JPS6111996Y2 - - Google Patents

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JPS6111996Y2
JPS6111996Y2 JP1982162518U JP16251882U JPS6111996Y2 JP S6111996 Y2 JPS6111996 Y2 JP S6111996Y2 JP 1982162518 U JP1982162518 U JP 1982162518U JP 16251882 U JP16251882 U JP 16251882U JP S6111996 Y2 JPS6111996 Y2 JP S6111996Y2
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control
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案は直流電動機を可逆運転制御する制御装
置に係り、特に所定の可逆切換え時に速度制御用
及び電流制御用の増幅器に制御遮断指令を与え
て、これ等増幅器の出力を零にして所定の正逆切
換えを行なう場合、切換後の定常制御に至る迄の
不感帯時間を極力短縮する改良された可逆運転制
御装置を提供しようとするものである。 一般に直流電動機の可逆運転制御方法として
は、例えば正−逆運転用のサイリスタ変換器を逆
並列接続して成るもの、或いはサイリスタ変換器
を十字結線して成るもの等種々あるが、本考案は
特に切換え時間が数10msと極く短時間で、且つ
循還電流が流れない直流電動機の可逆運転制御装
置に関するものであつて、先ずこの種制御装置を
適用する従来例に関して第1図に示す直流電動機
の制御装置として代表的回路例を参照し乍ら詳述
する。 第1図のものはゲート位相制御部を1組にして
制御装置自体の簡素化を図つた具体例を示し、同
図で1及び2は夫々直流電動機及び電動機回転数
を検出するパイロツト発電機、3,4は夫々逆転
用サイリスタ変換器及び正転用サイリスタ変換
器、5,6は主回路電流検出回路、7は速度制御
用増幅器、8は増幅器7より与えられる信号を反
転する極性反転用増幅器、9,12は電子スイツ
チで後述するフリツプフロツプ回路15及び切換
え時間設定回路16よりの出力信号に基づき極性
反転用増幅器8の切換え、正逆転用サイリスタ変
換器、3,4のゲート切換えを行なう。10は電
流制御用増幅器でこの回路例は第2図に示してあ
るがこの説明は後述する。11はゲート位相制御
部、13,14は主回路電流零検出回路でこれ等
は電流零検出信号と極性反転用増幅器8の入,出
力信号の極性が反転した旨の信号とのAND条件
で動作する。15は電流零検出回路13,14よ
りの出力信号に応動動作するフリツプフロツプ回
路(以下FF回路と略称する)、16は切換え時間
設定回路で例えば正,逆切換え時の切換え時間を
設定するもので、切換え時間信号が継続している
間、正逆転用サイリスタ変換器3,4のゲート信
号は遮断される。17は制御遮断指令部で所定の
切換え時に速度制御用増幅器7及び電流制御用増
幅器を夫々制御遮断する。L,Sは電流制御用リ
アクタ及び開閉器、CT1,CT2は電流検出用変流
器、R12は入力抵抗、18は切換えロジツク回
路で極性反転用増幅器8、電子スイツチ9,1
2、速度制御用及び電流制御用の各増幅器7,1
0、FF回路15及び電流零検出回路13,1
4、切換え時間設定回路16並びに制御遮断指令
部17より構成される。このように構成される従
来の制御方法の動作を述べると、例えば正転指令
が与えられると7→8→13或いは14の経路を
介して指令信号が入力されると共に、5或いは6
を介して主回路電流零である旨の検出信号が1
3,14に夫々与えられるので、この電流零検出
信号と8より与えられる入,出力信号の極性とで
例えば13がONするものとすれば、13→15
の経路を介して9の正転用スイツチが閉路すると
共に、15→16の経路を経て同様に12の正転
用スイツチが閉路する。しかして7→8→9→1
0→11→12の経路を介して所定の正転指令信
号が与えられて正転用サイリスタ変感器4がON
し、これにより電動機1は所定の正転を開始す
る。定常運転時に於ては2を介して速度検出信号
が与えられこの検出信号と速度指令量との偏差分
が7で増幅され、この増幅した信号が電流指令量
として次段の電流制御系に与えられて、この電流
指令量と5或いは6より入力される電流検出信号
とを比較し、この偏差分を10で増幅しこの増幅
された信号に基づき速度指令量に応じた電流制限
が行われる。次に速度指令量に対して速度検出量
が大になつた場合、即ち回生運転時に於ては電流
制御用増幅器10の出力をインバータ運転限界値
rminに追い込む。これにより電機子電流は断続
し始めこの主回路電流が零である旨の検出が13
或いは14にてなされ、一方速度制御用増幅器7
の出力極性が反転した旨の検出が行われると、こ
の反転した旨の信号と主回路電流零である旨の信
号とで14が動作し、14→15の経路で与えら
れる信号により9の接点が逆転側へ切換えられる
と共に、15→16→17の経路を介して7,1
0が夫々制御遮断され、これにより4のゲート信
号の位相が最高に遅らせられる。一方切換え時間
設定回路16に於ては両サイリスタ変換器3或い
は4のデツドタイム(無制御時間)を、例えば4
〜5msと見込んでこの時間より所定の余裕幅を見
込んだ10msを両変換器3,4の切換えに要する
時間と設定してこの設定出力を電子スイツチ12
に与える。即ち16により正転運転時に投入して
ある接点を閉路し4のゲート信号は一旦OFFさ
れる。しかして所定の切換設定時間が終了する
と、これに対応動作して16より12の逆転用接
点が投入され、12−13の経路が形成されると
共に16より17に対して切換え設定時間の終了
と略々同時点に制御遮断指令信号の解除指令がな
される。これにより17を介して7,10の制御
遮断が解除されて7→8→9→10→11→12
→3の経路で所定の回生運転が行われる。この状
態下で逆転指令が与えられたと仮定すると、速度
制御用増幅器7の出力信号の極性は回生運転時と
同一であるので、9,12のスイツチは夫々逆転
側に投入された状態で逆転用サイリスタ変換器3
の位相は、2−7−8より成る速度制御系及びこ
の系のマイナーループで5−10−11より成る
電流制御系を介して、与えられる速度指令量に応
じた電流制限が行なわれる様に適宜任意に移相制
御される。従来に於てはこの様にして所定の正、
逆切換えが行なわれるものであるが、ここで問題
となるのは切換え後の定常制御に移行する迄の過
渡期である。これを第2図に示す電流制御用増幅
器の回路図を参照し乍ら説明すると、この増幅器
はリミツタ型のものを示しているが同図でRi
入力抵抗、Cf、Rfは帰還回路に挿入されるコン
デンサ及び抵抗である。D1、D2はダイオードで
3、D4は抵抗、Tr1、Tr2は制御遮断指令信号
が入力するとONするトランジスタである。さて
この電流制御用増幅器は通常運転時は位相制御用
のアンプとして出力側0には0(V)〜10(V)
位の電圧がでており、この出力には位相制御の特
性上(−)極性の信号は考慮する必要がなく、0
側に(−)出力が生じている間はダイオードD1
を通してリミツトされている。しかして切換え時
に制御遮断指令信号がTr1、Tr2に入力される
と、Tr2によりR3が短絡され出力側0はD2を介
して増幅器入力側と同電位、即ち零電位となる。
一方定常運転時に帰還用コンデンサCfに充電さ
れてる図示極性の電荷はTr1を通して放出され
る。この様に制御遮断指令信号が印加される期
間、増幅器10出力は零値に維持される。しかし
て制御遮断指令信号が解除後に於ける増幅器出力
は零値にあるので所定の出力(e0)=−R/Rei
(こ こでeiは入力電圧)を生ずるのに、回路の時定数
に規制される事になり、この時定数は運転条件に
より決定されるので一般には固定的なものとして
扱かわれる性質のものである。従つて従来に於い
ては切換え直後、所定の定常制御に至る迄にはあ
る不感帯の期間を有する事になる。この不感帯期
間が長時間に達すると制御上の安定化が損なわれ
る事は申す迄もない。 本考案はこの点に鑑みて考案されたものであつ
て以下第3図の実施例に基づき詳述する。第3図
の実施例は電流制御用増幅器7とこの増幅器に対
して所定の制御遮断時に具体的な対応手段を施し
た電動機回路との対応関係を示し、この具体的な
対応手段とは本考案に於ては、例えば所定の制御
遮断時に各増幅器7,10の出力が夫々零に維持
されるという事に着目してなされたものである。
即ちこの実施例に於ては正転→逆転或いは逆転→
正転の如き所定の切換えを行なうに際して、切換
え直前の電動機電圧を検出する電動機電圧検出回
路19と、この回路19の検出信号に基づき検出
信号に相応するゲート電圧信号を発生する電動機
電圧パターン発生回路20とを、新たに制御装置
に附加した点に特徴を有するものであつて、第3
図の電流制御用増幅器10は第2図と同一のもの
を示すものであり、例えば定常運転時に於ては通
常のリミツタ付増幅器として動作する。 しかして所定の切換え時に於ける制御遮断時
に、検出回路19に於ては切換え直前の電動機電
圧を検出しているものであるから、(電動機電圧
を検出する手段としては周知の如く電動機回転数
或いは電動機の誘起電圧、端子電圧に関連する信
信号を得る様にすればよい。)、この電動機電圧検
出信号を電動機電圧パターン発生回路20に与え
て、このパターン発生回路20に於ては例えば電
動機運転がインバータよりコンバータ或いはコン
バータよりインバータへと切換えるのに応じて第
1表に示す如きものを記憶している。
【表】 従つてインバータ(IV)側よりコンバータ
(CV)側へ切換えるに際して、例えば電動機電圧
が仮に220(V)であるとすれば電動機電圧パタ
ーン発生回路で電動機電圧220(V)に相応した
ゲート電圧信号、ここではゲート電圧が+5
(V)であるのでこの電圧に相応する信号を第1
図の切換えロジツク回路18に与える様にする。
即ち切換えロジツク回路18に於ては速度制御用
増幅器7及び電流制御用増幅器10を夫々制御遮
断しており、例えば電流制御用増幅器10では帰
還回路のコンデンサCfに定常運転時に充電され
てる電荷はデスチヤージされているので、この状
態下で記憶ロジツク回路18より上記ゲート電圧
に相応した電圧を帰還回路のコンデンサCfに与
える様にする。なお第3図の回路例では制御遮断
時にTr1がONしているのでCfにチヤージされて
る電荷は放出するものと懸念される訳であるが、
この点本考案に於ては、例えば第3図には図示し
てないが制御遮断時に於けるCfのチヤージ対策
手段は充分に考慮しているので何ら問題はない。
このようにCfにチヤージしてある電荷が制御遮
断指令の解除時に10の出力としてゲート位相制
御部11に与えられて、コンデンサCf電圧に基
づいて新たに動作すべきサイリスタ変換器3或い
は4の点弧が行なわれる。従つてサイリスタ変換
器3或いは4の出力VSと電動機電圧VMとに於て
は、略々VS≒VMなる関係が成立するので切換え
直後に於ける過電流或いは突入電流とは決して生
じないものであり、しかも懸案化されてる課題、
即ち不感帯時間の短縮化が実現できる事は申す迄
もない。以上のように本考案に於ては直流電動機
の正逆転に於ける所定の切換え時に際して、例え
ば切換え直前の電動機電圧を検出してこの検出電
圧に応じたゲート電圧を電流制御用増幅器の帰還
回路のコンデンサに与える様にし、制御遮断指令
信号の解除時にチヤージしてあるコンデンサ電圧
をゲート位相制御部に与える様にしたものである
から、例えば従来装置の如く切換え直後の電流制
御用増幅器出力が零である為に、定常制御に移行
する迄の不感帯時間が長時間に達する等の欠点は
完全に解決され、さらに切換え直前の電動機電圧
に相応したゲート電圧で新たに動作するサイリス
タ部を点弧する様にしているので、サイリスタ部
の出力電圧と電動機電圧とは略相等しくなり電動
機回路に差電圧に基づく過電流が流れる事は決し
てない。しかも本考案に於ては従来装置の利点、
例えば正逆切換え或いは切換え直後の電流制御が
スムーズに行なわれる等の効果面を全く損なう事
なく、さらに本考案を適用した場合制御面に於け
るより一層の効果、即ち緻密な制御が可能となり
広範囲の制御面に渡つて安定な運転が行われるば
かりでなく、切換え直前の電動機逆誘起電圧値と
ゲート電圧、及び切換え前−後の変換器運転形態
の3諸量のみを記憶して、単に逆誘起電圧検出信
号に対応したゲート電圧を読出せばよいので、回
路構成は単純化し、しかも演算を全く行わないの
で、切換え時のデツトタイムを極力短縮できる等
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はサイリスタ逆並列接続した直流電動機
の正逆運転制御法の代表的な回路例、第2図はそ
の電流制御用増幅器を示す具体的な回路図、第3
図は本考案による一実施例を示す具体的な回路
例。 1は直流電動機、3,4は正転用、逆転用サイ
リスタ変換器、7は速度制御用増幅器、8は極性
反転用増幅器、10は電流制御用増幅器、11は
ゲート位相制御部、13,14は電流零検出回
路、16は切換え時間設定回路、17は制御遮断
指令回路、18は切換えロジツク回路、19は電
動機電圧検出回路、20は電動機電圧パターン発
生回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電流制御用増幅器を含んだ電流制御系をマイナ
    ーループとし、この制御系の外側に速度制御用増
    幅器を含んだメジヤーループの速度制御系を設け
    て、主回路電流が零である旨の信号と速度制御用
    増幅器の出力極性が反転した旨の信号とを基に、
    速度制御用増幅器および電流制御用増幅器の各ト
    ランジスタに制御遮断指令信号を与えて各制御用
    増幅器の出力を零にし、所定の切換えを行なうよ
    うにしたものに於て、切換え直前の電動機逆誘起
    電圧値とゲート電圧および切換え前−後の運転形
    態(コンバータ運転インバータ運転)の3諸量
    の対応関係をそれぞれ記憶する電動機電圧パター
    ン発生回路と、切換え直前の電動機逆誘起電圧検
    出信号に対応した前記ゲート電圧値を続出し、こ
    のゲート電圧で電流制御用増幅器の積分用コンデ
    ンサをチヤージする充電回路と、このチヤージ電
    圧を以つて新たに動作すべきサイリスタ変換器の
    サイリスタ群を点弧するゲート位相制御部とでそ
    れぞれ構成したことを特徴とする、サイリスタレ
    オナード装置の可逆運転制御装置。
JP1982162518U 1982-10-27 1982-10-27 サイリスタレオナ−ド装置の可逆運転制御装置 Granted JPS58108795U (ja)

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