JPS605361Y2 - パルス幅変調形調節計 - Google Patents

パルス幅変調形調節計

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JPS605361Y2
JPS605361Y2 JP7476983U JP7476983U JPS605361Y2 JP S605361 Y2 JPS605361 Y2 JP S605361Y2 JP 7476983 U JP7476983 U JP 7476983U JP 7476983 U JP7476983 U JP 7476983U JP S605361 Y2 JPS605361 Y2 JP S605361Y2
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controller
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JP7476983U
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JPS5937601U (ja
Inventor
哲四郎 須藤
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富士電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 本考案は、入力信号と設定値との偏差とフィードバック
信号との偏差を演算する増幅器と、この増幅器の出力信
号の大きさに応じて一定振幅の出力信号を発生する跳躍
増幅器と、この跳躍増幅器の出力によって駆動させる出
力スイッチング回路と、前記跳躍増幅器の出力に応じて
前記フィードバック信号を形成するフィードバック回路
とを備え、前記入力信号の大きさに比例したパルスの出
力信号を前記出力スイッチング回路から発生するパルス
幅変調形調節計に関する。
〔従来技術とその問題点〕
プロセスを制御する場合、パルス幅変調形調節計により
積分形操作端、例えば電動操作弁を操作することが多々
ある。
この場合、調節計の出力により、直接電動操作弁の電動
機を駆動することはできないので、一般に調節計と電動
機の間に補助リレーを数段段は接点増幅を行なう。
このような補助リレーおよび電動機等は、第4図に示す
ように、それぞれ個有の起動時間、すなわち駆動入力(
たとえば第4図Aのステップ入力)を与えてから所定動
作状態に立上るまでの動作遅れ時間(第4図Bの出力特
性の時間Tl )を有し、これらの総和の時間の間は電
動操作弁は駆動入力を与えてもこれに感応せず応答しな
い。
このような操作端の動作遅れ時間T1を不感応時間と呼
ぶことにする。
このような、不感応時間の発生する原因としては前記の
補助リレー、電動機の起動時間のほかに電動操作弁の機
械的な駆動系のガタ、バックラッシュおよび摩擦抵抗等
がある。
なお、第4図Bにおいて、縦軸は操作端電動機の回転数
Nを表わし、Noはその電動機の定格回転数を表わす。
そして、動作遅れ時w1は約0.1秒、定格回転数N。
に達するまでの時間T2は約0.2%である。
しかして、このような不感応時間を有する電動操作弁等
の操作端をパルス幅変調形調節計により駆動した場合、
調節計の入力に加かる制御偏差が小さくなると、出力の
パルス幅もこれに比例して小さくなり、操作端の不感応
時間より小さくなるこ・とがある。
このため、調節計が制御偏差を零にすべく、出力パルス
を発生しているにもかかわらず、操作端がこれに応答せ
ず、制御偏差が残り、良好な制御結果が得られないこと
がある。
〔考案の目的〕
本考案は前記のような操作端の不感応時間にもとすく不
都合を除くために、操作端の不感応時間を補償し、操作
端に不感応帯が発生しないようにしたパルス幅変調形調
節計を得ることを目的とする。
〔考案の要点〕
本考案は、このような目的の遠戚のため、冒頭で述べた
パルス幅変調形調節計において、この調節計の出力信号
のパルス幅の下限値が調節計の出力側に接続される操作
端の不感応時間より下回わらないようにするために、フ
ィードバック信号の発生を遅らせる遅延回路を設け、こ
の遅延回路の遅延時間を操作端の不感応時間より大きく
設定することを特徴とする。
〔考案の実施例〕
以下、本考案について図示する実施例について説明する
第1図は一般的なパルス幅変調形調節計を使用したプロ
セス制御系の1例を示すものである。
この図において、1はパルス幅変調形調節計である。
この調節計1は設定値SVとプロセス7の制御量発信器
8を介して帰還された制御量(入力信号)Pvとの偏差
量を求め、この偏差量に応じた幅の出力パルスを発生す
る。
この出力パルスにより補助リレー3a、3bが駆動され
、この接点4aまたは4bがオンする。
これにより弁6を駆動する電動機5が、正転または逆転
し、弁6が開または閉となる。
弁6の開閉に応じてプロセス7が制御され、その制御量
pvが発信器8を介して調節計1の入力に帰還され、制
御量pvが設定値Wに一致し制御偏差が零になるまで同
様の制御が行なわれる。
第1図における2は補助リレー3a。3bの駆動用電源
である。
このような制御系に使用されるパルス幅変調形調節計1
の本考案による実施例を第2図に示す。
この第2図において、11は設定[Vと制御量(入力信
号)PVとの偏差V1を演算する増幅器、12は偏差V
□とフィードバック信号v2との偏差を演算する増幅器
、13aおよび13bは増幅器12の出力信号v3の大
きさおよび極性に応じて一定振幅の出力信号を発生する
跳躍増幅器、14a、14bは跳躍増幅器13a、13
bの出力電圧によりオンする出力トランジスタであり、
このトランジスタ14a、14bに第1図における補助
リレー3a、3bが駆動される。
また15a、15bはフィードバック信号V2を形成す
るフィードバック回路16を跳躍増幅器13a、13b
の出力信号に応じて駆動するためのスイッチング素子で
ある。
そして、15cは遅延回路18によって駆動されるスイ
ッチング素子であり、17は跳躍増幅器13a、13b
の出力電圧を入力とするオア回路であり、これらは本考
案にしたがって設けた出力パルス幅の下限値を制限する
ためのパルス幅制限手段PLを構成する。
このような回路から、パルス幅制限手段PLを除いたも
のは、一般のパルス幅変調形調節計の回路となる。
本考案の動作を説明する前に、パルス幅制限手段PLを
除いたパルス幅変調形調節計の一般的動作について説明
する。
増幅器11の設定値S■と制御量pvとの偏差に応じた
出力信号V1が正であるとすると、最初はフィードバッ
ク信号V2は零であるので、増幅器12の出力信号V3
も正となる。
信号V3が正である場合には、跳躍増幅器13aが動作
し、Hレベルの出力信号Voaを発生する。
これに応じて、スイッチング素子15aがオンし、フィ
ードバック回路16に正の一定電圧Eaが加わる。
フィードバック回路16が1次遅れ回路であるとすれば
、このフィードバック回路16は1次遅れ回路の時定数
に応じて、時間とともに増加するフィードバック信号V
2を発生する。
したがって、増幅器12の出力信号V3は、次第に減少
し、v2がVlと等しい大きさになる時点でV3は零と
なり、これにより跳躍増幅器13aの出力信号Voaは
Lレベルに戻り、スイッチング素子15aがオフされる
したがって跳躍増幅器13aのHレベルの出力信号Vo
aの継続時間は、設定値SVと制御量pvとの偏差量V
1の大きさに比例し、跳躍増幅器13aからは正の偏差
量V1の大きさに比例したパルス幅を有する出力パルス
が得られる。
偏差量V□の極性が負となる場合は、跳躍増幅器13b
が同様に動作し、これより負の偏差量■1の大きさに比
例したパルス幅を有する出力パルスVobが得られる。
しかして、このような一般のパルス幅変調形調節計であ
れば、偏差値■□が小さい場合には、出力パルスのパル
ス幅がこれに応じて小さくなり、調節計に接続された操
作端の不感応時間よりも小さくなることがあるが、本考
案によれば、次に説明するようにパルス幅制限手段PL
の作用により、出力パルスのパルス幅はある下限値より
小さくなることがなくなる。
本考案によるパルス幅制限手段PLにおける遅延回路1
8は第3図Aに示すような入力信号が加わった場合第3
図Bに示すように所定時間Tだけ遅れた出力信号を発生
する。
したがって、遅延回路18は、オア回路17を介して加
わる跳躍増幅器13aまた13bの出力信号Voaまた
はVobがHレベルとなった時点から、所定時間Tだけ
遅れてHレベルの出力信号を発生し、これによりスイッ
チング素子15cがオンされる。
このため、フィードバック回路16は跳躍増幅器13a
または13bが動作してからTだけ遅れて動作を開始す
るので、フィードバック信号V2の発生もTだけ遅れる
したがって、跳躍増幅器13aまたは13bの出力パル
スの幅は、遅延回路18の遅れ時間Tだけ延び、偏差量
V1が小さくなっても、Tより小さくなることはない。
遅延回路18の遅れ時間Tを、調節計の出力に接続する
操作端の不感応時間より大きく設定することによって、
調節計の出力パルスの幅が操作端の不感応時間を下回わ
ることがなくなり、この不感応時間を完全に補償するこ
とができる。
なお、上述の実施例においては、フィードバック信号V
2の発生を遅らせるために、スイッチング素子15cを
フィードバック回路16の入力側に設けた例について説
明したが、スイッチング素子15cをフィードバック回
路16の出力側に設けてもよいことは明らかである。
〔考案の効果〕
しかして、本考案の調節計によれば、操作端が不感応時
間を有するものであっても、この不感応時間かもとで残
る制御偏差を除くことができプロセスを良好に制御する
ことができる。
以上説明したように、本考案のパルス幅変調形調節計に
よれば、操作端の起動時間、機械的ガタおよびバックラ
ッシュ等にもとづく不感応時間を補償することができる
ので、この調節計を使用することによりプロセス制御系
に操作端の不感応時間にもとづく制御偏差が残るような
ことがなくなり、プロセス制御系を安定にかつ良好に制
御できるようになる。
したがって、本考案の実用上の利用価値は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図はパルス幅変調形調節計を使用するプロセス制御
系の例を示すブロック構成国、第2図は本考案の一実施
例を示す回路構成図、第3図は本考案の作用解説に用い
る信号波形図、第4図は操作端電動機の人出特性図であ
る。 1:パルス幅変調形調節計、5:操作電動器、6:弁、
7:プロセス、8:制御量発信器、11.12:増幅器
、13a、13b:跳躍増幅器、15a、15bニスイ
ツチング素子、16:フィードバック回路、18:遅延
回路、PL:パルス幅制限手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力信号と設定値との偏差とフィードバック信号との偏
    差を演算する増幅器と、この増幅器の出力信号の大きさ
    に応じて一定振幅の出力信号を発生する跳躍増幅器と、
    この跳躍増幅器の出力によって駆動される出力スイッチ
    ング回路と、前記跳躍増幅器の出力に応じて前記フィー
    ドバック信号を形成するフィードバック回路とを備え、
    前記入力信号の大きさに比例したパルスの出力信号を前
    記出力スイッチング回路から発生するパルス幅変調形調
    節計において、この調節計の出力信号のパルス幅の下限
    値が調節計の出力側に接続される操作端の不感応時間よ
    り下回らないようにするために、前記フィードバック信
    号の発生を遅らせる遅延回路を設け、この遅延回路の遅
    延時間を前記操作端の不感応時間より大きく設定したこ
    とを特徴とするパルス幅変調形調節計。
JP7476983U 1983-05-19 1983-05-19 パルス幅変調形調節計 Expired JPS605361Y2 (ja)

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JPS5937601U JPS5937601U (ja) 1984-03-09
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