JPS61124994A - 楽音信号発生装置 - Google Patents

楽音信号発生装置

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JPS61124994A
JPS61124994A JP59244600A JP24460084A JPS61124994A JP S61124994 A JPS61124994 A JP S61124994A JP 59244600 A JP59244600 A JP 59244600A JP 24460084 A JP24460084 A JP 24460084A JP S61124994 A JPS61124994 A JP S61124994A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、楽音の発音開始から終了に至るまでの全波
形もしくはその一部の複数周期波形を波形メモリに記憶
し、これを読み出すことにより高品質の楽音信号を発生
するようにした楽音信号発生装置に関し、詳しくは、そ
のような楽音信号発生装置においてキースケーリングあ
るいはキータッチ等の音色制御因子に応じて音色制御を
行い得るようにしたことに関する。
〔従来の技術〕
楽音の発音開始から終了に至るまでの全波形もしくはそ
の一部の複数周期波形を波形メモリに記憶させておき、
この波形メモリを読み出すことにより自然楽器音に極め
て近似した高品質の楽音信号を発生し得るようにした装
置の従来技術は特開昭52−121313号に示されて
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような楽音信号発生装置において、発生すべき楽音
の音高や音域に応じて音色を変えるキースケーリング制
御や、演奏用鍵の操作タッチ(操作速度、強度など)に
応じて音色を変えるタッチレスポンス制御、更には各種
操作子の操作状態に応じて音色を変える操作子制御を行
おうとする場合、これらの制御内容別に複数の波形メモ
リを設け、このうち1つを選択して読み出さなければな
らず、構成が複雑化すると同時に、波形メモリの容量が
膨大なものになってしまう、という問題点があった。特
に、複数の音色制御因子(例えばキースケーリングとタ
ッチレスポンス)に従う音色制御を同時に実現し得るよ
うにする場合、各因子の制御内容の数を相互に乗じた数
だけ波形メモリが必要であり、メモリ容量はかなり膨大
なものとなってしまう。例えば、61個の各鍵毎にキー
スケーリング制御を行い、同時に8段階のタッチ強度に
わたるタッチレスポンス制御を可能にする場合、61 
X 8 = 488個分の全波形(もしくは複数周期波
形)の波形メモリが必要である。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、複数の音
色制御因子に従う音色制御を同時に実現し得るようにす
る場合において波形メモリの容量が膨大化するという問
題点を解決することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
第」の発明に係る楽音信号発生装置は、発音開始から発
音終了に至るまでの楽音波形の全部又は一部に関する複
数周期分の波形データを複数の異なる前記楽音波形に関
して夫々記憶した波形メモリと、少なくとも2種類の音
色制御因子の制御内容の組合せに応じて前記波形メモリ
から読み出すべき前記楽音波形を選択する選択制御手段
と、この選択制御手段によって選択された前記楽音波形
の波形データを前記波形メモリから読み出す読出し手段
とを具えており、前記波形メモリに記憶された楽音波形
の中には、1つの該楽音波形が複数の前記組合せに共通
に対応しているものがあることを特徴としている。
第2の発明に係る楽音信号発生装置は、上述したような
波形メモリと、少なくとも2つの異なる前記楽音波形の
波形データを前記波形メモリから読み出す読出し手段と
、読み出された波形データに基づく少なくとも2系列の
楽音波形信号を補間するための補間演算手段と、少なく
とも2種類の音色制御因子の制御内容の組合せに応じて
前記補間演算手段における補間係数を決定する補間係数
決定手段とを具えている。
〔作用〕
第」の発明においては、波形メモリから読み出すべき楽
音波形が、少なくとも2種類の音色制御因子(例えばキ
ースケーリングとタッチレスポンス)の制御内容の組合
せに応じて選択される。これにより複数の音色制御因子
に従う音色制御を同時に実現した楽音信号が得られる。
波形メモリに記憶された複数の楽音波形の中には、1つ
の該楽音波形が複数の前記組合せに共通に対応している
ものがある。例えば、成る音高又は音域と成るタッチ強
度との組合せに対応する楽音波形が、別の音高又は音域
と別のタッチ強度との組合せにも対応しているのである
。このように部分的に共用化を図ったことtこより、制
御内容の全組合せ数に比べて少数の楽音波形を波形メモ
リに記憶すればよいことになり、メモリ容量の膨大化を
防ぐことができる。
第2の発明においては、波形メモリから少なくとも2系
列の楽音波形信号を読み出し、これを少なくとも2種類
の音色制御因子の制御内容の組合せに応じて補間するこ
とにより、複数の音色制御因子に従う音色制御を同時に
実現した楽音信号が得られる。この場合も、複数の制御
内容の組合せの間で共通の楽音波形を使用することがで
きるので、メモリ容量の膨大化を防ぐことができる。
〔実施例〕
以下添付図面を参照してこの発明の一実施例を詳細に説
明しよう。
第1図は第1の発明に係る実施例を示すもので、鍵盤1
は発生すべき楽音の音高指定を行う複数の演奏用鍵を備
えており、押鍵検出回路2は鍵盤1における押圧鍵を検
出し、押圧鍵を示すキーコードKCと鍵押圧が持続して
いる間論理”1′を持続するキーオン信号KONを出力
する。アドレス発生器3は、波形メモリ4から各サンプ
ル点毎の波形データを読み出すためのアドレス信号AD
を発生するものであり、キーコードKCに応じて押圧鍵
の音高に対応する読出しレートで該アドレス信号ADを
発生する。
波形メモリ4は、発音開始から発音終了に至るまでの楽
音波形の全波形の波形データを所定の符号化形式(例え
ばPCM:パルスコード変調方式)で記憶したものであ
り、そのような全波形の波形データを複数の異なる楽音
波形に関して夫々記憶している。ここで、楽音波形が異
なるとは、キースケーリングやタッチレスポンス等の音
色制御因子の制御内容に応じて微妙に異なることを意味
し、フルート、ピアノ等の音色種類の相違による本質的
な音色の相違を意味するのではない。
押鍵検出回路2から出力されたキーコードKCは鍵域検
出回路5に与えられる。鍵域検出回路5は、キースケー
リング制御における制御内容を示すデータを発生するた
めのものであり、入力されたキーコードKCに対応する
鍵が所定の態様で分割された複数の鍵域のうちどの鍵域
に属するかを検出し、その所属鍵域を示す鍵域データK
BDを出力する。
鍵盤1の各鍵に関連してタッチレスポンス検出回路6が
設けられており、押圧された鍵の操作速度あるいは強さ
等に基づき鍵タッチの度合を検出し、鍵タツチ検出信号
TSを出力する。タッチデータ変換回路7は鍵タツチ検
出信号TSを所定の態様でデータ変換し、タッチデータ
TDを出力する。尚、新たな鍵が押圧された場合、その
鍵のキーコードKCの出力タイミングと、その鍵のタッ
チ検出信号TSの出力タイミングとが同期するよう適宜
制御し、鍵域データKBDとタッチデータTDとを組合
せてメモリ選択制御回路8に入力する場合に回路動作上
の不都合が起らないよう、設計上配慮するとよい。
メモリ選択制御回路8は、キースケーリングの制御内容
(つまり鍵域データKBDの内容)とタッチレスポンス
の制御内容(つまりタッチデータTDの内容)との組合
せに応じて波形メモリ4から読み出すべき楽音波形を選
択するものであり、例えばデータKBDとTDの2つを
アドレス入力として楽音波形選択データWSELを読み
出す適宜のテーブルから成る。このメモリ選択制御回路
8におけるメモリ選択テーブルの一例を示すと、次表の
ようである。
この表では、鍵域はC1〜C3,C#3〜C5゜C#1
5〜C7の3通り、タッチ強度も強、中2弱の3通り、
としている。符号A−Eは、鍵域及びタッチの各内容の
組合せに応じて選択されるべき楽音波形を示している。
つまり、この例では入力1らEまでの5種類の異なる楽
音波形の波形データが波形メモリ4に記憶されている。
表から明らかなように、楽音波形A−EのうちB、C,
Dは鍵域とタッチの複数の組合せに共通に対応している
例えば、楽音波形Bは鍵域C#3〜C5とタッチ「強」
の組合せ及び鍵域C参5〜C7とタッチ「中」の組合せ
に対応している。どの楽音波形をどの組合せとどの組合
せに共通に対応させるかは、各音色制御因子の各制御内
容とそれに対応する本来の楽音波形との相関関係に応じ
て定めるものとし、不自然のないようにすることができ
る。上記表では、制御内容の組′合せは9通りであるが
、波形メモリ4に準備すべき必要な楽音波形の数は5で
あり、メモリ容量を節約することができることが判かる
波形メモリ4力1らは、楽音波形選択データWSELに
よって選択された1つの楽音波形の波形データMWがア
ドレス信号ADに応じて各サンプル点毎に順次読み出さ
れる。この波形データMWは乗算器9に与えられ、エン
ベロープ発生器10から発生されたエンベロープ波形信
号に従って振幅エンベロープが付与される。波形メモリ
4に記憶されている波形データがアタック、ディケイ等
の振幅エンベロープが既に付与されているものであれば
、エンベロープ発生器10はキーオン信号KONに応じ
て押鍵中は一定レベルで離鍵後にディケイ特性のみを示
すエンベロープ波形信号を発生するようになっていれば
よい。乗算器9から出力されたエンベロープ付与済みの
楽音信号は、ディジタル/アナログ変換器11でアナロ
グ信号に変換された後、サウンドシステム12に与えら
れる。
尚、個々の音高毎にキースケーリング制御を行う場合は
、鍵域検出回路5は不要であり、キーコードKCをメモ
リ選択制御回路8に直接入力する。
第2図は第2の発明に係る一実施例を示す図で、第1図
に示された回路、装置と同一のものは同一符号を付しで
ある。波形メモリ部13は2系列の波形メモ’J13A
、13Bから成る。各波形メモ1J13A、13Bには
、第1図の波形メモリ4と同様に、発音開始から発音終
了に至るまでの楽音波形の全波形の波形データをPCM
方式で夫々記憶しており、各々に記憶した楽音波形は相
異なるものである。両波形メモリ13A、13Bのアド
レス入力にはアドレス発生器3からのアドレス信号AD
が共通に与えられており、両メモ1J13A。
13Bから2系列の異なる楽音波形の波形データMWI
、MW2が並行して読み出される。
補間演算回路14は、波形メモリ13Aの読出し出力M
WIを入力した乗算器15.16と、波形メモIJ 1
3 Bの読出し出力MW2を入力した乗算器17.18
と、各乗算器15〜18の出力を加算合成する加算器1
9とから成る。この補間演算回路14における補間係数
はキースケーリング係数発生回路20から与えられるキ
ースケーリング係数KSL、KS2及びタッチ係数発生
回路21から与えられるタッチ係数TRI 、TR2に
よって決定される。キースケーリング係数発生回路20
はキーコードKCに基づき発生すべき楽音の音高に応じ
たキースケーリング係数KSL、KS2を夫々発生し、
KSIを乗算器15に与えてこれにより波形データMW
Iを重みつけし、KS2を乗算器17に与えてこれによ
り波形データMW2を重みづけする。タッチ係数発生回
路21は鍵タツチ検出信号TSに基づきタッチ係数TR
1。
TR2を夫々発生し、TRIを乗算器16に与えてこれ
により波形データMWIを重みづけし、TR2を乗算器
18に与えてこれにより波形データMW2を重みづけす
る。
一般に、音高が高いほど楽音中の高調波成分は増し、ま
た、鍵タッチが強いほど楽音中に含まれる高調波成分が
増すことが知られている。そこで、波形メモIJ 13
 Aに記憶する楽音波形の方が波形メモIJ 13 B
に記憶する楽音波形よりも高調波成分を多く含有するも
のとすれば、各係数KSI。
KS2.TRI 、TR2を例えば第3図(a) 、 
Cb)に示すような関数で発生するようにするとよい。
しかし、これはあくまでも−例にすぎず、このような直
線状の関数に限らず非直線状の関数であってもよい。こ
の例によれば、キースケーリングに関しては発生すべき
楽音の音高が高(なるほど波形データMWIが強調され
、逆に低くなるほど波形データMW2が強調される補間
が行われる。また、タッチレスポンスに関しては鍵タッ
チが強くなるほど波形データMWIが強調され、逆に弱
くなるほど波形データMW2が強調される補間が行われ
る。キースケーリングによる補間結果とタッチレスポン
スによる補間結果とが加算器19において実質的に加算
合成される。従って最終的にはキースケーリングの制御
内容とタッチレスポンスの制御内容の組合せに応じた補
間演算が達成される。
なお、位相のずれた2波形を合成することにより生じる
おそれのある波形成分の打消しを防ぐために、両波形メ
モ1J13A、13Bに記憶する楽音波形は周波数特性
は異ならせるが位相はなるべく合わせるようにするのが
よい。
また、第2図ではキースケーリングに基づく補間とタッ
チレスポンスに基づく補間との組合せは加算器19にお
ける加算によって行っているが、これは乗算でもよい。
第4図は第3図の変更例を示すもので、補間演算回路1
4は波形データMWIを入力した乗算器22と、波形デ
ータM、W2を入力した乗算器23と、乗算器22.2
3の出力を加算合成する加算器24とから成る。係数発
生回路25はキーコードKCと鍵タツチ検出信号TSの
両方を入力し、その両方の内容の組合せに応じた補間係
数ICI。
IC2を発生し、ICIは乗算器22に、IC2は乗算
器23Iこ与える。このようにしても第2図と同様に動
作させることができる。
第2図及び第4図の例において、乗算器で重みづけした
波形データの加算合成は、加算器を用いずに、別系列で
発音させることにより空間的に合成するようにしてもよ
い。その場合、エンベロープ付与のための乗算器9以後
の回路は各系列毎に設ける。
また、補間係数による重みづけ演算用の乗算器とエンベ
ロープ付与のための乗算器を共用してもよい。その場合
、エンベロープ発生器10を複数系列に設けてそこから
発生するエンベロープ波形信号のレベルをキースケーリ
ングあるいはタッチレスポンスの制御内容に応じて制御
するようにする。
また、波形メモ1J13A、13B及び乗算器15〜1
8,22.23の系統は図では並列処理となっているが
、これは一系統のハード回路を用いて時分割処理する構
成であってもよい。また、補間する楽音波形は2系列に
限らずそれ以上であってもよい。
第1図〜第4図の実施例において、音色制御因子はキー
スケーリングとタッチレスポンスに限らずその他のもの
であってもよい。例えば破線で示したように、ブリリア
ント制御等のためのマニエアル操作子回路26を設け、
この操作内容に応じて音色制御を行うようにしてもよい
。第2図の操作子係数発生回路27は操作子回路26の
操作内容に応じた係数を発生する回路であり、この係数
はKS 1.、KS2 、TRI 、TR2と同様に波
形データMWI、MW2の重みづけを行うために利用さ
れるものであるがその細部は特に図示しない。
第1図のメモリ選択制御回路8あるいは第2図の補間演
算回路14あるいは第4図の係数発生回路25では、キ
ースケーリング、タッチレスポンス、操作子、のすべて
の制御内容の組合せに応答して前述した所定の機能を果
すようになっていてもよいし、あるいはそのうちいずれ
か2つの制御内容の組合せに応答して前述した所定の機
能を果すようになっていてもよい。
また、各実施例において、通常知られているように、ピ
アノ、フルート等の音色種類を選択するための音色選択
回路28を破線で示すように設けてもよいのは勿論であ
り、その場合、波形メモリ4.13A13Bでは選択可
能な音色種類数分だけ前述の複数の楽音波形を記憶して
おくようにする。
なお、以上説明した実施例では、波形メモリが楽音の立
上り(発音開始)から立下り(発音終了)までの全波形
を記憶しているものとして説明したが、この波形メモリ
には楽音の立上り部分の全波形とその後の一部波形につ
いてのみ記憶させるようにしてもよい。また、波形メモ
リには記憶すべき波形の各サンプル点における波形デー
タを全て記憶させるのではなく、飛び飛びのサンプル点
の波形データだけを記憶させ、中間のサンプル点の波形
データは補間演算によって算出するようにしてもよい。
また、波形メモリに記憶する複数周期波形は、連続する
複数周期ばかりでなく、飛び飛びの複数周期から成るも
のであってもよい。例えば、楽音の立上りから立下りま
でを複数フレームに分割し、各フレーム毎に代表的な1
周期または2周期分の波形の波形データのみを記憶させ
、この波形データを順次切換えながら繰り返し読み出す
ようにしても′よく、さらに必要に応じてこの波形切換
え時に前の波形と次の新たな波形とを補間演算して滑ら
かに変化する波形を形成するようにしてもよい。また、
特開昭58−142396号公報に開示されているよう
に、波形メモリに複数周期分の楽音波形の波形データだ
けを記憶させ、この波形データを繰返し読み出すように
してもよい。このようにすれば、波形メモリの容量をさ
らに小さくすることができる。
また、波形メモリに記憶する波形データの符号化方式は
前述のPCM方式に限らず、差分PCM方式、デルタ変
調方式(DM方式)、適応型pcM方式(ADPCM方
式)、適応型デルタ変調方式(ADM方式)など、その
他適宜の方式を用いてもよい。その場合、波形メモリの
後段には、その符号化方式に応じて波形メモリ読み出し
出力を復調する(PCM化された信号を得る)ための復
調回路を具備するものとする。
さらに、この発明は、単音電子楽器に限らず、複音電子
楽器の楽音発生に、も使用することができ、さらにまた
音階音に対応した楽音の発生に限らず、リズム音の発生
にも使用できるものである。
〔発明の効果〕
以上の通りこの発明によれば、複数の音色制御因子に従
う音色制御を同時に実現しようとする場合、それらの音
色制御因子の制御内容の組合せの数よりも少数の楽音波
形を波形メモリに準備しておくだけでよいことになる。
従って、複数周期波形から成る記憶波形を読み出すこと
により高品質な楽音信号を得る場合において、メモリ容
量をそれほど膨大化させることなく、しかも高品質さを
損なうことなく、音色制御の施された楽音信号を発生さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る楽音信号発生装置の一実施例を
示す電子楽器のブロック図、第2図は同他の実施例に係
る電子楽器のブロック図、第3図は同実施例におけるキ
ースケーリング係数及びタッチ係数の関数の一例を示す
グラフ、第4図は第2図の変更例を部分的に示すブロッ
ク図、である。 1・・・鍵盤、2・・・押鍵検出回路、3・・・アドレ
ス発生器、4.15A、13B・・・波形メモリ、5・
・・鍵域検出回路、6・・・タッチレスポンス検出回路
、7・・・タッチデータ変換回路、8・・メモリ選択制
御回路、14・・・補間演算回路、20・・・キースケ
ーリング係数発生回路、21・・・タッチ係数発生回路
、25・・・係数発生回路、26・・・マニュアル操作
子回路、27・・・操作子係数発生回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、発音開始から発音終了に至るまでの楽音波形の全部
    又は一部に関する複数周期分の波形データを複数の異な
    る前記楽音波形に関して夫々記憶した波形メモリと、 少なくとも2種類の音色制御因子の制御内容の組合せに
    応じて前記波形メモリから読み出すべき前記楽音波形を
    選択する選択制御手段と、 前記選択制御手段によって選択された前記楽音波形の波
    形データを前記波形メモリから読み出す読出し手段と、 を具え、前記波形メモリに記憶された楽音波形の中には
    、1つの該楽音波形が複数の前記組合せに共通に対応し
    ているものがあることを特徴とする楽音信号発生装置。 2、発生すべき楽音の音高又は音域を第1の音色制御因
    子とし、楽音の発生を指示するための鍵に加えられたタ
    ッチの度合を第2の音色制御因子とし、前記選択制御手
    段では両因子の組合せに応じて前記選択を行うようにし
    た特許請求の範囲第1項記載の楽音信号発生装置。 3、発音開始から発音終了に至るまでの楽音波形の全部
    又は一部に関する複数周期分の波形データを複数の異な
    る前記楽音波形に関して夫々記憶した波形メモリと、 少なくとも2つの異なる前記楽音波形の波形データを前
    記波形メモリから読み出す読出し手段と、読み出された
    波形データに基づく少なくとも2系列の楽音波形信号を
    補間するための補間演算手段と、 少なくとも2種類の音色制御因子の制御内容の組合せに
    応じて前記補間演算手段における補間係数を決定する補
    間係数決定手段と、 を具えた楽音信号発生装置。 4、前記補間係数決定手段は、音色制御因子の種類毎に
    個別にその制御内容に応じて補間係数を発生する係数発
    生回路を含むものである特許請求の範囲第3項記載の楽
    音信号発生装置。 5、前記補間係数決定手段は、各種音色制御因子の制御
    内容の組合せに応じて補間係数を発生する係数発生回路
    を含むものである特許請求の範囲第3項記載の楽音信号
    発生装置。
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