JPH0670573A - 巻線形誘導電動機の速度制御装置 - Google Patents

巻線形誘導電動機の速度制御装置

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Publication number
JPH0670573A
JPH0670573A JP4216247A JP21624792A JPH0670573A JP H0670573 A JPH0670573 A JP H0670573A JP 4216247 A JP4216247 A JP 4216247A JP 21624792 A JP21624792 A JP 21624792A JP H0670573 A JPH0670573 A JP H0670573A
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JP
Japan
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speed
induction motor
switch
control
secondary winding
Prior art date
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Pending
Application number
JP4216247A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Suzuki
昌治 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Publication of JPH0670573A publication Critical patent/JPH0670573A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 静止セルビウス装置の逆変換器に使用するサ
イリスタ及びその他の部品の耐電圧を高めることなく、
かつ逆変換器の容量を上げずに損失を小さく抑えて広範
囲の速度制御をする。 【構成】 静止セルビウス装置(1〜9)の誘導電動機
1の2次巻線にスイッチ6Wを介し又は介さずに液体抵
抗器11を接続し、速度アンプ8に速度偏差がなくなる
ように液体抵抗器11を調整するサーボ機構(12〜1
4)を設け、更に2次巻線と回生回路(3〜5)の間に
スイッチ42を設け、速度設定範囲の70〜100%で
はスイッチ42を入れてスイッチ6Wを切り又は液体抵
抗器11を接続したままで、静止セルビウス装置による
回生制御を行い、0〜70%ではスイッチ42を切って
液体抵抗器11による2次抵抗制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘導電動機の可変制御
システムの一方式のセルビウス制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】巻線形誘導電動機の速度制御は、2次巻
線の電流を制御しトルク制御により行う。2次巻線電流
の制御には、2次抵抗器による方式と、2次損失分を電
源に回生する静止セルビウス装置が一般に用いられてい
る。
【0003】静止セルビウス装置は、誘導電動機の2次
巻線のすべりによる損失をサイリスタにて順変換し直流
リアクトルを介して逆変換し、トランスを介して電源に
回生するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】静止セルビウス装置
は、速度制御範囲を広くとると2次電圧が高くなり逆変
換器に使用するサイリスタその他の部品の耐電圧を高く
しなければならない欠点があり、広範囲の速度、制御を
行うとコスト的に不利になる。
【0005】また、2次抵抗制御方式は、制御範囲は広
く取ることができるが、2次損失が増加し効率が低下す
る欠点がある。
【0006】本発明は、従来のこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、逆変
換器に使用するサイリスタその他の部品の耐電圧を高め
ることなく、かつ逆変換器の容量を上げずに損失を小さ
く抑えて高範囲の速度制御がなしうるセルビウス装置の
制御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における巻線形誘導電動機の速度制御装置
は、静止セルビウス装置において、巻線形誘導電動機の
2次巻線に液体抵抗器を接続すると共に、この液体抵抗
器を速度設定と検出速度の偏差がなくなるように調整す
るサーボ機構を設け、更に前記誘導電動機の2次巻線と
回生回路の間にスイッチを設けたものである。
【0008】また、上記誘導電動機の2次巻線と液体抵
抗器の間に、2次巻線と回生回路の間のスイッチが閉じ
ているとき開いておく第2のスイッチを設けるとよい。
【0009】
【作用】静止セルビウス装置における誘導電動機の2次
巻線と回生回路の間に設けたスイッチは、誘導電動機の
すべりの大きい範囲では、2次巻線に誘起する2次電圧
が高くなるので、静止セルビウス装置に使用されるサイ
リスタ、その他の部品の耐電圧を大きくしなければなら
ないので、例えば速度設定器のセット値0〜70%では
開かれているので回生制御が働かない。
【0010】一方、誘導電動機の2次巻線には液体抵抗
器が接続されており、この液体抵抗器は偏差アンプ出力
が入力するサーボ機構により制御されているので、セッ
ト値0〜70%では誘導電動機は液体抵抗器によって2
次抵抗制御される。
【0011】そして、セット値70〜100%では回生
回路のスイッチが閉じられるので、セルビウス装置によ
る回生制御と液体抵抗器による2次抵抗制御となるが、
回生制御が優先するので、2次抵抗制御による2次損失
は減少する。
【0012】したがって、セルビウス装置の逆変換器に
使用するサイリスタその他部品の耐電圧の高い部品を使
用することなく広範囲の速度制御が可能になる。
【0013】また、誘導電動機の2次巻線と液体抵抗器
の間に第2のスイッチを設けた場合は、セット値70〜
100%で2次巻線から液体抵抗器が切離されるので、
セット値70〜100%において液体抵抗器による2次
抵抗損失がなくなる。
【0014】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
【0015】実施例1 図1において、1は主電源ACにスイッチ52を介して
接続される巻線形誘導電動機(主誘導電動機)、2〜5
は静止セルビウス方式における回生回路で、2はスイッ
チ42を介して主誘導電動機1に接続される順変換器、
3は直流リアクトル、4はサイリスタ逆変換器、5は逆
変換器4の出力を主電源ACに回生するトランス。
【0016】6〜9はサイリスタ逆変換器4の制御回路
で、6は速度設定器、7は速度検出器、8は速度設定器
6のセット値と速度検出器7の検出速度を突合わせてそ
の偏差を増幅する速度アンプ、9は速度アンプに接続さ
れた逆変換器4のサイリスタ制御アンプである。
【0017】11〜14は2次抵抗制御回路で、11は
スイッチ6Wを介して主誘導電動機1の2次巻線に接続
される液体抵抗器、12は速度アンプに接続されたサー
ボ系の抵抗器制御アンプ、13はこのアンプ12で制御
されるインバータ、14はこのインバータ13で駆動さ
れる液体抵抗器11の可動電極6を動かす抵抗器調整用
誘導電動機である。
【0018】主誘導電動機1の速度制御は速度設定器6
のセットにより行うが、図2に示すように、セット値0
〜70%の間では液体抵抗器11による2次抵抗制御を
行い、70〜100%の間ではサイリスタ逆変換器4に
よる回生制御を行う。
【0019】即ち、セット値0〜70%の間はスイッチ
42を開き6Wを閉じて主誘導電動機1の2次巻線に液
体抵抗器11を接続し、速度アンプ8に接続されたサー
ボ系(12−14)により誘導電動機14を制御して液
体抵抗器11の電極a,b間の間隔を変えて2次抵抗制
御を行う。
【0020】また、セット値70〜100%の間はスイ
ッチ6Wを開き42を閉じて主電動機1の2次巻線を順
変換器2に接続しサイリスタ逆変換器3を制御して静止
セルビウス方式による回生制御を行う。
【0021】この実施例1によれば、速度設定器のセッ
ト値0〜70%を2次抵抗制御により制御し70〜10
0%を回生制御により制御できるので、静止セルビウス
装置の逆変換器に使用するサイリスタその他の部品の耐
電圧を高めることなく広範囲の速度制御を行うことがで
き、かつ逆変換器の容量も大きくせず、2次抵抗制御に
よる2次損失もそれ程増加させずに済む利点がある。
【0022】実施例2 図3に実施例2の回路を示す。実施例2は図1の回路に
おけるスイッチ6Wを省略し、液体抵抗器11を2次巻
線に直接接続し、速度設定器6のセット値70〜100
%においてスイッチ42を閉じて回生制御を加えるよう
にしたものである。
【0023】しかしてこの実施例2によれば、速度設定
器6のセット値0〜70%の範囲ではスイッチ42が開
かれているが、液体抵抗器11による2次抵抗制御とな
る。また、セット値70〜100%ではスイッチ42が
閉じられ静止セルビウス方式による回生制御と液体抵抗
器11による2次抵抗制御が同時に働くが、回生制御が
優先し液体抵抗器11にはあまり電流が流れないので、
2次抵抗損失はそれ程増加しない。したがって実施例1
と同時の効果が得られる。
【0024】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0025】(1)逆変換ユニットの容量を上げずに速
度制御範囲を広げることができる。
【0026】(2)逆変換器のサイリスタ等の部品の耐
電圧の高い部品を使用することなく速度制御範囲を広げ
ても損失を小さく抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1にかかる速度制御回路図。
【図2】制御範囲説明図。
【図3】実施例2にかかる速度制御回路図。
【図4】制御範囲説明図。
【符号の説明】
1…巻線形誘導電動機(主電動機) 2…順変換器 3…直流リアクトル 4…逆変換器 5…トランス 6…速度設定器 7…速度検出器 8…速度アンプ 9…サイリスタ制御アンプ 11…液体抵抗器 12…抵抗器制御アンプ 13…インバータ 14…抵抗器調整用誘導電動機 6W,42,52…スイッチ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静止セルビウス装置において、 巻線形誘導電動機の2次巻線に液体抵抗器を接続すると
    共に、この液体抵抗を速度設定と検出速度の偏差がなく
    なるように調整するサーボ機構を設け、 更に前記誘導電動機の2次巻線と静止セルビウス装置に
    よる回生回路の間に前記巻線形誘導電動のすべりが大き
    く、かつ2次電圧が高い範囲で開くスイッチを設けたこ
    とを特徴とした巻線形誘導電動機の速度制御装置。
  2. 【請求項2】 誘導電動機の2次巻線と液体抵抗器の間
    に、2次巻線と回生回路の間のスイッチが閉のとき開と
    する第2のスイッチを設けたことを特徴とした巻線形誘
    導電動機の速度制御装置。
JP4216247A 1992-08-14 1992-08-14 巻線形誘導電動機の速度制御装置 Pending JPH0670573A (ja)

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JP4216247A JPH0670573A (ja) 1992-08-14 1992-08-14 巻線形誘導電動機の速度制御装置

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JP4216247A Pending JPH0670573A (ja) 1992-08-14 1992-08-14 巻線形誘導電動機の速度制御装置

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JP (1) JPH0670573A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8278773B2 (en) 2011-08-05 2012-10-02 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Wind turbine generator and surplus energy control method for wind turbine generator
KR101461827B1 (ko) * 2013-11-18 2014-11-14 주식회사 포스코 권선형 유도전동장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8278773B2 (en) 2011-08-05 2012-10-02 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Wind turbine generator and surplus energy control method for wind turbine generator
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