JPS604771Y2 - 値札印字機におけるカ−ボンリボン巻筒着脱装置 - Google Patents
値札印字機におけるカ−ボンリボン巻筒着脱装置Info
- Publication number
- JPS604771Y2 JPS604771Y2 JP2771381U JP2771381U JPS604771Y2 JP S604771 Y2 JPS604771 Y2 JP S604771Y2 JP 2771381 U JP2771381 U JP 2771381U JP 2771381 U JP2771381 U JP 2771381U JP S604771 Y2 JPS604771 Y2 JP S604771Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaped lever
- lever
- support plate
- winding tube
- external force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Unwinding Webs (AREA)
- Winding Of Webs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、値札印字機の印字部にカーボンリボンを供給
するためにその巻筒を供給部に装着すると共に、使用済
の巻筒を供給部から取り外す装置に関する。
するためにその巻筒を供給部に装着すると共に、使用済
の巻筒を供給部から取り外す装置に関する。
最近、値札印字機でバーコードを印字するようになり、
鮮明な印字を確保するため薄いカーボンリボンを使用し
、リボンの同一部分で1回以上の印字を行なうことを避
けるため1印字動作毎に1印字巾の送りを繰り返すので
、その供給頻度が多く、カーボンリボン供給部では、そ
のように多い供給頻度に充分に応じ得るようにリボン巻
筒の円滑な旋回を許すと同時に、また、過剰な供給によ
るリボンの弛緩が印字の不鮮明を招くので適度なブレー
キ作用をも望まれる。
鮮明な印字を確保するため薄いカーボンリボンを使用し
、リボンの同一部分で1回以上の印字を行なうことを避
けるため1印字動作毎に1印字巾の送りを繰り返すので
、その供給頻度が多く、カーボンリボン供給部では、そ
のように多い供給頻度に充分に応じ得るようにリボン巻
筒の円滑な旋回を許すと同時に、また、過剰な供給によ
るリボンの弛緩が印字の不鮮明を招くので適度なブレー
キ作用をも望まれる。
その外、供給位置が左右方向に外れると印字効果がなく
なるので、リボン巻筒の旋回位置を常に正位置に確保し
ておきたい。
なるので、リボン巻筒の旋回位置を常に正位置に確保し
ておきたい。
本考案の目的は上記の要望を充足させた値札印字機のカ
ーボンリボン巻筒脱装置を創作して提供することである
。
ーボンリボン巻筒脱装置を創作して提供することである
。
本考案の構想を要約すれば、カーボンリボン巻筒の支持
板にT型及びS型の2つのレバーを枢支し、S型レバー
の外力負荷部を水平位から垂直位に立てるとそれが枠の
作用をして巻筒の外れが防止されると同時に、その変位
がT型レバーにも伝達されて関連変位し、T型レバーの
中央山形部が巻筒内周面に弾接して軽いブレーキ作用を
して巻筒の空転が防止され、T型レバーの外力による変
位が与えられたときS型レバーの復帰が許されて巻筒を
外部に取り外すことができるようにした関連操作手段を
設ける点にある。
板にT型及びS型の2つのレバーを枢支し、S型レバー
の外力負荷部を水平位から垂直位に立てるとそれが枠の
作用をして巻筒の外れが防止されると同時に、その変位
がT型レバーにも伝達されて関連変位し、T型レバーの
中央山形部が巻筒内周面に弾接して軽いブレーキ作用を
して巻筒の空転が防止され、T型レバーの外力による変
位が与えられたときS型レバーの復帰が許されて巻筒を
外部に取り外すことができるようにした関連操作手段を
設ける点にある。
本考案の構成をその具体的一実施態様により図によって
以下に詳述する。
以下に詳述する。
巻筒Rの外れを防止する一側の枠板6は第4図に示す機
枠7から突出し、更に、巻筒Rの支持板8は枠板6から
直角方向に突出した状態で取り付けられている。
枠7から突出し、更に、巻筒Rの支持板8は枠板6から
直角方向に突出した状態で取り付けられている。
支持板8は巻筒Rの内径よりも巾狭であり、かつ、その
上下両端面は互に平行に作威され巻筒の着脱を容易にす
る。
上下両端面は互に平行に作威され巻筒の着脱を容易にす
る。
支持板8の上下両端面から一側に円弧板9及び10を付
設して巻筒装時の安定を図る。
設して巻筒装時の安定を図る。
T型レバー11は支持板8の裏面に重なり、支持板の中
央部から突出した突出した支軸12に回転自在に支承さ
れている。
央部から突出した突出した支軸12に回転自在に支承さ
れている。
支軸12にはまる支持板側の孔13の径は支軸12の径
よりも大きく作威し側方への微小変位を可能ならしめる
。
よりも大きく作威し側方への微小変位を可能ならしめる
。
S型レバー14は支持板8の先端表面に重なり、支持板
の先端部から側方に突出した支軸15に回転自在に支承
されている。
の先端部から側方に突出した支軸15に回転自在に支承
されている。
該一対の支軸12及び15間における支持板8に支軸1
2を中心として刻んだ円孤形スリット16を設け、T型
レバー11の内側面に植設したピン17を該スリット1
6内に挿入する。
2を中心として刻んだ円孤形スリット16を設け、T型
レバー11の内側面に植設したピン17を該スリット1
6内に挿入する。
S型レバー14は、垂直位のとき巻筒支枠となる外力負
荷部14aと、ピン17をスリット16内の端部から支
軸12.15間を結ぶ線に押すためのアゴ14bと、ピ
ン17をスリット16内の端部に留置する抑止部14c
とから戒り、該レバー14を引張るスプリング18は第
2図(水平位)と第5図(垂直位)で示すように水平位
で最大の引張力が得られ、垂直位で死点となる方向に弾
設される。
荷部14aと、ピン17をスリット16内の端部から支
軸12.15間を結ぶ線に押すためのアゴ14bと、ピ
ン17をスリット16内の端部に留置する抑止部14c
とから戒り、該レバー14を引張るスプリング18は第
2図(水平位)と第5図(垂直位)で示すように水平位
で最大の引張力が得られ、垂直位で死点となる方向に弾
設される。
T型レバー11は、その中央部から巻筒内周面に達する
山形部11aと、ピン17の支持部と、枠板6に刻んだ
スリット20から外部に突出させた外力負荷部11bと
から威り、引張スプリング19は山形部11aをその突
出方向に付勢する位置に弾設される。
山形部11aと、ピン17の支持部と、枠板6に刻んだ
スリット20から外部に突出させた外力負荷部11bと
から威り、引張スプリング19は山形部11aをその突
出方向に付勢する位置に弾設される。
支持板8の先端部に設けた開角度90°の円孤形切欠2
1によって、S型レバー14の付勢用スプリング18を
架設するピン22の旋回許容角度が90°に規制される
。
1によって、S型レバー14の付勢用スプリング18を
架設するピン22の旋回許容角度が90°に規制される
。
第1図に示すように、S型レバー14の外力負荷部14
aが水平位にあるときに巻筒Rを支持板8上にはめ入れ
、はめ入れた後、第2図に示すように、外力負荷部14
aに矢印方向の負荷を手指にて与えると、S型レバー1
4はスプリング18の力に抗して垂直位に至るまで角変
位すると同時に、そのアゴ14bにてピン17を押し下
げ、ピン17の押し下げによってそれと一体のT型レバ
ー11が、第3図に示すように、角変位させられ、その
山形部11aが支持板8の上端縁から突出して巻筒Rの
内周面に弾接させられる。
aが水平位にあるときに巻筒Rを支持板8上にはめ入れ
、はめ入れた後、第2図に示すように、外力負荷部14
aに矢印方向の負荷を手指にて与えると、S型レバー1
4はスプリング18の力に抗して垂直位に至るまで角変
位すると同時に、そのアゴ14bにてピン17を押し下
げ、ピン17の押し下げによってそれと一体のT型レバ
ー11が、第3図に示すように、角変位させられ、その
山形部11aが支持板8の上端縁から突出して巻筒Rの
内周面に弾接させられる。
そのとき、S型レバー14の外力負荷部14aは垂直位
となって巻筒Rの他方の枠を形威し、該レバー14はピ
ン17によって水平位への移行を抑止され、S型レバー
14の独自の動きだけでは復帰することが許されない。
となって巻筒Rの他方の枠を形威し、該レバー14はピ
ン17によって水平位への移行を抑止され、S型レバー
14の独自の動きだけでは復帰することが許されない。
第3図及び第4図に示す状態でカーボンリボン巻筒Rか
ら順次リボンが印字部(図示せず)へ供給される。
ら順次リボンが印字部(図示せず)へ供給される。
巻筒R上のリボンがすべて供給されてしまうと、古い巻
筒Rを支持板8から取り外し、新しい巻筒と交換する必
要がある。
筒Rを支持板8から取り外し、新しい巻筒と交換する必
要がある。
その場合には、第5図に示すように、T型レバー11の
外力負荷部11bに矢印方向の力を手指にて与えると、
T型レバー11はスプリング19の力に抗して角変位し
、スリット16内のピン17を上方へ角変位させる。
外力負荷部11bに矢印方向の力を手指にて与えると、
T型レバー11はスプリング19の力に抗して角変位し
、スリット16内のピン17を上方へ角変位させる。
ピン17の上方角変位によってS型レバー14のアゴ1
4bが上方へ押され、S型レバー14に復帰方向への変
位が与えられると、いままで死点となっていたスプリン
グ18が作用してS型レバー14を水平位に復帰させ、
第1図及び第2図に示す状態となり、使用済の巻筒Rを
外部に取り外すことが可能となる。
4bが上方へ押され、S型レバー14に復帰方向への変
位が与えられると、いままで死点となっていたスプリン
グ18が作用してS型レバー14を水平位に復帰させ、
第1図及び第2図に示す状態となり、使用済の巻筒Rを
外部に取り外すことが可能となる。
本考案は、巻筒Rの内周面に弾接してブレーキ作用をす
るT型レバー11と、垂直位に巻筒Rの側枠となるS型
レバー14の各動作とその規制を互に関連させ、S型レ
バー14の変位によりT型レバー11のブレーキ作用を
動作させると同時にS型レバー14の復帰を抑止し、T
型レバー11の復帰によりS型レバー14の復帰をも関
連して許容するようにしたもので、印字の途中で巻筒R
が支持板8の定位置から抜は外れるおそれがなく、しか
も、リボンの頻繁な供給に対しても適度なブレーキが負
荷されているので空転し過剰供給に陥いるおそれもなく
、薄いカーボンリボンを印字部の方へ終始適確かつ円滑
に供給し続けることができ、また、巻筒Rの着脱操作を
すべて1動作にて簡単迅速かつ確実容易になし得る。
るT型レバー11と、垂直位に巻筒Rの側枠となるS型
レバー14の各動作とその規制を互に関連させ、S型レ
バー14の変位によりT型レバー11のブレーキ作用を
動作させると同時にS型レバー14の復帰を抑止し、T
型レバー11の復帰によりS型レバー14の復帰をも関
連して許容するようにしたもので、印字の途中で巻筒R
が支持板8の定位置から抜は外れるおそれがなく、しか
も、リボンの頻繁な供給に対しても適度なブレーキが負
荷されているので空転し過剰供給に陥いるおそれもなく
、薄いカーボンリボンを印字部の方へ終始適確かつ円滑
に供給し続けることができ、また、巻筒Rの着脱操作を
すべて1動作にて簡単迅速かつ確実容易になし得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の具体的一実施態様を例示する。
第1図は装着時の状態を示す正面図、第2図は装着完了
時の状態を示す背面図、第3図は使用状態を示す正面図
、第4図は第3図4−4線に沿った縦断面図、第5図は
取外し時の状態を示す背面図である。 R・・・・・・巻筒、6・・・・・・枠板、7・・・・
・・機枠、8・・・・・・支持板、11・・・・・・T
型レバー、lla・・・・・・その山形部、11b・・
・・・・その外力負荷部、12・・・・・・支軸、13
・・・・・・L14・・・・・・S型レバー、14a・
・・・・・その外力負荷部、14b・・・・・・そのア
ゴ、14c・・・・・・その抑止部、15・・・・・・
支軸、16・・・・・・円孤形スリット、17・・・・
・ゼン、18及び19・・・・・・引張スプリング。
時の状態を示す背面図、第3図は使用状態を示す正面図
、第4図は第3図4−4線に沿った縦断面図、第5図は
取外し時の状態を示す背面図である。 R・・・・・・巻筒、6・・・・・・枠板、7・・・・
・・機枠、8・・・・・・支持板、11・・・・・・T
型レバー、lla・・・・・・その山形部、11b・・
・・・・その外力負荷部、12・・・・・・支軸、13
・・・・・・L14・・・・・・S型レバー、14a・
・・・・・その外力負荷部、14b・・・・・・そのア
ゴ、14c・・・・・・その抑止部、15・・・・・・
支軸、16・・・・・・円孤形スリット、17・・・・
・ゼン、18及び19・・・・・・引張スプリング。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 機枠と一体の枠板から直角方向に突出させた、巻筒の内
径よりも巾狭であり、かつ、互に平行な上下の端面をも
つ巻筒支持板と、 該支持板の中央部の支点に枢支させたT型レバーと、 前記支持板の先端部の支点に枢支させたS型レバーと、 該一対の支点間における前記支持板に前記T型レバーの
支点を中心として刻んだ円弧形スリットと、 該スリット内に挿入された前記T型レバーの内側面に植
設せるピンと、 該ピンをスリット内端から前記双方の支点間を結ぶ線上
に押すために前記S型レバーの中間部に設けたアゴと、 該アゴによるピンの押圧極限時に死点となる方向に架設
したS型レバーの引張スプリングと、該アゴの変位操作
用として前記S型レバーに設けた巻筒支枠兼用の外力負
荷部と、 前記T型レバーの中央部に設け、かつ、前記支持板上の
支点の径よりも大きく作成された孔と、前記T型レバー
の中央部に突出させた巻筒の内周面に達する山形部と、 該山形部をその突出方向に付勢するT型レバーの引張ス
プリングと、 前記ピンの復帰を介して前記S型レバーを復帰させるた
め、前記枠板から外部に突出させた前記T型レバーの外
力負荷部と、 から戒り、 S型レバーの外力負荷部を水平位から垂直位に角変位操
作することによりT型レバーの山形部が巻筒内周面に弾
接されると同時にS型レバーの復帰が抑止され、T型レ
バーの外力負荷部を角変位操作することによりS型レバ
ーの復帰が許される、 ことを特徴とした値札印字機におけるカーボンリボン巻
筒着脱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2771381U JPS604771Y2 (ja) | 1981-02-28 | 1981-02-28 | 値札印字機におけるカ−ボンリボン巻筒着脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2771381U JPS604771Y2 (ja) | 1981-02-28 | 1981-02-28 | 値札印字機におけるカ−ボンリボン巻筒着脱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57141064U JPS57141064U (ja) | 1982-09-03 |
JPS604771Y2 true JPS604771Y2 (ja) | 1985-02-12 |
Family
ID=29825403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2771381U Expired JPS604771Y2 (ja) | 1981-02-28 | 1981-02-28 | 値札印字機におけるカ−ボンリボン巻筒着脱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS604771Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-02-28 JP JP2771381U patent/JPS604771Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57141064U (ja) | 1982-09-03 |
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