JPS642960B2 - - Google Patents

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JPS642960B2
JPS642960B2 JP54162483A JP16248379A JPS642960B2 JP S642960 B2 JPS642960 B2 JP S642960B2 JP 54162483 A JP54162483 A JP 54162483A JP 16248379 A JP16248379 A JP 16248379A JP S642960 B2 JPS642960 B2 JP S642960B2
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audio
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signal
audio signal
synthesis
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Toshimasa Inoe
Toshio Shimano
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、音声信号の時間軸伸張、圧縮を行な
つたときに変化した音声ピツチをもとの音声ピツ
チにもどすような音声ピツチ変換装置に関する。
たとえば、テープレコーダ等の音声記録装置に
より記録された音声信号を、記録時とは異なる速
度で再生して時間軸の圧縮、伸張を行なう場合に
は、再生された音声信号の音声ピツチ(音の周波
数の高低)が原音声信号とは異なるため、音声の
明瞭度が劣化し、聞きとりにくいものとなる。こ
のような再生速度を変化させたときの音声ピツチ
を変換して、原信号の音声ピツチにもどすような
音声ピツチ変換装置として、VSC(Variable
Speech Control)と称される装置が、米国のケ
ンブリツジ・リサーチ・アンド・デベロツプメン
ト・グループ社により開発されている。
このVSCの原理について説明すると、第1図
Aに示すような原音声信号を2倍速で再生したと
きの再生信号は、第1図Bに示すように時間軸が
1/2に圧縮されたものとなり、周波数が2倍とな
つて音声ピツチは1オクターブ上昇することにな
る。この第1図Bの再生信号のうち、ほぼ同一波
形がくりかえされるような冗長波形の一部Rを切
り捨て、残りの部分Sについて時間軸を2倍に伸
張して接続することにより、第1図Cに示すよう
な音声信号を得ることができる。この音声信号C
は、周波数(音声ピツチ)が上記原音声信号Aと
等しいものとなる。この場合、第1図Bの再生信
号のうちの切捨部分Rと残存部分Sとは等しい長
さの時間となるように設定しており、たとえば再
生信号Bについて、一定の周期T毎に、前半T/
2を残存部分Sとし、後半T/2を切捨部分Rと
し、残存部分Sを2倍に時間軸伸張して前後の残
存部分Sと接続する。また、一般に、m倍速度で
再生された音声信号について、一定周期T毎に、
T/mを残し、m−1/m・Tを切り捨てて、残存部分 をm倍に時間軸伸張して接続することにより、上
記m倍速での再生信号を原信号の音声ピツチにも
どすことができる。逆に、1/m倍速の再生信号に ついては、一定周期T毎に1/m倍に時間軸圧縮し た信号をm個重複して接続することにより、1/m 倍速再生信号を原信号の音声ピツチにもどすこと
ができる。
ところが、このようなVSC装置においては、
再生信号の上記接続操作時のスイツチング切換等
によるノイズが発生し易く、また、第2図に示す
ような位相ずれ等により波形の連続性が保てなく
なり、この接続部J近傍がノイズとして聞こえ
て、耳障りである。
本発明は、このような従来の欠点を除去すべく
なされたものであり、上記接続部分におけるノイ
ズ等のない良好な音質での音声ピツチ変換が行な
い得る音声ピツチ変換装置の提供を目的としてい
る。
すなわち、本発明に係る音声ピツチ変換装置の
特徴は、時間軸が圧縮または伸張された入力音声
信号を、上記圧縮、伸張の比率に応じたサンプリ
ング周波数でサンプリングしてデジタル信号に変
換し、このデジタル信号を分析フイルタに供給し
てフイルタ係数および音源パラメータを抽出する
分析系と、この分析系で抽出されたフイルタ係数
および音源パラメータに基づき合成フイルタを介
して音声信号を合成する合成系とから成り、この
合成系では一定の基準となるサンプリング周波数
のデジタル音声信号を合成してアナログ音声信号
に変換することにより、上記入力音声信号のピツ
チを上記時間軸圧縮、伸張前の原音声信号のピツ
チに変換するようにしたことである。
以下、本発明に係る好ましい実施例について、
図面を参照しながら説明する。
第3図は、本発明の一実施例としての音声ピツ
チ変換装置1を示している。入力端子11には、
たとえば再生速度を可変できるテープレコーダ2
からの時間軸圧縮あるいは時間軸伸張された音声
信号が供給されている。この入力音声信号を、分
析系10で分析してパラメータを抽出し、このパ
ラメータに基づき、合成系20で音声信号を合成
する。
まず、分析系10において、入力端子11に供
給された入力音声信号は、アナログ−デジタル変
換器(以下A−D変換器という。)12により、
たとえば1サンプリング値につき8〜12ビツトの
デジタル信号に変換されて分析フイルタ部13に
送られている。A−D変換器12には、可変クロ
ツク発生器14から分周器15を介して得られた
サンプリングクロツク信号が供給されている。可
変クロツク発生器14は、制御入力端子16から
の制御信号に応じてクロツク周波数が変化するも
のであり、制御入力端子16には、上記入力音声
信号の時間軸圧縮、伸張に対応する制御信号が供
給されている。この制御信号は、たとえばテープ
レコーダ2の再生速度切換信号を用いればよい。
一例として、テープレコーダ2のノーマル速度に
対する再生速度の比が1/5〜1(ノーマル速度)〜
3、と変化する場合には、可変クロツク発生器1
4からのクロツク周波数を60〜300〜900〔KHz〕
と変化させ、これを分周器15でほぼ1/30に分周
して、サンプリング周波数を2〜10〜30〔KHz〕
と変化させる。
分析フイルタ部13は、上記デジタル変換され
た音声信号を分析し、フイルタ係数演算部17に
より、後述するようなフイルタ係数を算出してパ
ラメータ記憶部19に送つている。分析フイルタ
13からの出力は、音源パラメータ抽出部18に
送られて、音源パラメータが抽出され、この音源
パラメータは上記パラメータ記憶部19に送られ
記憶される。これらの分析フイルタ13、フイル
タ係数演算部17、および音源パラメータ抽出部
18には、上記可変クロツク発生器14からの出
力が演算クロツク信号として供給されている。ま
た、パラメータ記憶部19への書き込み、読み出
しタイミング信号は、たとえば一定周波数(たと
えば300KHz)で発振する基準クロツク発生器2
1からの出力を分周器22を介しプリセツトカウ
ンタ23を介して得ている。分周器22は、上記
分周器15と同様に一定の分周比に固定されてい
るが、プリセツトカウンタ23は、上記制御入力
端子16からの制御信号に応じてプリセツト値が
変化する。たとえばノーマル速度に対する再生速
度の比が、1/5〜1〜3、と変化する場合には、
この再生速度の切換信号に応じて、上記プリセツ
ト値を、1000〜200〜約67、と変化させる。
次に、合成系20において、パラメータ記憶部
19から上記フイルタ係数および音源パラメータ
を読み出し、それぞれ合成フイルタ部24および
音源発生部25に送つている。これらの合成フイ
ルタ部24および音源発生器25には、基準クロ
ツク発生器21からの演算クロツク信号が供給さ
れている。音源発生器25からの音源信号は合成
フイルタ部24に送られる。この合成フイルタ部
24は、上記パラメータ記憶部19からのフイル
タ係数によりフイルタ特性が決定されており、上
記音源信号をデジタル的に濾波処理することによ
り音声信号を合成する。この合成された音声信号
は、デジタル−アナログ変換器(D−A変換器)
26によりアナログの音声信号に変換され、出力
端子27に送られる。このD−A変換器26のク
ロツク信号は、上記基準クロツク発生器21から
の出力を分周器22でたとえば1/30分周したもの
が用いられる。なお、現実の回路においては、上
記分周器15,22の分周比等は、2のn乗
(2n)の値に選ばれることが多い。
以上のような構成を有する音声ピツチ変換装置
1によれば、入力音声信号の時間軸圧縮あるいは
伸張に応じて、A−D変換器12におけるサンプ
リング周波数、および分析フイルタ部13等にお
ける演算クロツク周波数を変化させているため、
フイルタ係数演算部17から得られるフイルタ係
数は、原音声信号、すなわち、時間軸圧縮や伸張
がなされる以前の音声信号についてのフイルタ係
数に等しくなる。したがつて、このフイルタ係数
に基づき、基準クロツク発生器21からの基準周
波数の演算クロツク信号で合成フイルタ部24を
駆動することにより、上記原音声信号のピツチの
再生音声信号が得られる。このとき、フイルタ係
数の切換速度は上記圧縮あるいは伸張の比率に応
じて変化するが、音声合成を行なつているため再
生波形は滑らかな変化を示し、フイルタ係数切換
時のノイズ発生はない。したがつて、音声ピツチ
変換を行なつても、音質的に異和感のない再生音
が得られる。
次に、このように音声信号をデジタル化して分
析し、合成する方法の一例として、線形予測符号
化(Linear Predictive Coding,以下LPCとい
う。)法を説明する。このLPC法は、データ間に
相関のある場合に、第4図に示す時刻t(n)の
値s(n)を、過去の一定時間τ間隔の時刻t(n
−1),t(n−2),……,t(n−k)における
k個のデータs(n−1),s(n−2),……,s
(n−k)の荷重和に基づき予測するものであり、
この予測値s^(n)は、 s^(n)=ki=1 αis(n−i) …… ただし、αiは予測係数 と表わされる。次に、実測値s(n)とその予測
値s^(n)との差である予測誤差(あるいは予測残
差ともいう。)e(n)として、上記k個のデータ
に基づくk次の予測誤差ek(n)は、 ek(n)=s(n)−s^(n) …… となる。このような予測残差e(n)の1次から
k次までの2乗和εk、すなわち、 εkki=1 〔ei(n)〕2 …… を最小にするような予測係数{αi}(ただし{αi
=α1,α2,……,αk)を求める。
第5図の分析フイルタ30は、このような予測
残差e(n)を求めるためのものであり、入力端
子31からA−D変換器32を介して得られたデ
ジタルデータ信号s(n)が供給されている。こ
の分析フイルタ30は、k段の多段型フイルタで
あり、その1段は、上記データのサンプリング周
期τに等しい遅延時間τを有する遅延回路34
と、この遅延回路34からの出力に係数αを乗算
する係数乗算器35と、この係数乗算器35から
の出力を前段の予測残差から減算する加算器36
とから成つている。このような分析フイルタ30
は、入力s(n)に対して、順次近い相関関係か
ら遠い相関関係を抜き出してゆく過程を示してい
る。また、各乗算器35により乗算される係数
は、入力側から順にα1,α2,……,αk-1,αkであ
り、加算器36から出力される予測残差は、入力
s(n)そのものである0次の予測残差e0(n)か
ら順に、e1(n),e2(n),……,ek-1(n),ek
(n)となる。なお、第5図において、各遅延回
路34、係数乗算器35、加算器36の参照番号
に添付した数字は、フイルタの段数および予測の
次数に対応している。
この分析フイルタ30の最終出力段からの予測
残差e(n)から、音源パラメータを抽出部37
で抽出して音源パラメータ記憶部38に送る。ま
た、分析フイルタ30の各乗算器35の乗算係数
(フイルタ係数){αi}を抽出して{αi}記憶部3
9に送る。
次に、このような分析の結果求められた係数
{αi}、予測残差e(n)に基づいて、上記信号s
(n)を得るための合成系には、 s(n)=e(n)+s^(n)=ek(n)+ki=1 αis(n−i) …… の演算を行なう合成フイルタが用いられる。この
ような合成フイルタの一例を、第5図の40に示
す。この合成フイルタ40は、分析フイルタ30
と対称的な構造を有するk段の多段型フイルタで
あり、その一段は、遅延回路44、係数乗算器4
5、および加算器46により構成されている。遅
延回路44は、上記データのサンプリング周期τ
に等しい遅延時間τを有し、出力側の段の遅延回
路からの出力を遅延して係数乗算器45に送り、
この係数乗算器45からの出力を加算器46に送
つている。したがつて、この合成フイルタ40
は、再帰形のフイルタであり、予測残差ek(n)
に対して、最初に最も遠い相関をもつ値を加え、
順次より近い相関をもつ値を加えてゆくことによ
り、原波形の信号s(n)を得ている。これらの
遅延回路44、係数乗算器45、および加算器4
6の参照番号に添付した数字は、それぞれフイル
タの段数を示す。また、47は音源発生器であ
る。
ここで、音声波形のくり返し波形を数個含むよ
うな時間(たとえば10〜30ms)を1フレームと
すると、この1フレーム期間内では音声波形はほ
ぼ定常状態とみなせる。このフレーム周期で上記
乗算係数{αi}等のパラメータを順次切換えてや
ればよい。
このLPC法を、本発明の音声ピツチ変換に適
用する場合には、分析フイルタ30および合成フ
イルタ40を、たとえば第3図の分析フイルタ部
13および合成フイルタ部24としてそれぞれ用
い、係数{αi}をフイルタ係数に、予測残差e
(n)を音源パラメータに、それぞれ対応させれ
ばよい。このとき、分析側のサンプリング周波数
を入力音声信号の時間軸圧縮、伸張率に応じて変
えるわけであるが、これは、たとえば圧縮率をm
倍とするとき、サンプリング周期をτ/mとする
ことである。このとき、上記1フレーム内のサン
プル数は一定であり、フレーム周期も1/mとな
る。また、分析フイルタ30においては、遅延回
路34の遅延時間をτ/mとする。これは、たと
えばシフトレジスタ等を遅延回路34に用いる場
合に、クロツク周波数をm倍とすることであり、
この他、加算や乗算等の演算も、m倍の速度で行
なわせることが好ましく、これらは演算クロツク
周波数をm倍とすることで容易に実現できる。こ
の場合に得られるフイルタ係数{αi}、および予
測残差e(n)は、入力音声信号がm倍に時間軸
圧縮される前の原音声信号について得られる値に
等しくなる。次に、合成フイルタ40では、上記
演算クロツク周波数を元の基準周波数とすること
により、合成されたデジタル音声信号のサンプリ
ング周波数を元の基準サンプリング周波数とする
が、フレーム内のサンプル数は時間軸伸張、圧縮
に応じて増減される。このとき、上記原音声信号
の波形が再生されるが、フイルタ係数{αi}は、
単位時間あたりm倍となつており、音声ピツチは
原音声信号に等しいが、波形の変化速度はm倍と
なつて、時間的にm倍に圧縮された情報が得られ
ることになる。すなわち、原音声信号がゆつくり
した発音であるのに対し、再生音声信号は早口の
発音となるが、音声ピツチは元のままであるた
め、明瞭度が損なわれることはない。
ところで、このようなLPC法による分析、合
成システムは、データの個数(次数k)により、
係数{αi}の値が変化する点、および|αi|<1
の保証がなく、合成フイルタが発振する等の不安
定となる点が欠点とされている。このことから、
LPC法における予測誤差である前進予測誤差e+
(n)のみならず、後退予測誤差e-(n)をも同時
に最小化することにより、データ間の純粋な相関
を取り出し、e+(n)とe-(n)との相関係数を、
新しいパラメータに選ぶ分析、合成法として、
Partial Correlation法(PARCOR法といわれ
る。)が知られている。
このPARCOR法による分析、合成を行なうた
めのシステムは、たとえば第6図のように構成で
きる。この第6図に示す分析フイルタ50、およ
び合成フイルタ60は、上記LPC法に比較して、
後退予測誤差を加えたために、格子状となる点が
特徴である。このPARCOR法によれば、分析の
技術がそのまま合成系に活用できるため、分析合
成用の回路やIC開発期間が約1/2に短縮できる。
また、情報圧縮率が非常に大きく、たとえば、
PCM法のデータ伝送速度64kb/sに比較して約
1/30の約2kb/sとなる。したがつて、メモリ容
量が少なくてすみ、低速伝送ですむため経済的で
ある。
この第6図に示すフイルタ、たとえば分析フイ
ルタ50は、それぞれがほぼ等しい回路構成を有
する回路部をk段結合して構成されており、その
1段は、遅延回路51、2個の係数乗算器52,
53、2個の加算器54,55、および相互相関
計56から成る。ただし、第k段は相互相関計5
6kのみから成る。各段の相互相関計561,5
2,……,56kからの係数パラメータα1,α2
……,αkは、符号化器57により符号化されてパ
ラメータ記憶回路(図示せず)等に書き込まれ
る。また、誤差信号については、自己相関計58
により自己相関が計算され、最大値選択器59や
割算器等を介して、振幅、有声度、ピツチ情報が
符号化器57に送られている。
次に、合成系は、音源発生部として、インパル
ス発生器61と白色ランダム雑音発生器62とを
備え、上記パラメータ記憶回路等から復号化器6
3を介して読み出されたピツチ情報が上記インパ
ルス発生部61に供給されている。これらのイン
パルス発生器61および雑音発生器62からの出
力信号は、それぞれアンプ64および65を介し
て加算器66に送られ、さらにアンプ67を介し
て合成フイルタ60に送られている。アンプ64
および65は、復号化器63からの有声度情報に
基づき互いに逆の動作を行なうものであり、一方
の増幅度が大のときには、他方の増幅度は小とな
る。アンプ67は、復号化器63からの振幅情報
に基づき増幅度が変化する。合成フイルタ60
は、それぞれが等しい回路構成を有する回路部を
k段結合した格子型フイルタであり、その1段
は、遅延回路71、2個の係数乗算器72,7
3、および2個の加算器74,75から成つてい
る。
なお、これらの分析、合成動作は、すべてデジ
タル的に行なわれるため、分析フイルタ50の前
段にはA−D変換器67が、合成フイルタ60の
後段には、D−A変換器68が接続されている。
このようなPARCOR法を本発明に適用する場
合も、入力音声信号の圧縮、伸張率に応じて分析
側のサンプリング周波数、および演算クロツク周
波数を変え、合成側では元のそれぞれの基準周波
数で合成を行なえばよい。
【図面の簡単な説明】
第1図A〜Cは従来の音声ピツチ変換装置の動
作原理を説明するためのタイムチヤート、第2図
は波形の接続部が不良な場合のタイムチヤートで
ある。第3図は本発明の一実施例を示すブロツク
回路図である。第4図はLPC法の原理を説明す
るためのタイムチヤート、第5図はLPC法の分
析、合成システムを示すブロツク回路図である。
第6図はPARCOR法の分析、合成システムを示
すブロツク回路図である。 1……音声ピツチ変換装置、2……再生速度可
変型テープレコーダ、10……分析系、12……
A−D変換器、13……分析フイルタ部、14…
…可変クロツク発生器、16……制御入力端子、
17……フイルタ係数演算部、18……音源パラ
メータ抽出部、19……パラメータ記憶部、20
……合成系、21……基準クロツク発生器、24
……合成フイルタ部、26……D−A変換器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 音声記録装置に記録され、記録時とは異なる
    速度で再生されることにより時間軸が圧縮または
    伸張されるとともに音声ピツチが変化した入力音
    声信号を、上記圧縮、伸張の比率に応じ、圧縮の
    場合には高く、伸張の場合には低いサンプリング
    周波数でサンプリングしてデジタル信号に変換
    し、このデジタル信号を分析フイルタに供給する
    ことにより上記サンプリング周波数に対応した演
    算クロツク周波数にて演算処理してフイルタ係数
    および音源パラメータを抽出する分析系と、 この分析系で抽出されたフイルタ係数および音
    源パラメータを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された上記フイルタ係数お
    よび音源パラメータに基づき合成フイルタを介し
    て音声信号を合成する合成系とから成り、 この合成系では一定の基準となるサンプリング
    周波数のデジタル音声信号を合成してアナログ音
    声信号に変換することにより、上記記録前の原音
    声信号の時間軸のみを変換し、ピツチは該原音声
    信号と同じ音声信号を出力するようにした音声ピ
    ツチ変換装置。
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