JPH11116115A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH11116115A
JPH11116115A JP9278746A JP27874697A JPH11116115A JP H11116115 A JPH11116115 A JP H11116115A JP 9278746 A JP9278746 A JP 9278746A JP 27874697 A JP27874697 A JP 27874697A JP H11116115 A JPH11116115 A JP H11116115A
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JP
Japan
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tension
web
sheet feeding
feeding device
started
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JP9278746A
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English (en)
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Hideaki Mishima
秀明 三島
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給紙装置において、非接続状態になっている
張力付与手段を、運転開始後に自動的に接続状態にして
ウェブに所定の張力を付与できるようにする。 【解決手段】 給紙部30Aとラミネートユニット40
との間に位置するウェブW2 の張力を検出するテンショ
ンピックアップ61を備え、且つ、前記給紙部からウェ
ブを連続的に送り出す運転を開始する前は、クラッチ3
3を切ってウェブに対する張力付与が解除されているモ
ータ31等からなる張力付与手段を、運転開始後にクラ
ッチ33を入れてその張力付与が接続された状態にする
に当り、運転開始時に、前記テンションピックアップ6
1により検出された張力値に基づいて、運転が開始され
たか否かを判定し、運転開始が判定された時に、前記張
力付与手段による張力付与を接続状態にするクラッチ制
御信号を出力する判定手段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、給紙装置、特に印
刷機、コータ、ラミネータ等の輪転加工機にウェブを供
給する運転の開始を安定して行うことができる給紙装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、一般的に用いられているラミネ
ータを示す概略構成図である。
【0003】このラミネータは、第1ウェブW1 を供給
する第1給紙装置10と、該第1ウェブW1 の片面に接
着剤を塗布するコータユニット(輪転加工機)20と、
塗布された糊を乾燥するドライヤ25と、第2ウェブW
2 を供給する第2給紙装置30と、該第2ウェブW2 と
上記第1ウェブW1 の接着剤塗面とを張り合わせるラミ
ネートユニット40(輪転加工機)と、ラミネートされ
たウェブを巻き取る巻取装置50とを備えている。そし
て、上記第1給紙装置10と第2給紙装置30は、軸を
中心にウェブがコイル状に巻回されてなるコイル状ウェ
ブを、その軸を中心に回転させて送り出す給紙部10A
と30Aをそれぞれ有し、これら各給紙部10A、30
Aから前記第1ウェブW1 、第2ウェブW2 が、それぞ
れ引き出されて下流側に供給されるようになっている。
【0004】上記ラミネータでは、安定して生産が行わ
れている定常操業時には、所定のラインスピードで第1
給紙装置10から途中で接着剤が塗付されて供給される
第1ウェブW1 と、第2給紙装置30から実質上同じス
ピードで供給される第2ウェブW2 とを、ラミネートユ
ニット40で連続的にラミネートすると共に、それを巻
取装置50で順次巻き取ることにより、ラミネートフィ
ルム(製品)が連続生産されるようになっている。
【0005】その際、良好な品質の製品を得るために
は、各給紙装置から連続的に供給されるウェブに常に適
切な張力を付与しておくことが重要である。
【0006】そのため、上記2つの給紙装置10、30
には、それぞれの給紙部10A、30Aから引き出され
るウェブに所定の張力を付与するための張力付与手段が
設置されている。但し、便宜上第1給紙装置10につい
ての図示は省略してある。
【0007】ここで、上記張力付与手段を第2給紙装置
30の場合を代表させて説明すると、該第2給紙装置3
0には、その給紙部30Aとラミネートユニット40と
の間に位置する第2ウェブW2 に対して所定の張力を付
与するために、該給紙部30Aに軸支されているコイル
状ウェブを回転させるモータ31と、その回転駆動力を
伝達したり切ったりするためのクラッチ33とが設置さ
れている。即ち、この張力付与手段は、クラッチ33が
接続され、モータ31の回転駆動力が第2給紙装置30
の給紙部30Aに伝達されている状態で、該モータ31
の回転速度を、第2ウェブW2 の供給速度がライン速度
よりわずかに小さくなるように調整することにより、該
ウェブW2 に所定の張力を付与するようになっている。
【0008】ところで、上記ラミネータで生産を始める
際には、ラミニップロール40Aが上昇して、ラミネー
トロール40Bから離れているときに、ラミネートユニ
ット40のニップ部(両ロール40A、40Bの当接位
置)で、第1ウェブW1 に第2ウェブW2 を粘着テープ
等を用いて張り付けた後に、ラミニップロール40Aを
下降させてウェブ走行を開始するか、あるいは、第1給
紙装置10からのウェブ走行を開始した後に、粘着テー
プ等を張り付けた第2ウェブW2 をラミネートユニッテ
40のニツプ部に挿入し、ラミネートを開始することが
行われている。
【0009】上記いずれの方法を採用する場合でも、生
産を開始するためには、第2給紙装置30の運転を開始
し、第2ウェブW2 を連続的に送り出す(走行する)た
めには、その前に給紙部30Aから該ウェブW2 をラミ
ネートユニット40まで引き出す必要がある。
【0010】ところが、第2給紙装置30の張力付与手
段が接続されている状態、即ち、前記クラッチ33が接
続している状態では負荷が大きいために、上記第2ウェ
ブW2 をラミネートユニット40まで引き出すことがで
きない。
【0011】そこで、前記第2給紙装置30では、その
運転開始前に、一旦上記クラッチ33の接続を切って負
荷がかからない状態にしてから、第2ウェブW2 をラミ
ネートユニット40まで引き出し、それを第1ウェブW
1 と張り合わせた後に、第2給紙装置30の運転を開始
して第2ウェブW2 の走行を開始すると共に、該ウェブ
W2 に張力を付与するために第2給紙装置30のクラッ
チ33を接続する必要があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の給紙装置では、上述したように、生産を開始するた
めに、例えば第2給紙装置30からラミネートユニット
40まで、第2ウェブW2 を引き出す紙通しを行う際に
は、前もってクラッチ33の接続を切り、第2ウェブW
2 を第1ウェブW1 に張り付け、第2給紙装置30の運
転(ウェブ走行)を開始した後、該クラッチ33を接続
する作業を必ず行わなければならないために、それが大
きな作業負荷となっていた。又、運転開始後の上記クラ
ッチ33の接続は、オペレータが手作業で行っていたた
め、それを接続することを忘れてしまうことも多く、そ
れが原因で必要以上のウェブを引き出し、その巻き込み
や紙切れ等が生じ、生産を阻害してしまうという問題も
あった。
【0013】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、運転開始前には、引き出されるウェ
ブに張力がかからないように非接続状態になっている張
力付与手段を、運転開始後に自動的に接続状態にしてウ
ェブに所定の張力を付与することができる給紙装置を提
供することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、支軸を中心に
コイル状に巻回されているウェブを、該支軸を中心に回
転させて送り出すことにより、輪転加工機に連続的に供
給する供給部と、該供給部と輪転加工機との間に位置す
るウェブに対して張力を付与する張力付与手段とを備え
ている給紙装置において、前記供給部と輪転加工機との
間に位置するウェブの張力を検出する張力検出手段を備
えていると共に、前記供給部からウェブを連続的に送り
出す運転を開始する前は、ウェブに対する張力付与が解
除されている張力付与手段を、運転開始後にその張力付
与が接続された状態にするに当り、運転開始時に、前記
張力検出手段により検出された張力値に基づいて、運転
が開始されたか否かを判定するとともに、運転開始が判
定された時に、前記張力付与手段による張力付与を接続
状態にする機能を有する判定手段と、を備えたことによ
り、前記課題を解決したものである。
【0015】即ち、本発明においては、張力検出手段に
より検出される張力値に基づいて運転が開始されたこと
を判定し、その後、該張力付与手段を自動的に接続状態
にできるようにしたので、給紙装置の運転開始後に自動
的にウェブに所定の張力を付与することが可能となり、
従って、オペレータの作業負荷を大幅に軽減できると同
時に、生産性の向上を図ることが可能となる。
【0016】本発明は、又、前記給紙装置において、前
記判定手段が、所定値以上の張力値が所定時間以上継続
することにより、運転が開始されたと判定する機能を有
する場合には、輪転加工機へのウェブの走行の事実を正
確に認識できることから、給紙装置の運転開始を確実に
判定することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明に係る第1実施形態の給紙
装置が適用されているラミネータを示す、前記図8に相
当する概略構成図である。
【0019】上記図1に示したラミネータ(システム)
は、第1給紙装置10及び第2給紙装置30として、本
実施形態の給紙装置が用いられている以外は、前記図8
に示したものと実質的に同一である。従って、同一部分
については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略
する。
【0020】以下、本実施形態の第1給紙装置10と第
2給紙装置30は、ウェブを供給する直近の輪転加工機
が異なるだけで実質上同一であるため、便宜上、第2給
紙装置30を代表させて説明し、第1給紙装置10につ
いては、前記図8の場合と同様にその図示と詳細な説明
を省略する。
【0021】上記第2給紙装置30では、支軸を中心に
コイル状に巻回されているウェブ(コイル状ウェブ)
を、その支軸を中心に回転させて送り出す給紙部(供給
部)30Aと、ラミネートユニット(輪転加工機)40
との間に位置するウェブにかかる張力を検出するための
テンションピックアップ(張力検出手段)61が配設さ
れている。
【0022】又、このテンションピックアップ61から
の検出信号は、運転開始時に検出された張力値に基づい
て、運転が開始されたか否か、即ちウェブ走行の有無を
判定するウェブ走行判定手段62に入力されるようにな
っている。
【0023】上記ウェブ走行判定手段62では、所定値
以上の張力値が所定時間以上継続することにより、ウェ
ブ走行の事実、即ち運転開始の判定を行う。この判定手
段62は、コンピュータあるいはプログラマブルコント
ローラ等で構成され、テンションピックアップ61の張
力値が、上記所定の条件を満たすときに、第2ウェブW
2 の走行が開始したと判断し、張力付与手段を構成する
クラッチ33への接続指令信号を出力する。
【0024】即ち、上記ウェブ走行判定手段62は、前
記給紙部30Aからウェブを連続的に送り出す運転を開
始する前は、ウェブに対する張力付与が解除されている
張力付与手段を、運転開始後にその張力付与が接続され
た状態にするに当り、運転開始時に、前記テンションピ
ックアップ61により検出された張力値に基づいて、運
転が開始されたか否かを判定するとともに、運転開始が
判定された時に、上記張力付与手段による張力付与を接
続状態にする機能を有している。
【0025】又、上記張力付与手段は、図2に前記ラミ
ネータの要部詳細を概念的に示したように、テンション
ピックアップ61からの張力値に基づいて張力制御信号
を出力するテンションコントローラ34と、該コントロ
ーラ34からの張力制御信号に基づいて、給紙部30A
のコイル状ウェブを回転するモータ31の回転を制御す
るモータ制御信号を、該モータ31に出力するモータコ
ントローラ32とを含んでいる。
【0026】従って、前記第2給紙装置30では、ウェ
ブ走行判定手段62によりウェブ走行(運転開始)が判
定されると、自動的にクラッチ33は接続され、適切な
張力制御が開始されるようになっている。
【0027】次に、本実施形態の作用を、図3の張力及
びライン速度についてのタイムチャートと、図4のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0028】オペレータが(1)「運転準備スイッチ」
ボタンを押すと、第1給紙装置10と巻取装置50にお
けるウェブの張力が予め設定した値になるように、これ
ら各装置10及び50にそれぞれ設けられているテンシ
ョンピックアップ及びテンションコントローラ(いずれ
も図示せず)が作動し、第1給紙装置10のモータ11
及び巻取装置50のモータ51の制御を行い、ライン運
転準備状態になる(ステップ1、2)。
【0029】次に、(2)「ライン運転スイッチ」ボタ
ンを押すと、ラミネートユニット40のモータ41が回
転し、同時にラミニップロール40Aが下降し、ラミニ
ップロール40Bに対して「着」の状態になり、第1ウ
ェブW1 の走行が開始する(ステップ3〜5)。
【0030】上記第1ウェブW1 の走行が開始すると、
ウェブ走行判定手段62の内部にあるタイマがリセット
され、計時を開始する(ステップ8、9)。そして、第
2給紙装置30から送り出される第2ウェブW2 の張力
値を、テンションピックアップ61から上記判定手段6
2に読み込む(ステップ10)。
【0031】もし、読み取った張力値が所定の閾値Tmi
n (1〜2kg程度)に満たない場合は、第2ウェブW
2 の走行は行われていないと判断し、ステップ8に戻っ
てタイマのリセットからやり直す(ステップ11)。こ
のステップ11で、所定の張力値Tmin 以上と判定され
た場合は、更にタイマの値を調べ、その値が所定の設定
時間t(5〜10秒程度)に満たない場合は、再度テン
ションピックアップ61から読み込まれる第2ウェブW
2 の張力値をチェックする動作を繰り返す(ステップ1
2)。
【0032】そして、所定の値Tmin 以上の張力値が設
定時間tの間保持されている場合には、前記ウェブ走行
判定手段62がウェブ走行有りと判定し、(3)その出
力信号がON状態になると同時に、該判定手段62から
クラッチ制御信号が出力され、第2給紙装置30のクラ
ッチ33が入っていない場合には、その接続を指示し、
クラッチ「入」の状態にする。
【0033】その後、図示しない「圧胴下降スイッチ」
ボタンを押して、コータユニット20の圧胴20Aを下
降させて版胴20Bに押え付け、接着剤の塗布を始めて
から、「加速スイッチ」ボタンを押してラインスピード
を加速し、製品の生産を開始する(ステップ15〜1
7)。
【0034】以上詳述した本実施形態によれば、給紙装
置の運転開始時に、ウェブ走行が開始された後に自動的
にクラッチ33を接続できるようにしたので、オペレー
タの作業負荷を軽減できると同時に、クラッチ33の入
れ忘れを無くすることができることから、生産性の向上
を図ることができる。
【0035】次に、本発明に係る第2実施形態について
説明する。
【0036】本実施形態は、第2給紙装置を、図5に示
した構成とした以外は、前記図1、図2等を用いて説明
した、前記第1実施形態の場合と実質的に同一である。
【0037】本実施形態の給紙装置は、張力付与手段を
構成するモータ31をサーボモータ(又は、インバータ
モータ)とし、モータコントローラをサーボドライバ
(又は、インバータ)とすることにより、前記第1実施
形態のクラッチ33を不要とするとともに、ウェブ走行
判定手段62からモータコントローラ32に運転信号を
出力することにより、第2ウェブW2 に対する張力付与
が解除されている状態から接続された状態にすることが
できるようにしたものである。
【0038】本実施形態によれば、ウェブ走行判定手段
62からウェブ走行の判定結果(運転信号)を、モータ
コントローラ32に出力することにより、前記第1実施
形態の場合と同様に、人手を介することなく、自動的に
走行するウェブに対する張力制御を行うことが可能とな
る。
【0039】図6は、本発明に係る第3実施形態の給紙
装置の概略構成を示す、前記図5に相当するものであ
る。
【0040】本実施形態の給紙装置では、給紙部30A
のウェブを回転させるモータがなく、張力付与手段が、
その回転を制御するパウダーブレーキ(電磁ブレーキ)
35と、テンションピックアップ61で検出される張力
が所定値になるように、その制動状態を調整するテンシ
ョンコントローラ34とを含み、該コントローラ34に
ウェブ走行判定手段62から運転信号が入力されるよう
に構成されており、それ以外の構成は、前記第2実施形
態の給紙装置と実質的に同一である。
【0041】本実施形態によれば、パウダーブレーキ3
5の励磁コイルに対する電流を0にすることにより、該
ブレーキ35の拘束を受けることなく簡単にウェブW2
を引き出すことができるとともに、同電流値を適切に制
御することにより、該ウェブW2 に対して適切に張力を
付与することができる。
【0042】図7は、本発明に係る第4実施形態の給紙
装置の要部構成を示す、前記図5に相当する説明図であ
る。但し、張力付与手段の構成は、前記図2に示した第
1実施形態のものと同一である。
【0043】本実施形態の給紙装置である第2給紙装置
30は、給紙部30Aとコータユニット40との間のウ
ェブ張力を検出する検出手段として、前記第1実施形態
のテンションピックアップ61の代わりに、ダンサロー
ル63を設置した以外は、前記図2等に示した第1実施
形態の場合と実質的に同一である。
【0044】このダンサロール63は、エアシリンダ6
4で第2ウェブW2 の長さが変化する方向に進退動され
ると共に、その位置をポテンショメータ65により検出
することにより、該ウェブW2 に付与される張力が検出
されるようになっている。
【0045】本実施形態によれば、上記ダンサロール6
3により、前記テンションピックアップ61の場合と同
様に正確に第2ウェブW2 の張力を検出することができ
るので、前記第1実施形態の場合と同様に、ラミネータ
による生産を開始するときに、第2給紙装置30の運転
を開始するに当り、クラッチ33を接続する労力を省く
ことができると同時に、該クラッチ33の接続を忘れる
ことが原因で、生産に支障を来す事故が生じることも未
然に防ぐことができる。
【0046】以上、本発明について具体的に説明した
が、本発明は、前記実施形態に示したものに限られるも
のでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
ある。
【0047】例えば、張力付与手段としては、前記実施
形態に示したものに限らず、ウェブに対して張力を付与
する機能を持つものであれば、任意のものを利用するこ
とができ、又、張力検出手段としても前記実施形態に示
したテンションピックアップやダンサロールに限定され
ない。
【0048】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
運転開始前には、引き出されるウェブに張力がかからな
いように非接続状態になっている張力付与手段を、運転
開始後に自動的に接続状態にしてウェブに所定の張力を
付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の給紙装置が適用されたラミネー
タを示す概略構成図
【図2】上記ラミネータの要部詳細を概念的に示す説明
【図3】上記ラミネータにおける生産開始時の張力とラ
インスピードの変化を示すタイムチャート
【図4】上記ラミネータにおける操作手順及びウェブ走
行の判別アルゴリズムを含むフローチャート
【図5】第2実施形態の給紙装置の概略構成を示す説明
【図6】第3実施形態の給紙装置の概略構成を示す説明
【図7】第4実施形態の給紙装置の概略構成を示す説明
【図8】一般的なラミネータを示す概略構成図
【符号の説明】
10…第1給紙装置 10A…給紙部 20…コータユニット 25…ドライヤ 30…第2給紙装置 30A…給紙部 31…モータ 32…モータコントローラ 33…クラッチ 34…テンションコントローラ 35…パウダブレーキ 40…ラミネートユニット 40A…ラミニップロール 40B…ラミネートロール 50…巻取装置 61…テンションピックアップ 62…ウェブ走行判定手段 W1 …第1ウェブ W2 …第2ウェブ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支軸を中心にコイル状に巻回されているウ
    ェブを、該支軸を中心に回転させて送り出すことによ
    り、輪転加工機に連続的に供給する供給部と、 該供給部と輪転加工機との間に位置するウェブに対して
    張力を付与する張力付与手段とを備えている給紙装置に
    おいて、 前記供給部と輪転加工機との間に位置するウェブの張力
    を検出する張力検出手段を備えていると共に、 前記供給部からウェブを連続的に送り出す運転を開始す
    る前は、ウェブに対する張力付与が解除されている張力
    付与手段を、運転開始後にその張力付与が接続された状
    態にするに当り、 運転開始時に、前記張力検出手段により検出された張力
    値に基づいて、運転が開始されたか否かを判定するとと
    もに、 運転開始が判定された時に、前記張力付与手段による張
    力付与を接続状態にする機能を有する判定手段と、を備
    えていることを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記判定手段が、所定値以上の張力値が所定時間以上継
    続することにより、運転が開始されたと判定する機能を
    有していることを特徴とする給紙装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記張力付与手段が、前記供給部のコイル状に巻回され
    ているウェブを回転駆動するモータと、該モータの回転
    駆動力の伝達を入・切するクラッチとを含むことを特徴
    とする給紙装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、 前記張力付与手段が、前記供給部のコイル状に巻回され
    ているウェブを回転駆動するモータと、該モータを制御
    するモータコントローラとを含むことを特徴とする給紙
    装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、 前記張力付与手段が、前記コイル状ウェブの回転を制動
    するブレーキを含むことを特徴とする給紙装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、 前記張力検出手段が、テンションピックアップを含むこ
    とを特徴とする給紙装置。
  7. 【請求項7】請求項1において、 前記張力検出手段が、ダンサロールを含むことを特徴と
    する給紙装置。
JP9278746A 1997-10-13 1997-10-13 給紙装置 Pending JPH11116115A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6506438B2 (en) 1998-12-15 2003-01-14 E Ink Corporation Method for printing of transistor arrays on plastic substrates
CN102218888A (zh) * 2011-03-21 2011-10-19 蒋均利 一种全自动流水作业贴布机
JP2016173420A (ja) * 2015-03-16 2016-09-29 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
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