JPS60536B2 - 内燃機関の慣性過給装置 - Google Patents
内燃機関の慣性過給装置Info
- Publication number
- JPS60536B2 JPS60536B2 JP54012817A JP1281779A JPS60536B2 JP S60536 B2 JPS60536 B2 JP S60536B2 JP 54012817 A JP54012817 A JP 54012817A JP 1281779 A JP1281779 A JP 1281779A JP S60536 B2 JPS60536 B2 JP S60536B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air supply
- control valve
- air
- engine
- supply passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B29/00—Engines characterised by provision for charging or scavenging not provided for in groups F02B25/00, F02B27/00 or F02B33/00 - F02B39/00; Details thereof
- F02B29/08—Modifying distribution valve timing for charging purposes
- F02B29/083—Cyclically operated valves disposed upstream of the cylinder intake valve, controlled by external means
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は内燃機関において給気の動的効果のうちの慣性
効果を利用して機関の体積効率を増大させる慣性過給装
置に関する。
効果を利用して機関の体積効率を増大させる慣性過給装
置に関する。
第1図aは給気の動的効果を利用して機関の体積効率を
増大させる場合の従来の給気系を示し、第1図bは第1
図aの給気通路に発生する圧力波の作動を示す線図であ
る。
増大させる場合の従来の給気系を示し、第1図bは第1
図aの給気通路に発生する圧力波の作動を示す線図であ
る。
シリンダ1は給気弁2により長さ夕の給気通路3に連絡
しており、給気通路3は給気溜4に開□している。給気
行程において「 ピストン5の下降により給気通路3の
シリンダ1側に発生した負圧波aが音速で給気溜4に達
し「そこで反射正圧波bとなり、給気行程後半のシリン
ダ1側へ戻ってくる。この反射正圧波bによりシリンダ
1内により多くの空気が流入し、第2図で示すように、
体積効率りvが、給気速路長さその無い、あるいは短い
場合の実線で示す値Aから給気通路長さ夕をうまくマッ
チングさせた破線で示す値Bまで増大する。以上が給気
の動的効果のうちの慣性効果である。ざらに給気弁2が
閉じた後、給気通路3内に給気脈動が残存するが、この
残存脈動波の位相が丁度給気行程前半にあるシリンダ1
の側に負圧波が0到達する位相にると前述の慣性効果で
生ずる負圧波aを大きくすることになる。
しており、給気通路3は給気溜4に開□している。給気
行程において「 ピストン5の下降により給気通路3の
シリンダ1側に発生した負圧波aが音速で給気溜4に達
し「そこで反射正圧波bとなり、給気行程後半のシリン
ダ1側へ戻ってくる。この反射正圧波bによりシリンダ
1内により多くの空気が流入し、第2図で示すように、
体積効率りvが、給気速路長さその無い、あるいは短い
場合の実線で示す値Aから給気通路長さ夕をうまくマッ
チングさせた破線で示す値Bまで増大する。以上が給気
の動的効果のうちの慣性効果である。ざらに給気弁2が
閉じた後、給気通路3内に給気脈動が残存するが、この
残存脈動波の位相が丁度給気行程前半にあるシリンダ1
の側に負圧波が0到達する位相にると前述の慣性効果で
生ずる負圧波aを大きくすることになる。
この結果、反射正圧波bは負圧波aに応じて大きくなり
、体積効率りvは第2図の−点鎖線Cで示すようにさら
に増大する。この効果が脈動効果である。タ 以上が慣
性効果と脈動効果を合せた給気の動的効果を利用する従
来機関の概要であるが、次の欠点をもつ。
、体積効率りvは第2図の−点鎖線Cで示すようにさら
に増大する。この効果が脈動効果である。タ 以上が慣
性効果と脈動効果を合せた給気の動的効果を利用する従
来機関の概要であるが、次の欠点をもつ。
‘11 機関の回転数Nが低下すると、ピストンの下降
速度が小さくなる。このため第1図bにaで0 示すシ
リンダー側に発生する負圧波が小さくなり、従って反射
正圧波bも4・さくなって、第2図Aに示すように慣性
効果による体積効率りvの増加代も小さくなる。慣性効
果が小さくなると、慣性効果の残存脈タ 動波による脈
動効果も小さくなる。
速度が小さくなる。このため第1図bにaで0 示すシ
リンダー側に発生する負圧波が小さくなり、従って反射
正圧波bも4・さくなって、第2図Aに示すように慣性
効果による体積効率りvの増加代も小さくなる。慣性効
果が小さくなると、慣性効果の残存脈タ 動波による脈
動効果も小さくなる。
■ 圧力波の伝播は音速で行われるため、機関の回転数
Nが変わると、動的効果が変わり体積効率りvが変る。
Nが変わると、動的効果が変わり体積効率りvが変る。
第2図に示す例は最大出力を増大するため高回転での体
積効率りvが良くなるように給気通路の長さ夕を決めた
もので、低回転になると第1図bでの反射波bのシリン
ダ1へ戻るタイミングが早すぎ、一旦シリンダ1内へ入
った給気が引続き開いている給気弁2を通して再び給気
通路3へ戻るため、体積効率りvの増加代が小さくなる
。【3ー 第2図の機関回転数N,に示すように、脈動
効果は給気行程前半のシリンダ側に正圧波が到達する位
相になると、慣性効果で生ずる負圧波aを小さくするこ
とになり体積効率りvを悪化させる(第2図Cに示す)
。
積効率りvが良くなるように給気通路の長さ夕を決めた
もので、低回転になると第1図bでの反射波bのシリン
ダ1へ戻るタイミングが早すぎ、一旦シリンダ1内へ入
った給気が引続き開いている給気弁2を通して再び給気
通路3へ戻るため、体積効率りvの増加代が小さくなる
。【3ー 第2図の機関回転数N,に示すように、脈動
効果は給気行程前半のシリンダ側に正圧波が到達する位
相になると、慣性効果で生ずる負圧波aを小さくするこ
とになり体積効率りvを悪化させる(第2図Cに示す)
。
即ち、せまし、範囲の体積効率りvの増大には脈動利用
の効果は都合がよいが、広い回転範囲で一様な体積効率
りvの増大をねらう場合には脈動効果は不都合である。
本発明の目的は上記の点に着目し、広い回転速度範囲で
の体積効率りvを増大させることのできる過給装置を提
供することであり、その特徴とするところは、機関の給
気溜とシリンダとを蓮適する給気通路を所定長さとして
給気の慣性効果により機関の体積効率を増大させるよう
にした内燃機関において、上記給気通路と上記給気溜と
の間には、上記給気通路を給気弁の関弁期間よりも短か
い期間閉口する閉口部と多数の小孔を有して上記給気通
路内の脈動波を減衰せしめる減衰部と上記給気通路を閉
止する閉止部とを具え機関のクランク軸に運動される給
気管制弁が設けられると共に「上記給気管制弁の駆動部
と上記クランク軸との間の駆動系内には、上記クランク
藤の回転速度に対応して上記給気管制弁の関弁タイミン
グを変えるタイマーが設けられたことである。この場合
には、○} 給気管制弁により低回転速度城の慣性効果
を大きくすることができること、■ 脈動効果をなくし
、広い回転速度範囲で一様な体積効率りvの増大を得る
ことができること「(3’ 多シリンダ機関でも1個の
給気管制弁でその効果を得ることができること、等の利
点がある。
の効果は都合がよいが、広い回転範囲で一様な体積効率
りvの増大をねらう場合には脈動効果は不都合である。
本発明の目的は上記の点に着目し、広い回転速度範囲で
の体積効率りvを増大させることのできる過給装置を提
供することであり、その特徴とするところは、機関の給
気溜とシリンダとを蓮適する給気通路を所定長さとして
給気の慣性効果により機関の体積効率を増大させるよう
にした内燃機関において、上記給気通路と上記給気溜と
の間には、上記給気通路を給気弁の関弁期間よりも短か
い期間閉口する閉口部と多数の小孔を有して上記給気通
路内の脈動波を減衰せしめる減衰部と上記給気通路を閉
止する閉止部とを具え機関のクランク軸に運動される給
気管制弁が設けられると共に「上記給気管制弁の駆動部
と上記クランク軸との間の駆動系内には、上記クランク
藤の回転速度に対応して上記給気管制弁の関弁タイミン
グを変えるタイマーが設けられたことである。この場合
には、○} 給気管制弁により低回転速度城の慣性効果
を大きくすることができること、■ 脈動効果をなくし
、広い回転速度範囲で一様な体積効率りvの増大を得る
ことができること「(3’ 多シリンダ機関でも1個の
給気管制弁でその効果を得ることができること、等の利
点がある。
本発明は4サイクル内燃機関に広く適用できる。
以下図面を参照して本発明による実施例につき説明する
。
。
第3図は本発明による1実施例の装置を示す断面図、第
4図は第3図のW−W矢視断面図である。
4図は第3図のW−W矢視断面図である。
機関の最高回転速度Nmaxで給気慣性効果により体積
効率りvが最大となるように総気通路長さ夕を選定した
給気系において、総気通路3の給気溜4への接続部に給
気管制弁6が設けられている。
効率りvが最大となるように総気通路長さ夕を選定した
給気系において、総気通路3の給気溜4への接続部に給
気管制弁6が設けられている。
給気管制弁6は、弁板7がプーリ8によりタイミングベ
ルト9を介してクランク軸11と同一回転数で駆動され
る。
ルト9を介してクランク軸11と同一回転数で駆動され
る。
給気管制弁駁勤軸10とクランク麹11の間には、両藤
のタイミングを変えるタイマーTがあり、ヘリカルスプ
ライン12,13と、両スプラィン12,13の相対位
置を変える連結部材14及び同連結部材14を移動させ
るフオーク部15により構成されている。
のタイミングを変えるタイマーTがあり、ヘリカルスプ
ライン12,13と、両スプラィン12,13の相対位
置を変える連結部材14及び同連結部材14を移動させ
るフオーク部15により構成されている。
給気溜4には他のシリンダからの給気通路16も閉口し
ており、その閉口部17,18,19はシリンダの着火
順序に従い管制弁6に設けられている。
ており、その閉口部17,18,19はシリンダの着火
順序に従い管制弁6に設けられている。
給気管制弁6の弁板7は、第5図に示すような構造で、
開□部20と、多数の小孔からなる減衰部21及び孔の
ない閉止部22からなり、軸のまわりを回転することに
より破線17で示す給気通繁閑口部に対して閉止部、閉
口部、減衰部の順序で開閉される。
開□部20と、多数の小孔からなる減衰部21及び孔の
ない閉止部22からなり、軸のまわりを回転することに
より破線17で示す給気通繁閑口部に対して閉止部、閉
口部、減衰部の順序で開閉される。
上記構成の場合の作用について述べる。
第6図は第3図の給気通路内に発生する圧力波の作動を
示す線図、第7図はクランク角度に対し給気弁の関弁状
態と給気管制弁の閉口状態を示す線図である。
示す線図、第7図はクランク角度に対し給気弁の関弁状
態と給気管制弁の閉口状態を示す線図である。
‘1} 最高回転速度Nma幼時
給気行程時に上死点TDCからピストンの下降に従し、
給気通路のシリンダ1側に負圧波が発生し始める。
給気通路のシリンダ1側に負圧波が発生し始める。
この負圧波が給気通路長さ夕だけ伝播するのに必要なク
ランク角度8,に相当する角度だけ遅れて、第7図の一
点鎖線Zで示すように、給気管制弁6が開き始める。
ランク角度8,に相当する角度だけ遅れて、第7図の一
点鎖線Zで示すように、給気管制弁6が開き始める。
さらに給気弁が閉じ終るより前の角度8,′に給気管制
弁6は閉じられる。なお、給気弁の関弁状態は実線Aで
示す。給気管制弁6の閉口部の開□期間は第7図Zに示
すように02十86となる。
弁6は閉じられる。なお、給気弁の関弁状態は実線Aで
示す。給気管制弁6の閉口部の開□期間は第7図Zに示
すように02十86となる。
この閉口期間82十a6 により最高回転数Nma対時
の慣性過給は給気管制弁6のない従来のものと同じだけ
の効果を得ることができる。さらに、第4図に示すよう
に各シリンダからの給気閉口部は着火順序に従いその位
相遅れ角は,,Q2,Q3に対応して配置しておく。
の慣性過給は給気管制弁6のない従来のものと同じだけ
の効果を得ることができる。さらに、第4図に示すよう
に各シリンダからの給気閉口部は着火順序に従いその位
相遅れ角は,,Q2,Q3に対応して配置しておく。
この結果、クランク軸と同じ回転速度で駆動される給気
管制弁の弁板7はQ,のクランク角度後に次のシリンダ
の開□部18に到達するので、次のシリンダに対しても
同一の効果を得ることができる。【2ー 低回転数時低
回転数時には第3図に示すクランク軸11と給気管制弁
駁動軸10の間に設けたタイマーTにより給気管制弁閉
口タイミングを、第7図に2点鎖線Yで示すように、最
高回転数Nmax時より角度83だけ遅らせる。
管制弁の弁板7はQ,のクランク角度後に次のシリンダ
の開□部18に到達するので、次のシリンダに対しても
同一の効果を得ることができる。【2ー 低回転数時低
回転数時には第3図に示すクランク軸11と給気管制弁
駁動軸10の間に設けたタイマーTにより給気管制弁閉
口タイミングを、第7図に2点鎖線Yで示すように、最
高回転数Nmax時より角度83だけ遅らせる。
低回転数であるため、ピストンの下降によりシリンダ1
側に生じた負圧波a,(第6図A参照)は角度8,より
小さい角度で給気管制弁6に到達する。このとき、第7
図Yに示すように給気管制弁の弁板7はまだ閉止部にあ
るため、給気管制弁6から反射する負圧波a,は第6図
Bに示すようにさらに大きな負圧波b,となってシリン
ダ1側へ戻る。負圧波b,がシリンダ1へ戻った時、ピ
ストンは引続き下降しており、このときシリンダー側で
は負圧波b,の効果で、第6図Cに示すようにさきの負
圧波a,よりも大きな負圧波a2を生じる。即ち、低回
転数時においても、給気管制弁6により上死点TDC後
角度8,十83期間給気溜4側を閉止端にすることによ
り大きな負‐ 圧波a2を作ることができる。このよう
にして生じた負圧波a2が上死点TDC後の角度8,十
83期間後開□する給気管制弁6(第7図の2点鎖線で
示される)により、総気溜4に到達するため第6図Dに
示すような大きな正圧波b2となり他方のシリンダ1側
に戻る。
側に生じた負圧波a,(第6図A参照)は角度8,より
小さい角度で給気管制弁6に到達する。このとき、第7
図Yに示すように給気管制弁の弁板7はまだ閉止部にあ
るため、給気管制弁6から反射する負圧波a,は第6図
Bに示すようにさらに大きな負圧波b,となってシリン
ダ1側へ戻る。負圧波b,がシリンダ1へ戻った時、ピ
ストンは引続き下降しており、このときシリンダー側で
は負圧波b,の効果で、第6図Cに示すようにさきの負
圧波a,よりも大きな負圧波a2を生じる。即ち、低回
転数時においても、給気管制弁6により上死点TDC後
角度8,十83期間給気溜4側を閉止端にすることによ
り大きな負‐ 圧波a2を作ることができる。このよう
にして生じた負圧波a2が上死点TDC後の角度8,十
83期間後開□する給気管制弁6(第7図の2点鎖線で
示される)により、総気溜4に到達するため第6図Dに
示すような大きな正圧波b2となり他方のシリンダ1側
に戻る。
この結果「低回転数時においても体積効率刀vの大きな
増大が得られる。さらに、給気管制弁6の関口時期を上
死点TDC後角度8,十83 だけ遅らすことにより、
給気溜4で生ずる正圧波b2の発生時期を高回転時より
も遅らすことができる。
増大が得られる。さらに、給気管制弁6の関口時期を上
死点TDC後角度8,十83 だけ遅らすことにより、
給気溜4で生ずる正圧波b2の発生時期を高回転時より
も遅らすことができる。
この結果、低回転数時においても反射波b2のシリング
1側へ戻るタイミングが早すぎることがなくなり、体積
効率りvの増加代が4・さくなるのを防ぐことができる
。また、第5図に示すように給気管制弁の弁板7には関
口角02の関口部のあと角度84の期間の減衰部が設け
てある。これによって、給気弁2が閉じた後の給気通路
3内に残存する脈動波が減衰する。この結果、脈動効果
により慣性効果が減少することがなくなり、機関の回転
数に対して一様な体積効率りvの増加を得ることができ
る。上記実施例では、給気管制弁の弁板7を機関の回転
数と同一の回転数で回動させたが(第3図^第4図参照
)「給気通路の開□部17,18,19をそれぞれ1/
2Q,,1′2Q2,1′2Q3の位置に設ければ、給
気管制弁の弁板7の回転数を機関の回転数の1′2の速
度で回動させれ‘よよくなる。上述のような本発明によ
る場合は次の効果がある。【11 低回転数時において
も大きな慣性効果により体積効率りvを増大させること
ができる。
1側へ戻るタイミングが早すぎることがなくなり、体積
効率りvの増加代が4・さくなるのを防ぐことができる
。また、第5図に示すように給気管制弁の弁板7には関
口角02の関口部のあと角度84の期間の減衰部が設け
てある。これによって、給気弁2が閉じた後の給気通路
3内に残存する脈動波が減衰する。この結果、脈動効果
により慣性効果が減少することがなくなり、機関の回転
数に対して一様な体積効率りvの増加を得ることができ
る。上記実施例では、給気管制弁の弁板7を機関の回転
数と同一の回転数で回動させたが(第3図^第4図参照
)「給気通路の開□部17,18,19をそれぞれ1/
2Q,,1′2Q2,1′2Q3の位置に設ければ、給
気管制弁の弁板7の回転数を機関の回転数の1′2の速
度で回動させれ‘よよくなる。上述のような本発明によ
る場合は次の効果がある。【11 低回転数時において
も大きな慣性効果により体積効率りvを増大させること
ができる。
■ 脈動効果をなくすことにより広い回転数範囲で一様
な体積効率りvの増加を得ることができる。
な体積効率りvの増加を得ることができる。
‘31 給気通路の給気溜側に給気管制弁を設けること
により多シリンダ機関でも1個の給気管制弁で管制する
ことができる。
により多シリンダ機関でも1個の給気管制弁で管制する
ことができる。
タ 第1図aは給気の動的効果を利用して機関の体積効
率を増大させる場合の従来の給気系を示す断面図、第1
図bは第1図aの給気通路内に発生する圧力波の作動を
示す綾図、第2図は第1図の機関の体積効率の変化を示
す線図、第3図は本発明0による1実施例の装置を示す
断面図、第4図は第3図のW−W矢視断面図、第5図は
第3図の給気管制弁の弁板7を示す正面図、第6図は第
3図の給気通路内に発生する圧力波の作動を示す線図、
第7図はクランク角度に対し給気弁の関弁状態とタ給気
管制弁の開口状態を示す線図である。 1・…・・シリンダ、2・・・・・・給気弁、3,16
・・・…給気通路、4・・・・・・給気溜、5…・・・
ピストン、6…・・・給気管制弁「 7・…・・弁板、
8・・…・プーリ、9・・・…タイミングベルト「 1
0…・・・給気管制弁駆動o軸、11……クランク軸、
12,13……へIJカルスプラィン、14・…・・連
結部材、15…・・・フオーク部L 17,18,19
・・…・給気通路の閉口部、20・・・・・・弁板の開
口部、21・…・・弁板の減衰部「 22・・…・弁板
の閉止部、T・・…・タイマー。 オー図才3図 才4図 矛2図 氷5図 矛6図 氷7図
率を増大させる場合の従来の給気系を示す断面図、第1
図bは第1図aの給気通路内に発生する圧力波の作動を
示す綾図、第2図は第1図の機関の体積効率の変化を示
す線図、第3図は本発明0による1実施例の装置を示す
断面図、第4図は第3図のW−W矢視断面図、第5図は
第3図の給気管制弁の弁板7を示す正面図、第6図は第
3図の給気通路内に発生する圧力波の作動を示す線図、
第7図はクランク角度に対し給気弁の関弁状態とタ給気
管制弁の開口状態を示す線図である。 1・…・・シリンダ、2・・・・・・給気弁、3,16
・・・…給気通路、4・・・・・・給気溜、5…・・・
ピストン、6…・・・給気管制弁「 7・…・・弁板、
8・・…・プーリ、9・・・…タイミングベルト「 1
0…・・・給気管制弁駆動o軸、11……クランク軸、
12,13……へIJカルスプラィン、14・…・・連
結部材、15…・・・フオーク部L 17,18,19
・・…・給気通路の閉口部、20・・・・・・弁板の開
口部、21・…・・弁板の減衰部「 22・・…・弁板
の閉止部、T・・…・タイマー。 オー図才3図 才4図 矛2図 氷5図 矛6図 氷7図
Claims (1)
- 1 機関の給気溜とシリンダとを連通する給気通路を所
定長さとして給気の慣性効率により機関の体積効率を増
大させるようにした内燃機関において、上記給気通路と
上記給気溜との間には、上記給気通路を給気弁の開弁期
間よりも短かい期間開口する開口部と多数の小孔を有し
て上記給気通路内の脈動波を減衰せしめる減衰部と上記
給気通路を閉止する閉止部とを具え機関のクランク軸に
連動される給気管制弁が設けられると共に、上記給気管
制弁の駆動部と上記クランク軸との間の駆動系内には、
上記クランク軸の回転速度に対応して上記給気管制弁の
開弁の開弁タイミングを変えるタイマーが設けられたこ
とを特徴とする内燃機関の慣性過給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54012817A JPS60536B2 (ja) | 1979-02-08 | 1979-02-08 | 内燃機関の慣性過給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54012817A JPS60536B2 (ja) | 1979-02-08 | 1979-02-08 | 内燃機関の慣性過給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55107018A JPS55107018A (en) | 1980-08-16 |
JPS60536B2 true JPS60536B2 (ja) | 1985-01-08 |
Family
ID=11815931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54012817A Expired JPS60536B2 (ja) | 1979-02-08 | 1979-02-08 | 内燃機関の慣性過給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60536B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009069766A1 (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-04 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 多気筒内燃機関の吸気装置 |
JPWO2008108234A1 (ja) * | 2007-02-20 | 2010-06-10 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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