JPS6050887B2 - 梳綿機におけるドツフア−駆動方法 - Google Patents
梳綿機におけるドツフア−駆動方法Info
- Publication number
- JPS6050887B2 JPS6050887B2 JP15737484A JP15737484A JPS6050887B2 JP S6050887 B2 JPS6050887 B2 JP S6050887B2 JP 15737484 A JP15737484 A JP 15737484A JP 15737484 A JP15737484 A JP 15737484A JP S6050887 B2 JPS6050887 B2 JP S6050887B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- motor
- cylinder
- intermediate shaft
- drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、梳綿機におけるドツフアーを高速及び低速に
回転駆動するドツフアー駆動方法に関するものである。
回転駆動するドツフアー駆動方法に関するものである。
梳綿機は近年その高速化に伴つて紡出スライバーのコイ
ラーヘの口付け等の作業が困難となり、該作業時にドツ
フアーの回転を低速に切換え得るようにしたドツフアー
駆動装置が装備されるようになつてきた。しかしながら
、この従来の梳綿機に装備されているドツフアー駆動装
置は、主モーターによるドツフアー駆動用の伝動機構の
途中に例えば、二段歯車変速機や無段変速機のように、
変速機とその補助手段を必要とする装置を介在させて構
成している為、その構造が複雑であると共に非常に高価
であり、しかも高速時にはドツフアーの回転速度が不安
定になつてウェブ斑を生じ易かつた。又、上記の変速機
に代えイソタグショックラッチを採用したものも提案さ
れているが、これも上記変速機による場合よりも更に高
価になり、ドツフアーの回転を安定させることが難しい
という問題点を有している。そこで本発明は、上記問題
点に鑑み、ドツフアーの高速回転時の速度を安定させる
ことができ、ドツフアーの低速回転時にはシリンダーの
回転速度に同調させてウェブ詰まりやウェブ切れを防止
し得るようにした梳綿機におけるドツフアー駆動方法を
提供しようとするもので、シリンダーとドツフアーを低
速回転駆動する主モーターと、ドツフアーを高速回転駆
動する別モーターとを備え、ドツフアーを低速運転する
ときには主モーターによつてドツフアーをシリンダーと
共に回転駆動し、ドツフアーを高速運転するときには上
記別モーターによつてドツフアーを回転駆動するように
したことを特徴としている。
ラーヘの口付け等の作業が困難となり、該作業時にドツ
フアーの回転を低速に切換え得るようにしたドツフアー
駆動装置が装備されるようになつてきた。しかしながら
、この従来の梳綿機に装備されているドツフアー駆動装
置は、主モーターによるドツフアー駆動用の伝動機構の
途中に例えば、二段歯車変速機や無段変速機のように、
変速機とその補助手段を必要とする装置を介在させて構
成している為、その構造が複雑であると共に非常に高価
であり、しかも高速時にはドツフアーの回転速度が不安
定になつてウェブ斑を生じ易かつた。又、上記の変速機
に代えイソタグショックラッチを採用したものも提案さ
れているが、これも上記変速機による場合よりも更に高
価になり、ドツフアーの回転を安定させることが難しい
という問題点を有している。そこで本発明は、上記問題
点に鑑み、ドツフアーの高速回転時の速度を安定させる
ことができ、ドツフアーの低速回転時にはシリンダーの
回転速度に同調させてウェブ詰まりやウェブ切れを防止
し得るようにした梳綿機におけるドツフアー駆動方法を
提供しようとするもので、シリンダーとドツフアーを低
速回転駆動する主モーターと、ドツフアーを高速回転駆
動する別モーターとを備え、ドツフアーを低速運転する
ときには主モーターによつてドツフアーをシリンダーと
共に回転駆動し、ドツフアーを高速運転するときには上
記別モーターによつてドツフアーを回転駆動するように
したことを特徴としている。
従来の梳綿機は、第1図の符号を用いて説明すると、そ
の駆動機構が主モーターM1によつてシリンダー1を駆
動し、そのシリンダー1からテーカイン2を回し、更に
、そのテーカイン2からドツフアー3を駆動するように
構成されている。こJれに対して、本発明の第1実施例
においてはテーカイン2とドツフアー3間のドツフアー
駆動用の伝動機構が第1図に示すように構成されている
。即ち、テーカイン2のプーリ−4とベルト5を介して
連繋してプーリ−6が、テーカイン2のドツ ファー側
に配置した回動自在な中間軸7に遊嵌され、かつ、その
プーリ−6と中間軸7は電磁クラッチMCを介して係脱
自在に構成されている。又、この中間軸7の一側に嵌着
した別のプーリ一8が、そのドツフアー側に配置した別
の中間軸9のプーリ−10とベルト11を介して連繋し
、更に、その中間軸9に嵌着した交換歯車12が、中間
軸13の歯車14と噛合し、その中間軸13の別の歯車
15がドツフアーホイール16と噛合してテーカイン2
とドツフアー3を連繋し、かつ、ドツフアー3が口付け
等の作業の容易な低速回転て回転するように設定し、主
モーターM1を駆動源としシリーダー1及びテーカイン
2を介してドツフアー3を駆動する低速用駆動機構17
が構成されている。一方、電磁クラッチMCによつて駆
動源である主モーターM1から切離される中間軸7には
、該中間軸7に嵌着したプーリ−18とベルト19並び
にモ−タープーリー20を介して別モーターM2が連結
され、その別モーターM2を駆動源とし正常紡出時にド
ツフアー3を高速回転する高速用駆動機構21が構成さ
れている。尚、上記の高速用駆動機構21の別モーター
M2は中間軸7に連結したものに限定するものでなく、
例えば、別の中間軸9に連結してもよく、要するにテー
カイン2とドツフアー3間の任意な位置に介装した電磁
クラッチMCによつてテーカイン2と切離されるドツフ
アー側の伝動機構に連結すればよい。又、この別モータ
ー2の制御回路には、ドツフアーへのウェーブ巻上り、
スライバー切れ等のストップモーションの作動によつて
ドツフアー,3を急停止させるための直流制動回路を、
必要に応じて組入れることができる。更に、この別モー
ターM2の出力軸に別のプーリ−22を取付けておけば
、この別モーターM2を利用して図示しないスリッピン
グローラーを駆動し、シリンダー1及びドツフアー3の
並掃除を行うことができる。第2図は上記の様なドツフ
アー変速装置を備えた梳綿機の制御回路を示し、以下、
上記第1実施例の作用を詳述する。主モーターM1の起
動用押釦スイッチPBlを!押すと、マグネットスイッ
チMSlが作動して主モーターM1が起動し、これに伴
つてシリンダー1とテーカイン2が回転する。
の駆動機構が主モーターM1によつてシリンダー1を駆
動し、そのシリンダー1からテーカイン2を回し、更に
、そのテーカイン2からドツフアー3を駆動するように
構成されている。こJれに対して、本発明の第1実施例
においてはテーカイン2とドツフアー3間のドツフアー
駆動用の伝動機構が第1図に示すように構成されている
。即ち、テーカイン2のプーリ−4とベルト5を介して
連繋してプーリ−6が、テーカイン2のドツ ファー側
に配置した回動自在な中間軸7に遊嵌され、かつ、その
プーリ−6と中間軸7は電磁クラッチMCを介して係脱
自在に構成されている。又、この中間軸7の一側に嵌着
した別のプーリ一8が、そのドツフアー側に配置した別
の中間軸9のプーリ−10とベルト11を介して連繋し
、更に、その中間軸9に嵌着した交換歯車12が、中間
軸13の歯車14と噛合し、その中間軸13の別の歯車
15がドツフアーホイール16と噛合してテーカイン2
とドツフアー3を連繋し、かつ、ドツフアー3が口付け
等の作業の容易な低速回転て回転するように設定し、主
モーターM1を駆動源としシリーダー1及びテーカイン
2を介してドツフアー3を駆動する低速用駆動機構17
が構成されている。一方、電磁クラッチMCによつて駆
動源である主モーターM1から切離される中間軸7には
、該中間軸7に嵌着したプーリ−18とベルト19並び
にモ−タープーリー20を介して別モーターM2が連結
され、その別モーターM2を駆動源とし正常紡出時にド
ツフアー3を高速回転する高速用駆動機構21が構成さ
れている。尚、上記の高速用駆動機構21の別モーター
M2は中間軸7に連結したものに限定するものでなく、
例えば、別の中間軸9に連結してもよく、要するにテー
カイン2とドツフアー3間の任意な位置に介装した電磁
クラッチMCによつてテーカイン2と切離されるドツフ
アー側の伝動機構に連結すればよい。又、この別モータ
ー2の制御回路には、ドツフアーへのウェーブ巻上り、
スライバー切れ等のストップモーションの作動によつて
ドツフアー,3を急停止させるための直流制動回路を、
必要に応じて組入れることができる。更に、この別モー
ターM2の出力軸に別のプーリ−22を取付けておけば
、この別モーターM2を利用して図示しないスリッピン
グローラーを駆動し、シリンダー1及びドツフアー3の
並掃除を行うことができる。第2図は上記の様なドツフ
アー変速装置を備えた梳綿機の制御回路を示し、以下、
上記第1実施例の作用を詳述する。主モーターM1の起
動用押釦スイッチPBlを!押すと、マグネットスイッ
チMSlが作動して主モーターM1が起動し、これに伴
つてシリンダー1とテーカイン2が回転する。
次いで、ドツフアー低速起動用押釦スイッチPB3を押
すと、リレーRYlを介して電磁クラッチMCが励磁し
、回ク転中のプーリ−6と中間軸7を連結する。これに
よつて、ドツフアー3は、主モーターM1を駆動源とし
、シリンダー1及びテーカイン2を介して駆動される低
速用伝動機構17によつて所定の低速回転で回動される
。このようにドツフアー3は低速回転時には主モーター
M1によつてシリンダー1と共に回転駆動される。この
ドツフアー3の低速回転中に紡出スライバーの口付け作
業を行つたのちに、ドツフアー3の高速用押釦スイッチ
PB5を押すとマグネットスイッチMS2が励磁する。
このマグネットスイッチMS2の励磁によつて電磁クラ
ッチMCが消磁すると中間軸7がプ−リー6から切離さ
れ、同時に別モーターM2が起ノ動する。このため、プ
ーリ−6から切離された中間軸7は低速回転から高速回
転に円滑に切換えられ、これによつてドツフアー3の駆
動が主モーターM1を駆動源とする低速用伝動機構17
から別モーターM2を駆動源とする高速駆動機構21に
切換つてドツフアー3を低速回転から正常紡出時の高速
回転に切換える。このようにドツフアー3は高速回転時
には別モーターM2によつて回転駆動される。次に、こ
の高速運転中に、例えば、スライバー切れ又はドツフア
ーへのウェーブ巻上り等が発生するとストップモーショ
ンXが作動する。
すと、リレーRYlを介して電磁クラッチMCが励磁し
、回ク転中のプーリ−6と中間軸7を連結する。これに
よつて、ドツフアー3は、主モーターM1を駆動源とし
、シリンダー1及びテーカイン2を介して駆動される低
速用伝動機構17によつて所定の低速回転で回動される
。このようにドツフアー3は低速回転時には主モーター
M1によつてシリンダー1と共に回転駆動される。この
ドツフアー3の低速回転中に紡出スライバーの口付け作
業を行つたのちに、ドツフアー3の高速用押釦スイッチ
PB5を押すとマグネットスイッチMS2が励磁する。
このマグネットスイッチMS2の励磁によつて電磁クラ
ッチMCが消磁すると中間軸7がプ−リー6から切離さ
れ、同時に別モーターM2が起ノ動する。このため、プ
ーリ−6から切離された中間軸7は低速回転から高速回
転に円滑に切換えられ、これによつてドツフアー3の駆
動が主モーターM1を駆動源とする低速用伝動機構17
から別モーターM2を駆動源とする高速駆動機構21に
切換つてドツフアー3を低速回転から正常紡出時の高速
回転に切換える。このようにドツフアー3は高速回転時
には別モーターM2によつて回転駆動される。次に、こ
の高速運転中に、例えば、スライバー切れ又はドツフア
ーへのウェーブ巻上り等が発生するとストップモーショ
ンXが作動する。
このストップモーションXの作動によつてリレーRYl
とマグネットスイッチMS2が消磁して別モーターM2
への通電が断たれるとドツフアー3は自然停止する。又
、低速運転中に同様にストップモーションXが作動する
と、リレーRYlが消磁して電磁クラッチMCを消磁す
る。このため、中間軸7がプーリ−6から切離されドツ
フアー3は自然停止する。又、高速運転中に主モーター
M1の停止用押釦スイッチPB2を押すと、マグネット
スイッチMSlが消磁して主モーターM1への通電が断
たれると共に、マグネットスイッチMS2が消磁して別
モーターM2への通電が断たれ、更に、電磁クラッチM
Cが励磁して中間軸7とプ−リー6を連結する。これに
よつて惰性回転中にドツフアー3は低速用伝動機構17
を介して惰性回転中のテーカイン2及びシリンダー1に
連結されシリンダー1とテーカイン2と共に同調停止す
る。第3図は前記の第1実施例における別モーターM2
の制御回路に直流制動回路を組入れた第2実施例の制御
回路を示し、この第2実施例においては、高速運転中に
ストップモーションXが作動すると、リレーRYlとマ
グネットスイッチMS2が消磁して別モーターM2への
通電が断たれる。
とマグネットスイッチMS2が消磁して別モーターM2
への通電が断たれるとドツフアー3は自然停止する。又
、低速運転中に同様にストップモーションXが作動する
と、リレーRYlが消磁して電磁クラッチMCを消磁す
る。このため、中間軸7がプーリ−6から切離されドツ
フアー3は自然停止する。又、高速運転中に主モーター
M1の停止用押釦スイッチPB2を押すと、マグネット
スイッチMSlが消磁して主モーターM1への通電が断
たれると共に、マグネットスイッチMS2が消磁して別
モーターM2への通電が断たれ、更に、電磁クラッチM
Cが励磁して中間軸7とプ−リー6を連結する。これに
よつて惰性回転中にドツフアー3は低速用伝動機構17
を介して惰性回転中のテーカイン2及びシリンダー1に
連結されシリンダー1とテーカイン2と共に同調停止す
る。第3図は前記の第1実施例における別モーターM2
の制御回路に直流制動回路を組入れた第2実施例の制御
回路を示し、この第2実施例においては、高速運転中に
ストップモーションXが作動すると、リレーRYlとマ
グネットスイッチMS2が消磁して別モーターM2への
通電が断たれる。
又、リレーRYlの消磁によつて短絡防止用タイマーT
Rlが励磁し、そのタイムアップによつてブレーキ開放
用タイマーTR2とブレーキ用リレーRY2が同時に励
磁する。このブレーキ用リレーRY2の励磁によつて整
流器RFを介して別モーターM2に直流電流が流れ直流
制動が作用する。このため惰性回転中のドツフアー3は
急停止する。次いで、ドツフアー3の停止後にブレーキ
開放用タイマーTR2がタイムアップするとブレーキ用
リレーRY2が消磁して別モーターM2の制動が解除さ
れる。又、低速運転中にストップモーションXが作動す
ると、リレーRYlの消磁によつて電磁クラッチMCが
消磁し中間軸7とプ−リー6の連結が切離され、前記と
同様にして別モーターM2に直流電流が流れ直流制動が
作用すると惰性回転中のドツフアー3は急停止する。又
ドツフアー3の停止後に前記と同様に別モーターM2の
制動が解除される。この第2実施例においては、ドツフ
アー3の非常停止を高速用駆動機構21の駆動源である
別モーターM2に利用し、かつ、直流制動によつて行う
ようにしたので従来の電磁ブレーキ等によるブレーキ手
段を設ける必要がなく非常に経済的である。又、直流制
動のため摩擦部分がなく、故障の発生が少く寿命が半永
久的である。更に制動トルクの調節が容易なため停止時
のショックを少くすることが可能である。尚、この直流
制動に代え該別モーターM2をブレーキ付モーターにし
ても実施可能なことは言う迄もない。上記の第1実施例
及び第2実施例における低速用伝動機構17はテーカイ
ン2から駆動するように構成したが、これを第4図に示
す第3実施例の如く、シリンダー1から駆動するように
構成しても実施可能てある。
Rlが励磁し、そのタイムアップによつてブレーキ開放
用タイマーTR2とブレーキ用リレーRY2が同時に励
磁する。このブレーキ用リレーRY2の励磁によつて整
流器RFを介して別モーターM2に直流電流が流れ直流
制動が作用する。このため惰性回転中のドツフアー3は
急停止する。次いで、ドツフアー3の停止後にブレーキ
開放用タイマーTR2がタイムアップするとブレーキ用
リレーRY2が消磁して別モーターM2の制動が解除さ
れる。又、低速運転中にストップモーションXが作動す
ると、リレーRYlの消磁によつて電磁クラッチMCが
消磁し中間軸7とプ−リー6の連結が切離され、前記と
同様にして別モーターM2に直流電流が流れ直流制動が
作用すると惰性回転中のドツフアー3は急停止する。又
ドツフアー3の停止後に前記と同様に別モーターM2の
制動が解除される。この第2実施例においては、ドツフ
アー3の非常停止を高速用駆動機構21の駆動源である
別モーターM2に利用し、かつ、直流制動によつて行う
ようにしたので従来の電磁ブレーキ等によるブレーキ手
段を設ける必要がなく非常に経済的である。又、直流制
動のため摩擦部分がなく、故障の発生が少く寿命が半永
久的である。更に制動トルクの調節が容易なため停止時
のショックを少くすることが可能である。尚、この直流
制動に代え該別モーターM2をブレーキ付モーターにし
ても実施可能なことは言う迄もない。上記の第1実施例
及び第2実施例における低速用伝動機構17はテーカイ
ン2から駆動するように構成したが、これを第4図に示
す第3実施例の如く、シリンダー1から駆動するように
構成しても実施可能てある。
以下、この第3実施例を説明するにあたつて前記実施例
と同一の部分には同一の符号を付して説明する。主モー
ターM1から駆動されるシリンダー1にプーリ−4Aが
取付られ、そのプーリ−4Aとベルト5Aを介して連繋
したプーリ−6Aが中間軸9Aに遊嵌され、かつ、その
プーリ−6Aと中間軸9Aは電磁クラッチMCを介して
係脱自在に構成されている。又、この中間軸9Aに嵌着
した交換歯車12が歯車23を介して別の中間軸13の
歯車14と噛合し、その中間軸13の別の歯車15がド
ツフアーホイール16と噛合してシリンダー1とドツフ
アー3を連繋し、前記第1実施例と同様ドツフアー3が
口付け等の作業の容易な低速回転で回動するように設定
して低速用伝動機構17Aが構成されている。したがつ
て、この低速用伝動機構17Aも主モーターM1を駆動
源としてシリンダー1から駆動される。一方、電磁クラ
ッチMCによつて駆動源である主モーターM1から切離
される中間軸9Aには、該中間軸9Aに嵌着したプーリ
−18A及びベルト19A1並びにモ−タープーリー2
0Aを介して別モーターM2が連結され、その別モータ
ーM2を駆動源とする高速用駆動機構21Aが構成され
ている。したがつて、この第3実施例においても、主モ
ーターM1を駆動源としシリンダー1から駆動される低
速用伝動機構17Aと中間軸9Aに連結した別モーター
M2を駆動源とする高速用駆動機構21Aを電磁クラッ
チMCを介して切換えることによつて前記第1実施例及
ひ第2実施例と同様にドツフアー3の変速及び停止を行
うことができる。尚、上記第3実施例には第2図又は第
3図の制御回路と同一の制御回路が付設されるがその詳
細な作用説明は重複のため省略する。以上のように本発
明は、ドツフアーを低速運転するときには主モーターに
よつてシリンダーと共に回転駆動するようにしたので、
ドツフアーとシリンダーの回転起動と回転停止を同期さ
せることができ、これによりウェブ詰まりやウェブ切れ
をノ防止できてスライパー切れを防止てきる。
と同一の部分には同一の符号を付して説明する。主モー
ターM1から駆動されるシリンダー1にプーリ−4Aが
取付られ、そのプーリ−4Aとベルト5Aを介して連繋
したプーリ−6Aが中間軸9Aに遊嵌され、かつ、その
プーリ−6Aと中間軸9Aは電磁クラッチMCを介して
係脱自在に構成されている。又、この中間軸9Aに嵌着
した交換歯車12が歯車23を介して別の中間軸13の
歯車14と噛合し、その中間軸13の別の歯車15がド
ツフアーホイール16と噛合してシリンダー1とドツフ
アー3を連繋し、前記第1実施例と同様ドツフアー3が
口付け等の作業の容易な低速回転で回動するように設定
して低速用伝動機構17Aが構成されている。したがつ
て、この低速用伝動機構17Aも主モーターM1を駆動
源としてシリンダー1から駆動される。一方、電磁クラ
ッチMCによつて駆動源である主モーターM1から切離
される中間軸9Aには、該中間軸9Aに嵌着したプーリ
−18A及びベルト19A1並びにモ−タープーリー2
0Aを介して別モーターM2が連結され、その別モータ
ーM2を駆動源とする高速用駆動機構21Aが構成され
ている。したがつて、この第3実施例においても、主モ
ーターM1を駆動源としシリンダー1から駆動される低
速用伝動機構17Aと中間軸9Aに連結した別モーター
M2を駆動源とする高速用駆動機構21Aを電磁クラッ
チMCを介して切換えることによつて前記第1実施例及
ひ第2実施例と同様にドツフアー3の変速及び停止を行
うことができる。尚、上記第3実施例には第2図又は第
3図の制御回路と同一の制御回路が付設されるがその詳
細な作用説明は重複のため省略する。以上のように本発
明は、ドツフアーを低速運転するときには主モーターに
よつてシリンダーと共に回転駆動するようにしたので、
ドツフアーとシリンダーの回転起動と回転停止を同期さ
せることができ、これによりウェブ詰まりやウェブ切れ
をノ防止できてスライパー切れを防止てきる。
またドツフアーを高速運転するときには別モーターによ
つて行うようにしたので、ドツフアーをシリンダーの回
転速度の影響を受けることなく任意に高速回転させるこ
とができ、これによりドツフアーの・高速回転を安定さ
せることができてスライバーの品質向上を図ることがで
きる。また、ドツフアーを別モーターによつて回転駆動
するようにしてあるので、ストップモーションの作動に
関連してドツフアーを容易に停止させることができ、ス
トツフプモーシヨン作動によるトラブルを少なくし得る
利点がある。
つて行うようにしたので、ドツフアーをシリンダーの回
転速度の影響を受けることなく任意に高速回転させるこ
とができ、これによりドツフアーの・高速回転を安定さ
せることができてスライバーの品質向上を図ることがで
きる。また、ドツフアーを別モーターによつて回転駆動
するようにしてあるので、ストップモーションの作動に
関連してドツフアーを容易に停止させることができ、ス
トツフプモーシヨン作動によるトラブルを少なくし得る
利点がある。
第1図は本発明の第1実施例を示す駆動系統図、第2図
は制御回路図、第3図は直流制動回路を組入れた第2実
施例の制御回路図、第4図は第3実施例の駆動系統図で
ある。 M1・・・主モーター、1・・・シリンダー、2・・・
テーカイン、3・・・ドツフアー、MC・・・電磁クラ
ッチ、17,17A・・・低速用伝動機構、21,21
A・・・高速用駆動機構。
は制御回路図、第3図は直流制動回路を組入れた第2実
施例の制御回路図、第4図は第3実施例の駆動系統図で
ある。 M1・・・主モーター、1・・・シリンダー、2・・・
テーカイン、3・・・ドツフアー、MC・・・電磁クラ
ッチ、17,17A・・・低速用伝動機構、21,21
A・・・高速用駆動機構。
Claims (1)
- 1 シリンダーとドツフアーを低速回転駆動する主モー
ターと、ドツフアーを高速回転駆動する別モーターとを
備え、ドツフアーを低速運転するときには主モーターに
よつてドツフアーをシリンダーと共に回転駆動し、ドツ
フアーを高速運転するときには上記別モーターによつて
ドツフアーを回転駆動するようにしたことを特徴とする
梳綿機におけるドツフアー駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15737484A JPS6050887B2 (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 梳綿機におけるドツフア−駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15737484A JPS6050887B2 (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 梳綿機におけるドツフア−駆動方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3506078A Division JPS6042290B2 (ja) | 1978-03-27 | 1978-03-27 | 梳綿機におけるドツフア−変速装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60126326A JPS60126326A (ja) | 1985-07-05 |
JPS6050887B2 true JPS6050887B2 (ja) | 1985-11-11 |
Family
ID=15648257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15737484A Expired JPS6050887B2 (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 梳綿機におけるドツフア−駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6050887B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6268691U (ja) * | 1985-10-19 | 1987-04-30 |
-
1984
- 1984-07-30 JP JP15737484A patent/JPS6050887B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6268691U (ja) * | 1985-10-19 | 1987-04-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60126326A (ja) | 1985-07-05 |
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