JPS604998A - 音響信号の時間軸変換装置 - Google Patents

音響信号の時間軸変換装置

Info

Publication number
JPS604998A
JPS604998A JP58112570A JP11257083A JPS604998A JP S604998 A JPS604998 A JP S604998A JP 58112570 A JP58112570 A JP 58112570A JP 11257083 A JP11257083 A JP 11257083A JP S604998 A JPS604998 A JP S604998A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
read
mark
circuit
address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58112570A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0430600B2 (ja
Inventor
賢治 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Elemex Corp
Original Assignee
Ricoh Elemex Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Elemex Corp filed Critical Ricoh Elemex Corp
Priority to JP58112570A priority Critical patent/JPS604998A/ja
Publication of JPS604998A publication Critical patent/JPS604998A/ja
Publication of JPH0430600B2 publication Critical patent/JPH0430600B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、楽音信号等の音響信号をDPCM(差分パル
ス符号化変調)符号化等の処理を行ない、その信号の時
間軸を圧縮又は伸張して音響信号を出力することにより
楽音あるいは音声の音程を変化させる符号化音響信号処
理による時間軸変換装置に関する。
楽音信号や音声信号を処理する音響機器として、入ツノ
した音響信号(原音)をDPCM符号化等によりデジタ
ル信号に変換し、このデジタル音響信号をブロック毎に
切分して−Hメモリに書き込み、そして、これらの信号
を読み出す際に各ブロックの時間軸の圧縮や伸張、これ
に伴うブロックの反復読み出しや飛び越し読み出しを行
なって、入力した音響信号をぽは実時間で音の長さを変
えずに音程を変化させる符号化音響信号処理による音響
信号の時間軸変換装置の開発が進められている。
しかし、この秤の時間軸変換装置では、信号の圧縮、伸
張に伴う反復読み出し、読み飛ばしなどの処理をその各
信号ブロックの相関関係を見ながら複雑なアルゴリズム
によって行なう必要があるため、その処理による遅れが
大きく、この様な時間軸変換処理を入力信号を入力しな
がらほとんど実時間で処理し、出力することは不可能で
あり、また、処理回路も極めて複雑化する問題があった
また、これらのアルゴリズムを省略し装置を簡素化すれ
ば、復帰化された音響信号(再生音)の音質、聴感等が
劣化するという問題があった。
本発明は、上記の問題点を解消するlこめになされたも
ので、音の長さを変えずに音程を変化させる音響信号の
圧縮又は伸張の時間軸変換処理をほとんど実時間で行な
うことができ、比較的簡単な回路構成で明解疫や聴感の
良好な出力信号を得ることができる符号化音響信号処理
による音響信号の時間軸変換装置を提供することを目的
とづる。
かかる目的を達成するために、本発明は、アナログ音響
信号を入力し該アナログ@響信号をデジタル信号に符号
化し、当該符号化信号を符号化情報として切分点となる
マークを付すことによってブロック毎に分けながら読み
書き可能なメモリへ順次書き込むと共に、該メモリ内の
符号化情報を順次読み出しアナログ音響信号に復帰化を
行ない、更に、符号化の周期と復号化の周期を変えるこ
とによって音響信号の時間軸変換を行なう音響信号の時
間軸変換装置において、 タイマ回路によって設定されたタイマ時間に基づいて前
記アナログ音響信号の同一位相部分に対応した符号化情
報にマークを付すと共にマーク信号を出力するマーキン
グ回路と、 当該マークの付された符号化情報を前記メモリへPlき
込む際のアドレスをブロック毎の先頭アドレスとして一
時記憶するラッチ回路と、前記メモリへの符号化情報書
き込み及び読み出しの際に、該符号化情報よりマークを
検出し、この内き込み時と読み出し時のマーク検出間隔
に基づいてロード信号を出力するマーク検出回路と、該
ロード信号を受けて前記ラッチ回路に記憶されているア
ドレスを、次の読み出しを行なうブロックの先頭アドレ
スとしてプリヒツトする読出しカウンタとを備え、 該読出しカウンタの出力する値を前記メモリの読出しア
ドレスとして符号化情報を読み出し復帰化するように構
成したことを要旨としている。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明づる。
第1図は、楽音や音声等のアナログ音響信号を入力し、
DPCM符号化処理を行なうと共に、音の長さつまり再
生速度を変えずに符号化悟りの圧縮・伸張を伴う時間軸
変換を行なって復号化された音響信号の再生音の音程を
微妙に変化させる音響信号の時間軸変換装置のブロック
図を示している。2は入力端子1から入ノjされた音声
や楽音信号等のアナログ音響信号を入力してフィルタリ
ングを行なう入力フィルタであり、音響信号処理に不要
な周波数成分や雑音を除去し帯域の設定を行なう。3は
入力フィルタ2から送られる入力信号の振幅圧縮を行な
うコンプレッサであり、ノイズリダクション動作のため
に信号振幅の圧縮を行ない、後述する復号化回路のエキ
スパンダでは信号の増幅が行なわれる。4はコンプレッ
サ3から送られるアナログ音響信号を標本化するサンプ
ル・ボールド回路であり、書込み読出しコントローラ8
から送られるサンプリングパルスの時間間隔により、連
続的な音響信号波形の瞬間、瞬間の振幅値がサンプル値
として取り出される。5はサンプル・ホールド回路4に
より標本化された信号をM子化して2進数の符号に変換
するA/D変換器であり、特に、ここでは、入力信号と
予測信号(1ザンブル前の復号値のα倍)との差分をと
ってこれを量子化及び符号化する差分符号化型のA/D
変換器となっている。6は、A/D変換器5から送られ
る符号化された符号化情報(データ)を、読み書き可能
メモリ(RAM)7内に設けた音響信qの数ブロック分
の記憶容量をもつレジスタに順次記憶づるために、ラッ
ヂタ゛る書込みラッチであり、書込み読出しコン1〜ロ
ーラ8から供給されるラッチ信号によりデータを一時記
憶し、RAM7に後述するマルチプレクサから書き込み
許可信号が送られた時、データバスを通してRAM7に
符号化データが送られ、RAM7の指定されたアドレス
に符号化データが順次書き込まれる。
9は、RAM7への符号化データの轡き込みを行なう際
、例えば、その最下位ビット(LSB)に、信号の圧縮
・伸張による時間@変換を行なう時のRAM7かうの読
み出しブロックの切分点を指定するマーク(例えば論理
「1」の符号)を付すマーキング回路である。このマー
キング回路9には、コンプレツサ3からのアナログ会費
信号を入力し、そのピークを検出しピーク検出信号を出
力するピーク検出部と、A/D変換器5から占込みラッ
チ6に出力される符号化信号の最上位ビット(MSB)
の情報、つまり符号化データの正負符号をチェックし、
ピーク検出信号を入力すると同時に例えば符号化データ
が負から正に移行する際のゼロクロス点を検出した時、
パルス状のマーキング指令信号を出力(るゼロクロス検
出部と、マーキング指令信号を受けて、A/D変換器5
がら出力される符号化データにおける例えば最下位ビッ
ト(18B>にブロックの切分点を示すマーク(例えば
論理「1」の符号)を付与するマーキング部とが設けら
れている。
10は、予め設定された時間だけマ−キング回路9のピ
ーク検出部から出力されるピーク検出信号をマスクして
その信号の出力を中止させるタイマ回路であり、ゼロク
ロス検出部から出力されるマーキング指令信号の立ち上
り時から所定のマスク時間だけ高レベルのマスク用信号
をピーク検出部に出力する。なお、タイマ回路1oには
、無音入力時に作動づる第2タイマ部が付属され、無音
入力信号が続く場合、すなわち、ブロックを指定する切
分点のマーキングがメモリを一楯づるような長い時間に
わたって行なわれない場合をなくすために、第2タイマ
部に設定された時間が経過してもマーキング回路9のゼ
ロクロス検出部からマーキング指令信号が出力されない
場合、強制的にマーキング回路9のマーキング部へマー
キング指令信号を出力づるように構成されている。
このように、時間軸変換を行なう時のRAM7からの読
み出しブロックの長さは切分点を示すマークの時間間隔
、すなわちタイマ回路10の設定時間によってほぼ決定
される。
11は制御回路であり、書き込み時のブロックの長さが
一定であると、再生音の長さを一定とした時間軸変換を
行なった場合、信号の圧縮又は伸張の程度によって読み
出された信号のブロック毎の切分点の数が大きく変化す
るが、この切分点の数の変化を少な(するように書き込
み時のブロックの長さをターイマ回路10の設定時間を
変化さぜることによって制御する等の符号化、復号化に
必要な制御を行なう。
12は入力音に対し、再生音のビッヂを高くあるいは低
く変えるためにその原音と再生音のピッチ比を設定する
ピッチ設定器であって、その操作によりRAM7からの
符号化データの読み出し速度を調節して原音の長さを変
えずに音程が変えられる。このピッチ設定器12は読出
しカウンタ14a、14bに印加する読出しクロック信
号iの周期を変えるように、可変クロック信号発生器1
3に設けられた可変抵抗器として構成される。
14a114bはRAM7がら符号化データを読み出す
際そのアドレスを指定する読出しカウンタであって、プ
リセット可能なカウンタにより構成され、後述するラッ
チ019、ラッチD20によりラッチされているアドレ
スを、読み出しを行なうブロックの先頭アドレスとして
マーク検出回路21からのロード信号J1、’J2によ
ってプリセットし、そのアドレスより可変クロック信号
発生器13から印加されるクロック信号iでカウントを
進め、マルチプレクサ17を介してアドレスにで指定さ
れた符号化情報をRAM7へ送る。
15は出込み読出しコントローラ8と書込みカウンタ1
6にクロック信号を出力づるクロック信号発生器であっ
て、出込みカウンタ16にはRAM7へのアドレッシン
グ用に分周された霞込みクロック信号りが送られる。一
方、書込み読出しコントローラ8では、クロック信号発
生器15がら送られたクロック信号から、サンプルパル
ス信号a 、A/D変換器5用のAIDコンバート基準
クロクロック信号発生器ラッチ信号0 、RAM7へ印
加するメモリ書込み可能信号d1メモリ読出し可能信号
e、読出しラッチ信号fl、f2、及びRAM7の白き
込みと読み出し動作を切り換えるマルチプレクサ17に
送る選択パルス信@gがそれぞれつくられる。そして符
号化データのRAM7への書き込みと読み出しのタイミ
ングが、例えば爵込みクロック信号りの一周期の間に連
続して行なわれるようにコントローラルされる。書込み
カウンタ16はRA M 7−内の符号化データ用エリ
アのアトシスに対応づる値を示すリングカウンタであり
クロック信号りを入力してカウントし、書込みアドレス
をマルチプレクサ17を介してRAM7へ送る。・よっ
て、符号化データのRAM7への書き込みは、符号化デ
ータが先ず、書込み読出しコントローラ8から書込みラ
ッチ6へ送られるm11込みラッチ信号Cにより書込み
ラッチ6で一時記憶され、データバスにセットされた後
、RAM7への自込み可能信号dをアクティブにして、
マルチプレクサ17が書き込み側に切り換えられている
間、書込みカウンタ16によって指定されるアドレスに
符号化データが順次書き込まれて行なわれる。
18はラッチC19とラッチD20をuJmする読出し
コントローラであって、第2図に示すようなりタイプの
フリップフロップとゲートを備えた回路から構成され、
マーキング回路9がらマーキング信号Maを入力し、こ
のマーキング信M M aに同期したラッチ可能信号o
1q及びストローブ信号rsDをラッチC19とラッチ
D20に送り、マーキング信号1ylaの示すブロック
切分点のタイミングでラッチC19とラッチD20は交
互に自込みカウンタ16から送られるアドレス情報を一
時記憶していく。
21はマーク検出回路であり、RAM7に順次書き込ま
れていく符号化データに付されたブロック切分点のマー
ク信@mを検出すると共に、第6図のタイジングチ1フ
ートに示すように、符号化データの読み出し時にその読
み出し速度に応じて符号化データ中のマークを検出しマ
ーク検出信号Deを出力し、2つの連続するマーク信号
m′の間にマーク検出信号Deが2つ発生した時、2つ
目のマーク検出信@D eに同期してロード信号nを発
生ずる。そして、このロード信号nは1つおきにロード
信号j1とロード信号j2に分けられ、オアゲートを介
してそれぞれ2つの読出しカウンタA14aS読出しカ
ウンタB14bに送られ、続出しカウンタA、Bはこの
ロード信号jt、、jzによってラッチ019またはラ
ッチD20により読み出しの先頭となるアドレスデータ
をプリセットする。尚、このような2つの読出しカウン
タA1Bを使用し、2系統に分けて符号化データの読み
出しを行なう理由は、信号のブロック切分点において符
号化データの読み飛ばしや、反復読み出しをする場合の
信号のピッチや振幅の相異による波形のずれによるノイ
ズをなくすためであり、エンベロープ回路22a 、2
2bから出力される相互に反転したエンベロープ信号E
nA、、[EnBは読出しラッチA23a、読出しラッ
チB23bからの符号化データがそれぞれ入力される2
つのD/A変換器24aと24bのレファレンス入力に
印加され、各ブロックは直ちに接続されるのではなり、
曲のデータブロックが切分点を過ぎたらその出力を徐々
に絞り、新しいデータブロックは切分点から次第にその
出力を上げるようにして、ブロック切分点での信号の接
続を行なっている。
前記23aと23bはそれぞれ2系統の続出しラッチで
あり、書込み読出しコントローラ8からの読出しラッチ
信8ftまたはf2をマルチプレクサ17への選択パル
ス信号すの読み出し選択に同期して順次入力し、マルチ
プレクサ17が読み出し側に切り換えられている時、読
出しカウンタA14aまたはB141)によってアドレ
ス指定され、RAM7かうデータバスに読み出された符
号化データをラッチづる。
24a 、24bは読出しラッチA23a 、B23b
でラッチされた符号化信号を入力してこれをアナログ信
号に変換づるD/A変換器であり、D/A変換器24a
 、24bから出力される信号は積分器25に送られて
積分され、そして入力時にコンプレッサ3で圧縮された
信号振幅を元に戻すためにエキスパンダ26に送られ、
更に出力フィルタ27に送られ、出力端子28から時間
軸変換されピッチを変えられたアナログ音響信号が得ら
れるように構成される。
なお、第1図のブロック図では示していないが、楽音信
号等の原音を人力して単にその音程を時間軸変換処理に
より変えて出力するのみではなく、出力側にミキサー回
路を設けて原音信号とその原音に対しIQ@l音程を形
成する特定のピッチ比をもつ時間軸変換処理再生音信号
とをミキシングして出力することにより、例えば単一の
音源より3度や5mのハーモニーをもつ協和音を発生さ
せることもできる。
次に、第3図乃至第8図の波形図、タイミングチャート
を参照して時間軸変換装置の動作を説明する。
先ず、ピッチ設定器12によって、入力される原音と出
力される再生音のピッチ比(音程比)が設定される。例
えば、ピッチ比を1:2に設定した場合には原音に対し
再生音の振動数が2倍に変換されることを意味し、例え
ば入力楽音信号が「ド」の音であれば、再生音は−オク
ターブ高い関係にある「ド」の音ということになる。こ
のピッチ比の設定により可変クロック信号発生器13の
クロック信号の周□期は、書き込み側の回路に送られる
クロック信号発生器15の固定クロック信号の周期を基
準としてそのピッチ比に反比例して調整され、信号の書
き込み速度を基準にして読み出し速度がピッチ比に比例
して増加することになる。
楽音信号等の音響信号は、入力端子1から入力され、入
力フィルタ2を通ることにより信号処理に不要な周波数
成分や雑音が信号から除去され、コンプレッサ3に送ら
れる。コンプレッサ3ではノイズリダクション等のため
に音響信号の振幅圧縮が行なわれ、振幅圧縮されたアナ
ログ音響信号はDPCM符号化処理回路に送られ、先ず
、サンプル・ホールド回路4に入力されてサンプリング
が行なわれる。サンプリングは関込み読出しコントロー
ラ8から送られるサンプリングパルス信号aの時間間隔
で行なわれ、各振幅(0がサンプル値として保持される
。サンプル・ホールド回路4により標本化された信号は
、次にA/D変換器5に送られ、それら各信号の差分が
量子化され2進数の符号に変換される。即し、ここでは
、連続して入力され°て標本化された信号と、予測信号
の差分をとってこれが量子化され、量子化された信号デ
ータtま2進数に符号化される。A/D変換器5でDP
CM符号となった音響信号の符号化データは、次に書込
みラッチ6に送られ、書込み読出しコントローラ8から
供給されるラッチ信号Cによってラッチされる。そして
、書込みラッチ6でラッチされた符号化データは、順次
、RAM7に送られ、書込みカウンタ16からマルチプ
レクサ17を介して供給されるアドレス信号に基づいて
アドレスされながらRAM7内に符号化の周期に同期し
て書き込まれていく。
一方、A/D変換器5から符号化データが出込みラッチ
6に送られ一時記憶される際、その符号化データの最下
位ビットに、信号のブロック切分点を示すマークが制御
回路11によって制御されたタイマ回路10の設定時間
に基づく間隔で、かつ音響信号のピーク位置において次
のように付与される。
ずなわち、コンプレッサ3から出力されたアナログ音響
信号Sはマーキング回路9のピーク検出部に入りされて
その頁のピークが検出され、この時、タイマ回路10か
らは、第3図に示すように、前のマーキング信号が出力
された後、設定時間T’Mだけど−ク検出信号tをマス
クづ゛る出力信号Vがピーク検出部に出され、この間の
ピーク検出はキャンヒルされる。従って、制御回路11
によって制御されるタイマ回路10の設定時間により切
分点を示すマークの間隔、つまりブロックの長さがほぼ
一定に決められることになる。このようなピーク検出信
号tはげロクロス検出部に送られ、そのピーク信号入力
と同時に、書込みラッチ6にラッチされた符号化データ
の正、負符号が付された最上位ビットをチェックする間
、各データの正負信号が負から正に変わるゼロクロス点
を検出した時、マーキング回路9にマーキング指令信号
uが発生し、書込みラッチ6にラッチされる符号化デー
タにおける例えば最下位ビットにブロックの切分点を示
すマークが例えば論理「1」の符号で付される。
尚、殖音信号が続く場合には音響信号のピークを検出で
きず、マーキングを行なうことができないが、このよう
な場合には、タイマ回路10内の第2タイマ部が、タイ
マ回路10のマスク信号Vの立ち下り時から設定された
ディレィ時間後に出ツノ信号をゼロクロス検出部に出力
し、無条件でマーキング指令信号を発生させ、上記と同
様にブロックの切分点を示すマークが符号化データの一
部に付与される。勿論第2タイマ部の設定ディレィ時間
もタイマ回路10のマスク時間と同様に制御回路11に
より制御される。
一方、RAM7に記憶された符号化データは読み出し側
の回路の動作により、ビッヂ設定112で設定されたピ
ッチ比に基づく読み出し速度で且つ信号の圧縮又は伸張
を行ないながら、はぼ実時間で以下のようにRAM7か
ら読み出される。
先ず、時間軸の圧縮と反復読み出しを行なって再生音の
ピッチを上げる場合を、第6図により説明する。第6図
のグラフは書き込みと読み出しの各カウンタのアドレス
の時間的変化を示したものであり、実線Aは書き込みの
際のアドレスの変化を、一点鎖線Bは読み出しの際のア
ドレスの変化を示し、図中の点a乃至fは書き込み時の
ブロック切分点のマークである。マーク検出回路21で
は、白き込み時に符号化データに付されたマークを示1
マーク信号mが入力され、読み出しの際、読出しカウン
タAl 4a 、B14bのアドレスがこのブロック切
分点を示すマークのアドレス(点a乃至f)に来た時ア
クティブになるマーク検出信号De@発生づる。そして
、この書き込み時のマーク信号mと読み出し時のマーク
検出信号[)eを比較して、連fbi−iる2つのマー
ク信号mの間にマーク検出信号DCが2つ発生した時、
2つ目のマーク検出信号Deに同期してマーク検出回路
21においてロード信号nが発生される。そして、ロー
ド信号nは1つおきにロード信号j1とロード信号j2
に分けられ、オアゲートを介してそれぞれ2つの読出し
カウンタA14a、読出しカウンタB14bに送られ、
読出しカウンタA148%B14bはこのロード信号j
1とj2によってラッチC19、D20でラッチされて
いる読み出し6の先頭となるアドレスデータをプリレッ
トし、そのアドノスによりクロック信@iでカウントを
進める。そして、書込み読出しコントローラ8からマル
チプレクサ17に送られる選択パルス信号gによってマ
ルチプレクサ17が読み出し側に切り換えられた時、R
AM7への読出し可能信号eがアクディプにされ、読出
しカウンタA14a、またはB14bにより指定された
アドレスから符号化データが順次読み出される。
この様に、データの書き込み速度を示す実線への傾きに
対し、読み出し速度を示す一点鎖線Bの傾きが大きい時
つまり時間軸の圧縮が行なわれる時、連続するマーク信
号mの間に2つのマーク検出信号Deが検出信号が発生
する場合、もう一度前のブロックを反復して読み出す動
作を行なって、読み出しデータのアドレスが書き込みデ
ータのアドレスを追い越すことを防止し、時間軸圧縮時
に必要最小限度のブロックの反復読み出しを行なうこと
により、信号ブロックの接続箇所が減少し聴感が改良さ
れる。
そして、RAM7から読み出され、データバスにセット
アツプされた符号化データは、書込み読出しコントロー
ラ8から出力される読出しラッチ信号f、、f2により
読出しラッチA23a、読出しラッチB23bによって
交互にラッチされ、2つのD/A変換器24a、24b
に送られる。
D/A変換器24a 、24bでは差分符号化信号がア
ナログイS8に変換されると共に、レファレンス入力に
印加されるエンベロープ信号EnΔ、「n[3ににす、
各D/A変換器24a 、24bから出力される省ニ)
化データブロックの始めの部分及び終りの部分のアノ−
ログ信号の波形のピークが滑らかな傾きを持つJ:うに
、即ち信号のエンベa −プが始めは小→大に、終りは
大→小となるように、振幅調整される。そして、出力さ
れた2系統の信号は合成されて積分器25に送られて完
全なアナログ信号に複舅化され、更にエキスパンダ26
により元の伯号概幅に戻され、出力フィルタ27を通し
て出力端子28から時間軸変換の信号圧縮処理によりピ
ッチを上げられた音響信号が出力される。
一方、時間軸の伸張を行なって再生音のピッチを下げる
場合に(、L1第7図のグラフに示すようにれる。即ち
、第7図のグラフは、第6図と同様に書込みと読出しの
各カウンタの11′:レスの時間的変化を示し、実線C
は書き込み時の)′ドレスの変化を、一点鎖線りは読み
出し時のアドレスの変化を示し、図中、点a乃至11.
t8ぎ込み時のブロック切分点のマークである。マーク
検出回路21では、書ぎ込み時に符号化データに付され
たマークを示すマーク信号mが入力され、読み出しの際
、読出しカウンタ△14a、、B1/1.bのノ′ドレ
スがこのブロック切分点を示すマークのアドレス(魚a
乃至f)に来た時、アクティブになるマーク検出信号D
eを発生する。そして、この書き込み時のマーク信号m
と読み出し時のマーク検出信号を比較し、連続する2つ
のマーク検出信号[)eの間にマーク信号mが2つ発生
した時、2つ日のン一り検出信号[)eに同期してロー
ド信@1)がマーク検出@蹄21において発生される。
そして、前述の時間軸圧縮の場合と同様に、ロード信号
11は1つおきにロード信@ J、+ 、J 2に分(
Jβれ、イれぞれ2つの読出しカウンタΔ14a、B1
4bに送られ、読出しカウンタ△14a1B14bはこ
のロード信@J + 、j zによってランチC19、
D20から送られる読み出しの先頭アドレスデータをブ
リロン1〜覆る。尚、時間軸伸張処理の場合には、読出
しコントローラ18に入力されるマーキング信号1yj
aが反転されずにフリップフロップに人力され、第5図
のラッチ可能信号0、qはマーキング信号Maの立ち上
がりで交番する。従って、ロード信号j+、j 2にJ
、って読出しカウンタA14a、B14bにプリセット
されるアドレスは、圧縮処理の場合のように、1つ前の
データのアドレスではなり、最新のブロック切分点のア
ドレスとなるから、読み出しの際の原音に対する追随性
を向上させることになる。プリセットされた読出しカウ
ンタA14a、B14bは、そのアドレスよりクロック
4N @ iでカウントを進め、出込み読出しコント[
I−ラ8からマルチプレクサ17に送られる選択パルス
信@)によってマルチプレクサ−が読出し側に切り換え
られた時、RAM7への読出し可能信号eがアクティブ
にされ、読出しカウンタ14a、14bにより指定され
たアドレスから符号化データが読み出される。このよう
にして、読出し処理と書込み処理の時間差が大きくなっ
た場合には、1ブ1コツクを飛び越して次のブロックを
読出す動作を行なって、音の良さを変えずに時間軸を伸
張して、ビッヂを下げる処理が行なわれる。そして、前
述の圧縮処理と同様に、読み出された符号化データは読
出しラッチΔ2381B23bによって一連のブロック
毎に交qにラッチされ、復号化回路によって復号化され
合成されて、アナログ@ I (i号として出力され、
ピッチを下げた再生音が作られる。
また、前述したように復号化の際に積分器25に送られ
る信号のエンベロープは第8図で構成的に表わせばD/
A変換器24aからは、例えば(I)で示J−如き信号
が出ツノされ、同様にD/△変換器24bからは、例え
ば(n)で示ブ如き仁1号が曲力され、その結集積分器
250入力信号【よ(III ) ’?’表わづ形状と
なる。
尚、時間軸変換処理ににす、原音に対しピッチを変化さ
せた再生音の音響信号は、図示しない出力側に設けられ
たミキシング回路により原音入力信号とミキシングされ
ることにより、例えば2つの音が互いに協和音の関係に
あれば、協和音程のハーモニーを作ることができる。
更に、このような時間軸変換回路では、時間軸圧縮や伸
張処理を行なわず、同一長さ同一ビッヂの音、つまり原
音と原音に対し若干遅れた同一の再生音をミキシング回
路を介して出力づることにより、残響付加を行なうこと
ができる。このような信号の遅延処理にJ、る残響付加
は制御回路11の動作によって行なわれる。即ち、残響
付加の指令信号を受けたIIJ m1回路11は、読出
しカウンタ14a、14bに対しオアゲート群を介して
図示せぬディレイ値設定スイッチによって設定されたデ
ィレィデータを送る。そして、制御回路11は、リセッ
ト信号を書込みカウンタ16へ送ってカウントをゼロに
し、更に、オアゲートを介して読出しカウンタ14a1
14bにディレィ用のロード信号を印加1゛る。尚、こ
の時、マーク検出回路21及びラッチ19.20は休止
し出力は低レベルとなっている。このような処理によっ
て、読出しカウンタA14a、B14bはプリセットさ
れたディレィデータのアドレスより由込みカウンタ16
と同一のクロック信号でカウントを進め、由込みカウン
タ16と読出しカウンタA14a、B1−4bに変位を
持たせて、信号の出力遅延処理を行ない、この出力音青
信号を原音信号とミキシングすることにより残響を付加
することができる。
以上説明したように、本発明の音響信号の時間軸変換装
置によれば、音響信号の時間軸の圧縮や伸張をする際に
、これに伴う反復読み出しや読み飛ばし処理を行ないな
がらRAM1.:書き込んだ最新の符号化情報を復号化
することができ、はぼ実時間で時間軸変換処理を行なう
ことができるから、楽音や音声を実時間でピッチ変換し
、原音との協和音を発生させたり、特殊な音を発生させ
るなどの用途に広く使用できる。また、比較的簡単な回
路構成で明解度や聴感の良好な出力信号を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示し、第1図は時間軸変換装置の
ブロック図、第2図は読出しコントローラの回路図、第
3図はマーキング処理を行なう各信号の波形図、第4図
は吉込み読出しコントローラから入出力される各信号の
タイミングチャート、第5図は読出しコントローラに入
出力される各信号のタイミングチャート、第6図は時間
軸圧縮時の書込み読出しアドレスの時間的変化を示すグ
ラフと各信号のタイミングチャー1−1第7図は時間軸
伸張時の同グラフと同タイミングヂト一ト、第8図は積
分器の入力波形のエンベロープを模式的に表わした波形
図である。 5・・・A/D変換器 6・・・書込みラッチ 7・・・RAM 8・・・書込み読出しコントローラ 、り・・・マーキング回路 14a、i4b・・・読出しカウンタ 16・・・書込みカウンタ 17・・・マルチプレクサ 18・・・読出しコントローラ 19.20・・・ラッチ 21・・・マーク検出回路 代理人 弁理士 定立 勉 他1名 第2図 IR 第3図 第4図 第5図 第6図 アドレス 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 アナログ音響信号を入力し該アナログ音響信号をデジタ
    ル信号に符号化し、当該符号化信号を符号化情報として
    切分点となるマークを付づことによってブロック毎に分
    けながら読み閂き可能なメモリへ順次書き込むと共に、
    該メモリ内の符号化情報を順次読み出しアナログ音響信
    号に復号化を行ない、更に、符号化の周期と復号化の周
    期を変えることににつで音響信号の時間軸変換を行なう
    音響信号の時間軸変換装置において、 タイマ回路によって設定されたタイマ時間に基づいて前
    記アナログ音響信号の同一位相部分に対応した符号化情
    報にマークを付すと共にマーク信号を出力するマーキン
    グ回路と、 当該マークの付された符号化情報を前記メモリへ書き込
    む際のアドレスをブロック毎の先頭アドレスとして一時
    記憶するラッチ回路と、前記メモリへの符号化情報白き
    込み及び読み出しの際に、該符号化情報よりマークを検
    出し、この書き込み時と読み出し時のマーク検出間隔に
    抽づいてロード信号を出力するマーク検出回路と、該ロ
    ード信号を受けて前記ラッチ回路に記憶されているアド
    レスを、次の読み出しを行なうブロックの先頭アドレス
    としてプリセットする読出しカウンタとを備え、 該読出しカウンタの出力する値を前記メモリの読出しア
    ドレスとして符号化情報を読み出し複F)化するように
    構成したことを特徴とする音響信号の時間軸変換装置。
JP58112570A 1983-06-22 1983-06-22 音響信号の時間軸変換装置 Granted JPS604998A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58112570A JPS604998A (ja) 1983-06-22 1983-06-22 音響信号の時間軸変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58112570A JPS604998A (ja) 1983-06-22 1983-06-22 音響信号の時間軸変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS604998A true JPS604998A (ja) 1985-01-11
JPH0430600B2 JPH0430600B2 (ja) 1992-05-22

Family

ID=14590012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58112570A Granted JPS604998A (ja) 1983-06-22 1983-06-22 音響信号の時間軸変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS604998A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58223196A (ja) * 1982-06-21 1983-12-24 リコーエレメックス株式会社 時間軸変換装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58223196A (ja) * 1982-06-21 1983-12-24 リコーエレメックス株式会社 時間軸変換装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0430600B2 (ja) 1992-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS58216300A (ja) 周波数スペクトル圧縮伸長装置
JPS604998A (ja) 音響信号の時間軸変換装置
JP3081530B2 (ja) 電子楽器
JPS60256987A (ja) 音響信号の時間軸変換装置
JPH0422275B2 (ja)
JPS60263375A (ja) 音響信号の時間軸変換装置
JPS604997A (ja) 音響信号の時間軸変換装置
JPH0431120B2 (ja)
JPH0518119B2 (ja)
JP3884131B2 (ja) データ圧縮装置およびデータ伸長装置
JPH0235320B2 (ja)
JPS5837697A (ja) 音声記憶再生装置
JPS6175396A (ja) 音程変換装置
JPH0145919B2 (ja)
JPH07101360B2 (ja) 音声録音再生装置
JP2937091B2 (ja) 圧縮された波形データを逆方向に再生可能な楽音発生装置および楽音発生方法
JPH01197793A (ja) 音声合成装置
JPH02137893A (ja) 連続音源データ再生装置
JPS59177597A (ja) 楽音合成装置
KR20020096465A (ko) 디지탈 오디오 디코더 칩의 템포 컨트롤러
JPH0664477B2 (ja) 音声合成装置
JPH02137892A (ja) 音源装置
JPS59176784A (ja) 楽音合成装置
JPH07199998A (ja) 音声信号圧縮伸張装置
JPS61252597A (ja) 音声合成器