JPS6051299A - トンネル工事におけるコンクリート壁形成方法とその形成装置 - Google Patents
トンネル工事におけるコンクリート壁形成方法とその形成装置Info
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- JPS6051299A JPS6051299A JP58159237A JP15923783A JPS6051299A JP S6051299 A JPS6051299 A JP S6051299A JP 58159237 A JP58159237 A JP 58159237A JP 15923783 A JP15923783 A JP 15923783A JP S6051299 A JPS6051299 A JP S6051299A
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- Japan
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- concrete
- tunnel
- holding device
- filling space
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- Coating Apparatus (AREA)
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
- Spray Control Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はトンネル工事において、掘削したトンネルの内
周面にコンクリート壁を一次Yp工(形成)する方法と
その装置に関する。
周面にコンクリート壁を一次Yp工(形成)する方法と
その装置に関する。
従来、この種コンクリート壁を一次覆工する方法として
は吹付法がある。これは掘削したトネルの内周面に一次
吹付用のコンクリートをノズルから直接吹伺けるように
したものである。
は吹付法がある。これは掘削したトネルの内周面に一次
吹付用のコンクリートをノズルから直接吹伺けるように
したものである。
しかしこの方法では吹付られるコンクリートが30〜6
0%もはね返るため吹伺効率が非常に悪い。また従来は
吹付けたコンクリートを迅速に硬化させるため、コンク
リートに急結剤を入れているが、従来の吹付工法ではは
ね返りが多いためコンクリートだけでなく高価な急結剤
も無駄になり極めて不経済であるという欠点もあった。
0%もはね返るため吹伺効率が非常に悪い。また従来は
吹付けたコンクリートを迅速に硬化させるため、コンク
リートに急結剤を入れているが、従来の吹付工法ではは
ね返りが多いためコンクリートだけでなく高価な急結剤
も無駄になり極めて不経済であるという欠点もあった。
本発明は吹付けるコンクリートを自己保持でき程度に硬
化するまで一時的に保持してコンクリートのはね返りを
防止し、これにより吹付作業の能率を向上させると共に
コンクリートと高価な急結剤の無駄を節減し、しかも滑
らかなコンクリートの仕上り面が得られるようにしたも
のである。
化するまで一時的に保持してコンクリートのはね返りを
防止し、これにより吹付作業の能率を向上させると共に
コンクリートと高価な急結剤の無駄を節減し、しかも滑
らかなコンクリートの仕上り面が得られるようにしたも
のである。
以下本発明の各種実施例を図面に基づき説明する。
特許請求の範囲第1項に記載の発明は第1図に示すよう
に、掘削されたトンネルlの内周面2にコンクリート保
持装置3を対向させてトンネルの内周面2とコンクリー
ト保持装置3との間にコンクリート充填空間4を形成し
、このコンクリート充填空間4にコンクリート供給装置
の供給部(ノズル)5からコンクリート6を充填する。
に、掘削されたトンネルlの内周面2にコンクリート保
持装置3を対向させてトンネルの内周面2とコンクリー
ト保持装置3との間にコンクリート充填空間4を形成し
、このコンクリート充填空間4にコンクリート供給装置
の供給部(ノズル)5からコンクリート6を充填する。
次に、充填されたコンクリート6が自己保持できるまで
硬化してからコンクリート保持装M3をトンネルの内周
面2の径方向(第1図の矢印方向)に移動させてトンネ
ルの内周面2とコンクリート保持装置3との間に新たに
コンクリート充填空間4を形成し、このコンクリート充
填空間4にコンクリート6を充填する。以後コンクリー
ト保持装置3の間欠移動とコンクリートの充填を繰返し
て、トンネルの内周面2の径方向全体にコンクリート壁
7を連続的に形成するようにしたものである。
硬化してからコンクリート保持装M3をトンネルの内周
面2の径方向(第1図の矢印方向)に移動させてトンネ
ルの内周面2とコンクリート保持装置3との間に新たに
コンクリート充填空間4を形成し、このコンクリート充
填空間4にコンクリート6を充填する。以後コンクリー
ト保持装置3の間欠移動とコンクリートの充填を繰返し
て、トンネルの内周面2の径方向全体にコンクリート壁
7を連続的に形成するようにしたものである。
トンネル1の内周面2の径方向全体にコンクリート壁を
形成し終えたら、コンクリート保持装置3をトンネル1
の掘削方向へ移動させてコンクリート充填空間4の形成
、当該充填空間4へのコンクリート6の充填を順次繰返
してトンネルの掘削方向にコンクリート壁を形成する。
形成し終えたら、コンクリート保持装置3をトンネル1
の掘削方向へ移動させてコンクリート充填空間4の形成
、当該充填空間4へのコンクリート6の充填を順次繰返
してトンネルの掘削方向にコンクリート壁を形成する。
この場合、コンクリート保持装置3とコンクリート供給
装置の供給部5とを第1図に示すトンネルの内周面2の
一方の側壁上部itから天端部12を経て他方の側壁下
部13まで連続的に移動させるのが望ましい。しかしこ
れが無理な場合はコンクリート保持装置3とコンクリー
ト供給装置の供給部5とをトンネルの内周面2の一方の
側壁下部11から天端部12まで移動させてトンネル1
の左半分にコンクリート壁7を形成し、次にコンクリー
ト保持装置3とコンクリート供給装置の供給部5とをト
ンネルの内周面2の反対側の側壁下部13から天端部1
2まで移動させてトンネル1の右半分にコンクリート壁
7を形成するようにしてもよい。
装置の供給部5とを第1図に示すトンネルの内周面2の
一方の側壁上部itから天端部12を経て他方の側壁下
部13まで連続的に移動させるのが望ましい。しかしこ
れが無理な場合はコンクリート保持装置3とコンクリー
ト供給装置の供給部5とをトンネルの内周面2の一方の
側壁下部11から天端部12まで移動させてトンネル1
の左半分にコンクリート壁7を形成し、次にコンクリー
ト保持装置3とコンクリート供給装置の供給部5とをト
ンネルの内周面2の反対側の側壁下部13から天端部1
2まで移動させてトンネル1の右半分にコンクリート壁
7を形成するようにしてもよい。
この場合コンクリート供給装置の供給部5が第1図に示
すようにコンクリート保持装置3の上方にあると、トン
ネルの内周面2の天端部12にコンクリート6を充填す
る場合、先に形成したコンクリート壁7が邪魔になって
コンクリート供給装置の供給部5から天端部12にコン
クリート6を充填することができない。そこで天端部1
2にコンクリート6を充填する場合は第2図に示すよう
にコンクリート保持装置3のコンクリート供給装置の供
給部側14を下方に傾斜させてコンクリート充填口15
を形成し、そこからコンクリート6を充填するようにす
る。
すようにコンクリート保持装置3の上方にあると、トン
ネルの内周面2の天端部12にコンクリート6を充填す
る場合、先に形成したコンクリート壁7が邪魔になって
コンクリート供給装置の供給部5から天端部12にコン
クリート6を充填することができない。そこで天端部1
2にコンクリート6を充填する場合は第2図に示すよう
にコンクリート保持装置3のコンクリート供給装置の供
給部側14を下方に傾斜させてコンクリート充填口15
を形成し、そこからコンクリート6を充填するようにす
る。
これにより形成される天端部12のコンクリート壁7は
第2図のように、コンクリ−1・充填口15側が反対側
より下方に突出する。この突出部16は工事に支障を来
すようであれば後で除去すればよい。
第2図のように、コンクリ−1・充填口15側が反対側
より下方に突出する。この突出部16は工事に支障を来
すようであれば後で除去すればよい。
本発明で使用するコンクリ−1・保持装置3の一例とし
て第5図に示すものは、側板1日、17間に駆動軸18
と巻軸19とを設け、ベルト支持体20の外側から両軸
18.19間にベルト21を巻き、駆動軸18をモータ
等の駆動装置22により回転させるとベル)21がその
軸18に巻取られるようにしである。またベル)21の
背面側にはワイヤブラシ等のベルトクリーナ23を設け
て、ベルト21が巻取られるときとにベルトクリーナ2
3に摺接してベルト21の汚れや付着物が除去されるよ
うにしである。ベル)21は巻戻しできるようにするの
がよい。
て第5図に示すものは、側板1日、17間に駆動軸18
と巻軸19とを設け、ベルト支持体20の外側から両軸
18.19間にベルト21を巻き、駆動軸18をモータ
等の駆動装置22により回転させるとベル)21がその
軸18に巻取られるようにしである。またベル)21の
背面側にはワイヤブラシ等のベルトクリーナ23を設け
て、ベルト21が巻取られるときとにベルトクリーナ2
3に摺接してベルト21の汚れや付着物が除去されるよ
うにしである。ベル)21は巻戻しできるようにするの
がよい。
コンクリート保持装置3の他側として第6図に示すもの
は、側板16.17間に駆動軸18と巻軸19とを設け
、ベルト支持体20の外側から両軸18.19間にエン
ドレスベルト24を巻き、駆動軸18をモータ等の駆動
装置22により回転させるとエンドレスベルト24が駆
動軸18に巻取られるようにし、更にエンドレスベルト
24の背面側にワイヤブラシ等のベルトクリーナ23、
剥離剤スプレィ装置25を設けたものである。
は、側板16.17間に駆動軸18と巻軸19とを設け
、ベルト支持体20の外側から両軸18.19間にエン
ドレスベルト24を巻き、駆動軸18をモータ等の駆動
装置22により回転させるとエンドレスベルト24が駆
動軸18に巻取られるようにし、更にエンドレスベルト
24の背面側にワイヤブラシ等のベルトクリーナ23、
剥離剤スプレィ装置25を設けたものである。
ベルトクリーナ23はエンドレスベルト24が巻取られ
るときとにベルトクリーナ23に摺接してエンドレスベ
ルト24の汚れや付着物が除去されるようにしである。
るときとにベルトクリーナ23に摺接してエンドレスベ
ルト24の汚れや付着物が除去されるようにしである。
このとき剥離剤スプレィ装置25から剥離剤がスプレィ
されて、エンドレスベルト24に付着している汚れや付
着物がより良く除去されるようにしである。
されて、エンドレスベルト24に付着している汚れや付
着物がより良く除去されるようにしである。
コンクリート保持装置3、コンクリート供給装置の供給
部5は第7図のように支持アーム26に取付で7ツタチ
メント27を形成しである。
部5は第7図のように支持アーム26に取付で7ツタチ
メント27を形成しである。
コンクリート保持装置3は支持アーム26に回転自在な
るよう取付けてシリンダ28のアーム29の伸縮により
同図の矢印イー口方向に回動自在なるようにしである。
るよう取付けてシリンダ28のアーム29の伸縮により
同図の矢印イー口方向に回動自在なるようにしである。
コンクリート供給装置の供給部5は支持アーム26にL
字状のアーム30を介して取イ・jけ、第7図口に示す
ように揺動装置31により支持アーム26の軸線x−X
の左右に首振りできるようにしである。
字状のアーム30を介して取イ・jけ、第7図口に示す
ように揺動装置31により支持アーム26の軸線x−X
の左右に首振りできるようにしである。
そして第3図に示すものは第7図のアタッチメント27
を土木機械等の移動体32の支持体8の先端に取付けて
、その支持体8をトンネルlの径方向に回動させること
によりコンクリート保持装W3及びコンクリート供給装
置の供給部5が同方向にI!liJ動するようにし、ま
た支持体8を伸縮させるとトンネルの内周面2とコンク
リ−1・保持装置3との間のコンクリート充填空間4の
間隔がWR節されるようにしである。
を土木機械等の移動体32の支持体8の先端に取付けて
、その支持体8をトンネルlの径方向に回動させること
によりコンクリート保持装W3及びコンクリート供給装
置の供給部5が同方向にI!liJ動するようにし、ま
た支持体8を伸縮させるとトンネルの内周面2とコンク
リ−1・保持装置3との間のコンクリート充填空間4の
間隔がWR節されるようにしである。
第4図に示すものは第7図に示すアタッチメント27を
トンネル1内に配置したガイドフレーム9の支持部32
に支持させ、支持部33をトンネルの内周面2と相似形
に湾曲し、この支持部33に沿ってアタッチメント27
を移動きせると、コンクリート保持装置3及びコンクリ
ート供給装置の供給部5がトンネルの内周面2に沿って
回動するようにしである。また支持部33を昇降させる
ことによりトンネルの内周面2とコンクリート保持装置
3との間のコンクリート充填空間4の間隔を調節できる
ようにしである。
トンネル1内に配置したガイドフレーム9の支持部32
に支持させ、支持部33をトンネルの内周面2と相似形
に湾曲し、この支持部33に沿ってアタッチメント27
を移動きせると、コンクリート保持装置3及びコンクリ
ート供給装置の供給部5がトンネルの内周面2に沿って
回動するようにしである。また支持部33を昇降させる
ことによりトンネルの内周面2とコンクリート保持装置
3との間のコンクリート充填空間4の間隔を調節できる
ようにしである。
第3図のコンクリート成形装置を使用するには移動体3
2をトンネル内の所定位置に移動させると共に移動体3
2の支持体8を操作して、支持体8に取付であるとコン
クリート保持装置3をトンネルの内周面2に対向させて
コンクリート保持装置3とトンネルの内周面2との間に
コンクリート充填空間4を形成し、そこにコンクリート
供給装置の供給部5からコンクリート6を充填すればよ
い。
2をトンネル内の所定位置に移動させると共に移動体3
2の支持体8を操作して、支持体8に取付であるとコン
クリート保持装置3をトンネルの内周面2に対向させて
コンクリート保持装置3とトンネルの内周面2との間に
コンクリート充填空間4を形成し、そこにコンクリート
供給装置の供給部5からコンクリート6を充填すればよ
い。
充填したコンクリート6が自己保持できる程度に硬化し
たら、移動体32の支持体8を第3図の矢印方向に回動
させて支持体8に取付であるコンクリート保持装置3及
びコンクリート供給装置の供給部5を上方にずらしてコ
ンクリート保持装置3とトンネルの内周面2との間に新
たなコンクリート充填空間4を形成し、ここにコンクリ
ート供給装置の供給部5からコンクリート充填空間4に
コンクリート6を充填すればよい。
たら、移動体32の支持体8を第3図の矢印方向に回動
させて支持体8に取付であるコンクリート保持装置3及
びコンクリート供給装置の供給部5を上方にずらしてコ
ンクリート保持装置3とトンネルの内周面2との間に新
たなコンクリート充填空間4を形成し、ここにコンクリ
ート供給装置の供給部5からコンクリート充填空間4に
コンクリート6を充填すればよい。
以下この操作を繰返してトンネルの内周面2にコンクリ
ート壁7を形成する。
ート壁7を形成する。
なお天端部12にコンクリート壁を形成するには第2図
に示すようにコンクリ−1・保持装置3のコンクリート
供給装置の供給部側14を下方に傾斜させてコンクリー
ト充填口15を形成し、そこからコンクリート6を充填
する。
に示すようにコンクリ−1・保持装置3のコンクリート
供給装置の供給部側14を下方に傾斜させてコンクリー
ト充填口15を形成し、そこからコンクリート6を充填
する。
第4図のコンクリート成形装置を使用するには、ガイド
フレーム9に取付た駆動体34によりアッタチメント2
7をガイドフレーム9の支持部33に沿って移動させ、
コンクリート保持装置3をトンネルの内周面2の所定位
置に対向させて、コンクリート保持装置3とトンネルの
内周面2との間にコンクリート充填空間4を形成し、コ
ンクリート供給装置の供給部5からコンクリート充填空
間4にコンクリート6を充填すればよい。
フレーム9に取付た駆動体34によりアッタチメント2
7をガイドフレーム9の支持部33に沿って移動させ、
コンクリート保持装置3をトンネルの内周面2の所定位
置に対向させて、コンクリート保持装置3とトンネルの
内周面2との間にコンクリート充填空間4を形成し、コ
ンクリート供給装置の供給部5からコンクリート充填空
間4にコンクリート6を充填すればよい。
充填したコンクリート6が自己保持できる程度に硬化し
たら、ガイドフレーム9の支持部33に取付であるコン
クリート保持装置3を上方にずらして同装置3とトンネ
ルの内周面2との間に新たなコンクリート充填空間4を
形成し、ここにコンクリート供給装置の供給部5からコ
ンクリート充填空間4にコンクリート6を充填すればよ
い。
たら、ガイドフレーム9の支持部33に取付であるコン
クリート保持装置3を上方にずらして同装置3とトンネ
ルの内周面2との間に新たなコンクリート充填空間4を
形成し、ここにコンクリート供給装置の供給部5からコ
ンクリート充填空間4にコンクリート6を充填すればよ
い。
以下この操作を繰返してトンネルの内周面2にコンクリ
ート壁7を形成する。
ート壁7を形成する。
以上のように本願の特許請求の範囲第1項に記載の発明
は、掘削されたトンネルlの内周面2とコンクリート保
持装置3との間のコンクリート充填空間4にコンクリー
ト6を充填して、充填されるコンクリ−1・6が自己保
持できる程度に硬化するまで仮保持するようにしたもの
であるため、コンクリート6のはね返りがほとんどなく
、従ってコンクリート壁7の形成作業が著しく向上し、
またコンクリート6が無駄にならないため経済的でもあ
り、しかもコンクリートに入れる急結剤が少なくてすむ
ためより一層経済的になる。
は、掘削されたトンネルlの内周面2とコンクリート保
持装置3との間のコンクリート充填空間4にコンクリー
ト6を充填して、充填されるコンクリ−1・6が自己保
持できる程度に硬化するまで仮保持するようにしたもの
であるため、コンクリート6のはね返りがほとんどなく
、従ってコンクリート壁7の形成作業が著しく向上し、
またコンクリート6が無駄にならないため経済的でもあ
り、しかもコンクリートに入れる急結剤が少なくてすむ
ためより一層経済的になる。
またコンクリート6が自′己保持できる程度まで硬化し
てからコンクリート保持装置3をトンネルの内周面2の
径方向に移動させて新たにコンクリート充填空間4を形
成し、このコンクリート充填空間4ヘコンクリート6を
充填し、これを繰返すだけでトンネルの内周面2の径方
向へコンクリート壁7を連続的に形成することができ、
更にコンクリート保持装置3をトンネルの掘削方向に移
動させてトンネルの内周面2の径方向へコンクリート壁
7を形成する場合と同様にコンクリート充填空間4ヘコ
ンクリート6を充填するだけでトンネルの掘削方向にも
容易にコンクリート壁7を連続的に形成することができ
るためコンクリート壁7の形成作業が非常に容易になる
。
てからコンクリート保持装置3をトンネルの内周面2の
径方向に移動させて新たにコンクリート充填空間4を形
成し、このコンクリート充填空間4ヘコンクリート6を
充填し、これを繰返すだけでトンネルの内周面2の径方
向へコンクリート壁7を連続的に形成することができ、
更にコンクリート保持装置3をトンネルの掘削方向に移
動させてトンネルの内周面2の径方向へコンクリート壁
7を形成する場合と同様にコンクリート充填空間4ヘコ
ンクリート6を充填するだけでトンネルの掘削方向にも
容易にコンクリート壁7を連続的に形成することができ
るためコンクリート壁7の形成作業が非常に容易になる
。
次に本願の特許請求の範囲第2項に記載の発明は、コン
クリート保持装M3とコンクリート供給装置の供給部5
とを取付けたアッタチメント27を土木作業車など等の
移動体32の支持体(アーム)8に取付て支持体8をト
ンネルの内周面2の径方向へ回動させるだけでトンネル
の内周面2の径方向に容易にコンクリート充填空間4を
形成することができ、しかもコンクリート充填空間4の
間隔を調整自在としであるためそこにコンクリートを充
填するだけで所望とする厚さのコンクリート壁7を容易
に且つ経済的に形成することができる。
クリート保持装M3とコンクリート供給装置の供給部5
とを取付けたアッタチメント27を土木作業車など等の
移動体32の支持体(アーム)8に取付て支持体8をト
ンネルの内周面2の径方向へ回動させるだけでトンネル
の内周面2の径方向に容易にコンクリート充填空間4を
形成することができ、しかもコンクリート充填空間4の
間隔を調整自在としであるためそこにコンクリートを充
填するだけで所望とする厚さのコンクリート壁7を容易
に且つ経済的に形成することができる。
またコンクリート供給装置の供給部5をコンクリート保
持装置3の巾方向に首振自在としてコンクリート充填空
間4への供給角度を調節自在なるようにしであるためコ
ンクリート充填゛空間4の充填口の向きが多少変化して
もコンクリート充填空間4へ容易にコンクリート6を充
填することができ、しかもコンクリート保持装置3のr
tJ方向全体にまんべんなくコンクリートを充填するこ
ともできる。
持装置3の巾方向に首振自在としてコンクリート充填空
間4への供給角度を調節自在なるようにしであるためコ
ンクリート充填゛空間4の充填口の向きが多少変化して
もコンクリート充填空間4へ容易にコンクリート6を充
填することができ、しかもコンクリート保持装置3のr
tJ方向全体にまんべんなくコンクリートを充填するこ
ともできる。
次に、本願の特許請求の範囲第3項に記載の発明は、コ
ンクリート保持装置3とコンクリート供給装置の供給部
5とを取付けたアッタチメント27をトンネル内に設置
するガイドフレーム9に取イ1けて、アッタチメント2
7をガイドフレーム9に沿って移動させることによりト
ンネルの内周面2の径方向に容易にコンクリ−1・充填
空間4を形成することができ、しかもコンクリ−1・充
填空間4の間隔を調整自在としであるため所望とする厚
さのコンクリート壁7を容易に且つ経済的に形成するこ
とができる。
ンクリート保持装置3とコンクリート供給装置の供給部
5とを取付けたアッタチメント27をトンネル内に設置
するガイドフレーム9に取イ1けて、アッタチメント2
7をガイドフレーム9に沿って移動させることによりト
ンネルの内周面2の径方向に容易にコンクリ−1・充填
空間4を形成することができ、しかもコンクリ−1・充
填空間4の間隔を調整自在としであるため所望とする厚
さのコンクリート壁7を容易に且つ経済的に形成するこ
とができる。
第1図は本発明に係る方法の概略説明図、第2図は本発
明の天端部におけるコンクリート壁の成形方法を示すも
のでトンネルの掘削方向へ縦断した説明図、第3図、第
4図は本発明に係る装置の異種例を示す説明図、第5図
は本発明に係る装置の構成部材であるコンクリート保持
装′a、3の一例を示す側面説明図、第6図イは本発明
に係る装置の構成部材であるコンクリート保持装置3の
他側を示す側面説明図、同図口はイに示す装置の背面概
略図、第7図イは本発明の構成部材であるアタッチメン
トの一例を宗す側面図、同図口はイに示すアタッチメン
トの部分背面概略図である。 lはトンネル 2は内周面 3はコンクリート保持装置 4はコンクリート充填空間 5はコンクリート供給装置の供給部 6はコンクリート 7はコンクリート壁 8は支持体 9はガイドフレーム 第 6 図 (イ) 第7[ (4) (ロ)
明の天端部におけるコンクリート壁の成形方法を示すも
のでトンネルの掘削方向へ縦断した説明図、第3図、第
4図は本発明に係る装置の異種例を示す説明図、第5図
は本発明に係る装置の構成部材であるコンクリート保持
装′a、3の一例を示す側面説明図、第6図イは本発明
に係る装置の構成部材であるコンクリート保持装置3の
他側を示す側面説明図、同図口はイに示す装置の背面概
略図、第7図イは本発明の構成部材であるアタッチメン
トの一例を宗す側面図、同図口はイに示すアタッチメン
トの部分背面概略図である。 lはトンネル 2は内周面 3はコンクリート保持装置 4はコンクリート充填空間 5はコンクリート供給装置の供給部 6はコンクリート 7はコンクリート壁 8は支持体 9はガイドフレーム 第 6 図 (イ) 第7[ (4) (ロ)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)掘削されたトンネルlの内周面2にコンクリート
保持装置3を対向させてトンネルの内周面2とコンクリ
ート保持装置3との間にコンクリート充填空間4を形成
し、このコンクリ−1・充填空間4にコンクリート供給
装置の供給部5からコンクリート6を充填し、充填され
たコンクリート6が自己保持できるまで硬化してからコ
ンクリート保持装置3をトンネルの内周面2の径方向に
移動させてトンネルの内周面2とコンクリート保持装置
3との間に新たにコンクリート充填空間4を形成し、以
後コンクリート充填空間4へのコンクリート6の充填と
コンクリート保持装置3のトンネルの内周面2の径方向
への移動とを間欠的に繰返して、トンネルの内周面2の
径方向にコンクリート壁7を形成するようにしたことを
特徴とするトンネル工事におけるコンクリート壁形成方
法(2)トンネルの内周面2に対向させてその内周面と
の間にコンクリート充填空間4を形成するコンクリート
保持装置3と、コンクリート充填空間4にコンクリート
6を充填するコンクリート供給装置の供給部5とを、ト
ンネルの内周面2の径方向に回動自在とした支持体8に
取付け、支持体8をトンネル1の内周面2に沿って回動
させることによりコンクリート保持装置3とコンクリー
ト供給装置の供給部5とがトンネルの内周面2に沿って
移動するようにし、コンクリート保持装置3はトンネル
の内周面2との間隔を調節自在なるようにし、コンクリ
ート供給装置の供給部5はコンクリート充填空間4への
供給角度を調節自在なるようにしたことを特徴とするト
ンネル工事におけるコンクリート壁形成装置 (3)掘削されたトンネル1の内周面2に対向させてそ
の内周面2との間にコンクリート充填空間4を形成する
コンクリート保持装置3と、コンクリート充填空間4に
コンクリートを充填するコンクリート供給装置の供給部
5とを、トンネル内に設置するガイドフレーム9に取付
け、ガイドフレーム9をトンネルの内周面2に沿って曲
成して、コンクリート保持装置3とコンクリート供給装
置の供給部5とをガイドフレーム9に沿って移動させる
とそれらがトンネルの内周面2に沿って移動するように
したことを特徴とするトンネル工事におけるコンクリー
ト壁形成装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58159237A JPS6051299A (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | トンネル工事におけるコンクリート壁形成方法とその形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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