JPS6052853A - 電子写真用有機感光体 - Google Patents
電子写真用有機感光体Info
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- JPS6052853A JPS6052853A JP58160498A JP16049883A JPS6052853A JP S6052853 A JPS6052853 A JP S6052853A JP 58160498 A JP58160498 A JP 58160498A JP 16049883 A JP16049883 A JP 16049883A JP S6052853 A JPS6052853 A JP S6052853A
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- barrier layer
- layer
- charge
- dicarboxylic acid
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/06—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
- G03G5/0664—Dyes
- G03G5/0696—Phthalocyanines
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/06—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
- G03G5/0601—Acyclic or carbocyclic compounds
- G03G5/0609—Acyclic or carbocyclic compounds containing oxygen
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- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電子写真用感光体に関するものであ咲詳しくは
新規なポリエステルを電、荷移動層の有効成分トシ、ク
ロルアルミニウムフタロシアニンを電荷発生層の有効成
分とする電子写真用感光体に関するものである。
新規なポリエステルを電、荷移動層の有効成分トシ、ク
ロルアルミニウムフタロシアニンを電荷発生層の有効成
分とする電子写真用感光体に関するものである。
本発明の目的とする所は、すぐれた露光感度特性および
波長特性に加え、すぐれた耐力１１′特性（耐メモリー
性）を有する有機系多層電子写真用感光体を提供するこ
とにある。
波長特性に加え、すぐれた耐力１１′特性（耐メモリー
性）を有する有機系多層電子写真用感光体を提供するこ
とにある。
電子写真用感光体はＣａｒｌｓｏｎの発明（ＵＳＰ−２
，２９１６９１）以来、多くの感光体が開発され、これ
らは無機材料を使用するもの、有機材料を使用するもの
、無機と有機の複合材料を使用するものなどに大別され
ている。特に最近は有機系の材料を使用し、これを複層
構造に構成したいわゆる多層系有機光電導体に関する研
究が活発に行なわれており、例えば特開昭５２−５５６
４３あるいは特開昭４９−１０５５３６にはピラゾリン
化合物とクロルジアンブルーあるいはスクアリリウムと
を組合せたものが提案され、またリコー技術報告書１９
８０（３）等４頁には９−（４−ジエチルアミノスチリ
ル）アントラセンまたはＮ−メチル−Ｎ−フェニルヒド
ラゾノ−３−メチリデン−９−エチルカルバゾールとビ
スアゾ化合物ｍ１組合せたものが電子写真用感光体とし
て有用なことが示されている。
，２９１６９１）以来、多くの感光体が開発され、これ
らは無機材料を使用するもの、有機材料を使用するもの
、無機と有機の複合材料を使用するものなどに大別され
ている。特に最近は有機系の材料を使用し、これを複層
構造に構成したいわゆる多層系有機光電導体に関する研
究が活発に行なわれており、例えば特開昭５２−５５６
４３あるいは特開昭４９−１０５５３６にはピラゾリン
化合物とクロルジアンブルーあるいはスクアリリウムと
を組合せたものが提案され、またリコー技術報告書１９
８０（３）等４頁には９−（４−ジエチルアミノスチリ
ル）アントラセンまたはＮ−メチル−Ｎ−フェニルヒド
ラゾノ−３−メチリデン−９−エチルカルバゾールとビ
スアゾ化合物ｍ１組合せたものが電子写真用感光体とし
て有用なことが示されている。
電子写真用感光体としてこれらを実際に使用する際には
種々の要求性能があり、例えば長期に亘る繰り返し使用
時の耐劣化特性、耐刷性、画像の安定性など多くの要求
特性を満足するため活発な研究が行なわれている。
種々の要求性能があり、例えば長期に亘る繰り返し使用
時の耐劣化特性、耐刷性、画像の安定性など多くの要求
特性を満足するため活発な研究が行なわれている。
我々は電子写真用の光電導材料として、２，６−シメト
キシー９，１０−ジヒドロキシアントラセンを主成分と
するジヒドロキシ化合物とα、ω−ジカルボン酸を主成
分とするジカルボン酸から得られるポリエステルを電荷
移動剤の有効成分とし、これに結晶性のクロルアルミニ
ウムフタロシアニンを電荷発生剤の有効成分とし、加え
るにバリヤ一層としてアルコール可溶性ポリアミドとス
した多層型電子写真感光体が高い感光体特性および高耐
メモリー性を示すことを発見し今回の発明を完成するに
至った。
キシー９，１０−ジヒドロキシアントラセンを主成分と
するジヒドロキシ化合物とα、ω−ジカルボン酸を主成
分とするジカルボン酸から得られるポリエステルを電荷
移動剤の有効成分とし、これに結晶性のクロルアルミニ
ウムフタロシアニンを電荷発生剤の有効成分とし、加え
るにバリヤ一層としてアルコール可溶性ポリアミドとス
した多層型電子写真感光体が高い感光体特性および高耐
メモリー性を示すことを発見し今回の発明を完成するに
至った。
一般にフタロシアニン系顔料を電荷発生剤とする電子写
真用感光体は比較的高感度であり、また、感光領域が広
いためその将来が期待されているが、繰り返し使用時の
劣化、特にメモリー効果に基づく帯電圧の低下が著しく
実用化に際しての大きな障害となっている。この欠点を
改良する目的でフタロシアニン顔料の結着剤中に種々の
変性用成分を添加する方法（例えば、特開昭５４−１４
．７８３’８゜５６−６７８５４．５６−７８８４１．
５６−２２４９３等）また、導電性基板と光電導体の間
に、バリヤ一層を設ける方法（特開昭５３−７６０３６
）などが考案されている。
真用感光体は比較的高感度であり、また、感光領域が広
いためその将来が期待されているが、繰り返し使用時の
劣化、特にメモリー効果に基づく帯電圧の低下が著しく
実用化に際しての大きな障害となっている。この欠点を
改良する目的でフタロシアニン顔料の結着剤中に種々の
変性用成分を添加する方法（例えば、特開昭５４−１４
．７８３’８゜５６−６７８５４．５６−７８８４１．
５６−２２４９３等）また、導電性基板と光電導体の間
に、バリヤ一層を設ける方法（特開昭５３−７６０３６
）などが考案されている。
しかし、これらの方法はいずれも数千回の繰り返し使用
に対する劣化対策としてはそれなりの効果はあるが、数
万回の繰り返し使用にはまだ不充分な結果しか与えない
のが実情である。
に対する劣化対策としてはそれなりの効果はあるが、数
万回の繰り返し使用にはまだ不充分な結果しか与えない
のが実情である。
我々はフタロシアニン系顔料を電荷発生剤として使用す
る電子写真用感光体の開発を目的として精力的な研究を
続けた結果、クロルアルミニウムフタロシアニンの結晶
型を電荷発生剤の有効成分として２，６−シメトキシー
９，１０−ジヒドロキシアントラセンを主成分とするジ
ヒドロキシ化合物と、α、ω−ジカルボン酸を主成分と
するジカルボン酸から得られたポリエステルを用い、こ
れを電荷移動層とし、特定のバリヤ一層を設けた多層系
機能分離型電子写真用感光体が、極めてすぐれた露光感
度および広波長領域感光性を示し、さらには数万回にも
及ぶ繰り返し使用に対しても帯電圧の低下が認められず
また残留電位の上昇も感度の低下も認められないという
極めて高い耐劣化性を示すことを発見した。
る電子写真用感光体の開発を目的として精力的な研究を
続けた結果、クロルアルミニウムフタロシアニンの結晶
型を電荷発生剤の有効成分として２，６−シメトキシー
９，１０−ジヒドロキシアントラセンを主成分とするジ
ヒドロキシ化合物と、α、ω−ジカルボン酸を主成分と
するジカルボン酸から得られたポリエステルを用い、こ
れを電荷移動層とし、特定のバリヤ一層を設けた多層系
機能分離型電子写真用感光体が、極めてすぐれた露光感
度および広波長領域感光性を示し、さらには数万回にも
及ぶ繰り返し使用に対しても帯電圧の低下が認められず
また残留電位の上昇も感度の低下も認められないという
極めて高い耐劣化性を示すことを発見した。
すでによく知られている様に多層系の機能分離型電子写
真感光体を得る場合、各々の電荷発生剤・電荷移動剤の
独自の性能以外に、電荷発生剤と電荷移動剤の組み合わ
せ、さらにはバリヤー剤の組み合せにより、得られる感
光体の性能は著しく変化する。最適な感光体を得るため
には、電荷発生層、電荷移動層、バリヤ一層の間のエネ
ルギーレベル（イオン化ポテンシャル、電子親和力など
）の適切な適合性が必要であり、本発明はこれらの組み
合せを詳細に検討した結果得られたものである。
真感光体を得る場合、各々の電荷発生剤・電荷移動剤の
独自の性能以外に、電荷発生剤と電荷移動剤の組み合わ
せ、さらにはバリヤー剤の組み合せにより、得られる感
光体の性能は著しく変化する。最適な感光体を得るため
には、電荷発生層、電荷移動層、バリヤ一層の間のエネ
ルギーレベル（イオン化ポテンシャル、電子親和力など
）の適切な適合性が必要であり、本発明はこれらの組み
合せを詳細に検討した結果得られたものである。
しかして本発明は、
ａ）電荷移動剤として、２．６−シメトキシー９．１０
−ジヒドロキシアントラセンを主成分とするジヒドロキ
シ化合物と、α、ω−ジカルボン酸を主成分とするジカ
ルボン酸から得られたポリエステルを有効成分とする電
荷移動層 ｂ）電荷発生剤として結晶型のクロルアルミニウムフタ
ロシアニンを有効成分とする電荷発生層Ｃ）バリヤ一層
を有し、このバリヤ一層が、アルコール可溶性ポリアミ
ドとスチレン／マレイン酸ハーフェステル共重合体樹脂
との混合物であり、スチレン／マレイン酸ハーフェステ
ル共重合体樹脂の量がバリヤ一層の１０〜３０重量％を
占めるバリヤ一層であり、導電性支持体上にバリヤ一層
、電荷発生層、電荷移動層の順に積層された電子写真用
有機感光体である。
−ジヒドロキシアントラセンを主成分とするジヒドロキ
シ化合物と、α、ω−ジカルボン酸を主成分とするジカ
ルボン酸から得られたポリエステルを有効成分とする電
荷移動層 ｂ）電荷発生剤として結晶型のクロルアルミニウムフタ
ロシアニンを有効成分とする電荷発生層Ｃ）バリヤ一層
を有し、このバリヤ一層が、アルコール可溶性ポリアミ
ドとスチレン／マレイン酸ハーフェステル共重合体樹脂
との混合物であり、スチレン／マレイン酸ハーフェステ
ル共重合体樹脂の量がバリヤ一層の１０〜３０重量％を
占めるバリヤ一層であり、導電性支持体上にバリヤ一層
、電荷発生層、電荷移動層の順に積層された電子写真用
有機感光体である。
ここで云う２，６−シメトキシー９．１０−ジヒドロキ
シアントラセンとα、ω−ジカルボン酸を主成分とする
ものから得られたポリエステルとは、ジヒドロキシ成分
中の少なくとも８０ ｍｏ！％が２，６−シメトキシー
９，１０−ジヒドロキシアントラセンからなるジヒドロ
キシ化合物、及び、ジカルボン酸成分中の少なくとも８
０ ｍｏ１％がα、ω−ジカルボ／酸であるジカルボン
酸から得られたポリエステルである。α、ω−ジカルボ
ン酸としては、好ましくは炭素数４〜１８、より好まし
くは炭素数６〜１６、最も好ましくは炭素数８〜１４の
ものが使用される。ここで使用される上記主成分以外の
ジヒドロキシ化合物、ジカルボン酸とは、９．１０−ジ
ヒドロキシアントラセン、ヒドロキノン、ビスフェノー
ルＡなどのジヒドロキシ化合物、及びイソフタル酸、テ
レフタル酸などのジカルボン酸を指す。
シアントラセンとα、ω−ジカルボン酸を主成分とする
ものから得られたポリエステルとは、ジヒドロキシ成分
中の少なくとも８０ ｍｏ！％が２，６−シメトキシー
９，１０−ジヒドロキシアントラセンからなるジヒドロ
キシ化合物、及び、ジカルボン酸成分中の少なくとも８
０ ｍｏ１％がα、ω−ジカルボ／酸であるジカルボン
酸から得られたポリエステルである。α、ω−ジカルボ
ン酸としては、好ましくは炭素数４〜１８、より好まし
くは炭素数６〜１６、最も好ましくは炭素数８〜１４の
ものが使用される。ここで使用される上記主成分以外の
ジヒドロキシ化合物、ジカルボン酸とは、９．１０−ジ
ヒドロキシアントラセン、ヒドロキノン、ビスフェノー
ルＡなどのジヒドロキシ化合物、及びイソフタル酸、テ
レフタル酸などのジカルボン酸を指す。
なお、本発明のポリエステルには、耐湿性等の改良のた
めにポリマー末端を上記２，６−シメトキシー９．１０
−ジヒドロキシアントラセン又はα、ω−ジカルボン酸
以外の成分が来るように末゛端処理されたポリエステル
も含まれる。
めにポリマー末端を上記２，６−シメトキシー９．１０
−ジヒドロキシアントラセン又はα、ω−ジカルボン酸
以外の成分が来るように末゛端処理されたポリエステル
も含まれる。
本発明に於ける電荷移動層は上に述べたポリエステルを
電荷移動剤の有効成分とし、必要ならば他の高分子化合
物、例えばポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、ケトン樹
脂、ポリカーボネート、ポリウレタン、シリコン樹脂等
と混合して使用されるが、これらは１種または２種以上
を併用しても差しつかえない。また、電荷移動層中に含
まれる本発明のポリエステルの量は少なくとも６０ｗｔ
％以上が必要である。そして、この電荷移動層は適当な
溶媒、例えばジクロロエタン、トリクロロプロパンの溶
液を塗布・乾燥し厚さが５〜５０μ、望ましくは１０〜
２０μとなる様に製膜される。
電荷移動剤の有効成分とし、必要ならば他の高分子化合
物、例えばポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、ケトン樹
脂、ポリカーボネート、ポリウレタン、シリコン樹脂等
と混合して使用されるが、これらは１種または２種以上
を併用しても差しつかえない。また、電荷移動層中に含
まれる本発明のポリエステルの量は少なくとも６０ｗｔ
％以上が必要である。そして、この電荷移動層は適当な
溶媒、例えばジクロロエタン、トリクロロプロパンの溶
液を塗布・乾燥し厚さが５〜５０μ、望ましくは１０〜
２０μとなる様に製膜される。
電荷移動層の下に設ける電荷発生層は先に述べたようす
結晶型のクロルアルミニウムフタロシアニンな電荷発生
剤の有効成分とするものである。結晶型のクロルアルミ
ニウムフタロシアニンとじてはλ＝１．５４１−８ Ａ
、Ｕ、のＣｕＫ（１放射線を用い２θ±０２度に於て、
第１図の様な回折図を与えるものが使用される。
結晶型のクロルアルミニウムフタロシアニンな電荷発生
剤の有効成分とするものである。結晶型のクロルアルミ
ニウムフタロシアニンとじてはλ＝１．５４１−８ Ａ
、Ｕ、のＣｕＫ（１放射線を用い２θ±０２度に於て、
第１図の様な回折図を与えるものが使用される。
この様な型をもつクロルアルミニウムフタロシアニンは
昇華精製した低結晶性クロルアルミニウムフタロシアニ
ンヲトルエン、キシレン、クロロホルム、ジクロルエタ
ン、トリクロルプロパン等の中に浸漬することによって
得られる。
昇華精製した低結晶性クロルアルミニウムフタロシアニ
ンヲトルエン、キシレン、クロロホルム、ジクロルエタ
ン、トリクロルプロパン等の中に浸漬することによって
得られる。
この様な結晶型をもつクロルアルミニウムフタロシアニ
ンはこれをそのまま蒸着膜とし、あるいは適当な結着剤
、例えば、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレ
タン樹脂と共に細かく分散し溶剤に溶かした溶液として
成膜し電荷発生層とすることが出来る。結着剤を使用す
る場合、フタロシアニン１００重量部に対し、結着剤は
５重量部ないし２００重量部を使用するのが好ましい。
ンはこれをそのまま蒸着膜とし、あるいは適当な結着剤
、例えば、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレ
タン樹脂と共に細かく分散し溶剤に溶かした溶液として
成膜し電荷発生層とすることが出来る。結着剤を使用す
る場合、フタロシアニン１００重量部に対し、結着剤は
５重量部ないし２００重量部を使用するのが好ましい。
そしてその厚さは蒸着成膜の場合４．００〜８００Ｘ、
溶液からの塗布では乾燥厚みが４００〜５μとなる様に
するのが望ましい。
溶液からの塗布では乾燥厚みが４００〜５μとなる様に
するのが望ましい。
さらにこれらの各層に加え電荷発生層と導電性支持体の
間にバリヤ一層を設ける。
間にバリヤ一層を設ける。
この様なバリヤ一層として従来、種々のものが検討され
ているが、クロルアルミニウムフタロシアニンを電荷発
生層とする多層系有機光電導体は特に長期間のくり返し
使用に対する疲労が著しく、これまでに検討されたバリ
ヤ一層では実用的な性能をもつ感光体は得られていない
のが実状である。
ているが、クロルアルミニウムフタロシアニンを電荷発
生層とする多層系有機光電導体は特に長期間のくり返し
使用に対する疲労が著しく、これまでに検討されたバリ
ヤ一層では実用的な性能をもつ感光体は得られていない
のが実状である。
我々は結晶型のクロルアルミニウムフタロシアニンを電
荷発生層の有効成分とし、２，６−シメトキシー９，１
０−ジヒドロキシアントラセンと、α、ω−ジカルボン
酸を主成分とするジカルボン酸から得られたポリエステ
ルを電荷移動層の有効成分とする多層系有機感光体の疲
労特性を向上するためのバリヤ一層について種々検討し
た結果、アルコール可溶性のポリアミドとスチレン／マ
レイン酸共重合体の混合物をバリヤ一層とすると著しく
疲労特性が向上し、実用的な感光体として十分使用出来
ることを見出し、本発明に到達した。
荷発生層の有効成分とし、２，６−シメトキシー９，１
０−ジヒドロキシアントラセンと、α、ω−ジカルボン
酸を主成分とするジカルボン酸から得られたポリエステ
ルを電荷移動層の有効成分とする多層系有機感光体の疲
労特性を向上するためのバリヤ一層について種々検討し
た結果、アルコール可溶性のポリアミドとスチレン／マ
レイン酸共重合体の混合物をバリヤ一層とすると著しく
疲労特性が向上し、実用的な感光体として十分使用出来
ることを見出し、本発明に到達した。
溶性ポリアミドと、スチレン／マレイン−共重合可溶性
ポリアミドとはメタノール、エタノール、プロパツール
などのアルコール、トリクロルエチレン、■、１．１−
トリクロルエタン、クロロホルムなどのハロゲン化溶剤
あるいはアルコールとハロゲン化溶剤との混合液に可溶
のポリアミド樹脂を指し、例えばナイロン６／６，６、
ナイロン６／１１、ナイロン６／６，６／１１、ナイロ
ン６／６ 、６／６ 、 ｌ’０．６／６．６／ビス（
４−アミノシ久ロヘキシル）メタン−６共重合体などを
指すものである。
ポリアミドとはメタノール、エタノール、プロパツール
などのアルコール、トリクロルエチレン、■、１．１−
トリクロルエタン、クロロホルムなどのハロゲン化溶剤
あるいはアルコールとハロゲン化溶剤との混合液に可溶
のポリアミド樹脂を指し、例えばナイロン６／６，６、
ナイロン６／１１、ナイロン６／６，６／１１、ナイロ
ン６／６ 、６／６ 、 ｌ’０．６／６．６／ビス（
４−アミノシ久ロヘキシル）メタン−６共重合体などを
指すものである。
スチレン／マレイン酸ハーフェステル共重合体樹脂とし
ては１０〜２０ ｍｏ１％てマレイン酸ノ・−フエステ
ルであるのが好ましく、ノ・−フエステルのうちメチル
または／およびエチルハーフェステルが好ましい。
ては１０〜２０ ｍｏ１％てマレイン酸ノ・−フエステ
ルであるのが好ましく、ノ・−フエステルのうちメチル
または／およびエチルハーフェステルが好ましい。
そしてこの共重合体はバリヤ一層の樹脂ブレンド中の１
０〜３０重量％の配合で存在するのが望ましく、１０重
量％未満では疲労向上性は弱く、３０重量％を超えると
帯電能が低下し好ましくない。
０〜３０重量％の配合で存在するのが望ましく、１０重
量％未満では疲労向上性は弱く、３０重量％を超えると
帯電能が低下し好ましくない。
これらの混合方法はメタノールに溶解し、寸分均一な溶
液となる様攪拌する。これを導電性基板上に塗布するに
はメタノール中に２重量％の溶液となる様溶解し乾燥厚
みが００４〜０．１ ｔｔとなる様塗布する。
液となる様攪拌する。これを導電性基板上に塗布するに
はメタノール中に２重量％の溶液となる様溶解し乾燥厚
みが００４〜０．１ ｔｔとなる様塗布する。
さらに加え、感光体の耐機械的特性を向上する目的で電
荷移動層の上に保護層を設けることが出来、この保護層
にはニトロセルローズ、ポリウレタン、ポリアミド、フ
ッ素樹脂等が使用出来る。
荷移動層の上に保護層を設けることが出来、この保護層
にはニトロセルローズ、ポリウレタン、ポリアミド、フ
ッ素樹脂等が使用出来る。
以下実施例により本発明を説明する。
実施例１
厚さ１００μのアルミニウムシート上に、共重合ナイロ
ン（東し製ＣＭ４００１ ） ７５重量部、スチレン／
マレイン酸メチルノ）−フエステル共重合体樹脂ＣＢＡ
ｓｐ社製スプラパールＡＰ２０、マレイン酸ハーフェス
テル含量１７ ｍａ！％）２５重量部を混合し、２重量
％となる様メタノールに溶解し、乾燥厚みが０．０６μ
の塗膜を作成した。この上にクロルアルミニウムフタロ
シアニンヲ１０ ’ Ｔｏｒｒで蒸着し、厚さ０１μの
蒸着膜を得た。蒸着膜−をトリクロロプロパン中に５分
間浸漬し、結晶化を完結させた。この上に２．６−シメ
トキシー９゜１０−ジヒドロキシアントラセンとドデカ
ンニ酸から得られたポリエステル４５重量部をトリクロ
ロプロパン９００重量部に８０゛Ｃで溶解した溶液を塗
布し乾燥厚みが１５μとなる様塗布した。作成した感光
体の特性は以下のような方法で測定した。
ン（東し製ＣＭ４００１ ） ７５重量部、スチレン／
マレイン酸メチルノ）−フエステル共重合体樹脂ＣＢＡ
ｓｐ社製スプラパールＡＰ２０、マレイン酸ハーフェス
テル含量１７ ｍａ！％）２５重量部を混合し、２重量
％となる様メタノールに溶解し、乾燥厚みが０．０６μ
の塗膜を作成した。この上にクロルアルミニウムフタロ
シアニンヲ１０ ’ Ｔｏｒｒで蒸着し、厚さ０１μの
蒸着膜を得た。蒸着膜−をトリクロロプロパン中に５分
間浸漬し、結晶化を完結させた。この上に２．６−シメ
トキシー９゜１０−ジヒドロキシアントラセンとドデカ
ンニ酸から得られたポリエステル４５重量部をトリクロ
ロプロパン９００重量部に８０゛Ｃで溶解した溶液を塗
布し乾燥厚みが１５μとなる様塗布した。作成した感光
体の特性は以下のような方法で測定した。
感度；川口電機製ペーパーアナライザー５Ｐ−４２８に
より−５，５ｋＶで負帯電し２０ノＸの光を照射し帯電
圧が１／／２まで減少する時間から半減露光量感度Ｅ
（１ｘ−ｓｅｃ ）をめる。
より−５，５ｋＶで負帯電し２０ノＸの光を照射し帯電
圧が１／／２まで減少する時間から半減露光量感度Ｅ
（１ｘ−ｓｅｃ ）をめる。
め
また、エネルギー感度は分光フィルターにより分光され
た０３μＷ／ｍ”の光を照射し、半減露光エネルギー感
度（μＪ／ｅｒａ” ）をめる。
た０３μＷ／ｍ”の光を照射し、半減露光エネルギー感
度（μＪ／ｅｒａ” ）をめる。
また、繰り返し特性の評価は−５，５ｋＶ、コロナ線速
度２０Ｔｎ／ｍ１ｎで帯電させ、５００ Ａｘの光を０
．５秒照射する。この操作を２．５秒／ ｃｙ’ｃ／ｅ
の繰り返しで反覆した後、帯電圧、残留電圧、感度の劣
化を測定する。結果を表１に示す。
度２０Ｔｎ／ｍ１ｎで帯電させ、５００ Ａｘの光を０
．５秒照射する。この操作を２．５秒／ ｃｙ’ｃ／ｅ
の繰り返しで反覆した後、帯電圧、残留電圧、感度の劣
化を測定する。結果を表１に示す。
表１
実施例２
実７１１１のクロルアルミニウムフタロシアニン蒸着膜
に代り、クロルアルミニウムフタロシアニン１重量部、
アクリル樹脂（デュポン製、エルバサイト２０４５ ）
１重量部、クロロホルム２ｏｏ重量部をボールミル中
で一昼夜粉砕、分散させ、分散溶液を作成した。この分
散液を塗布し乾燥厚み０．１μの電荷発生層とし、感光
体を作成し、その特性を測定した。結果を表２に示す。
に代り、クロルアルミニウムフタロシアニン１重量部、
アクリル樹脂（デュポン製、エルバサイト２０４５ ）
１重量部、クロロホルム２ｏｏ重量部をボールミル中
で一昼夜粉砕、分散させ、分散溶液を作成した。この分
散液を塗布し乾燥厚み０．１μの電荷発生層とし、感光
体を作成し、その特性を測定した。結果を表２に示す。
表２
実施例３
実施例１に於けるドデカンニ酸の代りにブラシル酸から
得られたポリエステルを用いて、同様に感光体を作成し
、その特性を測定した。結果を表３に示す。
得られたポリエステルを用いて、同様に感光体を作成し
、その特性を測定した。結果を表３に示す。
比較例１
比較例としてバリヤ一層にポリアミド（東し製ＣＭ４０
０１ ）のみを用い、０．０６μのバリヤ一層を設け、
他は実施例１と同様な感光体を作成し、その特性を測定
した。結果を表４に示す。
０１ ）のみを用い、０．０６μのバリヤ一層を設け、
他は実施例１と同様な感光体を作成し、その特性を測定
した。結果を表４に示す。
表４
比較例２．３
実施例２に於てバリヤ一層中のスチレン／マレイン酸メ
チルハーフェステル共重合体を全体の９重量％、３１重
量％としたものを作成し、感光体とした。９重量％のも
のは２万回後の繰り返しにより、疲労が著しく感度の測
定が不可能となった。
チルハーフェステル共重合体を全体の９重量％、３１重
量％としたものを作成し、感光体とした。９重量％のも
のは２万回後の繰り返しにより、疲労が著しく感度の測
定が不可能となった。
９重量％のものの結果を表５に示す。
表５
又、３１重量％のものは初期帯電位が４００Ｖと低く又
、残留電位１００ｖであり、１万回後の繰り返しで表面
帯電位が２５０■まで低下し、感度測定は不可能となっ
た。
、残留電位１００ｖであり、１万回後の繰り返しで表面
帯電位が２５０■まで低下し、感度測定は不可能となっ
た。
第１図は結晶型のクロルアルミニウムフタロシアニンの
Ｘ線回折図である。 出願人 旭化成工業株式会社 代理人 豊５ 日 善 雄
Ｘ線回折図である。 出願人 旭化成工業株式会社 代理人 豊５ 日 善 雄
Claims (1)
- （１） ａ） ｍＷ移動剤として２，６−シメトキシー
９、ＩＯ−ジヒドロキシアントラセンを主成分とするジ
ヒドロキシ化合物と、α、ω−ジカルボン酸を主成分と
するジカルボン酸から得られたポリエステルを有効成分
とする電荷移動層 ｂ）宵、倚発生剤として結晶型のクロルアルミニウムフ
タロシアニンを有効成分とする電荷発生層Ｃ）バリヤ一
層 を有し、このバリヤ一層がアルコール可溶性ポリアミド
とスチレン／マレイン酸ハーフェステル共重合体樹脂と
の混合物でありスチレン／マレイン酸ハーフェステル共
重合体樹脂の量がバリヤ一層の１０〜３０重量％を占め
るバリヤ一層であり、導電性支持体上にバリヤ一層、電
荷発生層、電荷移動層の順に積層された電子写真用感光
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58160498A JPS6052853A (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 電子写真用有機感光体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58160498A JPS6052853A (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 電子写真用有機感光体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6052853A true JPS6052853A (ja) | 1985-03-26 |
Family
ID=15716232
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58160498A Pending JPS6052853A (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 電子写真用有機感光体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6052853A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61258258A (ja) * | 1985-05-13 | 1986-11-15 | Ricoh Co Ltd | 電子写真感光体 |
| JPS62163060A (ja) * | 1986-01-13 | 1987-07-18 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 電荷発生層およびそれよりなる電子写真感光体 |
| JPS6343155A (ja) * | 1986-08-11 | 1988-02-24 | Asahi Chem Ind Co Ltd | フタロシアニン化合物を用いた電子写真用感光体 |
| JPS63190612A (ja) * | 1987-02-02 | 1988-08-08 | Mitsubishi Mining & Cement Co Ltd | ガスからのアルカリ回収装置 |
-
1983
- 1983-09-02 JP JP58160498A patent/JPS6052853A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61258258A (ja) * | 1985-05-13 | 1986-11-15 | Ricoh Co Ltd | 電子写真感光体 |
| JPS62163060A (ja) * | 1986-01-13 | 1987-07-18 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 電荷発生層およびそれよりなる電子写真感光体 |
| JPS6343155A (ja) * | 1986-08-11 | 1988-02-24 | Asahi Chem Ind Co Ltd | フタロシアニン化合物を用いた電子写真用感光体 |
| JPH0469952B2 (ja) * | 1986-08-11 | 1992-11-09 | Asahi Chemical Ind | |
| JPS63190612A (ja) * | 1987-02-02 | 1988-08-08 | Mitsubishi Mining & Cement Co Ltd | ガスからのアルカリ回収装置 |
| JPH0558764B2 (ja) * | 1987-02-02 | 1993-08-27 | Mitsubishi Materials Corp |
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