JPS6048150A - ホウ素の吸着処理方法 - Google Patents
ホウ素の吸着処理方法Info
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- JPS6048150A JPS6048150A JP58155319A JP15531983A JPS6048150A JP S6048150 A JPS6048150 A JP S6048150A JP 58155319 A JP58155319 A JP 58155319A JP 15531983 A JP15531983 A JP 15531983A JP S6048150 A JPS6048150 A JP S6048150A
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- Japan
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- resin
- solution
- ammonia
- acid
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はスチレン系−IL:重合体ケ樹脂母体とするホ
ウ累選択e、着4tL!脂を用いて、硬度成分および/
又は重金属成分ケ含有する溶液中のホウ素のel’jr
;f処理或は、品温溶液中のホウ素の吸着処理において
安定した処理操作ケ行なうための該樹脂の沓生方法に関
するものである。
ウ累選択e、着4tL!脂を用いて、硬度成分および/
又は重金属成分ケ含有する溶液中のホウ素のel’jr
;f処理或は、品温溶液中のホウ素の吸着処理において
安定した処理操作ケ行なうための該樹脂の沓生方法に関
するものである。
ホウ素は天然に広(分布し、植物の成育にとって必須の
元累であるが、過剰に任在すると植物の成長に悪影響を
及ぼすことも知られている。
元累であるが、過剰に任在すると植物の成長に悪影響を
及ぼすことも知られている。
従って、ホウ素を含有する地下水や地熱水5石炭火力発
電所からの廃水拳・ホウ素を数10乃至数/ o o
ppm (ホウ累換算〕含む溶液を河川等に放流して再
び潅概用水として利用する場合、概ね/ PPm以下K
まで溶液中のホウ素を除去しなければならない。また海
水中に溶存する塩化マグネシウム等のマグネシウム塩を
原料とするマグネシウム製錬工業に於ても、海水中にホ
ウ素がダ〜s ppm (ホウ素換算)存在し、これが
製品に揺々の悪影響を及ぼすため、マグネシウム溶液中
リホク紫も除去する必要がある。
電所からの廃水拳・ホウ素を数10乃至数/ o o
ppm (ホウ累換算〕含む溶液を河川等に放流して再
び潅概用水として利用する場合、概ね/ PPm以下K
まで溶液中のホウ素を除去しなければならない。また海
水中に溶存する塩化マグネシウム等のマグネシウム塩を
原料とするマグネシウム製錬工業に於ても、海水中にホ
ウ素がダ〜s ppm (ホウ素換算)存在し、これが
製品に揺々の悪影響を及ぼすため、マグネシウム溶液中
リホク紫も除去する必要がある。
一般に塩類が多量に含まれる溶液やアルカリ性溶液中の
ホウ素の吸着処理に於いて、通常脱塩等に多用されてい
る強塩基性陰イオン交換樹脂および弱塩基性陰イオン交
換樹脂では、ホウ素に対する選択吸着能に乏しく実質的
な使用に耐えない。
ホウ素の吸着処理に於いて、通常脱塩等に多用されてい
る強塩基性陰イオン交換樹脂および弱塩基性陰イオン交
換樹脂では、ホウ素に対する選択吸着能に乏しく実質的
な使用に耐えない。
近年これらの溶液からホウ素を選択的に吸着処理する目
的で、スチレン系共重合体をハロメチル化した樹脂母体
に下記の一般式(I)で表わされるアミンにより官能基
ケ導入したホウ素選択吸着樹脂か開発されている。
的で、スチレン系共重合体をハロメチル化した樹脂母体
に下記の一般式(I)で表わされるアミンにより官能基
ケ導入したホウ素選択吸着樹脂か開発されている。
式中、n == /〜6(整数)、Rは−CH2+CH
(oH)チCH20H又Gt 7 # * k M ’
r: 表わす。
(oH)チCH20H又Gt 7 # * k M ’
r: 表わす。
但し、−m−=Q〜6(整数)である。
そして、これまでにこの種のものとしてダイヤイオン0
RB−o:tc三菱化成工業■製、商品名ノ、アンバー
ライトエRA−7<zj(米ロームアンドハース社製、
商品名]が市販されている。これらは何れもホウ素に対
し、極めて秀れた選択吸着能を示す樹脂であるが、石炭
火力発電所の廃水や海水から採取した塩化マグネシウム
溶液中に含まれるホウ素除去のように、溶液中にカルシ
ウム、マグネシウム等の硬度成分および/又は鉄、ニッ
ケル等の重金属成分が存在する場合に、これらの樹脂t
アルカリ溶液で再生して、官能基アミンを遊離形として
用いると硬度成分等の水酸化物の沈澱が生じ、樹脂性能
を低下させたり、樹脂層がブロッキングして固まるとい
う問題がある。更にこれらの樹脂音用いて、地熱発電所
の排水の如き、高温のホウ素含有液を処理すると、官能
基の熱劣化が起こり、ホウ素の吸着性能が経時的に低下
するという問題もある。
RB−o:tc三菱化成工業■製、商品名ノ、アンバー
ライトエRA−7<zj(米ロームアンドハース社製、
商品名]が市販されている。これらは何れもホウ素に対
し、極めて秀れた選択吸着能を示す樹脂であるが、石炭
火力発電所の廃水や海水から採取した塩化マグネシウム
溶液中に含まれるホウ素除去のように、溶液中にカルシ
ウム、マグネシウム等の硬度成分および/又は鉄、ニッ
ケル等の重金属成分が存在する場合に、これらの樹脂t
アルカリ溶液で再生して、官能基アミンを遊離形として
用いると硬度成分等の水酸化物の沈澱が生じ、樹脂性能
を低下させたり、樹脂層がブロッキングして固まるとい
う問題がある。更にこれらの樹脂音用いて、地熱発電所
の排水の如き、高温のホウ素含有液を処理すると、官能
基の熱劣化が起こり、ホウ素の吸着性能が経時的に低下
するという問題もある。
本発明者等は、このようなスチレン系共重合体の一樹脂
母体に上記の一般式(I)で表わされる二級アミンによ
り官能基アミンケ導入して得られるホウ素選択吸着樹脂
を用いて溶液中のホウ素!吸着処理する際に生ずるこれ
らの問題ン解決すべ(鋭意検討した結果、上記ホウ素選
択吸着樹脂の官能基アミン中に、ハロメチル化した樹脂
母体に前記一般式CI)で表わされるアミンを反応させ
る過程で生ずる塩基度の高い中性塩分解能を示す部分が
存在し、これが硬度成分および/又は重金属成分を含む
溶液中のホウ素吸着処理の際に、これらの水酸化物沈澱
生成に関与していること並びに該樹脂を用いてホウ素吸
着処理を行った拶・、酸で樹脂からホウ素を溶離し、次
いで水洗し、アルカリによる樹脂の再生7行うが、その
際、該樹脂の官能基アミン中、塩基度の高い中性塩分解
能乞示す部分と、塩基度の低い酸吸盾能力しか示さない
部分ではアルカリ溶液による再生に差異があり一1塩基
度の高い中性塩分解能?示す官能基アミン部分は、アル
カリ−金属の水酸化物もしくは水酸化アンモニウムの如
き純粋なアルカリ溶液でしか再生できないのに対し、塩
基度の低い酸吸着能しか示さない官能基アミン部分は、
上記アルカリ溶液中11C多量ノア ルカリ金属塩もし
くはアンモニウム塩が共存する混合溶液でもだ量的に再
生できるということを見い串し本発明に到達した。
母体に上記の一般式(I)で表わされる二級アミンによ
り官能基アミンケ導入して得られるホウ素選択吸着樹脂
を用いて溶液中のホウ素!吸着処理する際に生ずるこれ
らの問題ン解決すべ(鋭意検討した結果、上記ホウ素選
択吸着樹脂の官能基アミン中に、ハロメチル化した樹脂
母体に前記一般式CI)で表わされるアミンを反応させ
る過程で生ずる塩基度の高い中性塩分解能を示す部分が
存在し、これが硬度成分および/又は重金属成分を含む
溶液中のホウ素吸着処理の際に、これらの水酸化物沈澱
生成に関与していること並びに該樹脂を用いてホウ素吸
着処理を行った拶・、酸で樹脂からホウ素を溶離し、次
いで水洗し、アルカリによる樹脂の再生7行うが、その
際、該樹脂の官能基アミン中、塩基度の高い中性塩分解
能乞示す部分と、塩基度の低い酸吸盾能力しか示さない
部分ではアルカリ溶液による再生に差異があり一1塩基
度の高い中性塩分解能?示す官能基アミン部分は、アル
カリ−金属の水酸化物もしくは水酸化アンモニウムの如
き純粋なアルカリ溶液でしか再生できないのに対し、塩
基度の低い酸吸着能しか示さない官能基アミン部分は、
上記アルカリ溶液中11C多量ノア ルカリ金属塩もし
くはアンモニウム塩が共存する混合溶液でもだ量的に再
生できるということを見い串し本発明に到達した。
すなわち、該樹脂を用いて溶液中のホウ素吸着処理を行
った後、酸によりホウ素を溶離し、水洗して該樹脂の官
能2Nアミンが酸吸着形となっている所に、アルカリ*
属及びアンモニアの水酸化物の少くとも1種とアルカリ
金屑及びアンモニアの鉱酸塩の少(とも7種を含む混合
溶′rLを該樹脂と接触させ、該樹脂の官能基アミン中
、塩基度の高い中性塩分解能を示す部分?再生せずに、
me層着形して残し、塩基度の低め酸吸着能しか示さな
い部分乞選択的に再生することにより、硬度成分および
/又は重金属成分乞含有する溶液中のホウ素吸着処理に
際し、硬度成分等の水酸化物の生成がな(、安定した処
理が行なえること?見出した。
った後、酸によりホウ素を溶離し、水洗して該樹脂の官
能2Nアミンが酸吸着形となっている所に、アルカリ*
属及びアンモニアの水酸化物の少くとも1種とアルカリ
金屑及びアンモニアの鉱酸塩の少(とも7種を含む混合
溶′rLを該樹脂と接触させ、該樹脂の官能基アミン中
、塩基度の高い中性塩分解能を示す部分?再生せずに、
me層着形して残し、塩基度の低め酸吸着能しか示さな
い部分乞選択的に再生することにより、硬度成分および
/又は重金属成分乞含有する溶液中のホウ素吸着処理に
際し、硬度成分等の水酸化物の生成がな(、安定した処
理が行なえること?見出した。
更に又、該樹脂中の官能基アミン中の塩基度の高い、中
性塩分解能を示す部分と塩基度の低い酸吸着能しか示さ
ない部分は、遊離アミン形に於て熱安定性に差があり、
塩基度の高い中性塩分解能ケ示す部分は40℃以上で実
質的に熱分解が起こるが、他方、塩基度の低い酸吸着能
しか示さない部分はioo℃以−ヒでも安定である。と
ころが前記混合溶液で再生を施し塩基度の高い中性塩分
解能を示す部分を塩負荷形としておくと熱安定性が著し
く向上し、100℃以上でも実質的に何片に耐えろこと
が判明した。
性塩分解能を示す部分と塩基度の低い酸吸着能しか示さ
ない部分は、遊離アミン形に於て熱安定性に差があり、
塩基度の高い中性塩分解能ケ示す部分は40℃以上で実
質的に熱分解が起こるが、他方、塩基度の低い酸吸着能
しか示さない部分はioo℃以−ヒでも安定である。と
ころが前記混合溶液で再生を施し塩基度の高い中性塩分
解能を示す部分を塩負荷形としておくと熱安定性が著し
く向上し、100℃以上でも実質的に何片に耐えろこと
が判明した。
本発明は、か〜る新規な知見VC基づいて達成されたも
のであり、スチレン系共重合体を樹脂母体とするホウ累
選択吸着f8脂による溶液中のホウ素の吸着処理の安W
した処理操作を行う方法を提供するものである1、 以下本発明について詳細に説明する。
のであり、スチレン系共重合体を樹脂母体とするホウ累
選択吸着f8脂による溶液中のホウ素の吸着処理の安W
した処理操作を行う方法を提供するものである1、 以下本発明について詳細に説明する。
本発明で用いられるホウ素選択吸着樹脂とは。
スチレンとジビニルベンゼン等の架橋剤で共重合させ−
たものtクロロメチルメチルエーテル等でハロメチル化
した樹脂母体t、下記一般式CI)で示される二級アミ
、ンでアミン化して得られろものである。
たものtクロロメチルメチルエーテル等でハロメチル化
した樹脂母体t、下記一般式CI)で示される二級アミ
、ンでアミン化して得られろものである。
式中、n=/〜6(整数)、Rはアルキル基又は−C!
H2(−OH(OH)−)iil(!H20Hi表わす
。但し、m=θ〜6(整数)である。
H2(−OH(OH)−)iil(!H20Hi表わす
。但し、m=θ〜6(整数)である。
かNる二級アミンとしては、N−メチル−D−グルカミ
ン、N−エチル−D−グルカミン、N−メチル−D−ガ
ラクタミン、N−メチル−D−マンノサミン、ジーl−
アラビチルアミン等が挙げられる。
ン、N−エチル−D−グルカミン、N−メチル−D−ガ
ラクタミン、N−メチル−D−マンノサミン、ジーl−
アラビチルアミン等が挙げられる。
アミノ化反応は、通常実施されている方法によって行わ
れる。例えば、ハロメチル化した樹脂母体乞ジオキサン
、アセトン、メチルエチルケトン、クロロホルム、ジク
ロルエタン等の適当な溶媒の存在下、20〜100℃の
温度で2〜20時間アミンと反応させればよい。
れる。例えば、ハロメチル化した樹脂母体乞ジオキサン
、アセトン、メチルエチルケトン、クロロホルム、ジク
ロルエタン等の適当な溶媒の存在下、20〜100℃の
温度で2〜20時間アミンと反応させればよい。
又、スチレン系共重合体からなる樹脂母体は。
いわゆるゲル型でもハイポーラス型でもよい。
本発明に従い、ホウ素選択吸着樹脂を用いてホウ素含有
溶液からホウ素を吸着処理した樹脂は%まず、酸で処理
し、吸着したホウ酸ケ溶離する。
溶液からホウ素を吸着処理した樹脂は%まず、酸で処理
し、吸着したホウ酸ケ溶離する。
溶離に用いられる酸としては、塩酸、硫酸等の鉱酸から
選ばれ、通常、濃度は1〜15%である。酸によるホウ
酸の溶離を終った後、水による酸の押出洗浄を行なう。
選ばれ、通常、濃度は1〜15%である。酸によるホウ
酸の溶離を終った後、水による酸の押出洗浄を行なう。
次いで、アルカリ金属及びアンモニアの水酸化物の少く
とも7種とアルカリ金属及びアンモニアの鉱酸塩の少く
とも1種と!含む混合溶液により樹脂の再生ビ行なう。
とも7種とアルカリ金属及びアンモニアの鉱酸塩の少く
とも1種と!含む混合溶液により樹脂の再生ビ行なう。
アルカリ金属水酸化物としては、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、水酸化リチウムが挙げられ、アルカリ金
属及びアンモニアの鉱酸塩としては、塩化ナトリウム、
塩化カリウム、塩化アンモニウム、硫酸ナトリウム、硫
酸アンモニウム等である本発明方法では、これらの水酸
化物上鉱酸塩との混合溶液を使用するが5両者の組合せ
としては、水酸化ナトリウムと塩化ナトリウム、水酸化
カリウムと硫酸ナトリウム、水酸化ナトリウムと硫酸ア
ンモニウム、水酸化アンモニウムと硫債ナトリウム、水
酸化アンモニウムと塩化アンモニウム、水酸化アンモニ
ウムと硫酸アンモニウム等が挙げられるが、水酸化アン
モニウムと塩化アンモニウム又は硫酸アンモニウムと乞
組合せるのが好ましい。また、混合溶液中のこれらの@
度は、水酸化物としてo、gないし70%の範囲であり
、水酸化物と鉱酸塩との比率はl:10ないし3:lの
当量比の範囲内で適宜法められる。
酸化カリウム、水酸化リチウムが挙げられ、アルカリ金
属及びアンモニアの鉱酸塩としては、塩化ナトリウム、
塩化カリウム、塩化アンモニウム、硫酸ナトリウム、硫
酸アンモニウム等である本発明方法では、これらの水酸
化物上鉱酸塩との混合溶液を使用するが5両者の組合せ
としては、水酸化ナトリウムと塩化ナトリウム、水酸化
カリウムと硫酸ナトリウム、水酸化ナトリウムと硫酸ア
ンモニウム、水酸化アンモニウムと硫債ナトリウム、水
酸化アンモニウムと塩化アンモニウム、水酸化アンモニ
ウムと硫酸アンモニウム等が挙げられるが、水酸化アン
モニウムと塩化アンモニウム又は硫酸アンモニウムと乞
組合せるのが好ましい。また、混合溶液中のこれらの@
度は、水酸化物としてo、gないし70%の範囲であり
、水酸化物と鉱酸塩との比率はl:10ないし3:lの
当量比の範囲内で適宜法められる。
本発明の方法により再生状態とした樹脂ン用いて硬度成
分および/または重金属成分を含む溶液中のホウ素の吸
着処理を行うと処理液中での硬度成分の水酸化物の沈澱
生成を防止できるばかりでなく、高温水中のホウ素吸着
処理においても官能基アミンの熱安定性が筋く保たれ、
長期間に亘って安定したホウ素吸着処理能カン示す。
分および/または重金属成分を含む溶液中のホウ素の吸
着処理を行うと処理液中での硬度成分の水酸化物の沈澱
生成を防止できるばかりでなく、高温水中のホウ素吸着
処理においても官能基アミンの熱安定性が筋く保たれ、
長期間に亘って安定したホウ素吸着処理能カン示す。
以下に実施例により本発明暑さらに具体的に説明するが
、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例に限
定されるものではない。
、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例に限
定されるものではない。
実施例1
ホウ素選択吸着樹脂ダイヤイオン0RB−02(三菱化
成工業q3製、登録商標)を遊離形で1301ml採り
、これを内径コo van l、長さ!;00mmのジ
ャケット付ガラスカラムに充填し、これに3%塩酔ts
omlを8vコで流し、次いで脱塩水で押出、水洗を行
なったのち、lI%水酸化アンモニウム/、13m1と
6%硫酸アンモニウムl−s ml V a合してss
omlとしたアルカリ性溶液をSVjで通して樹脂を再
生し、引続き脱塩水で押出し、水洗7行なった0 次にカラムジャケットに80℃の温水を循環させてカラ
ム内温度′la:tro℃に保ち、これにホウ酸/、/
!r g/l (,200pPm B換n)、塩化ナ
トリウムt、 s g/l 、硫酸ナトリウムt、of
l/l、硫酸マグネシウムo、 s 11/l 、塩化
カルシウムs、 s g、/lY含むpH5,?の溶液
’&処理流速evlSで通液してホウ素の吸着処理を行
なった。
成工業q3製、登録商標)を遊離形で1301ml採り
、これを内径コo van l、長さ!;00mmのジ
ャケット付ガラスカラムに充填し、これに3%塩酔ts
omlを8vコで流し、次いで脱塩水で押出、水洗を行
なったのち、lI%水酸化アンモニウム/、13m1と
6%硫酸アンモニウムl−s ml V a合してss
omlとしたアルカリ性溶液をSVjで通して樹脂を再
生し、引続き脱塩水で押出し、水洗7行なった0 次にカラムジャケットに80℃の温水を循環させてカラ
ム内温度′la:tro℃に保ち、これにホウ酸/、/
!r g/l (,200pPm B換n)、塩化ナ
トリウムt、 s g/l 、硫酸ナトリウムt、of
l/l、硫酸マグネシウムo、 s 11/l 、塩化
カルシウムs、 s g、/lY含むpH5,?の溶液
’&処理流速evlSで通液してホウ素の吸着処理を行
なった。
この時カラムから流出する処理液中のホウ素濃度をカー
ミン酸比色法で測定した所、処理液量/ 4J Bed
Volume (充填樹脂量の1g、!r倍。
ミン酸比色法で測定した所、処理液量/ 4J Bed
Volume (充填樹脂量の1g、!r倍。
以下BVと略す)までは処理液中のホウ累濃度カ0.j
ppm (B換算〕以下でその緩徐々にホウ素の漏出
が起こり、処理液中のホウ素濃度が7ppm (B換算
)になるまでの処理液量はノア、ノBVであった。この
時の処理液のpHとホ“つ素の破過曲線を第1図に示す
。処理液のpHは、概ねg −9の間に保たれ、この時
硬度成分の水酸化物による沈澱は全くみられなかった。
ppm (B換算〕以下でその緩徐々にホウ素の漏出
が起こり、処理液中のホウ素濃度が7ppm (B換算
)になるまでの処理液量はノア、ノBVであった。この
時の処理液のpHとホ“つ素の破過曲線を第1図に示す
。処理液のpHは、概ねg −9の間に保たれ、この時
硬度成分の水酸化物による沈澱は全くみられなかった。
処理液中のホウ素濃度が/θp1)Ill (B換3#
うとなった時点で通液ン停止し、吸着したボウ累ヲ酸で
溶離し、引き続き押出・水洗を行なって再び上記の如き
方法で樹脂の再生を行なってから次回のホウ素吸着処理
7行なった。
うとなった時点で通液ン停止し、吸着したボウ累ヲ酸で
溶離し、引き続き押出・水洗を行なって再び上記の如き
方法で樹脂の再生を行なってから次回のホウ素吸着処理
7行なった。
以上の工程ン合計SO回自動的に繰り返し行っても処理
液量に何らの変化もなく、更に処理液中および樹脂層内
での硬度成分の水酸化物沈澱は全くみられず、ホウ素吸
着処理量も変化せず安定した処理操作を行うことが出来
た。
液量に何らの変化もなく、更に処理液中および樹脂層内
での硬度成分の水酸化物沈澱は全くみられず、ホウ素吸
着処理量も変化せず安定した処理操作を行うことが出来
た。
また前記の工程′f!:go回くり返した後カラムから
樹脂!取り出して、樹脂の中性塩分解容量および酸吸着
容1Y:測定したところ試験前と全く変っていなかった
。
樹脂!取り出して、樹脂の中性塩分解容量および酸吸着
容1Y:測定したところ試験前と全く変っていなかった
。
比較例
実施例1で使用したのと同一の装置に同一量の樹脂を充
填し、再生のアルカリ性溶液としてコチ水酸化ナトリウ
ム2oomty使用した他&ま全て実施例/の方法と同
じ方法、粂件でホウ素の吸着処理を行なった。この時の
処理液σ)pHと漏出ホウ素濃度を第7図に各々破線で
示す。
填し、再生のアルカリ性溶液としてコチ水酸化ナトリウ
ム2oomty使用した他&ま全て実施例/の方法と同
じ方法、粂件でホウ素の吸着処理を行なった。この時の
処理液σ)pHと漏出ホウ素濃度を第7図に各々破線で
示す。
この場合通液開始当初処理液pHがlコを超え処理液中
にJJfL液の硬既成分に由来する水酸化物の自沈が見
られ、ホウ素吸着処理を終了した後カラムから樹脂を取
り出した所、樹脂にも同様の水酸化物の沈み物が認めら
れ、樹脂かこれによりブロッキングして固まっていた。
にJJfL液の硬既成分に由来する水酸化物の自沈が見
られ、ホウ素吸着処理を終了した後カラムから樹脂を取
り出した所、樹脂にも同様の水酸化物の沈み物が認めら
れ、樹脂かこれによりブロッキングして固まっていた。
範1図は、ホ、つ素選択吸着樹脂によるホウ素吸着処理
における処理液のpH値とホウ素の破過曲線を示すもの
であり、横軸は処理g、!!′(Bv)t、縦軸(右〕
け処理液のpH値ケ、同(左)は処理液の゛ホウ素濃度
(ppm ; B換算)Y表わづ−0 出り預入 三菱化成工業株式会社 代理人 弁理士 長谷用 − (ほか7名)
における処理液のpH値とホウ素の破過曲線を示すもの
であり、横軸は処理g、!!′(Bv)t、縦軸(右〕
け処理液のpH値ケ、同(左)は処理液の゛ホウ素濃度
(ppm ; B換算)Y表わづ−0 出り預入 三菱化成工業株式会社 代理人 弁理士 長谷用 − (ほか7名)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) スチレン系共重合体lハロアルキル化した樹脂
母体を下記一般式〔I) (式中n=/−A(整数)、Rは −OH,−[−0H(OH)丸0H20H又ハフ ルキ
# M Y Pj−わす。但し、m == Q〜6(整
数)である。)で表わされるアミンでアミノ化して得ら
れるホウ累選択吸着樹脂を用いてホウ素含有溶液からホ
ウ素を吸着処理するに際し、該樹脂に吸着されたホウ素
を酸で溶離した後、アルカリ性溶液で樹脂乞再生するに
当り、該アルカリ性溶液はアルカリ金属及びアンモニア
の水酸化物の少(とも1種並びにアルカリ金属及びアン
モニアの鉱酸塩の少くとも/種y<含有することをQ!
j9とするホウ素の吸着処理方法。 【2] ホウ素含有溶液は、ホウ素と硬度成分および/
又は重金属成分を含有すること?特徴とする特許請求の
範囲第2項記載の方法。 (3) ホウ素含有溶液の温度がlIO℃以上であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58155319A JPS6048150A (ja) | 1983-08-25 | 1983-08-25 | ホウ素の吸着処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58155319A JPS6048150A (ja) | 1983-08-25 | 1983-08-25 | ホウ素の吸着処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6048150A true JPS6048150A (ja) | 1985-03-15 |
JPH0460700B2 JPH0460700B2 (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=15603284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58155319A Granted JPS6048150A (ja) | 1983-08-25 | 1983-08-25 | ホウ素の吸着処理方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JPS6048150A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5811012A (en) * | 1994-07-22 | 1998-09-22 | Organo Corporation | Deionized water or high purity water producing method and apparatus |
FR2844509A1 (fr) * | 2002-09-12 | 2004-03-19 | Gervais Danone Sa | Procede d'appauvrissement en bore d'une eau minerale naturelle |
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WO2011045912A1 (ja) * | 2009-10-15 | 2011-04-21 | 株式会社 東芝 | ホウ素吸着材、ホウ素吸着材用樹脂組成物、及びホウ素吸着材の製造方法 |
CN102336856A (zh) * | 2011-07-04 | 2012-02-01 | 常州大学 | 一种特效硼吸附树脂、合成方法及应用 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS59203642A (ja) * | 1983-05-04 | 1984-11-17 | Nippon Rensui Kk | イオン交換樹脂の再生方法 |
-
1983
- 1983-08-25 JP JP58155319A patent/JPS6048150A/ja active Granted
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0460700B2 (ja) | 1992-09-28 |
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