JPS605521Y2 - 操作用摘み - Google Patents

操作用摘み

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Publication number
JPS605521Y2
JPS605521Y2 JP1979159551U JP15955179U JPS605521Y2 JP S605521 Y2 JPS605521 Y2 JP S605521Y2 JP 1979159551 U JP1979159551 U JP 1979159551U JP 15955179 U JP15955179 U JP 15955179U JP S605521 Y2 JPS605521 Y2 JP S605521Y2
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JP
Japan
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connecting shaft
knob
recessed hole
friction member
knob body
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979159551U
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English (en)
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JPS5678403U (ja
Inventor
光男 高邑
Original Assignee
有限会社デコ・システム
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案の操作用摘みに関するものである。
例えば、音響機器や電子ゲーム機器などに使用される通
常のボリウムは、その操作用回転軸の可動範囲が一定で
あり、その過回転を防止するためボリウム内部に突起な
どを利用したストッパ機構が形設されている。
ところが、一般にこのようなボリウムにおけるストッパ
機構は機械的強度が非常に小さく、ある程度以上の大き
な力が作用した場合には簡単に破壊してしまうという欠
点があった。
このような欠点解消のため、ボリウムと摘みとの間に適
宜の過負荷防止機構を介在させることが考えられるが、
構造が複雑化して製作が面倒であるばかりでなく、ボリ
ウム取付用のスペースを広くとらなければならないなど
の新たな問題が生じる。
本考案はこれらの問題点を解決するためになされたもの
で、摘みの内部に簡単な構造で勝れた効果を発揮する過
負荷防止機構を内蔵せしめたことをその特徴とするもの
である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
に、第1図において1は摘み、2は該摘み1を取付けた
ボリウムであって、上記摘み1は、周囲に摘持部4を備
えた円形の摘み本体3を有し、この摘み本体3の中央部
に形成した取付部5に連結用軸杆6を取付けたものであ
る。
上記連結用軸杆6は、摘み本体3に取付けるための円柱
状の連結軸部7と、鍔状部8と、ボリウム2の操作用回
転軸9を嵌入固定するための円筒状の連結筒部10とを
備え、その摘み本体3への取付けに当っては、上記連結
軸部7を取付部5における円形の凹穴11内に、これら
連結軸部外側面と凹穴内側面との間に摩擦係数の大きい
ウレタンゴム等からなる摩擦部材12を介在させて圧入
すると共に、連結軸部7の凹穴入口側端部に位置する上
記鍔状部8を、一端が凹穴11の底面に当接する上記摩
擦部材12の他端に当接させた状態で摘み本体3に設け
た段部13上に係合させ、該鍔状部8を、ねじ15で摘
み本体3に固定した押え板14によって段部13との間
に摺動可能に挟持させている。
即ち、該連結用軸杆6は、段部13及び押え板14に対
しては回動可能に摺接しているが、凹穴11内において
摩擦部材12との圧接によりこの摩擦部材12を介して
通常は摘み本体3に対して滑りを生じないように固定的
に連結せしめられている。
なお、図中18は回転軸9を固定するためのねじである
上記構成を有する摘み1によってボリウム2の制御を行
う場合、回転軸9の可動範囲では全く通常の場合と同様
にその回転操作を行うことができるが、回転軸9がその
可動端でボリウム2に内蔵きたストッパ機構によりスト
ップせしめられた場合には、さらに回転力を摘み1に作
用させても、連結用軸杆6の連結軸部7または凹穴11
内面と摩擦部材12との間で滑りが生じて上記回転力が
連結用軸杆8に伝達されなくなり、そのためボリウム2
のストッパ機構の破壊が防止される。
従って、上記摩擦部材12としては、ボリウムの破壊が
生じる以前に連結用軸杆6と摘み本体3とが滑りはじめ
る程度の摩擦係数を具備したものを使用する必要がある
上記構成を有する本考案によれば、摩擦部材を介して連
結用軸杆を摘み本体に取付けるだけの極めて簡単な構造
により摘みに作用する過負荷の回転軸への伝達を確実に
防止することができ、その際、摘み本体に設けた凹穴内
に摩擦部材を介して軸杆の連結軸部を挿嵌するようにし
たので、摘み本体と軸杆とを、ばねなどで付勢させるこ
となく摩擦部材を介して簡単且つ確実に圧接させること
ができ、しかも、軸杆に設けた鍔状部を摩擦部材に当接
させると共に、該鍔状部を、摘み本体に取付けた押え板
の当接によって外側から支持させるようにしたので、該
押え板の取付けにより鍔状部を介して摩擦部材が軸方向
に圧縮され、その肉厚が増大して摘み本体及び軸杆との
当接がより確実に行われることになり、従って、摘み本
体と軸杆との間に所定の摩擦力が確実に保持させること
ができ、さらに、軸杆が押え板によって強固に支持され
、軸方向に変位することがないため、操作の際に摘みに
軸方向の大きな力が作用しても、軸杆の変位による破損
や摩擦力の減少等が生じることがなく、常に安定した操
作性を保つことができ、また、この過負荷防止機構は摘
みの内部に直接内蔵させているため、従来の摘みと全く
変らないスペースでそれを取付けることができると共に
、既存のボリウムにおける回転軸にもそのまま取付ける
ことができる等の勝れた特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図である。 1・・・・・・摘み、3・・・・・・摘み本体、4・・
・・・・摘持部、5・・・・・・取付部、6・・・・・
・連結用軸杆、12・・・・・・摩擦部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 摘持部を備えた摘み本体に円形の凹穴を備えた取付部を
    形成し、該取付部における凹穴内に、ボリウムの回転軸
    を連結するための連結用軸杆における円柱状の連結軸部
    を、該連結軸部外側面と凹穴内側面との間に摩擦部材を
    介在させて圧入すると共に、該連結軸部の凹穴入口側端
    部に設けた鍔状部を、一端が凹穴の底面に当接する上記
    摩擦部材の他端に当接させ、該鍔状部を、摘み本体に取
    付けた押え板の当接によって外側から支持させたことを
    特徴とする操作用摘み。
JP1979159551U 1979-11-16 1979-11-16 操作用摘み Expired JPS605521Y2 (ja)

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JP1979159551U JPS605521Y2 (ja) 1979-11-16 1979-11-16 操作用摘み

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JP1979159551U JPS605521Y2 (ja) 1979-11-16 1979-11-16 操作用摘み

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Publication Number Publication Date
JPS5678403U JPS5678403U (ja) 1981-06-25
JPS605521Y2 true JPS605521Y2 (ja) 1985-02-21

Family

ID=29670752

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JP1979159551U Expired JPS605521Y2 (ja) 1979-11-16 1979-11-16 操作用摘み

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5528598A (en) * 1978-06-13 1980-02-29 Philips Nv Method and device for positioning regenerated element

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5528598A (en) * 1978-06-13 1980-02-29 Philips Nv Method and device for positioning regenerated element

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Publication number Publication date
JPS5678403U (ja) 1981-06-25

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