料の実際的な選択のため、隣接する
層(第1の導体トラックの場合は酸化シリコン又は窒化
シリコン、第2の導体トラックの場合は酸化シリコン又
は窒化シリコンとタングステン)をあまり傷めずに導体
トラックをエツチングすることができる。
六フ・ソ化タングステンと水素とを含む反応ガスを65
0 Pa以下の圧力で270℃ないし400°Cに加熱
された半導体本体上に通してタングステンをデポジット
させるようにすると好適である。
第1の導体トラックがアルミニウムでできている場合は
水素が露出しているアルミニウムに吸着され、次いで解
離する。この結果タングステンが表面に吸着される。第
1の導体トラックが多結晶シリコンから成る場合は、シ
リコンにより六フッ化タングステンが還元され、非常に
薄い多結晶シリコン層が非常に薄いタングステン層に置
換わる。
両方の場合とも六フッ化タングステンの水素による還元
により非常に薄いタングステン層の上に付加的にタング
ステンが成長する。しかし、この反応は酸化シリコン又
は窒化シリコンの表面では全く又はほとんど起こらない
万が一絶縁層の上にタングステンが成長してもその厚さ
は第1の導体トラック上に成長したタングステンの厚さ
に比較して薄く、またその吸着も弱いので、このタング
ステンは洗浄処理により容易に除去することができる。
図面につき本発明の詳細な説明する。
図面と好適な実施例で使用されている類似の符号は同じ
か又は非常に類似したものを示す。
第1a〜6a図、第1b〜6b図、第8C図及び第5c
図は選択性のタングステンデポジションを含むプロセス
により半導体装置を作る工程を示す。このプロセスでは
、ホトレジストマスクは全て普通のホトリトグラフィ技
術で形成している。
プラズマエツチングの高周波(RF)レベルは全て18
.5 Mn2 テアル。
出発材料は第1a及びlb図に示すように単結晶シリコ
ンの半導体本体lOである。この半導体本体10は単純
なP形若しくはN形にドープした基板又はその上にエピ
タキシャル成長させた層を具える基板である。普通は図
示していないがこの半導体本体10内に種々のN形又は
P形にドープされた領域が存在する。
半導体本体lOの上面に酸化シリコンから成る第1の絶
縁層12を設ける。この第1の絶縁層12は普通の熱酸
化法により半導体本体10の上に約4,000人の厚さ
迄成長させると好適である6第1の絶縁層12はまた半
導体本体10の上にSin、をデポジットすることによ
り形成することもできる。
第1の絶縁層12の上に4重量%迄の銅及び/又は4重
量%迄のシリコンを含むアルミニウム層をスパッタデポ
ジション大することにより第1のパターンをつけられる
導電層16を形成する。この第1のパターンをつけられ
る導電層16の厚さは第1の絶縁層12の上面上竿ると
ころで約6.000 人とする。次に適当なホトレジス
トマスク(図示せず)をこのデポジットされた導電層1
6の上に形成し、次に絶縁層12をあまり傷めない適当
なエッチャントを用いてデポジットされた導電層16の
不所望な部分を除去する。このエツチングは1,000
 Wの高周波電源で動作する装置内で100°Cで5分
間約0.01 )−ルの圧力で入力容積にして等量の三
塩化ボロンと塩素とから成るプラズマで行なうと好適で
ある。導電層16は幅が約4μで、方向が第1b図に垂
直な導電トラックである。これは任意ではあるが、導N
Ml6は約1%のQuを含むAlとする。
ホトレジストマスクを取除いた後、導電層16と第1の
絶縁層12の露出している部分との上に第2の絶縁層2
0をデポジットする。この第2の絶縁層20は普通のプ
ラズマデポジション法で厚さ約7,000 A迄デポジ
ットされた窒化シリコンとすると好適である。
第2の絶縁層20を貫通して第1の導電層16の表面部
26に至る面積が約7μ×7μの窓(即ちバイア)24
を作り、第2a図及び第2b図に符号28で示した構造
を作る。この場合、第2の絶縁層20の上に適当なホト
レジストマスク(図示せず)を設け、その後であまり第
1の導電層16を傷めない適当なエッチャントにより第
2の絶縁層20をエツチングする。このエツチングは2
00Wの高周波電源で動作する装置内で130°Cで5
分間約0.7トールの圧力の下で4容量部の六フッ化硫
黄と1容量部の酸素とから成るプラズマで行うと好適で
ある。
第2b図に示すように、窓24は過大な寸法の窓であり
、導−電層16の側縁を越えて横方向に延在する。これ
により第2b図に導電層16が窓24に対して僅かに整
列しておらず、また徒に示すように第5a図でも対応し
て僅かな不整列があることにより示されるように、窓2
4を画成するのに使用されるホトレジストマスクの重ね
合せが「厳しくなく」なる。また第2b図に示すように
、窓24は僅かながら絶縁層12にくい込んでいる。
しかし、これは必要ではない。事実、窓24は導電層1
6の側面で絶縁層20を完全に貫ぬく必要もなく、導電
層16の側面が露出する必要もない。
即ち、窓24は第1の導電層16の本当の上面を一部露
出させるだけで足りる。
ホトレジストマスクを取除いた後、できた構体28を注
意深く予洗して有機物、塵及び微粒子を含む汚染物を除
去する。この予洗処理では、先ず構体28を10重量部
の硫酸と1重量部の過酸化水素とから成る100°Cの
浴の中に10分間放置し、その後で構体28を脱イオン
化水に入れて10分間ゆすぎ、6分間回転させて乾かす
。次に、構体28を275Wの高周波電源で100°C
で2分間約0.5トールの圧力で9容量部の酸素と1容
歌部の四フッ化炭素とから成るプラズマで処理する。殻
層に、構体28を100重量部の水と1重量部のフッ化
水素酸とから成る室温の浴の中に80秒間放置し、その
後で構体28を脱イオン化水で10分間ゆすぎ、6分間
回転させて乾かす。
次に、トラック】6の露出されている部分26の上にタ
ングステンをデポジットし、第8 a〜8C図に示すよ
うな約1,500人厚の中間導電層80を形成する。タ
ングステン層80は第8b図に示すように表面部26を
完全に取囲む。このタングステンのデポジションは表面
部26に降接している第1の絶縁層12の露出している
部分や第2の絶縁R20の露出している部分の上はタン
グステンの単層が1個もできないように(即ち、101
5原子/Cm2以下)行なう。この絶縁層12及び2θ
上のタングステンの厚さは非常に小さく、電気的に重要
ではない。即ち、このタングステンは(あるとしても)
十分な電気を通さず、完成品の電気相互接続構体の電気
的特性に彫響しない。
特に、タングステン層30は低圧CVD法で作るが、そ
こではタングステンは第7図に示すような装置を用いて
表面部26近傍で気体の六フッ化タングステンを水素雰
囲気で還元することにより得る。この処理では、一部完
成した構体28及び他のそのような構体(時として簡単
に基板と呼ばれる)を立てて基板ホルダ82にのせ、こ
れを石英管の反応室34に入れる。次に封止ドア36を
閉じ、反応室34を密閉する。抵抗加熱炉室38が熱を
反応室84に与える。炉室88は反応室34の構体28
が置かれている部分を取囲み、温度コントローラ40で
制御される。反応室34の湿度は基板ホルダ32の近傍
に置かれているクロメル−アルメル熱電対42によりめ
られ、外部の湿度表示装置44に表示される。
六フッ化タングステンはWF、液体源のびん46かう自
動フローコントローラ48を経て封止ドア36上の入口
に至るWF6供給ラインを介して反応室84に与えられ
る。WF6液体源のびん46上の加熱ジャケット50が
六フッ化タングステンをその気化温度よりも僅かに上進
加熱する。水素はH2気体源のびん52からパラジウム
を拡散させた水素清浄器54ともう一つの自動フローコ
ントローラ56を経て封止ドア36上のもう一つの入口
に至るH2供給ラインを介して反応室84に与えられる
。WF6供給ラインとH2供給ラインとに沿って適当な
弁を設けてびん46及び52から反応室84に送られる
WF6及びH2の量を制御する。
反応室84の圧力は一列に並べられたルーツプロワ−真
空ポンプ58と機械的な回転羽根真空ポンプ60とによ
り低レベルに下げられる。ブロワ−ポンプ58は排気ラ
インの一部を介して反応室84の封止ドア86とは反対
側の端に連結され、機械的なポンプ6oは排気ラインの
もう一つの部分を介して大気中に排気する。排気ライン
に沿って適当な弁を設は反応室34に出入りする気体の
量を制御する。
選択性のタングステンデポジションを行うに当っては先
ず0.05 )−#以下の圧力迄排気する。2[1次に
構体28を270℃〜400’Cの範囲、好ましくは2
70℃〜850℃の範囲の温度迄加熱する。構体の温度
(即ちデポジション温度)は800°Cとすると好適で
ある。構体28をこの所望の温度迄上げる間に反応室8
4をH2気体源びん52から供給されるH2で清める。
この清浄化は外部の源から与えられるアルゴンや窒素の
ような不活性ガスで行なうこともできる。清浄中は反応
室34の圧力が約0.1〜lトール、代表的には約0.
3トール迄上昇する。構体28が前述した範囲の所望の
温度に達したら清浄化をやめる。そして反応室84を0
.05 )−ル以下の圧力まで再び排気する。
今度はタングステン層80が所望の厚さになる迄コント
ローラ48及び56で制御しつつWF6及びH8を反応
室34に入れる。この場合WF6の流速はs、o o 
o cm8/分以下でなければならず、1.500 c
m87分とすると好適である。H2の流速は1,000
 Cm8/分以下でなければならず、200cm87分
をすると好適である。タングステン層80の厚さを前述
した1、50 OAにするには約30分間WF6及びH
2を反応室84に流し続ける。
この間に水素は六フッ化タングステンを表面部26上で
還元し、タングステンを解離し、そこに吸着させ、タン
グステン層80を作る。
タングステンのデポジション圧力は5トール以下とする
。このレベル以上だと反応室84内の流れが滑らかでは
なくなり、反応室84内で反応物質のm度が変わり、構
体28上でのタングステンのデポジションが不均一にな
る。即ち\タングステン層30の厚さが基板28毎に変
り、一つの基板28上でも位置毎に変わる。加えて、絶
縁層12及び2oが著しく削除される。反応室84内の
デポジション圧力は1ト〜ル以下とすると好適で、こう
すると分子の定常流が生ずる。そしてタングステン層8
0の厚さが反応室34内で可成り一様になる。代表的な
デポジション圧力は0.5トールである。最小のデポジ
ション圧力は気体の流速及び排気系のボンピング能力に
ょるがo、o5トールないし0.8トールである。
タングステンのデポジションは反応 WF6+ 8H,−> W + 6HFニ従って進む。
この反応は前述したデポジション条件の下で表面で行な
われる。第3a〜80図につき述べると反応機構は表面
部26並びに絶縁層12及び2oの露出している区域で
水素が解離し、単原子の水素がWF6と反応するもので
ある。基板28を前述したように前処理した場合は40
0℃の基板温度が導電層16の表面部26ではH2の解
難が相当に進み、他方絶縁層12及び2oの露出してい
る区域CはH2の解離があまり進まない上限の温度であ
る。この値以上になると導電層16と絶縁層12及び2
oの選択性が失なわれる。
350°C以下になると、導電層16の表面部26では
相当にH3が解離し、絶縁層12及び2oの露出してい
る部分ではH2が解離せず、その差が十分でタングステ
ン層8oの厚さは容易に制御できると共に、絶縁層12
及び2o上には電気的に無意味な量のタングステンしか
たまらない。
表面が水素を解離する能力は表面が清浄でなく、有機物
、塵及び微粒子等があると増す。従って、表面全体が汚
れてくると表面部26と絶縁層12及び20の露出して
いる区域との間の選択性の差は急速に失なわれる。基板
28を反応室84に入れる前に予洗し、反応室に入れた
後清浄化すると絶縁層12及び20の露出している区域
上にはタングステンがデポジットせず、選択機構が強め
られる。
デポジション圧力が低く、還元反応の結果できるフッ化
水素の表面濃度も低いため、タングステンのデポジショ
ン中に絶縁層12及び2oはあまり削らない。代表的に
はタングステン層8oに非常に近い部分でも絶縁層12
及び2oは20A以下の厚さしか削除されない。そして
タングステン層30に遠い部分では5人程度しか削除さ
れない。
基板28を反応室34から取り出した後、絶縁層12及
び20上にたまっているタングステンを除去するために
クリーニングをする。しかし、このクリーニングはタン
グステン層8oの厚さにはV。
あまり影響しない。このクリーニングは18°C〜22
°Cで5分間約40λ/分のエツチング速度でH2O2
を用いて行なう。
第4a図及び第4b図に示すように、4重量%迄のOu
及び/又は4重量%迄のS土を含むアルミニウムの導電
層62を得られた構体の露出している上面、即ち、タン
グステン層30と絶縁層12及び20の露出している区
域との上に約15.00 OAの厚さ迄スパッタリング
によりデボジツFする。導電層62は約1%のOuを含
むAIとすると好適である。
今度は導電層62にパターンをつけ、第5a〜50図に
示すように得られる第2のパターンをつけられた導電層
64の一部がタングステン層30の一部とコンタクトす
るようにする。このパターニングは導電層62上に適当
なホトレジストマスク(図示せず)を設け、タングステ
ン絶縁層12及び20の材料をあまり傷めない適当なエ
ッチャントで導電層62の不所望な部分を除去すること
により行なう。このエツチングは1,000 Wの高・
・・、周波電源で約100°Cで12分間約0.01)
−ルの圧力で入力容量にして等量のBCl2とC12と
から成るプラズマで行なうと好適である0得られたパタ
ーンをつけられた導電層64は幅が約4μで導体トラッ
ク16に垂直な導電ラインである。窓24が導電ライン
64よりも広いから、このパターニングはタングステン
層80の一部66を露出させる。このパターニングに用
いられるエッチャントがあまりタングステンを傷めない
限り、部分66は下側の導電層16を損傷しないための
エッチストップとして働く。短く云えば、タングステン
層30は(絶縁層12及び20と組んで)不所望な導体
トラック16の切断を防ぐ。
こうなれば普通の方法で電気相互接続構体を完成するこ
とができる。代表的な場合は、基板の上部に5i8N4
層に外部リードバクーンと接続するための開口を作り、
その後で構体を適当なパッケージに入れる。
こうして構体を仕上げる前に、絶縁層12及び20又は
導電層16及び64をあまり傷めないエッチャントでエ
ツチングすることによりタングステン部66を除去して
もよい。このエツチングはH2O,で4o分間18℃〜
22°Cで行なうと好適である。このエツチングの際、
導電層64は下側のタングステン部68を保設するマス
クとして役立つ。こうしてから上述した普通の方法で植
体を完成する。
絶縁層12の5i02又は絶縁層20の5i8N、の代
りに4010°C以下、好ましくは350°C以下の構
体温度でH2解離をあまり進めない他の絶縁材料を(適
当に清浄であるならば)使うこともできる0 適当な代替導体としてはチタン、チタン−タングステン
、モリブデン、クロム、金及び種々の金属ケイ化物があ
り、金属ケイ化物にはケイ化白金ケイ化ニッケル、ケイ
化ニッケルー白金、及びケイ化パラジウムが含まれる。
選択された代替材料に依存して、上述したところと追う
化学反応をいくつかの工程で使わねばならなくなること
があり得る。上に挙げた材料は導電層64でも使用でき
る。
導電層16はドーピングされた多結晶シリコンで作るこ
ともできる。この場合、導電Wl 16 ハ適当なN形
又はP形不純物をドープした多結晶シリコンの層をデポ
ジットし、次にこのデポジットされた層を適当にパター
ニングすることにより作ることができる。代りに、導電
層16はほぼ真正な(即ち、ドープされていない)多結
晶シリコンの層をデポジットし、次にパターニングの前
又は後にこの層に適当な不純物をドーピングすることに
より作ることもできる。導電層64も上述した方法の一
つで形成されたドーピングされた多結晶シリコンとする
こともできる。
導電層16がドーピングされた多結晶シリコンから成る
場合は、タングステンのデポジションプロセスが前述し
たところと少し変ってくる。構体28が反応室84に入
れられ、WF6の流れが開始された後、六フッ化タング
ステンは次式に従って露出されている表面部26に沿っ
てシリコンと反応する。
2WF + 8Si→2W ” 8SIF4四フッ化シ
リコンは気体であり、表面部26から速やかに去る。従
って、薄いタングステン層が表面部26に沿って薄いシ
リコン層に置き換わる。
この反応は薄いタングステン層がWF6が導電層16内
のシリコンに達するのを防ぐに足る′だけの厚さ、代表
的には100〜400人になった時とめる。この期間H
2を基板28に与える必要はない。しかし、水素は何も
破壊的な作用をしないからこの期間にH2を与えてもよ
い。上述した反応がとまった後、前述した水素によるW
6の還元により更にタングステンをデポジットし、タン
グステン層80を所望の厚さにする。
以上特定の実施例につき本発明を記述してきたが、この
記述は説明のためだけであって、特許請求の範囲に記載
された本発明の範囲を限定するものと考えてはならない
。例えば、WF6以外のタングステンを含んでいる材料
を使ってタングステン層を作ることもできる。このよう
に、当業者ならば特許請求の範囲に記載された本発明の
真の精神。
と範囲を逸脱せずに種々の修正、変更及び用途を考える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1a、2a、8a、4a、5a及び6a図は本発明に
係る半導体装置の順次の製造工程を示す断面図(第1a
〜6a図は夫々第1a〜6b図の面1a−1a、2a−
2a、aa−8a14a、−4a、5a−5a及び6a
−6aで切った断面図である)・ 第1b、2b、ab、4b、5b及び6b図は夫々第1
a〜6a図の面1b−1b、’2b−2b。 ab−ab、4b−4b;5b−5b及び6b−6bで
切った断面図、 第3C図は第8a図及び第8b図に示す半導体装置の平
面図、 第5C図は第5a図及び第5b図に示す半導体装置の平
面図、 第7図は本発明の半導体装置の製造に使用するのに適し
た化学的デポジション装置の略式説明図である。 10・・・半導体本体 12・・・第1の絶縁層16・
・・第1のパターンをつけられる導電層(トラック) 20・・・第2の絶縁層 24・・・窓26・・・導電
層26の表面部 28・・・第2図に示した構造(構体;基板)80・・
・タングステンの中間導電層 82・・・基板ホルダ 84・・・反応室86・・・封
止ドア 88・・・抵抗加熱炉室40・・・温度コント
ローラ 42・・・クロメル−アルメル熱電対 44・・・温度表示装置 46・・・WF6液体源のびん 48・・・自動フローコントローラ 50・・・加熱ジャケット 52・・・H2気体源のびん 54・・・水素清浄器 56・・・自動フローフントローラ 58・・・ルーツブロワ−真空ポンプ 、60・・・回転羽根真空ポンプ 62・・・導電層 64・・・パターンをつけられた第2の導電層66・・
・露出したタングステン層3oの部分68・・・導電層
64の下側のタングステン部。 特許出願人 エヌ・ベー・フィリップス・フルーイラン
ペンファブリケン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 半導体本体を具え、その表面を第1の絶縁層で覆い
    、この第1の絶縁層の上に第1の導体トラックを設け、
    この第1の導体トラックの上を第1の絶縁層上にも延在
    する第2の絶縁層で覆い、この第2の絶縁層の上に第2
    の導体トラックを設け、第2の絶縁層に窓を設け、この
    窓を介して第2の導体トラックが第1の導体トラックと
    コンタクトし、第2の導体トラックの下にタングステン
    層を設けた半導体装置において、タングステンを第2の
    絶縁層の窓内の第1の導体トラックの区域にしか存在し
    ないようにしたことを特徴とする半導体装置。 久 第1と第2の絶縁層を酸化シリコン又は窒化シリコ
    ンで作り、第1の導体トラックを4重量パーセント以下
    の銅及び/又は4重量パーセント以下のシリコンを含む
    アルミニウム又はドーパントを加えることができる多結
    晶シリコンで作ったことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の半導体装置。 龜 半導体本体の表面上に第1の絶縁層を設け、引続い
    て第1の導体トラックを設け、第2の絶縁層を設け、こ
    の第2の絶縁層に窓を設け、この窓を介して第1の導体
    トラックの一部を露出させ、タングステン層を設け、・
    第2の導電層を設け、その後でこの第2の導電層をエツ
    チングして第1の導体トラックとコンタクトする第2の
    導体トラックを形成する半導体装置の製造方法において
    、タングステン層を第1の導体トラックの露出している
    部分の上に選択的にデポジットする゛ことを特徴とする
    半導体装置の製造方法。 表 第1と第2の絶縁層を酸化シリコン又は窒化シリコ
    ンで作り、第1の導体トラックを4重量パーセント以下
    の銅及び/又は4重量パーセント以下のシリコンを含む
    アルミニウム又はドーパントを加えることができる多結
    晶シリコンで作ることを特徴とする特許請求の範囲第3
    項記載の半導体装置の製造方法。 5 六フッ化タングステンと水素とを含む反応ガスを6
    nO,Pa以下の圧力で270°Cないし400℃に加
    熱された半導体本体上に通してタングステンをデポジッ
    トさせるようにすることを特徴とする特許請求の範囲第
    8項又は第4項に記載の半導体装置の製造方法。
JP59087928A 1983-05-02 1984-05-02 半導体装置とその製造方法 Granted JPS605545A (ja)

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