JPH0746217Y2 - カーペットの取付具 - Google Patents
カーペットの取付具Info
- Publication number
- JPH0746217Y2 JPH0746217Y2 JP1992003468U JP346892U JPH0746217Y2 JP H0746217 Y2 JPH0746217 Y2 JP H0746217Y2 JP 1992003468 U JP1992003468 U JP 1992003468U JP 346892 U JP346892 U JP 346892U JP H0746217 Y2 JPH0746217 Y2 JP H0746217Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- carpet
- holding plate
- holding
- edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Carpets (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、畳や畳床、その他比
較的厚みのあるボックス等の基板にカーペットを敷設す
るための取付具に関する。
較的厚みのあるボックス等の基板にカーペットを敷設す
るための取付具に関する。
【0002】
【従来の技術】和室にカーペットを敷く場合は、部屋の
サイズに合せた大きさのカーペットをそのまま敷くのが
普通である。
サイズに合せた大きさのカーペットをそのまま敷くのが
普通である。
【0003】しかしながら、例えば床下の点検口や掘り
ごたつ等がある場合、点検の都度カーペットを全部取外
すか、その部分に対応する開口を設けておく必要があ
り、取り扱いが面倒になったり、外観的に好ましくない
問題がある。
ごたつ等がある場合、点検の都度カーペットを全部取外
すか、その部分に対応する開口を設けておく必要があ
り、取り扱いが面倒になったり、外観的に好ましくない
問題がある。
【0004】また、カーペットが焼けこげ等によって部
分的に損傷した場合、全体を取り換える必要が生じるこ
とがあり、不経済である。
分的に損傷した場合、全体を取り換える必要が生じるこ
とがあり、不経済である。
【0005】
【考案の課題】そこで、この考案の課題は、畳床のよう
な規定された大きさの定形基板にカーペットを簡単に取
り付けることを可能にした取付具を提供することであ
る。
な規定された大きさの定形基板にカーペットを簡単に取
り付けることを可能にした取付具を提供することであ
る。
【0006】
【課題の解決手段】上記の課題を解決するため、この考
案においては、台板とほぼ直角に上方に延びる支持板か
ら垂下する係止板を設け、前記支持板に対面しかつその
上端縁が前記係止板の先端と上下にほぼ対向するか又は
それよりも内側に位置する保持板を設け、カーペットの
端縁部を、前記係止板の先端と保持板の上端縁の間から
支持板と保持板との間へと屈曲させて挿入しカーペット
の端縁を係止できるようにしたのである。
案においては、台板とほぼ直角に上方に延びる支持板か
ら垂下する係止板を設け、前記支持板に対面しかつその
上端縁が前記係止板の先端と上下にほぼ対向するか又は
それよりも内側に位置する保持板を設け、カーペットの
端縁部を、前記係止板の先端と保持板の上端縁の間から
支持板と保持板との間へと屈曲させて挿入しカーペット
の端縁を係止できるようにしたのである。
【0007】
【作用】上記のように、カーペットの端縁部は、係止板
の先端と保持板の上端縁の間から支持板と保持板との間
に至るまでに屈曲するので、カーペットに張力を与える
と係止板及び保持板の先端がカーペットに食い込み係止
力が増大する。
の先端と保持板の上端縁の間から支持板と保持板との間
に至るまでに屈曲するので、カーペットに張力を与える
と係止板及び保持板の先端がカーペットに食い込み係止
力が増大する。
【0008】
【実施例】以下、この考案の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0009】図1及び図2に示すように、定形的な基板
1の表面には、カーペット10が敷かれており、このカ
ーペット10の端縁部11は、取付具20によって基板
1の側面5において係止されている。
1の表面には、カーペット10が敷かれており、このカ
ーペット10の端縁部11は、取付具20によって基板
1の側面5において係止されている。
【0010】前記基板1は、合板2に発泡スチロール板
3を積層したものであるが、この他通常の畳床や畳、或
は中空ボックスなどでもよい。なお、図2中符号4はフ
エルト等のクッションシートを示す。
3を積層したものであるが、この他通常の畳床や畳、或
は中空ボックスなどでもよい。なお、図2中符号4はフ
エルト等のクッションシートを示す。
【0011】前記取付具20は、図3に示すように、台
板21と、それからほぼ直角に上方に延びる支持板22
と、支持板22の上端から折り返されて垂下する略く字
形状の係止板23と、前記支持板22に対向して起立す
る保持板24より成り、前記係止板23の先端には鋸歯
25が設けられている。
板21と、それからほぼ直角に上方に延びる支持板22
と、支持板22の上端から折り返されて垂下する略く字
形状の係止板23と、前記支持板22に対向して起立す
る保持板24より成り、前記係止板23の先端には鋸歯
25が設けられている。
【0012】前記保持板22は、その上端縁が前記係止
板23の先端と一定間隔で上下にほぼ対向して、カーペ
ット10の挿入口を形成している。
板23の先端と一定間隔で上下にほぼ対向して、カーペ
ット10の挿入口を形成している。
【0013】いま、図2のように、カーペット10の端
縁部11を係止板23の先端に押し付け、鋸歯25に引
掛け、さらにカーペット10の端縁を係止板23の先端
と保持板24の上端縁を通してく字状に屈曲し、支持板
22と保持板24の間に差し込む。
縁部11を係止板23の先端に押し付け、鋸歯25に引
掛け、さらにカーペット10の端縁を係止板23の先端
と保持板24の上端縁を通してく字状に屈曲し、支持板
22と保持板24の間に差し込む。
【0014】そして、基板1の両側で、上記のように取
付具20でカーペット10の端縁部11を係止し、かつ
カーペット10を緊張させるように敷設すると、端縁部
11がく字状に屈曲しているため、その張力によって係
止板23の鋸歯25がカーペット10にますます食込
み、係止が外れることはない。
付具20でカーペット10の端縁部11を係止し、かつ
カーペット10を緊張させるように敷設すると、端縁部
11がく字状に屈曲しているため、その張力によって係
止板23の鋸歯25がカーペット10にますます食込
み、係止が外れることはない。
【0015】なお、取付具20の台板21を基板1の下
面に予め接着剤やねじ釘等で固着しておくのが好まし
い。そのため、台板21に取付孔を設けておくのがよ
い。
面に予め接着剤やねじ釘等で固着しておくのが好まし
い。そのため、台板21に取付孔を設けておくのがよ
い。
【0016】図4に示すように、保持板24を別体にし
て支持板22と対向配置し、支持板22に対してボルト
・ナット26により着脱自在にしてもよい。そして、保
持板24の上端縁が係止板23の先端よりも内側に位置
させる。この場合、図の鎖線で示すように、カーペット
10の端縁部11は、係止板23の先端と保持板24の
上端縁の間を通ってく字状に屈曲し、支持板22と保持
板24との間に挾持される。このときの支持力を増加さ
せるため、係止板23と保持板24の先端にそれぞれ鋸
歯を設けておくことができる。
て支持板22と対向配置し、支持板22に対してボルト
・ナット26により着脱自在にしてもよい。そして、保
持板24の上端縁が係止板23の先端よりも内側に位置
させる。この場合、図の鎖線で示すように、カーペット
10の端縁部11は、係止板23の先端と保持板24の
上端縁の間を通ってく字状に屈曲し、支持板22と保持
板24との間に挾持される。このときの支持力を増加さ
せるため、係止板23と保持板24の先端にそれぞれ鋸
歯を設けておくことができる。
【0017】図5は、取付具20の他の例を示し、図4
と同様に保持板24を別体にしたものである。図示のよ
うに、支持板22の上下端にそれぞれ溝28、29が設
けられており、保持板24の上下端がこれらの溝28、
29に遊嵌されている。 そして、カーペット10の端縁
部11は、鎖線で示されるように、係止板23 の先端と
保持板24の上端縁との間からS字形に屈曲して挿入さ
れ、支持板22と保持板24の対向面で挟持される。
と同様に保持板24を別体にしたものである。図示のよ
うに、支持板22の上下端にそれぞれ溝28、29が設
けられており、保持板24の上下端がこれらの溝28、
29に遊嵌されている。 そして、カーペット10の端縁
部11は、鎖線で示されるように、係止板23 の先端と
保持板24の上端縁との間からS字形に屈曲して挿入さ
れ、支持板22と保持板24の対向面で挟持される。
【0018】図6は、支持板22を台板21と分離し、
保持板24を台板21と一体とし、この支持板22を保
持板24の内側に着脱自在に取り付けたものである。カ
ーペットの挟持の仕方は、図4とほぼ同様である。この
場合も、前記と同様に鋸歯はあってもなくてもよい。
保持板24を台板21と一体とし、この支持板22を保
持板24の内側に着脱自在に取り付けたものである。カ
ーペットの挟持の仕方は、図4とほぼ同様である。この
場合も、前記と同様に鋸歯はあってもなくてもよい。
【0019】図7は、図6と同様に、台板21に対して
支持板22を分離し、保持板24を一体にしたものであ
る。図示のように、支持板22は、ボルト・ナット26
によって保持板24に着脱自在に取り付けられている。
なお、ボルトの挿通孔27を長孔にしておくことができ
る。
支持板22を分離し、保持板24を一体にしたものであ
る。図示のように、支持板22は、ボルト・ナット26
によって保持板24に着脱自在に取り付けられている。
なお、ボルトの挿通孔27を長孔にしておくことができ
る。
【0020】そして、カーペット10の端縁部11は、
鎖線で模式的に示すように、係止板23と保持板24の
上端縁との間をS字形に屈曲して支持板22と保持板2
4の対向面に入り込み、支持板22と保持板24に挾持
される。前記と同様に、鋸歯は、あってもなくてもよ
い。
鎖線で模式的に示すように、係止板23と保持板24の
上端縁との間をS字形に屈曲して支持板22と保持板2
4の対向面に入り込み、支持板22と保持板24に挾持
される。前記と同様に、鋸歯は、あってもなくてもよ
い。
【0021】
【効果】この考案によれば、以上のように、比較的厚み
が大きく定形的な基板の下面に当接する台板からほぼ直
角に上方に延びる支持板から垂下する係止板を設け、こ
の係止板に上端縁がほぼ対向するか又はそれよりも内側
に位置する保持板を前記支持板に対面して設けたので、
基板の上面に敷いたカーペットの端縁部を、係止板の先
端と保持板の上端縁の間を通して屈曲させながら支持板
と保持板との間に挿入する簡単な操作でカーペットを確
実かつ強固に取り付けることができ、またカーペットの
取り外しも容易である。
が大きく定形的な基板の下面に当接する台板からほぼ直
角に上方に延びる支持板から垂下する係止板を設け、こ
の係止板に上端縁がほぼ対向するか又はそれよりも内側
に位置する保持板を前記支持板に対面して設けたので、
基板の上面に敷いたカーペットの端縁部を、係止板の先
端と保持板の上端縁の間を通して屈曲させながら支持板
と保持板との間に挿入する簡単な操作でカーペットを確
実かつ強固に取り付けることができ、またカーペットの
取り外しも容易である。
【0022】さらに取付具の構造が簡単なため、コスト
的にも安価に製造することができる。
的にも安価に製造することができる。
【0023】そのほか、長尺の取付具を用意しておき、
定形基板のサイズに合わせて切断して用いることもでき
るので非常に便利である。
定形基板のサイズに合わせて切断して用いることもでき
るので非常に便利である。
【図1】この考案の取付具を用いて定形基板にカーペッ
トを敷設した状態を示す斜視図
トを敷設した状態を示す斜視図
【図2】同上の一部拡大縦断面図
【図3】この考案の取付具の一実施例を示す一部拡大斜
視図
視図
【図4】同上の第2の例を示す斜視図
【図5】同上の第3の例を示す斜視図
【図6】同上の第4の例を示す斜視図
【図7】同上の第5の例を示す斜視図
【符号の説明】 1 定形基板 2 合板 3 発泡スチロール 4 クッションシート 10 カーペット 11 端縁部 20 取付具 21 台板22 支持板23 係止板24 保持板 25 鋸歯
Claims (1)
- 【請求項1】 台板とほぼ直角に上方に延びる支持板か
ら垂下する係止板を設け、前記支持板に対面しかつその
上端縁が前記係止板の先端と上下にほぼ対向するか又は
それよりも内側に位置する保持板を設け、カーペットの
端縁部を、前記係止板の先端と保持板の上端縁の間から
支持板と保持板との間へと屈曲させて挿入し係止するよ
うにしたカーペットの取付具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992003468U JPH0746217Y2 (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | カーペットの取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992003468U JPH0746217Y2 (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | カーペットの取付具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH067581U JPH067581U (ja) | 1994-02-01 |
JPH0746217Y2 true JPH0746217Y2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=11558165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992003468U Expired - Lifetime JPH0746217Y2 (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | カーペットの取付具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0746217Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52105351U (ja) * | 1976-02-09 | 1977-08-10 | ||
JPS5310140U (ja) * | 1976-07-09 | 1978-01-27 | ||
JPS5332621U (ja) * | 1976-08-25 | 1978-03-22 | ||
JPH0571395U (ja) * | 1992-02-28 | 1993-09-28 | ケーワイ建設工業株式会社 | 収納ドア |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6042290B2 (ja) * | 1978-03-27 | 1985-09-21 | 豊和工業株式会社 | 梳綿機におけるドツフア−変速装置 |
JPS5541147A (en) * | 1978-09-14 | 1980-03-22 | Mitsubishi Electric Corp | Thyristor leonard device with field controller |
-
1992
- 1992-02-03 JP JP1992003468U patent/JPH0746217Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH067581U (ja) | 1994-02-01 |
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