JPS6047616A - 脱穀装置における排塵物拡散装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 木発明は、脱穀装置における排塵物拡散装置に係るもの
である。

扱胴室の殻稈排出口の下側に揺動選別装置を設けたもの
においては、前記殻稈排出口よりの排塵物が揺動選別装
置の上面に堆積して、選別不良になることがある。

このようなとき、殻稈排出口にゴム状垂幕を取付けてお
くと、揺動選別装置が揺動するたびに、ゴム状垂幕の下
側で、揺動選別装置をこすることになり、前記欠陥か防
止できる。

また扱胴の終端部に回転ゴム家を設けても揺動選別装置
−にの排塵物を拡散できる。

よって、木発明は、扱胴室の殻稈排出口のｒ側に揺動選
別装置を設けたものにおいて、前記殻稈排出口よりの排
塵物が揺動選別装置の上面に堆積しないように、殻稈排
出口にゴム状垂幕を取付けるかまたは扱胴の終端部に回
転ゴム翼を設けた脱穀装置における排塵物拡散装置の構
成としたものである。

実施例図により説明すると、１は全体のケースで、ケー
スｌの一側上部位置に扱胴室２を形成し、内部に扱胴３
を水平軸４により軸装する。扱Ｉｐ１３の外周面には無
数の扱歯５が植設されている。扱胴室２の下側には同心
状に扱網６が張設されており、扱網６の内面が扱ｊＬ室
２どなる。扱胴室２の一側には穀（１１１供給ロアが開
口されており、他側には殻稈排出口８か開口される９は
扱胴室２の前側に取付けられている殻稈供給装置であっ
て、左右一対のチェンホイル１Ｏ１１１に掛は回されて
いる。１２は穀稈供給ロアの外方に突出する供給台であ
る。

６ｉ７記扱胴室２の下部には送風ブロアー１３を軸装し
、扱胴室２の側方排出部１４内には吸引ブロアー１５を
＠ＩＩ装し、送風ブロアー１３と吸引ブロアー１５の間
に風選室１６を形成する。

風選室１６の内ｆＸｇには揺動式選別棚１７が４．ｆ動
自在に取イづけられている。揺りＪ式選別棚１７の一端
は殻稈供給１コアの下方に臨んで移動棚１８を形成し、
殻稈供給ロアに供給されて【ｒＩちに脱穀され、扱＃１
６を濾過して落丁した１１；ａ穀物な風選室１６内に横
送する作用を奏する。

揺動式選別棚１７の中間部には第１スＩ・ローラツク１
１１９を設け、移動棚１８の反対側には第２ストロ−ラ
ンク群２０を設ける。第２ストロ−ラック群２０の吸引
フロア−１５は１：方に位置し、第２ストロ−ランク群
２０の−に面と吸引ブロアー１５の回転軌跡の下部との
間に藁屑誘尋路２１を形成する。

風選室１６の下側は底板２２で包囲され、底板２２上に
は一番コンベア２３、二番コンベア２４を所望の間隔を
おいて軸装する。

前記吸引ブロアー１５の上部は山形の天井板２５で囲み
、天井板２５の一端２６は殻稈排出口８に対向して位置
させ、殻稈排出口８と一端２６との間に四番物落下口２
７を形成し、四番物落下口２７より落下した藁屑は揺動
式選別棚１７の第１ストローラフク群１９上に至るよう
に構成する。

なお、２８は第１ストロ−ラック群１９で篩われた脱穀
物を更に請う網板２８である。

前記天井板２５の上部が前記υト藁排出部１４であり、
排桑排出部１４内シこは排藁移送装置２９が取付けられ
る。

排藁移送装置２９の一端３ｏは穀擾ν供ｊＯ装必９の終
端の上方に臨み、　＃Ｊｌ藁移送装置２９の他端３１は
天井板２５よりも遠方に突き出ていて、その下部にカッ
ター室３２を形成する。

カッター室３２内には繰込ロール３３と回転刃３４を＋
ＭＩ＋着し、繰込ロール３３と回転刃３４の間で落下す
る藁屑を切断する。３５はその下方に設けた貯留室で、
貯留室３５の底部は開口３６し、開口３６に貯留層に応
して間欠的に」−下リノする開閉蓋３７を取付ける。

しかして、本発明は前記した構成の脱穀装侃の扱網６の
終端部っまり殻稈排出口８のド剖にゴム状垂膜３８を設
け、ゴム状垂膜３８の１・端３９を前記揺動式選別棚１
７の第１ストロ−ラック群１９の上面に接触するように
し、がっ、下端３９は角度をもって、第１ストロ−ラッ
ク群１９と接触するようになした点が改良点である。

１７５４図に示した第二実施例では、前記ゴム状垂膜３
８を変形させて椀状回転コム翼４０とし、且つ、これを
扱胴３の終端部４１の外周部に間隔をおいて複数枚取付
けたものである。したかって、第一実施例の場合はゴム
状垂膜３８は固定であり、移動する第１ストロ−ラック
群１９に接触するが、第二実施例の場合は、椀状回転ゴ
ム翼４０か回転し、固定状のものに接触する。この場合
、相対的に、いずれか−力に移動して、夾雑物を除去す
る点に関し共通している次に作用を述べる。

収穫した殻稈の根元を殻稈Ｄ１出１コ８で挾持して供給
台１２より殻稈供給ロアに供給すると、その穂先は殻稈
供給ロアより扱胴室２内の入り、回転する扱胴３の扱歯
５と接触して脱穀される。

脱穀された脱穀物は扱歯５の回転につれて共回りするが
、穀粒は扱網６の目をくぐって落ト。

し、又、同時に一部藁屑も扱網６の目をくぐって落下し
、移動棚ｉ　ｇ−１：に堆積する。

移動棚１８は揺動式選別棚１７に数句けられており、共
に揺動しているから、その揺動で次第に移動して第１ス
トロ−ラック群１９　ｌ二に至り、第１ストロ−ラック
群１９の間を流ドして網板２８に達する。このとき、送
風ブロアー１３よりの圧風選別風は前記した風選室１６
を通り、吸引ブロアー１５に向けて吹き上っているので
、第１ストロ−ラック群１９より落下する穀物中に含ま
れる粉塵は舞上って吸引ブロアー１５に吸引される。前
記吸引ブロアー１５は横断流風車であるから、粉塵は吸
引ブロアー１５内を横断して排出され、風選室１６の外
側に形成されている貯留室３５内に貯留される。第１ス
トロ−ラック群１９上に残った藁屑は揺動により次第に
送られて第２ストロ−ラック群２゜に達し、更に送られ
て藁屑誘導路２１を通り貯留室３５内に貯留される。

この間長粒は′一番コンベア２３に落下して取出され、
未熟粒は二番コンベア２４に取出される。

このとき、藁屑誘導路２１を吹上った粉塵は吸引ブロア
ー１５で吸引されて貯留室３５に放出される。

しかして、殻稈供給装置９により殻稈を穀（すυ１出１
コ８から引抜くと、その殻稈はチェンポイル１１の部分
で排藁移送装置２９の一端３ｏに引継がれ、排藁緋出部
１４内を通ってカンタ−室３２に１６下させられ、繰込
ロール３３、回転刃３４により切断されて貯留室３５に
放出される。

ｎケ記殻稈が殻稈排出口８より引抜かれると讃、藁屑も
同様に殻稈排出口８より掃き出されるから、第１ストロ
−ラック群１９［二に多酸に藁屑が堆積することになる
が、その藁屑はゴト状垂膜３８により掻き均らされるの
で、その位置に溜るということがない。

第二実施例においては、殻稈排出口８より藁屑を放出す
るとき１回転するゴム翼４０により幅方向に拡散させる
ので、同様に一箇所に堆積しない。

従来扱胴室の殻稈排出口の下側に揺動選別装置を設けた
ものにおいては、前記殻稈排出口よりの排塵物が揺動選
別装置の上面に堆積して、選別不良になることかあった
。

しかるに、本発明は、扱胴室２の殻稈排出口８の下側に
揺動選別装置１７を設けたものにおいて、前記穀Ｉ！￥
す１出口８よりの排塵物が揺動選別装置１７の上面に堆
積しないように、殻稈排出ＩＪ　８にゴム状垂幕３８を
取付けるかまたは扱胴３の終端部に回転ゴム翼４０を設
けた脱穀装置における排塵物拡散装置の構成としたから
、殻稈が殻稈排出口８より引抜かれるとき、ＱＩＳも同
様に穀稈１ノ１出口８より掃き出しても、その東側はゴ
ム状垂膜３８により掻き均らされるので、その位置に溜
るということがなく、第一実施例においては、殻稈排出
口８より藁ｊｈを放出するとき、回転する回転ゴム翼４
０により幅方向に拡散させるので、同様に一箇所に堆積
しない。

【図面の簡単な説明】

第１図は全体の縦断側面図、第２図は要部の側面図、第
３図は同平面図、第４図は第一一実施例平面図である。 符号の説明 ケースｌ、扱胴室２、扱胴３、水平＋ｌＩ４、扱歯５、
扱網６、殻稈供給ロア、殻稈排出【コ８、穀稈供給装置
９、チェンホイル１０、チェンホイル１１、供給台１２
、送風ブロアー１３、排藁排出部１４、吸引ブロアー１
５、風選室１６、揺動式選別棚１７、移動棚１８、第１
ストロ−ラック群１９、ｆｊｆｆ、２ストロ−ラック群
２０、藁屑誘導路２１．底板２２、一番コンベア２３、
二番コンベア２４、天井板２５、一端２６、四番物落下
口２７、網板２８、排藁移送装置２９、一端３０、他端
３１、カッター室３２、繰込ロール３３、回転刃３４、
貯留室３５．開口３６、開閉蓋３７、ゴム状垂ＩＩり３
８、下端３９、椀状回転ｊｉ−翼４０、終端部４１゜特
許出願人井関農機株式会社 −（ 第　２　図 第４図 手続補正書（酸） 昭和５８年９月２７目 １、事件の表示 昭和５８６［−特許願　第１５６．０１５　号２、　発
明の名称　脱穀装置における排塵物拡散装置５、　補正
命令の１旧：ｊ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 扱胴室の殻稈排出口の下側に揺動選別装置を設けたもの
   において、前記殻稈排出口よりの排ｌ〃物か揺動選別装
   置の上面に堆積しないように、殻稈排出口にゴム状垂幕
   を取付けるかまたは扱１１ツの終端部に回転ゴムχを設
   けた脱穀装置における排塵物拡散装置。