JPH0741221A - 巻取紙保持装置 - Google Patents

巻取紙保持装置

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Publication number
JPH0741221A
JPH0741221A JP18588793A JP18588793A JPH0741221A JP H0741221 A JPH0741221 A JP H0741221A JP 18588793 A JP18588793 A JP 18588793A JP 18588793 A JP18588793 A JP 18588793A JP H0741221 A JPH0741221 A JP H0741221A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary shaft
gear
web
clutch
driving
Prior art date
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Pending
Application number
JP18588793A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshifusa Shiraishi
吉英 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komori Corp
Original Assignee
Komori Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Komori Corp filed Critical Komori Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 常に巻取紙を所定張力で巻出す。 【構成】 巻取紙12を支持する回転軸24を巻出し回
転させる際に、クラッチ51により回転軸24と駆動歯
車37の結合解除を行ない、巻出し回転による回転軸2
4の回転力を駆動歯車37、伝達歯車36、第2中間歯
車35、中間軸34、中間歯車33及び出力歯車32に
伝えないようにし、巻出し回転時に回転軸24に動力伝
達手段により生じる機械的な負荷による制動力が働かな
いようにしてブレーキのみにより回転軸24の制動力を
制御し常に巻取紙を所定張力で巻出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輪転印刷機の給紙部で
巻取紙を保持する巻取紙保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2にはオフセット輪転印刷機の概略構
成を示してある。図に示すように、オフセット輪転印刷
機は、印刷順序にしたがって給紙部1、インフィード部
2、印刷部3、乾燥部4、冷却部5、ウエブパス部6及
び折部7を備えている。
【0003】給紙部1では、ロール状に巻かれた巻取紙
11からウエブ11aが巻出されて終わりに近づくと、
次の巻取紙12からのウエブを連続してつなぐようにな
っている。即ち、図3、図4に示すように、給紙部1の
フレーム21には巻取紙支持手段としての一対のアーム
22が中心軸23を中心に回動自在に支持され、アーム
22の両端には回転軸24が回転自在に備えられてい
る。回転軸24には巻取紙11(12)の両端が支持さ
れ、インフィード部2に設けられたロール対2a,2b
により印刷部3へ供給されるウエブ11aの張力によっ
て巻取紙11(12)が回転軸24と一体となって回転
して巻取紙11(12)からウエブ11aが巻出され
る。また、ウエブ11aの張力を検出する図示しないセ
ンサの信号により回転軸24に制動力を与えるブレーキ
26が回転軸24の軸端に設けられ、ブレーキ26によ
りウエブ11aに常時所定の張力を付与している。
【0004】印刷が進み、巻取紙11が所定の小径に近
づくと、アーム22が回動して巻取紙12が上方に移動
し、図示しない駆動装置によって、次の巻取紙12がウ
エブ11aの走行速度と等しい周速で加速回転する。圧
接部材25を巻取紙12側に押付け、巻取紙11の後端
部側を巻取紙12の巻出し端部に設けられた両面テープ
等の接着部に押付けて紙継ぎを行なう。紙継ぎ終了後、
巻取紙11の後端を切断し、この巻取紙11を新たな巻
取紙と交換して次の紙継ぎに備える。
【0005】図3、図4で示した紙継ぎ機能を備えた巻
取紙保持装置において、巻取紙12を加速回転させる駆
動装置を図5に基づいて説明する。図5には加速用の駆
動装置の断面を示してある。
【0006】アーム22側には加速モータ31が設けら
れ、加速モータ31の出力歯車32は中間歯車33に噛
み合っている。中間歯車33は中間軸34の一端に設け
られ、中間軸34はアーム22に回転自在に支持されて
いる。中間軸34の他端には第2中間歯車35が取付け
られ、第2中間歯車35は伝達歯車36に噛み合ってい
る。つまり、加速モータ31の駆動により、出力歯車3
2、中間歯車33、中間軸34、第2中間歯車35、伝
達歯車36及び駆動歯車37を介して回転軸24(巻取
紙12)が加速回転される。
【0007】中間歯車33は中間軸34に回転自在に支
持され、中間歯車33と中間軸34とに亘りクラッチ4
1が設けられている。クラッチ41の入・切により、中
間歯車33と中間軸34が結合、結合解除状態になり、
クラッチ41を入状態にすることで、加速モータ31の
駆動力が回転軸24まで伝わる。巻取紙12の巻出しが
開始されると、クラッチ41を切状態にして中間歯車3
3と中間軸34を結合解除状態にする。
【0008】紙継ぎするために巻取紙12を加速回転さ
せる場合、クラッチ41を入状態にして加速モータ31
を駆動する。加速モータ31の駆動力は、出力歯車3
2、中間歯車33、中間軸34、第2中間歯車35、伝
達歯車36及び駆動歯車37を介して回転軸24に伝達
され、回転軸24の回転によって巻取紙12が加速回転
される。
【0009】巻取紙12の巻出しが開始された場合、加
速モータ31を停止させると共にクラッチ41を切状態
にする。クラッチ41を切状態にすると、中間歯車33
と中間軸34が結合解除状態になり、回転軸24が巻出
し回転して中間軸34が回転した際、中間歯車33は停
止状態となり、回転軸24の回転力が加速モータ31に
伝わることがない。また、ウエブの巻出しの際、ウエブ
の張力を検出する図示しないセンサによりブレーキ26
が作動して回転軸24の制動力を制御することにより、
ウエブは常時所定の張力が付与されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した巻取紙保持装
置では、クラッチ41を設けて加速モータ31の駆動力
を回転軸24に伝えているので、回転軸24が巻出し回
転する時にはクラッチ41を切状態にすることで、加速
モータ31側には回転力が伝わらないようにして、ブレ
ーキ26の回転軸24への制動力によってウエブの張力
を制御している。しかし、クラッチ41を切状態にして
加速モータ31側に回転力が伝わらないような状態で巻
取紙12が回転軸24と一体となって回転させられて
も、駆動歯車37、伝達歯車36、第2中間歯車35及
び中間歯車34は回転することになり、回転軸24の回
転は機械的な負荷が大きいものになってしまう。巻取紙
12の巻出しが進み慣性力が小さくなると、ウエブを所
定の張力に維持するために必要な回転軸24への制動力
は少なくなるが、この機械的な負荷によって回転軸24
に制動力が働いた状態になり、機械的な負荷による制動
力が、ウエブの所定張力を維持するために必要な制動力
より大きくなってしまい、ブレーキ26ではウエブの張
力を制御することができなくなる。このため、巻出され
たウエブに必要以上の張力がかかってウエブにしわが生
じたり、薄紙のウエブの場合には断紙してしまう虞れが
あった。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の構成は、巻取紙を支持する回転軸を備えた巻
取紙支持手段と、回転軸に設けられる動力伝達手段と、
動力伝達手段に連結されて回転軸の駆動を行なう駆動手
段と、回転軸の制動を行なう制動手段と、回転軸と動力
伝達手段とに亘って設けられ回転軸と動力伝達手段の結
合及び結合解除を行なうクラッチとを備えたことを特徴
とする。
【0012】
【作用】回転軸の駆動を行なう場合、クラッチにより回
転軸と動力伝達手段を結合し、駆動手段の駆動により動
力伝達手段を介して回転軸を駆動回転させる。巻取紙の
巻出しを行なう場合、クラッチにより回転軸と動力伝達
手段の結合解除を行ない、巻出し回転による回転軸の回
転力を動力伝達手段に伝えずに制動手段によりウエブの
張力を制御する。
【0013】
【実施例】図1には本発明の一実施例に係る巻取紙保持
装置の加速用の駆動装置の断面を示してある。尚、図5
で示した部材と同一部材には同一符号を付して重複する
説明は省略する。
【0014】中間歯車33は中間軸34の一端に固定さ
れた状態になり、駆動歯車37は回転軸24に回転自在
に支持されている。動力伝達手段は中間歯車33、中間
軸34、第2中間歯車35、伝達歯車36及び駆動歯車
37によって構成されている。
【0015】回転軸24と駆動歯車37の間にはクラッ
チ51が設けられ、クラッチ51の入・切によって回転
軸24と駆動歯車37が結合、結合解除状態になる。ク
ラッチ51を入状態にすることで回転軸24と駆動歯車
37が結合状態になり、駆動手段としての加速モータ3
1の駆動力が回転軸24に伝わる。巻取紙12の巻出し
が開始されると、クラッチ51を切状態にし、回転軸2
4と駆動歯車37を結合解除状態にする。
【0016】巻取紙12を加速回転させる場合、クラッ
チ51を入状態にして加速モータ31を駆動する。加速
モータ31の駆動力は、出力歯車32、中間歯車33、
中間軸34、第2中間歯車35、伝達歯車36及び駆動
歯車37を介して回転軸24に伝達され、回転軸24の
回転によって巻取紙12が加速回転される。
【0017】巻取紙12の巻出しが開始された場合、加
速モータ31を停止させると共にクラッチ51を切状態
にする。クラッチ51を切状態にすると、回転軸24と
駆動歯車37が結合解除状態になり、回転軸24が巻出
し回転した際に駆動歯車37は停止状態になり、回転軸
24の回転力が伝達歯車36、第2中間歯車35、中間
軸34、中間歯車33及び出力歯車32を介して加速モ
ータ31に伝わることがない。この回転歯車33及び出
力歯車32を介して加速モータ31に伝わることがな
い。この時、回転軸24はブレーキ26により制動力が
制御されウエブに常時所定の張力を付与するようにして
いる。
【0018】上述した巻取紙保持装置では、クラッチ5
1を切状態にして回転軸24を巻出し回転させた際に、
回転軸24以外の部材(駆動歯車37、伝達歯車36、
第2中間歯車35、中間軸34、中間歯車33、出力歯
車32)は回転せず、回転軸24に動力伝達手段により
生じる機械的な負荷が働くことがない。このため、巻取
紙12の慣性力が小さくなっても回転軸24に機械的負
荷による制動力が働くことがないので、ブレーキ26の
みにより回転軸24の制動力を制御することができる。
【0019】尚、回転軸24の加速駆動を行なう機構は
上記実施例に限定されるものではない。
【0020】
【発明の効果】本発明の巻取紙保持装置は、巻取紙を支
持する回転軸を巻出し回転させる際に、クラッチにより
回転軸と動力伝達手段の結合解除を行なうようにしたの
で、巻出し回転による回転軸の回転力が動力伝達手段に
伝わらず、巻出し回転時に回転軸に機械的な負荷が生じ
ることがない。この結果、巻取紙の慣性力が小さくなっ
ても回転軸に制動力が働くことがなくなり、制動手段の
みにより回転軸の制動力を制御することができるので、
常に巻取紙を所定張力で巻出すことができ、巻出された
ウエブに悪影響が及ぶことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る巻取紙保持装置の加速
用の駆動装置の断面図。
【図2】オフセット輪転印刷機の概略構成図。
【図3】給紙部の側面図。
【図4】給紙部の正面図。
【図5】従来の巻取保持装置の加速用の駆動装置の断面
図。
【符号の説明】
12 巻取紙 24 回転軸 26 ブレーキ 32 出力歯車 33 中間歯車 34 中間軸 35 第2中間歯車 36 伝達歯車 37 駆動歯車 51 クラッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻取紙を支持する回転軸を備えた巻取紙
    支持手段と、回転軸に設けられる動力伝達手段と、動力
    伝達手段に連結されて回転軸の駆動を行なう駆動手段
    と、回転軸の制動を行なう制動手段と、回転軸と動力伝
    達手段とに亘って設けられ回転軸と動力伝達手段の結合
    及び結合解除を行なうクラッチとを備えたことを特徴と
    する巻取紙保持装置。
JP18588793A 1993-07-28 1993-07-28 巻取紙保持装置 Pending JPH0741221A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18588793A JPH0741221A (ja) 1993-07-28 1993-07-28 巻取紙保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18588793A JPH0741221A (ja) 1993-07-28 1993-07-28 巻取紙保持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0741221A true JPH0741221A (ja) 1995-02-10

Family

ID=16178622

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18588793A Pending JPH0741221A (ja) 1993-07-28 1993-07-28 巻取紙保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0741221A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002505992A (ja) * 1998-03-09 2002-02-26 バルドウィン アマル アクチボラグ ロールスタンドに関連する装置
US6820549B2 (en) 2002-08-20 2004-11-23 Komori Corporation Rotary press

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002505992A (ja) * 1998-03-09 2002-02-26 バルドウィン アマル アクチボラグ ロールスタンドに関連する装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020409