JPH0422275B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0422275B2
JPH0422275B2 JP59036134A JP3613484A JPH0422275B2 JP H0422275 B2 JPH0422275 B2 JP H0422275B2 JP 59036134 A JP59036134 A JP 59036134A JP 3613484 A JP3613484 A JP 3613484A JP H0422275 B2 JPH0422275 B2 JP H0422275B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveform
tone signal
residual
musical tone
main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59036134A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60181796A (ja
Inventor
Hideo Suzuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP59036134A priority Critical patent/JPS60181796A/ja
Priority to DE8585102141T priority patent/DE3585962D1/de
Priority to EP85102141A priority patent/EP0154888B1/en
Publication of JPS60181796A publication Critical patent/JPS60181796A/ja
Priority to US07/013,183 priority patent/US4754679A/en
Publication of JPH0422275B2 publication Critical patent/JPH0422275B2/ja
Priority to SG7495A priority patent/SG7495G/en
Priority to HK133595A priority patent/HK133595A/xx
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H7/00Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs
    • G10H7/02Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs in which amplitudes at successive sample points of a tone waveform are stored in one or more memories
    • G10H7/06Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs in which amplitudes at successive sample points of a tone waveform are stored in one or more memories in which amplitudes are read at a fixed rate, the read-out address varying stepwise by a given value, e.g. according to pitch
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/02Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos
    • G10H1/06Circuits for establishing the harmonic content of tones, or other arrangements for changing the tone colour
    • G10H1/08Circuits for establishing the harmonic content of tones, or other arrangements for changing the tone colour by combining tones
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2250/00Aspects of algorithms or signal processing methods without intrinsic musical character, yet specifically adapted for or used in electrophonic musical processing
    • G10H2250/471General musical sound synthesis principles, i.e. sound category-independent synthesis methods
    • G10H2250/505Parcor synthesis, i.e. music synthesis using partial autocorrelation techniques, e.g. in which the impulse response of the digital filter in a parcor speech synthesizer is used as a musical signal
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2250/00Aspects of algorithms or signal processing methods without intrinsic musical character, yet specifically adapted for or used in electrophonic musical processing
    • G10H2250/541Details of musical waveform synthesis, i.e. audio waveshape processing from individual wavetable samples, independently of their origin or of the sound they represent
    • G10H2250/571Waveform compression, adapted for music synthesisers, sound banks or wavetables
    • G10H2250/591DPCM [delta pulse code modulation]
    • G10H2250/595ADPCM [adaptive differential pulse code modulation]
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2250/00Aspects of algorithms or signal processing methods without intrinsic musical character, yet specifically adapted for or used in electrophonic musical processing
    • G10H2250/541Details of musical waveform synthesis, i.e. audio waveshape processing from individual wavetable samples, independently of their origin or of the sound they represent
    • G10H2250/621Waveform interpolation
    • G10H2250/625Interwave interpolation, i.e. interpolating between two different waveforms, e.g. timbre or pitch or giving one waveform the shape of another while preserving its frequency or vice versa

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は電子楽器等で用いられる楽音信号発
生装置に関し、特に、自然楽器音と同様に音色が
時間と共に微妙に変化する高品質の楽音信号を比
較的簡単な構成によつて発生し得るようにしたも
のに関する。
従来技術 この技術分野の従来技術としては、(1)楽音の発
音開始から発音終了までの全楽音波形を波形メモ
リに記憶しておき、これを一通り読み出すように
したもの、あるいは、(2)複数周期分の楽音波形を
波形メモリに記憶しておき、この記憶波形の全部
又は一部を繰返し読み出すようにしたもの、など
がある。これらは詳しくは特開昭52−121313号あ
るいは特開昭58−142396号等において開示されて
いる。しかし、上述のような従来の楽音信号発生
装置は、波形メモリが大容量となる欠点があり、
特に満足のゆく高品質な楽音波形信号を高分解度
で得ようとするには膨大な容量の波形メモリが必
要であつた。
発明の目的 この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、
音色(波形)が時間的に変化する楽音信号を発生
し得る楽音信号発生装置を比較的簡単な構成によ
り提供し得るようにすることを目的とする。
発明の概要 この発明によれば、主楽音信号発生手段と残差
信号発生手段とが設けられ、両手段で発生した主
楽音信号と残差信号とを合成することにより所望
の楽音信号が得られる。主楽音信号発生手段は、
発音開始から終了までの間で波形が時間的に変化
する主楽音信号を音高指定手段による指定音高に
対応して発生する。残差信号発生手段は、所望の
楽音信号と前記主楽音信号との差に対応する前記
残差信号のデータを記憶した残差メモリを含み、
音高指定手段による指定音高に対応して該残差メ
モリを読み出し、これに基き前記残差信号を発生
する。所望の楽音信号としては、自然楽器音のよ
うにその音色(波形)が時間と共に微妙に変化す
る楽音信号が用いられる。主楽音信号は、所望の
楽音信号の主要な特徴は具備しているが、所望の
楽音信号そのものではなく、適当な誤差を含んで
いる。それ故に、所望の楽音信号の高分解度での
再生に要するデータ量に比べてかなり圧縮化され
たデータ量で主楽音信号を発生することができ、
主楽音信号発生手段の構成を相対的に簡略化する
ことができる。残差信号は所望の楽音信号と主楽
音信号との誤差に対応しており、従つて、この残
差信号それ自体は元々僅かなデータ量から成るも
のであり、比較的簡略化された構成により残差信
号発生手段を構成することができる。すなわち、
残差メモリの記憶容量はかなり小容量化すること
ができる。このように、楽音信号発生装置の要部
を成す主楽音信号発生手段と残差信号発生手段の
構成を簡略化することができる。しかも主楽音信
号と残差信号との合成により所望の楽音信号に相
当する楽音信号を得ることができるので、この発
明によれば、自然楽器音のようにその音色(波
形)が時間的に微妙に変化する高品質な楽音信号
を比較的簡単な構成によつて発生することができ
る。
主楽音信号発生手段における楽音信号発生方式
として種々の方式を選択的に採用することが可能
である。一例として、発音開始から終了までの複
数周期にわたる楽音波形のデータを記憶した楽音
波形データメモリを用い、これを指定音高に対応
して読み出すようにするとよい。この場合、メモ
リに記憶する楽音波形データのデータ形式には
PCM(パルス符号変調)方式に限らずデルタ変調
方式その他適宜の方式を採用してよい。
別の例として、発生すべき楽音信号の音色(波
形)をパラメータに応じて決定するパラメータ合
成方式によつて主楽音信号発生手段を構成しても
よい。この場合、パラメータを時間的に変化させ
ることにより主楽音信号の波形を時間的に変化さ
せることができる。音声合成技術におけるパラメ
ータ合成方式にはLPC(線形予測符号化)あるい
はPARCOR(偏自己相関)などがあり、これを主
楽音信号発生手段に適用することができる。具体
的にはデイジタルフイルタを使用し、フイルタパ
ラメータを適宜に設定し、これを時間的に変化さ
せるのである。
別の例として、波形が時間的に変化する所望の
楽音信号から複数の波形セグメントを時間軸で離
散的にサンプリングし、これらの波形セグメント
をメモリに記憶し、1セグメントを適宜繰返し読
み出すと共に読み出すべき波形セグメントを順次
切換えてゆくことにより、時間的に変化する主楽
音信号を発生するようにしてもよい。
一般に、残差信号を量子化(符号化)してその
データをメモリに記憶する場合、そこに量子化誤
差が生じる。そのため、主楽音信号と残差信号と
の合成によつて最終的に得られる楽音信号は完全
に所望の楽音信号に一致しているわけではない。
このような残差信号の量子化(符号化)誤差を解
消するには、第1の残差信号発生手段のみなら
ず、第2、第3、そしてそれ以上の残差信号発生
手段を適宜併設し、すべての残差信号と主楽音信
号とを合成するようにすればよい。第1の残差信
号発生手段から発生される第1の残差信号は、所
望の楽音信号と主楽音信号との差に対応する残差
信号(これを第1の真の残差波形という)を符号
化したものである。第2の残差信号発生手段から
発生される第2の残差信号は第1の真の残差波形
と第1の残差信号との差に対応する残差信号(こ
れを第2の真の残差波形という)を符号化したも
のである。以下同様に、第nの残差信号発生手段
から発生される第nの残差信号は第n−1の真の
残差波形と第n−1の残差信号との差に対応する
残差信号を符号化したものである。
実施例 以下添付図面を参照しつつこの発明の実施例を
詳細に説明しよう。
まず、この発明を実施するための前段階とし
て、所望の楽音信号(これを原波形という)から
主楽音信号と残差信号を抽出する作業を行う必要
がある。この点につき第1図を参照して説明する
と、aは作業手順を示すフローチヤートであり、
bは各作業段階で得られる信号波形の一例を示し
たものであり、符号化した残差信号の波形図は便
宜上省略してある。
まず、望みの原波形を抽出する(例えば自然楽
器音から抽出する)。次に原波形を符号化(量子
化若しくはサンプリング)して主楽音波形を得
る。この主楽音波形は主楽音信号に相当するもの
であり、例えばこの主楽音波形に対応するデータ
をメモリに記憶する。原波形は、楽音の発音開始
から発音終了に至る全発音期間の波形である。主
楽音波形も同様であり、当然、時間的に波形が変
化するものである。この発明では、この原波形の
符号化(つまり符号化された主楽音波形の産出)
は比較的粗く行つてもよく、従つて、データ圧縮
が可能である。尚、パラメータ合成方式の場合
は、この段階で、原波形を再生するためのパラメ
ータを求める。ここで求めたパラメータに従つて
楽音合成したとすると主楽音波形として示された
ような主楽音信号が得られる。すなわち、パラメ
ータ合成の誤差により原波形そのものは合成でき
ず、主楽音波形として示したような主楽音信号が
得られる。
次に、原波形(これをWoで示す)と主楽音波
形(これをWsで示す)との差を求めて、第1の
真の残差波形(これをWE1で示す)を得る。
次に、第1の真の残差波形WE1を符号化(量子
化又は標本化)し、第1の残差信号(これを
WES1で示す)を求める。
符号化された第1の残差信号WES1は第1の真
の残差波形WE1と完全に同一ではなく、誤差を含
んでいる。このような誤差を解消するには、真の
残差波形WE1と残差信号WES1との残差すなわち第
2の真の残差波形WE2=WE1−WES1を更に求め、
これを符号化して第2の残差信号WES2を得るよ
うにすればよい。更に、このような真の残差波形
と符号化された残差信号との残差を求めること
(Aステツプ)、及びその残差を符号化すること
(Bステツプ)を必要なだけ次々と繰返す。すな
わち一般的に、第nの真の残差波形WEoは第n−
1の真の残差波形WEo-1と第n−1の符号化され
た残差信号WESo-1との差により求め、これを符号
化することにより第nの符号化された残差信号
WESoが得られる。
以上のようにして符号化された残差信号の次数
nが多ければ多いほど、最終的にこれらのn個の
残差信号を加算して主楽音波形Wsと合成したと
き、より忠実度の高い(より原波形に近い)楽音
信号を得ることができる。また、符号化された
個々の残差信号のデータ量を圧縮することもでき
る。
第2図に示すこの発明の一実施例においては、
主楽音信号発生系列10のほかに1系列の残差信
号発生系列11を具えている。鍵盤12は発生す
べき楽音の音高を指定するための複数の鍵を具え
ており、キーアサイナ13は鍵盤12における押
鍵及び離鍵を検出し、押圧鍵(指定された音高)
に対応する楽音の発音を複数の楽音発生チヤンネ
ルの何れかに割当てる処理を行う。各チヤンネル
に割当てられた鍵を示すキーコードKCと該鍵の
オン・オフを示すキーオン信号KONが各チヤン
ネル間で時分割多重化された状態でキーアサイナ
13から出力される。また、鍵の押し始めに応答
したキーオンパルスKONPが該鍵の割当てチヤ
ンネルの時分割タイミングに対応してキーアサイ
ナ13から出力される。
主楽音発生系列10は、波形が時間的に変化す
る主楽音信号を押鍵によつて指定された音高に対
応して発生するものであり、複数周期にわたる楽
音波形のデータを記憶した楽音波形データメモリ
14を含んでいる。この楽音波形データメモリ1
4に記憶すべき楽音波形のデータは、前述の主楽
音波形(第1図のWS)のデータであり、一例と
して第1オクターブから第6オクターブまでの6
つのオクターブに対応してN種類の各音色毎に合
計6・N種類の主楽音波形のデータがメモリ14
に記憶されている。すなわち、この例ではオクタ
ーブが変われば主楽音波形も変わるようになつて
いる。キーアサイナ13から出力されたキーコー
ドKCのうちオクターブコードOCがメモリ14に
入力され、音色選択回路15から出力された音色
選択情報TCもメモリ14に入力される。これら
オクターブコードOCと音色選択情報TCとの組合
せにより、6・N種類の主楽音波形のうち1つの
主楽音波形が指定され、指定された主楽音波形の
データがアドレスカウンタ16から与えられるア
ドレス信号に従つて逐次読み出される。
キーアサイナ13から出力されたキーコード
KCのうちオクターブコードOCはオクターブクロ
ツク発生回路17に与えられ、ノートコードNC
は可変分周回路18の分周率制御入力に与えられ
る。オクターブクロツク発生回路17は、入力さ
れたオクターブコードOCに対応する周波数のオ
クターブクロツクパルスfSMを発生する。このオ
クターブクロツクパルスfSMは可変分周回路18
に与えられ、ノートコードNCに応じた分周率で
分周される。こうして、分周回路18からはキー
コードKCによつて示された指定音高に応じた周
波数のクロツクパルスが出力され、これがアドレ
スカウンタ16のカウント入力Cに与えられる。
アドレスカウンタ16、オクターブクロツク発
生回路17、可変分周回路18は夫々各チヤンネ
ル別に時分割動作可能に構成されている。アドレ
スカウンタ16のリセツト入力Rにはキーオンパ
ルスKONPが与えられるようになつており、新
たな押鍵に応じて該鍵が割当てられたチヤンネル
に対応するカウント内容がリセツトされ、初期ア
ドレスからのカウントが開始されるようになつて
いる。アドレスカウンタ16から出力されるアド
レス信号は指定音高に応じたクロツクレートで変
化し、これにより、メモリ14からは指定音高に
応じた周波数で主楽音波形のデータが読み出され
る。
この実施例においては、楽音波形データメモリ
14において主楽音波形のデータは適応デルタ変
調(以下ADMと略称する)方式によつて記憶さ
れている。そのため、メモリ14の出力側に
ADM復調回路19が設けられており、メモリ1
4から読み出されたADM方式の主楽音波形デー
タを復調して、通常のサンプル点振幅を持つ主楽
音信号を得るようにしている。
残差信号発生系列11は、所望の楽音信号(第
1図の原波形Wp)と主楽音信号発生系列10で
得られる主楽音信号(第1図の主楽音波形WS
との差(第1図の第1の真の残差波形WE1)に対
応する残差信号のデータ(符号化された第1の残
差信号WES1のデータ)を記憶した残差メモリ2
0を含んでおり、キーコードKCにより指定され
た音高に対応して該メモリ20を読み出し、これ
に基き残差信号(第1の残差信号WES1)を発生
するものである。残差メモリ20は、前記楽音波
形データメモリ14と同様に、6つのオクターブ
に対応してN種類の各音色毎に合計6・N種類の
符号化された残差信号(WES1)のデータを夫々
記憶しており、オクターブコードOCと音色選択
情報TCとによつてそのうち1種類の残差信号
(WES1)のデータが指定され、その残差信号デー
タがアドレスカウンタ21から与えられるアドレ
ス信号に応じて逐次読み出される。
指定音高に応じたクロツク周波数を作るため
に、系列10と同様に、オクターブクロツク発生
回路22と可変分周回路23が設けられており、
オクターブコードOCに応じたオクターブクロツ
クパルスfSEをノートコードNCに応じて分周し、
その分周出力をアドレスカウンタ21のカウント
入力Cに与える。また、アドレスカウンタ21の
リセツト入力RにはキーオンパルスKONPが与
えられる。
残差メモリ20におけるデータ記憶方式は前述
と同様にADM方式であり、従つて、その出力側
にADM復調回路24が設けられており、ADM
方式の残差信号データを復調して、通常のサンプ
ル点振幅を持つ残差信号を得るようにしている。
系列10及び11から発生された主楽音信号
(WS)と残差信号(WES1)は加算器25で加算合
成され、所望の楽音信号(Wp)に対応する楽音
信号(Wp′=WS+WES1)が得られる。この楽音
信号は乗算器26に与えられてエンベロープ発生
器27からのエンベロープ波形信号と乗算され、
その後デイジタル/アナログ変換器28でアナロ
グ信号に変換され、サウンドシステム29に至
る。楽音波形データメモリ14に振幅エンベロー
プ付与済みのデータを記憶しておけば、加算器2
5からは振幅エンベロープ付与済みの楽音信号が
得られるが、音色選択情報TC及びキーオン信号
KONに応じてキーオフ後のダンプ制御やサステ
イン制御を施すためにエンベロープ発生器27が
必要となる。一方、加算器25から得られる楽音
信号の振幅エンベロープレベルが一定値に規格化
されるようメモリ14,20の記憶データを設定
した場合は、振幅エンベロープ付与のためにエン
ベロープ発生器27が必要となる。
第3図はADM復調回路19,24の一例を示
す図で、現在のADMデータとその1サイクル前
のADMデータと2サイクル前のADMデータの
3つに基きADM復調を行うものである。メモリ
14,20から読み出されたADMデータはデル
タ幅発生回路30に与えられると共に、チヤンネ
ル数分のステージ数を持つ1ビツトシフトレジス
タ31に入力される。シフトレジスタ31の最終
ステージ出力がチヤンネル数分のステージ数を持
つ第2の1ビツトシフトレジスタ32に与えられ
る。シフトレジスタ31,32はチヤンネル時分
割タイムスロツトに同期したクロツクパル又φs
従つてシフト制御され、各々の最終ステージ出力
が1サイクル前のADMデータ及び2サイクル前
のADMデータとしてデルタ幅発生回路30に入
力される。
デルタ幅発生回路30は、同じチヤンネルに関
する現在及び1サイクル前及び2サイクル前の3
つのADMデータの“1”,“0”の組合せに応じ
て所定の値のデルタ幅を示すデータを発生する。
このデルタ幅の値は音色選択情報TCによつても
制御される。発生されたデルタ幅データは符号制
御回路32に与えられ、現在のADMデータ(メ
モリ14,20の読み出し出力)の“1”,“0”
に応じて正又は負のサイン符号が付加される。こ
うして正負符号が付けられたデルタ幅データは、
チヤンネル数分のステージを持つ複数ビツトシフ
トレジスタ33と加算器34とゲート35を含む
アキユムレータ36に与えられ、同じチヤンネル
のデルタ幅データがアキユムレートされてシフト
レジスタ33にストアされる。ゲート35はキー
オンパルスKONPの反転信号KONPによつて可
能化されるもので、鍵の押し始めで該鍵が割当て
られたチヤンネルに対応するシフトレジスタ33
の記憶内容をクリアする。
尚、主楽音波形と残差信号の符号化の際のサン
プリングレートが共通であつた場合は、オクター
ブクロツクパルスfSM,fSEの周波数は両系列10,
11で共通となり、オクターブクロツク発生回路
17,22、可変分周回路18,23、アドレス
カウンタ16,21は両系列10,11で共用す
ることができる。勿論、主楽音波形を残差信号の
符号化の際のサンプリングレートが異なつていた
場合にはfSMとfSEは異なるものとなる。
第4図は複数の残差信号発生系列11−1乃至
11−nを設けた実施例であり、個々の系列11
−1乃至11−nは第2図の残差信号発生系列1
1と同一構成である。ただし、各系列11−1乃
至11−n内の残差メモリ20に記憶すべき残差
信号データは夫々異なつており、前述のような第
1乃至第nの符号化された残差信号(WES1
WESo)のデータを夫々記憶している。加算器2
5においては主楽音信号発生系列10で発生され
た主楽音信号(WS)と各系列11−1乃至11
−nで発生された第1乃至第nの符号化された残
差信号(WES1〜WESo)とを加算合成する。
楽音波形データメモリ14及び残差メモリ20
におけるデータ記憶方式は前述のADM方式に限
らず如何なる方式でもよい。例えば、パルス符号
変調(PCM)、差分PCM(DPCM)、デルタ変調
(DM)、適応PCM(APCM)、適応差分PCM
(ADPCM)、等周知の方式を適宜採用してよい。
また、メモリ14,20の読み出し方式は第2
図に示したような可変分周回路とアドレスカウン
タの組合せによるものに限らず、例えば周波数ナ
ンバをアキユムレートする方式その他任意の方式
を用いてよい。
また、メモリ14,20では、発音開始から発
音終了までの全発音期間にわたる主楽音信号のデ
ータ及び残差信号のデータを記憶するように説明
したが、これに限らず、発音期間の一部の複数周
期波形に関してデータを記憶し、これを繰返し読
み出す、又は所定の複数周期波形は一通り読み出
すが他の複数周期波形は繰返し読み出す、等の変
更を公知技術(例えば特開昭52−121313号、特開
昭58−95790号、特開昭58−142396号など)に準
じて施してもよい。つまり、所望の楽音信号の発
音開始から終了までの一部の発音期間の複数周期
からなる波形(例えばアタツク部の波形)を符号
化した波形データとこれとは形状の異なる別の一
部の発音期間の波形を符号化した波形データ(例
えば持続部の代表的な1又は複数の波形データ)
をメモリに記憶し、指定音高に対応してメモリに
記憶した各波形データを順次切り換えて1回また
は繰返し読み出すようにし、この読み出し出力を
主楽音信号とする。その場合、残差メモリ20に
は全発音期間にわたる残差信号のデータを記憶す
るようにしてもよい。
第5図はこの発明の別の実施例を示すもので、
主楽音信号発生系列10Aの構成が第2図のもの
とは異なつている。第5図において、第2図と同
一符号は同一回路を示し、説明を省略する。
主楽音信号発生系列10Aは、複数の異なるセ
グメント波形を記憶したセグメント波形メモリ4
0を具備しており、このメモリ40から1つのセ
グメント波形を適宜回数(又は時間)だけ繰返し
読み出すと共に読み出すべきセグメント波形を順
次切換えてゆき、こうして、時間的に波形が変化
する主楽音信号を発生するようにしたものであ
る。
セグメント波形メモリ40に記憶すべさセグメ
ント波形及び残差メモリ20′に記憶すべき残差
信号データの作成に関わる前段階処理についてま
ず説明する。まず、所望の楽音信号(原波形Wp
を自然楽器等から抽出し、この全発音期間を複数
のフレームに分割し、各フレームからセグメント
波形1周期を切り出す。第6図aは原波形Wp
フレーム分割した状態を示しており、bは各フレ
ームから切り出したセグメント波形の一例を実線
によつて示している。切り出すべきセグメント波
形はそのフレーム内の平均的若しくは代表的波形
特徴を具備したものとするのがよい。
次に、各フレームのセグメント波形を符号化し
てこれを当該フレーム内で繰返して連続する波形
信号を形成する(第6図bの破線参照)。符号化
された各セグメント波形の繰返し波形を時間順に
(フレーム順に)接続したものが主楽音信号WS
相当する。こうして求めた主楽音信号と原波形と
の差(Wp−WS)を全発音期間にわたつて求め、
第6図cに示すような残差波形WE1を得る。これ
は、前述の第1の真の残差波形に相当するもの
で、これを符号化することにより第1の残差波形
(WES1)が得られ、これを前述の通り残差メモリ
20′に記憶する。更に、前述と同様に、第2,
第3,…第nの残差信号を求めるようにしてもよ
い。一方、上述のようにして切り出され、符号化
された各フレーム毎のセグメント波形がセグメン
ト波形メモリ40に記憶される。メモリ40にお
いては、上述のようにして求められた複数のセグ
メント波形の組が、音色選択回路15で選択可能
な各音色毎に夫々記憶されており、そのうち1組
のセグメント波形が音色選択情報TCによつて指
定される。残差メモリ20′についても同様であ
る。
尚、原波形からのセグメント波形の切り出し方
としては、原波形の一部をそつくり切り取るので
はなく、当該フレーム内の複数周期波形を算術的
に平均化してその平均値をセグメント波形として
選定してもよい。また、フレームの選定(分割)
の仕方としては、相関性の高い波形(類似した波
形)のグループ毎にフレーム分割を行うようにす
るとよい。また、メモリ40に記憶すべきセグメ
ント波形は1周期のものに限らず、複数周期(例
えば2周期)又は1/2周期,1/4周期であつてもよ
い。複数周期とする場合には、当該フレーム内で
の相関性の高い部分を複数周期選び出してセグメ
ント波形とし、残差信号が減少するようにするの
がよい。また、1/2周期とする場合には、メモリ
40から1/2周期のセグメント波形を1通り読み
出すごとにその読み出された波形の極性を正・負
交互に制御するものとする。
第5図において、アドレスカウンタ41はメモ
リ40から1周期分のセグメント波形を繰返し読
み出すためのアドレス信号を発生するものであ
る。フレームカウンタ42は何番目のフレームの
セグメント波形をメモリ40から読み出すべきか
を指定するためのフレームアドレス信号FAを発
生するものである。すなわち、セグメント波形メ
モリ40では、音色選択情報TCによつて指定さ
れた1組のセグメント波形のうち、フレームカウ
ンタ42からのフレームアドレス信号FAによつ
て指定されたフレーム順位に対応する1つのセグ
メント波形を、アドレスカウンタ41からのアド
レス信号に従つて繰返し読み出す。
可変分周回路18′は、キーアサイナ13から
与えられたキーコードKCに応じて指定音高に対
応する周波数のノートクロツクパルスを発生し、
これをアドレスカウンタ41のカウント入力Cに
与える。アドレスカウンタ41はセグメント波形
の1周期のサンプル点数に対応するモジユロ数を
持ち、上記ノートクロツクパルスに応じてカウン
ト内容が逐次増加し、これに伴ないセグメント波
形の順次サンプル点振幅データがメモリ40から
読み出される。アドレスカウンタ41が所定モジ
ユロ数をカウントする毎にキヤリイアウト信号が
出力され、これが繰返し回数カウンタ43のカウ
ント入力Cに与えられる。アドレスカウンタ41
及び繰返し回数カウンタ43のリセツト入力Rに
はキーアサイナ13から出力されたキーオンパル
スKONPが与えられる。メモリ40からセグメ
ント波形が1周期読み出される毎にアドレスカウ
ンタ41からキヤリイアウト信号が発生される。
従つて繰返し回数カウンタ43ではセグメント波
形を繰返し読み出した回数すなわち周期数がカウ
ントされる。
繰返し回数メモリ44は、各種音色及びセグメ
ント波形のフレーム番号に応じて繰返し回数のデ
ータを予め記憶したものであり、音色選択情報
TC及びフレームカウンタ42からのフレームア
ドレス信号FAに応じて所定の繰返し回数データ
が読み出される。メモリ44から読み出された繰
返し回数データと繰返し回数カウンタ43のカウ
ント出力とが比較器45で比較され、両者が一致
したとき一致出力EQから信号“1”が出力され、
ゲート46を介してフレームカウンタ42のカウ
ント入力Cに与えられる。フレームカウンタ42
はキーオンパルスKONPによつて鍵の押し始め
でリセツトされ、最初はフレーム番号0つまり最
初のフレームに関するセグメント波形を指定す
る。以後、比較器45で一致が検出される毎にフ
レームカウンタ42がカウントアツプされ、フレ
ームアドレスが順次切換わる。
エンド検出回路47はフレームカウンタ42の
カウント値つまりフレームアドレス信号FAが所
定の最終値に達したことを検出し、この検出に基
きゲート46を閉じるものである。従つて、所定
の最終フレームまで読み出しが行なわれたときフ
レームカウンタ42のカウント動作が停止され、
以後は最終フレームに対応するセグメント波形が
繰返し読み出される。
以上の構成により、セグメント波形メモリ40
からは、アドレスカウンタ41の出力に応じて1
つのセグメント波形が繰返し読み出されると共
に、読み出されるべきセグメント波形がフレーム
カウンタ42の出力に応じて時間的に順次切換え
られ、結果として、時間的に波形が変化する主楽
音信号(第6図bのような)が該メモリ40から
読み出される。この主楽音信号は加算器25に与
えられ、残差信号発生系列11Aから与えられた
残差信号と加算合成される。残差信号発生系列1
1Aでは第2図に示したものと同様にADM方式
によつて残差信号のデータをメモリ20′に記憶
しているが、可変分周回路23′は第2図のもの
とは異なり、マスタクロツクパルスφ0をキーコ
ードKCに応じて分周することにより指定音高に
対応する周波数のクロツクパルスを得るようにな
つている。これは、残差メモリ20′に記憶した
データが各鍵で共通に利用されるためである。
尚、各カウンタ41,42,43は各チヤンネル
別に時分割的にカウント動作が可能なものであ
る。
第5図のような主楽音信号発生系列10Aを用
いた場合でも第4図のように複数の残差信号発生
系列を設けることができるのは勿論である。
セグメント波形メモリ40は上述ではPCM方
式で記憶されているようになつているが、前述の
ようなADM方式あるいは、DPCM,DM,
APCM,ADPCMの各方式を任意に用いること
ができる。
第5図ではセグメント波形メモリ40及び残差
メモリ20′の記憶データが各鍵共通に利用され
るようになつているが、これに限らず、第2図の
ようにオクターブ毎に異ならせる、あるいは複数
鍵グループ毎に異ならせる、あるいは各鍵毎に異
ならせるようにしてもよい。また、メモリ40,
20′の読み出し方式は可変分周回路とアドレス
カウンタの組合せに限らず、周波数ナンバをアキ
ユムレートする方式やその他の方式でもよい。ま
た、メモリ40から読み出すべきセグメント波形
の切換えは、繰返し回数によらずに、所定時間毎
に行つてもよい。
また、第5図では、1つのフレーム内では同じ
セグメント波形を単に繰返し読み出しているだけ
であるが、隣合うフレームの2つのセグメント波
形間を補間することによりセグメント波形の切換
え時に主楽音信号が滑らかに変化するようにして
もよい。
尚、主楽音信号発生系列10,10Aは、第2
図、第5図に示したようなメモリ読み出し方式に
限らず、パラメータ合成方式によつても構成する
ことができる。その一例を第7図に示せば、音源
波形発生回路48によつてキーコードKCに応じ
た音高のデイジタル音源波形信号を発生し、これ
をデイジタルフイルタ49に入力する。デイジタ
ルフイルタ49は、パラメータ発生回路50から
与えられるパラメータに応じてそのフイルタ特性
が制御され、時間的に波形が変化する主楽音信号
を出力する。パラメータ発生回路50は第1図に
示したような前段階処理で求めたパラメータをキ
ーオンパルスKNOPの発生後の時間経過に応じ
て発生する。
発明の効果 以上の通りこの発明によれば、主楽音信号発生
手段及び残差信号発生手段をそのメモリ記憶容量
や回路構成を比較的簡略化して提供することがで
きるので、音色(波形)が時間的に変化する高品
質の楽音信号を比較的簡略化された構成によつて
発生することができる、という優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を実施するための前段階とし
て所望の楽音信号(原波形)から主楽音信号と残
差信号を抽出する手順の一例を示す図で、aは該
手順のフローチヤート、bは該手順の各作業段階
で得られる波形の一例を示す波形図、第2図はこ
の発明の一実施例を示す電気的ブロツク図、第3
図は第2図のADM復調回路の一例を示す電気的
ブロツク図、第4図はこの発明の別の実施例を示
す電気的ブロツク図、第5図はこの発明の更に別
の実施例を示す電気的ブロツク図、第6図は第5
図の実施例を実施するための前段階作業において
抽出した所望の楽音信号(原波形)と主楽音信号
と残差信号とを例示する波形図、第7図は主楽音
信号発生系列の別の例を示す電気的ブロツク図、
である。 10,10A…主楽音信号発生系列、11,1
1A,11−1乃至11−n…残差信号発生系
列、12…鍵盤、13…キーアサイナ、20,2
0′…残差メモリ、25…加算器、14…楽音波
形データメモリ、40…セグメント波形メモリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 発生すべき楽音の音高を指定するための音高
    指定手段と、 発音開始から終了までの間で波形が時間的に変
    化する主楽音信号を前記音高指定手段による指定
    音高に対応して発生する主楽音信号発生手段と、 所望の楽音信号と前記主楽音信号との差に対応
    する残差信号のデータを記憶した残差メモリを含
    み、前記音高指定手段による指定音高に対応して
    該残差メモリを読み出し、これに基づき前記残差
    信号を発生する残差信号発生手段と、 前記主楽音信号発生手段で発生した主楽音信号
    と前記残差信号発生手段で発生した残差信号とを
    合成して前記所望の楽音信号に相当する楽音信号
    を得る合成手段と を具えた楽音信号発生装置。 2 前記主楽音信号発生手段が、前記所望の楽音
    信号の発音開始から終了までの全発音期間にわた
    る波形を符号化したデータを記憶した楽音波形デ
    ータメモリと、前記音高指定手段による指定音高
    に対応して該楽音波形データメモリを読み出す手
    段とを有し、該楽音波形データメモリの読み出し
    出力に基づき前記主楽音信号を発生するものであ
    る特許請求の範囲第1項記載の楽音信号発生装
    置。 3 前記主楽音信号発生手段が、前記所望の楽音
    信号の発音開始から終了までの一部の発音期間の
    複数周期からなる波形を符号化した波形データと
    これとは形状の異なる別の一部の発音期間の波形
    を符号化した波形データとを少なくとも記憶した
    楽音波形データメモリと、前記音高指定手段によ
    る指定音高に対応して該楽音波形データメモリに
    記憶した各波形データを順次切り換えて1回また
    は繰返し読み出す手段とを有し、該楽音波形デー
    タメモリの読み出し出力に基づき前記主楽音信号
    を発生するものである特許請求の範囲第1項記載
    の楽音信号発生装置。 4 前記主楽音信号発生手段が、前記所望の楽音
    信号の発音開始から終了までの全発音期間を複数
    フレームに分割して各フレームを代表するセグメ
    ント波形を夫々記憶したセグメント波形メモリ
    と、このセグメント波形メモリから1つのセグメ
    ント波形を指定音高に応じて繰返し読み出すと共
    に読み出すべきセグメント波形を時間的に順次切
    換える読出し手段とを有し、該セグメント波形メ
    モリの読み出し出力に基づき前記主楽音信号を発
    生するものである特許請求の範囲第1項記載の楽
    音信号発生装置。 5 前記主楽音信号発生手段が、前記主楽音信号
    を合成するためのパラメータを発生する手段と、
    このパラメータと前記音高指定手段の出力に応じ
    て指定音高に対応する前記主楽音信号を合成する
    手段とを有するものである特許請求の範囲第1項
    記載の楽音信号発生装置。 6 前記残差信号発生手段が、前記残差メモリを
    N個具備し、これらの残差メモリは、前記所望の
    楽音信号と前記主楽音信号との差である第1の残
    差波形を符号化した第1の残差信号データを記憶
    した第1のメモリと、これらの残差メモリのうち
    第n−1のメモリに記憶すべき第n−1の残差波
    形と該第n−1のメモリに実際に記憶された第n
    −1の残差信号データとの差である第nの残差波
    形を符号化した第nの残差信号データを記憶した
    1又は複数の第nのメモリ(但し、1<n≦N)
    とから成り、前記合成手段では、各残差メモリか
    ら得られた複数の残差信号と前記主楽音信号とを
    合成して前記所望の楽音信号に相当する楽音信号
    を得るようにした特許請求の範囲第1項記載の楽
    音信号発生装置。
JP59036134A 1984-02-29 1984-02-29 楽音信号発生装置 Granted JPS60181796A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59036134A JPS60181796A (ja) 1984-02-29 1984-02-29 楽音信号発生装置
DE8585102141T DE3585962D1 (de) 1984-02-29 1985-02-27 Tonsignalerzeugungsvorrichtung fuer ein elektronisches musikinstrument.
EP85102141A EP0154888B1 (en) 1984-02-29 1985-02-27 Tone signal generation device for an electronic musical instrument
US07/013,183 US4754679A (en) 1984-02-29 1987-02-09 Tone signal generation device for an electronic musical instrument
SG7495A SG7495G (en) 1984-02-29 1995-01-17 Tone signal generation device for an electronic musical instrument
HK133595A HK133595A (en) 1984-02-29 1995-08-24 Tone signal generation device for an electronic musical instrument

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59036134A JPS60181796A (ja) 1984-02-29 1984-02-29 楽音信号発生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60181796A JPS60181796A (ja) 1985-09-17
JPH0422275B2 true JPH0422275B2 (ja) 1992-04-16

Family

ID=12461311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59036134A Granted JPS60181796A (ja) 1984-02-29 1984-02-29 楽音信号発生装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4754679A (ja)
EP (1) EP0154888B1 (ja)
JP (1) JPS60181796A (ja)
DE (1) DE3585962D1 (ja)
HK (1) HK133595A (ja)
SG (1) SG7495G (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4958552A (en) * 1986-11-06 1990-09-25 Casio Computer Co., Ltd. Apparatus for extracting envelope data from an input waveform signal and for approximating the extracted envelope data
US5548080A (en) * 1986-11-06 1996-08-20 Casio Computer Co., Ltd. Apparatus for appoximating envelope data and for extracting envelope data from a signal
US5200567A (en) * 1986-11-06 1993-04-06 Casio Computer Co., Ltd. Envelope generating apparatus
US5245126A (en) * 1988-11-07 1993-09-14 Kawai Musical Inst. Mfg. Co., Ltd. Waveform generation system with reduced memory requirement, for use in an electronic musical instrument
TW282537B (ja) * 1994-11-02 1996-08-01 Seikosha Kk
TW430778B (en) 1998-06-15 2001-04-21 Yamaha Corp Voice converter with extraction and modification of attribute data
CN109389988B (zh) * 2017-08-08 2022-12-20 腾讯科技(深圳)有限公司 音效调整控制方法和装置、存储介质及电子装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52107823A (en) * 1976-03-05 1977-09-09 Nippon Gakki Seizo Kk Electronic musical instrument
JPS52121313A (en) * 1976-04-06 1977-10-12 Nippon Gakki Seizo Kk Electronic musical instrument
US4227435A (en) * 1977-04-28 1980-10-14 Nippon Gakki Seizo Kabushiki Kaisha Electronic musical instrument
US4352312A (en) * 1981-06-10 1982-10-05 Allen Organ Company Transient harmonic interpolator for an electronic musical instrument
JPS58142396A (ja) * 1982-02-18 1983-08-24 ヤマハ株式会社 楽音発生装置
US4611522A (en) * 1984-04-10 1986-09-16 Nippon Gakki Seizo Kabushiki Kaisha Tone wave synthesizing apparatus
JPS6414598A (en) * 1987-07-03 1989-01-18 Matsushita Refrigeration Heat exchanger

Also Published As

Publication number Publication date
HK133595A (en) 1995-09-01
EP0154888A3 (en) 1988-06-15
US4754679A (en) 1988-07-05
EP0154888A2 (en) 1985-09-18
DE3585962D1 (de) 1992-06-11
EP0154888B1 (en) 1992-05-06
SG7495G (en) 1995-06-16
JPS60181796A (ja) 1985-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0149896B1 (en) Method and apparatus for dynamic reproduction of transient and steady state voices in an electronic musical instrument
JPS642958B2 (ja)
JP3404794B2 (ja) 波形発生装置
EP0169659B1 (en) Sound generator for electronic musical instrument
JPS6091395A (ja) 電子楽器
JPH0422275B2 (ja)
JP2811692B2 (ja) 複数チャンネルの信号圧縮方法
US5416264A (en) Waveform-forming device having memory storing non-compressed/compressed waveform samples
US4683793A (en) Data reduction for a musical instrument using stored waveforms
JP2001255876A (ja) 時間軸方向における楽音波形信号の伸縮方法
JP2915452B2 (ja) 楽音発生装置
JPS642960B2 (ja)
US4702142A (en) Fundamental frequency variation for a musical tone generator using stored waveforms
JPS6286394A (ja) 楽音信号発生方法
JPH02124597A (ja) 複数チャンネルの信号圧縮方法
JP2790160B2 (ja) 波形生成装置および波形記憶装置
JPS6278599A (ja) 楽音信号発生装置
JP2770353B2 (ja) 電子楽器
JPS6036597B2 (ja) 音声合成装置
JPS61134798A (ja) 楽音信号発生装置
JPH05134673A (ja) 電子楽器
JPH0142000B2 (ja)
JPS6036600B2 (ja) 音声合成装置
JPS5857199A (ja) 音声合成装置
JPH05134670A (ja) 電子楽器

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term