JPS6011753Y2 - サイリスタレオナ−ド用可逆制御器 - Google Patents

サイリスタレオナ−ド用可逆制御器

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JPS6011753Y2
JPS6011753Y2 JP9324177U JP9324177U JPS6011753Y2 JP S6011753 Y2 JPS6011753 Y2 JP S6011753Y2 JP 9324177 U JP9324177 U JP 9324177U JP 9324177 U JP9324177 U JP 9324177U JP S6011753 Y2 JPS6011753 Y2 JP S6011753Y2
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JP
Japan
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output
reversible
circuit
current detector
nand circuit
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JP9324177U
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JPS5419942U (ja
Inventor
元 久藤
Original Assignee
株式会社安川電機
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、サイリスタレオナード制御装置における正逆
転指令回路の改良に関する。
(従来の技術とその問題点) 逆並列接続方式のサイリスタレオナード装置は、たとえ
ば雑誌1安川電機ヨ第36巻第138号(昭和47年第
2号)150〜164頁にも開示されているが、電動機
を正転から逆転、あるいは逆転から正転に切り替えると
きは、サイリスタ完全にオフの状態になったのちに切り
替えを行う必要があり、このため、主回路電流が零にな
ってから正転または逆転方向の電流を供給するまでに切
替安全時間すなわち切替デッドタイムを設けている。
しかるに、この切替デッドタイム内に外部から妨害電圧
が混入すると、必要な時間がとれなくなり電源短絡など
の事故を生じるおそれがある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、このような欠点を解決するため、妨害電圧が
一般に運転指令電圧に比して高い周波数を有することを
利用して、外来妨害電圧の振動を除去し、フリップフロ
ップの状態を維持させるようにしたもので、電動機主回
路が実質的に零電流になったことを検出し、この検出信
号と運転指令信号を入力とする第1のナンド回路、およ
び前記零電流の検出信号と反転した運転指令信号とを入
力とする第2のナンド回路の出力に、それぞれ充電が速
く放電が遅い1次おくれ回路を設けてフリップフロップ
回路に接続するようにしである。
(作 用) このため、電動機電流が零の状態で妨害電圧が入力して
も、フリップフロップ回路の入力が正転指令と逆転指令
の状態を繰り返えすことなく指令された状態を保持し、
妨害電圧による影響をなくして切替デッドタイムを確実
に保たせることができる。
(実施例) 本考案の実施例を図において説明する。
第1図は本考案の実施例を示す接続図で1は商用電源、
2は電動機、3・4・5・6はサイリスタで、電源1が
3相の場合は、3・4は正側サイリスタ3相ブリツジを
、5・6は逆側サイリスタ3相ブリツジをそれぞれ構成
する。
31・41・51・61は各サイリスタ3・4・5・6
の制御ゲートで、電動機2には正転時に実線矢印方向・
逆転時に破線矢印方向の電流がそれぞれ流れる。
7は運転指令信号の入力端子、8は主回路電流検出器、
9は反転増幅器、10は零電流検出器、11・12はナ
ンド回路、13・14は第1および第2の1次おくれ回
路、15・16・17・18は抵抗、19・20はダイ
オード、21・22はコンデンサ、23は記憶機能を有
するフリップフロップ回路、a−bはその入力信号、2
4・25はフリップフロップ回路に設けた充電が遅く放
電が速い時定数回路、26・27はそれぞれ逆転指令・
正転指令を出力する出力端である。
(動 作) いま、電動機2を正転から逆転に切り替える場合につい
て説明する。
1次おくれ回路13・14をそなえていない従来の制御
回路では、第3図に示すように、運転指令信号7が逆転
すなわちrIJになると電動機2は減速し、主回路電流
検出器8の出力が一定値まで低下すると零電流検出器1
0の出力がr□JからrIJに変わる。
このため、ナンド回路11の出力がrOJになり、フリ
ップフロップ回路23の入力信号a−bはrl・1.J
の保持状態からro・IJになり、正転指令27は速い
時定数で101になり、逆転指令26は遅い時定数で切
替デッドタイムtを経てrIJになる。
このため、電動機2は逆転昇速し、零電流検出器10の
出力が101になると、ナンド回路11の出力が111
にもどり、フリップフロップ回路の入力信号a−bは1
1・IJの保持状態になって逆転をつづける。
このような制御において、第4図に示すように運転指令
信号7に妨害電圧Aが加わると、ナンド回路11・12
の出力が変動し、したがってフリップフロップ回路23
の入力信号a−bが0・IJと11・OJの状態を繰り
返えし、正転指令27および逆転指令26が振動して切
り替えが不安定になるだけでなく、妨害電圧Aが終った
時点では正転指令27は直ちにroヨになり、逆転指令
26はrOJ電位より高い電位から立ち上がるため、短
かい時間でrlヨになる。
このため、切替デッドタイムtがとれず、正側サイリス
タ3・4の電荷が残っているうちに逆側サイリスタ5・
6が点弧され短絡を生じる。
しかるに、本考案は、ナンド回路11・12の出力をそ
れぞれ1次おくれ回路13・14を介してフリップフロ
ップ回路23に入力させているため、第2図に示すよう
に妨害電圧Aによりナンド回路11・12の出力信号が
高い周波数で振動するが、ナンド回路11の出力はrI
Jの信号により1次おくれ回路13の小さな抵抗16を
介してコンデンサ21が急速に充電され、出力側P点の
電位がrOJからrIJに変わり、ナンド回路11の出
力が短い期間rOJになってもコンデンサ21の電荷は
大きな抵抗15を介して放電されるので、その時定数が
大きく、P点の電位はr□、、、lにもどることなく1
1Jの状態に保持される。
また、ナンド回路12の出力がroヨに変動しても大き
な抵抗17を介して放電されるため1次おくれ回路14
の出力側Q点の電位は10ヨにならずrIJに保持され
る。
したがって、フリップフロップ回路23の出力信号a−
bは、第1のナンド回路11の出力がr□Jになり、1
次おくれ回路13のP点の電位がrOJに変った時点で
11・Lから10・Lに変わり、妨害電圧が加わっても
、その区間は11・1ヨに保持され、′1・OJの正転
状態にはならない。
このためフリップフロップ回路23の出力は変動するこ
となく、妨害電圧の影響を受けず、円滑な切り替えを行
い、切替デッドタイムtを正常に保つことができる。
(本考案の効果) このように、本考案は主回路電流が実質的に零の期間内
に切り替え方向に応じて一方の出力を変える第1および
第2のナンド回路をそなえ、その出力を立ち下がりが速
く立ち上がりが遅い時定数回路をもったフリップフロッ
プ回路に入力させて切替安全時間を保つようにした可逆
制御器において、ナンド回路とフリップフロップ回路と
の間に、充電が速く放電が遅い1次おくれ回路を介挿し
であるため、切替時に妨害電圧が加わっても、フリップ
フロップ回路を保持状態に保たせることができ、妨害電
圧による誤動作や、不安定な制御を生じることがなく、
十分な切替安全時間を保持し、短絡事故などのおそれが
ない制御を得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す接続図、第2図はその各
部の信号波形図、第3図は従来装置の正常な切り替えを
示す信号波形図、第4図は従来の異状時信号波形図であ
る。 2は電動機、3・4・5・6はサイリスク、7は運転指
令信号、8は主回路電流検出器、9は反転増幅器、10
は零電流検出器、11は第1のナンド回路、12は第2
のナンド回路、13は第1の1次おくれ回路、14は第
2の1次おくれ回路、23はフリップフロップ回路、2
6は逆転指令、27は正転指令である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 サイリスタレオナード制御装置の正転・逆転指令を
    行う可逆制御器において、電動機電流が実質的に零であ
    ることを検出する零電流検出器と、前記零電流検出器の
    出力および運転指令信号を入力とする第1のナンド回路
    と、前記零電流検出器の出力および前記運転指令信号の
    反転信号を入力とする第2のナンド回路と、前記第1お
    よび第2のナンド回路の出力側に接続した充電が速く放
    電の遅い第1および第2の1次おくれ回路とをそなえ、
    前記第1および第2の1次おくれ回路の出力信号を入力
    とし、出力信号の立ち上がりを立ち下がりの時定数に対
    して切替安全時間に応じておそくしたフリップフロップ
    回路を設けたことを特徴とするサイリスタレオナード用
    可逆制御器。 2 前記第1および第2の1次おくれ回路が、それぞれ
    のナンド回路出力端子に、アノード側が接続されたダイ
    オードと前記ダイオードのカソード側に接続された抵抗
    値の小さい抵抗と、アノード側に接続された抵抗値が大
    きい抵抗と、一端が前記両方の抵抗に接続され、他端が
    接地されたコンデンサとから構成されたことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のサイリスタレオ
    ナード用可逆制御器。
JP9324177U 1977-07-11 1977-07-11 サイリスタレオナ−ド用可逆制御器 Expired JPS6011753Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9324177U JPS6011753Y2 (ja) 1977-07-11 1977-07-11 サイリスタレオナ−ド用可逆制御器

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JP9324177U JPS6011753Y2 (ja) 1977-07-11 1977-07-11 サイリスタレオナ−ド用可逆制御器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5419942U JPS5419942U (ja) 1979-02-08
JPS6011753Y2 true JPS6011753Y2 (ja) 1985-04-17

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