JPS5933252B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPS5933252B2
JPS5933252B2 JP8578778A JP8578778A JPS5933252B2 JP S5933252 B2 JPS5933252 B2 JP S5933252B2 JP 8578778 A JP8578778 A JP 8578778A JP 8578778 A JP8578778 A JP 8578778A JP S5933252 B2 JPS5933252 B2 JP S5933252B2
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JP
Japan
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silicon
thin film
polycrystalline silicon
wiring
contact hole
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JP8578778A
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JPS5512766A (en
Inventor
務 吉原
晶彦 安岡
正宏 畑中
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は半導体装置の製造方法、と<にシリコン基板
へのオーミック電極形成方法に関するものである。
まず、従来一般的に用いられている電極形成方法を第1
図〜第4図に従い説明する。
まず、第、図のようにシリコン基板1上にシリコン酸化
膜2をマスクとしてシリコン拡散層3を形成する。
次に第2図のごとく、CVD法などによつて厚いシリコ
ン酸化膜4を形成し、写真蝕刻法によつて電極取出し口
となるべきコンタクトホール5を設ける。その後、第3
図に示すように、Al配線6を形成し、これを選択的に
エッチングして電極とする。この場合、Al配線’6と
シリコンを反応させるために不活性ガス中で熱処理(4
00〜560℃、数十分)を施せば、コンタクトホール
5部分でシリコンとAlの間で反応が生じ、Si−Al
の合金層が形成されオーミック電極が完成する。しかし
ながら、Al−Siの反応は不純物濃度、シリコン拡散
層3表面に存在する薄いSiO2膜、汚染物質、結晶軸
方向、シリコン基板1の歪、等の影響を受け、コンタク
トホール5面内で不均一に反応し、局部的にシリコン基
板1がAlによつて深く浸食され、この結果、接合深さ
が浅い場合には接合をAlが突き抜ける。このため良好
な接合層ができず電気的不良の原因となる。上記のAl
の突抜けを防ぐため、第4図のようにAl配線6の下に
薄い多結晶シリコノ薄膜7を形成する方法が考えられて
いる。
多結晶シリコン薄膜□のシリコンとAl配線6のAlの
反応は単結晶に較べて結晶性がなく等方性で一様に反応
するとと、合金化に必要なシリコンがシリコン基板1か
らでなく多結晶シリコン薄膜7から供給されるという2
つの主たる理由によつてAlのシリコン基板1への突抜
けという不良が避けられる。多結晶シリコン薄膜7が1
000A以下の場合、ノンドープであつても通常の熱処
理によつて良好なオーミツク性が得られるということは
確認されている。しかしながら、この方法は次のような
欠点を持つ。
すなわち、第5図aはシリコン拡散層3へコンタクトホ
ール5を開口し、Al配線6,6′を形成した状態を示
す平面図である。その断面を第5図B,cに示すが、第
5図bはコンタクトホール5を開口後、多結晶シリコン
薄膜7を形成し、その後Al蒸着層を形成し、A1蒸着
層だけを写真蝕刻してA1配線6,6′を形成した状態
を示す。また、第5図cは領域8部分の多結晶シリコン
薄膜7を除去した状態を示す。さて、第5図bの状態で
は多結晶シリコ7薄膜7は全面に残つている。多結晶シ
リコンはノンドープの場合、絶縁物であるが、このまま
残しておくとオーミツク特性を良くするための熱処理に
よつてA1配線6と6′の間の領域8では多結晶シリコ
ンと反応した結果、Alが横方向へ分布することになジ
、電気的に導電性を持つことになる。したがつて、熱処
理を施す前にAl配線6,6′の下以外の多結晶シリコ
ン薄膜7を除去しておかなければならない。第5図aの
ようにA1配線6が完全にコンタクトホール5を覆つて
いれば、多結晶シリコン薄膜7をエツチングした際エツ
チングは第5図cのようにシリコン酸化膜4でストツプ
し、なんらの問題も生じない。しかしながら、コンタク
トホール5のオーバーエツチング、マスク合わせずれ、
設計上余裕度の小さい時などに第6図aのような位置関
係になることがある。
すなわち、Al配線6がコンタクトホール5を完全に覆
いきれない場合である。このような場合、多結晶シリコ
7薄膜7をエツチングするとAl配線6がコンタクトホ
ール5を覆つていない部分では第6図bのように、多結
晶シリコン薄膜7のエツチングに続いてシリコン拡散層
3までエツチングされてしまう。極端な場合、シリコン
拡散層3が分解されることもある。とくにシリコン拡散
層3の拡散深さが浅い場合、その可能性は大きい。分断
されないまでもその部分での抵抗が大きくな9重大な電
気的不良に結びつく。この発明は、上述した従来法によ
る欠点を除去するためになされたものである。以下この
発明について説明する。第7図a−cはこの発明の一実
施例を示す工程図である。
まず、第7図aに示すように、シリコン拡散層3を形成
後ただちにノンドープの多結晶シリコン薄膜7の形成を
行うことが特徴である。次いで、第7図bに示すように
シリコン酸化膜4を厚く形成し、電極取出し口となるコ
ンタクトホール5を開口する。コンタクトホール5の開
口の際エツチング液は多結晶シリコン薄膜7が存在する
ため、シリコン拡散層3およびシリコン酸化膜2に直接
触れない。このためシリコン拡散層3の表面にステイン
膜ができるのを避けることができる。次に、第7図cの
ごとくAl蒸着層を形成し写真蝕刻によつてAl配線6
,6″Fr:形成する。良好なオーミツクを得るため4
00〜500℃程度の温度で熱処理する。このときコン
タクトホール5の部分ではAlと多結晶シリコンが反応
するが、A1配線6と隣合うAl配線6′の直下には多
結晶シリコン薄膜7がないためAl配線6と6′間では
電気的に完全に絶縁されており、第5図bの説明で述べ
たようなA1配線6と6′とが電気的に導通するという
不具合は生じない。また、この発明では多結晶シリコン
薄膜7をエツチングする必要がないため、第7図cに示
したようにA1配線6がコンタクトホール5を完全に覆
つていなくても第6図bにおいて述べたようなシリコン
拡散層3のエツチングという従来法での欠点を防ぐこと
ができると同時に、エツチング工程も省略でき工程の簡
略化が図られる。以上説明したように、この発明はノン
ドープの多結晶シリコン薄膜をシリコン”拡散層の上に
形成してからコンタクトホールを開口するようにしたの
で、その結果、従来法に較べ(1) Al配線がコンタ
クトホールを覆つていない時でも多結晶シリコン薄膜の
エツチングによるシリコン基板のエツチングはない。
このことは多結晶シリコンゲートへの電極形成の場合で
も同様に有効である。(2)多結晶シリコン薄膜のエツ
チングが不要である。
(3)コンタクトホールのエツチングの際のステイン膜
の発生がない。
等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は従来の半導体装置の製造工程を示す断
面図、第4図は従来の他の半導体装置の製造方法を示す
断面図、第5図A,b,cおよび第6図A,bは従来の
半導体装置の製造方法の欠点を説明するための図、第7
図A,b,cはこの発明の半導体装置の製造方法の一実
施例の断面図である。 図中,1はシリコン基板、2はシリコン酸化膜,3はシ
リコン拡散層、4はシリコン酸化膜、5はコンタクトホ
ール、6,6′はAl配線、7は多結晶シリコン薄膜で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シリコン基板上に回路要素形成のための不純物を導
    入後、全面に不純物を添加していない多結晶シリコン薄
    膜を形成する工程と、続いて厚いシリコン酸化膜を形成
    し前記シリコン酸化膜を選択的に除去して電極取出し部
    分の開口を形成する工程と、次いでAl配線を形成し整
    形する工程、および前記Al配線のAlと前記シリコン
    酸化膜に形成された開口部下の多結晶シリコン薄膜の多
    結晶シリコンを反応させるための熱処理工程とを含むこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP8578778A 1978-07-13 1978-07-13 半導体装置の製造方法 Expired JPS5933252B2 (ja)

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JPS5512766A JPS5512766A (en) 1980-01-29
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US4517225A (en) * 1983-05-02 1985-05-14 Signetics Corporation Method for manufacturing an electrical interconnection by selective tungsten deposition
US4612257A (en) * 1983-05-02 1986-09-16 Signetics Corporation Electrical interconnection for semiconductor integrated circuits
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