JPH03282498A - 楽音発生装置 - Google Patents

楽音発生装置

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JPH03282498A
JPH03282498A JP2081187A JP8118790A JPH03282498A JP H03282498 A JPH03282498 A JP H03282498A JP 2081187 A JP2081187 A JP 2081187A JP 8118790 A JP8118790 A JP 8118790A JP H03282498 A JPH03282498 A JP H03282498A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えばシンセサイザ、電子ピアノ、電子オル
ガン等の電子楽器に用いられる楽音発生装置に関し、特
に波形メモリから楽音波形データを読出す際の補間を簡
単に行うようにした楽音発生装置に関する。
(従来の技術) 従来、電子楽器等に用いられる楽音発生装置(音源回路
)には、種々の音色に応じた複数の楽音波形データを記
憶する波形メモリを備えている。
そして、この波形メモリから、例えばパネルスイッチで
指定された音色に応じた楽音波形データを、鍵盤で指定
された音高に応じた速度で読出すことにより楽音波形を
再生し、これを音響回路に供給することにより放音する
ようになっている。
このような楽音発生装置においては、波形メモリの容量
にも制限があることから、1つの音色に対しては、一定
長の複数周期楽音波形データを記憶し、発音時はこの楽
音波形データを繰り返し読出すことにより持続する楽音
波形を生成するようになっている。また、音高は波形メ
モリから楽音波形データを読出す速度により制御できる
が、読出速度を音高に応じて可変にすると回路が複雑に
なることから、実際には、波形メモリ空間中において、
読出速度に対応した位置をサンプリングし、当該サンプ
リング位置が楽音波形データの記憶位置に一致しない時
は補間を行って楽音波形データを生成し、これにより楽
音波形を発生するようになっている。
第7図は、波形メモリに楽音波形データ(波形A及び波
形B)が連続して格納されている様子を示すものである
。すなわち、図中の黒丸が波形メモリに記憶されている
データを示し、横軸の各アドレス(整数)に対応して楽
音波形データが記憶されている。そして、1つの波形を
構成する楽音波形データのうち楽音の立ち上がり部分以
外の繰り返して読出す範囲はループトップLT及びルー
プエンドLEの各アドレスによって規定されている。第
7図の例は、繰り返すべき楽音波形のみで構成される楽
音波形データ(楽音の立ち上がり部分がない楽音波形デ
ータ)が連続して格納されている場合を示しており、波
形AはLT、とLE、とにより、波形BはLT2とLE
2とによってそれぞれ繰り返して読出す範囲が指定され
るようになっている。この場合、波形AのLE、は繰り
返しの終わりを判断するなめにのみ用いられ、実際のデ
ータは不要なことがら、次の波形BのLT、と同じアド
レスに定義している。
このような形態で楽音波形データが記憶された波形メモ
リから所定の速度で各アドレスの内容を順次読出して放
音すると、所定音高の楽音が得られる。一方、同じ音色
で上記所定音高より低い音を放音する場合は、同じ楽音
波形データを、図示するようにサンプリング点(図中、
「↑」印で示す点)のピッチをアドレス間隔より狭くし
て上記所定速度で読出す。この際、サンプリング点は記
憶アドレスに一致しないので、補間により楽音波形デー
タを算出する。同様に、同じ音色で上記所定音高より高
い音を放音する場合は、同じ楽音波形データを、サンプ
リング点のピッチをアドレス間隔より広くして所定の速
度で読出しつつ補間する。
第8図は、このような補間の方法を示すものである。す
なわち、サンプリング点となる続出アドレスΣaが小数
部を含む場合は、その読出アドレスΣaに最も近い2つ
の整数rinJ及びr int+I Jで示されるアド
レスの記憶内容の差(傾き)に応じて、読出アドレスΣ
aの記憶内容となるべき値を算出し、これを楽音波形デ
ータ値とする。
第9図は補間をとりながら楽音波形データを繰り返し読
出す回路(図示しない)の動作をフローチャートで示し
たものである。
まず、現在の読出アドレスΣaに周波数ナンバーωを加
算して次の読出アドレスΣaを算出する(ステップ51
1)。ここで、読出アドレスΣaは小数部を含み、整数
部が波形メモリに対するアドレスとなり、小数部が補間
処理時の変位量として用いられる。また、周波数ナンバ
ーωも小数部を含み、これにより波形メモリ空間内のサ
ンプリングピッチを決定し、キーナンバーに応じた読出
速度相当を実現するようになっている。
次いで、ループエンドLEから次読出アドレスΣaを減
算して差Δを求め(ステップ512)、この差Δがゼロ
より大きいか否かを調べる(ステップ813)。そして
、第7図に示すように、差Δがゼロより大きければ、つ
まりサンプリング位置がループエンドLEを越えていな
ければLEから差Δを減算して現読出アドレスΣaを復
元する(ステップ514)。一方、差Δがゼロより小さ
ければ、つまりサンプリング位置がループエンドLEを
越えていればループトップLTがち差Δを減算して現読
出アドレスΣaとする(ステップ515)。
これにより、現読出アドレスΣaは波形メモリの先頭へ
ラウンドするようになっている。
次に、上記で算出しな現読出アドレスΣaの整数部を取
り出して読出アドレス整数部に1としくステップ516
)、この読出アドレス整数部に1に「1」を加えて補間
用整数アドレスに2とする(ステップ517)、そして
、補間用整数アドレスに2がループエンドLEと等しい
か否かを調べ(ステ・ンプ518)、等しければ現読出
アドレスΣaがrLE−1≦Σa<LEJの範囲にある
ことになるので、補間用整数アドレスに2としてループ
トップアドレスLTを用いる(ステップ519)、次い
で、第8図で示した補間処理を行う(ステップ520)
、これにより、ループエンドからループトップへ連続し
て楽音波形データを読出すことができ、放音される楽音
もスムーズに連続したものが得られる。
しかしながら、上記音源回路において波形メモリから楽
音波形データを繰り返して読出す際は、補間用整数アド
レスが最終アドレス(ループエンド)と等しくなるか否
かを常にチエツクしつつ楽音波形データの読出を行う必
要があるので回路規模が大きくなり、また装置が高価に
なるという欠点があった。
(発明が解決しようとする課題) この発明は、上記したように従来の音源回路では、波形
メモリから楽音波形データを繰り返して読出す際は、補
間用整数アドレスが最終アドレス(ループエンド)と等
しくなるか否かを常にチエツクしつつ楽音波形データの
読出を行う必要があるので、回路規模が大きくなり、ま
た装置が高価になるという欠点を解消するためになされ
たもので、補間のための回路規模を小さくでき、したが
って、装置を安価にすることのできる楽音発生装置を提
供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明の楽音発生装置は、楽音波形データを記憶した
波形メモリを有し、該波形メモリの任意の第1の整数ア
ドレスから任意の第2の整数アドレスの1つ前の整数ア
ドレスの間を、小数を含む読出アドレスで繰り返し読出
し、前記読出アドレスの整数部及び補間用整数アドレス
の記憶内容と前記読出アドレスの小数部とに応じて補間
する補間手段により楽音波形を発生する楽音発生装置に
おいて、前記第2の整数アドレスには前記第1の整数ア
ドレスに記憶された楽音波形データと同一の楽音波形デ
ータを記憶した波形メモリと、前記読出アドレスが前記
第2の整数アドレスの1つ前の整数アドレスと前記第2
の整数アドレスとの間を指定している場合に、前記第2
の整数アドレスの1つ前の整数アドレスに記憶された楽
音波形データと前記第2の整数アドレスに記憶された楽
音波形データとを用いて補間を行う制御手段とを具備し
たことを特徴とする。
(作用) 本発明は、波形メモリに楽音波形データを記憶する際、
繰り返し読出す部分については、任意の第1の整数アド
レスから任意の第2の整数アドレスの1つ前の整数アド
レスまでの範囲に記憶し、かつ第2の整数アドレスには
第1の整数アドレスに記憶したものと同じ楽音波形デー
タを記憶し、次の波形の楽音波形データは、第2の整数
アドレスの次の整数アドレスから記憶する。そして、小
数を含む読出アドレスで楽音波形データを繰り返し読出
して補間する際は、上記読出アドレスが第2の整数アド
レスの1つ前の整数アドレスと第2の整数アドレスとの
間に有るか否かとは無関係に、例えば上記読出アドレス
の整数部及びこれに続く補間用整数アドレスに記憶され
ている各楽音波形データを用いて読出アドレスの小数部
の値に応じて補間を行うことができる。
これにより、上記読出アドレスが第2の整数アドレスの
1つ前の整数アドレスと第2の整数アドレスとの間にあ
っても補間用整数アドレスがループエンドを越えたか否
かを判断する必要がなく、波形メモリに楽音波形データ
を記憶するに際して、従来の記憶方法より1ワ一ド余分
にメモリを使用するだけで、ループエンドの判断をする
ための71−ドウエアが不要になって回路規模が小さく
なり、したがって、安価な装置を実現できるものとなっ
ている。
(実施例) 第3図は、本発明に係る楽音発生装置を適用した電子楽
器の全体的な構成を示す概略ブロック図である。
図において、1は鍵盤スイッチ群であり、鍵盤と各々の
鍵の押下の状態を検知するためのキースキャン回路とを
含むものである。
2はパネルスイッチ群であって、電源スイ・ンチ、モー
ド指定スイッチ、メロディ選択スイ・ンチ、リズム選択
スイッチ等を備えている。各スイ・ンチのセット状態は
、上記鍵盤スイッチ群1と同様に、内部に含まれるパネ
ルスキャン回路によって検知されるようになっている。
3はスイッチインタフェースであり、上記鍵盤スイッチ
群1及びパネルスイッチ群2の状態を調べ、オン(ON
)状態になっているパネルスイ・ノチデータ、新たにオ
ン状態になった鍵盤コードとタッチ、及び新たにオフ状
態になった鍵盤コードを出力するものである。なお、上
記タッチ情報は、図示しない周知のタッチ検出回路で生
成されるようになっている。
4は中央処理装置(CPU)であり、読出専用記憶装置
(ROM)5のプログラムメモリ部に記憶されたプログ
ラムに従って当該電子楽器の各部を制御するものである
上記ROM5は、CPU4を動作させるプログラムの他
、音色データ、その他の種々の固定データを含んでいる
7は本発明の特徴であるところの音源回路であり、波形
メモリ8が接続されるようになっている。
この音源回路7及び波形メモリ8の詳細については後述
する。
上記スイッチインタフェース3、CPU4、ROM5及
び音源回路7は、システムバス11を介して相互に接続
されるようになっている。
また、上記音源回路7から出力されるデジタル楽音信号
は、D/A変換器9に送出されるようになっている。D
/A変換器9は、入力されたデジタル楽音信号をアナロ
グ楽音信号に変換するものである。このD/A変換器9
で変換されたアナログ楽音信号は、音響回路10に供給
されるようになっている。音響回路10は、入力された
電気信号としてのアナログ楽音信号を音響信号に変換す
るもので、例えばスピーカやヘッドホン等に代表される
音響発生手段により放音するものである。
第1図は、波形メモリ8と音源回路7とをさらに詳細に
示すブロック図である。
波形メモリ8には、第4図に示すように、立ち上がり部
分の特定区間8aとそれに続く繰り返し区間8bとが記
憶されている。そして、楽音波形データを読出して発音
する際は、まず矢印■で示すように特定区間8a及び繰
り返し区間8bが連続して読出され、次いで矢印■で示
す繰り返し区間8bのみが読出され、以下、矢印■で示
すように繰り返し区間8bのみが繰り返して読み出され
るようになっている。また、この繰り返し区間は、ルー
プトップLT及びループエンドLEとによって定義され
、LTとLEとには同じ楽音波形データが記憶される。
第5図は、上記繰り返し区間8bの記憶状態を、楽音波
形のイメージで表したものである。同図に示すように、
繰り返し区間8bのループトップLTとループエンドL
Eとには、同一の楽音波形データW1が記憶される。
第6図は、他の楽音波形データの記憶方法を示すもので
ある。すなわち、同図(a)に示すように、立ち上がり
部分の特定区間8aとそれに続く繰り返し区間8bを用
いて格納する楽音波形データを生成するのは上記第4図
に示した場合と同じであるが、繰り返し区間8bをさら
に2つの区間8c  8dに等分し、第6図(b)に示
すように、区間8cは重み付けによりフェードインにな
るように振幅を調整し、区間8dは重み付けによりフェ
ードアウトになるように振幅を調整する。そして、同図
(c)に示すように、上記フェードイン及びフェードア
ウトする各楽音波形データを加算してクロスフェードす
る楽音波形データを作成する。
次いで、同図(d)に示すように、クロスフェードする
楽音波形データの先頭番地をループトップLTとし、そ
の内容と同一の楽音波形データを最後尾に付加してルー
プエンドLEとする。このようにして作成した楽音波形
データを同図(e)に示すように連結し、波形メモリ8
に格納する。
次に、音源回路7の構成を第1図を参照しながら説明す
る。なお、上記波形メモリ8には、上述した楽音波形デ
ータの他、エンベロープデータも格納されているものと
する。
加算器20は、アドレス計算回路21で計算した現読出
アドレスΣaとCPU4から与えられる周波数ナンバー
ωとを加算するものである。この加算器20で加算され
た結果はアドレス計算回路21に供給され累積記憶され
る。アドレス計算回路21は、LTレジスタ22及びL
Eレジスタ23にセットされている各アドレス値に応じ
て、繰り返し読出しの制御を行うものである。このアド
レス計算回路21で計算された続出アドレス整数部に、
及び補間用整数アドレスに2は波形メモリ8に供給され
る。また、読出アドレスΣaは補間回路24にも供給さ
れるようになっている。
補間回路24は、読出アドレス整数部に、、補間用整数
アドレスに2に応じて波形メモリ8から読出された楽音
波形データと現読出アドレスΣaとにより補間をとり、
この結果を波形発生回路25に供給するようになってい
る。
波形発生回路25は、補間口M@24からのデータに基
づき波形信号を発生し、乗算器27に供給するようにな
っている。
一方、エンベロープ発生回路26は、波形メモリ8から
読出されたエンベロープデータに基づいてエンベロー1
信号を発生し、乗算器27に供給するようになっている
乗算器27は波形発生回路25からの楽音波形信号とエ
ンベロープ発生回路26からのエンベロープ信号を乗算
することによりエンベロープ信号が付加された楽音信号
を発生するものである。この楽音信号はD/A変換器9
でアナログ信号に変換され、音響回路10で放音される
ようになっている(第1図参照)。
次に、上記のような構成において、本発明の実施例の動
作を説明する。第2図は補間をとりながら楽音波形デー
タを繰り返し読出す音源回路の動作をフローチャートで
示したものである。
まず、加算器20において、アドレス計算回路21から
出力される現在の読出アドレスΣaにCPL14から出
力される周波数ナンバーωを加算して次の読出アドレス
Σaを算出し、アドレス計算回路21の内部レジスタ(
図示しない)に記憶する(ステップSl)。上記続出ア
ドレスΣaは、上述したように、小数部を含んでおり、
整数部が波形メモリ8に供給されて楽音波形データを読
出すためのアドレスとなり、小数部が補間回路24に供
給されて補間処理時の変位量として用いられる。また、
周波数ナンバーωも小数部を含んでいることは上述した
通りである。
次いで、LEレジスタ22にセットされているループエ
ンドLE値から、ステップS1で求めた次読出アドレス
Σaを減算して差Δを求める(ステップS2)。そして
、この差Δがゼロより大きいか否かを調べ(ステップS
3)、差Δがゼロより大きければ、つまりサンプリング
位置がループエンドLEを越えていなければLEから差
Δを減算して現読出アドレスΣaを復元する(ステップ
S4)。一方、差Δがゼロより小さければ、つまりサン
プリング位置がループエンドLEを越えていればループ
トップLTから差Δを減算して現読出アドレスΣaとす
る(ステップS5)、これにより、現読出アドレスΣa
は波形メモリ8の先頭へラウンドするようになっている
次に、上記ステップS4又はS5で算出しな現読出アド
レスΣaの整数部を取り出して読出アドレス整数部に1
としくステップS6)、この読出アドレス整数部に1に
「1」を加えて補間用整数アドレスに2とする(ステッ
プS7〉0次に、上記現続出アドレスΣa、読出アドレ
ス整数部K及び補間用整数アドレスに2を用いて、補間
回路24で補間処理を実行する(ステップS8)。
この際、現読出アドレスΣaが LE−1≦Σa<LE−(1) の範囲にあれば、読出アドレス整数部に、としてrLE
−1」を、補間用整数アドレスに2としてrLEJを用
いて補間処理を行う。しかしながら、LEにはLTと同
じ内容が記憶されているので、結果として読出アドレス
整数部に1としてrLE−1」を、補間用整数アドレス
に2としてr LTJを用いて補間処理を行うことにな
る。これにより、ループエンドからループトップへ連続
して楽音波形データを読出すことができ、放音される楽
音もスムーズに連続したものが得られる。
このように構成することにより、第2図に示した本発明
の処理と、第9図に示した従来例で説明した処理とを比
較してみるに、本発明では従来のステップS18及びS
19で示したハードウェアが不要になることになる。
以上のように、波形メモリ8に楽音波形データを記憶す
る際、ループトップLTで示される整数アドレスからル
ープエンドLEて示される整数アドレスの1つ前の整数
アドレスrLE−1,までの範囲に記憶し、ループエン
ドLEの整数アドレスにはループトップLTの整数アド
レスに記憶したものと同じ楽音波形データを記憶し、次
の波形の楽音波形データは、ループエンドLEの整数ア
ドレスの次の整数アドレスから記憶し、楽音波形データ
を繰り返し読出して補間する際は、補間するためのアド
レスがループエンドを越えたか否かを判断することなく
補間できるようにしたので、波形メモリ8に楽音波形デ
ータを記憶するに際して、従来の記憶方法より1ワ一ド
余分にメモリを増やすだけで、ループエンドの判断をす
るためのハードウェアが不要になって回路規模が小さく
なり、したがって、安価な装置を実現できるものとなっ
ている。
[発明の効果コ 以上詳述したように、この発明によれば補間のための回
路規模を小さくでき、したがって、装置を安価にするこ
とのできる楽音発生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は楽音発生装置(音源回路)の構成を示すブロッ
ク図、第2図は楽音発生装置の動作を説明するためのフ
ローチャート、第3図は電子楽器の全体の構成を概略的
に示すブロック図、第4図は原波形の一部の楽音波形デ
ータを波形メモリに格納した状態及び読出し動作を説明
するための図、第5図は波形メモリに記憶された楽音波
形データを波形イメージで示した図、第6図は原波形の
一部をクロスフェードした楽音波形データを波形メモリ
に格納した状態を説明するための図であり、第7図ない
し第9図は従来の楽音発生装置を説明するための図であ
り、第7図は波形メモリに記憶された楽音波形データの
状態及び読出し動作を説明するための図、第8図は補間
処理を説明するための図、第9図は楽音発生装置の動作
を説明するためのフローチャートである。 7・・音源回路、8・・・波形メモリ、20 加算器、
21・・アドレス計算回路(制御手段)、22・・LT
レジスタ、23・・・LEレジスタ、24・・・補間回
路(補間手段、制御手段)、25・・波形発生回路、2
6・・・エンベロープ発生回路、27 乗算器、Σa・
・・読出アドレス、LT  ループトップ(第1の整数
アドレス)、LE・・ループエンド(第2の整数アドレ
ス)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 楽音波形データを記憶した波形メモリを有し、該波形メ
    モリの任意の第1の整数アドレスから任意の第2の整数
    アドレスの1つ前の整数アドレスの間を、小数を含む読
    出アドレスで繰り返し読出し、前記読出アドレスの整数
    部及び補間用整数アドレスの記憶内容と前記読出アドレ
    スの小数部とに応じて補間する補間手段により楽音波形
    を発生する楽音発生装置において、 前記第2の整数アドレスには前記第1の整数アドレスに
    記憶された楽音波形データと同一の楽音波形データを記
    憶した波形メモリと、 前記読出アドレスが前記第2の整数アドレスの1つ前の
    整数アドレスと前記第2の整数アドレスとの間を指定し
    ている場合に、前記第2の整数アドレスの1つ前の整数
    アドレスに記憶された楽音波形データと前記第2の整数
    、アドレスに記憶された楽音波形データとを用いて補間
    を行う制御手段と を具備したことを特徴とする楽音発生装置。
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