JPS6042290B2 - 梳綿機におけるドツフア−変速装置 - Google Patents

梳綿機におけるドツフア−変速装置

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JPS6042290B2
JPS6042290B2 JP3506078A JP3506078A JPS6042290B2 JP S6042290 B2 JPS6042290 B2 JP S6042290B2 JP 3506078 A JP3506078 A JP 3506078A JP 3506078 A JP3506078 A JP 3506078A JP S6042290 B2 JPS6042290 B2 JP S6042290B2
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JP
Japan
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speed
motor
low
cylinder
intermediate shaft
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邦男 片山
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Howa Machinery Ltd
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Howa Machinery Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、梳綿機におけるドツフアーの回転を高速及び
低速に切換えるドツフアー変速装置に関するものである
梳綿機は近年その高速化に伴つて紡出スライバーのコイ
ラーヘの口付け等の作業が困難となり、該作業時にドツ
フアーの回転を低速に切換えるためのドツフアー変速装
置が装備されるようになつてきた。
しカルながら、この従来の梳綿機に装備されているドツ
フアー変速装置は、例えば、二段歯車変速機や無段変速
機のように、変速機とその補助手段を必要とする装置に
よつて構成されているため、その構造が複雑であると共
に非常に高価であつた。又、上記の変速機に代えイソタ
グショックラッチを採用したものも提案されているが、
これも上記変速機による場合よりも更に高価になるとい
う欠点を有している。一を−一上覧n1目 □例一上゛
肱↓を 【11Jっマーを高速と低速に容易に変速し得
るようにした簡易な構成の梳綿機におけるドツフアー変
速装置を提供しようとするもので、シリンダー駆動用の
主モーターを駆動源とするドツフアー駆動用の伝動機構
を低速回転用に設定し、かつ、その低速用駆動機構中に
クラッチを介装し、更に、そのクラッチによつて主モー
ターから切離されるドツフアー側の伝動機構に別モータ
ーを連結して高速用駆動機構を構成し、その別モーター
を駆動源とする高速用駆動機構と主モーターを駆動源と
する低速用伝動機構を、クラッチを介して切換えること
によつてドツフアーの変速を行うようにしたことを特徴
としている。
従来の梳綿機は、この駆動機構が主モーターM1によつ
てシリンダー1を駆動し、そのシリンダー1からテーカ
イン2を回し、更に、そのテーカイン2からドツフアー
3を駆動するように構成されている。
しかし、本発明の第1実施例においてはテーカイン2と
ドツフアー3間のドツフアー駆・動用の伝動機構が第1
図に示すように構成されている。即ち、テーカイン2の
プーリ−4とベルト5を介して連繋したプーリ−6が、
テーカイン2のドツフアー側に配置した回動自在な中間
軸7に遊嵌され、かつ、そのプーリ−6と中間軸7は電
、磁クラッチMCを介して係脱自在に構成されている。
又、この中間軸7の一側に嵌着した別のプーリ−8が、
そのドツフアー側に配置した別の中間軸の9がプーリ−
10とベルト11を介して連繋し、更に、その中間軸9
に嵌着した交換歯車12′が、中間軸13の歯車14と
噛合し、その中間軸13の別の歯車15がドツフアーホ
イール16と噛合してテーカイン2とドツフアー3を連
繋し、かつ、ドツフアー3が口付け等の作業の容易な低
速回転で回転するように設定し、主モーターM1を駆動
源としシリンダー1及びテーカイン2を介レCドツフア
ー3を駆動する低速用駆動機構17が構成されている。
一方、電磁クラッチMCによつて駆動源である主モータ
ーM1から切離される中間軸7には、該中間軸7に嵌着
したプーリ−18とベルト19並びにモ−タープーリー
20を介して別モーターM2が連結され、その別モータ
ーM2を駆動源とし正常紡出時にドツフアー3を高速回
転する高速用駆動機構21が構成されている。尚、上記
の高速用駆動機構21の別モーターM2は中間軸7に連
結したものに限定するものでなく、例えば、別の中間軸
9に連結してもよく、要するにテーカイン2とドツフア
ー3間の任意な位置に介装した電磁クラッチMCによつ
てテーカイン2と切離されるドツフアー側の伝動機構に
連結すればよい。又、この別モーター2の制御回路には
、ドツフアーへのウェーブ巻上り、スライバー切れ等の
ストップモーションの作動によつてドツフアー3を急停
止させるための直流制動回路を、必要に応じて組入れる
ことができる。更に、この別モーターM2の出力軸に別
のプーリ−22を取付けておけば、この別モーターM2
を利用して図示しないスリッピングローラーを駆動し、
シリンダー1及びドツフアー3の並掃除を行うことがで
きる。第2図は上記の様なドツフアー変速装置を備えた
梳綿機の制御回路を示し、以下、上記.第1実施例の作
用を詳述する。主モーターM1の起動用押釦スイッチP
Blを押すと、マグネットスイッチMSlが作動して主
モーターM1が起動し、これに伴つてシリンダー1とテ
ーカイン2が回転する。
次いで、ドツフア.一低速起動用押釦スイッチPB3を
押すと、リレーRYlを介して電磁クラッチMCが励磁
し、回転中のプーリ−6と中間軸7を連結する。これに
よつて、ドツフアー3は、主モーターM1を駆動源とし
、シリンダー1及びテーカイン2を介して・駆動される
低速用伝動機構17によつて所定の低速回転で回動され
る。このドツフアー3の低速回転中に紡出スライバーの
口付け作業を行つたのちに、ドツフアー3の高速用押釦
スイッチPB5を押すとマグネットスイッチMS2が励
磁する。このマグネットスイッチMS2の励磁によつて
電磁クラッチMCが消磁すると中間軸7がプーリ−6か
ら切離され、同時に別モーターM2が起動する。このた
め、プ−リー6から切離された中間軸7は低速回転から
高速回転に円滑に切換えられ、これによつてドツフアー
3の駆動が主モーターM1を駆動源とする低速用伝動機
構17から別モーターM2を駆動源とする高速駆動機構
21に切換)つてドツフアー3を低速回転から正常紡出
時の高速回転に切換える。次に、この高速運転中に、例
えば、スライバー切れ又はドツフアーへのウェーブ巻上
り等が発生するとストップモーションxが作動する。
このストップモーションXの作動によつてリレーRYl
とマグネットスイッチMS2が消磁して別モーターM2
への通電が断たれるとドツフアー3は自然停止する。又
、低速運転中に同様にストップモーションXが作動する
と、リレーRYlが消磁して゛電磁クラッチMCを消磁
する。このため、中間軸7がプーリ−6から切離されド
ツフアー3は自然停止する。又、高速運転中に主モータ
ーM1の停止用押釦スイッチPB2を押すと、マグネッ
トスイッチMSlが消磁して主モーターM1への通電が
断たれると共に、マグネットスイッチMS2が消磁して
別モーターM2への通電が断たれ、更に、電磁クラッチ
MCが励磁して中間軸7とプ−リー6を連結する。これ
によつて惰性回転中のドツフアー3は低速用伝動機構1
7を介して惰性回転中のテーカイン2及びシリンダー1
に連結されシリンダー1とテーカイン2と共に同調停止
する。第3図は前記の第1実施例における別モーターM
2の制御回路に直流制動回路を組入れた第2実施例の制
御回路を示し、この第2実施例においては、高速運転中
にストップモーションxが作動すると、リレーRYlと
マグネットスイッチMS2が消磁して別モーターM2へ
の通電が断たれる。
又、リレーRYlの消磁によつて短絡防止用タイマーT
Rlが励磁し、そのタイムアップによつてブレーキ開放
用タイマーTR2とブレーキ用リレーRY2が同時に励
磁する。このブレーキ用リレーRY2の励磁によつて整
流器RFを介して別モーターM2に直流電流が流れ直流
制動が作用する。このため惰性回転中のドツフアー3は
急停止する。次いで、ドツフアー3の停止後にブレーキ
開放用タイマーTR2がタイムアップするとブレーキ用
リレーRY2が消磁して別モーターM2の制動が解除さ
れる。又、低速運転中にストップモーションXが作動す
ると、リレーRYlの消磁によつて電磁クラッチMCが
消磁し中間軸7とプ−リー6の連結が切離され、前記と
同様にして別モーターM2に直流電流が流れ直流制動が
作用すると惰性回転中のドツフアー3は急停止する。又
ドツ,ファー3の停止後に前記と同様に別モーターM2
の制動が解除される。この第2実施例においては、ドツ
フアー3の非常停止を高速用駆動機構21の駆動源であ
る別モーターM2を利用し、かつ、直流制動によつて行
うようにしたので従来の電磁ブレーキ等によるブレーキ
手段を設けるため摩擦部分がなく、故障の発生が少く寿
命が半永久的てある。更に制動トルクの調節が容易なた
め停止時のショックを少くすることが可能である。尚、
この直流制動に代え該別モーターM2をブレ.−キ付モ
ーターにしても実施可能なことは言う迄もない。上記の
第1実施例及び第2実施例における低速用伝動機構17
はテーカイン2から駆動するように構成したが、これを
第4図に示す第3実施例の如く、シリンダー1から駆動
するように構成しても実施可能である。
以下、この第3実施例を説明するにあたつて前記実施例
と同一の部分には同一の符号を付して説明する。主モー
ターM1から駆動されるシリンダー1にプーリ−4Aが
取付られ、そのプーリ−4Aとベルト5Aを介して連繋
したプーリ−6Aが中間軸9Aに遊嵌され、かつ、その
プーリ−6Aと中間軸9Aは電磁クラッチMCを介して
係脱自在に構成されている。又、この中間軸9Aに嵌着
した交換歯車12が歯車23を介して別の中間軸13の
歯車14と噛合し、その中間軸13の別の歯車15がド
ツフアーホイール16と噛合してシリンダー1とドツフ
アー3を連繋し、前記第1実施例と同様ドツフアー3が
口付け等の作業の容易な低速回転で回動するように設定
して低速用伝動機構17Aが構成されている。したがつ
て、この低速用伝動機構17Aも主モーターM1を駆動
源としてシリンダー1から駆動される。一方、電磁クラ
ッチMCによつて駆動源である主モーターM1から切離
される中間軸9Aには、該中間軸9Aに嵌着したプーリ
−18A及びベルト19A1並びにモ−タープーリー2
0Aを介して別モーターM2が連結され、その別モータ
ーM2を駆動源とする高速用駆動機構21Aが構成され
ている。したがつて、この第3実施例においても、主モ
ーターM1を駆動源としシリンダー1から駆動される低
速用伝動機構17Aと中間軸9Aに連結した別モーター
M2を駆動源とする高速用駆動機構21Aを電磁クラッ
チMCを介して切換えることによつて前記第1実施例及
び第2実施例と同様にドツフアー3の変速及び停止を行
うことができる。尚、上記第3実施例には第2図又は、
第3図の制御回路と同一の制御回路が付設されるがその
詳細な作用説明は重複のため省略する。以上のように本
発明は、シリンダー駆動用の主モーターをドツフアーの
低速回転用に設定して、シリンダーとドツフアーを主モ
ーターによつて低速回転させるようにしたので、ドツフ
アーの起動、停止をシリンダーの回転に同調させること
ができてドツフアーとシリンダー間でのウェブ切れやウ
ェブ詰まりを防止でき、スライバー切断を防止できる。
またドツフアーを別モーターによつてシリングーとは別
個に高速回転させるようにしたので、ドツフアーを無理
なく高速回転させることができる。また主モーターの回
転伝動と別モーターの回転伝動とをクラッチによつて切
換えることによつてドツフアーを高速から低速に、また
は低ノ速から高速に切換えるようにしたので、従来のよ
うに変速機やパイロットモーター等の補助手段を用いる
ことなく簡易な装置でドツフアーを変速することができ
、装置の製造コストを低くし得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す駆動系統図、第2図
は制御回路図、第3図は直流制動回路を組入れた制御回
路図、第4図は第3実施例の駆動系統図である。 2M1・・・・・・主モーター、1・・・・・シリンダ
ー、2・・・・・・テーカイン、3・・・・・・ドツフ
アー、MC・・・・電磁クラッチ、17,17A・・・
・・・低速用伝動機構、21,21A・・・・・・高速
用駆動機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シリンダー駆動用の主モーターを駆動源とするドツ
    フアー駆動用の伝動機構を低速回転用に設定し、かつ、
    その低速用伝動機構中にクラッチを介装し、更にそのク
    ラッチによつて主モーターから切離されるドツフアー側
    の伝動機構に別モーターを連結して高速用駆動機構を構
    成し、その別モーターを駆動源とする高速用駆動機構と
    主モーターを駆動源とする低速用駆動機構動を、クラッ
    チを介して切換えることによつてドツフアーの変速を行
    うようにしたことを特徴とする梳綿機におけるドツフア
    ー変速装置。
JP3506078A 1978-03-27 1978-03-27 梳綿機におけるドツフア−変速装置 Expired JPS6042290B2 (ja)

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