JPS63286897A - 楽音信号発生装置 - Google Patents

楽音信号発生装置

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JPS63286897A
JPS63286897A JP62121974A JP12197487A JPS63286897A JP S63286897 A JPS63286897 A JP S63286897A JP 62121974 A JP62121974 A JP 62121974A JP 12197487 A JP12197487 A JP 12197487A JP S63286897 A JPS63286897 A JP S63286897A
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JP
Japan
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signal
sampling data
impulse response
circuit
musical tone
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Application number
JP62121974A
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English (en)
Inventor
利文 国本
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、音声信号、楽器音信号等の音響信号を外部か
ら入力し、該入力した音響信号と同一音色の楽音信号を
所望の周波数で発生する楽音信号発生装置に関する。
(従来技術) 従来技術としては、入力した音響信号をアナログディジ
タル変換することにより前記音響信号を表す複数のサン
プリングデータを形成するとともに、該サンプリングデ
ータをRAM等のメモリに記憶しておき、このメモリに
記憶したサンプリングデータを発生すべき楽音の周波数
に対応したレートで読出し出力するようにしたものがあ
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかるに、上記従来の装置にあっては、メモリに記憶さ
れたサンプリングデータは読出しレートに従って圧縮又
は伸長されて読出されるので、入力音響信号の7オルマ
ントも周波数軸上で圧縮又は伸長される。その結果、再
生される楽音は移動フォルマント特性となってしまい、
固定フォルマント特性を実現できないという問題があっ
た。
本発明は上記問題点に鑑み案出されたものであり、その
目的とするところは、入力音響信号の音色を模倣すると
ともに固定フォルマント特性を有する楽音信号を、所望
の周波数で出力するようにした楽音信号発生装置を提供
することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決して本発明の目的を達成するために、
本発明の構成上の特徴は、音響信号を電気信号に変換し
て入力する音響信号入力手段と、前記変換した電気信号
に基づいて前記音響信号のスペクトルエンベロープに対
応した所定長のインパルス応答信号を形成するインパル
ス応答信号形成手段と、前記インパルス応答信号を発生
すべき楽音の周期に同期したタイミングで繰返し出力す
る出力手段とを備えたことにある。
(発明の作用) 上記のように構成した本発明においては、音響信号入力
手段が外部からの音響信号を電気信号に変換して入力し
、インパルス応答信号形成手段が、該変換入力した電気
信号に基づき、前記音響信号のスペクトルエンベロープ
に対応したインパルス応答信号、すなわち前記音響信号
と同じフォルマンI・特性を有しかつ連続スペクトル特
性を有する信号を形成し、出力手段がこのインパルス応
答信号を発生すべき楽音の周期に同期したタイミングで
繰返し出力することにより前記周期の楽音信号を出力す
る。
(発明の効果) 上記作用説明からも理解できる通り、本発明によれば、
外部からの音響信号は一旦同音響信号と同じフォルマン
ト特性を有しかつ連続スペクトル特性を有するインパル
ス応答信号に変換され、このインパルス応答信号の繰返
しタイミングを発生すべき楽音の周期に同期させながら
同応答信号を繰返し出力することによって前記周期の楽
音信号を得るようにしたので、発生される楽音の周期(
周波数)が変化しても、インパルス応答信号により決定
されるフォルマント特性すなわち音響信号のフォルマン
ト特性は同じに維持され、入力音響信号の計色を模倣す
るとともに固定フォルマント特性の楽音を得ることがで
きる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明すると、第
1図は本発明に係る楽音信号発生装置を適用した電子楽
器をブロック図にて示している。
この電子楽器はマイク11を有し、マイク11は外部か
らの音響信号を電気信号に変換してA/D変換器12に
出力する。A/D変換器12は入力したアナログ信号を
ディジタル信号に変換して、メモリ13に出力する。メ
モリ13はRAMにより構成され前記ディジタル信号を
音響サンプリングデータとして記憶するもので、マイク
11に入力される音響信号を例えば2〜5秒程度に渡り
記憶できる記憶エリアを有する。また、マイク11から
の電気信号は入力検知回路14にも供給されるようにな
っており、同検知回路14は入力電気信号の有無を検出
することによりマイク11への音響信号の有無を表す入
力検知信号INを出力する。入力検知回路14の出力は
書込み制御回路15に接続されており、同制御回路15
はメモリ13にアドレス信号等を出力して同メモリ13
の書込み動作を制御するもので、入力検知回路14から
の入力検知信号INの到来により前記書込み制御動作を
開始するとともに、前記入力検知信号INの消滅時又は
メモリ13の記憶エリアのオーバーフロ一時に書込み終
了信号WTENDを出力する。
メモリ13及び書込み制御回路15には分析データ抽出
回路16が接続されている0分析データ抽出回路16は
メモリ13に記憶されマイク11に入力された音響信号
の数ミリ秒の長さに対応した音響す〉′ブリングデータ
を1フレームデータ(第5図のFBI、FR2を参照)
として順次抽出するもので、書込み制御回路15からの
書込み終了信号WTENDの到来により前記抽出動作を
開始する。また、分析データ抽出回路16には後述する
インパルス応答データ形成回路17から演算終了信号C
ALENDが供給されるようになっており、分析データ
抽出回路16は前記信号CALENDの到来毎に次のフ
レームデータの抽出を開始する。
分析データ抽出回路16の出力はインパルス応答データ
形成回路17に接続されている。インパルス応答データ
形成回路17は、分析データ抽出回路16からの各フレ
ームデータに基づき、各フレームデータ毎の音響信号の
スペクトルエンベロープに対応したインパルス応答信号
(例えば2〜3ミリ秒)を表すサンプリングデータを演
算等の実行により形成して出力するとともに、該形成の
終了を表す演算終了信号CALENDを出力する。
このインパルス応答信号を表すサンプリングデータを形
成する手段としては、線型予測法、ケプストラム法等種
々の方法を利用したものが考えられるが、本件実施例で
はその一例としてケプストラム法を用いた場合について
簡単に説明しておく。・第2図はこのケプストラム法を
用いた演算回路例をブロック図にて示すもので、この演
算回路はフーリエ変換器17a、対数変換器17b、逆
フーリエ変換器17C1乗算器17d、窓関数発生器1
7e、フーリエ変換器17f、指数変換器17g及び逆
フーリエ変換器17hからなる。かかる構成においては
1分析データ抽出回路16からの各フレームデータはフ
ーリエ変換器17aにて高速フーリエ変換させて、周波
数域のパワスペクトル(第6A図及び第6B図参照)に
変換される。
この変換されたパワスペクトルは、対数変換器17bに
より対数変換され、さらに逆フーリエ変換器17Cにて
高速フーリエ逆変換されて時間域(ケフレンジ)のケプ
ストラムに変換される。このケプストラムは乗算器17
d及び窓関数発生器17eにより因果性の窓がかけられ
て複素ケプストラムに変換される。この複素ケプストラ
ムは再びフーリエ変換器17fにより高速フーリエ変換
されて周波数域に戻される。これにより、各フレームデ
ータに対応した音響信号のスペクトルエンベロープ(第
7A図及び第7B図参照)が求められる。このスペクト
ルエンベロープは指数変換器17gにて上記対数変換に
よる影響を元に戻すなめ指数変換され、さらに逆フーリ
エ変換器17hにて高速フーリエ逆変換されて時間域に
戻される。
その結果、逆フーリエ変換器17hからは最小位相イン
パルス信号すなわち前記スペクトルエンベロー1特性を
有するインパルス応答信号(第8図のFRI、FR2・
・・)を表すサンプリングデータが出力される。なお、
第2図においては、演算回路の各回路17a〜17hの
演算タイミングを制御する制御回路及び逆フーリエ変換
器171〕の演算の終了すなわちインパルス応答データ
形成回路17(第1図)の演算終了信号CALENDを
出力する回路は図示省略されている。
インパルス応答データ形成回路17の出力はメモリ18
及び書込み制御回路19に接続されている。メモリ18
はRAMにより構成されインパルス応答データ形成回路
17からのインパルス応答信号を表す所定長のサンプリ
ングデータを記憶するもので、該サンプリングデータを
各フレームFR1,FR2・・・毎に記憶する複数の記
憶エリアMA1.MA2・・・を有している。書込み制
御回路19はメモリ18に対するサンプリングデータの
書込みを制御するもので、インパルス応答データ形成回
路17からの演算終了信号CALENDに応答して同形
成回路17からのインパルス応答信号(第8図のFRI
、FR2・・・)を表すサンプリングデータのメモリ1
8への書込みを各フレームFBI、FR2・・・毎に制
御する。
また、この電子楽器はキースイッチ回路21を有する。
キースイッチ回路21は鍵盤(図示しない)の複数の鍵
に各々対応した複数のキースイッチにより構成され、各
キースイッチは各鍵の押離鍵に応じて開閉成する。キー
スイッチ回路21には押鍵検出回路22が接続されてお
り、同検出回路22はキースイッチ回路21の各スイッ
チの開閉成を検出することにより各鍵の押離鍵を検出し
て、押鍵された鍵を表すキーコードKC及び該鍵が押鍵
中であることを表すキーオン信号KONを出力する。
押鍵検出回路22の出力は前記キーコードKC及びキー
オン信号KOHに応じてメモリ18の読出しを制御する
読出し制御回路23に接続されている。この読出し制御
回路23は、第3図に示すように、高い周波数のマスタ
クロック信号φ0を発生するマスタクロック発生器23
aを有する。
マスタクロック発生器23aの出力は分周器23bに接
続されており、同分周器2′3bはマスタクロック信号
φ0を分周して所定レートのクロック信号φCを出力す
る。分周器23bからのクロック信号φ。はアンド回路
ANIの一方の入力を介してカウンタ23cに入力され
ており、カウンタ23cはこのクロック信号φCをカウ
ントしてそのカウント値を第1アドレス信号ADIとし
て出力する。この第1アドレス信号ADIはメモリ18
の各記憶エリアMAL、MA2・・・内の各アドレスを
順次指定するもので、同エリアMAL。
MA2・・・の先頭アドレス「0」から最終アドレスに
渡り変化する。この第1アドレス信号AD1は最終アド
レス検出器23dに供給されるようになっており、同検
出器23dは第1アドレス信号ADIが最終アドレス値
に達したとき検出信号を出力する。この検出信号はイン
バータ回路IN1を介してアンド回路ANIの他方の入
力に供給されるようになっており、第1アドレス信号A
D1が最終アドレス値に達した時点で分周器231)か
らのクロック信号φCがカウンタ23cに供給されない
ようになっている。また、カウンタ23Cのリセット端
子Rにはオア回路oR1を介して後述するキーオンパル
ス信号KONP及び楽音の一周期を示すキャリイ信号C
AIが供給されるようになっており、同カウンタ23c
はキーオンパルス信号KONP又はキャリイ信号CAL
の到来毎に「0」からカウントを開始する。
また、読出し制御回路23はマスタクロック発生器23
aに接続された可変分周器23eを有する。可変分周器
23eはマスタクロック信号φ。
を分周して楽音の音高周波数のn(nは発生すべき楽音
の一周期分のサンプリングデータ数に等しい)倍の周波
数を有するノートロック信号φ。を出力する。この可変
分周器23eには分周比メモリ23fが接続されており
、同メモリ23fは鍵盤の各付与に鍵音高周波数に反比
例する分周比を記憶しているもので、供給されたキーコ
ードKCに応じてこの分周比を読出して可変分周器23
eに出力する。可変分周器23eからのノートロック信
号φ。はモジュロ5.n 、のカウンタ23gに入力さ
れ、同カウンタ23gはノートクロック信号φ。に同期
してrQJ〜rn−IJを繰返し力ウントシ、そのカウ
ント値がrn−IJから「0」に変化する毎に楽音の一
周期に対応したキャリイ信号CALを出力する。また、
カウンタ23gのリセット端子Rには、微分回路23h
によりキーオン信号KONを立上がり微分したキーオン
パルス信号KONPが供給されており、同カウンタ23
gはこのキーオンパルス信号KONPの到来に応じて押
鍵時にリセツI・されるようになっている。
カウンタ23gにはモジュロ「m」 (但しmは数10
程度の整数)のカウンタ23iが接続されており、同カ
ウンタ23iはカウンタ23gからのキャリイ信号CA
Iをカウントすることにより楽音の一周期に同期して「
0」〜rm−IJに渡り繰返し変化するカウント値をゲ
ート制御回路23jに出力するとともに、カウント値が
r m −1,Jから「0」に変化する毎にすなわち楽
音のm周期毎にキャリイ信号CA2を出力する。また、
このカウンタ23iのリセット端子Rにはキーオンパル
ス信号KONPが供給されており、同カウンタ23 t
はこのキーオンパルス信号KONPの到来に応じて押鍵
時にリセットされるようになっている。ゲート制御回路
23jはカウンタ23iのカウント値の所定値毎、例え
ば“0,3.6・・・”、”0,5.10・・・”にて
“1パとなりかつそれ以外の場合には°O”となるゲー
ト信号GONを出力する。
カウンタ23iからのキャリイ信号CA2はアンド回路
AN2の一方の入力を介してカウンタ231(に入力さ
れており、カウンタ23にはこのキャリイ信号CA2を
カウントしてそのカウント値を第2アドレス信号AD2
として出力する。この第2アドレス信号AD2はメモリ
18の各記憶エリアMAL、MA2・・・を順次指定す
るものであり、これにより各記憶エリアMAL、MA2
・・・は楽音のm周期毎に順次指定される。この第2ア
ドレス信号AD2は最終アドレス検出器23、Qに供給
されるようになっており、同検出器23pは第2アドレ
ス信号AD2が最終アドレス値に達したとき検出信号を
出力する。この検出信号はインバータIN2を介してア
ンド回路AN2の他方の入力に供給されるようになって
おり、第2アドレス信号A D 2が最終アドレス値に
達した時点でカウンタ23iからのキャリイ信号CA2
がカウンタ23kに供給されないようになっている。
また、カウンタ23にのリセット端子Rにはキーオンパ
ルス信号KONPが供給されるようになっており、同カ
ウンタ23にはキーオンパルス信号K ON Pに応じ
て押鍵時にリセッI・されるようになっている。
メモリ18の出力は補間回路24に接続されており、補
間回路24は、第4図に示すように、減算器24a、ゲ
ート回路24b、乗算器24c、利得係数発生器24d
、加算器24e及びシフトレジスタ24fにより構成さ
れている。
減算器24aはメモリ18から供給されるサンプリング
データから、シフトレジスタ24fの最終ステージから
供給されるサンプリングデータを減算して、該減算によ
る差データをゲート回路24bに出力する。ゲート回路
24bは読出し制御回路23からのゲート信号GONに
より導通又は非導通制御されるもので、同信号GONが
“1パのとき減算器24aからの入力データを乗算器2
4cに供給し、同信号が“0”のとき前記供給を禁止す
る。乗算器24cはゲート回路24bからの入力データ
に利得係数発生器24dからの利得係数gを乗算して加
算器24eの一方の入力に供給する。加算器24eの他
方の入力にはシフトレジスタ24fの最終ステージから
のサンプリングデータが供給されており、同加算器24
eは該サンプリングデータと乗算器24cからの入力デ
ータとを加算して該加算結果を補間回路24から外部へ
出力データとして出力するとともに、同加算結果をシフ
I・レジスタ24fの第1ステージに供給する。シフト
レジスタ24fは楽音の一周期分のサンプリングデータ
数に等しいnステージのレジスタにより構成されており
、各ステージに記憶されているサンプリングチ3.−夕
は読出し制御回路23からのノートタロツク信号φ。に
より順次シフトされるとともに、同制御回路23からの
キーオンパルス信号KONPにより押鍵時にリセットさ
れるようになっている。
補間回路24の出力は乗算器25(第1図)に接続され
ており、同乗算器25は補間回路24(加算器24e)
からの出力データとエンベロープ波形データENVを乗
算して出力する。このエンベロープ波形データENVは
エンベロープ波形信号発生器26から供給されるもので
、同発生器26は押鍵検出回路22からのキーオン信号
KONに応じて発生楽音のエンベロープ波形を表すエン
ベロープ波形データENVを形成して出力する。
乗算器25の出力はD/A変換器27に接続されており
、同変換器27は入力したディジタル信号をアナログ信
号に変換して出力する。D/A変換器27の出力はアン
プ28を介してスピーカ2つに接続されている。
次に、上記のように構成した実施例の動作を説明する。
最初に、外部から供給される音声信号、楽器音信号等の
音響信号のスペクトルエンベロープに対応したインパル
ス応答信号を表すサンプリングデータを形成記憶する過
程について説明すると、外部から供給された音響信号は
マイク11にて電気信号に変換されるとともに、A/D
変換器12にて音響サンプリングデータに変換され順次
メモリ13に供給される。一方、入力検知回路14は前
記音響信号の入力を検知して入力検知信号INを書込み
制御回路15に出力し、書込み制御回路15が前記信号
INに基づきメモリ13の書込み動作を制御するので、
メモリ13にはA/D変換器12からの音響サンプリン
グデータが順次書込まれる。かかる場合、音響サンプリ
ングデータはメモリ13の先頭番地から書込まれるが、
音響信号の入力時間が短いために該音響信号に対応する
音響サンプリングデータがメモリ13の最終番地まで書
込まれない場合には、該音響サンプリングデータが書込
まれた番地より後ろの番地に対応した記憶領域内のデー
タは書込み制御回路15によりクリアされる。また、音
響信号の入力時間が長いために、該音響信号に対応した
音響サンプリングデータの全てをメモリ13に書込むこ
とができない場合には、メモリ13の最終番地への前記
音響サンプリングデータの書込み終了後、書込み制御回
路15による書込み制御動作は終了する。
上記のようにして音響サンプリングデータの書込みが終
了すると、書込み制御回路15は書込み終了信号WTE
NDを分析データ抽出回路16に出力する。分析データ
抽出回路16は前記信号WTENDに応答して第1フレ
ームデータFR1の抽出動作を開始する。かかる場合、
分析データ抽出回路16はメモリ13の先頭番地から順
次アドレス指定して、メモリ13に記憶させている音響
サンプリングデータを順次読出し、入力音響信号の頭か
ら約数10ミリ秒に渡る音響サンプリングデータを第1
フレームデータFR,1(第5図参照)としてインパル
ス応答データ形成回路17に出力する。
インパルス応答データ形成回路17においては、前記入
力した第1フレームデータFRIは、フーリエ変換器1
7aの高速フーリエ変換処理により、前記第1フレーム
データFRIに対応した音響信号のパワスペクトル(第
6A図参照)を表すデータに変換される。この変換され
たデータは、対数変換器17b、逆フーリエ変換器17
C1乗算器17d、窓関数発生器17e及びフーリエ変
換器17fの各処理により、前記第1フレームデータF
RIに対応した音響信号のスペクトルエンベロー1(第
7A図参照)を表すデータに変換される。
この変換されたデータは、指数変換器17g及び逆フー
リエ変換器17hの処理により、前記スペクトルエンベ
ロープに対応したインパルス応答信号(第8図のFRI
参照)に対応したサンプリングデータに変換されて、メ
モリ18に供給される。
かかるサンプリングデータの形成が終了すると、インパ
ルス応答データ形成回路17は演算終了信号CALEN
Dを書込み制御回路19に出力する。
書込み制御回路19は前記信号CALENDに応答して
、前記サンプリングデータをメモリ18の記憶エリアM
AIに書込む。
また、上記サンプリングデータの形成終了時には、イン
パルス応答データ形成回路17がらの前記演算終了信号
CALENDは分析データ抽出回路16にも供給され、
同抽出回路16は上記場合と同様にしてメモリ13から
第2フレームデータFR2(第5図参照〉を抽出してイ
ンパルス応答データ形成回路17に出力する。ただし、
この場合には、メモリ13は第2フレームデータFR2
の最終番地より多少手前の番地がら順次アドレス指定さ
れ、数10ミリ程度の入力音響信号を表す音響サンプリ
ングデータが抽出される。このようにj−でインパルス
応答データ形成回路17に供給された第2フレームデー
タFR2は、上記場合と同様にして、第2フレームデー
タFR2に対応した音響信号のスベク1−ルエンベロー
ブに対応したインパルス応答信号(第8図のFR2’)
を表すサンプリングデータに変換されてメモリ18に供
給される。この場合、書込み制御回路19は前記サンプ
リングデータの形成終了を表す演算終了信号CALEN
Dに基づきメモリ18の記憶エリアMA2を指定するの
で、前記サンプリングデータはメモリ18の記憶エリア
MA2に書込まれる。このようにして、各フレームFR
I、FR2・・・に対応する入力音響信号のスペクトル
エンベロープに対応したインパルス応答信号を表すサン
プリングデータは、メモリ18の各記憶上□・リアMA
L。
MA2・・・に順次書込まれる。なお、入力音響信号が
短いために、分析データ抽出回路16にて抽出されるフ
レームデータFR’l、FR2・・・の数がメモリ18
の記憶エリアMAL、MA2・・・に満たない場合には
、最後のフレームデータに対応したサンプリングデータ
が残りの記憶エリアに書込まれる。
上記動作の結果、メモリ18の各記憶エリアMAI、M
A2・・・には、所定時間の入力音響信号と同一のフォ
ルマン1〜特性を有しかつ連続スペクトル特性を有する
所定長(記憶エリアMAL。
MA2・・・の記憶容量に対応)のサンプリングデータ
が各々記憶されることになる。
次に、上記のようにしてメモリ31の各記憶エリアMA
L、MA2・・・に記憶されているサンプリングデータ
に基づき楽音信号を発生する動作について説明する。鍵
盤にていずれかの鍵が押下されて、キースイッチ回路2
1内における前記押下鍵に対応したキースイッチが閉成
すると、押鍵検出回路22はこの押鍵を検出して、押さ
れた鍵を表すキーコードKC及びキーオン信号KONを
読出し御回路23に供給する。読出し制御回路23にお
いては、微分回路23hがキーオン信号KONを微分す
ることによりキーオンパルス信号KONPを発生し、こ
のキーオンパルス信号KONPによりカウンタ23c、
23g、23i、23kが各々リセットされる。このキ
ーオンパルス信号KONPは補間回路24のシフトレジ
スタ24rにも給され、シフトレジスタ24fがリセッ
トされるにれらのリセツ)〜後、カウンタ23cは分周
器23bからアンド回路ANIを介して供給されるクロ
ック信号φ。をカウントして、同信号φCに同期して「
0」から順次変化する第1アドレス信号ADIをメモリ
18に出力する。このメモリ18には前記リセットによ
り「0」に設定されている第2アドレス信号AD2がカ
ウンタ23kから供給されており、同メモリ18は記憶
エリアMAIに記憶されているサンプリングデータをタ
ロツク信号φCに同期して順次出力し始める。
第1アドレス信号ADIが記憶エリアMALの最終アド
レスに達すると、最終アドレス検出器23dが検出信号
を出力し、アンド回路ANIがインバータ回路INIと
の協働によりカウンタ23cに対するクロック信号φC
の供給を停止するのでサンプリングデータの読出しが一
時停止される。
一方、カウンタ23gは可変分周器23eからの音高周
波数に比例した周波数のノードクロツタ信号φ。をカウ
ントシ、楽音の一周期毎にキャリイ信号CAL(第9図
)を出力してオア回路ORIを介してカウンタ23cを
楽音の一周期T、毎にリセットする。このリセットによ
り、カウンタ23cは再び「0」からカウントを開始し
て、第1アドレス信号ADIが最終アドレスに達すると
再びそのカウントを停止する。このようにして、カウン
タ23cは「0」から最終アドレスまでのカウント及び
その停止を楽音の一周期T、毎に繰返すので、メモリ1
8から読出された波形は、第9図SDに示すように、フ
レームデータFRIに関する音響信号のスペクトルエン
ベロープに対応したインパルス応答信号部分FR1と無
信号部分とを組み合わせたものとなる。この場合、イン
パルス応答信号部分FRIが周期T。より短い限り、こ
のインパルス応答信号部分FBIはクロック信号φ。の
レートに従って読出し出力される所定長の信号部分であ
り、無信号部分が周期T。に応じて圧縮又は伸長される
一方、インパルス応答信号部分FRIが周期T、より長
い場合、カウンタ23cによる第1アドレス信号ADI
が最終アドレス値をカウントする前に、カウンタ23g
はキャリイ信号CA1(第10図参照)を出力してカウ
ンタ23cをリセットする。その結果、メモリ18から
読出された波形は、第10図参照に示すように、フレー
ムデータFRIに関する音響信号のスペクトルエンベロ
ープに対応したインパルス応答信号の後部を無視したも
のとなる。この場合、前記無視される部分が少なければ
、多少の音質低下があるものの、無視される部分は略無
信号C+近いのでそれ程問題はない。
このようにしてメモリ18がら読出された波形SDを表
すサンプリングデータは補間回路24の減算器24aに
供給され、減算器24aは該サンプリングデータから、
シフトレジスタ24fがらのサンプリングデータを減算
して、該減算した差データをゲート回路24bに出力す
る。なお、最初、シフトレジスタ24fはキーオンパル
ス信号KONPによりリセットされているので、同レジ
スタ24fから減算器24aに供給されるサンプリング
データは「0」であり、ゲート回路24bに供給される
前記差データは波形メモリ18がちのサンプリングデー
タと等しくなる。ゲート回路24bはカラン)・23 
iのリセットにより最初“1”となるゲート信号GON
により導通状態に制御されているので、減算器24aが
らのデータを乗算器24cに供給する。
乗算器24cには、利得係数発生器24dがらの利得係
数値gが供給されており、同乗算器24Cは前記供給デ
ータに利得係数値gを乗算して加算器24eの一方の入
力に供給する。この場合、加算器24eの他方の入力に
は上述のように「o」に設定されているサンプリングデ
ータがシフトレジスタ24fの最終ステー゛ジがら供給
されているので、乗算器24cからのデータがシフトレ
ジスタ24fの第1ステージに入力され、同レジスタ2
4fは同データをノートクロック信号φ。に同期して順
次シフトしながら記憶する。このようにして、カウンタ
23gが’n−IJをカウントし終えると、メモリ18
は波形の一周期分のサンプリングデータを補間回路24
に出力したことになり、シフトレジスタ24fの各ステ
ージには前記一周期分のサンプリングデータが記憶され
る。
このようにして楽音の一周期に相当する時間が経過する
と、カウンタ23gは上述したようにキャリイ信号CA
1を出力し、カウンタ231がこのキャリイ信号CAI
に基づきそのカウント値を「1」にすると、ゲート制御
回路23jは0゛′となるゲート信号GONを出力する
。このゲート信号GONにより、ゲート回路24bは非
導通制御されて、乗算器24cを介して加算器24eの
一方の入力に「0」を表すデータを供給する。
これにより、加算器24eはシフトレジスタ24fの最
終ステージから供給されるサンプリングデータをそのま
まシフトレジスタ24fの第1ステージに供給するので
、同レジスタ24fは上記記憶したサンプリングデータ
を循環記憶する。一方、シフトレジスタ24fの第1ス
テージに入力されるサンプリングデータは乗算器25に
も供給され、乗算器25にてエンベロープ波形信号発生
器26から供給されるエンベロープ波形データと乗算さ
れてディジタルアナログ変換器27に供給される。この
エンベロープ波形データが乗算されたサンプリングデー
タはり、 /’ A変換器27にてアナログ信号に変換
され、このアナログ信号はアンプ28を介してスピーカ
29に供給されて、スピーカ29がこのアナログ信号に
対応した楽音を発音し始める。このように、ゲート信号
G ONが“0°′である間に、シフトレジスタ24f
は同一波形を表すサンプリングデータを循環記憶すると
ともに、同データを乗算器25、D/A変換器27及び
アンプ28を介してスピーカ29に出力し続けるので、
スピーカ29はこのサンプリングデータにより表される
楽音を発音し続ける。この場合、シフトレジスタ24f
はnステージで構成され、かつ音高周波数のn倍のノー
トクロック信号φ。
によってシフト制御されるので、シフトレジスタ24f
は、第9図及び第10図に示すように、楽音の一周期T
n分の波形SDを表すサンプリングデータを記憶し、ス
ピーカ29はこのサンプリングデータにより表された波
形すなわち前記波形SDを音高周波数で繰返し出力して
楽音信号を発音する。
かかる状態にて、カウンタ23iのカウント値が上昇し
て所定値(例えば「3」又は「5」)に達するとゲート
信号GONが“1”になる。このように、ゲート信号G
ONが“1”になると、ゲ−)−回路24bは導通状態
に制御され、上述と同様に、メモリ18内の記憶エリア
MAIから読出されたサンプリングデータとシフトレジ
スタ24fの最終ステージから出力されたサンプリング
データとの差データが、ゲート回路24b及び乗算器2
4cを介して加算器24eの一方の入力に供給される。
加算器24eの他方の入力には、シフトレジスタ24f
の最終ステージから出力されたサンプリングデータが供
給されているので、同加算器24eはシフトレジスタ2
4fに記憶されていたサンプリングデータを、前記差デ
ータに応じて修正し、シフ1−レジスタ24fはこの修
正したサンプリングデータを再び記憶することにより以
前のサンプリングデータを更新する。そして、再びカウ
ンタ23iのカウント値が上昇してゲート信号GONが
“0″になると、ゲート回路24bは非導通状態に制御
され、シフトレジスタ24fは再びサンプリングデータ
を循環記憶するようになる。以降、このゲート回路24
bの導通制御に伴うシフトレジスタ24f内のサンプリ
ングデータの更新及びゲート回路24bの非導通制御に
伴うシフトレジスタ24f内のサンプリングデータの記
憶保持により、シフI・レジスタ24fに記憶されるサ
ンプリングデータが徐々にメモリ18の記憶エリアMA
Lに記憶されているサンプリングデータに近づく。この
ように徐々に変化するサンプリングデータは、上記場合
と同様に、乗算器25、D/A変換器27及びアンプ2
8を介してスピーカ29に供給され、スピーカ29がこ
のサンプリングデータに対応した楽音を発音するので、
発音される楽音はメモリ18の記憶エリアMAIに記憶
されているサンプリングデータにより表された波形に徐
々に近づく。
さらに、押鍵からの時間が経過して、カウンタ23iが
rm−IJをカウントし終えると、同カウンタ23iは
アンド回路AN2を介してキャリイ信号CA2をカウン
タ23kに出力する。カウンタ23にはカウント値を「
1−1だけ上昇させて第2アドレス信号AD2を「1」
に変更する。この第2アドレス信号AD2の変更により
、メモリ18は記憶エリアMA2に記憶しているサンプ
リングデータを繰返し出力するようになる。また、これ
と同時に、カウンタ23iは再び「0」からrm−IJ
までのカウント動作を開始する。この場合も、補間回路
24は、上記第2アドレス信号AD2が「0,1である
場合と同様、ゲート回路24bの導通制御に伴うシフ)
・レジスタ24f内のサンプリングデータの更新、及び
ゲート回路24bの非導通制御に伴うシフトレジスタ2
4f内のサンプリングデータの記憶保持により、シフト
レジスタ24fに記憶されているサンプリングデータを
、メモリ18の記憶エリアMA2に記憶されているサン
プリングデータに徐々に近づける。これにより、スピー
カ29から発音される楽音は、メモリ18の記憶エリア
MAL内のサンプリングデータにより表される波形から
、同メモリ18の次の記憶エリアMA2内、、のサンプ
リングデータにより表される波形に徐々に近づいていく
、このようにして、第2アドレス信号AD2が増加する
に従って、スピーカ29から発音される楽音の波形はメ
モリ18の各記憶エリアMA1.MA2.  ・・・の
サンプリングデータにより表された波形に従って徐々に
変化する。そして、第2アドレス信号AD2が最終アド
レス値に達すると、最終アドレ、ス検出器23.12は
インバータ回路IN2及びアンド回路AN2との協働に
よりカウンタ23iからのキャリイ信号CA2のカウン
タ23にへの供給を停止するので、カウンタ23kによ
る第2アドレス信号AD2の更新が停止する。
上記のような動作説明からも理解できる通り、この実施
例によれば、メモリ18から順次切換え出力されるサン
プリングデータは補間回路24によりその変化が緩和さ
れ、スピーカ29から楽音として出力されるので、発音
される楽音の波形は徐々に変化し、発生楽音が聴感上快
いものとなる。
また、鍵盤にて異なる音高の鍵が押されても、カウンタ
23cは楽音の一周期Tnに対応したカウンタ23gか
らのキャリイ信号CAIによりリセットされるが、同カ
ウンタ23cのカウント動作は分周器23bから供給さ
れる一定のクロック信号φCにより規定されて、第1ア
ドレス信号AD1の変化速度は一定に保たれるので、メ
モリ18から出力されるサンプリングデータにより表さ
れた波形すなわちインパルス応答信号に対応する波形部
分は時間的に圧縮又は伸長されず常に同じものとなる。
これにより、補間回路24を介してスピーカ29から出
力される楽音の波形も音高変化とは無関係にインパルス
応答信号に相当する同一波形部分を有することになり、
スピーカ2つは前記波形部分により規定されたフォルマ
ント特性を示すことになる。その結果、上記実施例の電
子楽器は楽音を固定フォルマント特性に従って発音する
ようになる。
なお、上記実施例においては、インパルス応答データ形
成回路17内の演算回路をハード回路により構成したが
、この演算回路における各演算をコンピュータにより実
行させるようにしてもよい。
さらに、分析データ抽出回路16、補間回路24等の各
回路の処理をコンピュータで実行させるようにしてもよ
い。
また、上記実施例において1よ、補間回路24によりイ
ンパルス応答信号を表すサンプリングデータの時間的変
化を緩和するようにしたが、この時間的変化が問題にな
らない場合には、ノートクロック信号φ。によりメモリ
18の各記憶エリアMAl、MA2・・・から繰返し読
出したサンプリングデータを補間回路24を介さず直接
乗算器25に導くようにしてもよい。
また、上記実施例においては、クロック信号φ0を形成
する分周器23bの分周比を固定するようにしたが、同
分周器23bを可変分周器で構成し、該可変分周器の分
周比を押鍵検出回路22からのキーコードKCに応じて
所定音域毎(例えば、オクターブ毎、半オクターブ毎程
度)に若干変更するようにしてもよい。これによれば、
オクターブ毎、半オクターブ毎にフォルマント特性が若
干変化するようになる。また、図示しない演奏操作子出
力又は鍵タツチ出力等により前記分周比を若干変更する
ようにしてもよい。
また、上記実施例においては、ケプストラム法を用いて
インパルス応答信号を表すサンプリングデータを形成す
るようにしたが、入力した音響信号(A/D変換器12
の出力〉から自己相関関数列を求め、これによる正規方
程式をレビンソンアルゴリズムを用いて高速で解くこと
により逆フィルタの係数列を求め、この求めた係数列を
用いたフィルタにインパルス信号を入力して入力音響信
号のスペクトルエンベロープに対応したインパルス応答
信号を表すサンプリングデータを形成するようにしても
よい。さらに、音響信号(A/D変換器12の出力)に
アダプティブフィルタ(AR。
型又はMA型)を適用し、その係数を適当な分析時間毎
に抽出し、この係数を用いて前記サンプリングデータを
形成するようにしてもよい。これらの方法を利用するよ
うにすれば、上記実施例とは異なり、上記実施例による
楽音を音響信号の入力に対しリアルタイムで発音させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る楽音信号発生装置を適
用した電子楽器のブロック図、第2図は第1図のインパ
ルス応答データ形成回路に内蔵される演算回路の一例を
示すブロック図、第3図は第1図の読出し制御回路の一
例を示すブロック図、第4図は第1図の補間回路の一例
を示すブロック図、第5図は第1図の実施例の動作を説
明するための信号波形図、第6A図及び第6B図は第5
図の信号波形図により表された信号のスペクトル特性図
、第7A図及び第7B図は第6A図及び第6B図に対応
したスペクトルエンベロープ特性図、並びに第8図乃至
第10図は第1図の実施例の動作を説明するための信号
波形図である。 符号の説明 11・・・マイク、12・・・A/D変換器、13・・
・メモリ、16・・・分析データ抽出回路、17・・・
インパルス応答データ形成回路、18・・・メモリ、1
9・・・書込み制御回路、21・・・キースイッチ回路
、22・・・押鍵検出回路、23・・・読出し制御回路
、23a・・・マスタクロック発生器、23b・・・分
周器、23c、23g、23i、23に−・−カウンタ
、23e・・・可変分周器、23f・・・分周比メモリ
、24・・・補間回路。 出願人  日本楽器製造株式会社 代理人  弁理士 長 谷 照 − (外1名) 第5図 しベル             LA1LI第7A図
    第7BI!! 第8図 第9図 第10図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)音響信号を電気信号に変換して入力する音響信号
    入力手段と、 前記変換した電気信号に基づいて前記音響信号のスペク
    トルエンベロープに対応した所定長のインパルス応答信
    号を形成するインパルス応答信号形成手段と、 前記インパルス応答信号を発生すべき楽音の周期に同期
    したタイミングで繰返し出力する出力手段と を備えたことを特徴とする楽音信号発生装置。
  2. (2)上記インパルス応答信号形成手段を、上記インパ
    ルス応答信号の各瞬時値を表す複数のサンプリングデー
    タを形成するサンプリングデータ形成手段と、 前記サンプリングデータを記憶するメモリ手段とで構成
    するとともに、 上記出力手段を、 前記メモリ手段を発生すべき楽音の音高周波数とは無関
    係な所定レートで順次操返しアドレス指定して前記サン
    プリングデータの読出しを制御する読出し制御手段と、 発生すべき楽音の音高周期に対応した音高周期信号を形
    成して前記読出し制御手段による前記アドレス指定の操
    返し開始タイミングを前記音高周期信号により同期制御
    する同期制御手段と で構成した上記特許請求の範囲第1項記載の楽音信号発
    生装置。
  3. (3)上記インパルス応答信号形成手段を、上記変換し
    た電気信号から異なる時点における所定長の複数の電気
    信号を複数のフレームデータとして抽出するフレームデ
    ータ抽出手段と、前記各フレームデータに対応した各電
    気信号に基づいて該各電気信号により表される音響信号
    のスペクトルエンベロープに対応した複数のインパルス
    応答信号を表す複数組のサンプリングデータを形成する
    サンプリングデータ形成手段と、前記複数組のサンプリ
    ングデータを各々記憶する複数のメモリ手段と で構成するとともに、 上記出力手段を、 前記複数のメモリ手段を発生すべき楽音の音高周波数と
    は無関係な所定レートで順次繰返しアドレス指定して前
    記複数組のサンプリングデータの各読出しを制御する第
    1読出し制御手段と、発生すべ楽音の音高周期に対応し
    た音高周期信号を形成して前記第1読出し制御手段によ
    る前記アドレス指定の繰返し開始タイミングを前記音高
    周期信号により同期制御する同期制御手段と、前記複数
    のメモリ手段を前記第1読出し制御手段のアドレス指定
    レートよりも長い時間間隔で順次切換え指定して前記複
    数のメモリ手段の読出し出力を順次許容する第2読出し
    制御手段と で構成した上記特許請求の範囲第1項記載の楽音信号発
    生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11109975A (ja) * 1997-09-30 1999-04-23 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 楽音生成装置及び楽音発生方法

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