JPS6044203B2 - 搬送用移動体の移動停止制御装置 - Google Patents
搬送用移動体の移動停止制御装置Info
- Publication number
- JPS6044203B2 JPS6044203B2 JP15852579A JP15852579A JPS6044203B2 JP S6044203 B2 JPS6044203 B2 JP S6044203B2 JP 15852579 A JP15852579 A JP 15852579A JP 15852579 A JP15852579 A JP 15852579A JP S6044203 B2 JPS6044203 B2 JP S6044203B2
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- JP
- Japan
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- value
- crane
- correction value
- conveyance
- counter
- Prior art date
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はスタッカークレーン等の搬送用移動体を設定
した停止場所の1つで高精度に自動停止させるための移
動停止制御装置に関するものであ−る。
した停止場所の1つで高精度に自動停止させるための移
動停止制御装置に関するものであ−る。
スタッカークレーンを使用した自動倉庫において、従
来のスタッカークレーン位置決め方式は、棚の各ベイ毎
に唯一つの定停止位置を設定する方式であつたため、棚
の各ベイにおける上下方向複。
来のスタッカークレーン位置決め方式は、棚の各ベイ毎
に唯一つの定停止位置を設定する方式であつたため、棚
の各ベイにおける上下方向複。
数の荷載置部が完全に同一鉛直線上になければならず、
従つて棚の製作精度や賭方精度に厳い値が要求され、現
地調整にも多くの工数を要している。このような欠点を
解消するために、クレーン本体に固定側に接触して滑り
を生じずに回転するパルスエンコーダを設け、棚におけ
る全ての荷載置部毎にホームポジションからのクレーン
走行距離に対応するパレス数を予めプリセットしておき
、パルスエンコーダからのパルス数が、設定された行先
に対応するプリセット値になつたときころでクレーンを
停止させる方式が採用されるようになつた。この方式で
は、パルスエンコーダからのパルスをカウントするカウ
ンタは、クレーンがホームポジションに戻つたとき、カ
ウント誤差を累積させないためにゼロリセットするので
あるが、クレーン自体の実際の停止精度が士oでないた
め、誤差を生む事になる。本発明はこのような欠点を解
消して前記パルスエンコーダ方式をより高精度に機能さ
せ得るようにせんとするものである。 以下添付図に基
づいて本発明の実施例を説明すると、第1図はスタッカ
ークレーン1と棚2を示し、スタッカークレーン1は天
井レール3及び床上レール4に案内されて棚2にそつて
走行する本体5と、この本体5の前後の支柱6間におい
て昇降するキヤレツジ7とを備え、キヤレツジ7には荷
受け渡し手段8が設けられている。
従つて棚の製作精度や賭方精度に厳い値が要求され、現
地調整にも多くの工数を要している。このような欠点を
解消するために、クレーン本体に固定側に接触して滑り
を生じずに回転するパルスエンコーダを設け、棚におけ
る全ての荷載置部毎にホームポジションからのクレーン
走行距離に対応するパレス数を予めプリセットしておき
、パルスエンコーダからのパルス数が、設定された行先
に対応するプリセット値になつたときころでクレーンを
停止させる方式が採用されるようになつた。この方式で
は、パルスエンコーダからのパルスをカウントするカウ
ンタは、クレーンがホームポジションに戻つたとき、カ
ウント誤差を累積させないためにゼロリセットするので
あるが、クレーン自体の実際の停止精度が士oでないた
め、誤差を生む事になる。本発明はこのような欠点を解
消して前記パルスエンコーダ方式をより高精度に機能さ
せ得るようにせんとするものである。 以下添付図に基
づいて本発明の実施例を説明すると、第1図はスタッカ
ークレーン1と棚2を示し、スタッカークレーン1は天
井レール3及び床上レール4に案内されて棚2にそつて
走行する本体5と、この本体5の前後の支柱6間におい
て昇降するキヤレツジ7とを備え、キヤレツジ7には荷
受け渡し手段8が設けられている。
9は走行駆動手段、10はキヤレツジ7の昇降駆動手段
である。
である。
棚2はクレーン本体5の走行方向に等間隔おきに形成さ
れた各ベイ11毎に上下方向複数段の荷載置部12を有
する。13は左右一対の荷受け桟である。
れた各ベイ11毎に上下方向複数段の荷載置部12を有
する。13は左右一対の荷受け桟である。
上記の自動倉庫において、第2図及び第3図に示すよ
うにクレーン本体5の走行経路脇(床側、天井側、棚側
等)に走行方向と平行にラックギヤ14を敷設又は架設
し、クレーン本体5には該ラックギヤ14と咬合するピ
ニオンギヤ15を軸支すると共に、このピニオンギヤ1
5によつて駆動されるパルスエンコーダ16と、このパ
ルスエンコーダ16からのパルスをクレーン本体前進時
(ホームポジション17から遠ざかる方向)には加算し
後進時には減算する加減算カウンタ18を設けている。
うにクレーン本体5の走行経路脇(床側、天井側、棚側
等)に走行方向と平行にラックギヤ14を敷設又は架設
し、クレーン本体5には該ラックギヤ14と咬合するピ
ニオンギヤ15を軸支すると共に、このピニオンギヤ1
5によつて駆動されるパルスエンコーダ16と、このパ
ルスエンコーダ16からのパルスをクレーン本体前進時
(ホームポジション17から遠ざかる方向)には加算し
後進時には減算する加減算カウンタ18を設けている。
一方、ホームポジション17における移動開始基準点1
9と、このホームポジション17におけるクレーン本体
5の実際の停止位置との誤差を検出する補正値検出手段
20が設けられている。この検出手段20は、クレーン
本体走行方向に等間隔おきに配置された被検出物21と
、これを検出するクレーン本体5に固設の検出器22と
から成り、クレーン本体5の移動によつて検出器22が
被検出物21を端から順次検出して検出パルス23を出
力するものであるが、この検出パルス23がパルスエン
コーグ16から出力されるパルス24と同一時間間隔で
発生するように被検出物21の間隔を定めてある。例え
ばパルスエンコーダ16がクレーン本体5の走行距離5
TWLについて1個宛パルスを生ずるものであれば、被
検出物21は5TT$l間隔てクレーン本体5の停止位
置誤差範囲を越える範囲、図面では±25?の範囲に配
列される。そしてこの検出器22からの検出パルス23
を補正値、図面ては−5〜+5までの11通りの補正値
25に変換して出力する補正値出力回路26を設けてあ
る。即ちこの回路26は、移動開始基準点19より前進
方向側の端にある被検出物21を検出器22が検出した
ときの検出パルス23て−5の補正値25を出力し、以
下順次入力される検出パルス23で−4,−3,・・・
0,+1,+2,・・・+5と補正値25を順次出力す
る。尚、検出器22が補正値0に対応する被検出物21
を検出したときは、クレーン本体5が移動開始基準点1
9に対して停止位置誤差0の状態にある。棚2及びスタ
ッカークレーン1の据え付けを終・えたら、クレーン本
体5の走行とキヤレツジ7の昇降とをマニュアル運転に
より行なつて荷受け渡し手段8を各荷載置部12におい
て最適位置に位置させ、このときの加減算カウンタ18
の計数値を第3図のメモリー27において記憶させる。
9と、このホームポジション17におけるクレーン本体
5の実際の停止位置との誤差を検出する補正値検出手段
20が設けられている。この検出手段20は、クレーン
本体走行方向に等間隔おきに配置された被検出物21と
、これを検出するクレーン本体5に固設の検出器22と
から成り、クレーン本体5の移動によつて検出器22が
被検出物21を端から順次検出して検出パルス23を出
力するものであるが、この検出パルス23がパルスエン
コーグ16から出力されるパルス24と同一時間間隔で
発生するように被検出物21の間隔を定めてある。例え
ばパルスエンコーダ16がクレーン本体5の走行距離5
TWLについて1個宛パルスを生ずるものであれば、被
検出物21は5TT$l間隔てクレーン本体5の停止位
置誤差範囲を越える範囲、図面では±25?の範囲に配
列される。そしてこの検出器22からの検出パルス23
を補正値、図面ては−5〜+5までの11通りの補正値
25に変換して出力する補正値出力回路26を設けてあ
る。即ちこの回路26は、移動開始基準点19より前進
方向側の端にある被検出物21を検出器22が検出した
ときの検出パルス23て−5の補正値25を出力し、以
下順次入力される検出パルス23で−4,−3,・・・
0,+1,+2,・・・+5と補正値25を順次出力す
る。尚、検出器22が補正値0に対応する被検出物21
を検出したときは、クレーン本体5が移動開始基準点1
9に対して停止位置誤差0の状態にある。棚2及びスタ
ッカークレーン1の据え付けを終・えたら、クレーン本
体5の走行とキヤレツジ7の昇降とをマニュアル運転に
より行なつて荷受け渡し手段8を各荷載置部12におい
て最適位置に位置させ、このときの加減算カウンタ18
の計数値を第3図のメモリー27において記憶させる。
即ち、棚2の各荷載置部12と、移動開始基準点19か
らのクレーン本体走行距離に相当するパルス数との対応
テーブルを予めコントローラのメモリー27に記憶させ
る。従つて当然クレーン本体5は、移動開始基準点19
に対する停止位置誤差0の状態で且つカウンク18が計
数値0の状態から走行させて前記テーブルを作成、記憶
させる。第2図に示す250,501,752,・・・
は各ベイ11にあ』る或るレベルの荷載置部12に対応
する設定値(パルス数)を示しており、若し棚2及びス
タッカークレーン1におけるキヤレツジ7の昇降経路の
垂直度が完全であれば、同一ベイ11にある全てのレベ
ルの荷載置部12に対応する設定値は同・一となる。ス
タッカークレーン1を実際の荷役作業に際して自動運転
させる場合は、カード等による行先設定により第3図の
メモリー27からその先行に対応する設定値28がピッ
クアップされ、演算回路29に入力される。
らのクレーン本体走行距離に相当するパルス数との対応
テーブルを予めコントローラのメモリー27に記憶させ
る。従つて当然クレーン本体5は、移動開始基準点19
に対する停止位置誤差0の状態で且つカウンク18が計
数値0の状態から走行させて前記テーブルを作成、記憶
させる。第2図に示す250,501,752,・・・
は各ベイ11にあ』る或るレベルの荷載置部12に対応
する設定値(パルス数)を示しており、若し棚2及びス
タッカークレーン1におけるキヤレツジ7の昇降経路の
垂直度が完全であれば、同一ベイ11にある全てのレベ
ルの荷載置部12に対応する設定値は同・一となる。ス
タッカークレーン1を実際の荷役作業に際して自動運転
させる場合は、カード等による行先設定により第3図の
メモリー27からその先行に対応する設定値28がピッ
クアップされ、演算回路29に入力される。
この演算回路29には、設定値28の他の補正値出力回
路26からの補正値25と加減算カウンタ18からの現
在値30とが入力され、(設定値28+補正値25+現
在値30)の演算が行なわれ、この演算結果が記憶回路
31により保持され、修正設定値32として比較回路3
3に入力される。即ち、クレーン本体5がホームポジシ
ョン17にあるとき、停止位置誤差0の状態で且つ加減
算カウンタ18の計数値がOに戻つておれば、補正値2
5及び現在値30共0であるから、設定値28、例えば
752がそのまま修正設定値32として比較回路33に
入力される。若しクレーン本体5が移動開始基準点19
に対して前進方向側に2パルス相当距離だけずれて停止
していると、検出器22は補正値−2に対応する被検出
物21を検出しているので補正値出力回路26から出力
されている補正値25は−2であり、従つて演算回路2
9では(設定値28・・・例えば752+補正値25・
・・−2)の演算が行なわれ、修正設定値32は750
となり、設定値752に対応する位置までの実際の走行
必要距離に合致する値となる。さらにこのとき加減算カ
ウンタ18の計数値が0に戻つておらず、例えば3カウ
ントの状態、即ち現在値30が3であれば、演算回路2
9で(752+(−2)+3)演算が行なわれ、修正設
定値32は753となる。以上のように設定値28の修
正が行なわれた後クレーン本体5が走行せしめられるが
、この走行によつてパルスエンコーダ16が駆動され、
発生するパルス24がカウンタ18によつて計数されて
走行距離に対応する計数値、即ち現在値30が得られる
。
路26からの補正値25と加減算カウンタ18からの現
在値30とが入力され、(設定値28+補正値25+現
在値30)の演算が行なわれ、この演算結果が記憶回路
31により保持され、修正設定値32として比較回路3
3に入力される。即ち、クレーン本体5がホームポジシ
ョン17にあるとき、停止位置誤差0の状態で且つ加減
算カウンタ18の計数値がOに戻つておれば、補正値2
5及び現在値30共0であるから、設定値28、例えば
752がそのまま修正設定値32として比較回路33に
入力される。若しクレーン本体5が移動開始基準点19
に対して前進方向側に2パルス相当距離だけずれて停止
していると、検出器22は補正値−2に対応する被検出
物21を検出しているので補正値出力回路26から出力
されている補正値25は−2であり、従つて演算回路2
9では(設定値28・・・例えば752+補正値25・
・・−2)の演算が行なわれ、修正設定値32は750
となり、設定値752に対応する位置までの実際の走行
必要距離に合致する値となる。さらにこのとき加減算カ
ウンタ18の計数値が0に戻つておらず、例えば3カウ
ントの状態、即ち現在値30が3であれば、演算回路2
9で(752+(−2)+3)演算が行なわれ、修正設
定値32は753となる。以上のように設定値28の修
正が行なわれた後クレーン本体5が走行せしめられるが
、この走行によつてパルスエンコーダ16が駆動され、
発生するパルス24がカウンタ18によつて計数されて
走行距離に対応する計数値、即ち現在値30が得られる
。
この刻刻増加する現在値30は比較回路33において前
記修正設定値32と比較され、その両者の差に応じて減
速操作されると共に現在値30が修正設定値32と一致
すれば停止ブレーキ信号34が出力されて、クレーン本
体5は設定された行先、例えば設定値752に対応する
行先において自動停止する。このとき前記のように設定
値75賊いは753に修正された場合も停止位置は所期
の設定値752に対応する位置となる事は容易に理解さ
れよう。一方、キヤレツジ7なは行先設定により昇降駆
動手段10に昇降せしめられ、所定の高さで停止するか
ら、このキヤレツジ7上の荷受け渡し手段8は設定され
た行先である特定ベイ、特定レベルにある荷載置部12
に対応する荷受け渡しに好適な位置に到達する事になる
。クレーン本体5がホームポジション17から離れた位
置にある状態から、他の棚位置又はホームポジション1
7へ移動させるときには、第3図中点線で示すようにメ
モリー27からピックアップされた行先設定値28はそ
のまま比較回路33に入力され、現在値30と比較され
る。尚、クレーン本体5の前後進は現在値30と設定値
28又は修正設定値32との大小判別によつて決定され
る。尚、補正値検出手段20の被検出物21を実施例の
ようにカウント対象物として実施する他、第4図に示す
ように例えば補正値−4〜+4の各々に固有のコード化
された被検出物(符号板)35を配列し、各被検出物3
5のコードビットに対応する複数の検出素子36を備え
た検出器37により各被検出物35のコード化補正値を
読み取るようにしても良い。
記修正設定値32と比較され、その両者の差に応じて減
速操作されると共に現在値30が修正設定値32と一致
すれば停止ブレーキ信号34が出力されて、クレーン本
体5は設定された行先、例えば設定値752に対応する
行先において自動停止する。このとき前記のように設定
値75賊いは753に修正された場合も停止位置は所期
の設定値752に対応する位置となる事は容易に理解さ
れよう。一方、キヤレツジ7なは行先設定により昇降駆
動手段10に昇降せしめられ、所定の高さで停止するか
ら、このキヤレツジ7上の荷受け渡し手段8は設定され
た行先である特定ベイ、特定レベルにある荷載置部12
に対応する荷受け渡しに好適な位置に到達する事になる
。クレーン本体5がホームポジション17から離れた位
置にある状態から、他の棚位置又はホームポジション1
7へ移動させるときには、第3図中点線で示すようにメ
モリー27からピックアップされた行先設定値28はそ
のまま比較回路33に入力され、現在値30と比較され
る。尚、クレーン本体5の前後進は現在値30と設定値
28又は修正設定値32との大小判別によつて決定され
る。尚、補正値検出手段20の被検出物21を実施例の
ようにカウント対象物として実施する他、第4図に示す
ように例えば補正値−4〜+4の各々に固有のコード化
された被検出物(符号板)35を配列し、各被検出物3
5のコードビットに対応する複数の検出素子36を備え
た検出器37により各被検出物35のコード化補正値を
読み取るようにしても良い。
又、第5図に示すようにクレーン本体走行方向に補正値
単位ピッチと同ピッチで複数の検出素子38を直列配置
した検出器39を利用し、この検出器39が検出する客
補正値−4〜+4に対応する信号が各補正値に固有のコ
ード化された信号となるように、複数の被検出物40を
特定の補正値(−3,−2,−1,+2)に対応する箇
所にのみ直列配置する事もできる。第4図及び第5図に
おいて、( )内に記す4ビットの2進数は各補正値−
4〜+4の各々に固有のコードを示す。前記補正値検出
手段における検出方法は、接触式、無接触式を問わない
。
単位ピッチと同ピッチで複数の検出素子38を直列配置
した検出器39を利用し、この検出器39が検出する客
補正値−4〜+4に対応する信号が各補正値に固有のコ
ード化された信号となるように、複数の被検出物40を
特定の補正値(−3,−2,−1,+2)に対応する箇
所にのみ直列配置する事もできる。第4図及び第5図に
おいて、( )内に記す4ビットの2進数は各補正値−
4〜+4の各々に固有のコードを示す。前記補正値検出
手段における検出方法は、接触式、無接触式を問わない
。
無接触式の場合でも、磁気的、光学的等全ゆる方式が採
用でき、被検出物としてはこの検出方式に応じて、凹凸
のペグ、凹凸の磁性板、マグネットの組合せ、白黒印刷
されたテープ、その他のものが利用できる。以上実施例
に示したように本発明装置は、搬送用移動体の移動に連
動するパルスエンコーダと、このパルスエンコーダから
のパルスを前進時には、加算、後進時には減算するカウ
ンタとを設け、このカウンタから得られるパルス数を設
定パルス数と比較して搬送用移動体の移動停止制御を行
うようにした装置において、前記搬送用移動体のホーム
ポジションに設定されている移動開始基準点と実際の搬
送用移動体停止点との間の誤差を検出する補正値検出手
段を設け、搬送用移動体がホームポジションで停止した
ときの前記カウンタ計数値と前記検出手段から得られる
補正値とから、設定された行先に対応する設定パルス数
を、鎖際の搬送用移動体停止点から設定された行先まて
の距離に相当する数値に補正する演算手段を設けた点に
特徴を有する。
用でき、被検出物としてはこの検出方式に応じて、凹凸
のペグ、凹凸の磁性板、マグネットの組合せ、白黒印刷
されたテープ、その他のものが利用できる。以上実施例
に示したように本発明装置は、搬送用移動体の移動に連
動するパルスエンコーダと、このパルスエンコーダから
のパルスを前進時には、加算、後進時には減算するカウ
ンタとを設け、このカウンタから得られるパルス数を設
定パルス数と比較して搬送用移動体の移動停止制御を行
うようにした装置において、前記搬送用移動体のホーム
ポジションに設定されている移動開始基準点と実際の搬
送用移動体停止点との間の誤差を検出する補正値検出手
段を設け、搬送用移動体がホームポジションで停止した
ときの前記カウンタ計数値と前記検出手段から得られる
補正値とから、設定された行先に対応する設定パルス数
を、鎖際の搬送用移動体停止点から設定された行先まて
の距離に相当する数値に補正する演算手段を設けた点に
特徴を有する。
即ち本発明装置によればクレーン自体のホームポジショ
ンにおける移動開始基準点に対する停止位置誤差とこの
ときのカウンタの誤差(カウンタlが移動開始基準点に
あるときの設定計数値、例えばOと現実の計数値との差
)とを打ち消すように、設定された行先に対応する設定
パルス数を補正することが出来るので、クレーンの停止
精度が大巾に緩和され且つカウンタのゼロリセット操作
)が不要となり、しかも常にクレーンをパルスエンコー
ダ方式により設定場失に精度良く到達させる事ができる
のである。
ンにおける移動開始基準点に対する停止位置誤差とこの
ときのカウンタの誤差(カウンタlが移動開始基準点に
あるときの設定計数値、例えばOと現実の計数値との差
)とを打ち消すように、設定された行先に対応する設定
パルス数を補正することが出来るので、クレーンの停止
精度が大巾に緩和され且つカウンタのゼロリセット操作
)が不要となり、しかも常にクレーンをパルスエンコー
ダ方式により設定場失に精度良く到達させる事ができる
のである。
尚、搬送用移動体か特定位置(例えは各停止位置)を通
過するときに、そのときのカウンタの計フ数値を当該特
定位置に予め設定されている数値に補正する方法ては、
搬送用移動体の検出手段を各補正地点(例えば各停止位
置)毎に設置ておかなければならず、しかもカウンタの
計数値を、パルスエンコーダから発信されるパルスの時
間間隔以内で前記設定記憶数値に瞬時に置換処理しなけ
ればならないのに対し、本発明の構成によるときは、搬
送用移動体がホームポジションで停止しているときに、
設定された行先に対応する数値を、搬送用移動体の実際
の停止点から設定された行先までの距離に相当する数値
に補正するのであるから、前記のように搬送用移動体が
特定位置に到達したことを検出する検出手段、即ち補正
処理を行うタイミングを得るための手段は全く不要であ
り、しかも搬送用移動体が移動開始する前の時間的余裕
が十分である状態で唯1回の補正処理を行えば良いので
、ハード面でも構造が簡単で安価に実施し得ると共に、
ソフト面でも制御が容易に行える利点がある。
過するときに、そのときのカウンタの計フ数値を当該特
定位置に予め設定されている数値に補正する方法ては、
搬送用移動体の検出手段を各補正地点(例えば各停止位
置)毎に設置ておかなければならず、しかもカウンタの
計数値を、パルスエンコーダから発信されるパルスの時
間間隔以内で前記設定記憶数値に瞬時に置換処理しなけ
ればならないのに対し、本発明の構成によるときは、搬
送用移動体がホームポジションで停止しているときに、
設定された行先に対応する数値を、搬送用移動体の実際
の停止点から設定された行先までの距離に相当する数値
に補正するのであるから、前記のように搬送用移動体が
特定位置に到達したことを検出する検出手段、即ち補正
処理を行うタイミングを得るための手段は全く不要であ
り、しかも搬送用移動体が移動開始する前の時間的余裕
が十分である状態で唯1回の補正処理を行えば良いので
、ハード面でも構造が簡単で安価に実施し得ると共に、
ソフト面でも制御が容易に行える利点がある。
本発明は前記スタッカークレーン1のキヤレツジ7の昇
降停止制御にも活用できるし、スタッカークレーン以外
の搬送用移動体の移動停止制御にも活用できる。
降停止制御にも活用できるし、スタッカークレーン以外
の搬送用移動体の移動停止制御にも活用できる。
第1図はスタッカークレーンと棚とを示す立面図、第2
図は本発明一実施例を示す平面模式図、第3図は補正値
検出手段と制御手段を示す説明図、第4図及び第5図は
補正値コード化による実施例の説明図である。 1・・・・・スタッカークレーン、2・・・・・・棚、
5・・・・クレーン本体、7・・・キヤレツジ、11・
・・・・・棚の各ベイ、12゛・・・・・荷載置部、1
4・・・ラックギヤ、15●●◆●◆●ピニオンギヤ、
16111パルスエンコーダ、17・・・・・・ホーム
ポジション、18・・・・・・加減算カウンタ、19・
・・・・・移動開始基準点、20・・・・・・補正値検
出手段、21,35,39・・・・・・被検出物、22
,37,39・・・・・・検出器、25・・・・・補正
値、26・・・・・・補正値出力回路、27・・・・・
・メモリー、28・・・・・・設定値、29・・・・・
演算回路、30・・・・・・現在値、31・・・・・・
記憶回路、3、2・・・・・・修正設定値、33・・・
・・・比較回路、34・・・・・・停止ブレーキ信号。
図は本発明一実施例を示す平面模式図、第3図は補正値
検出手段と制御手段を示す説明図、第4図及び第5図は
補正値コード化による実施例の説明図である。 1・・・・・スタッカークレーン、2・・・・・・棚、
5・・・・クレーン本体、7・・・キヤレツジ、11・
・・・・・棚の各ベイ、12゛・・・・・荷載置部、1
4・・・ラックギヤ、15●●◆●◆●ピニオンギヤ、
16111パルスエンコーダ、17・・・・・・ホーム
ポジション、18・・・・・・加減算カウンタ、19・
・・・・・移動開始基準点、20・・・・・・補正値検
出手段、21,35,39・・・・・・被検出物、22
,37,39・・・・・・検出器、25・・・・・補正
値、26・・・・・・補正値出力回路、27・・・・・
・メモリー、28・・・・・・設定値、29・・・・・
演算回路、30・・・・・・現在値、31・・・・・・
記憶回路、3、2・・・・・・修正設定値、33・・・
・・・比較回路、34・・・・・・停止ブレーキ信号。
Claims (1)
- 1 搬送用移動体の移動に連動するパルスエンコーダと
、このパルスエンコーダからのパルスを前進時には加算
、後進時には減算するカウンタとを設け、このカウンタ
から得られるパルス数を設定パルス数と比較して搬送用
移動体の移動停止制御を行うようにした装置において、
前記搬送用移動体のホームポジションに設定されている
移動開始基準点と実際の搬送用移動体停止点との間の誤
差を検出する補正値検出手段を設け、搬送用移動体がホ
ームポジションで停止したときの前記カウンタの計数値
と前記検出物手段から得られる補正値とから、設定され
た行先に対応する設定パルス数を、実際の搬送用移動体
停止点から設定された行先までの距離に相当する数値に
補正する演算手段を設けてなる搬送用移動体の移動停止
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15852579A JPS6044203B2 (ja) | 1979-12-05 | 1979-12-05 | 搬送用移動体の移動停止制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15852579A JPS6044203B2 (ja) | 1979-12-05 | 1979-12-05 | 搬送用移動体の移動停止制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5682708A JPS5682708A (en) | 1981-07-06 |
JPS6044203B2 true JPS6044203B2 (ja) | 1985-10-02 |
Family
ID=15673633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15852579A Expired JPS6044203B2 (ja) | 1979-12-05 | 1979-12-05 | 搬送用移動体の移動停止制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6044203B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61255501A (ja) * | 1985-05-07 | 1986-11-13 | Alpine Electron Inc | ロ−タリ−トランス構造 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60118506A (ja) * | 1983-11-30 | 1985-06-26 | Sony Corp | 搬送機制御装置 |
JPS60183406A (ja) * | 1984-03-02 | 1985-09-18 | Yamazaki Mazak Corp | 搬送手段の位置決め方法 |
JPS60183407A (ja) * | 1984-03-02 | 1985-09-18 | Yamazaki Mazak Corp | 搬送手段の位置決め方法 |
DE3421169A1 (de) * | 1984-06-07 | 1985-12-12 | Mauser-Werke Oberndorf Gmbh, 7238 Oberndorf | Verfahren und vorrichtung zum automatischen uebergeben und spannen von werkstuecken |
JPS6137603A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-22 | Daifuku Co Ltd | 入出庫用走行クレ−ンの制御方法 |
JPS6160504A (ja) * | 1984-09-03 | 1986-03-28 | Hitachi Ltd | 移動体の移動停止制御方法 |
JPS61145001A (ja) * | 1984-12-17 | 1986-07-02 | Daifuku Co Ltd | 入出庫用クレ−ンの昇降キヤレツジ制御方法 |
JPS61193903U (ja) * | 1985-05-28 | 1986-12-03 |
-
1979
- 1979-12-05 JP JP15852579A patent/JPS6044203B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61255501A (ja) * | 1985-05-07 | 1986-11-13 | Alpine Electron Inc | ロ−タリ−トランス構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5682708A (en) | 1981-07-06 |
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