JPS6033280B2 - 電子楽器 - Google Patents
電子楽器Info
- Publication number
- JPS6033280B2 JPS6033280B2 JP53015272A JP1527278A JPS6033280B2 JP S6033280 B2 JPS6033280 B2 JP S6033280B2 JP 53015272 A JP53015272 A JP 53015272A JP 1527278 A JP1527278 A JP 1527278A JP S6033280 B2 JPS6033280 B2 JP S6033280B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- signal
- time
- channel
- musical tone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、押圧された鍵の発音を特定数のチャンネル
のいづれかに割当てる電子楽器の割当て回路に関し、特
に、時分割チャンネルに一旦発音割当てされた押圧鍵情
報を非時分割的な楽音発生チャンネルに割当てし直す場
合に使用される割当て回路に関する。
のいづれかに割当てる電子楽器の割当て回路に関し、特
に、時分割チャンネルに一旦発音割当てされた押圧鍵情
報を非時分割的な楽音発生チャンネルに割当てし直す場
合に使用される割当て回路に関する。
特鹿昭50一49525号(特開昭51−124415
号)あるいは特顔昭50−51247号(特関昭51一
126820号)の明細書中においては、時分割チャン
ネルに一旦割当てられた押圧鍵の発音を非時分割的な楽
音発生チャンネル(鍵盤別の固定チャンネル)に割当て
し直す動作を再割当て動作といい、この再割当てのため
の割当て回路が鍵盤種類別に設けられることが開示され
ている。
号)あるいは特顔昭50−51247号(特関昭51一
126820号)の明細書中においては、時分割チャン
ネルに一旦割当てられた押圧鍵の発音を非時分割的な楽
音発生チャンネル(鍵盤別の固定チャンネル)に割当て
し直す動作を再割当て動作といい、この再割当てのため
の割当て回路が鍵盤種類別に設けられることが開示され
ている。
そこで開示された再割当てのための割当て回路において
は、非時分割的な固定チャンネルの各々に対応して「再
割当て動作制御クロックCL〜CL7」が使用されてい
る。この「クロツクCL,〜CL7」は時分割で順次繰
返し発生するものであり、或る時点で再割当て用の回路
に供給された押鍵データは、その時点‘こおいて発生し
ているクロック(CL,〜CL7のいずれか1つ)に対
応するチャンネルに割当て(再割当て)られる。この場
合、その時点で、どのクロック(CL〜CL7)が発生
しているかは外部からは判らず、従って、押圧した鍵が
どの固定チャンネルに割当てられたかということが簡単
には判らなかつた。押圧した鍵がどのチャンネルに割当
てられたのか、ということを知ることが特に必要なのは
、工場における当該電子楽器の出荷検査あるいは当該電
子楽器の調整または修正等のサービスを行なう場合など
である。
は、非時分割的な固定チャンネルの各々に対応して「再
割当て動作制御クロックCL〜CL7」が使用されてい
る。この「クロツクCL,〜CL7」は時分割で順次繰
返し発生するものであり、或る時点で再割当て用の回路
に供給された押鍵データは、その時点‘こおいて発生し
ているクロック(CL,〜CL7のいずれか1つ)に対
応するチャンネルに割当て(再割当て)られる。この場
合、その時点で、どのクロック(CL〜CL7)が発生
しているかは外部からは判らず、従って、押圧した鍵が
どの固定チャンネルに割当てられたかということが簡単
には判らなかつた。押圧した鍵がどのチャンネルに割当
てられたのか、ということを知ることが特に必要なのは
、工場における当該電子楽器の出荷検査あるいは当該電
子楽器の調整または修正等のサービスを行なう場合など
である。
そのような場合に割当てチャンネルが簡単に判らないと
、全チャンネルの割当て状態のチェックをいちいち行な
わねばならず、出荷検査等の作業に手間どろという不都
合をもたらす。この発明は上述の点に鑑みてなされたも
ので、特定数の時分割チャンネルのいずれかに一旦割当
てられた鍵の発音を、上記時分割チャンネルとは異なる
特定数の非時分割な楽音発生チャンネルのいずれかに割
当てし直す場合において、上記非時分割的な楽音発生チ
ャンネルに一定の優先順位をもたせ、この優先順位に従
って押圧鍵を発音割当てするようにしたことを特徴とす
る。
、全チャンネルの割当て状態のチェックをいちいち行な
わねばならず、出荷検査等の作業に手間どろという不都
合をもたらす。この発明は上述の点に鑑みてなされたも
ので、特定数の時分割チャンネルのいずれかに一旦割当
てられた鍵の発音を、上記時分割チャンネルとは異なる
特定数の非時分割な楽音発生チャンネルのいずれかに割
当てし直す場合において、上記非時分割的な楽音発生チ
ャンネルに一定の優先順位をもたせ、この優先順位に従
って押圧鍵を発音割当てするようにしたことを特徴とす
る。
このようにすれば、鍵を押圧した順序等からみてその鍵
が割当てられたチャンネルが容易に判かるようになる。
以下、この発明を添付図面の実施例にもとづいて詳細に
説明しよう。
が割当てられたチャンネルが容易に判かるようになる。
以下、この発明を添付図面の実施例にもとづいて詳細に
説明しよう。
第1図において、この発明に係る割当て回路はマルチチ
ャンネルアサィナ11及び12の部分である。
ャンネルアサィナ11及び12の部分である。
第1図は、このマルチチャンネルアサィナ11及び12
を使用した電子楽器10の一例の概略を示したものであ
る。このマルチチャンネルアサィナ11及び12は鍵盤
種類別に設けられており、アサィナ11が上鍵盤、アサ
イナ12が下鍵盤に対応する。尚、この例ではペダル鍵
盤の発音チャンネルは1チャンネルとしたので、特段の
マルチチャンネルアサイナを設けていない。マルチチャ
ンネルアサィナ11,12の前段に設けられているチャ
ンネルプロセッサ15は、特定数(この例では12とす
る)の時分割的な発音チャンネルのいずれかに押圧鍵を
割当てるための回路である。この時分割的な割当ては、
上鍵盤及び下鍵盤についてはその鍵盤種類に係わりなく
任意に行なわれる。一方、マルチチャンネルアサイナ1
1及び12は特定数の(この例では上、下谷鍵盤につき
7とする)非時分割的な楽音発生チャンネルUCHI〜
UCH7,LCHI〜LCH7のいずれかに前記時分割
な発音チャンネルに割当てられた押圧鍵の楽音発生を割
当てる。チャンネルプロセッサ15の割当てにもとづい
て時分割的に楽音情報を発生する時分割チャンネルTC
Hは、周波数情報記憶装置16、アキュムレータ17、
波形メモリー8等を具えている。鍵盤部13から波形メ
モリ18に至る時分割的な楽音発生系列、及び鍵盤種類
別の非時分割的な(固定的な)楽音発生チャンネルUC
HI〜UCH7,LCHI〜LCH7,PCHIは、前
述の侍磯昭50−49525号(特開昭51一1244
15号)あるいは特顔昭50一51247号(特開昭5
1一12682び号)において開示されているものを用
いることができるし、または、公知の構成を適宜組合せ
たものを採用することができる。また、これらはこの発
明の主要部でもないので、これらに関しては以下で簡単
に説明し、その後で、マルチチャンネルアサィナ11及
び12について説明する。鍵盤部13は上鍵盤、下鍵盤
、ペダル鍵盤を具えている。
を使用した電子楽器10の一例の概略を示したものであ
る。このマルチチャンネルアサィナ11及び12は鍵盤
種類別に設けられており、アサィナ11が上鍵盤、アサ
イナ12が下鍵盤に対応する。尚、この例ではペダル鍵
盤の発音チャンネルは1チャンネルとしたので、特段の
マルチチャンネルアサイナを設けていない。マルチチャ
ンネルアサィナ11,12の前段に設けられているチャ
ンネルプロセッサ15は、特定数(この例では12とす
る)の時分割的な発音チャンネルのいずれかに押圧鍵を
割当てるための回路である。この時分割的な割当ては、
上鍵盤及び下鍵盤についてはその鍵盤種類に係わりなく
任意に行なわれる。一方、マルチチャンネルアサイナ1
1及び12は特定数の(この例では上、下谷鍵盤につき
7とする)非時分割的な楽音発生チャンネルUCHI〜
UCH7,LCHI〜LCH7のいずれかに前記時分割
な発音チャンネルに割当てられた押圧鍵の楽音発生を割
当てる。チャンネルプロセッサ15の割当てにもとづい
て時分割的に楽音情報を発生する時分割チャンネルTC
Hは、周波数情報記憶装置16、アキュムレータ17、
波形メモリー8等を具えている。鍵盤部13から波形メ
モリ18に至る時分割的な楽音発生系列、及び鍵盤種類
別の非時分割的な(固定的な)楽音発生チャンネルUC
HI〜UCH7,LCHI〜LCH7,PCHIは、前
述の侍磯昭50−49525号(特開昭51一1244
15号)あるいは特顔昭50一51247号(特開昭5
1一12682び号)において開示されているものを用
いることができるし、または、公知の構成を適宜組合せ
たものを採用することができる。また、これらはこの発
明の主要部でもないので、これらに関しては以下で簡単
に説明し、その後で、マルチチャンネルアサィナ11及
び12について説明する。鍵盤部13は上鍵盤、下鍵盤
、ペダル鍵盤を具えている。
キーコーダ14は鍵盤部13に配された各鍵のキースィ
ツチのオン・オフ状態を検出し、押圧された鍵を識別す
る信号を出力する。チヤンネルプロセツサ15は、キー
コーダ14から与えられる押圧鍵識別信号を特定数12
の時分割チャンネルに割当てる、そして、割当てたチャ
ンネルの時分割タイムスロット(チャンネル時間)にお
いて、該鍵を識別する複数ビットのキーコーダKC、及
びそのチャンネルが割当て済みであることを表わす1ビ
ットのェンベロープスタート信号ES、割当てられた鍵
が離鍵されたときに発生される1ビットのデイケイスタ
ート信号DS、そのチャンネルにおける鍵の割当てを解
消するときに発生されるクリア信号CC等を繰返し出力
する。このクリア信号CCはそのチャンネルにおける発
音が終了したことを表わすディケィ終了信号DFにもと
づいて発生される。キーコードKCは、例えば音名を表
わす4ビットのノートコードN,〜N4、オクターブを
表わす3ビットのオクタ−フコードB,〜B3、鍵盤を
表わす2ビットの鍵盤コードK,,K2の合計9ビット
のデータである。鍵盤信号UE,LE,PEは、鍵盤コ
ードK,,K2をデコードしたもので、その時分割チャ
ンネル(タイムスロット)に割当てられた鍵の所属する
鍵盤を表わしている。各時分割チャンネルのタイムスロ
ットを第2図に示す。第2図aはマスタークロツクパル
ス少を示し、例えばlrs周期の2相クロックパルスで
ある。第2図bはこのマスタークロックパルス?に従っ
て時分割的に形成される各チヤンネル1〜12のタイム
スロットtl〜t12を示す。各チャンネルに割当てら
れた鍵に関する上記の諸情報KC,ES,DS,CC,
UE(LE,PE)、DFは該チャンネルに対応するタ
イムスロットtl〜t12に同期して繰返し生じる。時
分割多重的にチャンネルプロセッサ15から出力される
キーコードKCは周波数情報記憶装置16に入力され、
該キーコードKCが表わす鍵の楽音周波数に対応する数
値(定数)Fを該記憶装置16から読み出す。アキュム
レータ17は前記数値Fを一定時間毎に繰返し加算し、
この加算結果が波形メモリ18から波形サンプル点振幅
を読み出すアドレスとなる。アキュムレータ17におけ
る繰返し加算は第2図に示す各チャンネルのタイムスロ
ットtl〜t12毎に時分割的に行なわれる。従って、
波形メモリ18からは各時分割チャンネルに割当てられ
た鍵の楽音波形振幅信号MSが各タイムスロットt1〜
t1 2に同期して時分割多重的に読み出される。この
時分割多重化された楽音波形振幅信号MSは、マルチチ
ャンネルアサイナ11及び12による割当てにもとづい
て非時分割的な楽音発生チャンネルUCHI〜UCH7
,LCHI〜LCH7,PCHIに夫々分配される。
ツチのオン・オフ状態を検出し、押圧された鍵を識別す
る信号を出力する。チヤンネルプロセツサ15は、キー
コーダ14から与えられる押圧鍵識別信号を特定数12
の時分割チャンネルに割当てる、そして、割当てたチャ
ンネルの時分割タイムスロット(チャンネル時間)にお
いて、該鍵を識別する複数ビットのキーコーダKC、及
びそのチャンネルが割当て済みであることを表わす1ビ
ットのェンベロープスタート信号ES、割当てられた鍵
が離鍵されたときに発生される1ビットのデイケイスタ
ート信号DS、そのチャンネルにおける鍵の割当てを解
消するときに発生されるクリア信号CC等を繰返し出力
する。このクリア信号CCはそのチャンネルにおける発
音が終了したことを表わすディケィ終了信号DFにもと
づいて発生される。キーコードKCは、例えば音名を表
わす4ビットのノートコードN,〜N4、オクターブを
表わす3ビットのオクタ−フコードB,〜B3、鍵盤を
表わす2ビットの鍵盤コードK,,K2の合計9ビット
のデータである。鍵盤信号UE,LE,PEは、鍵盤コ
ードK,,K2をデコードしたもので、その時分割チャ
ンネル(タイムスロット)に割当てられた鍵の所属する
鍵盤を表わしている。各時分割チャンネルのタイムスロ
ットを第2図に示す。第2図aはマスタークロツクパル
ス少を示し、例えばlrs周期の2相クロックパルスで
ある。第2図bはこのマスタークロックパルス?に従っ
て時分割的に形成される各チヤンネル1〜12のタイム
スロットtl〜t12を示す。各チャンネルに割当てら
れた鍵に関する上記の諸情報KC,ES,DS,CC,
UE(LE,PE)、DFは該チャンネルに対応するタ
イムスロットtl〜t12に同期して繰返し生じる。時
分割多重的にチャンネルプロセッサ15から出力される
キーコードKCは周波数情報記憶装置16に入力され、
該キーコードKCが表わす鍵の楽音周波数に対応する数
値(定数)Fを該記憶装置16から読み出す。アキュム
レータ17は前記数値Fを一定時間毎に繰返し加算し、
この加算結果が波形メモリ18から波形サンプル点振幅
を読み出すアドレスとなる。アキュムレータ17におけ
る繰返し加算は第2図に示す各チャンネルのタイムスロ
ットtl〜t12毎に時分割的に行なわれる。従って、
波形メモリ18からは各時分割チャンネルに割当てられ
た鍵の楽音波形振幅信号MSが各タイムスロットt1〜
t1 2に同期して時分割多重的に読み出される。この
時分割多重化された楽音波形振幅信号MSは、マルチチ
ャンネルアサイナ11及び12による割当てにもとづい
て非時分割的な楽音発生チャンネルUCHI〜UCH7
,LCHI〜LCH7,PCHIに夫々分配される。
1つの楽音発生チャンネルUCHIのみ一例を図示した
が他も同一構成である。
が他も同一構成である。
すなわち、1つの楽音発生チャンネル(UCHI)は、
サンプルホールド回路S/日と電圧制御型可変フィルタ
VCF(以下単にVCFという)及び電圧制御型利得可
変増幅器VCA(以下単にVCAという)を含み、更に
VCFとVCAの制御電圧波形を発生するェンベロープ
発生器EG,及びEG2を含んでおり、単音を発生する
。
サンプルホールド回路S/日と電圧制御型可変フィルタ
VCF(以下単にVCFという)及び電圧制御型利得可
変増幅器VCA(以下単にVCAという)を含み、更に
VCFとVCAの制御電圧波形を発生するェンベロープ
発生器EG,及びEG2を含んでおり、単音を発生する
。
上鍵盤用のマルチチャンネルアサイナ11から並列的に
出力される割当て信号CHI〜CH7は、上鍵盤用の楽
音発生チャンネルUCHI〜UCH7に別個に供V給さ
れる。
出力される割当て信号CHI〜CH7は、上鍵盤用の楽
音発生チャンネルUCHI〜UCH7に別個に供V給さ
れる。
下鍵盤用のマルチチャンネルアサィナ12から出力され
る割当て信号CHI′〜CH7′も、下鍵盤用の楽音発
生チャンネルLCHI〜LCH7に別個に供給される。
割当て信号CHI〜CH7,CHI′〜CH7′は、そ
れに対応するチャンネルUCHI〜UCH7,LCHI
〜LCH7に割当てようとする音が割当てられている時
分割チャンネルのタイムスロットtl〜t12に同期し
て“1”となる。この割当て信号CHI〜CH7,CH
I′〜CH7′によって各チャンネルUCHI〜UCH
7,LCHI〜LCH7のサンプルホールド回路S/日
では入力信号のサンプリングを行な‐う。従って、各サ
ンプルホールド回路S/日には割当て信号CHI〜CH
7,CHI′〜CH7′によって選ばれた(割当てられ
た)単一の時分割チャンネルの楽音波形振幅信号(多重
信号MSのうち1つのタイムスロットのもの)が保持さ
れる。また、割当て信号CHI〜CH7,CHI′〜C
H7′は各チャンネルUCHI〜UCH7,LCHI〜
LCH7のェンベロープ発生器EG,及びEG2に夫々
供給され、VCFとVCAの制御用のェンベロープ波形
を割当て(押鍵)に応答して発生させるために使用され
る。こうして、割当て信号CHI〜CH7,CHI′〜
CH7′にもとづいて非時分割的な(固定的な)各楽音
発生チャンネルUCHI〜UCH7,LCHI〜LCH
7に対する押圧鍵の割当てがなされる。尚、この実施例
ではペダル鍵盤は単音発生としたので、ペダル鍵盤用の
楽音発生チャンネルPCHIは1つだけであり、従って
、ペダル鍵盤用のマルチチャンネルアサィナを特別に設
けていない。
る割当て信号CHI′〜CH7′も、下鍵盤用の楽音発
生チャンネルLCHI〜LCH7に別個に供給される。
割当て信号CHI〜CH7,CHI′〜CH7′は、そ
れに対応するチャンネルUCHI〜UCH7,LCHI
〜LCH7に割当てようとする音が割当てられている時
分割チャンネルのタイムスロットtl〜t12に同期し
て“1”となる。この割当て信号CHI〜CH7,CH
I′〜CH7′によって各チャンネルUCHI〜UCH
7,LCHI〜LCH7のサンプルホールド回路S/日
では入力信号のサンプリングを行な‐う。従って、各サ
ンプルホールド回路S/日には割当て信号CHI〜CH
7,CHI′〜CH7′によって選ばれた(割当てられ
た)単一の時分割チャンネルの楽音波形振幅信号(多重
信号MSのうち1つのタイムスロットのもの)が保持さ
れる。また、割当て信号CHI〜CH7,CHI′〜C
H7′は各チャンネルUCHI〜UCH7,LCHI〜
LCH7のェンベロープ発生器EG,及びEG2に夫々
供給され、VCFとVCAの制御用のェンベロープ波形
を割当て(押鍵)に応答して発生させるために使用され
る。こうして、割当て信号CHI〜CH7,CHI′〜
CH7′にもとづいて非時分割的な(固定的な)各楽音
発生チャンネルUCHI〜UCH7,LCHI〜LCH
7に対する押圧鍵の割当てがなされる。尚、この実施例
ではペダル鍵盤は単音発生としたので、ペダル鍵盤用の
楽音発生チャンネルPCHIは1つだけであり、従って
、ペダル鍵盤用のマルチチャンネルアサィナを特別に設
けていない。
チャンネルプロセッサ15において、ペダル鍵盤は専用
の単一チャンネル(例えばタイムスロットtlのチャン
ネル)にのみ割当てられるようになっており、その時分
割的な割当ての結果、当該タイムスロット(例えばtl
)においてチャンネルプロセッサ15から出力されるペ
ダル鍵盤信号PEを楽音発生チャンネルPCHIに入力
し、その内部のサンプルホールド回路S/日等を動作さ
せるようにしている。マルチチヤンネルアサイナについ
て 第3図はマルチチャンネルアサィナ11または12の詳
細例を示すもので、両アサィナ11,12は図示した同
一構成のものを用いることができる。
の単一チャンネル(例えばタイムスロットtlのチャン
ネル)にのみ割当てられるようになっており、その時分
割的な割当ての結果、当該タイムスロット(例えばtl
)においてチャンネルプロセッサ15から出力されるペ
ダル鍵盤信号PEを楽音発生チャンネルPCHIに入力
し、その内部のサンプルホールド回路S/日等を動作さ
せるようにしている。マルチチヤンネルアサイナについ
て 第3図はマルチチャンネルアサィナ11または12の詳
細例を示すもので、両アサィナ11,12は図示した同
一構成のものを用いることができる。
両者は入出力端に供給される信号名が異なるだけであり
、第3図では上鍵盤用のマルチチャンネルアサイナ11
のための信号名を主体にして示し、下鍵盤用のマルチチ
ャンネルアサィナ12のための信号名は括弧でくくって
示した。以下では上鍵盤用のアサィナ11を中心に説明
する。マルチチャンネルアサィナ11は各チャンネルU
CHI〜UCH7に対応する記憶回路1 01〜107
を具えており、各チャンネルUCHI〜UCH7に割当
てられた鍵の時分割チャンネルにおけるタイムスロット
tl〜t12を該記憶回路101〜107に記憶する。
各チャンネルUCHI〜UCH7に対する割当ては、優
先制御回路20の制御にもとづいて所定のチャンネルか
ら順に行なわれる。すなわち、優先制御回路20では記
憶回路101,102,103,104,105,10
6,107(チヤンネルUCHI→UCH7)の順に優
先順位を定め、上位の記憶回路(チャンネル)から順に
記憶(割当て)を行なうようにしている。記憶回路10
1は12ステージのシフトレジスタSRIを含んでおり
、時分割チャンネルのタイムスロットtl〜t12をこ
のシフトレジスタSRIに記憶する。
、第3図では上鍵盤用のマルチチャンネルアサイナ11
のための信号名を主体にして示し、下鍵盤用のマルチチ
ャンネルアサィナ12のための信号名は括弧でくくって
示した。以下では上鍵盤用のアサィナ11を中心に説明
する。マルチチャンネルアサィナ11は各チャンネルU
CHI〜UCH7に対応する記憶回路1 01〜107
を具えており、各チャンネルUCHI〜UCH7に割当
てられた鍵の時分割チャンネルにおけるタイムスロット
tl〜t12を該記憶回路101〜107に記憶する。
各チャンネルUCHI〜UCH7に対する割当ては、優
先制御回路20の制御にもとづいて所定のチャンネルか
ら順に行なわれる。すなわち、優先制御回路20では記
憶回路101,102,103,104,105,10
6,107(チヤンネルUCHI→UCH7)の順に優
先順位を定め、上位の記憶回路(チャンネル)から順に
記憶(割当て)を行なうようにしている。記憶回路10
1は12ステージのシフトレジスタSRIを含んでおり
、時分割チャンネルのタイムスロットtl〜t12をこ
のシフトレジスタSRIに記憶する。
シフトレジスタSRIの最終ステージ出力はオア回路2
1及びアンド回路22を介して第1ステージに戻され、
記憶が循環保持される。アンド回路22の他方入力には
クリア信号Cが加わっており、このクリア信号Cが“0
”のとき記憶がクリアされる。オア回路21の他の入力
にはアンド回路23の出力が加わる。シフトレジスタS
RIに新たな記憶動作を行なわせるとき該アンド回路2
3の条件が成立する。シフトレジスタSRIの全ステー
ジの出力は12入力型のオア回路24に加わもる。従っ
て、いずれかのタイムスロットtl〜t12に対応して
シフトレジスタSRIに信号“1”が記憶されていれば
、オア回路24の出力は常に“1”である。オア回路2
4の出力はインバータ25を介してアンド回路23に加
わると共に、優先制御回路20‘こも加わる。オア回路
24の出力は、その記憶回路101に記憶されている(
そのチャンネルUCHIが割当て済みである)場合に常
に“1”であり、これをビジィ信号B.という。各記憶
回路101〜107におけるビジィ信号を符号B〜B7
で示す。アンド回路23の他の入力にはアンド回路26
からのセット信号Sが加わる。アンド回路23において
はこのセット信号SをシフトレジスタSRIに読み込む
べきか杏かの論理判断を行なう。最上位の記憶回路10
1とその下位の記憶回路102の回路構成はほぼ同じで
ある。
1及びアンド回路22を介して第1ステージに戻され、
記憶が循環保持される。アンド回路22の他方入力には
クリア信号Cが加わっており、このクリア信号Cが“0
”のとき記憶がクリアされる。オア回路21の他の入力
にはアンド回路23の出力が加わる。シフトレジスタS
RIに新たな記憶動作を行なわせるとき該アンド回路2
3の条件が成立する。シフトレジスタSRIの全ステー
ジの出力は12入力型のオア回路24に加わもる。従っ
て、いずれかのタイムスロットtl〜t12に対応して
シフトレジスタSRIに信号“1”が記憶されていれば
、オア回路24の出力は常に“1”である。オア回路2
4の出力はインバータ25を介してアンド回路23に加
わると共に、優先制御回路20‘こも加わる。オア回路
24の出力は、その記憶回路101に記憶されている(
そのチャンネルUCHIが割当て済みである)場合に常
に“1”であり、これをビジィ信号B.という。各記憶
回路101〜107におけるビジィ信号を符号B〜B7
で示す。アンド回路23の他の入力にはアンド回路26
からのセット信号Sが加わる。アンド回路23において
はこのセット信号SをシフトレジスタSRIに読み込む
べきか杏かの論理判断を行なう。最上位の記憶回路10
1とその下位の記憶回路102の回路構成はほぼ同じで
ある。
但し、セット信号Sを読み込むためのァンド回路23と
23′が若干異なる。回路構成を図示していない他の記
憶回路103〜107は記憶回路102と同一構成であ
る。最上位の記憶回路101のアンド回路23は2入力
型であり、ビジィ信号B,が“0”であれば(すなわち
当該チャンネルに割当てがなされていなければ)、セッ
ト信号Sを読み込む条件が成立する。しかし、下位の記
憶回路102〜107のアンド回路23′は3入力型の
ものであり、残りの入力端には磯先制御回路20からの
ィネーブル信号E2〜E7が夫々各別に供給される。こ
のィネーブル信号E2〜E7は各記憶回路102〜10
7の上位の記憶回路101〜106に記憶がなされてい
る(割当てがなされている)場合に“1”となり、下位
(次位)の記憶回路102〜107の記憶(割当て)を
可能にする。優先制御回路20はアンド回路27乃至3
3を有しており、各記憶回路101〜107からのピジ
ィ信号B,〜B7を所定の組合せで各アンド回路27〜
33に入力し、ィネーブル信号E2〜E7及びオールビ
ジィ信号ABを発生する。各記憶回路102〜107に
供給されるィネーブル信号E2〜E?はそれよりも上位
の記憶回路101〜106のすべてからビジィ信号B〜
B6が供給されているときに発生される。すなわち、各
アンド回路27〜32からィネーブル信号E2〜E7が
発生される論理式を示せば次の通りである。E2=B
(アンド27)E3=B・2
(アンド28)E4=B・&・B3
(アンド29)E5=耳・&・B3・&
(アンド30)E6=B・&・B3・&・B5
(アンド31)E7:B・&・B3・&・B5・
B6 (アンド32)アンド回路33にはすべてのチャ
ンネルに対応するピジィ信号B,〜B7が入力されてお
り、すべてのチャンネル(UCHI〜UCH7)に楽音
が割当てられている場合、つまりすべての記憶回路10
1〜107に記憶がなされている場合に同アンド回路3
3からオールビジィ信号ABが発生される。
23′が若干異なる。回路構成を図示していない他の記
憶回路103〜107は記憶回路102と同一構成であ
る。最上位の記憶回路101のアンド回路23は2入力
型であり、ビジィ信号B,が“0”であれば(すなわち
当該チャンネルに割当てがなされていなければ)、セッ
ト信号Sを読み込む条件が成立する。しかし、下位の記
憶回路102〜107のアンド回路23′は3入力型の
ものであり、残りの入力端には磯先制御回路20からの
ィネーブル信号E2〜E7が夫々各別に供給される。こ
のィネーブル信号E2〜E7は各記憶回路102〜10
7の上位の記憶回路101〜106に記憶がなされてい
る(割当てがなされている)場合に“1”となり、下位
(次位)の記憶回路102〜107の記憶(割当て)を
可能にする。優先制御回路20はアンド回路27乃至3
3を有しており、各記憶回路101〜107からのピジ
ィ信号B,〜B7を所定の組合せで各アンド回路27〜
33に入力し、ィネーブル信号E2〜E7及びオールビ
ジィ信号ABを発生する。各記憶回路102〜107に
供給されるィネーブル信号E2〜E?はそれよりも上位
の記憶回路101〜106のすべてからビジィ信号B〜
B6が供給されているときに発生される。すなわち、各
アンド回路27〜32からィネーブル信号E2〜E7が
発生される論理式を示せば次の通りである。E2=B
(アンド27)E3=B・2
(アンド28)E4=B・&・B3
(アンド29)E5=耳・&・B3・&
(アンド30)E6=B・&・B3・&・B5
(アンド31)E7:B・&・B3・&・B5・
B6 (アンド32)アンド回路33にはすべてのチャ
ンネルに対応するピジィ信号B,〜B7が入力されてお
り、すべてのチャンネル(UCHI〜UCH7)に楽音
が割当てられている場合、つまりすべての記憶回路10
1〜107に記憶がなされている場合に同アンド回路3
3からオールビジィ信号ABが発生される。
各記憶回路101〜107のシフトレジスタSR,〜S
R7の最終ステージの出力は各チャンネルの割当て信号
CHI〜CH7として出力される。また、これらの信号
CHI〜CH7はオア回路34でまとめられ、ェニイビ
ジイ信号EBとして利用される。ェニィビジィ信号EB
が発生したタイムスロットtl〜t12に割当てられて
いる楽音(押圧鍵)は既に非時分割なチャンネルUCH
I〜UCH7にも割当てられていることを意味する。セ
ット信号Sを発生する4入力型のアンド回路26にはチ
ャンネルプロセッサー5から鍵盤信号(上鍵盤信号UE
)とェンベロープスタート信号ES及びディケイスター
ト信号DSの反転信号DSが入力され、更に前記オア回
路34からのェニィピジィ信号EBを反転した信号EB
が入力される。従って、セット信号Sが発生される条件
は次の■,■,■,■がすべて満足されることである。
■ 何らかの鍵が押圧され、その鍵がチャンネルプロセ
ッサ15において或る時分割チャンネルに割当てられた
こと(ESが“1”)。■ その鍵が上鍵盤(アサィナ
12の場合は下鍵盤)に属すること(UEが“1”、ア
サイナ12の場合はLEが“1”)。
R7の最終ステージの出力は各チャンネルの割当て信号
CHI〜CH7として出力される。また、これらの信号
CHI〜CH7はオア回路34でまとめられ、ェニイビ
ジイ信号EBとして利用される。ェニィビジィ信号EB
が発生したタイムスロットtl〜t12に割当てられて
いる楽音(押圧鍵)は既に非時分割なチャンネルUCH
I〜UCH7にも割当てられていることを意味する。セ
ット信号Sを発生する4入力型のアンド回路26にはチ
ャンネルプロセッサー5から鍵盤信号(上鍵盤信号UE
)とェンベロープスタート信号ES及びディケイスター
ト信号DSの反転信号DSが入力され、更に前記オア回
路34からのェニィピジィ信号EBを反転した信号EB
が入力される。従って、セット信号Sが発生される条件
は次の■,■,■,■がすべて満足されることである。
■ 何らかの鍵が押圧され、その鍵がチャンネルプロセ
ッサ15において或る時分割チャンネルに割当てられた
こと(ESが“1”)。■ その鍵が上鍵盤(アサィナ
12の場合は下鍵盤)に属すること(UEが“1”、ア
サイナ12の場合はLEが“1”)。
■ その鍵が押圧中であること、つまり雛鍵されていな
いこと(DSが‘‘0”、すなわちDSが“1”)。
いこと(DSが‘‘0”、すなわちDSが“1”)。
■ その鍵が非時分割チャンネルUCHI〜UCH7(
アサイナ1 2の場合はLCHI〜LCH7)のいずれ
にもまだ割当てられていないこと(EBが“0”、すな
わちEBが“1”)。
アサイナ1 2の場合はLCHI〜LCH7)のいずれ
にもまだ割当てられていないこと(EBが“0”、すな
わちEBが“1”)。
以上のような条件■〜■が満足された時分割チヤンネル
のタイムスロットtl〜t12においてセット信号Sが
発生される。後述のようにして一旦割当てがなされると
、当該タイムスロットtl〜t12に同期してェニィビ
ジィ信号EBが発生され、アンド回路26の条件が成立
しなくなるのでセット信号Sはもう発生されない。まず
、いずれのチャンネルUCHI〜UCH7にも鍵が割当
てられていない状態を想定する。
のタイムスロットtl〜t12においてセット信号Sが
発生される。後述のようにして一旦割当てがなされると
、当該タイムスロットtl〜t12に同期してェニィビ
ジィ信号EBが発生され、アンド回路26の条件が成立
しなくなるのでセット信号Sはもう発生されない。まず
、いずれのチャンネルUCHI〜UCH7にも鍵が割当
てられていない状態を想定する。
上鍵盤で初めて鍵が押圧され、これがタイムスロットt
2に対応する時分割チャンネルに割当てられたとする。
チャンネルプロセッサ15(第1図)から与えられる信
号にもとづいてタイムスロットt2においてアンド回路
26の条件が成立し、セット信号Sが発生されると、最
上位の記憶回路101のァンド回路23の条件が成立し
、シフトレジスタSRIに信号“1”が読み込まれる。
このとき記憶回路101から出力されるビジィ信号B,
は“0”であるので、優先制御回路20のすべてのアン
ド回路27〜33は不動作であり、ィネーブル信号E2
〜E7は発生されない。従って、下位の記憶回路102
〜107のアンド回路23′は動作せず、最上位の記憶
回路101にのみ‘‘1’’が記憶される。こうして、
最初の押圧鍵は最上位のチャンネルUCHIに割当てら
れる。その1ビットタイム後(タイムスロットt3)に
シフトレジスタSRIの第1ステージに“1”がシフト
されると、ビジィ信号B,が“1”に立上る。12ビッ
トタイム後にタイムスロットt2が再び到来すると、シ
フトレジスタSRIの最終ステージから信号“1”が出
力され、チャンネルUCHIの割当て信号CHIが発生
する。
2に対応する時分割チャンネルに割当てられたとする。
チャンネルプロセッサ15(第1図)から与えられる信
号にもとづいてタイムスロットt2においてアンド回路
26の条件が成立し、セット信号Sが発生されると、最
上位の記憶回路101のァンド回路23の条件が成立し
、シフトレジスタSRIに信号“1”が読み込まれる。
このとき記憶回路101から出力されるビジィ信号B,
は“0”であるので、優先制御回路20のすべてのアン
ド回路27〜33は不動作であり、ィネーブル信号E2
〜E7は発生されない。従って、下位の記憶回路102
〜107のアンド回路23′は動作せず、最上位の記憶
回路101にのみ‘‘1’’が記憶される。こうして、
最初の押圧鍵は最上位のチャンネルUCHIに割当てら
れる。その1ビットタイム後(タイムスロットt3)に
シフトレジスタSRIの第1ステージに“1”がシフト
されると、ビジィ信号B,が“1”に立上る。12ビッ
トタイム後にタイムスロットt2が再び到来すると、シ
フトレジスタSRIの最終ステージから信号“1”が出
力され、チャンネルUCHIの割当て信号CHIが発生
する。
このタイムスロットt2の信号“1”はシフトレジスタ
SRIで循環・記憶され、割当て信号CHIはタイムス
ロットt2が到来する毎に“1”となる。この割当て信
号CHIはチャンネルUCHIのサンプルホールド回路
S/日(第1図)に供給され、タイムスロットt2毎に
波形メモリ18から時分割的に供給される「最初の押圧
鍵」の楽音波形振幅信号MSをサンプリングする。
SRIで循環・記憶され、割当て信号CHIはタイムス
ロットt2が到来する毎に“1”となる。この割当て信
号CHIはチャンネルUCHIのサンプルホールド回路
S/日(第1図)に供給され、タイムスロットt2毎に
波形メモリ18から時分割的に供給される「最初の押圧
鍵」の楽音波形振幅信号MSをサンプリングする。
サンプリングされた振幅信号MSは同回路S/日でホー
ルドされ、連続的な楽音波形振幅信号としてVCFに入
力され、VCAを経てサウンドシステム100を介して
発音される。割当て信号CHIはェンベロープ発生器E
○,及びEG2にも加わり、ェンベロープ波形を発生さ
せる。このェンベロープ波形によってVCF及びVCA
のカットオフ周波数や増幅度が制御される。最初の鍵の
押圧中に上鍵盤で別の鍵(2番目の鍵)を押圧し、これ
がタイムスロットt4に対応する時分割チャンネルに割
当てられたと仮定する。
ルドされ、連続的な楽音波形振幅信号としてVCFに入
力され、VCAを経てサウンドシステム100を介して
発音される。割当て信号CHIはェンベロープ発生器E
○,及びEG2にも加わり、ェンベロープ波形を発生さ
せる。このェンベロープ波形によってVCF及びVCA
のカットオフ周波数や増幅度が制御される。最初の鍵の
押圧中に上鍵盤で別の鍵(2番目の鍵)を押圧し、これ
がタイムスロットt4に対応する時分割チャンネルに割
当てられたと仮定する。
タイムスロットt4においてアンド回路26の条件が成
立し、セット信号Sが発生される。既に割当てられてい
るチャンネルUCHIのビジイ信号B.は持続的に“1
”であるので、最上位の記憶回路101のァンド回路2
3は動作しない。従って、記憶回路101に二重に割当
てはなされない。一方、ビジィ信号B,によって優先制
御回路20のアンド回路27が動作し、ィネーブル信号
E2が発生されている。このィネーブル信号E2に対応
する記憶回路102は未だ割当てがなされていないので
、ビジイ信号&は発生していない。従って、優先制御回
路20の他のアンド回路28〜33は不動作であり、ィ
ネーブル信号E3〜E7は発生されない。従って、タイ
ムスロットt4においてセット信号Sが発生されたとき
ィネープル信号E2のみが生じており、記憶回路1 0
2のアンド回路23′のみの動作条件が成立する。こう
して、記憶回路102のシフトレジスタSR2にタイム
スロットt4に対応して“1”が記憶され、タイムスロ
ットt4毎に割当て信号CH2が発生される。この割当
て信号CH2により、タイムスロットt4毎に波形メモ
リ18から時分割的に読み出される「2番目の押圧鍵」
の楽音波形振幅信号MSが楽音発生チャンネルUCH2
(第1図)に割当てられる。タイムスロットt4におい
て記憶回路102のシフトレジスタSR2に“1”が読
み込まれると、その次のタイムスロットt6からビジイ
信号B2が立上る。
立し、セット信号Sが発生される。既に割当てられてい
るチャンネルUCHIのビジイ信号B.は持続的に“1
”であるので、最上位の記憶回路101のァンド回路2
3は動作しない。従って、記憶回路101に二重に割当
てはなされない。一方、ビジィ信号B,によって優先制
御回路20のアンド回路27が動作し、ィネーブル信号
E2が発生されている。このィネーブル信号E2に対応
する記憶回路102は未だ割当てがなされていないので
、ビジイ信号&は発生していない。従って、優先制御回
路20の他のアンド回路28〜33は不動作であり、ィ
ネーブル信号E3〜E7は発生されない。従って、タイ
ムスロットt4においてセット信号Sが発生されたとき
ィネープル信号E2のみが生じており、記憶回路1 0
2のアンド回路23′のみの動作条件が成立する。こう
して、記憶回路102のシフトレジスタSR2にタイム
スロットt4に対応して“1”が記憶され、タイムスロ
ットt4毎に割当て信号CH2が発生される。この割当
て信号CH2により、タイムスロットt4毎に波形メモ
リ18から時分割的に読み出される「2番目の押圧鍵」
の楽音波形振幅信号MSが楽音発生チャンネルUCH2
(第1図)に割当てられる。タイムスロットt4におい
て記憶回路102のシフトレジスタSR2に“1”が読
み込まれると、その次のタイムスロットt6からビジイ
信号B2が立上る。
このビジィ信号B2と最上位のビジイ信号B,によって
優先制御回路20のアンド回路28の条件が成立し、ィ
ネーブル信号E3が発生される。これにより、記憶回路
102の下位の記憶回路103に割当てがなされる準備
がなされる。上位のィネーブル信号E2は依然として発
生されているが、自己のビジイ信号&によって記憶回路
102のアンド回路23′の条件は不成立となる。従っ
て、次のセット信号Sは3番目の記憶回路103に記憶
される。以上のように、既に記憶(割当て)がなされた
記憶回路101,102,・・・・・・は自らのビジィ
信号B,,B2・・・・・・によって二重の記憶(割当
て)を禁止する。そして、まだ記憶(割当て)されてい
ない記憶回路102,103,…・・・に関しては、そ
のうち優先順位が最も上位のものだけィネーフル信号E
2,E3・・・・・・が発生される。離鍵された場合の
説明デイケイスタート信号DS、ェニイビジィ信号EB
及び信号DBが入力されるアンド回路35は下記の3条
件■,■,■がともに満足されたとき信号“1”を生じ
、これがディケィセツト信号DSTとなる。
優先制御回路20のアンド回路28の条件が成立し、ィ
ネーブル信号E3が発生される。これにより、記憶回路
102の下位の記憶回路103に割当てがなされる準備
がなされる。上位のィネーブル信号E2は依然として発
生されているが、自己のビジイ信号&によって記憶回路
102のアンド回路23′の条件は不成立となる。従っ
て、次のセット信号Sは3番目の記憶回路103に記憶
される。以上のように、既に記憶(割当て)がなされた
記憶回路101,102,・・・・・・は自らのビジィ
信号B,,B2・・・・・・によって二重の記憶(割当
て)を禁止する。そして、まだ記憶(割当て)されてい
ない記憶回路102,103,…・・・に関しては、そ
のうち優先順位が最も上位のものだけィネーフル信号E
2,E3・・・・・・が発生される。離鍵された場合の
説明デイケイスタート信号DS、ェニイビジィ信号EB
及び信号DBが入力されるアンド回路35は下記の3条
件■,■,■がともに満足されたとき信号“1”を生じ
、これがディケィセツト信号DSTとなる。
■ チャンネルプロセッサ15において或る時分割チャ
ンネルに割当てられた鍵が離されたこと(DSが“1”
)。
ンネルに割当てられた鍵が離されたこと(DSが“1”
)。
■ その鍵がいずれかの非時分割チャンネルUCHI〜
UCH7にすでに割当てられていること(EBが‘‘1
’’)■ その鍵が離されたことがマルチチャンネルア
サィナ11に未だ記憶されていないこと(信号DBが“
1”)。
UCH7にすでに割当てられていること(EBが‘‘1
’’)■ その鍵が離されたことがマルチチャンネルア
サィナ11に未だ記憶されていないこと(信号DBが“
1”)。
デイケィセツト信号DSTが発生するということは、詑
億回路101〜107に割当て記憶された鍵のうち或る
ものが新たに離鍵されたことを表わしている。
億回路101〜107に割当て記憶された鍵のうち或る
ものが新たに離鍵されたことを表わしている。
このデイケイセツト信号DSTを記憶するための離鍵記
憶回路201〜207が非時分割チャンネル数(7個)
だけ設けられている。
憶回路201〜207が非時分割チャンネル数(7個)
だけ設けられている。
離鍵記憶回路201〜207は夫々順位づけられており
、最も古く離鍵された鍵が臆当てられている時分割チヤ
ンネルのタイムスロット(tl〜t12のうち1つ)の
信号が回路201に記憶されるようになっており、以下
離鍵時が古い順に回路202,203・・・・・・20
7に記憶される。アンド回路35からのディケィセツト
信号DSTは、最も新しい離鍵を記憶する雛鍵記憶回路
207にのみ加えられる。
、最も古く離鍵された鍵が臆当てられている時分割チヤ
ンネルのタイムスロット(tl〜t12のうち1つ)の
信号が回路201に記憶されるようになっており、以下
離鍵時が古い順に回路202,203・・・・・・20
7に記憶される。アンド回路35からのディケィセツト
信号DSTは、最も新しい離鍵を記憶する雛鍵記憶回路
207にのみ加えられる。
離鍵記憶回路201〜207はほぼ同一の構成であり、
回路201,206,207のみ詳細を図示したが、他
の回路202〜205もアンド回路36,37,38、
オア回路39,40,42ステージのシフトレジスタS
R8〜SR,4、ィンバー夕41を夫々有している。な
お、符号36〜41は、説明の便宜上、各回路201〜
207とも同一符号とした。各記憶回路201〜207
においてシフトレジスタSR8〜SR,4の全ステージ
の出力は12入力型のオア回路4川こ夫々入力され、ィ
ンバータ41を介してアンド回路36に加わもる。
回路201,206,207のみ詳細を図示したが、他
の回路202〜205もアンド回路36,37,38、
オア回路39,40,42ステージのシフトレジスタS
R8〜SR,4、ィンバー夕41を夫々有している。な
お、符号36〜41は、説明の便宜上、各回路201〜
207とも同一符号とした。各記憶回路201〜207
においてシフトレジスタSR8〜SR,4の全ステージ
の出力は12入力型のオア回路4川こ夫々入力され、ィ
ンバータ41を介してアンド回路36に加わもる。
このアンド回路36はシフトレジスタSR8〜SR,4
にデータを読み込むためのものであり、そのシフトレジ
スタSR8〜SR,4の内容が空のとき(オァ回路40
の出力が“0”のとき)だけ該アンド回路36が動作可
能となる。最下位の記憶回路207におけるアンド回路
36の他の入力には前述のようにディケィセット信号D
STが入力される。その他の記憶回路201〜206に
おけるアンド回路36の他の入力には、それよりも下位
の記憶回路202〜207のシフトレジスタSR9〜S
F,4の最終ステージ出力が入力される。各シフトレジ
スタSR8〜SR,4の最終ステージ出力はホールド用
のアンド回路38(回路201には不要である)オア回
路及びアンド回路37を介して第1ステージに戻される
。
にデータを読み込むためのものであり、そのシフトレジ
スタSR8〜SR,4の内容が空のとき(オァ回路40
の出力が“0”のとき)だけ該アンド回路36が動作可
能となる。最下位の記憶回路207におけるアンド回路
36の他の入力には前述のようにディケィセット信号D
STが入力される。その他の記憶回路201〜206に
おけるアンド回路36の他の入力には、それよりも下位
の記憶回路202〜207のシフトレジスタSR9〜S
F,4の最終ステージ出力が入力される。各シフトレジ
スタSR8〜SR,4の最終ステージ出力はホールド用
のアンド回路38(回路201には不要である)オア回
路及びアンド回路37を介して第1ステージに戻される
。
離鍵記憶回路202〜207のホールド用アンド回路3
8の他の入力にはその上位の記憶回路201〜206の
オア回路40の出力が加えられる。従って、上位のシフ
トレジスタSR8〜SR,3に記憶がなされているとき
のみ、その下位のシフトレジスタSR9〜SR,4の記
憶保持が可能である。また、各シフトレジスタSR8〜
SR,4の最終ステージの出力はオア回路42でまとめ
られ、デイケイビジイ信号DBとして利用される。この
デイケイビジイ信号DBはデイケィセット信号DSTを
1度だけ発生させるために利用される。例えば、離鍵記
憶回路201〜207において離鍵の記憶が全くなされ
ていない状態において、タイムスロットt2に対応する
時分割チャンネルに割当てられた鍵が離鍵されたとする
と、タイムスロットt2において1度だけディケイセツ
ト信号DSTがアンド回路35から発生される。このデ
ィケィセット信号DSTは最下位の記憶回路207のシ
フトレジス夕SR,4にまず読み込まれる。シフトレジ
スタSR,4で12ビットタイム遅延されたデイケイセ
ツト信号DSTは次のタイムスロットt2のときにその
上位の記憶回路206のシフトレジスタSR,3に読み
込まれる。このようにして、デイケイセツト信号DST
は12ビットタイム毎に順番に上位の記憶回路に線上げ
られていさ、最終的に最上位の記憶回路201に記憶保
持される。その次に或るタイムスロットにおいてアンド
回路35から発生されたディケイセット信号DSTは上
述のように下位の記憶回路207から順に上位の記憶回
路206,205・・・・・・に線上げられていき、最
終的に記憶回路202に記憶保持される。これは、その
上位の記憶回路201にはすでに雛鍵記憶がなされてい
るからである。以上のようにして、最上位の雛鍵記憶回
路201には、最も古く離鍵された鍵が割当てられてい
る時分割チャンネルのタイムスロット(tl〜t12の
いずれか)が記憶される。この最上位の隣鍵記憶回路2
01のシフトレジスタSR8の最終ステ−ジの出力はオ
ールド信号OLDとして後述のトランケート動作のため
に利用される。このオールド信号OLDは最も古く欧鍵
された鍵が割当てられている時分割チャンネルのタイム
スロット(tl〜t12のいずれか1つ)において繰返
し“1”となる。記憶のクリアについて 各楽音発生チャンネルUCHI〜UCH7,LCHI〜
LCH7,PCHIのVCA用ェンベロープ発生器EG
2(第1図)では、その発生ェンベロープ波形が終了す
るとディケィ終了信号DDFU,〜DDFU7,DDF
L〜DDFL7,DDFPを夫々発生する。
8の他の入力にはその上位の記憶回路201〜206の
オア回路40の出力が加えられる。従って、上位のシフ
トレジスタSR8〜SR,3に記憶がなされているとき
のみ、その下位のシフトレジスタSR9〜SR,4の記
憶保持が可能である。また、各シフトレジスタSR8〜
SR,4の最終ステージの出力はオア回路42でまとめ
られ、デイケイビジイ信号DBとして利用される。この
デイケイビジイ信号DBはデイケィセット信号DSTを
1度だけ発生させるために利用される。例えば、離鍵記
憶回路201〜207において離鍵の記憶が全くなされ
ていない状態において、タイムスロットt2に対応する
時分割チャンネルに割当てられた鍵が離鍵されたとする
と、タイムスロットt2において1度だけディケイセツ
ト信号DSTがアンド回路35から発生される。このデ
ィケィセット信号DSTは最下位の記憶回路207のシ
フトレジス夕SR,4にまず読み込まれる。シフトレジ
スタSR,4で12ビットタイム遅延されたデイケイセ
ツト信号DSTは次のタイムスロットt2のときにその
上位の記憶回路206のシフトレジスタSR,3に読み
込まれる。このようにして、デイケイセツト信号DST
は12ビットタイム毎に順番に上位の記憶回路に線上げ
られていさ、最終的に最上位の記憶回路201に記憶保
持される。その次に或るタイムスロットにおいてアンド
回路35から発生されたディケイセット信号DSTは上
述のように下位の記憶回路207から順に上位の記憶回
路206,205・・・・・・に線上げられていき、最
終的に記憶回路202に記憶保持される。これは、その
上位の記憶回路201にはすでに雛鍵記憶がなされてい
るからである。以上のようにして、最上位の雛鍵記憶回
路201には、最も古く離鍵された鍵が割当てられてい
る時分割チャンネルのタイムスロット(tl〜t12の
いずれか)が記憶される。この最上位の隣鍵記憶回路2
01のシフトレジスタSR8の最終ステ−ジの出力はオ
ールド信号OLDとして後述のトランケート動作のため
に利用される。このオールド信号OLDは最も古く欧鍵
された鍵が割当てられている時分割チャンネルのタイム
スロット(tl〜t12のいずれか1つ)において繰返
し“1”となる。記憶のクリアについて 各楽音発生チャンネルUCHI〜UCH7,LCHI〜
LCH7,PCHIのVCA用ェンベロープ発生器EG
2(第1図)では、その発生ェンベロープ波形が終了す
るとディケィ終了信号DDFU,〜DDFU7,DDF
L〜DDFL7,DDFPを夫々発生する。
これは当該チャンネルにおける楽音の発音が終了したこ
とを表わす。これらの信号DDFU,〜DDFU7,D
DFL〜DDFL7,DDFPは時分割タイムスロット
(tl〜t12)に対応して発生されるようになってお
り(すなわち対応する割当て信号CHI〜CH7,CH
I′〜CH7′,PEのタイムスロットに同期している
)、鍵盤毎にまとめられる。上鍵盤に関する多重ディケ
ィ終了信号DDFUは上鍵盤のマルチチャンネルアサイ
ナ11に供給され、下鍵盤に関する多重ディケィ終了信
号DDFLは下鍵盤のマルチチャンネルアサィナ12に
供給される。尚、ペダル鍵盤のディケィ終了信号DDF
Pは信号DDFLにまとめられて処理される。マルチチ
ヤンネルアサイナ11(または12)において、多重デ
ィケィ終了信号DDFU(またはDDFL)はオア回路
43に加わり、ディケィ終了信号DFU(またはDFL
)として出力される。
とを表わす。これらの信号DDFU,〜DDFU7,D
DFL〜DDFL7,DDFPは時分割タイムスロット
(tl〜t12)に対応して発生されるようになってお
り(すなわち対応する割当て信号CHI〜CH7,CH
I′〜CH7′,PEのタイムスロットに同期している
)、鍵盤毎にまとめられる。上鍵盤に関する多重ディケ
ィ終了信号DDFUは上鍵盤のマルチチャンネルアサイ
ナ11に供給され、下鍵盤に関する多重ディケィ終了信
号DDFLは下鍵盤のマルチチャンネルアサィナ12に
供給される。尚、ペダル鍵盤のディケィ終了信号DDF
Pは信号DDFLにまとめられて処理される。マルチチ
ヤンネルアサイナ11(または12)において、多重デ
ィケィ終了信号DDFU(またはDDFL)はオア回路
43に加わり、ディケィ終了信号DFU(またはDFL
)として出力される。
ディケィ終了信号DFUは発音終了したチャンネルUC
HI〜UCH7に割当てられている音の時分割タイムス
ロットtl〜t12に同期して“1”となる。また、オ
ア回路43の他の入力にはェニィビジイ信号EBをオア
回路44、インバータ45を介して反転した信号が加わ
る。これはチャンネルUCHI〜UCH7に割当てられ
ている音に関してのみ有効に信号DDFUにもとづいて
信号DFUを発生するようにしたためであり、チャンネ
ルUCHI〜UCH7に割当てられていない音(例えば
他の鍵盤の押圧鍵)のタイムスロットにおいては信号D
FUは常に“1”である。同じことが下鍵盤用の信号D
FLについてもいえる。満、下鍵盤用のアサイナ12に
おいてはオア回路44の他の入力にペダル鍵盤信号PE
が加えられており、ペダル鍵盤が或るタイムスロットに
割当てられているときのみペダル鍵盤デイケイ終了信号
DDFP(多重信号DDFLの当該タイムスロットに含
まれている)にもとづいて信号DFLが発生される。マ
ルチチャンネルアサイナ11及び12から出力されるデ
ィケイ終了信号DFU,DFLはアンド回路19(第1
図)に加わる。真のディケィ終了によって或るタイムス
ロットにおいてディケィ終了信号DFU(またはDFL
)が“1”に立上るとき他方の信号DFL(またはDF
U)は必らず“1”であるので、アンド回路19の条件
が成立する。尚、アンド回路19のもう一つの入力には
他の楽音発生装置(図示せず)からのディケィ終了信号
DFFが加わもる。上記他の楽音発生装置とは、時分割
チャンネルTCHと並列に設けられ、同じくチャンネル
プロセッサ15からの信号KC,ES,DS等を受けて
各タイムスロットtl〜t12において時分割的に楽音
を発生する装置である。同じ鍵の楽音が複数系列で別個
に発生されることにより、ディケル終了がバラバラにな
るので、最後のディケィ終了に合わせてデイケィ終了信
号DFを発生するためにアンド回路19が設けられてい
る。そのような楽音発生システムは特磯昭50一495
25号(特関昭51−124415号)明細書中におい
て詳しく説明されているのでここでは詳述しない。ァン
ド回路19から出力されたディケイ終了信号DFはチャ
ンネルプロセッサー5に供給され、この信号DFに応じ
てクリア信号CCが発生される。
HI〜UCH7に割当てられている音の時分割タイムス
ロットtl〜t12に同期して“1”となる。また、オ
ア回路43の他の入力にはェニィビジイ信号EBをオア
回路44、インバータ45を介して反転した信号が加わ
る。これはチャンネルUCHI〜UCH7に割当てられ
ている音に関してのみ有効に信号DDFUにもとづいて
信号DFUを発生するようにしたためであり、チャンネ
ルUCHI〜UCH7に割当てられていない音(例えば
他の鍵盤の押圧鍵)のタイムスロットにおいては信号D
FUは常に“1”である。同じことが下鍵盤用の信号D
FLについてもいえる。満、下鍵盤用のアサイナ12に
おいてはオア回路44の他の入力にペダル鍵盤信号PE
が加えられており、ペダル鍵盤が或るタイムスロットに
割当てられているときのみペダル鍵盤デイケイ終了信号
DDFP(多重信号DDFLの当該タイムスロットに含
まれている)にもとづいて信号DFLが発生される。マ
ルチチャンネルアサイナ11及び12から出力されるデ
ィケイ終了信号DFU,DFLはアンド回路19(第1
図)に加わる。真のディケィ終了によって或るタイムス
ロットにおいてディケィ終了信号DFU(またはDFL
)が“1”に立上るとき他方の信号DFL(またはDF
U)は必らず“1”であるので、アンド回路19の条件
が成立する。尚、アンド回路19のもう一つの入力には
他の楽音発生装置(図示せず)からのディケィ終了信号
DFFが加わもる。上記他の楽音発生装置とは、時分割
チャンネルTCHと並列に設けられ、同じくチャンネル
プロセッサ15からの信号KC,ES,DS等を受けて
各タイムスロットtl〜t12において時分割的に楽音
を発生する装置である。同じ鍵の楽音が複数系列で別個
に発生されることにより、ディケル終了がバラバラにな
るので、最後のディケィ終了に合わせてデイケィ終了信
号DFを発生するためにアンド回路19が設けられてい
る。そのような楽音発生システムは特磯昭50一495
25号(特関昭51−124415号)明細書中におい
て詳しく説明されているのでここでは詳述しない。ァン
ド回路19から出力されたディケイ終了信号DFはチャ
ンネルプロセッサー5に供給され、この信号DFに応じ
てクリア信号CCが発生される。
クリア信号CCはマルチチャンネルアサイナ11,12
のほか、様々な回路に加わり、当該タイムスロットに関
する各種記憶をクリアする。或るチャンネル(UCHI
〜UCH7のどれか)の発音が終了した場合に、そのチ
ャンネルに割当てられた音が割当てられていた時分割タ
イムスロット(tl〜t12のどれか)に同期してクリ
ア信号CCが発生される。第3図において、このクリア
信号CCはオア回路46を介してインバータ47で反転
される。ィンバータ47から出力される反転クリア信号
C(‘‘0”)は当該タイムスロットにおいて各記憶回
隣101〜107のアンド回路22及び離鍵記憶回路2
01〜207のアンド回路37を不動作にする。例えば
、チャンネルUCHIに割当てられた音の発音が終了す
ると、記憶回路101の記憶が反転クリア信号Cによっ
てクリアされる。また、その昔に関する離鍵記憶が記憶
回路201でなされているとすると、記憶回路201の
記憶がクリアされる。しかし、離鍵記憶回路202にお
けるタイムスロットの記憶が直ちに記憶回路201に繰
上げられる。一方、クリアされた記憶回路101の記憶
は他から操上げられることはない。こうして、例えば、
記憶回路102と103が記憶状態にあり、記憶回路1
01と104〜107が空であるとすると、次に新たに
押圧された鍵の時分割割当てタイムスロットがこれら回
路101,104〜107のうち最上位の回路101に
記憶されることはこれまでの説明から明らかであろう。
トランケート動作の説明 7つの記憶回路101〜107がすべて記憶状態にある
とき(すなわち7つのチャンネルUCHI〜UCH7が
すべて割当てられているとき)、新しい鍵が押圧され、
セット信号Sが発生されて割当て要求が生じると、最も
古〈離鍵された鍵の割当てを解消し、そのチャンネルに
新たな割当てを行なう。
のほか、様々な回路に加わり、当該タイムスロットに関
する各種記憶をクリアする。或るチャンネル(UCHI
〜UCH7のどれか)の発音が終了した場合に、そのチ
ャンネルに割当てられた音が割当てられていた時分割タ
イムスロット(tl〜t12のどれか)に同期してクリ
ア信号CCが発生される。第3図において、このクリア
信号CCはオア回路46を介してインバータ47で反転
される。ィンバータ47から出力される反転クリア信号
C(‘‘0”)は当該タイムスロットにおいて各記憶回
隣101〜107のアンド回路22及び離鍵記憶回路2
01〜207のアンド回路37を不動作にする。例えば
、チャンネルUCHIに割当てられた音の発音が終了す
ると、記憶回路101の記憶が反転クリア信号Cによっ
てクリアされる。また、その昔に関する離鍵記憶が記憶
回路201でなされているとすると、記憶回路201の
記憶がクリアされる。しかし、離鍵記憶回路202にお
けるタイムスロットの記憶が直ちに記憶回路201に繰
上げられる。一方、クリアされた記憶回路101の記憶
は他から操上げられることはない。こうして、例えば、
記憶回路102と103が記憶状態にあり、記憶回路1
01と104〜107が空であるとすると、次に新たに
押圧された鍵の時分割割当てタイムスロットがこれら回
路101,104〜107のうち最上位の回路101に
記憶されることはこれまでの説明から明らかであろう。
トランケート動作の説明 7つの記憶回路101〜107がすべて記憶状態にある
とき(すなわち7つのチャンネルUCHI〜UCH7が
すべて割当てられているとき)、新しい鍵が押圧され、
セット信号Sが発生されて割当て要求が生じると、最も
古〈離鍵された鍵の割当てを解消し、そのチャンネルに
新たな割当てを行なう。
これをトランケート動作という。すべての記憶回路10
1〜107が記憶状態にあるとき、ビジイ信号B〜B7
はすべて“1”であり、アンド回路33の条件が成立し
、オールビジィ信号ABが発生される。
1〜107が記憶状態にあるとき、ビジイ信号B〜B7
はすべて“1”であり、アンド回路33の条件が成立し
、オールビジィ信号ABが発生される。
このオールビジィ信号ABはアンド回路48に加わる。
アンド回路48の他の入力にはセット信号Sが加わる。
従って、トランケート動作を行なうべき条件が整ったと
きアンド回路48が動作し、オア回路49を介して遅延
フリップフロップ50‘こ信号“1”が記憶される。フ
リップフロップ50の出力はアンドー回路51に加わる
と共にアンド回路52を介して自己保持される。アンド
回路51の他の入力には最上位の離鍵記憶回路201か
らオールド信号OLDが供給される。従って、トランケ
ート動作を行なうべきときにおいて、最も古く雛鍵され
た鍵の時分割割当てタイムスロット(tl〜t12のい
ずれか)が到来すると、アンド回路51が動作し、オア
回路46、ィンバータ47を介して反転クリア信号Cが
“0”となる。同時に自己保持用ァンド回路52は不動
作となり、遅延フリップフ。ップ50の記憶はクリアさ
れる。反転クリア信号Cが“0”になったタイムスロッ
ト(tl〜t12のいずれか)を記憶している記憶回路
(101〜107のいずれか1つ)の記憶がクリアされ
る。2度目のセット信号Sが発生したとき、上記クリア
された記憶回路(101〜107のいずれか1つ)に当
該セット信号Sの発生タイムスロットが記憶される。
アンド回路48の他の入力にはセット信号Sが加わる。
従って、トランケート動作を行なうべき条件が整ったと
きアンド回路48が動作し、オア回路49を介して遅延
フリップフロップ50‘こ信号“1”が記憶される。フ
リップフロップ50の出力はアンドー回路51に加わる
と共にアンド回路52を介して自己保持される。アンド
回路51の他の入力には最上位の離鍵記憶回路201か
らオールド信号OLDが供給される。従って、トランケ
ート動作を行なうべきときにおいて、最も古く雛鍵され
た鍵の時分割割当てタイムスロット(tl〜t12のい
ずれか)が到来すると、アンド回路51が動作し、オア
回路46、ィンバータ47を介して反転クリア信号Cが
“0”となる。同時に自己保持用ァンド回路52は不動
作となり、遅延フリップフ。ップ50の記憶はクリアさ
れる。反転クリア信号Cが“0”になったタイムスロッ
ト(tl〜t12のいずれか)を記憶している記憶回路
(101〜107のいずれか1つ)の記憶がクリアされ
る。2度目のセット信号Sが発生したとき、上記クリア
された記憶回路(101〜107のいずれか1つ)に当
該セット信号Sの発生タイムスロットが記憶される。
尚、この発明における再割当て(マルチチャンネルァサ
ィナ)は、上記実施例のように鍵盤種類のみに対応させ
ることに限定されない。
ィナ)は、上記実施例のように鍵盤種類のみに対応させ
ることに限定されない。
例えば、電子楽器が鍵盤を1段しか具えていない場合等
においては、該鍵盤を音域分割し、特定音域における押
圧鍵をマルチチャンネルアサィナに再割当てするように
してもよい。この場合には、第3図において鍵盤信号U
E(またはLE)の代わりにキーコードKC‘こ含まれ
るオクターフコードB〜B3にもとづいて形成した音域
信号を使用すればよい。要するに、この発明は複数の押
圧鍵のなかの特定押圧鍵(複数)を再割当てする場合に
適用可能である。以上説明したようにこの発明によれば
、所定の順序で各チャンネルに対する割当てが行なわれ
るので、どの鍵がどのチャンネルに割当てられたかとい
うことが押鍵順序等から容易にわかる。
においては、該鍵盤を音域分割し、特定音域における押
圧鍵をマルチチャンネルアサィナに再割当てするように
してもよい。この場合には、第3図において鍵盤信号U
E(またはLE)の代わりにキーコードKC‘こ含まれ
るオクターフコードB〜B3にもとづいて形成した音域
信号を使用すればよい。要するに、この発明は複数の押
圧鍵のなかの特定押圧鍵(複数)を再割当てする場合に
適用可能である。以上説明したようにこの発明によれば
、所定の順序で各チャンネルに対する割当てが行なわれ
るので、どの鍵がどのチャンネルに割当てられたかとい
うことが押鍵順序等から容易にわかる。
従って、電子楽器の検査等を簡単に行なうことができる
ようになる。
ようになる。
第1図はこの発明の割当て回路を使用した電子楽器の一
例を示すブロック図、第2図は時分割チ0ヤンネルのタ
イムスロットの一例を示すタイミングチャート、第3図
はこの発明の一実施例を示すもので、第1図のマルチチ
ャンネルアサィナの詳細を示した回路図である。 10・・・電子楽器、11,12・・・マルチチャンネ
タルアサイナ、TCH…時分割チャンネル、UCHI〜
UCH7,LCHI〜LCH7,PCH1・・・非時分
割的な楽音発生チャンネル、20・・・優先制御回路、
101〜107・・・記憶回路、201〜207・・・
離鍵記憶回路、SR,〜SR,4・・・シフトレジスタ
、S/H…サンプルホールド回路、VCF・・・電圧制
御型可変フィル夕、VCA・・・電圧制御型利得可変増
幅器、EG,,EG2・・・ェンベロープ発生器。 第1図第2図 第3図
例を示すブロック図、第2図は時分割チ0ヤンネルのタ
イムスロットの一例を示すタイミングチャート、第3図
はこの発明の一実施例を示すもので、第1図のマルチチ
ャンネルアサィナの詳細を示した回路図である。 10・・・電子楽器、11,12・・・マルチチャンネ
タルアサイナ、TCH…時分割チャンネル、UCHI〜
UCH7,LCHI〜LCH7,PCH1・・・非時分
割的な楽音発生チャンネル、20・・・優先制御回路、
101〜107・・・記憶回路、201〜207・・・
離鍵記憶回路、SR,〜SR,4・・・シフトレジスタ
、S/H…サンプルホールド回路、VCF・・・電圧制
御型可変フィル夕、VCA・・・電圧制御型利得可変増
幅器、EG,,EG2・・・ェンベロープ発生器。 第1図第2図 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 押圧された鍵を複数の時分割チヤンネルのいずれか
にそれぞれ割り当てる第1の割当て手段と、前記第1の
割当て手段の割当てに応答して前記各時分割チヤンネル
に割り当てられた押圧鍵に対応する楽音発生用の楽音基
礎情報を時分割で出力する楽音基礎情報発生手段と、前
記時分割チヤンネルに割り当てられた押圧鍵のうちの特
定押圧鍵を複数の非時分割チヤンネルのいずれかに再割
当てするものであつて、該各非時分割チヤンネルにそれ
ぞれ対応して設けられた複数の記憶手段を有し、この各
記憶手段のいずれかに再割当てすべき前記特定押圧鍵に
対応する前記楽音基礎情報が前記時分割のどのタイムス
ロツトに存するかを記憶することによつて前記再割当て
を行い、かつ前記複数の記憶手段に優先順位を設定し記
憶がなされていない記憶手段のうち優先順位が最上位の
記憶手段のみ記憶可能とする優先制御手段を有してなる
第2の割当て手段と、前記第2の割当て手段の非時分割
チヤンネルに対応した複数の楽音発生チヤンネルを有し
、各楽音発生チヤンネルが、それぞれ前記楽音基礎情報
発生手段から出力される楽音基礎情報のうち前記第2の
割当て手段における対応する記憶手段に記憶されたタイ
ムスロツトに関する楽音基礎情報を選択し、この選択し
た楽音基礎情報に基づき楽音を発生する楽音発生手段と
、を具えた電子楽器。 2 前記優先制御手段は、上位の記憶手段における記憶
の有無を表わす信号を受け、上位のすべての記憶手段に
記憶がなされた場合にその次位の記憶手段に対して記憶
可能信号を供給する各記憶手段に対応した複数のアンド
手段を有する特許請求の範囲第1項記載の電子楽器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53015272A JPS6033280B2 (ja) | 1978-02-13 | 1978-02-13 | 電子楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53015272A JPS6033280B2 (ja) | 1978-02-13 | 1978-02-13 | 電子楽器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54107721A JPS54107721A (en) | 1979-08-23 |
JPS6033280B2 true JPS6033280B2 (ja) | 1985-08-01 |
Family
ID=11884215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53015272A Expired JPS6033280B2 (ja) | 1978-02-13 | 1978-02-13 | 電子楽器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6033280B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0421703Y2 (ja) * | 1985-03-27 | 1992-05-18 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5662298A (en) * | 1979-10-25 | 1981-05-28 | Kawai Musical Instr Mfg Co | Keyboard switch data allocation system |
-
1978
- 1978-02-13 JP JP53015272A patent/JPS6033280B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0421703Y2 (ja) * | 1985-03-27 | 1992-05-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54107721A (en) | 1979-08-23 |
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