JPH0413193A - 楽音発生装置 - Google Patents
楽音発生装置Info
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- JPH0413193A JPH0413193A JP2115258A JP11525890A JPH0413193A JP H0413193 A JPH0413193 A JP H0413193A JP 2115258 A JP2115258 A JP 2115258A JP 11525890 A JP11525890 A JP 11525890A JP H0413193 A JPH0413193 A JP H0413193A
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- waveform
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- musical
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- 238000013016 damping Methods 0.000 claims 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 abstract description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
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- 230000002459 sustained effect Effects 0.000 description 6
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 2
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- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
- G10H7/00—Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs
- G10H7/008—Means for controlling the transition from one tone waveform to another
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、例えば電子キーボード、電子ピアノ、シンセ
サイザー等に用いられる楽音発生装置に関し、特にあら
かじめメモリに記憶した楽音波形データを繰り返し読出
すことによって楽音を発生するようにした楽音発生装置
に関する。
サイザー等に用いられる楽音発生装置に関し、特にあら
かじめメモリに記憶した楽音波形データを繰り返し読出
すことによって楽音を発生するようにした楽音発生装置
に関する。
(従来の技術)
従来、波形メモリに記憶した楽音波形データを順次読出
して発音することにより楽音を発生する楽音発生装置が
知られている。
して発音することにより楽音を発生する楽音発生装置が
知られている。
このような楽音発生装置は、楽音の立ち上がり部分から
終了までの全波形をあらかじめ波形メモリに記憶してお
き、これを先頭から順次読出すこζにより持続する楽音
を得るものがある。しかし、この方式を採用する楽音発
生装置は膨大なメモリ容量を必要とし、装置が高価にな
るという欠点があった。そこで、楽音の立ち上がり部分
から所定区間の複数周期波形を波形メモリに記憶してお
き、上記所定区間の先頭から読出しを開始し、最後才で
読出したら該所定区間の終端部の特定区間を繰り返し読
出すことによって持続する楽音を得るものがある。
終了までの全波形をあらかじめ波形メモリに記憶してお
き、これを先頭から順次読出すこζにより持続する楽音
を得るものがある。しかし、この方式を採用する楽音発
生装置は膨大なメモリ容量を必要とし、装置が高価にな
るという欠点があった。そこで、楽音の立ち上がり部分
から所定区間の複数周期波形を波形メモリに記憶してお
き、上記所定区間の先頭から読出しを開始し、最後才で
読出したら該所定区間の終端部の特定区間を繰り返し読
出すことによって持続する楽音を得るものがある。
しかしながら、この方式を採用するものは、終端部特定
区間の波形データを繰り返し読み出す際、正確に所定周
期で連続して読出すのは困難であり、例えば第8図(1
周期で繰り返し読出す場合を示している)に示すように
、繰り返し部分で不連続部分Nが発生する。このような
不連続部分Nが発生するとつながりが不自然になるとと
もに、たとえ正弦波であっても、第9図の周波数特性図
に示すように、不要な高次倍音が多数発生し、高音質の
楽音が得られないという欠点があった。
区間の波形データを繰り返し読み出す際、正確に所定周
期で連続して読出すのは困難であり、例えば第8図(1
周期で繰り返し読出す場合を示している)に示すように
、繰り返し部分で不連続部分Nが発生する。このような
不連続部分Nが発生するとつながりが不自然になるとと
もに、たとえ正弦波であっても、第9図の周波数特性図
に示すように、不要な高次倍音が多数発生し、高音質の
楽音が得られないという欠点があった。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は、上記したように楽音の立ち土がり部分から所
定区間の複数周期波形を波形メモリに記憶しておき、上
記所定区間の先頭から読出しを開始し、最後まで読出し
たら該所定区間の終端部の特定区間を繰り遅し読出すこ
とによって持続する楽音を得る方式を採用するものは、
終端部特定区間の所定周期の波形データを繰り返し読み
出す際、正確に所定周期で連続して読出すのは困難であ
り、繰り返し部分で不連続部分が発生し、つながりが不
自然になるとともに、不要な高次倍音が多数発生して高
音質の楽音が得られないという欠点を解消するためにな
されたもので、終端部特定区間の所定周期の波形を繰り
返し読み出す際にも繰り返し部分で不連続な部分が発生
せず、したがって楽音のつながりが自然になるとともに
不要な高次倍音の発生を防止することができ、高音質の
楽音が得られる楽音発生装置を提供することを目的とす
る。
定区間の複数周期波形を波形メモリに記憶しておき、上
記所定区間の先頭から読出しを開始し、最後まで読出し
たら該所定区間の終端部の特定区間を繰り遅し読出すこ
とによって持続する楽音を得る方式を採用するものは、
終端部特定区間の所定周期の波形データを繰り返し読み
出す際、正確に所定周期で連続して読出すのは困難であ
り、繰り返し部分で不連続部分が発生し、つながりが不
自然になるとともに、不要な高次倍音が多数発生して高
音質の楽音が得られないという欠点を解消するためにな
されたもので、終端部特定区間の所定周期の波形を繰り
返し読み出す際にも繰り返し部分で不連続な部分が発生
せず、したがって楽音のつながりが自然になるとともに
不要な高次倍音の発生を防止することができ、高音質の
楽音が得られる楽音発生装置を提供することを目的とす
る。
[発明の楕−成]
(課題を解決するための手段)
本発明の楽音発生装置は、楽音の立ち上がり部分の波形
データと、この楽音の立ち上がり部分に連続する楽音の
定常部分の波形データとをあらかじめ記憶した波形メモ
リを備え、前記楽音の立ち上がり部分の波形データを1
回読出した後に前記楽音の定常部分の波形データを繰り
返し読出して楽音を発生する楽音発生装置であって、前
記波形メモリに記憶する波形データは、楽音の立ち上が
り部分の波形データと、これに続く楽音の定常部分の所
定区間に含丈れる波形データに減衰特性の重み付けを施
したものと、前記楽音の定常部分の任意区間の波形デー
タに基づいて合成した単周期の合成波形データを前記所
定区間に含丈れる波数と同数だけ連結して立ち上がり特
性の重み付けを施したものとを加えた波形データと、こ
れに続く前記単周期の合成波形データとでなることを特
徴とする。
データと、この楽音の立ち上がり部分に連続する楽音の
定常部分の波形データとをあらかじめ記憶した波形メモ
リを備え、前記楽音の立ち上がり部分の波形データを1
回読出した後に前記楽音の定常部分の波形データを繰り
返し読出して楽音を発生する楽音発生装置であって、前
記波形メモリに記憶する波形データは、楽音の立ち上が
り部分の波形データと、これに続く楽音の定常部分の所
定区間に含丈れる波形データに減衰特性の重み付けを施
したものと、前記楽音の定常部分の任意区間の波形デー
タに基づいて合成した単周期の合成波形データを前記所
定区間に含丈れる波数と同数だけ連結して立ち上がり特
性の重み付けを施したものとを加えた波形データと、こ
れに続く前記単周期の合成波形データとでなることを特
徴とする。
(作用)
本発明においては、波形メモリに楽音波形データを記憶
する際に、楽音の立ち上がり部分は原楽音の波形データ
をそのまま記憶し、楽音の立ち上がり部分に続く所定区
間は、原楽音の定常部分の所定区間に減衰特性の重み付
け、つまりフェードアウト処理を施したものと、原楽音
の定常部分の任意の区間の波形から合成した単周期の波
形データを上記所定区間分だけつなげて立ち上がり特性
の重み付け、つまりフェードイン処理を施したものとを
加算するクロスフェードミックスを行い、これに続く繰
り遅し読出される部分は上記単周期の合成波形データを
記憶するようにしている。そして、楽音を発生する際は
、上記楽音の立ち上がり部分及び所定区間を1回だけ読
出し、最後に単周期の波形データを繰り返し読出すこと
により持続する楽音を発生するようになっている。これ
により、楽音の立ち上がり部分から繰り返し読出し部分
への移行が円滑に行われるとともに、繰り返し読出す波
形データは合成波形データであるので不連続部分が発生
せず、したがって、発音される楽音に不自然さがなくな
り、また不要な高次倍音もなくなるので高音質の楽音が
得られるものとなっている。
する際に、楽音の立ち上がり部分は原楽音の波形データ
をそのまま記憶し、楽音の立ち上がり部分に続く所定区
間は、原楽音の定常部分の所定区間に減衰特性の重み付
け、つまりフェードアウト処理を施したものと、原楽音
の定常部分の任意の区間の波形から合成した単周期の波
形データを上記所定区間分だけつなげて立ち上がり特性
の重み付け、つまりフェードイン処理を施したものとを
加算するクロスフェードミックスを行い、これに続く繰
り遅し読出される部分は上記単周期の合成波形データを
記憶するようにしている。そして、楽音を発生する際は
、上記楽音の立ち上がり部分及び所定区間を1回だけ読
出し、最後に単周期の波形データを繰り返し読出すこと
により持続する楽音を発生するようになっている。これ
により、楽音の立ち上がり部分から繰り返し読出し部分
への移行が円滑に行われるとともに、繰り返し読出す波
形データは合成波形データであるので不連続部分が発生
せず、したがって、発音される楽音に不自然さがなくな
り、また不要な高次倍音もなくなるので高音質の楽音が
得られるものとなっている。
(実施例)
第1図は本発明に係る楽音発生装置を適用した電子楽器
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
図において、中央処理装置(以下、rCPU。
と略す)1は、読出専用メモリ(以下、FROM。
と略す)2のプログラムメモリ部に記憶されたプログラ
ムを、システムバス14を介して順次読出し実行するこ
とにより、この電子楽器の各部を制御するものである。
ムを、システムバス14を介して順次読出し実行するこ
とにより、この電子楽器の各部を制御するものである。
上記ROM2は、CPUIを動作させるプログラムの他
、音色データ、その他の種々の固定データを含んでいる
。
、音色データ、その他の種々の固定データを含んでいる
。
読出書込可能メモリ(以下、rRAMJという)3は、
ROM2に記憶されている所定のデータを転送記憶する
とともに、電子楽器を制御するための各種レジスタ及び
作業用のワーキング領域を有している。
ROM2に記憶されている所定のデータを転送記憶する
とともに、電子楽器を制御するための各種レジスタ及び
作業用のワーキング領域を有している。
キーボード4は、演奏者の押鍵・離鍵動作を伝える鍵盤
スイッチ群である。このキーボード4からのスイッチ情
報はタッチセンサ5に送られるようになっている。
スイッチ群である。このキーボード4からのスイッチ情
報はタッチセンサ5に送られるようになっている。
タッチセンサ5は、押鍵・離鍵された鍵盤を示すキーコ
ードと、押鍵の強さを示すタッチデータを周知のタッチ
検出回路で検出して入出力インタフェース6に送出する
ものである。
ードと、押鍵の強さを示すタッチデータを周知のタッチ
検出回路で検出して入出力インタフェース6に送出する
ものである。
パネル7は、電源スィッチ、モード指定スイッチ、音色
選択スイッチ、リズム選択スイッチ、各種効果スイッチ
等により構成されるスイッチ群である。このパネル7上
のスイッチはパネルスキャン回路(図示しない)により
その設定状態が検出され、パネルスイッチコードとして
入出力インタフェース6に送出されるようになっている
。
選択スイッチ、リズム選択スイッチ、各種効果スイッチ
等により構成されるスイッチ群である。このパネル7上
のスイッチはパネルスキャン回路(図示しない)により
その設定状態が検出され、パネルスイッチコードとして
入出力インタフェース6に送出されるようになっている
。
入出力インタフェース6は、押鍵・離鍵された鍵のキー
コードとタッチデータ、及びパネル7からのパネルスイ
ッチコードをシステムバス14を介してcputに送出
するものである。
コードとタッチデータ、及びパネル7からのパネルスイ
ッチコードをシステムバス14を介してcputに送出
するものである。
トーンジェネレータ8は、楽音信号生成の制御を行うも
のである。つまり、パネル7で指定された音色、及びキ
ーボード4の押鍵又は離鍵された鍵のキーコードに対応
した波形データを波形メモリ9から順次読出して持続す
る楽音を発生する制御を行うものである。このトーンジ
ェネレータ8の詳細については後述する。
のである。つまり、パネル7で指定された音色、及びキ
ーボード4の押鍵又は離鍵された鍵のキーコードに対応
した波形データを波形メモリ9から順次読出して持続す
る楽音を発生する制御を行うものである。このトーンジ
ェネレータ8の詳細については後述する。
波形メモリ9は、音色あるいは背高に対応した複数の波
形データを記憶するものであり、トーンジェネレータ8
からのアドレスデータに応じて1つの波形データが選択
され、順次読出されるものである。この波形メモリ9か
ら読出された波形データは楽音波形信号として乗算器1
1に供給されるようになっている。この波形メモリ9に
記憶する楽音波形データの詳細については後述する。
形データを記憶するものであり、トーンジェネレータ8
からのアドレスデータに応じて1つの波形データが選択
され、順次読出されるものである。この波形メモリ9か
ら読出された波形データは楽音波形信号として乗算器1
1に供給されるようになっている。この波形メモリ9に
記憶する楽音波形データの詳細については後述する。
エンベロープジェネレータ1oは、゛システムバス14
から送られてくるエンベロープデータに従って楽音波形
信号の振幅を制御するエンベロープ信号を発生するもの
である。このエンベロープジェネレータ10で発生され
たエンベロープ信号も乗算器11に供給されるようにな
っている。
から送られてくるエンベロープデータに従って楽音波形
信号の振幅を制御するエンベロープ信号を発生するもの
である。このエンベロープジェネレータ10で発生され
たエンベロープ信号も乗算器11に供給されるようにな
っている。
乗算器11は、上記波形メモリ9からの楽音波形信号と
エンベロープジェネレータ10からのエンベロープ信号
とを乗算し、エンベロープが付加された楽音信号を生成
する。これにより音の強弱が制御されて放音されるよう
になっている。このエンベロープが付加されたデジタル
楽音信号はD/A変換器12に供給されるようになって
いる。
エンベロープジェネレータ10からのエンベロープ信号
とを乗算し、エンベロープが付加された楽音信号を生成
する。これにより音の強弱が制御されて放音されるよう
になっている。このエンベロープが付加されたデジタル
楽音信号はD/A変換器12に供給されるようになって
いる。
D/A変換器12は、乗算器11が出力するデジタル楽
音信号をアナログ楽音信号に変換するものである。この
D/A変換器12の出力はサウンドシステム13に供給
されるようになっている。
音信号をアナログ楽音信号に変換するものである。この
D/A変換器12の出力はサウンドシステム13に供給
されるようになっている。
サウンドシステム13は、アンプ13a及びスピーカ又
はヘッドホン13bにより構成され、D/A変換器から
供給された電気信号としてのアナログ楽音信号を音響信
号に変換して放音するものである。
はヘッドホン13bにより構成され、D/A変換器から
供給された電気信号としてのアナログ楽音信号を音響信
号に変換して放音するものである。
第3図は波形メモリ9に記憶される1つの楽音波形デー
タの記憶形式を説明すための図である。
タの記憶形式を説明すための図である。
すなわち、1つの楽音波形データは、例えば16にワー
ドで構成され、スタートアドレスSAを先頭として楽音
の立ち上がり部分から繰り返し部分まで順次記憶される
ようになっている。ルーブト・lプアドレスLTは繰り
返し読出しを行う際の先頭アドレスであり、ループエン
ドアドレスLEは繰り返し読出を行う際の終端アドレス
である。そして、キーボード4の鍵の押下状態に対応し
た1つの持続する楽音を発生するときは、スタートアド
レスSAから楽音波形データの読出しを開始し、ループ
エンドアドレスLEに至ったらループトップアドレスL
Aに戻って読出を継続し、以下ループトップアドレスL
AとループエンドアドレスLEとの問を繰り返し読出す
ことにより持続す楽音を発生するようになっている。
ドで構成され、スタートアドレスSAを先頭として楽音
の立ち上がり部分から繰り返し部分まで順次記憶される
ようになっている。ルーブト・lプアドレスLTは繰り
返し読出しを行う際の先頭アドレスであり、ループエン
ドアドレスLEは繰り返し読出を行う際の終端アドレス
である。そして、キーボード4の鍵の押下状態に対応し
た1つの持続する楽音を発生するときは、スタートアド
レスSAから楽音波形データの読出しを開始し、ループ
エンドアドレスLEに至ったらループトップアドレスL
Aに戻って読出を継続し、以下ループトップアドレスL
AとループエンドアドレスLEとの問を繰り返し読出す
ことにより持続す楽音を発生するようになっている。
第4図は、本発明の特徴である波形メモリ9への楽音波
形データの記憶方法を説明すための図である。楽音波形
データの記憶は第3図に示した形式で行われる。
形データの記憶方法を説明すための図である。楽音波形
データの記憶は第3図に示した形式で行われる。
まず、同図(a)に示すような原楽音波形をPCMデー
タとして取り込む。そして、原楽音波形の立ち上がり部
分の区間Aと、それに続く持続音部分の区間Bを任意に
決定する。続いて、区間B以降の任意の区間Cを定め、
その区間Cの周波数特性(倍音レベルデータ)をFFT
(高速フーリエ変換)等によって得る。このようにして
得られたデータを基に波形を合成し、これをつなげて第
4図(b)に示すような合成波を得る。
タとして取り込む。そして、原楽音波形の立ち上がり部
分の区間Aと、それに続く持続音部分の区間Bを任意に
決定する。続いて、区間B以降の任意の区間Cを定め、
その区間Cの周波数特性(倍音レベルデータ)をFFT
(高速フーリエ変換)等によって得る。このようにして
得られたデータを基に波形を合成し、これをつなげて第
4図(b)に示すような合成波を得る。
次いで、区間Bの波形データに減衰特性、つまりフェー
ドアウト特性の重み付けを行い、また、同図(b)に示
す合成波の区間Bと同一区間で立ち上がり特性、つまり
フェードイン特性の重み付けを行う、この際、原楽音波
形の基本ピッチと合成波の基本ピッチは等しくする。こ
の重み付けを行った2つの波形データを加算し、第4図
<c>に示すように、いわゆるクロスフェードミックス
を行う。
ドアウト特性の重み付けを行い、また、同図(b)に示
す合成波の区間Bと同一区間で立ち上がり特性、つまり
フェードイン特性の重み付けを行う、この際、原楽音波
形の基本ピッチと合成波の基本ピッチは等しくする。こ
の重み付けを行った2つの波形データを加算し、第4図
<c>に示すように、いわゆるクロスフェードミックス
を行う。
波形メモリ9には、原楽音波形の立ち上がり部分Aと、
原楽音波形の区間Bと合成波とをクロスフェードミック
スした波形(区間D)と、さらに重み付けをされていな
い合成波1周期(区間E)を連続して記憶し、これを1
つの楽音波形データとする。そして、区間Aの先頭をス
タートアドレスSA、区間Eの先頭をループトップアド
レスLT、終端をループエンドアドレスLEとする。
原楽音波形の区間Bと合成波とをクロスフェードミック
スした波形(区間D)と、さらに重み付けをされていな
い合成波1周期(区間E)を連続して記憶し、これを1
つの楽音波形データとする。そして、区間Aの先頭をス
タートアドレスSA、区間Eの先頭をループトップアド
レスLT、終端をループエンドアドレスLEとする。
このようにして決定されたスタートアドレスSA、ルー
プトップアドレスLT及びループエンドアドレスLEは
、該楽音波形データに対応付けてROM2に記憶される
ようになっている。
プトップアドレスLT及びループエンドアドレスLEは
、該楽音波形データに対応付けてROM2に記憶される
ようになっている。
このようにして記憶された楽音波形データをスタートア
ドレスSAから順次読み出せば、最初に原楽音波形の立
ち上がり部分を発音し、続いてクロスフェード部分によ
ってスムーズに合成波に移行し、最後に重み付けされな
い合成波1波長を繰り返し読出すことによって不連続性
のない自然な持続音を得ることができるようになってい
る。
ドレスSAから順次読み出せば、最初に原楽音波形の立
ち上がり部分を発音し、続いてクロスフェード部分によ
ってスムーズに合成波に移行し、最後に重み付けされな
い合成波1波長を繰り返し読出すことによって不連続性
のない自然な持続音を得ることができるようになってい
る。
第2図は上記トーンジェネレータ8の一実施例を示すも
のである1図において、周波数ナンバ、スタートアドレ
スSA、ループトップアドレスLT及びループエンドア
ドレスLEはいずれもCPUIから送られてくる情報で
ある。
のである1図において、周波数ナンバ、スタートアドレ
スSA、ループトップアドレスLT及びループエンドア
ドレスLEはいずれもCPUIから送られてくる情報で
ある。
ラッチ21は、キーボード4から出力されるキーコード
に対応した周波数ナンバを一時的に記憶するものである
。同様に、ラッチ22及び23は、ループトップアドレ
スLT、ループエンドアドレスLEを一時的に記憶する
ものである。
に対応した周波数ナンバを一時的に記憶するものである
。同様に、ラッチ22及び23は、ループトップアドレ
スLT、ループエンドアドレスLEを一時的に記憶する
ものである。
セレクタ24は、スタートアドレスSA又は後述するラ
ッチ25の出力のいずれかを選択して出力するもので、
発音開始時は図示しない制御部によりH側が選択されて
スタートアドレスSAを出力するようになっている。
ッチ25の出力のいずれかを選択して出力するもので、
発音開始時は図示しない制御部によりH側が選択されて
スタートアドレスSAを出力するようになっている。
加算器26はラッチ21に記憶された周波数ナンバとセ
レクタ24の出力とを加算するもので、これにより波形
メモリ9の読出アドレスを生成するようになっている。
レクタ24の出力とを加算するもので、これにより波形
メモリ9の読出アドレスを生成するようになっている。
加算器27は、加算器26の加算結果からラッチ22に
記憶されたループエンドアドレスLEを減算するもので
、これにより読出アドレスがループエンドアドレスLE
を越えたか否かを判断するようになっている。
記憶されたループエンドアドレスLEを減算するもので
、これにより読出アドレスがループエンドアドレスLE
を越えたか否かを判断するようになっている。
セレクタ28は、加算器27のキャリーアウト信号Co
utに応じて、ラッチ22に記憶されたループエンドア
ドレスLE又はラッチ23に記憶されたループトップア
ドレスLTのいずれかを出力し加算器29に供給するも
のである。
utに応じて、ラッチ22に記憶されたループエンドア
ドレスLE又はラッチ23に記憶されたループトップア
ドレスLTのいずれかを出力し加算器29に供給するも
のである。
加算器2つは、加算器27の出力とセレクタ28の出力
とを加算するもので、加算結果はラッチ25に供給され
るようになっている。
とを加算するもので、加算結果はラッチ25に供給され
るようになっている。
ラッチ25は、加算器29の出力を一時的に記憶するも
ので、このラッチの出力が波形メモリ9に供給されて楽
音波形データを読出すアドレスとして用いられる。また
、このラッチ25の出力はセレクタ24のL側に供給さ
れ、次の読出アドレスの計算に使用されるようになって
いる。
ので、このラッチの出力が波形メモリ9に供給されて楽
音波形データを読出すアドレスとして用いられる。また
、このラッチ25の出力はセレクタ24のL側に供給さ
れ、次の読出アドレスの計算に使用されるようになって
いる。
次に、上記構成のトーンジェネレータの動作について説
明する。
明する。
まず、CPUIから周波数ナンバがラッチ21に、ルー
プエンドアドレスLEがラッチ22に、ループトップア
ドレスLTがラッチ23に、それぞれセットされる。ま
た、セレクタ24は図示しない制御部の制御によりHl
lが選択されている。
プエンドアドレスLEがラッチ22に、ループトップア
ドレスLTがラッチ23に、それぞれセットされる。ま
た、セレクタ24は図示しない制御部の制御によりHl
lが選択されている。
かかる状態で、スタートアドレスSAがセレクタ24に
供給されると、最初のタイムスロットでは、加算器26
で周波数ナンバとスタートアドレスSAが加算され、波
形メモリ9の読出アドレスが算出される1次いで、加算
器26が出力する読出アドレスからラッチ22に記憶さ
れたループエンドアドレスLEを加算器27で減算する
。この際、読出アドレスがループエンドアドレスLEを
越えていなければキャリーアウト信号Coutがアクテ
ィブにならず、セレクタ28はLllが選択されてルー
プエンドアドレスLEを加算器29に供給する。これに
より、加算器29は、加算器27の出力とループエンド
アドレスLEとを加算する。
供給されると、最初のタイムスロットでは、加算器26
で周波数ナンバとスタートアドレスSAが加算され、波
形メモリ9の読出アドレスが算出される1次いで、加算
器26が出力する読出アドレスからラッチ22に記憶さ
れたループエンドアドレスLEを加算器27で減算する
。この際、読出アドレスがループエンドアドレスLEを
越えていなければキャリーアウト信号Coutがアクテ
ィブにならず、セレクタ28はLllが選択されてルー
プエンドアドレスLEを加算器29に供給する。これに
より、加算器29は、加算器27の出力とループエンド
アドレスLEとを加算する。
このことは、加算器27で減算した分を再度加えること
を意味し、加算器29からは加算器26の出力と同じも
のが出力される。、これがラッチ25にセットされて波
形メモリ9の読出アドレスとなる。
を意味し、加算器29からは加算器26の出力と同じも
のが出力される。、これがラッチ25にセットされて波
形メモリ9の読出アドレスとなる。
次のタイムスロットでは、セレクタ24はL側が選択さ
れるように制御される。したがって、上記と同様の動作
を行うことにより、現在の読出アドレスに周波数ナンバ
が加算されて次の読出アドレスが計算され、波形メモリ
9に供給される。
れるように制御される。したがって、上記と同様の動作
を行うことにより、現在の読出アドレスに周波数ナンバ
が加算されて次の読出アドレスが計算され、波形メモリ
9に供給される。
このようにして、順次読出アドレスの計算が行われ、読
出アドレスがループエンドアドレスLEを越えると、つ
まり加算器27からアクティブなキャリーアウト信号C
outが出力されると、セレクタ28はH側が選択され
る。これにより加算器29の一方の入力にはループトッ
プアドレスLTが供給される。一方、加算器29の他方
の入力には加算器27の出力が供給されており、これら
が加算されることにより、読出アドレスはループトップ
アドレスLT、若しくはループエンドアドレスLEから
はみ出した分を補正した値が得られる。
出アドレスがループエンドアドレスLEを越えると、つ
まり加算器27からアクティブなキャリーアウト信号C
outが出力されると、セレクタ28はH側が選択され
る。これにより加算器29の一方の入力にはループトッ
プアドレスLTが供給される。一方、加算器29の他方
の入力には加算器27の出力が供給されており、これら
が加算されることにより、読出アドレスはループトップ
アドレスLT、若しくはループエンドアドレスLEから
はみ出した分を補正した値が得られる。
以上の動作を繰り返し実行することにより、キーコード
に対応した楽音の発音が持続されることになる。
に対応した楽音の発音が持続されることになる。
第5図は、上記トーンジェネレータ8を用いて、繰り返
し部分(ループトップアドレスLTとループエンドアド
レスLEで囲まれる部分)が1周期の正弦波である持続
する楽音波形を発生した場合の波形図を示すものである
6図示するように、不連続部分がない滑らかな正弦波の
楽音信号が得られる。
し部分(ループトップアドレスLTとループエンドアド
レスLEで囲まれる部分)が1周期の正弦波である持続
する楽音波形を発生した場合の波形図を示すものである
6図示するように、不連続部分がない滑らかな正弦波の
楽音信号が得られる。
第6図は、第5図に示した楽音波形の周波数特性を示す
ものである。不要な高次倍音が発生することなく高音質
の楽音を得ることができるものとなっている。
ものである。不要な高次倍音が発生することなく高音質
の楽音を得ることができるものとなっている。
次に、第1図に示した電子楽器の動作を第7図に示すフ
ローチャートを参照しながら説明する。
ローチャートを参照しながら説明する。
まず、電源投入等により動作が開始されると、音色初期
化処理が行われる(ステップSl)、すなわち、放音す
べき音色を指定する音色ポインタを初期値に設定し、こ
の音色ポインタで指定されるROM2内の音色テーブル
に記憶されている初期音色データをトーンジェネレータ
8に送出する。
化処理が行われる(ステップSl)、すなわち、放音す
べき音色を指定する音色ポインタを初期値に設定し、こ
の音色ポインタで指定されるROM2内の音色テーブル
に記憶されている初期音色データをトーンジェネレータ
8に送出する。
次いで、入出力インタフェース6を介してパネル7から
のスイッチデータを入力することにより、パネル7のス
イッチ操作があったか否がが調べろれる(ステップS2
)、ここで、パネル7のスイッチ操作があったことが判
断されると、その操作内容に応じて音色テーブルの音色
ポインタをセットする(ステップS3)、これにより、
音色ポインタで指定された音色データがトーンジェネレ
ータ8に出力され、このトーンジェネレータ8から波形
メモリ9に上位アドレス(図示しない)として与えられ
ることにより、波形メモリ9中の該当する音色の楽音波
形データが選択される。
のスイッチデータを入力することにより、パネル7のス
イッチ操作があったか否がが調べろれる(ステップS2
)、ここで、パネル7のスイッチ操作があったことが判
断されると、その操作内容に応じて音色テーブルの音色
ポインタをセットする(ステップS3)、これにより、
音色ポインタで指定された音色データがトーンジェネレ
ータ8に出力され、このトーンジェネレータ8から波形
メモリ9に上位アドレス(図示しない)として与えられ
ることにより、波形メモリ9中の該当する音色の楽音波
形データが選択される。
一方、上記ステップS2でパネル7のスイッチ操作がな
かったことが判断されると、入出力インタフェース6を
介してキーボード4のデータを読み込むことにより、押
鍵があったか否かが調べられる(ステップS4)、そし
て、押鍵があったことが判断されると、発音処理を行う
(ステップS5)、この発音処理は、トーンジェネレー
タ8及びエンベロープジェネレータlOに音色、タッチ
、音域に応じたデータを転送して発音開始を指示する処
理である。これにより、サウンドシステム13から楽音
が発音されることになる。
かったことが判断されると、入出力インタフェース6を
介してキーボード4のデータを読み込むことにより、押
鍵があったか否かが調べられる(ステップS4)、そし
て、押鍵があったことが判断されると、発音処理を行う
(ステップS5)、この発音処理は、トーンジェネレー
タ8及びエンベロープジェネレータlOに音色、タッチ
、音域に応じたデータを転送して発音開始を指示する処
理である。これにより、サウンドシステム13から楽音
が発音されることになる。
一方、上記ステップS4で押鍵がなかったことが判断さ
れると、入出力インタフェース6を介してキーボード4
のデータを読み込むことにより、離鍵があったか否かが
調べられる(ステップS6)。
れると、入出力インタフェース6を介してキーボード4
のデータを読み込むことにより、離鍵があったか否かが
調べられる(ステップS6)。
そして、離鍵があったことが判断されると、消音処理を
行う(ステップS7)、この消音処理は、トーンジェネ
レータ8及びエンベロープジェネレータ10に音色、タ
ッチ、音域に応じたデータを転送して発音終了を指示す
る処理である。これにより、サウンドシステム13から
の発音が中止されることになる。この際、発音は完全に
中止されるのではなく、離鍵に伴ういくらかの音が残る
ことになる。
行う(ステップS7)、この消音処理は、トーンジェネ
レータ8及びエンベロープジェネレータ10に音色、タ
ッチ、音域に応じたデータを転送して発音終了を指示す
る処理である。これにより、サウンドシステム13から
の発音が中止されることになる。この際、発音は完全に
中止されるのではなく、離鍵に伴ういくらかの音が残る
ことになる。
以上の一連の処理が終了するとステップS2へ戻り、上
述した動作を繰り返し実行する。これにより、パネル7
のスイッチ操作、キーボード4の押鍵又は離鍵に伴って
音色を変更しつつ、放音又はその中止が行われることに
なる。
述した動作を繰り返し実行する。これにより、パネル7
のスイッチ操作、キーボード4の押鍵又は離鍵に伴って
音色を変更しつつ、放音又はその中止が行われることに
なる。
[発明の効果]
以上詳述したように1本発明によれば波形メモリの終端
部特定区間の所定周期の波形データを繰り返し読み出す
際にも繰り返し部分で不連続な部分が発生せず、したが
って楽音のつながりが自然になるとともに不要な高次倍
音の発生を防止することができ、高音質の楽音が得られ
る楽音発生装置を提供できる。
部特定区間の所定周期の波形データを繰り返し読み出す
際にも繰り返し部分で不連続な部分が発生せず、したが
って楽音のつながりが自然になるとともに不要な高次倍
音の発生を防止することができ、高音質の楽音が得られ
る楽音発生装置を提供できる。
第1rMないし第7図はこの発明の実施例を示すもので
、第1図は電子楽器の該略構成を示すブロック図、第2
図はトーンジェネレータの構成を示すブロック図、第3
図は波形メモリの記憶形式を示す図、第4図は波形メモ
リに記憶される楽音波形データを説明するための図、第
5図は本発明を適用して得られた楽音波形の一例を示す
図、第6図は第5図に示す楽音波形の周波数特性を示す
図、第7図は動作を説明するためのフローチャートであ
り、第8図及び第9図は従来の楽音発生装置を説明する
ためのもので、第8図は従来の方式により得られる楽音
波形の一例を示す図、第9図は第8図に示す楽音波形の
周波数特性を示す図である。 1・・・CPU、2・・・ROM、3・・・RAM、4
・・・キーボード、5・・・タッチセンサ、6・・・入
出力インタフェース、7・・・パネル、8・・・トーン
ジェネレータ、9・・・波形メモリ、10・・・エンベ
ロープジェネレータ、11・・・乗算器、13・・・サ
ウンドシステム。 出願人 株式会社 河合楽器製作所
、第1図は電子楽器の該略構成を示すブロック図、第2
図はトーンジェネレータの構成を示すブロック図、第3
図は波形メモリの記憶形式を示す図、第4図は波形メモ
リに記憶される楽音波形データを説明するための図、第
5図は本発明を適用して得られた楽音波形の一例を示す
図、第6図は第5図に示す楽音波形の周波数特性を示す
図、第7図は動作を説明するためのフローチャートであ
り、第8図及び第9図は従来の楽音発生装置を説明する
ためのもので、第8図は従来の方式により得られる楽音
波形の一例を示す図、第9図は第8図に示す楽音波形の
周波数特性を示す図である。 1・・・CPU、2・・・ROM、3・・・RAM、4
・・・キーボード、5・・・タッチセンサ、6・・・入
出力インタフェース、7・・・パネル、8・・・トーン
ジェネレータ、9・・・波形メモリ、10・・・エンベ
ロープジェネレータ、11・・・乗算器、13・・・サ
ウンドシステム。 出願人 株式会社 河合楽器製作所
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 楽音の立ち上がり部分の波形データと、この楽音の立ち
上がり部分に連続する楽音の定常部分の波形データとを
あらかじめ記憶した波形メモリを備え、前記楽音の立ち
上がり部分の波形データを1回読出した後に前記楽音の
定常部分の波形データを繰り返し読出して楽音を発生す
る楽音発生装置であつて、 前記波形メモリに記憶する波形データは、楽音の立ち上
がり部分の波形データと、これに続く楽音の定常部分の
所定区間に含まれる波形データに減衰特性の重み付けを
施したものと、前記楽音の定常部分の任意区間の波形デ
ータに基づいて合成した単周期の合成波形データを前記
所定区間に含まれる波数と同数だけ連結して立ち上がり
特性の重み付けを施したものとを加えた波形データと、
これに続く前記単周期の合成波形データとでなることを
特徴とする楽音発生装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2115258A JPH0413193A (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 楽音発生装置 |
US07/693,450 US5284080A (en) | 1990-05-02 | 1991-04-29 | Tone generating apparatus utilizing preprogrammed fade-in and fade-out characteristics |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2115258A JPH0413193A (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 楽音発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0413193A true JPH0413193A (ja) | 1992-01-17 |
Family
ID=14658227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2115258A Pending JPH0413193A (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 楽音発生装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5284080A (ja) |
JP (1) | JPH0413193A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3549003B2 (ja) * | 1993-08-31 | 2004-08-04 | 株式会社日立製作所 | 情報送出装置および情報送出/受信システム |
US5811706A (en) * | 1997-05-27 | 1998-09-22 | Rockwell Semiconductor Systems, Inc. | Synthesizer system utilizing mass storage devices for real time, low latency access of musical instrument digital samples |
JP3878485B2 (ja) * | 2002-01-11 | 2007-02-07 | ローランド株式会社 | 波形再生装置 |
JP4144564B2 (ja) * | 2004-05-25 | 2008-09-03 | ヤマハ株式会社 | 電子ドラム |
Citations (3)
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JPS6449092A (en) * | 1987-08-19 | 1989-02-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Musical sound synchronizer |
JPH0157799B2 (ja) * | 1981-07-20 | 1989-12-07 | Yamaha Corp |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52121313A (en) * | 1976-04-06 | 1977-10-12 | Nippon Gakki Seizo Kk | Electronic musical instrument |
DE2926548C2 (de) * | 1979-06-30 | 1982-02-18 | Rainer Josef 8047 Karlsfeld Gallitzendörfer | Wellenformgenerator zur Klangformung in einem elektronischen Musikinstrument |
JPS59188697A (ja) * | 1983-04-11 | 1984-10-26 | ヤマハ株式会社 | 楽音発生装置 |
JPS6029793A (ja) * | 1983-07-28 | 1985-02-15 | ヤマハ株式会社 | 楽音形成装置 |
JPS6052895A (ja) * | 1983-09-02 | 1985-03-26 | ヤマハ株式会社 | 楽音信号発生装置 |
JPH079588B2 (ja) * | 1984-08-31 | 1995-02-01 | ヤマハ株式会社 | 楽音発生装置 |
US5086685A (en) * | 1986-11-10 | 1992-02-11 | Casio Computer Co., Ltd. | Musical tone generating apparatus for electronic musical instrument |
JPH0823752B2 (ja) * | 1988-08-11 | 1996-03-06 | 株式会社河合楽器製作所 | 波形データループ方式 |
US5086475A (en) * | 1988-11-19 | 1992-02-04 | Sony Corporation | Apparatus for generating, recording or reproducing sound source data |
US5094136A (en) * | 1989-01-06 | 1992-03-10 | Yamaha Corporation | Electronic musical instrument having plural different tone generators employing different tone generation techniques |
US5111727A (en) * | 1990-01-05 | 1992-05-12 | E-Mu Systems, Inc. | Digital sampling instrument for digital audio data |
-
1990
- 1990-05-02 JP JP2115258A patent/JPH0413193A/ja active Pending
-
1991
- 1991-04-29 US US07/693,450 patent/US5284080A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5284080A (en) | 1994-02-08 |
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