JPS6050455A - 相回転検出器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は３相交流電源の相回転をチェックする相回転検
出器に関する。

一般に３相誘導電動機を設備に実装するには予め３相電
源の相回転方向を確認した上で電源に接続するのを常と
している。しかし、従来の相回転検出器は円板回転式の
機器が多く、その回転円板の表面に塗色された模様の移
動方向を目視して相回転の検出を行っていたため暗い場
所では相回転の方向が容易に判断しにくく、かつ多少で
も乱暴に扱うと回転部が損傷する等の欠点があった。

本発明は上記の如き従来の欠点を除去するためになされ
たもので、暗い場所でも明確に相回転方向を判断でき、
かつ回転機構部を全く除去した信頼性に優れだ相回転検
出器を提供することを目的とする。第１図は本発明の一
実施例を示す相回転検出器の回路構成図で、図において
、１．２．３は金私クリップ等の検知子、４，５．６は
波形整形回路、Ｃ３，Ｃ２，Ｃ８はコンデンサＮ　Ｒ＋
　Ｉ　Ｒ２＋　Ｒｓは抵抗で、前記検知子１’、　２　
、３と波形整形回路４゜５．６間に夫々前記コンデンサ
Ｃと抵抗Ｒで微分回路を形成している。また、７．８．
９はワンショットマルチ回路からなる立上り検出回路で
、その立上り検出回路７，８．９の出力信号と後段の正
相用ＡＮＤ回路１０，１１．１２及び逆相用ＡＮＤ回路
１４，１５．１６との間でマトリックス回路を構成する
。１６は正相用ＯＲ回路、１７は逆相用ＯＲ回路、１８
及び１９は夫々正相側及び逆相側単安定発振回路、Ｔｒ
ｌ及びＴｒｙは夫々正相及び逆相表示用トランジスタ、
２ｏは低周波発振回路でカウンタ回路２１に出力信号を
与えている。

２２及び２６は前記カウンタ回路２１の出力信号と前記
正相及び逆相表示用トランジスタＴ、ｒ、及びＴｒ２の
出力信号とによって夫々切換えられる正相用スイッチ及
び逆相用スイッチ、２５は複数の発光ダイオードからな
る表示用発光ダイオードである。

また、第２図は検知子１，２．３の信号検出手段として
検知子を３相交流電源の裸線に直接々続した場合の等価
回路、ＧＤは中性点で、第１図の回路図におけるアース
ラインに相当する。

次に本発明の動作について以下に説明する。３相交流電
源の各電線に対して夫々の検知子１，２゜６を直接接続
する。上記の接続操作によって相回転検出器の入力回路
は第２図に示す等価回路で表わされる。そして、前記等
価回路の抵抗Ｒ１，Ｒ２゜Ｒ５１ｄ夫／ｌ　ＶＲ，、Ｖ
Ｒ２，ＶＲｓ　なる電圧が検出される。検出された。前
記の電圧信号は１次遅れのアナログ信号であるため波形
整形回路４，５．６によってディジタル信号に波形整形
された後、立上シ検出回路７．８．９とマトリックス回
路を形成する正相及び逆相用ＡＮＤ回路１０，１１．１
２及び１４，１５．１６に与える。ここで立上り検出回
路７．８．９は単安定マルチ回路で構成されており前記
の検出信号の立上９で動作し数ｍ、　Ｓの矩形波を出力
する。かくして、各正相用及び逆相用ＡＮＤ回路１０，
１１．１２及び１４．ｉｓ、１６からは検出された３相
交流電源の相回転を示すパルス信号が順次出力される、
ここで１例として前記正相用ＡＮＤ回路１０の入出力信
号関係図を第３図（ａｌに、同時点での逆相用ＡＮＤ回
路１４の入出力信号関係図を第３図（ｂｌに示す。すな
わち、検知子１．２．５によって検出された交流波形と
、正相用及び逆相用ＡＮＤ回路１０及び１６の出力信号
には明らかに出力信号に相違があり、正相用ＯＲ回路１
６及び逆相用ＯＲ回路１７はいずれの正相用、あるいは
逆相用ＡＮＤ回路１０，１１゜１２ないし１４，１５．
１６の出力信号が入力された場合にも後段の正相あるい
は逆相側単安定発振回路１８または１９を動作させるこ
とになって出力として所定のパルス幅信号を発生する。

前記いずれかの単安定発振回路から出力された信号は正
相表示用トランジスタＴｒｌ　、または逆相表示用トラ
ンジスタＴｒ、を動作させる。

一方、表示用発光ダイオード２５に動作信号を与えるた
めには低周波発振回路２０から発生される約２０’ｌｌ
ｚのパルス信号をカウンタ回路２１０入力端子に与える
。第１図のカウンタ回路２１は６進のカウンタを図示し
たが、特に６進に限定されるものではない。よって、前
記カウンタ回路２１の出力端子２１１ないし２１６から
は順次繰り返えしパルス波形が出力され正相用、または
逆相用スイッチ２２ないし２６に入力される。この時、
正相表示用トランジスタＴｒ＋が動作中であれば正相用
スイッチ２２を動作させた出力信号は表示用発光ダイオ
ード２５Ａないし２５Ｆに順次動作信号を出力し、前記
正相側単安定発振回路１８の出力パルスに同期した表示
タイミングで前記表示用発光ダイオード２５Ａないし２
５Ｆを表示する。

この場合、６ケの表示用発光ダイオードを第４図のごと
くリング状に配列し、６廻りに２５Ａ、２５Ｂ。

２５Ｃ１・・・２５Ｆとすれば検知子１，２．３が正相
を検出している場合の表示は時計方向に回転表示され、
逆相を検出している場合には反時計方向に回転表示の動
作を行う。

また、逆相検知の回路動作は第３図（ｃｌの如く表わさ
れ逆相信号が出力されている時の表示用発光ダイオード
２５Ａないし２５Ｆには正相時とは逆の順序で動作信号
が与えられ第４図に示す如く反時計方向の回転表示がな
される。

尚、上記実施例では表示に発光ダイオードを用いたが、
液晶等の他の表示器を用いても同様の効果を奏する。

以上の様に本発明によれば３相交流電源の相回転検出手
段として金縞クリップの検知子を被検出電線路に接続し
て相電圧を検出し、前記検出された相電圧を２信号づつ
ＡＮＤ回路で組合゛せてマトリックス回路を構成し、前
記検出相電圧のＡ、ＮＤ出力ＶＲ，とＶＲ２，ＶＲ，と
ＶＲ，、ＶＲ，とＶＲＩ　）合成、またはＶＲｌとＶ　
Ｒ３、ＶＲ＊　トＶＲ＋　、ＶＲ３（！：ＶＲ，の合成
出力のいずれかの出力信号の発生を見て正相、または逆
相信号とみなし自動的に判定するようにしたので暗い場
所でも相回転方向を明確に判断でき、かつ機械的回転機
構部を全く採用していないので信頼の高い相回転検出器
を安価に提供できる優れた効果がおる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す相回転検出器の回路構
成図、第２図は検知子による３相交流検出時の等価回路
図、第３図（ａｔ　、　（ｂｌ　、　（ｃｌは第１図の
回路における要部の波形図、第４図は表示用発光ダイオ
ードの配列例を示す実装圀である。 １．２．３・・・検知子、４，５．６・・・波形整形回
路、７，８．９・・・立上り検出回路、１０，１１゜１
２・・・正相用ＡＮＤ回路、１４，１５．１６０１．逆
相用ＡＮＤ回路、１６・・・正相用ＯＲ回路、１７・・
・逆相用ＯＲ回路、１８．１９・・・正相及び逆相側単
安定発振回路、２０・・・低周波発振回路、２１・・・
カウンタ回路、２２．２３・・・正相用及び逆相用スイ
ッチ、２５・・・表示用発光ダイオード。 特許出願人　中部精機株式会社

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）破検出３相電路の一線に一方の端子を電気的に接
   続し、他端を前記３相電路の等測的中性点に接続した３
   組の検知子と、前記夫々の検知子の出力信号を波形整形
   する波形整形回路と、前記波形整形回路の出力パルスの
   立上シをとらえ所定幅のパルス出力を発生ずる３組の立
   上り検出回路と、前記波形整形回路及び立上り検出回路
   の各々の出力信号を２信号づつ組合せて入力信号とした
   ３組の正相用アンド回路及び逆相用アンド回路と、前記
   夫々３組の正相及び逆相用アンド回路の出力信号を夫々
   入力信号とする２組の正相及び逆相用オア回路と、前記
   正相及び逆相用オア回路の出力信号でトリガされ所定の
   パルス幅出力信号金発生する２組の正相及び逆相側単安
   定発振回路と、前記夫々の正相及び逆相側単安定発振回
   路の出力信号によってスイッチングされる２組の正相及
   び逆相用スイッチと、前記２組の正相及び逆相用スイッ
   チ回路の複数の入力端子に順次夫々パルス信号を与える
   カウンタ回路と、前記カウンタ回路をドライブする低周
   波発振回路と、前記２組の正相及び逆相用スイッチの出
   力端子のパルス発生順序を互いに逆同志組合せて短絡し
   、前記夫々の短絡点と電源間に発生ダイオードを接続し
   た複数の表示用発光ダイオードとを備え、前記表示用発
   光ダイオードの点灯順序が検知子によって検出された３
   相電路の正相または逆相かによって互いに逆向きになる
   ようにしたことを特徴とする相回転検出器。
2. （２）前記複数の表示用発光ダイオードの実装配置を点
   灯順にリング状、または直線状に配列し、前記検知子の
   入力信号が正相、甘たけ逆相かによって前記複数の表示
   用発光ダイオードの点灯順序方向が逆向きになるように
   配列したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   相回転検出器。