JPS6286394A - 楽音信号発生方法 - Google Patents

楽音信号発生方法

Info

Publication number
JPS6286394A
JPS6286394A JP60224952A JP22495285A JPS6286394A JP S6286394 A JPS6286394 A JP S6286394A JP 60224952 A JP60224952 A JP 60224952A JP 22495285 A JP22495285 A JP 22495285A JP S6286394 A JPS6286394 A JP S6286394A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveform
waveforms
main
data
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60224952A
Other languages
English (en)
Inventor
秀雄 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Gakki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Gakki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Gakki Co Ltd filed Critical Nippon Gakki Co Ltd
Priority to JP60224952A priority Critical patent/JPS6286394A/ja
Publication of JPS6286394A publication Critical patent/JPS6286394A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、複数の異なる楽音波形を順次切換えて発生
することにより音色が時間的に変化する楽音信号を発生
する方法に関し、特に、波形の切換わりを滑らかに行う
ことができるようにしたことに関する。
〔従来の技術〕
特開昭56−35192号公報においては、波形メモリ
に記憶した複数の異なる楽音波形を順次切換えて読み出
すことにより音色が時間的に変化する楽音信号を発生す
るようにしたことが開示されている。
特開昭58−95790号公報においては、」二連と同
様に複数の異なる楽音波形を順次切換えて読み出すよう
にすることが開示されており、そこにおいて、時間的に
前後して発生すべき2つの楽音波形を2系列で並列的に
発生し、両波形を時間的に変化する補間関数に従って補
間合成するこきにより両波形の切換わりを滑らかに行う
ことができるようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前者の従来技術のような方式では、波形の切換わり時点
で楽音信号の波形が先行する楽音波形から次の楽音波形
に急激に変化するので急激な音色変化をもたらし、不自
然であった。後者の従来技術のような方式では、そのよ
うな波形切換わり時の不自然さは防止できるが、2系列
で楽音波形を発生しなければならない、 及び補間関数発生回路が必要とされる、及び乗算器等の
補間演算回路が必要さされる、などの理由によりハード
ウェア構成が複雑さなり、コスト高になるという問題点
があった。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、楽音波形
切換わり時の不自然さをなくすと共に、そのこ吉を補間
方式に見られるような複雑な回路構成を必要させずに、
更には波形メモリに過大な負担をかけずに、実現し得る
ようにした楽音信号発生方法を提供しようとするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の楽音信号発生方法は、次の5つのステップ■
〜■から成ることを特徴とする。
■所定の順序で切換えて読み出されるべき複数の主波形
を準備するこ古。
■切換え順序が相前後する2つの前記主波形の間をつな
ぐための、複数周期から成るつなぎ波形を、相前後する
各2つの主波形の組合せに対応して夫々準備すること。
■前記つなぎ波形から所定周期単位の波形を複数個取り
出して、所定周期から成るつなぎ波形セグメントを1つ
のつなぎ波形につき複数個準備すること。
■前記準備された主波形のデータとつなぎ波形セグメン
トのデータをメモリに記憶すること。
■相前後して読み出されるべき2つの前記主波形の間に
それに対応する複数個の前記つなぎ波形セグメントを介
在させる順序で、先行する主波形のデータを所定回数繰
返し読み出した後、前記各つなぎ波形セグメントのデー
タを所定回数づつ繰返しながら順次読み出し、続いて後
続する主波形のデータを所定回数繰返し読み出すこと。
〔作用及び発明の効果〕
複数の主波形のデータが所定の順序で切換えて読み出さ
れることにより音色が時間的に変化する楽音信号が得ら
れるのであるが、相前後して読み出されるべき2つの主
波形の切換わりは、先行する主波形から後続する主波形
に直ちに切換わるのではなく、その間に複数個のつなぎ
波形セグメントの繰返しを介在させて行われる。これに
より、得られる楽音信号は、先行する主波形から後続す
る主波形に急激に変化せずに、複数個のつなぎ波形セグ
メントの繰返しを介在させて滑らかに変化する。
1つのつなぎ波形セグメントは所定回数繰返し読み出さ
れるので、複数個のつなぎ波形セグメントが読み出され
る期間全体を、実際にメモリに記憶したつなぎ波形セグ
メントの周期数に比べて、長くすることができる。従っ
て、メモリにおけるつなぎ波形セグメントの記憶容量が
小さくても、つなぎの期間を必要十分にとることができ
、これにより、主波形の滑らかな切換わりを保証するこ
とができると共にメモリの記憶容量を節約することがで
きる。
従って、この発明によれば、複数の波形を順次切換える
ことにより時間的に音色が変化する楽音信号を得る場合
において、切換わり時につなぎ波形セグメントの繰返し
を介在させたことにより滑らかに波形切換えを行うこと
ができるようになり、不自然さを解消することができる
。また、つなぎ波形セグメントはメモリに予め記憶され
ているので、2系列の波形を補間するというような面倒
な処理は不要であり、回路構成を簡略化し、コストを下
げることもできる。更に、つなぎの期間においてつなぎ
波形セグメントを所定回数繰返し読み出す構成であるた
め、つなぎの期間全体にわたる多数周期のつなぎ波形を
そっくり記憶する場合に比べてつなぎ波形セグメンI・
の記憶容量を小さくすることができ、メモリ容量を節約
することができる。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照してこの発明の実施例を詳細に説
明しよう。
まず第1図を参照して主波形のデータとつなぎ波形セグ
メントのデータを準備するステップの一実施例につき説
明する。
所望の自然楽器音の発音開始から終了までの全波形をサ
ンプリングし、これを原波形として準備する(第1図(
a))。
次に、原波形に基づき複数の主波形のデータを準備する
。例えば、アタック部は波形の変化が激しいので、原波
形における複数周期から成るアタック部の波形全部を1
つの主波形(これをアタック部波形ATという)として
取り出す。アタック部以後の原波形に関しては、時間軸
に沿って複数のフレームに分割し、各フレーム毎に1周
期又は複数周期から成る主波形(これを71/−ム波形
FW1〜FW3ということにする)のデータを夫々準備
する。フレーム波形FW1〜FW3の作成の仕方として
は、例えばそのフレームにおける代表的な1周期又は複
数周期波形を原波形から取り出す、あるいはそのフレー
ム内における各1周期波形の平均的波形を演算によって
求める、等の処理によって作成する。こうして求めた複
数の主波形の一例が第1図(b)に示されている。いず
れのフレーム波形FWj〜FW3も、そのピークレベル
は所定の規格レベルに統一するものとする。なお、フレ
ーム数は3に限らず、任意である。
次に、各主波形の間のつなぎ波形cw1〜cw3を準備
する。各つなぎ波形cw1〜cw3は、切換え順序が相
前後する2つの主波形の間を滑らかにつなぐためのもの
であり、複数周期から成る。
切換え順序が相前後する2つの主波形の間でクロスフェ
ード補間演算を行うことによりそれに対応するつなぎ波
形を作成するとよい。アタック部波形AT(!:第1の
フレーム波形FW1に対応するつなぎ波形cw1は、ア
タック部波形ATの最後の1周期波形を複数周期繰返し
てこれに立下り特性のクロスフェード用エンベロープを
付与したものを作成し、他方で、フレーム波形FWjを
同じ周期だけ繰返してこれに立上り特性のクロスフェー
ド用エンベロープを付与したものを作成し、両者を加算
することにより作成する。これにより、アタック部波形
ATの最後の1周期に対応する波形からフレーム波形F
W1に対応する波形まで波形が滑らかに変化する複数周
期波形を第1のつなぎ波形cw1として得ることができ
る。同様に、第1のフレーム波形FW[を複数周期繰返
してこれに立下り特性のクロスフェード用エンベロープ
を付与したものを作成し、他方で、第2のフレーム波形
FW2を複数周期繰返してこれに立上り特性のクロスフ
ェード用エンベロープを付与したものを作成し、両者を
加算することにより複数周期から成る第2のつなぎ波形
cw2を作成する。以下同様にして、切換え順序が相前
後する2つのフレーム波形を夫々複数周期分繰返し、先
行するフレーム波形に対応する複数周期波形を立下り特
性のエンベロープで重みづけし、後続するフレーム波形
に対応する複数周期波形を立上り特性のエンベロープで
重みづけし、両者を加算することにより先行するフレー
ム波形から後続するフレーム波形まで滑らかに波形が変
化する複数周期波形を作成し、これを該2つのフレーム
波形に対応するつなぎ波形とする。こうして、切換え順
序が相前後する2つの主波形AT 、FWl、FW2 
、FWろ・・・の組合せに対応して複数周期から成るつ
なぎ波形cw1..cw2 、cw3 、・・・を夫々
作成する。第1図(C)はこれらのつなぎ波形CW1〜
CW3の一例を模式的に示したものである。
次に、各つなぎ波形cw1〜cw3から所定周期単位の
波形を夫々複数個取り出して、1つのつなぎ波形につき
複数個のつなぎ波形セフメンl−CW11〜cw15 
、cw21〜cw25 、cw31〜cw35.・・・
を準備する。このつなぎ波形セフメンI・の作り方とし
ては、例えば、前ステップで準備したつなぎ波形cw1
を1周期毎に分離し、分離された各1周期波形の全てを
そのつなぎ波形CW1についてのつなぎ波形セグメント
CW11〜cw15とするやり方がある。この場合、つ
なぎ波形cw1が5周期から成るさすると、1周期波形
から成るつなぎ波形セフメン1−CW11〜CW15は
5個出来ることになる。別の例として、前ステップで準
備したつなぎ波形cw1から複数個の1周期波形を離散
的にサンプリングし、サンプリングした各1周期波形を
つなぎ波形セグメントCW11〜CW15とするやり方
がある。この場合、つなぎ波形cw1の周期数はつなぎ
波形セフメン1−CW11〜cw15の数よりも多い。
1つのつなぎ波形セグメントは、1周期波形に限らず、
複数周期又は1周期未満であってもよい。また、」−述
で64.1つのつなぎ波形に関するつなぎ波形セグメン
トの数を5であるとしているが、この数は任意である。
第1図(d、)は、各つなぎ波形CW1〜cw3に対応
するつなぎ波形セフメンl−CWl j−CWl 5 
、 CW21〜CW25 、 CW31〜cw35の一
例を模式的に示したものである。
次のステップでは、以上のようにして準備した主波形A
T 、FW1〜FW3及びつなぎ波形セフメン1−cw
11〜cw:65の各サンプル点のデータを所定の符号
化方式例えばPCM(パルスコード変調)方式で符号化
して波形メモリに記憶する。
第1図(e)は波形メモリにおける各主波形及びつなぎ
波形セグメントの記憶フォーマットを略示したものであ
り、読み出すべき順序に従って波形メモリ内に記憶され
る。
次のステップでは、上記波形メモリ乃)ら主波形及びつ
なぎ波形セグメントのデータを所定の順序で読み出すこ
とにより楽音信号を発生する。その場合、個々の波形の
繰返し回数を予め定めておき、その回数だけ繰返し読み
出した後火の波形に切換えるものとする。第1図(f)
には、主波形及びつなぎ波形セグメントの読み出し順序
とその繰返し読み出し回数の一例が示されている。この
例では、アタック部波形ATを1回読み出した後、第1
のつなぎ波形cw1に対応する各セグメントcw11〜
cw15をL回づつ繰返しながら順次切換えて読み出す
(つまりcwllをL回繰返した後CW12をL回繰返
し、以下同様に、cwl 3 、cwl4、CWl5の
順で夫々L回づつ繰返す)。それから、第1のフレーム
波形FW1をN回繰返して読みd」シ、次に第2のつな
ぎ波形cw2に対応する各セフメン)CW21〜cw2
5を上述と同様にL回づつ繰返しながら順次切換えて読
み出す。
以下同様であり、フレーム波形FW2とつなぎ波形セフ
メン1−CW31〜cw35を前述さ同様に所定回数繰
返しながら順次切換えて読み出す。なお、所定回数り、
N、Mは夫々任意に設定してよい。しかし、N、Mの方
がLより大きい方が好ましい。これはフレーム波形の読
み出しを主とするからである。また、各つなぎ波形セグ
メントの繰返し回数りも、互いに異なっていてもよい。
なお、最後のフレーム波形FW3は繰返し回数を特に定
めず、少なくとも発音終了まで繰返し読み出すものきす
る。
次に、この発明の楽音信号発生方法を実施した電子楽器
の一例につき第2図に基づき説明する。
波形メモリ10では、上述のようにして予め準備した主
波形AT、FWj〜FW3及びつなぎ波形セフメン1−
CW11〜cw35のデータを音色選択回路11で選択
可能な各音色種類毎に夫々記憶している。鍵盤12は、
発生すべき楽音の音高を指定するための複数の鍵を具え
ている。押鍵検出回路13ではこの鍵盤12における押
圧鍵を検出し、押圧鍵に対応するキーコードKCと押鍵
中は信号″1′”を維持するキーオン信号K ON及び
押鍵開始時に一時的に信号” 1 ” 古なるキーオン
パルスKONPを出力する。ノートクロック発生回路1
4は、キーコートKCに応じて押圧鍵の音高に対応する
ノートクロックパルスNCPを発生する。アドレスカウ
ンタ15はノートクロックパルスNCPをカウントして
波形メモリ10を読み出すためのアドレス信号ADを発
生するものである。このアドレスカウンタ15はオア回
路16を介して与えられるキーオンパルスKONP及び
比較器17の出力信号によってリセットされる。
スタートアドレスメモリ18は、波形メモリ10におけ
る各主波形AT 、FWj〜FW3及びつなぎ波形セグ
メンhcW11〜cw35の最初のサンプル点のデータ
を記憶したアドレス(スタートアドレス)を各音色毎に
記憶している。エンドアドレスメモリ19は、波形メモ
リ10における各主波形AT、FWj〜FW3及びつな
ぎ波形セグメントcw11〜cw35の最後のサンプル
点のデータを記憶したアドレス(エンドアドレス)を各
音色毎に記憶している。なお、この実施例では、スター
トアドレスは波形メモリ10における絶対アドレスで与
えられ、エンドアドレスは相対アドレス(つまり各々に
対応するスタートアドレスからのアドレス数)で与えら
れるとする。繰返し回数メモリ20は、各主波形AT、
FW1〜FW3及びつなぎ波形セグメン1−CW1j〜
cw35を繰返して読み出すべき回数を各音色毎に記憶
したものであり、その−例は第1図(f)のようである
主波形AT 、FWj〜FW3・・・及びつなぎ波形セ
グメントCW11〜cw35・・・の各々を総称してセ
グメントというこみにし、その読み出し順序AT 、C
Wl 1〜CWj 5 、FWl、CW21〜CW25
 、FW2 、CW3j〜CW35 、 FW3・・・
に従ってO、]、 、 2 、3 、4. 、5 、6
・・・・なるセグメント番号が割当てられるさする。
セグメントカウンタ21は、波形メモリ10から読み出
すべき波形をセグメント番号によって指定するもので、
発音開始時にキーオンパルスKONPによってOにリセ
ットされてセグメント番号0つまりアタック部波形AT
を指定し、以後、アンド回路22を介して与えられる比
較器23の出力信号゛1”′によってカウントアツプさ
れる。このセグメントカウンタ21のカラン[・値がセ
グメント番号データS EGNとして各メモリf8,1
9゜20に与えられる。各メモIJ 18 、19 、
20には音色選択回路11から音色選択情報TCも与え
られており、選択された音色とセグメント番号データ5
EGN、:ζこ応じて、今、波形メモリ10から読み出
すべきセグメント(主波形AT、FWj〜FW3・・・
又はつなぎ波形セグメン1−CW11〜cw35・・・
のいずれか1つ)のスタートアドレスとエンドアドレス
及び繰返し回数データを夫々読み出す。
最終セグメントメモリ24は、発音開始から終了に至る
1発音期間において一番最後に読み出されるべき主波形
(つまりフレーム波形)のセグメント番号を各音色毎に
記憶したもので、音色選択情報TCに応じて該セグメン
ト番号のデータを読み出す。なお、第1図では最終セグ
メントは3番目のフレーム波形FW3であるが、これは
−例にすぎず、音色に応じて夫々任意である。
比較器17はアドレスカウンタ15から出力されたアド
レス信号ADさエンドアドレスメモリ19から読み出さ
れたエンドアドレスデータとを比較し、両者が一致した
とき信号”1″を出力する。
従って、波形メモリ10を読み出すためのアドレス信号
ADがエンドアドレスに到達する毎に、つまりセグメン
]・(主波形AT 、FW1〜F’W、S又はつなぎ波
形セグメントCW11〜CW35 )が1回読み出され
る毎に、比較器17が信号”1″を出力する。前述の通
り、アドレスカウンタ15のリセット入力にはオア回路
16を介して比較器17の出力が与えられており、この
比較器17の出力信号が”1″になる毎に該カウンタ1
5がリセットされる。
繰返し回数カウンタ25は比較器17の出力信号II 
I I+をカウントすることにより同じセグメントを繰
返し読み出した回数をカランi・するものであり、オア
回路26を介して与えられるキーオンパルスKONP及
び比較器23の出力によってリセットされる。比較器2
3は繰返し回数カウンタ25の出力と繰返し回数メモリ
20の出力とを比較し、両者が一致したとき信号+11
11を出力する。
例えば、繰返し回数メモリ20から読み出された繰返し
回数データが「1」のときは繰返し回数カウンタ25の
カウント値が「1」になったとき比較器26の出力がt
l I 11となり、これにより該カウンタ25がリセ
ットされる。また、繰返し回数メモリ20から読み出さ
れた繰返し回数データがrNJのときは、カウンタ25
のカウント値が「N」になるまで該カウンタ25で比較
器17の出力のカウントが行われ、rNJになったとき
比較器26の出力が°゛1″となって該カウンタ25が
リセットされる。
こうして、セグメント(主波形AT、FW1〜FW3又
はつなぎ波形セグメントCW11〜CW35)が所定回
数読み出されたとき比較器26の出力信号が°1″とな
り、該信号“1″がアンド回路22を介して与えられて
セグメントカウンタ21が1カウントアツプされる。こ
れにより次の順位のセグメンl−(主波形FW1〜FW
3又はつなぎ波形セグメン)CW11〜CW35 )が
セグメントカウンタ21の出力5EGNによって指定さ
れ、波形メモリ10から読み出すべき波形が切換えられ
る。比較器27はセグメントカウンタ21の出力5EG
Nと最終セグメントメモリ24の出力吉を比較し、両者
が一致したとき、つまり最終セグメント(例えばFW3
 )が読み出されるようになったとき、信号”1″を出
力する。この比較器27の出力はインバータ28で反転
され、アンド回路22の他の入力に加わる。従って、ア
ンド回路22に加わるインバータ28の出力信号は、通
常゛1″であり、比較器26の出力信号II I I+
がセグメントカウンタ21に与えられることを可能にす
るが、最終セグメントが読み出されているときは“O″
となり、アント回路22を不動作にし、セグメントカウ
ンタ21のカランI・動作をストップする。これにより
、セグメントカウンタ21の出力5EGNは最終セグメ
ントの番号を維持する。従って、最終セグメントの波形
の繰返し回数は制限されず、発音終了まで繰返し読み出
すことが可能である。
加算器29はスタートアドレスメモリ18から読み出さ
れたスタートアドレスデータとアドレスカウンタ15か
ら読み出されたアドレス信号ADとを加算し、波形メモ
リ10から読み出すべき波形サンプル点データを絶対ア
ドレスで指定するアドレスデータAADを出力し、これ
を波形メモリ10に入力する。
以上の構成により、順番に切換えて読み出されるべき主
波形AT、FW1〜FW3・・・の間に各つなぎ波形c
w1〜cw3・・・に対応する複数個のつなぎ波形セグ
メントCW11〜cw35・・・を介在させる順序で、
波形メモリ10から各波形のデータが順次読み出され、
しかも個々の波形は繰返し回数メモリ20に設定された
回数だけ繰返し読み出される。すなわち、まず、押鍵開
始時にキーオンパルスKONPが発生されると、各カウ
ンタ15,21.25がリセットされ、セグメントカウ
ンタ21から出力されるセグメント番号5EGNが「0
」となり、アタック部波形ATを指定する。これにより
、スタートアドレスメモ1月8からアタック部波形AT
のスタートアドレスを示すデータが読み出される。才た
、繰返し読出し回数が第1図(f)のように設定されて
いるとすると、繰返し回数「1」を示ずデータがメモリ
20から読み出される。また、エンドアドレスメモリ1
9からはアタック部波形ATのエンドアドレスを示すデ
゛−夕が読み出される。アドレスカウンタ15から発生
されるアドレス信号ADの値はノートクロックパルスN
CPに従って「0」から順次増加し、これが加算器29
でスタートアドレスに加算されることにより、スタート
アドレスから順次増加するアドレスデータAADが得ら
れる。このアドレスデータAADに応じて波形メモリ1
0からアタック部波形ATのデータが順次読み出される
アドレス信号ADがエンドアドレスに一致すると、比較
器17の出力が信号”1″′となり、繰返し回数カウン
タ25を1カウントアツプしてその内容を「1」にする
と共にアドレスカウンタ15をリセットする。するさ、
メモリ20から読み出された繰返し回数データ「1」と
カウンタ25のカランI・値「1」が一致し、比較器2
3の出力が信号II I I+となり、繰返し回数カウ
ンタ25をリセントすると共にセグメントカウンタ21
を1カウントアツプしてその内容を「1」にする。こう
してカウンタ21から出力されるセグメント番号5EG
Nが「0」から「1」に切換わり、複数周期から成るア
タック部波形ATは1回だけ読み出され、次に読み出さ
れるべき波形として第1のつなぎ波形cw1に対応する
第1のセグメン1−CWj1が指定される。以下同様の
手順で波形の読み出しと切換え制御が行われ、第1図(
f)の場合は、アタック部波形ATを1回読み出した後
は、第1のつなぎ波形セグメントCW11をL回繰返し
読み出し、その後つなぎ波形セグメントCW12〜cw
15を夫々L回づつ繰返し読み出し、その後第1のフレ
ーム波形FW1をN回繰返して読み出し、次に各つなぎ
波形セグメン)CW21〜cw25をL回づつ繰返し読
み出し、次にフレーム波形FW2をM回繰返して読み出
し、次に各つなぎ波形セグメントCW61〜cw35を
L回づつ繰返し読み出し、最後にフレーム波形FW3を
少なくとも発音終了まで繰返し読み出す。なお、以上か
ら明らかなように、符号14から29までの回路を含む
ブロックが波形メモリ10の読出し手段30として機能
する。
波形メモリ10から読み出された波形データは乗算器3
1に与えられ、エンベロープ発生器32から与えられる
エンベロープ波形信号が乗算される。エンベロープ発生
器32は、キーオン信号KON及び音色選択情報TCに
基づき、アタツク、ディケイ等の特性を持つエンベロー
プ波形信号を発生する。波形メモリ10に記憶したアタ
ック部波形ATが予めアタックエンベロープが付与され
たものである場合は、このエンベロープ発生器32から
発生するエンベロープ波形信号の立上りは格別のアタッ
クカーブ特性を示さずに急激に立上るものであってよい
が、アタック部波形ATのピークレベルを一定レベルに
規格化したものを波形メモIJ 10に記憶した場合は
このエンベロープ波形信号は所定のアクツクカーブ特性
で立上るものとする。乗算器31の出力はディジクル/
アナログ変換器63でアナログ信号に変換され、サウン
ドシステム34に与えられる。
上記実施例では、エンドアドレスメモリ19に記憶する
エンドアドレスデータは相対アト1/スで表現されてい
るものとしたが、これは絶対アドレスで表現したもので
あってもよい。その場合は比較器17には相対的なアド
レス信号ADの代わりに絶対的なアドレスデータAAD
を入力するものとする。
上記実施例では、アタック部では複数周期から成るアタ
ック部波形ATを1回だけ読み出すようにしているが、
これに限らず、所定の1周期波形を所定回数繰返し読み
出すようにしてもよい。また、アタック部についてもこ
の発明による楽音信号発生方法を適用して楽音信号を発
生するようにしてもよい。
また、波形メモリ10を読み出すための読出し手段60
は、第2図のようなディスクリ−1・型回路から成るも
のに限らず、マイクロコンピュータを用いたソフトウェ
アプログラムによって実施してもよい。
なお、アタック部波形AT、フレーム波形FWl〜FW
3、つなぎ波形セグメントCW11〜CW35のすべて
が1周期波形から成る場合は、エンドアドレスはすべて
共通であるため、エンドアドレスメモリー9と比較器1
7が不要であり、アドレスカウンター5のモジュロ数を
1周期分のアドレス数とし、そのキャリイアウド信号に
よって繰返し回数カウンタ25をカウントアツプするよ
うにすればよい。その場合、アタック部波形ATの繰返
し回数は1ではなく適宜の数とする。
上記実施例において、繰返し読み出すべき主波形つまり
フレーム波形FW1〜FW3・・・は、それぞれ任意の
周期に設定できるものであり、1周期波形から成るもの
に限らず、これは2周期以上期あるいは工周期等1周期
未満の波形であってもよい。1周期未満の波形を記憶し
た場合は、通常知られているように、位相反転あるいは
逆方向読出し等の手法により1周期波形として読み出し
、これを繰返す。これはつなぎ波形セクメントCW11
〜cw35についても同様である。
主波形及びつなぎ波形を準備する際の基となる原波形は
自然楽器音をサンプリングしたものに限らず、シンセサ
イザ等によって人工的に作られた音の波形など、その他
どんな波形でもよい。また、原波形を準備せずに、各主
波形を適宜に作成するようにしてもよい。
合鍵(各音高)毎に別々に、あるいは所定の鍵域(音域
)毎に別々に、主波形及びつなぎ波形セグメントを波形
メモリに記憶し、発生すべき楽音の音高(又は音域)に
応じてそれらを選択して読み出すようにしてもよい。
また、波形メモリに記憶する波形データの符号化方式は
PCM方式に限らず、差分PCM方式、デルタ変調(D
M)方式、適応デルタ変調(ADM)方式などどのよう
な方式であってもよい。その場合、適宜の復号回路を波
形メモリの出力側に設けるものとする。
第2図では単音電子楽器が示されているが、複音電子楽
器においてもこの発明を適用することができる。その場
合、各カウンタ15,21.25が複数チャンネルで時
分割的に動作し得る構成とすればよい。また、この発明
は合鍵に対応する音階音を発生する場合に限らず、リズ
ム音その他の可聴音の発生に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る楽音信号発生方法の一実施例を
説明するためのものであって、各ステップにおいて準備
する波形の一例及びメモリ記憶形式の一例及び読み出し
形式の一例を模式的に示す図、 第2図は同方法を実施した電子楽器の一構成例を示すブ
ロック図、である。 AT ・アタック部波形、FW1〜FW3  フレーム
波形、cw1〜cw3  つなぎ波形、cwl 1〜c
w35  つなぎ波形セグメンI・、10・波形メモリ
、11 音色選択回路、12 鍵盤、30読出し手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 所定の順序で切換えて読み出されるべき複数の主波形を
    準備すること、 切換え順序が相前後する2つの前記主波形の間をつなぐ
    ための、複数周期から成るつなぎ波形を、相前後する各
    2つの主波形の組合せに対応して夫々準備すること、 前記つなぎ波形から所定周期単位の波形を複数個取り出
    して、所定周期から成るつなぎ波形セグメントを、1つ
    のつなぎ波形につき複数個準備すること、 前記準備された主波形のデータとつなぎ波形セグメント
    のデータをメモリに記憶すること、相前後して読み出さ
    れるべき2つの前記主波形の間にそれに対応する複数個
    の前記つなぎ波形セグメントを介在させる順序で、先行
    する主波形のデータを所定回数繰返し読み出した後、前
    記各つなぎ波形セグメントのデータを所定回数づつ繰返
    しながら順次読み出し、続いて後続する主波形のデータ
    を所定回数繰返し読み出すこと、 から成り、前記読み出しに基づき楽音信号を発生するよ
    うにした楽音信号発生方法。
JP60224952A 1985-10-11 1985-10-11 楽音信号発生方法 Pending JPS6286394A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60224952A JPS6286394A (ja) 1985-10-11 1985-10-11 楽音信号発生方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60224952A JPS6286394A (ja) 1985-10-11 1985-10-11 楽音信号発生方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6286394A true JPS6286394A (ja) 1987-04-20

Family

ID=16821762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60224952A Pending JPS6286394A (ja) 1985-10-11 1985-10-11 楽音信号発生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6286394A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62247398A (ja) * 1986-04-17 1987-10-28 株式会社河合楽器製作所 電子楽器
JPH02213899A (ja) * 1989-02-15 1990-08-24 Casio Comput Co Ltd 楽音信号発生装置
JPH0413193A (ja) * 1990-05-02 1992-01-17 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 楽音発生装置
JP2007183442A (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Yamaha Corp 楽音合成装置及びプログラム
JP2009216904A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Yamaha Corp 電子音楽装置、プログラム
JP2010204365A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 Yamaha Corp 波形データの形成方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5643700A (en) * 1979-09-19 1981-04-22 Nippon Telegraph & Telephone Voice synthesizer
JPS60147793A (ja) * 1984-01-12 1985-08-03 ヤマハ株式会社 楽音信号発生装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5643700A (en) * 1979-09-19 1981-04-22 Nippon Telegraph & Telephone Voice synthesizer
JPS60147793A (ja) * 1984-01-12 1985-08-03 ヤマハ株式会社 楽音信号発生装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62247398A (ja) * 1986-04-17 1987-10-28 株式会社河合楽器製作所 電子楽器
JPH02213899A (ja) * 1989-02-15 1990-08-24 Casio Comput Co Ltd 楽音信号発生装置
JPH0413193A (ja) * 1990-05-02 1992-01-17 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 楽音発生装置
JP2007183442A (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Yamaha Corp 楽音合成装置及びプログラム
JP2009216904A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Yamaha Corp 電子音楽装置、プログラム
JP2010204365A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 Yamaha Corp 波形データの形成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2571911B2 (ja) 楽音信号発生装置
JPH0772829B2 (ja) 電子楽器におけるパラメ−タ供給装置
US4026180A (en) Electronic musical instrument
JPS5919356B2 (ja) 電子楽器
JPH0412476B2 (ja)
JPH03282498A (ja) 楽音発生装置
US4939973A (en) Tone signal generation device having waveshape changing means
JPS6286394A (ja) 楽音信号発生方法
US5290965A (en) Asynchronous waveform generating device for use in an electronic musical instrument
JPS61204696A (ja) 楽音信号発生装置
JP2915452B2 (ja) 楽音発生装置
JPH0318197B2 (ja)
JPH0422275B2 (ja)
JPS6278599A (ja) 楽音信号発生装置
JPS61124994A (ja) 楽音信号発生装置
JPS6048760B2 (ja) 電子楽器におけるノ−トクロック発生装置
JPS623299A (ja) 楽音信号発生方法
JP2728087B2 (ja) 楽音信号発生装置
JPH0243196B2 (ja)
JPH06250662A (ja) 波形データ生成方法及び波形データメモリ
US5817964A (en) Electronic musical instrument and method for storing a plurality of waveform sampling data at a single address
JP2970438B2 (ja) 波形メモリ型楽音発生装置
JP2950893B2 (ja) 楽音信号発生装置
JPS61120199A (ja) 楽音発生装置
JP3862839B2 (ja) 波形圧縮伸長装置