JPS6049840B2 - 模擬射撃結果の採点方法とその装置 - Google Patents

模擬射撃結果の採点方法とその装置

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JPS6049840B2
JPS6049840B2 JP54022615A JP2261579A JPS6049840B2 JP S6049840 B2 JPS6049840 B2 JP S6049840B2 JP 54022615 A JP54022615 A JP 54022615A JP 2261579 A JP2261579 A JP 2261579A JP S6049840 B2 JPS6049840 B2 JP S6049840B2
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projectile
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    • F41WEAPONS
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    • F41G3/00Aiming or laying means
    • F41G3/26Teaching or practice apparatus for gun-aiming or gun-laying
    • F41G3/2616Teaching or practice apparatus for gun-aiming or gun-laying using a light emitting device
    • F41G3/2622Teaching or practice apparatus for gun-aiming or gun-laying using a light emitting device for simulating the firing of a gun or the trajectory of a projectile
    • F41G3/2683Teaching or practice apparatus for gun-aiming or gun-laying using a light emitting device for simulating the firing of a gun or the trajectory of a projectile with reflection of the beam on the target back to the weapon
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、兵器による模擬発射結果の採点方法とその装
置に関し、より具体的に云うと、放射線のビームを使用
して、各模擬発射直後に、兵器位置又は標的位置に、高
度に正確な採点結果を提供しうるようにした、各種の兵
器と協動可能な方法及ひ装置に関するものてある。
兵器の模擬発射の結果を評価し、または採点するための
装置は、従来、いくつか提案されている。
それらは、放射線のビームを、兵器の砲身から発生され
る発射体と仮定して使用し、兵器の照準の適否は、ビー
ムを、標的の場所に位置する検出器により検出するか、
又は、ビームを、標的上の逆反射体より反射させて、兵
器位置に位置する検出器により検出するか否かによつて
評価される。
このような装置では、放射線のビームは、一直線の軌跡
を有し、兵器位置から標的領域まで、極く短時間て到達
するのに対し、現実の発射体は、曲がつた弾道を有し、
兵器位置から標的領域まで到達するのに、かなりの時間
を要する。アメリカ合衆国第3609883号明細書は
、兵器の模擬発射時に、その時の兵器の砲身の仰角をも
とにして、その時に兵器から発射される現実の発射体が
通る筈の弾道の計算を始めるようにした装置を開示して
いる。
この計算により、レーザ発生器の軸は、発射時の兵器の
砲身の軸に関連して押し下げられ、また計算された発射
体の飛行と同じ時間の後、細い放射線のビームが、模擬
発射体がその飛行を終了すると思われる計算地点に向か
つて送られる。的中したか外れたかは、標的に設けた検
出器に、ビームが当つたか否かをもとにして、判定され
る。この装置における一つの欠点は、レーザ装置とは別
に、兵器と標的間の射定距離の測定のために、いくつか
の手段を使用しなければならないということである。さ
らに、もつと重大な欠点は、もしレーザが放射線反射体
に的中しない場合、たとえそれが、実際には重大でない
くらいほんの少しの距離だけ反射体からはずれたミスで
あつても、単純にミスとして記録してしまうことてある
。的中したか否か以外の結果をも記録するためには、標
的体を、文字通り、反射体で覆われなければならない。
このようにするためには、甚だ高価につくにも拘わらず
、もし標的体に領域外に、模擬発射が落下すれば、その
ニアミスについては、評価することはできない。ニアミ
スといえども、実際には効果があり、かつ以後の射撃の
修正材料を提供するものであるから、ニアミスについて
、・正確に採点することも大切である。アメリカ合衆国
特許第3588108号明細書は、レーザービームを、
模擬発射体の計算軌道の終了時に、領域探索方式て走査
掃引し、かつその際に掃引される領域内の異なる区域内
て、異なつた周波・数で変調するような模擬の兵器の発
射位置について開示している。
掃引ビームにより、標的の位置にある検出器が受ける変
調周波数に基いて、照準の正確さ、的中、完全なミス、
及びミニアスに分けて、正確に冫判定することができる
この装置においては、掃引レーザビームの走査領域が、
大きなものとなつてしまい、2又はそれ以上の標的が、
相互に比較的に接近している場合には、前記掃引ビーム
を同時に遮えぎることとなるので、採点結果は、不正確
かつ混乱したものとなる。
そのため、この装置は、戦闘状態を限定して模擬化した
場合以外には使用することができない。この装置は、標
的が動くと不正確となる傾向にあり、また、各標的にお
いて、記録情報を兵器位置へ戻すための信号装置、又は
特別な送信装置を必要とする。
アメリカ合衆国特許第3832791号明細書は、砲撃
訓練における採点装置を開示している。
この装置では、模擬発射時に発生した第1の放射線は、
射程距離を測定し、所定の型の弾丸が、発射されて標的
の検出位置に到達するのに要する時間を、理論的に確定
するために使用される。
この時間の終期には、第2の放射線が、標的の位置決定
のためと、弾丸の型と模擬発射体の衝突点とに関する情
報が伝達するために使用される。この情報は、ビームの
変調の際にコード化され、攻撃効果の評価のために、標
的で解読される。その場合のビームは、先が拡散したも
ので、ビームは、兵器の砲身が、とりうる射角と等しい
高低角と、最小の射程距離にある標的体の全体をカバー
しうる幅とを有している。このビームの拡散のために、
発生される放射線のうちの少量のみしか、検出器に到達
せす、そのため、受け取られる信号の強度は、比較的低
く、周囲の障害の影響を受け易い。アメリカ合衆国特許
第3588108号に示されている装置では、2つの標
的が、ビームにより照らされる比較的広い空間の中にあ
り、両方の標的が、兵器位置からほぼ同じ距離にあり、
かつおのおのが、反射体とそれに近接する検出器とを備
えているものとすれば、ビーム中にコード化された情報
が、それらの一方の標的にのみ有効であつても、両方の
検出器が、その情報を受け取るという欠点!がある。
従来の各採点装置における上述のような技術的な欠点は
、評価または採点を不正確なものとし、また少なくとも
ある条件下ては、各採点装置を有効に使用てきる模擬戦
闘状況を制限するおそれが・ある。
本発明の主な目的は、従来の装置が有する技術的な不利
益を克服するか、又はこれを回避しうる模擬兵器発射の
採点装置を提供すること、そしてさらに多様性を有し、
単なる的中か否かの判定だけでなく、現実的にありうる
複雑な戦況下における正確な攻撃効果の評価を可能にす
ることである。
すなわち、単に的中か否かを基準として評価するではな
く、的中の場合には、さらに標的のどの個所に的中した
のか、また、ミスの場合には、完全なミスなのか、もし
くはニアミスなのか、ニアミスの場合には、標的に何ら
かの損害を与えうるノ程度のものであるのかなどを基準
として、模擬射撃の結果を正確に採点する、すなわち評
価することである。
多様性に関して云うと、上述した従来の装置では、標的
装置において、受信器とともに、それと一連結された検
出器を設ける必要があつた。
それに対して本発明の装置は、標的に、兵器位置からの
放射線のもとの位置へ反射し、戻すための反射体のみを
装備して、採点を、兵器位置て有効に行ないうるように
したり、あるいは、標的″に、反射体の他に、検出器を
設け、各模擬発射によりなされた標的に対する攻撃結果
の採点を、標的のところでなしうるようにすることもで
きる。従来の同種装置では、通常、上記の中の一つの態
様のみで作動していたが、これらと比較して、本発明の
装置は、簡単な構成であり、要求される訓練の内容と予
算の制限に応じて、ますます複雑化する模擬戦闘状況に
適応した採点を行なうことができる。本発明は、模擬の
兵器の発射の採点装置に関して、水平に角度を変えつつ
掃引する変調された放射線の扇形ビームを使用するもの
てある。
本発明に使用されるそのようなビームに関しては、出願
人による2件の同日付特許出願(1)(2)の明細書中
に開示されている。その一つ(特公昭59−16233
号)は、ビームにより掃引される空間にある複数の標的
のおのおのの位置を決定するための方法と装置を開示し
ており、それによれば、水平に角度を変えつつ掃引する
扇形ビームを使用するのて、複数の標的が掃引空間中に
ある場合ても、先行技術による装置の場合の。
!−うに、真の標的とは別に、偽の標的が表示されるこ
とはない。他方(特公昭59−162η号)は、ビーム
か発生される地点から、所定の距離上の1点、又は異な
る距離の2以上の点にある掃引空間内の標的に、前記ビ
ームの変調により、伝達すべき情報を独占的に送ること
ができる方法とその装置を開示している。
従来、レーザ又はその類似のものからの放射線が使用さ
れる兵器の訓練装置では、レーザ放射線は、標的へ発射
体を模擬的に発射するために用いられている。
すなわち、放射線ビームは、模擬発射に引続いて、実際
の発射体が、模擬発射時に発射されたと仮定すると、実
際の弾道を通つて標的に到達したと思われる時に、その
到達したと思われる空間内の1点に向けて発生される。
扇形をなし、かつ水平に掃引するビームを、そのような
方法に使用することができないのは明らかである。その
ような訓練装置で、扇形の掃引ビームを、どのようにし
て使用しうるかについては、従来知られていなかつた。
事実、仮りにこの問題が解決されていたとしても、その
ようなビームを使用することの利点は明らかではなかつ
た。本発明では、扇形の放射線ビームを使用し、これを
水平に掃引することにより、従来の兵器模擬発射採点装
置よりも正確で、かつ多様性を有する模擬発射の採点の
ための方法と装置を提供することを第1の目的としてい
る。本発明の目的は、模擬射撃の結果を、その射撃によ
り標的に対して加えられる筈の打撃効果を基準として、
正確な採点をすることができる方法及び装置を提供する
ことにある。
すなわち、兵器の模擬発射について、所定の実際の発射
体が、模擬発射時とはほ同一の条件の下て発射された場
合に、所定の標的に対して加えられた筈の損害の種類及
ひ程度を採点基準として、正確に採点しうる方法及ひ装
置を提供すことにある。また、多様性に関しては、本発
明の目的は、緩射式又は速射式の兵器、もしくは自己推
進式の誘導型又は非誘導型の発射体を、固定位置又は移
動可能な位置から、固定された、又は移動中の標的に対
して、模擬発射が可能であり、かつ上述のいずれの場合
においても、射撃結果を正確に採点しうる方法及ひ装置
を提供すると同時に、兵器位置又は標的位置のいずれに
おいても、同様に正確に採点しうる方法及び装置を提供
することにある。
さらに本発明の目的は、多様性があつて、陸上の又は海
上の模擬戦闘、及び陸対空、空対陸、又は空対空等の模
擬戦闘に、容易に適用することのできる採点方法及び装
置を提供することにある。本発明のさらに別の、そして
非常に重要な目的は、レーザ放射線が、兵器位置から発
生され、各標的は、反射体のみを備えていればよく、兵
器位置において、各模擬発射により達成された結果を、
迅速に知るための放射線検出器を、標的に設ける必要の
ない模擬射撃採点方法とその装置を提供するものてある
。各模擬発射について、的中だけでなく、ニアミスをも
正確に判定することができ、かつその攻撃効果を迅速に
評価することができ、しかも、兵器位置、又はすべての
標的位置、又は特定の標的位置のみに、採点結果を速や
かに伝達する模擬兵器発射採点装置を供給することもま
た、本発明の目的てある。
本発明の方法と装置は、レーザ放射線又は類似する放射
線を使用するが、そのような放射線は、従来の同様な装
置とは異なつた要領で発生されることを、初めに指摘し
ておく必要がある。
本発明の装置ては、放射線を、複数の扇形のビームとし
て発生させ、該ビームが、標的を横切ると期待される方
向に、兵器位置が頂点となる立体角を有する空間内を、
水平に角度を変えつつ、周期的にかつ交互に掃引するよ
うになつている。
本発明ては、放射線が、模擬発射体の軌跡又は衝突点を
仮想するものとして使用するのではないという点におい
て、従来のものに比べ、より以上)のかつ非常に注目す
べき特徴ともつている。ビームは、標的から兵器位置へ
戻つてくるその放射線の反射をもとに、計測を行なうた
めに使用される。模擬発射すると、実際の発射体が、そ
の模擬発射時とほぼ同一の条件の下て発射された場・合
の弾道上において、模擬発射体がとる連続的な位置の計
算が開始される。模擬発射体の計算位置と、標的の計測
位置とが、距離的に等しくなるなどの所定の関係を有す
るようになると、模擬発射体の位置は、その時点におい
て、掃引ビームの瞬フ間的な角度位置により確認される
標的の位置と比較される。採点のための情報となる上記
比較の結果を、兵器位置で示すことができる。
または、掃引ビームを変調して、採点時の模擬発射体と
標的との関係に関する情報、すなわち前記比較結果に関
する情報とともに、使用された模擬発射体の特性に関す
る情報を標的に伝達し、これらの情報に基いて、標的位
置において、前記模擬発射体による攻撃効果を、正確に
計算し、採点しうるようにすこともてきる。大まかに云
うと、本発明の目的は、反射体に入射した放射線を、ち
ようど逆の方向へ反射させる反射体を備える標的に対す
る、兵器の模擬発射の採点用に、レーザのような放射線
を使用することにより達成される。
本発明方法の特徴とするところは、次の通りである。
兵器の模擬発射時から実際の発射体が、前記模擬発射時
に兵器から発射された場合にとる連続的な弾道位置と概
ね一致し、かつ模擬発射時の兵器位置と相関する模擬発
射体の距離の計算値と、前記兵器から前記弾道と概ね同
一の方法に延長する所定の軸と相関する他の位置の計算
値とからなる計算軌道出力を、兵器位置において発生さ
せ、断面が、兵器位置から離れるにつれて増大する長寸
部分と、この長寸部分と交差する短寸部分とよりなるビ
ームで、上記長寸部分が、他のビームの長寸部分に対し
て傾斜し、かつ頂点に兵器位置を有する立体角空間内を
、該長寸部分の方向とほぼ直交する方向に、角度を変え
つつ、横切つて掃引する、少くとも2つの扇形ビームの
放射線を、兵器位置から発生させ、ビームの放射線が、
反射体で反射されて兵器位置に戻る毎、放射線の発生と
、兵器位置における一反射の検出との間の経過時間をも
とに決定され、かつ模擬発射体の距離の計算値と比較し
うる反射体と兵器位置間の距離の関数としての距離の計
測値と、そのときに存在するビームの角度位置の関数で
あり、かつ前記軸と関連し、他の位置の計算。
値の中の少くとも1つと比較できるビーム角度の値とか
らなる計測出力を、兵器位置において発生させ、かつ随
時、該計測出力の中の計測値の1つを、それと比較しう
る計算値と比較し、比較された値の間一に、所定の関係
が認められたときに、その他の計算値を採点のためにそ
の他の計算値と比較することができる。
本発明を具体化した兵器の射撃採点装置は、砲身4を有
する通常の兵器、例えば、第1図に示すように、戦車1
に装備された大砲と協動させて使用することができる。
本発明は、誘導型のミサイル発射機、又は砲身を有しな
い同様な兵器装置とともに使用することもできる。以下
の説明においては、砲手が、戦車1の兵器で、標的範囲
9内の1組の標的10,1『,10″の中の1つを狙う
ものと仮定する。
標的10,1『,1『は、実際の又は模擬の戦車として
図示されているが、敵の戦車隊又は車輛部隊を仮想した
もので、動かないものでも、動くものであつてもよい。
本発明は、模擬射撃を行うための兵器を備える標的に適
用することができる。
その場合には、標的自体も兵器として模擬射撃を行なう
ことができるので、第1図の戦車1は、標的10,1『
,1『の中の1つと考えることができる。もし、各各兵
器又は標的(戦車又は類似するもの)に、以下に述べる
採点装置が装備されているとすれば、戦車場のような速
動的な状況を、非常に現実に即した形で実現させること
ができる。
兵器位置にある本発明の採点装置は、レーザ発生器2及
びレーザ放射検出器3とて構成され、両者は、好ましく
は、兵器の砲身4上に、または砲身内に取外しできるよ
うにして据えつけられる。兵器は、実際の発射体が発射
されるかのように狙い、かつ発射する。実際とは異なり
、各模擬発射撃では、レーザー発生器2は、パルスを有
し、かつ角度を変えつつ掃引する扇形の掃引ビーム7″
,7″を発生する。このビームの発生は、発射の前、又
は発射時(ほとんどの場合これが好ましい)又は発射の
わずか後に始めることができる。
しかし、いずれの場合でも模擬発射体が計算弾道上の飛
行を完了した後、または飛行の途中であつても、採点を
行なうことがてきる時点まで、またはそれより幾分長い
計算時間の間、ビームは発生され続ける。レーザー発生
器2とそれに組み合わされたビーム発生装置の操作は、
レーザー発生器2と兵器の発射機構5とに接続されてい
る制御装置6により制御される。模擬発射体により狙わ
れる各標的10,10″,1『には、それぞれ、少くと
も1つの反射体14が装備されている。
各反射体14相互間の位置については、後で説明するが
、この点について注意しなければならないのは、各反射
体14は、いわゆるレトロ反射体又はコーナー反射体で
あり、それらにより、入射した放射線は、正確に逆の方
向へ反射させるものてある。
そのため、任意の反射体14がレーザー放射線を戦車1
の位置から受けとつた場合、反射体14は、放射線を、
同じ戦車1の位置へと反射しかえす。
ただし、明確化のために、第3図では、反射体14から
反射される放射線は、反射体14へ来たときとは異なる
軌道を戻るものとして示してある。反射体14が、移動
可能な標的に取り付けられている場合には、該標的が、
反射体14を見ることのできる兵器位置との関係におい
て、どの方向を向いていても、放射線を受けて伝達する
ことがてきるように、反射体14を配置する。
標的上の反射体自体は、標的点というよりは、むしろ標
的に関する基準点であるので標的上の反射体の位置は、
基本的には、光学的見地に基いて定められる。
パルスを有する各ビーム7″,7″は、断面8″,8″
が長くて細い、すなわち、進行方向に直交する方向に細
長い断面形状となつている。
各ビームは、その断面における長寸部分が、異なつた方
向を向いているのて、互いにある角度を有している。し
かし、互いに直交させる必要はない。各ビームは、その
断面の長手方向とほぼ直交する方向に往復運動するよう
に、角度を変えつつ掃引する。そのためビームは、全体
として、頂点に兵器位置を有する立体角、すなわち、概
ねピラミッド形をなす空間を横切るように掃引する。パ
ルスを有するビーム7″,rは、後に詳しく説明するよ
うに、概ね標的があると期待される方向へ向けて発生さ
れる。ビーム7″,7″の掃引運動は、レーザー発生器
2と検出器3とに連結され、かつ放射線の軌道上に設け
られた偏光器11(第3図)により、公知の方法でなさ
れる。
たとえば相互に可動な複数のくさび型プリズムからなる
偏光器11は、制御装置6からの信号に応じて作動する
。ビームの掃引動作は、両方のビーム(もし2以上なら
ばすべてのビーム)が、標的範囲9を含むか、含むと期
待される立体角の範囲を掃引するように調整さる。
特に、第1図に示した状態では、立体角は、断面9″を
有する。ビームは、所定の急速な速度で周期的に掃引さ
れ、各掃引動作は、互いに協動しつつ、所定の持続時間
に亘つて反復する掃引サイクルの間続けられる。
ビーム7″,7″は、毎回反射体14によりさえぎられ
、ビーム放射線の一部は、反射されて兵器位置へ戻り、
偏光器11から検出器3へ達する。
検出された放射線のパルスは、検出器3により、電気信
号に変換され、標的位置計算器12へ供給される。標的
位置計算器12は、レーザー発生器2による放射線の各
パルスの始まりを示す信号をも受け取る。レーザー発生
器2からの放射線パルスの発生と、検出器による同じパ
ルスの検知との間の時間をもとに、計算器12は、兵器
の位置と、もとに戻つてくる放射線を反射する反射体1
4との間の距離に対応する信号を発生する。
これらの操作の間、偏光器11は、関連方向トランスジ
ューサ22によりビームの機械的に限定された基準軸に
関連するその瞬間的なビームの位置に対応する信号を発
生する。
従つて、偏光器11からの信号は、機械的な基準軸に関
連する、掃引中の各ビームの瞬間的な角度位置に対応す
る。この基準軸の性質、それを限定する方法については
、後に詳しく説明する。この時点で、発生器2,偏光器
11,検出器3と計算装置12とて構成される装置は、
兵器位置に関連する1個又は複数個の反射体14の位置
に関する計測を行なう。
兵器位置における装置も、制御装置6を介して・発射機
構5に接続された弾道計算器17で構成されている。模
擬発射の瞬間から、弾道計算器17は、模擬発射時にお
ける砲身4の軸の方向、及ひ弾道に影響を与えるてあろ
う他の要因を考慮して、実際にノ発射体が模擬発射時に
発射された場合にとるてあろう弾道16上に連続する位
置に対応する弾道信号を発生する。
ほとんどの場合、弾道計算は、即時的に行なわれる。
そのため、模擬発射体15は、それに対応する現実の発
射体と同じ速度で計算された弾道上を動く、しかし、場
合につては、以下述べるように、弾道計算はより速く行
なわれる。弾道計算器17は、影響因子に従つて、標準
弾道を修正する装置と、標準弾道についての情報を貯え
ることのてきるメモリーとで構成されている。
模擬発射の前に、砲手は、攻鯨すべき標的の型に従つて
、発射体の型を選択することができる。
これは、制御装置6を介して弾道計算器18に接続され
ている発射体選択装置18を調整することによつて行な
われる。発射体選択装置18は、選択された模擬発射体
に固有の弾道特性に基づいて弾道計算を修正するための
出力を、弾道計算器17へ送る。
標準弾道に重大な影響を及ぼす他の因子は、模擬発射時
の兵器の砲身4の軸の方向と、その時の兵器の運動状態
である。
兵器の方向とその運動量は、ジャイロと加速装置とより
なる状態計測発信器19により、自動的に計測される。
その入力は、第3図のボックス20に接続されている。
これらの方向及び運動量に対応する出力は、制御手段6
を介して、弾道計算器17へ供給される。さらに、模擬
発射体の計算弾道は、任意の弾道の因子、及ひ大気の影
響とを考慮して修正される。
もし、模擬発射体が発射後誘導することのできる型式の
ものならば、その誘導に使用される制御信号は、弾道出
力をさらに修正するために、弾道.計算器17へ送られ
る。
もし、模擬発射体が自己推進型てあるならば、弾道出力
は適当に修正てき。
また、ミサイルのような弾道に特に適用できる他の貯え
られている情報に基づいて計算することができる。距離
に関する発射体の位置は、もちろん、模擬発射時の兵器
位置に関連して計算される。
その距離の方向に対する横方向の位置は、後に説明する
ように、任意に選択される所定の弾道の基準軸に関連し
て計算される。なお、弾道軸は、ビームの・角度位置に
関連する機械的に限定されたビームの基準軸に対して、
既知又は容易に確認できる関係を有しなければならない
。従つて、模擬発射体の計算位置と、掃引中の各ビーム
の角度位置との間には、常に既知または容易に確認でき
関係がある。
ビームの反射が、兵器位置の検出器3へ戻つているとき
のビームの角度位置と発射体の位置との関係は、採点に
使用でき、特に重要である。本発明の採点装置は、従来
の模擬装置とは異なる手段を、採点のために使用してい
ることを強調しておきたい。
また、標的上の反射体14は、標的自体ではなく、標的
の基準点であることを、発)明の理解を容易にするため
に、繰り返しておく。掃引中のビームが、反射体14に
よりさえぎられたとき、反射体の位置は、距離とビーム
の角度位置とにより計測される。従つて、1回の掃引サ
イクルの間に、すべての門ビームの反射を、兵器位置で
受け取つたときに、反射体位置との関連における模擬発
射体の位置を、兵器位置において知ることができる。
反射体は、標的上の任意の位置にある1または2以上の
標的点と、既知の関係を有するようにす」ることができ
るため、計測された反射体の位置に関連する模擬発射体
の計算位置をもとにして、直接の的中、ミス又はニアミ
スを正確に判定し、または採点することができる。
兵器位置で入手される情報を用いて、種々の方法で、採
点結果を表示できることは明らかである。
いずれの場合も、採点は、反射体位置の計測値の1つと
、それと比較しうる発射体位置の計算値とを、その2つ
の値が所定の関係となるまで継続して比較し、さらに、
発射体位置のその他の計算値と、反射体位置のその他の
計測値の関係をもとにして行なわれる。具体的な例では
、発射後、随時、兵器から模擬発射体15までの計算上
の距離と、兵器から反射体までの計測距離との比較を行
ない、これらの2つの距離が等しくなつたときに、その
時の模擬発射体の計算位置と、反射体によりさえぎられ
るビームの角度位置との両者の方位角と仰角の関係に基
いて、模擬射撃の結果を評価することができる。
他の例として、模擬発射体15の弾道16上における計
算上の高さと、計測された反射体14の高さとの間に、
所定の関係が認められた瞬間における各計算値及び計測
値を、模擬射撃を評価し、採点するためのデータとして
利用することができる。
この場合、採点は、その瞬間において存在している関係
、即ち第1に、兵器から反射体までの計測距離と兵器か
ら発射体までの計算距離との関係、第2に、発射体の計
算位置と、反射体によつて遮断された時のビームの角度
位置によつて示される、該反射体の計測された方位との
関係に基いてなされる。
この最後の例に関連して、兵器の位置に対する反射体の
絶対的な方位関係は、重要ではなく、測−定する必要の
ないことに注意されたい。
方位データに関して重要な要素は、模擬発射体】5の計
算位置と反射体14の位置との間の方位関係のみである
計算は、常に、各ビームろ反射体によつて遮断された瞬
間における角度位置について行なわれる。
従つて、ある意味ては、反射体の高速および方位位置の
関係は、ビームによつて測定されると云うことができる
しかし、この場合にも重要なことは、反射体の絶対的な
位置ではなく、ビームのさまざまな角度位置における該
ビームに対する発射体の弾道の関係であることに注意す
べきである。
すなわち、ビームによつて掃引された立体角空間の中に
、2つ以上の反射体がある場合に、砲手が狙つた目標で
あるかどうかと無関係に、これらのすべての反射体につ
いて、採点をすることができる。
しかしながら、標的領域9の中に複数の反射体があると
、採点結果は、兵器からの所定の射程距離内、または、
模擬発射時の照準線からの所定の距離の範囲内にある反
射体に関してのみ表示されることになる。
瞬間的な模擬発射体の位置と、ビームの瞬間的な角度位
置間の関係についての情報を利用し得るためには、弾道
基準軸と、ビームの角度位置が関連する機械的な基準値
との間に、既知の関係(既に前述した通り)がなければ
ならない。
弾道基準軸は、射撃しようとする発射体のタイプに適し
たものが選はれる。
一般に、弾道基準軸は、兵器から標的に向う方向にのび
ているが、この軸は、固定させることもできるし、また
は、計算弾道に沿つて変化する模擬発射体の位置ととも
に、絶えず変化させることもできる。従つて、弾道基準
軸は、機械的なビーム基準軸に対して、既知の、または
構成し得る関係を有することが、最低限必要である。
例えば、弾道基準軸は、模擬射撃の瞬間に固定され、か
つその後弾道計算の間そのまま固定されているものとし
て選択することができる。
これは、射撃の瞬間において、弾道基準軸を兵器の砲身
軸と一致させることで行なうことができる。また、弾道
基準軸は、模擬発射体の飛行中に随時変化する軸、例え
ば、誘導式ミサイルの卓越飛行方向に常に一致する軸の
ようなものにすることが可能である。模擬発射体の方位
および高度の関数は、選択された弾道基準軸に関連して
計算されなければならないが、その計算は、必らずしも
方位および高度に関して行なう必要がなく、例えば、角
度方向および距離に関して行なつてもよい。
ビームの角度位置に関連する基準軸は、該ビームによつ
て掃引された立体角空間の対称軸を決定し、かつ偏光器
11全体を移動させることによつて、兵器位置を中心と
して揺動し得るものでよいことは明らかである。
この基準軸のもつとも適切な方向は、状況によつて異な
るが、概ね標的が現われると期待される方向にビームを
伝播しうる方向である。
従つて、兵器の重力補正角を特に高くする必要がない距
離にある陸上または水上の標的を、陸上又は水上の兵器
て模擬射撃する場合には、ビーム・を、概ね兵器から標
的に向う方向に延びる軸に対して、概ね対称的に、ほぼ
水平に掃引すればよい。
兵器が、重力補正角を高くして発射された場合、ビーム
につて掃引される立体角の対称軸は、・発射の瞬間にお
ける砲身の軸と、最初は平行であり、その後、検出器3
が、兵器て発射し得る範囲内の1または2以上の標的か
ら戻つてくるビームの反射を検出するまで、下方に向つ
て少しずつ揺動させられる。
模擬発射体が、自己推進誘導ミサイルの場合には、ビー
ムによつて掃引される立体角の空間の対称軸は、該ミサ
イルの計算されたその時の飛行方向によつて、決定され
得る。
飛行している標的に対する模擬射撃において、立体角空
間の対称軸は、標的の反射体からの反射が、検出器3で
検出される。
その後、ビームシステムが、公知の方法で、標的の反射
体にロックされるまで、最初の模擬射撃の計算弾道を、
さらに必要があれば、連続して行なわれる模擬射撃の計
算弾道を、追跡することができる。機械的に決定される
ビームの位置の基準軸の方向は、ジャイロ装置からなり
、第3図においてボックス13から入力する関連方向ト
ランスジューサ22によつて制御される。
模擬発射体と、ビームの角度位置との間の関係は、弾道
計算装置17,および標的計算装置12からの入力を受
信する相対位置計算装置23によつて計算される。
模擬発射体15の弾道計算は、模擬射撃の瞬間における
、兵器の位置と運動の状態に基いてなされなければなら
ない。
他方、ビーム7″,rによつて直接に行われる計測は、
兵器の瞬間瞬間における位置、および運動状態との関係
においてのみ行なわれる。
従つて、兵器が、発射の瞬間に静止状態であつたが、模
擬発射体の計算上の飛行中に動き始めた場合、または兵
器が、発射の瞬間に動いており、かつその弾道計算中に
、その速度または運動の方向を変えた場合には、発射体
の位置、およびビームの角度位置の間の関数の計算にお
いて、このような条件の変化を、補償しなければならな
い。
状態測定値トランスジューサ19は、発射の瞬間におけ
る兵器の位置と運動の状態を考慮し、かつこれらの値に
おけるあらゆる付随的な変化に対応する出力を発生させ
る。これらの出力は、相対位値計算器23へ供給される
。第3図において、ボックス20で表示されている状態
測定値トランスジューサ19に対する状態入力は、ジャ
イロ装置および加速度計装置から、.またはラジオ位置
および方向探知装置、または類似のものから、供給する
ことができる。
また、相対位置計算器23は、関連方向トランスジュー
サ22からの入力を受信する。
この入力は、機械的に決定されたビームの基準軸の方向
に・対応しているので、比較されたビームの基準軸と弾
道基準軸との間の座標の変換によつて、相対位置計算器
23は、模擬発射体の位置と、ビームの角度位置との間
の関係を直接に表わす出力を発生することができる。相
対位置計算器23により連続的に行なわれる発射体位置
と標的位置との比較の結果は、種々の方法で利用され、
かつ表示される。
採点結果は、相対位置計算器23と並列に接続されてい
る表示装置24により、兵器位置にいる砲手に直接に表
示することができる。
模擬発射体の方位及び高さ位置は、標的自体との関連に
おいて、または標的上の最適の攻撃点で1あるような、
標的と所定の関係にある点との関係において、表示する
ことができる。
標的の射程と、兵器の砲身の重力補助角との決定が、砲
手にとつて重要な問題となる訓練では、反射体14との
関連における模擬発射体の位置−は、その高さの計算位
置が、所定の値と等しくなつた時のものとして表示する
ことができる。
そして砲手は、実際に兵器から狙いを定めて発射体が発
射された場合に、それが標的に的中したであろう点、又
は的中しなかつたときは、発射体“が最適の攻撃点から
どのくらい離れた位置を通過したかについての情報を受
け取る。標的からの距離は、好ましくは、それぞれ、第
2図の4″と5″て示される如く、弾道16″を有する
模擬発射体の高さと方位の偏差として示される。
このような高さと方位の偏差の表示は、模擬発射体が標
的にあたつた場合、または弾道が標的の後方まで延びて
しまつた場合に、用いることができる。第2図の弾道1
6″の場合のように、模擬発射体が、反射体よりも前の
地面に落下したときは、表示装置24は、仮想の着弾点
から標的までの足りない距離a″″を表示する。
模擬発射体と標的との関係が、兵器位置から模擬発射体
までの計算距離が、射撃後の兵器の移動を補正した上で
、兵器標的間の計測位置と等しくなつたときに表示され
る場合には、採点時におけるそれらの関係は、高さと方
位の値で表示するのがよい。
第12図は、砲手の傍らに、射撃結果を、映像として表
示する場合の好ましい一例を示す。
爆発点73を、その強度が瞬間的に増加する光の形態と
して描いてあり、模擬発射体の弾道71の少くとも最後
の部分が、砲身の傍らに映像として写し出されている。
砲手は、曳光砲弾を見るかのように、模擬発射体の計算
弾道、少くともその弾道の最後の部分を見る。
表示は、表示器24へ接続した陰極線管によりなされる
。照準器を通して見る砲手の視界には、通常の場合、砲
手が模擬発射を照準する標的74が含まれるので、砲手
は、標的との関係において爆発点73を見て、模擬発射
の結果を知ることができる。
この点の説明から、本発明によれば、標的には反射体以
外には、何らの装置を設ける必要なしに、模擬発射の結
果を、兵器位置において、適切かつ効果的に表示しうる
ことが明らかになつたと思う。反射体による遮られるす
べてのビームについて、模擬発射体の位置とビーム位置
との関係を計算し、かつ表示することができる。
このため、ビームと反射体とを、従来と同様に配置した
場合には、見せかけの反射体位置をもとにして、計算が
行なわれることがわかる。これは、従来の掃引ビームに
よる計測方法において、反射体の数が、ビームの数と同
じか、またはそれよりも多い場合に、複数の結果が得ら
れるという周知の問題によるものである。
上述した本願と同日付の特許出願には、この問題を解決
し、かつ回避するための手段が開示されており、その手
段は本発明において、使用しうるものである。
これまて、本発明の説明では、本発明が、いかに兵器位
置において、射撃結果を、迅速かつ正確に判定し、また
は採点しうるかを述べて来た。
しかし、多くの場合、採点のための情報は、兵器位置の
みてはなく、標的位置においても表示するのが望ましい
。標的位置における採点結果の表示は、各標的に人が乗
つており、それ自体が兵器位置をなすような模擬戦闘訓
練では、時に重要てある。一般的に、標的体における採
点結果の表示のために、掃引ビームは、伝達手段として
使用するために変調され、標的には、反射体14に近接
する位置にビーム放射線の検出器29が装備される。
反射体14から反射されたビームの反射が、兵器位置て
受け取られると、ビームは、模擬発射体位置とビームの
その瞬間における角度位置との間の関係に関する情報を
コード化するように変調される。この変調ビームは、そ
れとほぼ同時に、反射体と共に共存する検出器29に到
達するので、ビームにより運ばれた前記情報は、標的位
置において利用することができる。しかし、当然のこと
ながら、この変調ビームの伝達は、ビームを遮る反射体
14の兵器位置からの計測距離が、その際における模擬
発射体の兵器位置からの計算距離が等しいか、またはほ
ぼ等しい場合にのみ行なわれる。
このようにして、ビームは、それを受けとる標的にとつ
て実際に重要な情報を伝達するためのみに用いられるの
で、標的位置へ多量の不必要な情報を送る必要はない。
そのようにして各標的へ伝達される情報は、兵器位置に
おける採点表示に使用されるものと、本質的に同じであ
る。さらに、この伝達される情報は、発射された模擬発
射体のタイプと、模擬発射体を発射した兵器のタイプに
ついての情報をも含むことができる。
標的での採点には、検出器29を備える標的体上の装置
25に加えて、標的へ伝達される情報に関するビームを
調整するエンコーダ26を、兵器位置に設けることが必
要である。エンコーダ26は、相対位置計算器23から
の入力部を有し、模擬発射体と標的との関係についての
採点情報を、採点と同時に、またはその直後に掃引を行
なう1またはいくつかのビーム中に、コード化すること
ができる。
またエンコーダ26には、発射した兵器と模擬発射され
た発射体のタイプを確認する情報を貯えた確認メモリー
27からの入力が、制御装置6を介して接続されている
。確認メモリー27は、制御装置6を介して、発射体選
択装置18と接続されている。エンコーダ26は、掃引
中のビームの瞬間的な角度位置と関連する情報と、予定
された兵器一標的距離と関連する情報が貯えられた情報
メモリー28にも、制御装置6を通して接続されている
。そのため、制御装置6と協動する情報メモリー28は
、模擬発射体の弾道から遠く離れており、採点情報が何
の重要性ももたない標的へ、該情報が伝達されるのを防
止することができる。
エンコーダ26は、伝達すべき情報を、予定されたパタ
ーンに従つて、レーザー発生器2からの放射線を変調す
る一連のパルスと休止とに、公知の方法により変換して
、バイナリ情報すなわち、二進ワードを形成する。
標的体における装置25においては、検知器29が変調
されたレーザー放射線を、デコーダ30に供給される電
気的信号に変換する。
デコーダ30は、好ましくは検出器29からの電気的信
号を、レーザー発生器2の変調のために、エンコーダ2
6によりコード化される前の伝達情報が有していたと同
じ形に変換する。
ゲートを有する論理回路31は、デコーダ30に接続さ
れている。
以下に説明する一定の状況下では、論理回路31は、デ
コーダ30からの出力を、ブルナビリテイーメモリー3
2と、結累計算装置33へと通過させる。
標的装置は、表示方式34とインクリネーシヨントラン
スデユーサー35とで構成されている。標的検出器28
の応答領域は、検出器29が取りつけられている標的体
がシールドされていない限り、予想される全ゆる発射状
態下における兵器位置からのレーザー放射線を受け取る
ことができるようになつている。
さらに検出器29は、検出された放射線が発射された方
向を決定する能力を有するべきてある。
そのため検出器は、応答領域全体を複数に区分し、その
各区分に対応する複数の要素をもつて構成するのがよい
。ブルナビリテイーメモリー32内には、検出器の各要
素によリカバーされるそれぞれの方向から.見た標的を
考慮して、発射体のタイプに応じて、標的の各部分につ
いて破損され易い度合、すなわち被害度を示す多数の数
値が貯えられている。
ブルナビリテイーメモリー32は、第10図に示したよ
うに、標的を表示して構成されている。第10図は、被
害度を表示する数値が付された、多数の異なる領域に分
けられた戦車の側面図を示すものてある。第10図のゼ
ロは、標的体外の領域を示し、被害度が増加する順に、
各領域に1から15までの数が付される。ビーム変調に
より搬送された情報と、ブルナビリテイーメモリー32
に貯えられている情報をもとにして、結累計算装置33
は、実際の発射体が、模擬発射体の計算弾道と同じ弾道
をとるものとして、その模擬発射体による標的体の被害
度を考慮して、砲手が選択した発射体が実際に発射され
たとすれば達成される筈の攻撃効果を計算する。
ブルナビリテイーメモリー32の数値は、通常の水平位
置にある標的について表示するものであるため、実際に
は、標的が傾いている楊合には、結累計算装置33によ
る計算の際に、これを考慮に入れなければならない。
ノ 従つて計算装置は、標的の縦方向の傾きのためのチ
ャンネルと、横方向の傾きのためのチャンネルとの、2
つのチャンネルを備えるインクリネーシヨントランスデ
ユーサー35からの出力を受け取るようにするのが好ま
しい。
結累計算装置33の出力は、任意の適当な表示装置34
に供給される。
標的に人が乗つている楊合には、結果を、パネル又はそ
れに類似する手段をもつて、標的にいる隊員に示すこと
ができる。
たとえば、標的が戦車であり、その駆動機構が攻撃によ
り作動不能にされた場合、駆動機構を止めさせて、模擬
発射体による仮想の損害を発生させることができる。
兵器の場所にいる砲手には、標的への効果は、標的の外
における模擬煙、又はランプの点灯又は花火につて示す
こともできる。
本発明によれば標的において採点に行われた際、標的に
対する発射の採点のみならす、防御戦術についての評価
をも行ないうる。
第13図は、第3図の検出器29と、それに近接する反
射器14及び検知器29に対応する3つの検出器76,
77,78を、戦車75てる標的の一側面に装備した状
態を示すものて、標的に対する模擬の兵器の発射から、
任意の場所がシールドされていようといまいと、情報を
、標的において得ることができる。
もし、たとえば放射線が、検出器77,78ではなく、
検出器76て検出されたとすると、これは、標的の低い
部分がシールドされる(地勢により)、攻撃を妨げると
いうことを意味する。
もし、兵器位置から適当な距離にあり、かつビームによ
り掃引される空間内にいくつかの反射体14と検出器2
9との対があるとすると、採点情報を伝達する範囲が、
たとえば、模擬発射体の弾道の基準軸から一定の角度内
に限定されていない場合には、すべての反射体が、採点
情報を受け取ることができる。そのため、各検出器29
は、それと対になつている反射体14に有効な情報のみ
を受け取り、各.ビームは、情報を伝達すべき標的から
反射してくる放射線が兵器位置において受け取られる間
のみ、採点情報に変調される。
各受け取り装置25の論理回路31は、少なくとも1回
のビーム掃引サイクルの持続時間と等しい所定の時間の
間のすべてのビームが、変調されている場合にのみ、そ
の中にコード化されている採点情報が受け取られるよう
に構成される。伝達手段として使用される変調された扇
形ビームにより掃引される空間内にあるいくつかの不適
当な標的に対して、採点情報、又は他の特別な情報が伝
達されるのを防ぐための手段については、前記同日付本
出願人の特許願(特公昭59−16222号)を参考さ
れたい。一定の状況下ては、第8図に示すように、複数
のビームを互いに決められた関係をもつて動かすのは有
利なことである。
このようにすると、偏光器11を大いに簡単化すること
がてきる。第8図に示す構成では、2つのビーム49,
50は、それぞれ、長手方向が水平とは斜めの異なつた
角度方向を向いており、それらは、矢印51で示すよう
に、常に同じ水平方向に、互いに間隔を固定して掃引さ
れる。
両ビームは、水平に掃引されるので、それらのビームが
掃引する立体角又は空間52は、水平に十分に広がるこ
とができ、陸又は海の表面に限られる標的体への伝達に
特に便利であることが明らかである。
しかし、第8図の構成では、空間52の両側に、2つの
ビームのうちの一方のみでしか掃引されない空間53,
54がある。
空間53,54に反射体が存在すると、兵器位置におけ
る標的位置計算器12による計算は幾分複雑になる。空
間53,54にある標的49,50は所定時間内に両方
のビーム49,50から採点情報を受け取るという基本
的な条件が満たされないため、採点情報又は他の情報は
もちろん、これらの標的へは伝達されない。
これらの欠点は、2つのビーム49,50のうちの1つ
のみにより掃引される各空間53,54を遮蔽するため
に、好ましくは中間の像平面上に光学的なシールドを設
けることにより、避けることができる。
第8図の配置では、いずれかのビームの反射も、兵器1
の位置において、他方のビームと協動する検出器チャン
ネルにより検出される可能性がある。
これを防ぐために、第7図に示すように、兵器1位置に
おける検出器3に、それぞれビーム49,50の断面の
形と寸法とに適合するように形成され、かつビームと共
に動かすことができる応答視野又は走査窓56,56を
設ける。
第7図は、兵器1位置の前方の任意の距離にある断面中
に見えるビーム49,50と、それにそ−れぞれ対応す
る応答視野55,56を示すものである。
応答視野55,56は、検出器3の各チャンネル毎に、
走査手段(図示せず)により画定され、各チャンネルの
走査領域は、それぞれビーム49または50が照射する
空間とほぼ同じ部分に限定される。走査窓、つまり応答
視野55,56を限定することによつて、信号とノイズ
の関係をさらに改善できる利点がある。
その結果、検出器3が、両ビームで掃引される全部の空
間について視野を有する場合、又は両ビームをカバーす
る単一の受信領域を有する場合よりも、大きな感度と射
程距離が得られる。情報が、望まない標的へ伝達される
可能性を減)少させるためには、標的があられれる空間
の掃引に、2以上のビームを使用することができる。
第9図は、3つのビーム57,58,59がある楊合の
ビームの配置を示すもので、それらの断面の長寸部分は
、互いに異なる角度で別個の方向5を向いており、かつ
全てのビームが、その長寸部分と概ね直交する共通の方
向に、たとえば、図に示すように水平方向に掃引される
。各ビーム57,58,59には、それぞれ応答視野、
つまり走査窓60,61,62があり、ビ0−ムの断面
の形と寸法に対応し、ビームと共に動く。
このように配置することによつて、反射体間の識別が容
易になり、見せかけの反射体位置を検出する可能性が減
少し、かつ情報伝達の選択性が増加することは明らかで
ある。重火器の模擬射撃の採点のためには、現実に近づ
けるために、リアルタイムで、すなわち弾道に沿つた実
際の発射体の動きとはぼ対応する速度で、模擬発射体の
弾道の計算を行なうと、多くの場合有利である。
しかし、実際には、発射体の種類によつて、発射体の弾
道をリアルタイムで計算することは適当でない場合があ
る。
空対地の発射、又は自走兵器による発射の楊合にも、同
様のことがいえる。
これらの楊合には、模擬射撃後に、兵器は、標的の方向
から速かに回転されるので、弾道が標的に到達するのに
対応する時間で、ビームにより、標的反射体を掃引する
ことはできない。このような場合、模擬発射体の飛行中
及び飛行終了後に、標的位置を測定する代わりに、第1
1図で示されるような手段を行なうことができる。
第11図において、63は戦車防御兵器である。この兵
器は、矢印65により示される方向に動いている標的タ
ンク64を狙うものと仮定する。模擬発射時に、前述の
ように、兵器位置において、兵器位置と比較した標的タ
ンク64の反射体14の位置の計測が行なわれ、そのと
きの反射体14と兵器位置63の間の照準線は、66に
よソー示される。
そのあとすぐに行なわれる計測では、照準線は、67に
示されるように進むことがわかる。
これらの結果から、弾道飛行時間の結果としての戦車の
予想位置についての明確な計算を行なうこと、ができ、
その予想位置は、照準線68に沿つたものとなる。この
予想位置は、加速度計算から決められた模擬発射体の計
算位置と比較することができる。第11図に示した状況
では、この計算は、模擬二発射体が、標的の予想位置か
ら、前方の爆発点70でその飛行を終了するように示さ
れ、砲手が標的タンク64の前方を狙いすぎたことを意
味する。
予想標的位置と、爆発点の相互の関係の計算は、非常に
速く行なうことができるので、模擬発4射の結果は、直
接砲手に示され、また、標的位置まて伝達される。上述
の記載では、発射体は1つずつ発射されるものと仮定し
たが、本発明は、速射兵器の模擬発射の採点にも役立つ
この目的のために、弾道計算器17は、連続的に発射さ
れる発射体のそれぞれの計算弾道に相当する信号を順次
発生し、同時に、2またはそれ以上の弾道を計算できる
第14図は、79で示される地形を占有する3つの標的
X,Y,Zの関連で、速射兵器(図示せす)から、続け
ばまに発射される第1と第2の発射体の計算弾道1,■
を示すものである。
ポイント■,■Xては、弾道■,■を飛行している発射
体は、それぞれ兵器位置から標的Xまでの距離と等距離
にあり、ポイントIY,■Yでは、同じ発射体は、それ
ぞれ兵器位置から標的Yまでの距離と等距離にあり、ポ
イントIZでは、・弾道1を飛行している発射体は、兵
器位置から標的Zまでの距離と等距離にある。
採点のためには、発射体と標的の関係は、発射体が図に
示すそれぞれの地点に到着する経時的順序により計算さ
れる。
このようにして、発射体の、標的との仰角と方位角の関
係は、■,IY,■X,■Y,Vの順序で計算される。
レーザー放射線は、本発明の実施に好適であるが、変調
が可能な任意の光学的放射線を使用しうることは明らか
てある。
この放射線は、相当に単一であるとによつて、狭バンド
の光学フィルターを各検出器3,29に用いて、背景か
らの放射による障害を克服し、かつ高域度の装置を与え
ることができる点で有利である。添付図面に基づく前述
の説明から、本発明によれば、水平に角度を変えつつ掃
引する放射線の扇形のビームを使用する兵器の模擬発射
の採点装置が提供されることは、明らかである。
本発明は、従来の兵器の模擬発射採点位置よりも、利用
範囲が広く、また異なる型式の兵器と、ほとんどあらゆ
る戦況に適用できることが明らかである。
また本発明の装置は、従来のものに比して、より正確で
ある。
特に、発射したと仮定される発射体による的中またはニ
アミスに基づいて、正確な結果を採点することが可能で
ある点で、従来の装置よりもすぐれている。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の実施要領を説明するもので、本発明の
原理の好適な実施例を示す。 第1図は、本発明が好都合に適用された模擬戦闘状態を
示す斜視図てある。第2図は、標的へ向かつて発射され
た模擬発射体の計算弾道を記入した、第1図とほぼ同様
の斜視図てある。第3図は、本発明を具体化した兵器の
模擬発射採点装置のブロック図で.あ。第4図は、本発
明の原理に従つて、反射体の周囲に他の反射体が存在L
ない領域との関係において、反射体を取り付けられた標
的の斜揚図である。第5図は、2の扇形のビームにより
掃引される空間の断面の概略図である。第6図は、本発
明の一実施例に従つて、ビームを変調してコード化され
た情報の概略図てある。第7図は第4図に示した反射体
と協動するレーザービームと、それに対応する走査窓の
配置を示す概略図である。第8図は、第7図に示すビー
ムにより掃引される空間の断面図てある。第9図は、第
7図とほぼ同様で、ビームとそれに対応する走査窓の異
なる配置を示す概略図てある。第10図は、本発明の原
理による攻撃効果の採点の目的のために、破損され易い
度合により、標的を多数の領域に区分した一実施例を示
す標的の側面図てある。第11図は、第3図に示す装置
による繰り返し計測により、いかに標的の予想位置が確
認されるかを示す平面図てある。第12図は、少なくと
も模擬発射体の弾道の最後部分が、模擬発射の落下を光
の動点として描かれ、砲手が見ることができるように表
示した図である。第13図は、戦車を模した標的の一部
に、防御戦術の評価のための検出器を配置したものの斜
視図てある。第14図は、一連の模擬発射体が、一群の
標的に対して速射された場合、本発明の原理に従い、い
かに結果が採点されるかを示す斜視図である。1・・・
・・・戦車、2・・ルーザー発生器、3・・・・・ルー
ザー放射線検出器、4・・・・・砲身、5・・・・・・
発射機構、6・・・・・・制御装置、7″,7″・・・
・・・掃引ビーム、8″,8″・・・・・・断面、9・
・・・・・標的範囲、10,10″,1『・・・・・・
標的、11・・・・・・偏光器、12・標的位置計算器
、13・・・・・・機械的方向器、14・・・・・・反
射体、15・・・・・・模擬発射体、16・・・・・計
算弾道、17・・・・・・弾道計算器、18・・・・・
・発射体選択装置、19・・・・状態計測値トランスジ
ューサ、21・・・・ボックス、22・・・関連方向ト
ランスジューサ、23・・・・・相対位置計算器、24
・・・・・表示装置、25・ ・・装置、26・ ・・
エンコーダ、27・・・・確認メモリー、28・・・・
・・情報メモリー、29・・・検出器、30・・・・・
・デコーグ、31・・・・・論理回路、32・・・・・
・ブルナビリテイーメモリー、33・・・・結累計算装
置、34・・・・・・表示装置、35・・・・・インク
リネーシヨントランスデユーサー、38・・・分離領域
、43,44・・・・・球状表面、45・・・・・・掃
射空間、46,47,48・・・・・標的、49,50
・・・・・・ビーム、51・・・・・・矢印、52,5
3,54・・・空間、55,56・・・・・走査窓、5
7,58,59・・・・ビーム、60,61,62・・
・・・・走査窓、631・・・・・・戦車位置、64・
・・・・標的戦車、65・・・・・矢印、66,67,
68,69・・・・・・照準線、70・・・・爆発点、
71.・・・・・・弾道、73・・・・・爆発点、74
・・標的、76,77,78,・・・・検出器、I,■
・・・・・・計算弾道、IX,■X,IY,■Y,IZ
・・・フ・・・ポイント、X,Y,Z・・・・・・標的

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 レーザのような放射線を、入射方向と逆方向へ反射
    し返えす反射体を備える標的に対する模擬射撃結果の採
    点方法であつて、以下の(A)(B)(C)(D)の要
    件を具備する方法。 (A)模擬発射体が兵器から発射された場合に、連続す
    る時間の各瞬間においてとるであろう弾道上の位置を実
    質的に示す計算弾道出力を、前記兵器の模擬発射時から
    兵器位置で発生させ、この計算弾道出力が、(イ)前記
    各瞬間における兵器位置に関連する距離計算値と、(ロ
    )兵器からほぼ弾道の方向へ向く所定の軸に関連する位
    置計算値とからなり、(B)断面が、兵器からの距離の
    増加に伴つて増大する長寸部分と、この長寸部分と交差
    する短寸部分とよりなる少なくとも2つの扇形のビーム
    をなす放射線を、兵器位置から発生させ、(イ)前記各
    ビームの長寸部分が、互いに他のビームの断面における
    長寸部分に対して傾斜しており、(ロ)少なくとも2つ
    の前記ビームが、それぞれ兵器位置をその頂点とする立
    体角空間を横切ってその長寸部分とほぼ直交する方向に
    、角度を変えつつ掃引するようになつており、(C)掃
    引ビームの放射線が、前記反射体で反射されて兵器位置
    に戻る毎に、兵器位置において、計測出力を発生させ、
    該計測出力が、(イ)(a)放射線の発生より、その反
    射の兵器位置における検出までの経過時間に基いて決定
    され、かつ (b)反射体と兵器位置との距離の関数であつて、前記
    距離計算値と比較することができる距離計測値と、 (ロ)ビームのその時における角度位置の関数であり、
    かつ前記兵器からほぼ弾道の方向へ向く所定の軸と関連
    し、前記位置計算値の中の少なとも1つと比較されうる
    ビーム角度の計測値とよりなり、(D)随時、前記計測
    値の1つを、それと比較可能な前記計算値と比較するこ
    とによつて、これらの比較された値同士の間に、所定の
    関係が認められたときに、この計算値以外の前記計算値
    を、採点を行なう目的で、それ以外の計測値と比較する
    。 2 比較される計測値の1つと、計測値の1つとが、距
    離の値であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の方法。 3 比較される計測値の1つと、計測値の1つとが、仰
    角の大きさであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載の方法。 4 計測値の1つと、それと比較しうる計算値との比較
    が、兵器位置で行なわれることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の方法。 5 ビーム検出器が反射体に近接して配置され、かつ反
    射体から戻る放射線の反射が、兵器位置で検出されてい
    る間に、兵器位置で各掃引ビームを変調して、各計測値
    の関数と各計算値の関数との間の関係に相当する情報に
    コード化し、それにより、反射体の位置において採点す
    ることを含む特許請求の範囲第1項に記載の方法。 6 各ビームが少なくとも1回掃引する掃引サイクルが
    、所定の持続時間を有し、反射体の位置で、その持続時
    間と同じか、またはそれ以上の所定の時間継続して、計
    測値と計算値との関係に関する情報が、変調された前記
    各ビーム中に検出された場合にのみ、該情報を受け入れ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の方法
    。 7 模擬発射時の状態から兵器位置と、兵器の砲身の軸
    の方向とのずれを補償するために、計算弾道出力と計測
    出力のいずれか一方を修正することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の方法。 8 模擬発射の開始時から一定時間連続して、複数の計
    算弾道出力を発生させることによつて、兵器の模擬速射
    を行ない、かつ前記一定時間内に、複数の反射体からの
    放射線の反射を、兵器位置で受け取り、さらに(イ)兵
    器位置で、各距離計算値と各距離計測値とを比較し、(
    ロ)各弾道出力の距離計算値が、距離計測値と等しくな
    つたときに、その弾道出力の位置計算値とその際におけ
    るビーム角度の計測値との間の関係を表わす出力を発生
    させることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    方法。 9 兵器位置に設けた放射発生器と、入射した放射線を
    逆方向へ反射し返す反射体を備える標的と、放射線兵器
    とで構成された、兵器による模擬射撃結果を採点する装
    置であつて、以下の諸要素を含む装置。 (A)発生した放射線を、その進行方向に対して一側方
    に細長い断面を有し、かつその断面の長手方向を、他の
    ビームの同じく長手方向とある角度を持つ複数の扇形ビ
    ームに形成するために、兵器位置に設けられた、前記放
    射線発生器と協動するビーム形成装置。 (B)各ビームを、前記長手方向を他の各ビームの断面
    の長手方向と交差させて、側方へ角度を変えつつ掃引さ
    せ、それにより、各ビームは、一定の掃引サイクルを有
    するようにするべく、放射線発生装置及びビーム形成位
    置と協動するビーム掃引装置。 (C)兵器の模擬発射を行うと、反復する掃引サイクル
    を開始するために、発射機構と入力接続され、かつ前記
    該放射線発生器とビーム掃引装置と出力接続されて、兵
    器位置に設けられている制御装置。 (D)兵器位置にあり、その場所へ反射して戻されるビ
    ーム放射線を検出しうる該検出器。 (E)各掃引サイクルの間に、標的と兵器位置間の距離
    の関数に対応する標的距離出力を発生させるべく、前記
    放射線発生器と検出器に接続され、かつ兵器位置に設け
    られた標的距離計測装置。 (F)各掃引サイクル中に、反射体から反射して戻され
    るビーム放射線が、兵器位置において検出されるときの
    、掃引中の各ビームの角度位置関数に対応するビーム位
    置出力を発生させるべく、前記検出器とビーム掃引装置
    とに接続され、かつ該兵器位置に設けられたビーム位置
    計測装置。 (G)該制御装置と入力接続されるとともに、兵器位置
    に設けられ、(イ)兵器から模擬発射した際、実際の発
    射体がとる筈の弾道上における模擬発射体と、兵器位置
    との瞬間的な距離に対応する発射体距離出力と、(ロ)
    ビームの角度位置と関連する前記発射体の瞬間的な位置
    の関数に対応する発射体位置出力とを発生させるための
    模擬発射体弾道出力装置。 (H)前記計測装置の出力と、対応する発射体出力の間
    に所定の関係があるときに、模擬発射体と標的との間の
    関係を表示する採点用出力を発生されるためのもので、
    出力を受けとり、比較するために前記計測装置と発射弾
    道出力装置とに接続され、かつ兵器位置に設けられた比
    較装置。10 (I)採点用出力に対応する情報に、ビ
    ームを変調するべく、前記比較装置に接続され、かつ兵
    器位置に位置する装置と、(J)反射体に近接する他の
    検出器と、 (K)ビームを変調してなる情報を、適宜に感知できる
    出力を、標的において発生させるべく、前記他の検出器
    に接続された表示装置とを含むことを特徴とする特許請
    求の範囲第9項に記載の装置。 11 (L)各ビームが、掃引サイクルと少くとも等し
    い時間を有する所定時間間隔の間、そのような情報によ
    り変調される状態下においてのみ、前記他の検出器から
    前記表示装置へ情報を伝達するべく、前記他の検出器と
    、表示装置との間に接続された論理回路を含むことを特
    徴とする特許請求の範囲第10項に記載の装置。 12 (M)兵器位置において、前記採点用出力として
    適切な、感知できる出力を発生させるべく、前記比較装
    置と接続されて、兵器位置に設けられている表示装置を
    有することを特徴とする特許請求の範囲第9項に記載の
    装置。
JP54022615A 1978-03-02 1979-03-01 模擬射撃結果の採点方法とその装置 Expired JPS6049840B2 (ja)

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