JPH02124597A - 複数チャンネルの信号圧縮方法 - Google Patents

複数チャンネルの信号圧縮方法

Info

Publication number
JPH02124597A
JPH02124597A JP63278182A JP27818288A JPH02124597A JP H02124597 A JPH02124597 A JP H02124597A JP 63278182 A JP63278182 A JP 63278182A JP 27818288 A JP27818288 A JP 27818288A JP H02124597 A JPH02124597 A JP H02124597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
data
memory
channel
signals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63278182A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Iizuka
朗 飯塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP63278182A priority Critical patent/JPH02124597A/ja
Priority to US07/430,424 priority patent/US5168116A/en
Publication of JPH02124597A publication Critical patent/JPH02124597A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (al産業上の利用分野 この発明はLチャンネルとRチャンネルの信号からなる
ステレオ信号など、複数チャンネルの信号を圧縮する方
法に関する。
(ト))従来の技術 ステレオ信号などの複数チャンネルの信号を、PCMデ
ータなどのデジタル信号に変換する技術は、特にそれら
の信号をメモリに記憶するときに使用される。PCMデ
ータを記憶したメモリは、例えば電子楽器に使用するこ
とができる。従来は、このようなPCMデータを記憶し
たメモリをチャンネル毎に割り当て、全チャンネルの信
号再生を行うときには、各メモリからデータを読み出し
て各々独立にDA変換するようにしていた。例えば実開
昭59−166293号に示される電子楽器では、楽音
波形データをチャンネル毎に個々に記憶する複数のメモ
リを音源として設け、押鍵されたキーに対応する楽音デ
ータを複数のメモリから個々に読みだし、それらの楽音
データをDA変換器によって元のアナログ信号に戻して
発音させるようにしている。
(C)発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような方法では、メモリを各チャン
ネル毎に別々に割り当てているために、Nチャンネルの
装置に対しては1つのチャンネルに必要なメモリ容量の
N倍の容量のメモリが必要であった。同様に、Nチャン
ネル分の信号をデジタル化して伝送するには、単一チャ
ンネルの伝送時間のN倍の伝送時間が必要であった。
この発明の目的は、複数チャンネルの信号の差信号を取
ることによって、上記の問題を解決することのできる複
数チャンネルの信号圧縮方法を提供することにある。
+d1課題を解決するための手段 この発明は、複数チャンネルの各信号をデジタル信号に
変換するとき、その中の少なくとも2つのチャンネルA
、Bの信号の差信号を取り出し、チャンネルAまたはB
のいずれかの信号またはそれらの信号の和信号と前記差
信号とを各々ビット数nとm(n>m)で量子化するこ
とを特徴とする。
(81作用 この発明に係る信号圧縮方法では、複数チャンネルの中
の少なくとも2つのチャンネルA、Bの各信号の差信号
(A−B)を取り出し、チャンネルAまたはBのいずれ
かの(言分、またはそれらの和信号(A十B)と、前記
差信号(A−B)とを各々ビット数nとm(n>m)で
量子化する。公知のように、差信号(A−B)を取り出
せば、元のチャンネJしAまたはBのいずれかのべ言分
、またはそれらの和信号(A十B)と組み合わせること
により、再生時にそれらの信号を加減算することで簡単
に元の信号に戻すことが出来る。
ところで、複数チャンネルの信号を再生するときには、
各チャンネルの個々の信号に比較して差信号の振幅が小
さいことが多い。特に、複数チャンネルの信号がLチャ
ンネルとRチャンネルのステレオ信号のときにはこの傾
向が強い。したがって、この差信号を元の信号に対する
量子化ピント数よりも小さなビット数で量子化しても、
再生時の音質およびS/N比に影響を及ぼすことがない
。したがって、複数チャンネルの中の1つのチャンネル
AまたばBの信号をビット数nで量子化し、チャンネル
AとチャンネルBの信号の差信号をビット数m (n>
m)で量子化することにより、チャンネルAおよびBの
信号を再生するのに必要な情報量としては、チャンネル
AおよびBをそれぞれ単独に量子化する場合の情報量に
比較して少な(することができる。同様に、チャンネル
A。
Bの和信号をビット数nで量子化し、且つ上記差信号を
ビット数mで量子化する場合の情報量も、チャンネルA
およびBをそれぞれ単独に量子化する場合の情報量に比
較して少なくすることができる。このため、デジタル信
号に変換した後メモリに記憶するときには、そのメモリ
の容量を、各チャンネルの信号を個々に記憶する場合の
メモリ容量に比較して少なくすることができ、また伝送
を行うときには、各チャンネル分を個々に伝送する場合
に比較して伝送時間が短くなる。
ffl実施例 第1図(A)、  (B)は、この発明に係る信号圧縮
方法を実施する装置の基本的なブロック図を示している
。本実施例では、説明を簡単にするために、取り扱う信
号をL信号とR信号からなるステレオ信号とし、チャン
ネル数を2<LチャンネルとRチャンネル)としている
。また、信号圧縮したデジタル信号はPCMデータとし
てメモリに記憶されるものとし、その再生装置としては
鍵盤を備える電子楽器を例示する。
第1図(A)は、LチャンネルとRチャンネルのステレ
オ信号を圧縮してメモリに記憶する装置(サンプラー)
の構成を示している。
図において、Lチャンネルの信号s、とRチャンネルの
信号S2が減算器SOBに人力するとともに、Lチャン
ネルの信号S、は8ビ、トのADコンバータ2に入力す
る。減算器SUBでは、[7チヤンネルの信号S1から
Rチャンネルの信号S2を引き、その差信号(s、sz
)を4ビットのADコンバータ3に出力する。すなわち
、8ビツトADコンバータ2ではLチャンネルの信号s
1のみをAD変換し、4ビツトADコンバータ3ではL
チャンネルの信号S、とRチャンネルの信号S2の差信
号(s+   32)のみをAD変換する。8ビツトA
Dコンバータ2でAD変換した8ビツトデータはメモリ
4に記憶され、4ピッl−ADコンバータ3でAD変換
した上記差信号(Ssz)データはメモリ5に記憶され
る。なお、メモリ4.5に記憶するデータは、ここでは
音色(ピアノやギターなど)毎に記憶されるものとする
。また、ADコンバータ2,3で量子化されたデータ(
8ビツトに量子化されたデータまたは4ビツトに量子化
されたデータ)は、さらにADコンバーク内に含まれる
符号化回路によってPCMデータに変換されるものとす
る。
上記の構成において、■、チャンネルの信号S。
はADコンバータ2において8ビツトで量子化され、L
チャンネルの信号SI(!:Rチャンネルの信号S2の
差信号(sz−32)はADコンバータ3において4ビ
ツトで量子化されるが、信号s1と32とはステレオ信
号であるために相関が極めて強い。したがって、その差
信号(s+   sz)の振幅はLチャンネルの単独の
信号S、やRチャンネルの単独の信号S2に比較して極
めて小さく、この振幅情報を4ビツトで量子化してもグ
イナミソクレンジの低下が全くない。そして、このよう
にしてメモリ4,5に記憶したデータを見てみると、8
ビツトADコンバータ2の出力は8ビツト、4ビツトA
Dコンバータ3の出力は4ビットとなるから、Lチャン
ネルの信号s1とRチャンネルの信号s2とをそれぞれ
単独にAD変換する場合に比べて、(8−4)ビット分
だけが圧縮されることになる。したがって、このように
して圧縮された分だけメモリ2,3の全体の容量が少な
くて済む。具体的には、メモリ3の容量はメモリ2の容
量に比較して1/2でよいことになるから、全体として
節約できるメモリの容量は1/4となる。
上記メモリ3に記憶されるデータは差信号(S32)デ
ータであるから、この差信号データに上記メモリ2に記
憶されているS、データを加算することより、s2デー
タを復元することができる。第1図(B)は、この方法
によってLチャンネルの信号S、とRチャンネルの信号
s2を復元して音響出力する電子楽器を示している。同
図(B)において、鍵情報発生回路6は押鍵されたキー
に対応したメモリアドレスを発生し、そのアドレスをメ
モリ4と5に対して与える。このアドレスが発生すると
、メモリ4,5からはそれぞれそのアドレスに記憶され
ている楽音データであるs1データと(s+   32
)データが出力され、それぞれ8ビツトDAコンバータ
7と4ビツトDAコンバータ8に出力されて、ここでD
A変換される。このDAコンバータ7.8でのビット数
は、DAコンパ゛−夕7では8ビツト、DAコンバータ
8では4ビツトである。これはs1データが8ビツトで
あり、(S+   32)データが4ビツトだからであ
る。DAコンバータ7.8でDA変換された信号s1と
差信号(S+   sz)は減算回路9において減算さ
れる。このため、減算回路9の出力はs2となる。この
段階でステレオ信号が完全に復元され、信号”11 3
2がそれぞれサウンドシステム10.11に出力される
第2図、第3図は第1図に示す実施例のさらに詳細な構
成図を示している。なお、第1図においては信号再生段
階での減算回路をDAコンバータの後段に設けているが
、第3図においては当該減算回路をメモリの後段に設け
、減算をDAコンバ−タを通す前に行うようにしている
第2図は、Lチャンネルの信号S、とRチャンネルの信
号S2からなるステレオ信号を圧縮してPCMデータに
変換し、そのデータをメモリに記憶する装置(サンプラ
ー)を示している。
ローパスフィルタ20.21は、信号51.S2のそれ
ぞれの高周波成分を除去するフィルタである。フィルタ
を通過した信号S、は、サンプルホールド回路22と減
算回路23の一方の入力端子(+端子)に導かれる。ま
た、フィルタ21を通過した信号S2は上記減算回路2
3の他方の入力端子(一端子)に導かれる。信号S、は
勺ンプルホールド回路22でサンプルホールドされて8
ビツトADコンバータ24に出力される。また、減算回
路23は信号s、と32との差信号(SSz)を取り出
し、サンプルホールド回路25に出力する。このサンプ
ルボールド回路25でサンプルホールドされた信号は4
ビツトADコンバータ26に出力される。第1図を参照
して説明したように、ステレオ信号sI+”2は相互に
強い相関を持つために、その差信号(sz   sz)
の振幅レベルは単独の信号sI+”2に比較して極めて
小さい。したがってこの差信号(s、−3=)を4ビツ
トで量子化してもダイナミックレンジを低下させること
なく完全な再生が可能である。
8ビツトADコンバータ24と4ビツトADコンバータ
26とは、それぞれアナログ信号を量子化するためのA
D変換器と、量子化されたデータを符号化してPCMデ
ータに変換するための符号化回路とを備えている。そし
てこのADコンバータ24.26で符号化されたデータ
はメモリシステムへ導かれる。メモリシステムは、8ビ
ツトADコンバータ24で変換された8ビツトのs1デ
ータを記憶するメモリ27と、4ビツトADコンバータ
26で変換された4ビツトの(S、−5z)データを記
憶するメモリ28とで構成されている。
アドレス発生回路29はこのメモリ27と28とに対し
て共通のアドレス情報を与える。アドレスの与え方は音
色毎に区別され、さらにメモリ2■ 7に対しては16ビソI〜のアドレス情報全てを与え、
メモリ28に対しては上位15ビツトをアドレス情報と
して与え、LSBをチップセレクト信号としてメモリ2
8に与える。第4図はメモリ28に対する(s+   
sz)データの書込方法を説明するための図である。メ
モリ28は4ビツトのメモリブロックAとBを並列に接
続した構成からなり、各ブロックAとBにはチップセレ
クト端子S E L OとSEL 1が設けられている
。アドレス発生回路29のアドレスカウンタ(ADR,
C)のLSBの情報は上記チップセレクト端子5EL1
に直接与えられ、またインバータを介して上記チップセ
レクト端子S E L Oに与えられる。そして(sz
   sz)データはメモリブロックAとBに共通に入
力される。このように構成していることから、LSBが
“°0”のときには4ビツトの(S、−52)データは
メモリムブロックに上位データとして記憶され、LSB
が“1”のときには4ビツトの(s+−52)データは
メモリブロックBに下位データとして記憶される。すな
わち、アドレスカウンタの計数値がインクリメントされ
ていくとき、(51−32)データは図の矢印方向に順
次記憶されていくことになる。
第5図(A)、  (B)はメモリ27.28のデータ
の記憶状態を示している。この例では、メモリ27にお
いてアドレスが0OOOHから07FFHまで音色がピ
アノのデータ(楽音データ)が記憶され、0800H以
下に音色がギターのデータ(楽音データ)が記憶されて
いる。また、メモリ28においては、アドレスが0OO
OHから03FFHまでピアノのデータ(楽音データ)
が記憶され、0400H以下にギターのデータ(楽音デ
ータ)が記憶されている。
次に第3図に示す鍵盤を備える電子楽器について説明す
る。
鍵情報発生回路40は、鍵盤40aと押鍵検出回路40
bと発音割当回路40Cとで構成されている。押鍵検出
回路40bは、鍵盤40aにおいて押鍵されたキーのキ
ーコードを検出する。また、発音割当回路40cは、押
鍵されたキーのキーコードを適当な空き発音チャンネル
に割り当てる回路である。鍵情報発生回路40では、以
上の構成により、押鍵検出されたキーのキーコードKC
およびそのキーコードKCが割り当てられた発音チャン
ネルと、そのキーが押鍵されていることを表すキーオン
信号KONが生成され、それらの信号がアドレス発生回
路41に出力される。なお、本実施例では複音の同時発
音を行うことができるように、アドレス発生回路41に
対して時分割でこれらの鍵情報を送っている。第6図は
アドレス発生回路41に対して送られる鍵情報のフォー
マットを示している。図示するように、T時間毎にチャ
ンネルch、から順に各チャンネルに割り当てられてい
るキーコードKCおよびキーオン信号KONを送出する
。ここでは時分割の繰返し周波数を400KHzとして
いる。時分割された各タイムスロットには、そのタイム
スロットのチャンネルに割り当てられているキーコード
KCとキーオン信号KONが入っている。ここでキーオ
ン信号KONは“1”または“0”からなるデータであ
り、1″のときに同じタイムスロット内にあるキーコー
ドKCのキーが押鍵状態にあることを表す。
アドレス発生回路41にはさらに音色選択回路42から
音色選択信号TCが入力する。音色選択回路42はピア
ノやギターなどの音色を選択する回路であり、図外の音
色選択スイッチを含んでいる。音色選択信号TCは、ア
ドレス発生回路41において、メモリ27および28に
記憶されている音色毎の楽音データ記憶領域またはその
領域の先頭番地を指定するのに使用される。アドレス発
生回路41は、この音色選択信号TCを受けることによ
って、メモリ27および28内のどの音色の楽音データ
記憶領域をアドレッシングの範囲とするかを決めるわけ
である。例えば、音色選択信号TCがピアノを選択して
いる場合には、メモリ27の0OOOHから07FFH
の範囲を指定し、また、メモリ28の0OOOHから0
3FFHの範囲を指定する。
アドレス発生回路41は、音色選択信号TCに基づいて
指定されたメモリ27および28の楽音データ記憶領域
において、鍵情報として入力されたキーコードKCに対
応したアドレスを連続して発生ずる。この連続するアド
レス情報は、楽音信号波形の周波数を決定する所謂位相
データに対応するものである。なお、楽音信号データの
記憶されているメモリに対して位相データをアドレス情
報として与える技術については、既に周知である。
前記メモリに記憶される楽音データは複数周期の楽音デ
ータとしても構成することができる。第7図(A)、 
 (B)は複数周期楽音信号の波形例を示している。同
図(A)に示す波形は、発音開始から終了まで(アタッ
ク−デイケイ)の全波形を記憶する例である。この方法
では、押鍵にともない上記の全波形が一回通り読み出さ
れる。同図(B)は立ち上がり部(アタック部)とその
後の一部波形(繰り返し部)を記憶する例を示す。この
方法では、立ち上がり部を一回通り読み出し、続いて繰
り返し部を複数回繰り返して読み出す。
後者の例では、メモリには同図(C)に示すよう■ に、アタック部全波形と、その後の波形から適宜サンプ
リング抽出した複数のサンプリング波形(SECI、5
EG2・・・・)とが記憶される。
読み出すときには、アタック部を一回通り読み出し、続
いて5EG1をN6回繰り返し読み出し、続いて5EG
2をN2回繰り返し読み出し、さらに同じように5EG
3,5BG4・・・についても適宜の回数を繰り返して
読み出していく。この第7図(B)、  (C)に示す
方法では、メモリの記憶容量が第7図(A)に示す方法
に比べて少なくてよい利点がある。
前記アドレス発生回路41からは、上記のようにアドレ
スが位相データとして出力されるが、上記押鍵情報の送
出方法と同様に、このアドレスも第6図に示すように時
分割で送出される。したがってアドレス発生回路41か
ら出力されるデータは第8図に示すフォーマットとなる
前記メモリ27.メモリ28には、それぞれ、第5図(
A)、  (B)に示すように楽音データが8ビツトデ
ータ、4ビツトデータで記憶されているが、メモリ28
の楽音データ(3132)は、Aブロックの上位データ
とBブロックの下位データともにセレクタ回路42に出
力される。また、メモリ27にはアドレス発生回路41
から出力される16ビツトのアドレスデータが全てアド
レス情報として与えられるが、メモリ28にはそのうち
の上位15ピントがアドレス情報として与えられる。そ
してLSBはセレクタ回路42に、上記の上位データと
下位データとを選択するためのセレクタ信号として送出
される。このセレクタ回路42は、LSBのデータに基
づいて上記上位データと下位データの何れかを選択して
後段に出力する回路である。
第9図は前記セレクタ回路42の構成と、メモリ27.
28へのアドレスの与え方を示す図である。セレクタ回
路42は、図示のようにAND回路42a、42bとO
R回路42Cとインバータ42dとで構成されている。
AND回路42a。
42bにはメモリ28のAブロックの上位デークBブロ
ックの下位データがそれぞれ入力する。
また、アドレス発生回路41から出力される16ビツト
長のアドレスデータのうちLSBがAND回路42bに
直接入力し、またインバータ42dを通してAND回路
42aに入力する。そしてAND回路42a、42bの
それぞれの出力がOR回路42cで論理和されて後段に
出力される。
今、アドレス発生回路41から出力されるアドレス値が
0008Hから0009Hに進んだとする。このときメ
モリ27からは、S+(Pi)データ→s、(Pi+1
)データが順に出力される。これらのデータは共に8ビ
ツトである。一方、メモリ28にはアドレス情報として
上位15ビツトのアドレスデータしか与えられていない
ため、アドレスが0O08Hから0O09Hに進んでも
、メモリ28で指定されるアドレスは0O08Hのまま
である。また、アドレスが0O08HのときにはLSB
が“0″、アドレスが0009HのときにはLSBが“
1”であるから、セレクタ回路42においては、前者の
ときにはAND回路42aが開き、後者のときには42
bが開く。したがってOR回路42cの出力には、アド
レスが0O08Hのときにはメモリ28のAブロックの
上位データが表れ、アドレスが0O09Hのときには同
じくメモリ28のBブロックの下位データが表れる。し
たがって、メモリ27から3+(Pi)データが出力さ
れるときにはセレクタ回路42がらメモリ28のAブロ
ックのデータである上位データが出力され、メモリ27
からs+(Pi+1)データが出力されるときにはセレ
クタ回路42からメモリ28のBブロックの下位データ
が出力されるセレクタ回路42の構成と、メモリ27.
28へのアドレスの与え方が以上のようになっているこ
とから、結局、メモリシステムから読み出されるデータ
列は、第2図に示す装置(サンプラー)でメモリシステ
ムへデータを書き込むときのデータ列と全く同一となる
前記セレクタ回路42の出力とメモリ27の出力とは、
減算回路43に導かれ、ここでS、  (S、−3z)
の引算が行われる。この引算によって減算回路の出力に
はS+   (31−32)=32のデータが表れる。
メモリ27から出力されるS、データと上記減算回路4
3の出力となるs2データとは、それぞれエンベロープ
ジェネレータ44と45に導かれ、ここで振幅変調を受
ける。各エンプローブジェネレータ(以下単にECと言
う)44.45には音色選択回路42から出される音色
選択信号TCと、鍵情報発生回路40から出力されるキ
ーオン信号KONがともに導かれ、音色選択信号TCに
基づいて入力データを振幅変調し、キーオン信号KOH
に同期してこの振幅変調した信号を出力する。EG44
.45で振幅変調された信号はそれぞれアキュームレー
タ46.47において累積される。このアキュームレー
タ46.47までのデータの流れは、全て第6図、第8
図に示すようなフォーマントに従って時分割によって制
御されているが、このアキュームレータ46.47では
、時分割されているデータをNチャンネル分毎、すなわ
ちT時間分毎のデータを累積する。したがって、本実施
例では繰返し周波数が400KHzであるから、アキュ
ームレータ46.47を通過した段階では(1/ 40
0 K Hz )の周期のデータとなる。アキュームレ
ータ46.47を通過したデータは、続いてDAコンハ
゛−夕48.49に出力され、ここでアナログ信号に変
換され、さらにサウンドシステム50.51に出力され
、音響として出力される。
本実施例では記憶再生の個々について説明したが、記憶
については製造時に記憶させておき、再生のみを行うも
のであっても本発明の圧縮方法が適用できる。また、音
域に応じて複数の波形を記憶しておいてもよい。
また、本実施例では、以上の構成によってLチャンネル
信号”I+Rチャンネル信号s2からなるステレオ信号
の圧縮を行うことができ、その信号圧縮によりメモリシ
ステムの容量を各チャンネル個々に信号を記憶するメモ
リシステムに比べて3/4に節約することができる。
なお、本実施例では、チャンネル数をLチャンネルとR
チャンネルの2チヤンネルとしたが、もちろんこれ以上
の複数チャンネルの信号に対しても本発明を適用できる
。さらに、本実施例では、メモリ27に一方のチャンネ
ル(Lチャンネル)の信号s、を単独で記憶するように
構成しているが、他方のチャンネル(Rチャンネル)の
信号S2との和信号を記憶するようにしてもよい。第1
0図は、Lチャンネルの信号S1とRチャンネルの信号
S2の和信号をメモリ27に記憶し、それらの差信号を
メモリ28に記憶させた場合のメモリとデータ続出部の
構成を示している。この例では、第1図(B)に示す構
成と比較して、(s++32)データと(Sl−32)
データとを加算する加算回路12を設けた点が相違して
いるが、サウンドシステム10.11にデータが出力さ
れる段階ではS、の信号成分と32の信号成分が完全に
分離される。この場合でも上記の実施例と同様の理由に
よって、メモリ28の容量を小さ(することが可能であ
る。
さらに、本実施例においてはLチャンネルとRチャンネ
ルの2チヤンネルの信号圧縮方法について説明したが、
本発明はこれ以上の複数チャンネルの信号圧縮にも適用
することができる。第11図はn(n>2)チャンネル
分の信号を圧縮する場合の、信号合成の組み合わゼを示
している。同図(A)はNチャンネル分の信号を、チャ
ンネルCh、の信号S1と(s+   sz)、  (
s、   s3)、・・・・ (Sl−3n)のn−1
個の差信号との組み合わせで構成する例を示している。
第11図(B)に示す例では、Nチャンネルの信号を、
(s+ +32)、(33+54)l  ・・・・(3
11−1”S11 )の和信号と、(Sl−32)(s
i  54)l  ・・・ (Sn−I   Sn)の
差信号との組み合わせで構成する。何れの場合も、差信
号については信号圧縮をすることが可能であり、これら
をメモリに記憶する場合にはメモリの記憶容量を相当に
節約することが可能である。
(g+発明の効果 以上のようにこの発明によれば、複数チャンネルの中の
少なくとも2つのチャンネルの差信号を取り出し、その
差信号を量子化するビット数を他の信号の量子化ビット
数よりも少なくするために、信号の品質を低下させるこ
となく簡単に信号圧縮を行うことができる。このためメ
モリに信号を記憶する場合にはメモリ容量を節約するこ
とができ、また外部に信号を伝送する場合には、伝送ス
ピードを上げることができるなどの利点を有する
【図面の簡単な説明】
第1図(A)、  (B)は本発明の方法を実施する装
置の基本的な構成図を示している。また、第2図、第3
図は第1図に示す装置の具体的な構成図を示す。第4図
は第2図に示す装置において、メモリへのデータの書込
方法を説明する図、第5図(A)、  (B)はメモリ
のデータの記憶状態を示す図である。また、第6図は第
3図に示す装置において、アドレス発生回路41に入力
するデータのフォーマントを示し、第7図(A)〜(C
)はメモリにおける複数周期の楽音信号波形記憶例を示
す図である。また、第8図は第3図に示す装置において
、アドレス発生回路に出力されるアドレスデータのフォ
ーマットを示す図であり、第9図はセレクタ回路の構成
とメモリへのアドレスの与え方を説明する図である。ま
た、第10図、第11図(A)、  (B)は本発明の
他の実施例について説明する図である。 減算回路、 (27)、5 (28) (43)−減算回路、 (40)−鍵情報発生回路、 2−セレクタ回路。 メモリ、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数チャンネルの各信号をデジタル信号に変換す
    るとき、その中の少なくとも2つのチャンネルA、Bの
    信号の差信号を取り出し、チャンネルAまたはBのいず
    れかの信号またはそれらの信号の和信号と前記差信号と
    を各々ビット数nとm(n>m)で量子化することを特
    徴とする複数チャンネルの信号圧縮方法。
JP63278182A 1988-11-02 1988-11-02 複数チャンネルの信号圧縮方法 Pending JPH02124597A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63278182A JPH02124597A (ja) 1988-11-02 1988-11-02 複数チャンネルの信号圧縮方法
US07/430,424 US5168116A (en) 1988-11-02 1989-11-01 Method and device for compressing signals of plural channels

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63278182A JPH02124597A (ja) 1988-11-02 1988-11-02 複数チャンネルの信号圧縮方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02124597A true JPH02124597A (ja) 1990-05-11

Family

ID=17593731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63278182A Pending JPH02124597A (ja) 1988-11-02 1988-11-02 複数チャンネルの信号圧縮方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02124597A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5481643A (en) * 1993-03-18 1996-01-02 U.S. Philips Corporation Transmitter, receiver and record carrier for transmitting/receiving at least a first and a second signal component
JP2006053246A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Sanyo Electric Co Ltd データ処理装置、データ処理プログラム、データ処理装置のデータ処理方法
JP2009192621A (ja) * 2008-02-12 2009-08-27 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 電子楽器の楽音発生装置および波形データ記憶装置
JP2013029852A (ja) * 2012-09-24 2013-02-07 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 電子楽器
JP2018533057A (ja) * 2015-09-25 2018-11-08 ヴォイスエイジ・コーポレーション セカンダリチャンネルを符号化するためにプライマリチャンネルのコーディングパラメータを使用するステレオ音声信号を符号化するための方法およびシステム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63182700A (ja) * 1987-01-26 1988-07-27 株式会社日立製作所 音響信号処理回路

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63182700A (ja) * 1987-01-26 1988-07-27 株式会社日立製作所 音響信号処理回路

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5481643A (en) * 1993-03-18 1996-01-02 U.S. Philips Corporation Transmitter, receiver and record carrier for transmitting/receiving at least a first and a second signal component
JP2006053246A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Sanyo Electric Co Ltd データ処理装置、データ処理プログラム、データ処理装置のデータ処理方法
JP2009192621A (ja) * 2008-02-12 2009-08-27 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 電子楽器の楽音発生装置および波形データ記憶装置
JP2013029852A (ja) * 2012-09-24 2013-02-07 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 電子楽器
JP2018533057A (ja) * 2015-09-25 2018-11-08 ヴォイスエイジ・コーポレーション セカンダリチャンネルを符号化するためにプライマリチャンネルのコーディングパラメータを使用するステレオ音声信号を符号化するための方法およびシステム
US10984806B2 (en) 2015-09-25 2021-04-20 Voiceage Corporation Method and system for encoding a stereo sound signal using coding parameters of a primary channel to encode a secondary channel
US11056121B2 (en) 2015-09-25 2021-07-06 Voiceage Corporation Method and system for encoding left and right channels of a stereo sound signal selecting between two and four sub-frames models depending on the bit budget
JP2021131569A (ja) * 2015-09-25 2021-09-09 ヴォイスエイジ・コーポレーション セカンダリチャンネルを符号化するためにプライマリチャンネルのコーディングパラメータを使用するステレオ音声信号を符号化するための方法およびシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS59149438A (ja) デイジタル化音声信号の圧縮及び伸長方法
GB2230132A (en) Signal processing method and sound source data forming apparatus
US5497154A (en) Dither generating apparatus
JP2970907B2 (ja) Pcmにおけるアナログ信号合成装置
JP2811692B2 (ja) 複数チャンネルの信号圧縮方法
JPH06282270A (ja) 波形発生装置
JPH02124597A (ja) 複数チャンネルの信号圧縮方法
US5416264A (en) Waveform-forming device having memory storing non-compressed/compressed waveform samples
US5168116A (en) Method and device for compressing signals of plural channels
JPH0422275B2 (ja)
JP2748784B2 (ja) 波形生成装置
US4840100A (en) Tone signal generation device for an electric musical instrument
JP2637090B2 (ja) 音響信号処理回路
JP3246012B2 (ja) 楽音信号の音源装置
JPH02146599A (ja) 音源データ圧縮符号化方法
JPS60119672A (ja) 楽器音符号の読出装置
US4876935A (en) Electronic musical instrument
JP2790160B2 (ja) 波形生成装置および波形記憶装置
US5841945A (en) Voice signal compacting and expanding device with frequency division
JPS5866440A (ja) 波形符号化方式
KR960006230Y1 (ko) 전자악기의 음색 재생장치
KR100264389B1 (ko) 키변환 기능을 갖는 컴퓨터 음악반주기
KR950010767B1 (ko) 피시엠 음색 데이타의 압축신장시스템
JPH0375880B2 (ja)
JPS6033280B2 (ja) 電子楽器